JPS6128815Y2 - - Google Patents

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JPS6128815Y2
JPS6128815Y2 JP19417484U JP19417484U JPS6128815Y2 JP S6128815 Y2 JPS6128815 Y2 JP S6128815Y2 JP 19417484 U JP19417484 U JP 19417484U JP 19417484 U JP19417484 U JP 19417484U JP S6128815 Y2 JPS6128815 Y2 JP S6128815Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、たとえば天井の照明器具取付部分に
装飾用として取り付けるに好適な、額縁状の天井
装飾体に関するものである。
(従来技術) 従来、天井に装飾を施す場合には、角材もしく
は角材等に切削加工を施して、デザイン的に工夫
をした曲面が形成されたものを用い、建築現場に
おいて裁断し組み立て施工をしたり、また実開昭
52−115520号にみられるごとく、複数本の角材を
固着してその内側部分に合板を固着したものが提
供されている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のような加工材や角材では非常に重量があ
るため、天井の構造そのものから重量に耐え得る
ような構造としなければならない。従つて、天井
の構造そのものの施工に非常に費用がかかり、し
かも高級材が近年高価となつているためにますま
す費用の増大に拍車をかけることになる。
本考案は、以上の事情を考慮し、天然木で作ら
れたと同様な外観を呈し、しかも曲面等が形成さ
れデザイン的に優れた装飾体であるにもかかわら
ず、極めて低コストで多量的に生産でき、また軽
量で極めて容易に天井に取り付けることができる
天井装飾体を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本考案は、その表面に表面材が貼着
された台板の裏面に刻設された凹溝を拡開するよ
うに、表面材とともに台板を折曲して断面円弧状
に形成された折曲装飾部材が、支持部材の角に対
する斜辺となる略直角三角形を形成するように、
該折曲装飾部材が、支持部材の両端に固定された
外枠部材と内枠部材との間に架け渡され、且つ該
折曲装飾部材の裏面に薄板を折曲して断面円弧状
に形成された補強片が添着されるとともに、外枠
部材および該外枠部材の枠内の奥まつた位置に配
設された内枠部材が、薄板にて形成され支持部材
片のなす角度が直角を形成する断面L字状の支持
部材の両端に固定され、支持部材と折曲装飾部材
により外枠部材と内枠部材を角部位とする略直角
三角形状の中空部が形成されたことを特徴とする
ものである。
この考案の上述の目的、その他の目的、特徴お
よび利点は、図面を参照して行なう以下の実施例
の詳細な説明から一層明らかとなろう。
(実施例) 本考案を、図面に示した一実施例に従つて説明
する。
第1図は、天井装飾体1を示し、該天井装飾体
1は、木質系材料を用いて形成されたものであ
り、方形の外枠部材2の枠内の奥まつた位置に内
枠部材3が配設固定され、外枠部材2と内枠部材
3間に、折曲装飾部材5a,5b,5c,5dが
配設固定されるとともに、断面L字状で平面方形
の支持部材4が折曲装飾部材5a,5b,5c,
5dの裏面側で外枠部材2と内枠部材3間に架け
渡され、折曲装飾部材5a,5b,5c,5d
が、支持部材4の角に対する斜辺となる略直角三
角形を形成するように形成されている。すなわ
ち、第2図および第3図で示されるように、支持
部材4は、合板等の薄板で構成された支持部材4
aの一端縁ともう一方の同様の支持部材片4bの
一端縁とそのなす角度が直角を形成するように接
合固定されたものであり、該支持部材片4aの他
端縁が外枠部材2の上面に形成された条溝2aに
嵌合固定され、また他方の支持部材片4bの他端
縁において内枠部材3の上面と接合固定されてい
る。すなわち、支持部材4と折曲装飾部材5a,
5b,5c,5dにて、外枠部材2と内枠部材3
を角部位とする略三角形状の中空部が形成される
ように架設され、本天井装飾体1の全体を下部か
ら見上げると、外枠部材2の枠内上方に内枠部材
3が配設されているように形成されている。
折曲装飾部材5a,5b,5c,5dは、外枠
部材2と内枠部材3との間に配設されており、そ
の一端縁が外枠部材2の内周縁に固着支持され、
もう一方の端縁が内枠部材3の外周縁に固着支持
されている。該折曲装飾部材5a,5b,5c,
5dは、第4図に示されるように台板5′に塩化
ビニル樹脂シートなどの可撓性シートからなる表
面材5″が積層、接着された合板により形成さ
れ、その台板5′には折曲加工を容易になすため
に凹溝6が刻設されたものを利用し、該凹溝6を
拡開して適宜な円弧状となるまで折曲し、該凹溝
6内に接着剤を充填し、接着剤を乾燥固化させる
ことにより断面円弧状に形成されたものである。
この折曲装飾部材5a,5b,5c,5d相互
間は、つき合わせ端面を所要角度の傾斜面に仕上
げて接着されている。
そして、折曲装飾部材5a,5b,5c,5d
の裏面側には、第2図および第3図で示されるよ
うに、合板等で形成された補強片7が添着され、
折曲装飾部材5a,5b,5c,5dを裏面より
補強し、折曲装飾部材5a,5b,5c,5dを
所定の形状に固定している。該補強片7は、第3
図および第5図に示すように、折曲装飾部材5
a,5b,5c,5dと当接する側表面に、適宜
間隔でV字溝8が刻設され、該V字溝8を閉合す
るように折曲され接着剤が充填固化されて断面円
弧状に形成されたものである。
なお、本実施例では外枠部材2および内枠部材
3とも、上記の折曲装飾部材5a,5b,5c,
5dと外観的統一を図るために、台板の表面に同
一材料たる可撓性シートからなる表面材が積層、
接着された合板を表面板2′として貼着してい
る。すなわち、外枠部材2についていえば、V字
溝が裏面に刻設された表面板2′をV字溝部位に
おいて屈曲しまたは拡開して、所定の断面形状を
有する屈曲板となし、台板2″の表面に貼着して
いる。内枠部材3についても同様である。
上記の実施例では、全体を下方から見上げて方
形の天井装飾体が形成されているが、たとえば六
角形や八角形など、他の多角形の装飾体とするこ
とももちろんできる。
なお、上記の実施例に用いられた材料は一例に
すぎず、各種の木質系材料を用いることができ
る。
例えば、天然木,ベニヤ板,各種合板,パーテ
イクルボード,フアイバーボードなどはその適例
である。
天井への取付けとしては、第2図に示すように
天井に取付け用孔9を穿設して、該取付け用孔9
に天井装飾体1の胴部以上を下方より挿入し、天
井装飾体の外枠部材2を天井の取付け用孔9の孔
縁に密着させ、装飾体を天井裏より吊り下げるよ
うに固定するか野縁や野縁受を組込み固定する。
なお、内枠部材3上面段部3aに、第3図に示す
ように装飾を施した天板10を取付けてもよい。
第6図は、天井へ取付けられた状態を示してい
る。
(考案の効果) 本考案は、上記のように多角形状の外枠部材の
枠内に、支持部材を介して内枠部材が奥まつた位
置に配設固定され、前記外枠部材と内枠部材との
間に、折曲装飾部材が架け渡され、外枠部材と内
枠部材を角部位とする支持部材と折曲装飾部材に
より略直角三角形状の中空部が形成されるように
架設されたものであるから、全体として軽量であ
りしかもコンパクトにまとめることができる。
しかも、折曲装飾部材は台板の表面に可撓性シ
ートからなる表面材が貼着されるとともに該台板
の裏面の凹溝を拡開するように表面材とともに台
板を折曲して断面円弧状に形成されているため
に、外観美麗で非常に高級感のあふれる外観豪華
な装飾体となすことができ、しかも高級材をその
まま用いる場合と比較して低コストで生産でき
る。
また、折曲装飾部材の裏面には、薄板を折曲し
て断面円弧状に形成された補強片が添着されてい
るため、支持部材等で支持することがなく両端で
支持するのみで折曲装飾部材は充分な強度を有
し、耐久性がある。
このように、本願考案にかかる天井装飾体は、
天井への取付け工事も極めて容易であり、高級材
を大工仕事で天井装飾物として取付けるのとは異
なり、製造面そして施工工事や運搬・保管面から
みても、極めて優れている等実用的装飾的効果大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図である。第
2図は第1図A−A線断面図である。第3図は同
上装飾体の要部の拡大断面図である。第4図は折
曲加工前において凹溝が刻設された折曲装飾部材
の拡大断面図である。第5図は要部の拡大断面図
である。第6図は使用状態図である。 図において、1は天井装飾体、2は外枠部材、
3は内枠部材、4は支持部材、5a,5b,5
c,5dは折曲装飾部材、5′は台板、5″は表面
材、6は凹溝、7は補強片、8はV字溝部位、9
は取付け用孔である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 台板の表面に可撓性シートからなる表面材が
    貼着されるとともに該台板の裏面に刻設された
    凹溝を拡開するように表面材とともに台板を折
    曲して断面円弧状に形成された折曲装飾部材
    と、外枠部材および該外枠部材の枠内の奥まつ
    た位置に配設された内枠部材と、薄板にて形成
    された支持部材片のなす角度が直角を形成する
    断面L字状の支持部材とから構成され、折曲装
    飾部材が支持部材の角に対する斜辺となる略直
    角三角形を形成するように、折曲装飾部材が、
    支持部材の両端に固定された外枠部材と内枠部
    材との間に架け渡され、且つ該折曲装飾部材の
    裏面に薄板を折曲して断面円弧状に形成された
    補強片が添着され、支持部材と折曲装飾部材に
    より外枠部材と内枠部材を角部位とする略直角
    三角形状の中空部が形成されたことを特徴とす
    る天井装飾体。 2 補強片は、裏面に刻設された凹溝を閉合する
    ように折曲され接着剤が充填固化されて断面円
    弧状に形成されたものである実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の天井装飾体。 3 外枠部材と内枠部材は、台板の表面に折曲装
    飾部材の表面材と同質の表面材が積層、接着さ
    れた合板をもつて、該台板の裏面に刻設された
    V字溝部位において屈曲しまたは拡開して、台
    材の外形に対応する断面形状を有する屈曲板と
    なし、台材の表面に貼着して形成された実用新
    案登録請求の範囲第1項または第2項記載の天
    井装飾体。 4 支持部材は、薄板からなる支持部材片の一端
    縁ともう一方の支持部材片の一端縁とが直角を
    形成するように断面L字状に接合固定された実
    用新案登録請求の範囲第1項,第2項または第
    3項記載の天井装飾体。
JP19417484U 1984-12-20 1984-12-20 天井装飾体 Granted JPS60141311U (ja)

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JPS60141311U JPS60141311U (ja) 1985-09-19
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