JPS61288599A - スピ−カ保護回路 - Google Patents

スピ−カ保護回路

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JPS61288599A
JPS61288599A JP13055385A JP13055385A JPS61288599A JP S61288599 A JPS61288599 A JP S61288599A JP 13055385 A JP13055385 A JP 13055385A JP 13055385 A JP13055385 A JP 13055385A JP S61288599 A JPS61288599 A JP S61288599A
Authority
JP
Japan
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voice coil
impedance
temperature
value
resistance
Prior art date
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Pending
Application number
JP13055385A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiro Oe
大江 吉郎
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ROORAND KK
Roland Corp
Original Assignee
ROORAND KK
Roland Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はスピーカ保護回路に関し、特に、ボイスコイ
ルの発熱による焼損を防止してスビー力を保護するよう
なスピーカ保護回路に関する。
従来の技術 第8図および第9図は従来のスピーカ保護回路を示すブ
ロック図である。
第8図および第9図に示したスピーカ保護回路は、スピ
ーカの耐入力に比べて増幅器から過大入力が加えられた
ときに起こるボイスコイル巻線の焼損を防止するもので
ある。そして、第8図に示したものは信号ラインに振幅
制限器3を設け、スピーカに印加される電圧を制限して
スピーカを保護するものである。すなわち、入力端子1
に入力された音声信号は前置増幅器2で増幅され、振幅
制限器3を介して電力増幅器4に与えられる。振幅制限
器3は最大出力電圧を制限し、スピーカ6を保護するも
のである。電力増幅器4は音声信号を増幅し、スピーカ
キャビネット5内のスピーカ6を駆動する。したがって
、振幅制限器3によってスピーカ6には過大入力が加え
られないため、スピーカを保護できる。
また、第9図に示した保護回路は入力端子1に加えられ
た音声信号を増幅器7で増幅し、ヒユーズ8を介してス
ピーカキャビネット5内のスピーカ6を駆動するもので
ある。ヒユーズ8としては、通常スロープローのものを
使用し、瞬間的な過大入力では切れず、成る程度の出力
が連続して加わった場合にのみ溶断し、スピーカ6を保
護する。
発明が解決しようとする問題点 上述の第8図に示したスピーカ保護回路では、振幅制限
器3により最大出力を抑圧するようにしているため、一
般の音楽信号の再生上不可欠である瞬時的なピーク出力
でクリップを生じ、波形が歪んでしまうという欠点があ
る。また、第9図に示した例では、ヒユーズ8をその定
格の前後で使うため、ヒユーズの本質的な溶断特性から
、スピーカの破壊時に溶断しなかったり、あるいはその
逆の場合がかなりの確立で起こるという欠点があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、従来のスピーカ
保護回路における欠点を解消し得て、スピーカの破損を
有効的に防止し冑るスピーカ保護回路を提供することで
ある。
問題点を解決するための手段 この発明に係るスピーカ保護回路は、スピーカのボイス
コイルに音声信号が入力されたときに、そのボイスコイ
ルの温度上昇に伴って変化するインピーダンスの値を、
その温度に対応して予め記憶手段に記憶しておき、ボイ
スコイルのインピーダンスをインピーダンス検出手段に
より検出し、検出したインピーダンスに対応する温度を
記憶手段から読出手段によって読出し、読出された温度
が予め定める温度以上であれば制御手段により増幅器を
制御して、ボイスコイルに与えられる音声信号のレベル
を低下せしめるように構成したものである。
作用 この発明では、スピーカのボイスコイルは温度上昇に伴
って、そのインピーダンスが変化することに着目し、温
度変化の上昇に伴うインピーダンスの変化を予め記憶し
ておき、検出したボイスコイルのインピーダンスに対応
する温度値が予め定める値以上であれば、増幅器を制御
してボイスコイルに与えられる音声信号のレベルを低下
させる。
したがって、スピーカに過大入力電力が加えられたとき
にのみ増幅器を制御するので、一般の音楽信号の再生上
不可欠な瞬時的ピーク出力で波形歪みを生じることはな
い。
実施例 第1図はこの発明の一実施例の概略ブロック図であり、
第2図はボイスコイルのインピーダンス(公称インピー
ダンス)と温度変化との関係の一例を示す図であり、第
3図はボイスコイルの直流抵抗増加分と温度変化との関
係の一例を示す図である。
まず、第1図を参照して、この発明の一実施例の構成に
ついて説明する。入力端子1に入力された音声信号は前
置増幅器2とリミッタ17とを介して電力増幅器4に与
えられる。リミッタ17はスピーカのボイスコイル61
に過大入力電力が加えられたときに電力増幅器4に入力
する音声信号を制限するものである。電力増幅器4の出
力トランジスタ41と42との接続点には抵抗9とスピ
ーカ6のボイスコイル61との直列回路が接続される。
この抵抗9とボイスコイル61との直列回路に対して、
抵抗10とスピーカ6の周波数特性をシュミレートした
インピーダンス11と可変抵抗器12との直列回路が並
列接続される。すなわち、抵抗9とボイスコイル61と
抵抗10とインピーダンス11と可変抵抗器12とによ
ってブリッジ回路が構成される。
そして、抵抗9とボイスコイル61との接続点はA/D
変換器13に接続され、抵抗10とインピーダンス11
との接続点はA/D変換器14に接続される。A/D変
換器13は抵抗9とボイスコイル61との接続点におけ
る電圧値をディジタル信号(X)に変換してCPIJ1
5に与える。一方、A/D変換器14は抵抗10とイン
ピーダンス11との接続点における電圧値をディジタル
信号(Y)に変換してCPU15に与える。CPU15
はA/D変換器13と14のそれぞれの出力に基づいて
、ブリッジ回路が平衡を保っているか否かを判別し、ボ
イスコイル61が発熱して、そのインピーダンスが変化
し、ブリッジ回路が不平衡になれば、平衡を保つように
可変抵抗器12の抵抗値rを変化させる。〈発熱による
インピーダンス変化は主にスピーカ回路の直流抵抗弁で
ある。
)CP(Jl 5にはメモリ16が接続されている。
このメモリ16は第2図に示すように、温度上昇に伴っ
て変化するボイスコイル61のインピーダンス変化に対
応する第3図に示すような直流抵抗の値を、その温度変
化とともに予め記憶している。
そして、CPU15は可変抵抗器12を変化させたとき
の抵抗値rに相当する温度をメモリ16から読出し、そ
の温度が予め定める値以上であればリミッタ17を制御
して、電力増幅器4に入力される音声信号のレベルを低
下させる。
第4図はこの発明の一実施例の動作を説明するためのフ
ロー図である。
次に、第1図ないし第4図を参照して、この発明の一実
施例の具体的な動作について説明する。
通常状態では、リミッタ17はオフにされていて、入力
端子1に入力された音声信号は前置増幅器2およびリミ
ッタ17を介して電力増幅器4に与えられている。電力
増幅器4の出力トランジスタ41.42は抵抗9を介し
てスピーカのボイスコイル61を駆動する。このとき、
抵抗9の抵抗値をRとし、ボイスコイル61のインピー
ダンスを2とし、抵抗10の抵抗値をR′とし、検出用
インピーダンス11のインピーダンスをZ−とし、可変
抵抗器12の抵抗値r−0とすると、常温ではR:z=
R−:z−の関係を有していて、ブリッジ回路は平衡を
保っている。
しかし、ボイスコイル61に電流が流れると、ボイスコ
イル61が発熱し、その直流抵抗成分が増加し始める。
ここで、温度上昇時におけるボイスコイル61のインピ
ーダンスをZTHとすると、Zr s =Z+r T 
H (rvHは直流抵抗の増加分を表わす。〉で表わすこと
ができる。このように、ボイスコイル61が発熱により
その直流抵抗成分が増加すると、ブリッジ回路が不平衡
となる。このとき、抵抗9とボイスコイル61の接続点
の電圧は、A/D変換器13によってディジタル信号(
X)に変換されてCPL115に与えられる。また、抵
抗10とインピーダンス11との接続点の電圧もA/D
変換器14によってディジタル信号(Y)に変換されて
CPU15に与えられる。CPU15はA/D変換器1
3と14のそれぞれの出力XとYとの差を求める。そし
てその差分値をXで除算し、その除算値が予め定める最
小値になったか否かを判別する。この予め定める最小値
は回路誤差等の原因によりブリッジ回路が完全には平衡
しないので、ブリッジ回路が平衡していると見做せる許
容範囲に設定される。除算値が最小値でなければ、CP
LJ15は可変抵抗12の抵抗値「を変化させる。すな
わち、CPU15はブリッジ回路が平衡を保つように可
変抵抗器12の抵抗値rを変化させる。このように、可
変抵抗器12で抵抗値rを設定すると、ブリッジ回路は
R−R−であるから、−’、Z−/Z=r 、 、 /
r となり、rを求めることによって、ボイスコイル61の
温度を、r丁Hをパラメータとして求めることができる
すなわち、CPL115は可変抵抗器12を制御して、
抵抗値rを変化させ、差分値をXで除痒した値が最小値
になるようにする。そして、除算値が最小値になると、
可変抵抗器12で設定した抵抗値「に対応する温度をメ
モリ16から読出す。
そして、読出した温度が予め定める温度以上であるか否
かを判別し、予め定める温度を越えていればリミッタ1
7をオンし、電力増幅器4に入力される音声信号のレベ
ルを低下させる。
上述のごとく、この実施例では、ボイスコイル61に電
力増幅器4から出力が与えられると、ボイスコイル61
が発熱し、そのインピーダンスが変化することに看目し
、変化したインピーダンスを検出して、対応する温度を
メモリ16から読出し、危険温度になるとリミッタ17
をオンして、スピーカ6の破損を防止できる。
温度上昇によるインピーダンス変化はりアクタンス分の
変化と抵抗弁の変化に基づくものであるが、抵抗変化は
りアクタンス変化に比べてはるかに大きいため、抵抗の
変化のみを検出づ−るだけで十分である。
なお、従来よりボイスコイルのインピーダンスを測定す
る測定装置は公知であるが、これは一定電圧でサイン波
の周波数をスィーブし、各周波数に対するインピーダン
スを測定するものであるので、入力信号の周波数に応じ
て変化するボイスコイルのインピーダンスは従来の測定
装置だけでは測定することはできない。しかし、本願発
明では、ボイスコイル61の発熱に相関して変化するイ
ンピーダンスを検出することができる。
第5図はこの発明の他の実施例を示す概略ブロック図で
あり、第6図は第5図に示すバンドパスフィルタ18.
19のフィルタ特性を示す図である。第5図に示した実
施例は、前述の第1図に示したA/D変換器13.14
のそれぞれの入力側にバンドパスフィルタ18.19を
接続したものである。また、抵抗10と可変抵抗12と
の間に接続されるインピーダンス11に代えて、抵抗値
Rzを有する抵抗20に置き換える。バンドパスフィル
タ18.19は第6図の点線で示すように、200ない
し1  kHzの音声信号成分のみを抽出する特性を有
している。
このように、バンドパスフィルタ18.19を設けたの
は、一般に、スピーカは低域では共振点によりボイスコ
イルのインピーダンスが大きく、また高域ではインダク
タンスの上昇に伴ってインピーダンスも大きくなるので
、電圧駆動では高域。
低域に大きな電力が入らない。また、たとえばギター用
スピーカでは、ギターの出力が200Hzないし1  
kH,z付近の周波数帯域において最も高く、しかも持
続性があり、この帯域においてボイスコイルが焼は切れ
やすい。そこで、インピーダンスが概略一定で低い20
0Hzないし1kllZの帯域では、直流抵抗以外の影
響が小さいものとして、第1図に示したインピーダンス
11を抵抗20に置き換えることが可能となる。なお、
この第5図に示す動作は第1図に示した動作と同じであ
る。
第7図はこの発明のその他の実施例を示すブロック図で
ある。この第7図に示す実施例は、ボイスコイル61に
流れる電流を検出コイル21によって検出し、検出した
電流値をバンドパスフィルタ19を介してA/D変換器
14に与えてディジタル信号に変換してCPU15に与
える。また、インピーダンス61に加わる電圧を、バン
ドパスフィルタ18を介してA/D変換器13に入力し
、電圧値をディジタル信号に変換してCPU15に与え
るようにしたものである。そして、CPLJ15はボイ
スコイル61に印加された電圧を電流により除算するこ
とによって、インピーダンス変化を求めるようにしたも
のである。なお、バンドパスフィルタ18.19は前述
の第5図の実施例と同様にして、200H2ないし1k
Hzの帯域における電圧および電流を抽出する。200
Hzないし1kHzの間は前述のようにインピーダンス
一定であるので、検出されたインピーダンス変化はボイ
スコイルの温度上昇によるものと考えてよい。このよう
に、ボイスコイル61に流れる電流と加えられる電圧と
に基づいて、インピーダンス(ボイスコイル61の温度
上昇に伴う抵抗成分の変化)を検出することができる。
発明の効果 以上のように、この発明によれば、ボイスコイルの温度
上昇に伴うインピーダンス変化を予め記憶しておき、ボ
イスコイルのインピーダンスを検出して、検出したイン
ピーダンスの値に対応する温度を読出し、その温度が予
め定める温度以上になったとき増幅器を制御して、ボイ
スコイルに与えられる音声信号のレベルを低下せしめて
スピーカの破損を防止することができる。したがって、
従来のように振幅制限器やヒユーズなどを用いたものに
比べて、瞬時入力においても歪みを生じることはなく、
過大入力電力に対してスピーカを保護することができる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の概略ブロック図である。 第2図はボイスコイルのインピーダンスと温度変化との
関係の一例を示す図である。第3図はボイスコイルの直
流抵抗増加分と温度変化との関係の一例を示ず図である
。第4図はこの発明の一実施例の動作を説明するための
フロー図である。第5図はこの発明の他の実施例の概略
ブロック図である。第6図は第5図に示すバンドパスフ
ィルタのフィルタ特性を示す図である。第7図はこの発
明のその他実施例の概略ブロック図である。 第8図および第9図は従来のスピーカ保護回路を示すブ
ロック図である。 図において、4は電力増幅器、9.10は抵抗、12は
可変抵抗器、13.14はA/D変換器、15はCPL
I、16はメモリ、17はリミッタ、18.19はバン
ドパスフィルタ、21は検出コイル、61はボイスコイ
ルを示す。 (ばか2名) 第10 +V 温/fLT(”C) 第5図 →V 第6図 周波紋f  [Hz]

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ボイスコイルの温度上昇に伴って変化するインピ
    ーダンスの値をその温度に対応して予め記憶する記憶手
    段と、 増幅器からスピーカのボイスコイルに音声信号が入力さ
    れたときに、前記ボイスコイルのインピーダンスを検出
    するためのインピーダンス検出手段と、 前記インピーダンス検出手段によって検出されたインピ
    ーダンスの値に基づいて、前記記憶手段からそのインピ
    ーダンス値に対応する温度を読出す読出手段と、 前記読出手段によつて読出された温度が予め定める温度
    以上になつたとき、前記増幅器を制御して前記ボイルコ
    イルに与えられる音声信号のレベルを低下せしめる制御
    手段とを備えた、スピーカ保護回路。
  2. (2)前記インピーダンス検出手段は、 少なくとも前記ボイスコイルの抵抗成分と可変抵抗とを
    含み、前記ボイスコイルが常温状態で平衡状態となるブ
    リッジ回路と、 前記ボイスコイルの温度上昇に伴つて前記ブリッジ回路
    が不平衡になつたことに応じて、前記ブリッジ回路が平
    衡となるように前記可変抵抗を変化させ、変化させた抵
    抗値を前記ボイスコイルの抵抗変化分として出力する手
    段とを含む、特許請求の範囲第1項記載のスピーカ保護
    回路。
  3. (3)前記インピーダンス検出手段は、前記ボイスコイ
    ルに加えられる電圧と該ボイスコイルに流れる電流とを
    検出し、検出した電圧値を検出した電流値により除算し
    てインピーダンスを求める手段を含む、特許請求の範囲
    第1項記載のスピーカ保護回路。
JP13055385A 1985-06-14 1985-06-14 スピ−カ保護回路 Pending JPS61288599A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017059877A (ja) * 2015-09-14 2017-03-23 株式会社Jvcケンウッド スピーカ保護装置及びスピーカ保護方法
KR20200072296A (ko) * 2018-12-12 2020-06-22 현대자동차주식회사 차량 및 차량의 제어방법

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