JPS61287583A

JPS61287583A - 軽量形鋼を使用する梱包方法

Info

Publication number: JPS61287583A
Application number: JP11767885A
Authority: JP
Inventors: 俊司井上; 柴木　恒良; 萱野　勝重
Original assignee: KYORITSU ENTERP KK; NITTETSU KAATENOOLE KK; UEGUMI KK
Current assignee: KYORITSU ENTERP KK; NITTETSU KAATENOOLE KK; UEGUMI KK
Priority date: 1985-06-01
Filing date: 1985-06-01
Publication date: 1986-12-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、例えば建築物のカーテンウオール（外壁材）
等のような比較的大きな板状の被梱包物を輸送するのに
適した軽量形鋼を使用する梱包方法に関するものである
。

（従来の技術）カーテンウオールのような被梱包物を梱包する従来の方
法は、木材によって梱包箱を形成し、この木製の４１１
包箱内に、数個のカーテンウオールをそれぞれバンキン
グ材を介して積み重ねて挿入した後、梱包箱を閉塞して
いた。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら木材製の梱包箱は、鋼製のものと比較する
と、部材寸法が大きいため、梱包箱全体の外形容積が大
きくなるから、船積み輸送等の場合は外形容積によって
運賃が左右されるので、輸送コストが高くなるという問
題点があった。

また−ヒ述したように数個の被梱包物をそのままの状態
で、バッキング材等を介して積み重ねる方法は、バッキ
ング材等を多量に必要とする上に、梱包および開梱時に
被梱包物の梱包箱に対する出し入れ作業に多くの手数が
かかると共に、被梱包物がカーテンウオールの場合は建
築現場において、カーテンウオールを吊り上げたり、吊
り降しする場合に、吊り索をカーテンウオールに繋止す
るために余分の手数がかかる等という問題点があり、さ
らに木材製の梱包箱は一回限りで、何回も使用できない
ため不経済であるという欠点がある。

（問題点を解決するための手段）上述の問題点を解決するため本発明においては、軽量形
鋼を枠組みして形成した複数の面体を、ポル１結合によ
り組み合わせて梱包箱とし、この内部に挿入する被梱包
物に吊りフックを有する複数のブラケットをボルト結合
により突設し、これらブラケットを前記梱包箱を形成す
る面体にボルト結合することにより被梱包物を梱包箱内
に宙吊り状態で固定するようにする。

（作用）上述のように本発明においては、軽量形鋼を枠組みして
形成した複数の面体を、ボルト結合により組み合わせて
梱包箱としたから、従来の木材製の梱包箱と比較すると
、部材寸法が小さくなると共に、梱包箱全体の外形容積
も小さくなるため、輸送コストを軽減することができる
。

また本発明においては、軽量形鋼製の梱包箱の内部に挿
入する被梱包物に、吊りフックを有する複数のブラケッ
トをボルト結合により突設し、これらブラケノｉ〜をＡ
ｉｉ記梱包箱を形成する面体にホルト結合することによ
り被梱包物を梱包箱内に宙吊り状態で固定するようにし
たから、従来のバッキング材を介して積み重ねる方法と
比較した場合、多量のバッキング材が不要となる。

またブラケットのωリフツクを使用して吊り上げ、吊り
降しか容易にできるから、梱包および開梱時の作業が容
易になると共に、被梱包物がカーテンウオールの場合は
、建築現場におけるカーテンウオールの搬送作業も容易
になる。

さらに本発明において使用する軽量形鋼製の梱包箱はボ
ルト結合によって組み立てられているため、分解および
組立が容易で、何回でも繰り返し使用できるから非常に
経済的である。

（実施例）以下図面について本発明の一実施例を説明する。

図中１は被梱包物であるカーテンウオール、２は各種の
軽量形鋼である。

本実施例においては、軽量形鋼２を枠組みして大面立方
体の各面体を形成する。ずなわち３は底面体、４は前面
体、５は後面体、６は左側面体、７は右側面体、８は上
面体である。そしてこれらの各面体３〜８をそれぞれボ
ルト結合により組み合わせて梱包箱Ａを構成する。

なお第１図は前面体４を取り外した状態を示し、第２図
は上面体８を取り外した状態を示し、第５図は前面体４
および上面体８を取り外した状態を示している。

また第４図に詳細に示すように、吊りフック９を一体に
形成したアングル材製のプラケソ目Ｏを、被梱包物であ
るカーテンウオール１の四隅部（第２図参照）にボルト
結合して、それぞれブラケット１０の一部を外方へ突設
する。１１はその結合用のボルトおよびナンドである。

そして梱包箱Ａ内にカーテンウオール１を格納するには
、第５図に示すように上面体８を取り外した状態で、カ
ーテンウオール１に固定したフック９にかけ渡した吊り
索１２を介してクレーンのフック１３によりカーテンウ
オール１を吊り上げると共に、梱包箱Ａの直上よりカー
テンウオール１を吊り降して、まず最下部のカーテンウ
オール１を底面体３より浮かした状態で、前記ブラゲソ
目０をそれぞれ左側面体６および右側面体７にボルト結
合することにより梱包箱Ａ内にカーテンウオール川を固
定する。なお１４はそのボルトおよびナンドである。

つぎに下から二段目のカーテンウオール１を最下位のカ
ーテンウオール１とわずかな間隔をおいた状態で、前述
した方法で梱包箱Ａ内に挿入して固定し、同様の方法で
各段のカーテンウオール１をすべて梱包箱Ａ内に宙吊り
状態で固定する。

そして最上位のカーテンウオールｌをセットし了ったな
らば、−ｈ面体Ｂを梱包箱Ａの上面にあてがってボルト
結合する。この場合必要があれば、木製の合板１５を軽
量形鋼２に釘打ちにより取り付けることができる。また
必要があれば、この梱包箱Ａをビニールシート（図示せ
ず）等により被覆してもよい。

また梱包を解く時は、前述した逆の操作によって、梱包
箱Ａ内の各カーテンウオール１を取り出ずことができる
が、この場合カーテンウオール１には吊りフック９が固
定されているため、吊り作業を能率よく行うことができ
る。

（発明の効果）」−述のように本発明においては、軽量形鋼を枠組みし
て形成した複数の面体を、ボルト結合により組み合わせ
て梱包箱としたから、従来の木材製の梱包箱と比較する
と、部材寸法が小さくなると共に、梱包箱全体の外形容
積も小さくなるため、輸送コストを大巾に軽減できると
いうすぐれた効果が得られる。

また本発明においては、軽量形鋼製の梱包箱の内部に挿
入する被梱包物に、吊りフックを有する複数のブラケッ
トをボルト結合により突設し、これらブラケットを前記
梱包箱を形成する面体にボルト結合することにより被梱
包物を梱包箱内に宙吊り状態で固定するようにしたから
、従来のバッキング材を介して積み重ねる方法と比較し
た場合、多量のバッキング材が不要となるから、本発明
はこの点においても非常に経済的である。

また本発明によれば、ブラケソ１〜の吊りフックを使用
して品す−ヒげ、吊り降しが容易にできるから、梱包お
よび開梱時の作業が容易になると共に、被梱包物がカー
テンウオールの場合は建築現場におけるカーテンウオー
ルの搬送作業も非常に容易になって作業能率が向上する
。

さらに本発明において使用する軽量形鋼製の梱包箱はボ
ルト結合によって組み立てられているため、分解および
組立が容易で、何回でも繰り返し使用できるから、本発
明はこの点からも非常に経済的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る梱包箱の前面体を取り外した状態
を示す正面図、第２図はその上面体を取り外した状態を示す平面図、第３図は同側面図、第４図（ａｌはブラケットによる結合部の部分正面図、
同図＋１＋１はその側面図、第５図は本発明方法の説明図である。１・・・カーテンウオール（被梱包物）２・・・軽量形
鋼　　　　　３・・・底面体４・・・前面体　　　　　
　５・・・後面体６・・・左側面体　　　　　７・・・
右側面体８・・・上面体　　　　　　Ａ・・・梱包箱９
・・・吊りフック　　　　１０・・・ブラケソト区　　
へ！寸　　ロ

Claims

【特許請求の範囲】

１、軽量形鋼を枠組みして形成した複数の面体を、ボル
ト結合により組み合わせて梱包箱とし、この内部に挿入
する被梱包物に、吊りフックを有する複数のブラケット
をボルト結合により突設し、これらブラケットを前記梱
包箱を形成する面体にボルト結合することにより被梱包
物を梱包箱内に宙吊り状態で固定するようにしたことを
特徴とする軽量形鋼を使用する梱包方法。