JPS61287560A - 容器蓋における弱化ライン形成方法及び装置 - Google Patents

容器蓋における弱化ライン形成方法及び装置

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JPS61287560A
JPS61287560A JP60116397A JP11639785A JPS61287560A JP S61287560 A JPS61287560 A JP S61287560A JP 60116397 A JP60116397 A JP 60116397A JP 11639785 A JP11639785 A JP 11639785A JP S61287560 A JPS61287560 A JP S61287560A
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stationary
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亘 宇都宮
修 石井
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村山 柏
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、容器蓋の合成樹脂製スカート壁の下部に、周
方向に間隔を置いて周方向に延びる複数個のスリットと
かかるスリット間に残留する複数個の橋絡部とから成る
弱化ラインを形成する方法及び装置に関する。
〈従来技術〉 飲食料用瓶の如き容器のための、所謂ピルファープルー
フ特性(不正防止特性)を有する容器蓋としては、当業
者には周知の如く、天面壁とこの天面壁から垂下する筒
状スカート壁とを有し、上記スカート壁の下部には、周
方向に間隔を置いて周方向に延びる複数個のスリットと
かかるスリット間に残留する複数個の橋絡部とから成る
弱化ラインが設けられている型式のものが広く実用に供
されている。
かような型式の容器蓋における上記弱化ラインは、一般
に、スカート壁に周方向に所要間隔を置いて半径方向に
貫通する切込みを生成し、かくして上記スリットを形成
する。而して、近時においては、アルミニウム基合金又
はクロム処理鋼の如き金属薄板に代えて、少なくともス
カート壁の下部、通常は天面壁及びスカート壁の全体を
、ポリプロピレン又はポリエチレンの如き適宜の合成樹
脂から形成した容器蓋が提案され実用に供されるように
なってきたが、少なくともスカート壁の下部が合成樹脂
製の場合、上記弱化ラインの形成に関して、次の通りの
解決すべき問題が存在する。
即ち、上記弱化ラインにおける複数個のスリソト間に残
留する複数個の橋絡部は、容器の口頚部に容器蓋を装着
して容器を密封する際には破断されることなく維持され
ることが重要であるが、容器の口頚部から容器蓋を離脱
せしめて容器を開封する際には、上記橋絡部の少なくと
も大部分は充分容易に破断されることが重要である。か
ような点からして、上記橋絡部の残留断面積は、充分精
密に所要範囲にせしめられることが重要である。
而るに、スカート壁が金属薄板製の場合は、スリット間
の間隔を所要通りの小さい値にせしめてスリットを形成
し、かくして橋絡部の断面積を所要範囲にせしめること
ができる。しかしながら、スカート壁が合成樹脂製の場
合、比較的大きな弾性を有する故に金属薄板に比べて所
謂切断特性が不良である等に起因して、スリット間の間
隔を所要通りの小さい値にせしめると、スリットの切込
みの際に橋絡部が破断してしまう傾向がある。かような
傾向を回避するためには、スリット間の間隔は所要値よ
りも太き(することが必要であり、そうすると橋絡部の
残留断面積を所要範囲にせしめるためには、橋絡部にお
いて半径方向に部分的に切込みを生成することが必要に
なる。
そこで、特開昭56−161953号公報には、周方向
に間隔を置いて位置する貫通切込み用切断刃とかかる貫
通切込み用切断刃間に位置する部分切込み用切断刃とを
有し、部分切込み用切断刃の前縁は貫通切込み用切断刃
の前縁より所定量だけ引込んでいる形態の切断工具(上
記特開昭56−161953号公報の特に第4図を参照
されたい)を使用して、合成樹脂製スカート壁に上記弱
化ラインを形成することが提案されている。上記形態の
切断工具を作用せしめて合成樹脂製スカート壁に切込み
を生成すると、上記貫通切込み用切断刃によって生成さ
れる半径方向貫通切込みによってスリットが形成される
と共に、上記部分切込み用切断刃によってスリット間の
橋絡部に半径方向部分切込みが形成され、かくして橋絡
部の残留断面積が所要範囲にせしめられる。
然るに、特開昭56−161953号公報に開示されて
いる通りの弱化ライン形成方式も、未だ充分に満足し得
るものではなく、(イ)切断工具の製作が比較的困歎且
つ高価である、(El)合成樹脂材料等に応じて橋絡部
における部分切込み深さを適宜に変更乃至調整すること
が望まれることが少なくないが、橋絡部における部分切
込み深さは上記貫通切込み用切断刃の前縁に対する上記
部分切込み用切断刃の前縁の引込み量によって一義的に
規定される故に、新たな切断工具を製作しない限り橋絡
部における部分切込み深さの変更乃至調整が不可能であ
る、(ハ)橋絡部の残留形状乃至寸法(従って残留断面
積)が一定せず不安定である(この理由は必ずしも明確
ではないが、本発明者等は、貫通切込み用切断刃と部分
切込み用切断刃との異種の切断刃が同時に作用すること
に起因すると推定している)、等の解決すべき問題を有
する。
〈発明の目的〉 本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、上記(
() 、 (o) 、及び(ハ)等の問題を解決し、合
成樹脂製スカート壁の下部に、周方向に間隔を置いて貫
通切込みを生成してスリットを形成し且つかかるスリッ
ト間の橋絡部において所要深さの部分切きる、新規且つ
優れた方法及び装置を提供することである。
〈発明の要約〉 本発明者等は、鋭意研究及び実験の結果、驚くべきこと
に、合成樹脂製スカート壁の下部に周方向に間隔を置い
て貫通切込みを生成してスリットを形成する貫通切断工
程と、上記スリット間において半径方向部分切込みを生
成して橋絡部の残留断面積を所要値にせしめる部分切断
工程とを、夫々別個独立に遂行すれば、上記問題(()
 、 (0)及び(ハ)を解決し上記目的を達成するこ
とができることを見出した。
即ち、本発明によれば、天面壁と該天面壁から垂下する
筒状スカート壁とを有し、且つ少なくとも該スカート壁
の下部は合成樹脂製である容器蓋の、該スカート壁の下
部に、周方向に間隔を置いて周方向に延びる複数個のス
リットと該スリット間に残留する複数個の橋絡部とから
成る弱化ラインを形成する方法にしてノ 周方向に間隔を置いて該スカート壁の下部に、半径方向
に貫通し且つ周方向に延びる複数個の切込みを生成する
貫通切断工程と、 該貫通切断工程とは別個に、少なくとも該複数個の橋絡
部にせしめられる部位の大部分の部位において、該スカ
ート壁の下部に半径方向に見て部分的に切込みを生成す
る部分切断工程と、を含むことを特徴とする方法が提供
される。
また、本発明によれば、天面壁と該天面壁から垂下する
筒状スカート壁とを有し且つ少なくとも該スカート壁の
下部は合成樹脂製である容器蓋の、該スカート壁の下部
に、周方向に間隔を置いて周方向に延びる複数個のスリ
ットと該スリット間に残留する複数個の橋絡部とから成
る弱化ラインを形成する装置にして、 回転自在に装着された支持体と、 周方向に間隔を置いて該支持体に装着された複数個の容
器蓋搬送手段であって、それ自身の中心軸線を中心とし
て回転自在に装着された内側切断具を含むところの容器
蓋搬送手段と、 該支持体を回転せしめて、供給域、切断域及び排出域を
順次に通る円形移動径路を通して該容器蓋搬送手段を移
動せしめるための回転駆動源と、該容器蓋搬送手段が該
円形移動径路に沿って移動せしめられる際に、該内側切
断具をそれ自身の中心軸線を中心として回転せしめる自
転手段と、該供給域において該容器蓋搬送手段に容器蓋
を供給するための容器蓋供給手段と、 該切断域の上流部において該内側切断具の該円形移動径
路に沿って円弧状に延びる第1の静止外側切断具と、 該切断域の下流部において該内側切断具の該円形移動径
路に沿って円弧状に延びる第2の静止外側切断具と、 該排出域において該容器蓋搬送手段から容器蓋を排出す
るための容器蓋排出手段と、を具備し、該供給域におい
て該容器蓋搬送手段に供給された容器蓋は、該内側切断
具に被嵌され、該切断域においては、該第1の静止外側
切断具及び該第2の静止外側切断具に当接せしめられて
転動され、かくして該第1の静止外側切断具と該第2の
静止外側切断具との一方により、周方向に間隔を置いて
該スカート壁の下部に、半径方向に貫通し且つ周方向に
延びる複数個の切込みが生成され、該第2の静止外側切
断具の他方により、少なくとも該複数個の橋絡部にせし
められる部位の大部分の部位において該スカート壁の下
部に半径方向に見て部分的に切込みが生成される、 ことを特徴とする装置が提供される。
〈発明の好適具体例〉 以下、添付図面を参照して更に詳細に説明する。
第1図は、本発明に従って弱化ラインが形成される前の
容器蓋を図示している。第1図に図示する容器蓋2は、
圧縮成形又は射出成形の如き適宜の成形法によってその
全体がポリプロピレン又はポリエチレンの如き適宜の合
成樹脂材料から成形されている。この容器M2は、円形
状の天面壁4とこの天面壁4の周縁から垂下する円筒形
状のスカート壁6とを具備している。スカート壁6は、
上部8と下部10を含み、上部8は比較的肉厚であり、
下部10は上部8に続く中間肉厚の部分12と比較的肉
薄の部分14とを有する。スカート壁6の上部8の上端
部内周面には、そこから半径方向内方に突出する環状突
条16が形成されている。また、スカート壁6の上部8
の内周面には、雌螺条18も形成されている。スカート
壁6の上部8の外周面には、そこに指をかけて容器M2
を回転せしめる際の指の滑りを防止するための凹凸乃至
ローレット形成20が形成されている。一方、スカート
壁6の下部10、更に詳しくはその比較的肉薄の部分1
4の内周面には、周方向に間隔を置いて複数個の係止フ
ラップ片22が形成されている(かかる係止フラップ片
22は、容器の口頚部に容器蓋2が所要通りに装着され
ると、口頚部の外周面に形成されている環状係止フラン
ジに係止せしめられる)。
第1図と共に第2図を参照して説明すると、本発明は、
上記容器蓋2におけるスカート壁6の下部10に全体を
番号24で示す弱化ラインを形成し、そしてまた上記容
器蓋2におけるスカート壁6の下部10に縦切込み25
を形成することに関する。図示の具体例においては、第
2図に明確に図示する如く、容器蓋2におけるスカート
壁6の下部10の、中間肉厚の部分12に弱化ライン2
4が形成される。この弱化ライン24は、周方向に間隔
を置いて周方向に延びる複数個のスリット26とかかる
スリット26間に残留せしめられている橋絡部28とか
ら構成されている。橋絡部28のうちの1個28Aは、
他の橋絡部28よりも周方向寸法及び/又は半径方向寸
法が大きくせしめられており(この点については後に更
に言及する)、他の橋絡部28よりも強度が増大せしめ
られた高強度橋絡部にせしめられている。そして、縦切
込み25は、この高強度橋絡部28Aの少なくとも片側
、図示の場合は両側に整合乃至近接した位置から下方に
延びている。かかる縦切込み25は、スカート壁6の下
端まで延びていてもよいが、図示の具体例においては、
スカート壁6の下部10の、中間肉厚の部分12の下端
までしか延びていない。
図示の具体例においては、後に詳述する通りにして容器
蓋2に弱化ライン24及び縦切込み25を形成した後に
(或いはその前に)、第2図に図示する如く、天面壁4
の内面に密封ライナー29が施される。かかる密封ライ
ナー29は、倒立状態に保持されている容器蓋2の天面
壁4の内面に適宜の合成樹脂でよい溶融状態のライナー
素材を供給し、次いで容器蓋2内に所要形状に型押工具
を挿入し、かくして天面壁4の内面と環状突条16とに
よって規定される領域に型押成形することによって、好
都合に施すことができる。
第2図に図示する上記容器蓋2は、容器の口頚部(図示
していない)に被嵌し、次いで第2図において上方から
見て時計方向に容器蓋2を回転せしめ、かくして容器蓋
2の雌螺条18を口頚部の外周面に形成されている雌螺
条に充分に螺着することによって、口頚部に装着される
。かくすると、容器蓋2の係止フラップ片22が口頚部
の外周面に形成されている環状係止フランジを通過して
その下面に係止し、そして密封ライナー29が口頭部の
頂面に密接せしめられて口頚部を密封する。
容器の開封のために容器蓋2を第2図において上方から
見て反時計方向に回転せしめると、弱化ライン24にお
ける高強度橋絡部28A以外の橋絡部28が破断される
と共に、2本の縦切込み25の一方に引続いてスカート
壁6の下端まで縦破断が生成され、かくして環状係止フ
ランジに対する係止フラップ片22の係止が解除され、
しかる後に容器蓋2が口頚部から離脱される。
而して、第2図に図示する通りの容器蓋2は、本発明に
従う方法及び装置が適用される容器蓋の単なる一例を示
すにすぎず、本発明に従う方法及び装置の新規な特徴に
直接的に関連するものではなく、それ故に、容器蓋2自
体についての詳細な説明は省略する。
第3図は、上記容器蓋2に上記弱化ライン24及び縦切
込み25を形成するための、本発明に従って構成された
装置の一具体例を簡略に図示している。第3図に図示す
る装置は、全体を番号30で示す主部を有する。第4図
を参照して説明すると、主部30は、所定位置に固定さ
れた静止基台32を有し、この静止基台32には、複数
本の締結ボルト34(第4図にはそのうちの1本のみを
図示している)によって、実質上鉛直に延びる静止支持
軸36の下端が固定されている。そして、静止支持軸3
6のまわりには、全体として略円筒形状の回転支持体3
8が配置されている。回転支持体38と静止基台32と
の間には軸受部材3zが介在せしめられ、また回転支持
体38と静止支持軸36との間には軸受部材4ノが介在
せしめられており、かくして回転支持体38は静止支持
軸36のまわりに回転自在に装着されている。回転支持
体38の下端には環状入力歯車40が固定されている。
この入力歯車40には、適宜の駆動連結手段(図示して
いない)を介して電動モータの如き回転駆動源42が駆
動連結されている。かくして、回転支持体38は、駆動
源42によって第3図に矢印44で示す方向(第4図に
おい上方から見て反時計方向)に所定速度で回転駆動せ
しめられる。
回転支持体38の上部には、鉛直方向に間隔を置いて上
部環状支持板46及び下部環状支持板48が固定されて
いる。これらの環状支持板46及び48には、周方向に
所定間隔を置いた複数個(図示の場合は9個)の位置に
おいて貫通開口50及び52が形成されている。そして
、上記複数個の位置の各々においては、環状支持板46
及び48の双方を貫通して延びる軸体54が、上記貫通
開口50及び52内に配設された軸受スリーブ56及び
58によって、鉛直方向に昇降自在に且つ夫々の中心軸
線を中心として回転自在に装着されている。複数本の軸
体54は上記回転支持体3Bの回転に付随して回転(公
転)せしめられるが、軸体54には、上記回転支持体3
8の回転に付随して軸体54が回転せしめられる際に軸
体54を夫々の中心軸線を中心として回転せしめる自転
手段60と軸体54を昇降動せしめるための昇降動手段
62とが設けられている。図示の具体例においては、上
記自転手段60は、遊星歯車機構から構成されている。
更に詳述すると、軸体54の各々の上部には、遊星歯車
64が固定されている。一方、上記静止支持軸36の上
端には、静止支持頂板66が固定され、そしてかかる支
持頂板66には、それから垂下する複数本の懸架ロッド
68 (第4図にはそのうちの2本のみを図示している
)を介して、静止環状内歯車から成る太陽歯車70が固
定されている。上記NFL歯車64の各々は太陽歯車7
0に係止せしめられており、かくして、軸体54の各々
が回転支持体46の回転に付随して第4図において上方
から見て反時計方向に回転(公転)せしめられる際に、
軸体54の各々は第4図において上方から見て時計方向
に自転せしめられる。上記昇降動手段62は、カム機構
から構成されている。更に詳述すると、上記静止支持軸
36の上端部(上記支持頂板66の直く′下方)には、
円筒状のカムブロック72が固定されており、このカム
ブロック72の外周面には、環状カム溝74が形成され
ている。一方、軸体54の各々の上端にはブラケット7
5が固定され、かかるブラケット75にローラ76が実
質上水平に延びる中心軸線を中心として回転自在に装着
されている。
ローラ76の各々は、上記カム溝74に係合されており
、カム従動節として機能する。かくして、軸体54が回
転支持体46の回転に付随して回転せしめられる際に、
軸体54の各々はカム溝74の軌跡に従って昇降動せし
められる(かかる昇降動については、後に更に言及する
)。
上記軸体54の各々の下端には、略円筒状の内側切断具
78が固定されている。かかる内側切断具78の外周面
には、環状切断溝80が形成されている(かかる環状切
断溝は、後iホする第1の静止外側切断具の切断刃を受
入れる)。
上記回転支持体38の下部には、環状フランジ部82が
形成されている。この環状フランジ部には、鉛直方向に
おいて上記軸体54の各々に整合した複数個の位置に貫
)m開口84が形成されている。第5図を参照して説明
すると、上記貫j11間口84の各々内には、下部軸受
部材86と上部軸受部材88とが配設されている。下部
軸受部材86は、貫通開口84に螺着することによって
貫通開口84内の所定位置に固定されている。一方、上
部軸受部材88は、鉛直方向に滑動自在に貫通間口84
内に装着されている。そして、下部軸受部材86と上部
軸受部材88との間には、圧縮コイ2フ ルばね90が介在せしめられている。かかるばね90は
、上部軸受部材88を弾性的に上方へ偏倚する。下部軸
受部材86及び上部軸受部材88には、受部材92が装
着されている。かかる受部材92は、円盤状受部94と
それから下方に垂下する円柱状被軸支部96とを有する
。被軸支部96は、下部軸受部材86及び上部軸受部材
88に回転自在に且つ鉛直方向に移動自在に装着されて
いる。被軸支部96は下部軸受部材86を越えて下方に
突出しており、被軸支部96の突出下端部には、下部軸
受部材86の下面に当接せしめられるナンド98が螺着
されており、かくして受部材92(従って上部軸受部材
88)の鉛直方向上方への移動が制限されている。受部
材92の受部94の下面と上部軸受部材88との間には
、スラスト軸受100が介在せしめられている。かよう
な次第であるので、受部材92は、回転自在に装着され
ていると共に、ばね90の弾性偏倚作用に抗して上部軸
受部材88と共に下方へ逃げ得るように装着されている
ことが理解されよう。
図示の具体例においては、更に上記回転支持体38には
、上記環状フランジ部82の−1,方に位置する環状部
材102も固定されている。この環状部材102の上端
には環状フランジ部104が形成されており、かかる環
状フランジ部104には、鉛直方向に見て上記受部材9
2の各々と整合した複数個の位置の各々に貫通開口10
6が形成されている。かかる貫通開口106の内径は、
上記軸体54の下端に固定されている上記内側切断具7
8の外径よりも大きいが、容器蓋2の外径よりは幾分率
さい。貫通開口106が形成されている環状フランジ部
104は、後に言及する如く、内側切断具78から容1
yM2を確実に離脱せしめるための所謂ストリッパとし
て機能する。第3図から理解される如<、環状部材10
2の主部の外周面には、」−記受部+4’92の各々に
対応した位置に略半円形状の切欠き10Bが形成されて
おり、従って、上記受部材92の各々は、環状部材10
2の主部によって覆われることなく露呈されている。
−に記受部祠92は、」二記軸体54の下端に固定され
ている上記内側切断具78と協働して、容器蓋搬送手段
を構成する。第3図を参照して説明すると、上記回転支
持体38が矢印44で示す方向に回転駆動せしめられる
と、受部材92及び内側切断具78も矢印44で示す方
向に回転せしめられ、かくして、受部材92及び内側切
断具78は、供給域110、切断域112及び排出域1
14を順次に通る円形移動径路を通して移動せしめられ
る。供給域110においては、全体を番号116で示す
容器蓋供給手段によって上記受部材92上に容器蓋2(
かかる容器蓋2は、第1図に図示する通りの形態であり
、未だ弱化ライン24及び縦切込み25が形成されてい
ないものである)が供給される。切断域112において
は、全体を番号118で示す静止外側切断手段が容器蓋
2に作用して弱化ライン24及び縦切込み25 (第2
図)を形成する。排出域114には、弱化ライン24及
び縦切込み25(第2図)が形成された容器蓋2を上記
受部材92上から排出するための全体を番号120で示
す排出手段が配設されている。
第3図を参照して容器蓋供給手段116について説明す
ると、それ自体は周知の形態でよい容器蓋供給手段11
6は、実質上鉛直に延び旧っ回転自在に装着された回転
軸122を有する。この回転軸122には、略円板形状
のターレット板124が固定されており、かかるクーレ
ット板124の外周縁部には、周方向に間隔を置いて複
数個(図示の場合は9個)の半円形状の切欠き125が
形成されている。切欠き125の半径は、容器蓋2の外
半径に対応している。上記ターレット板124の下方に
は、ターレット板124の外周縁に沿って円弧状に延び
る部分126aと、かかる部分126aの上流端(第3
図において左端)から第3図において左方へ直線状に延
びる部分126bとを有する静止支持板126が配設さ
れている。
静止支持板126の上面は、上述した主部3oにおける
環状フランジ部82の上面と実質上同一レベルにあり、
静止支持板126の上記円弧状の部分126aの下流端
(第3図において右端)は、環状フランジ部82に近接
せしめられている。静止支持板126の上記直線状部分
126bの両側部上には直線状案内壁128及び130
が固定されており、そしてまた、静止支持板126の上
記円弧状の部分126aの外周縁部上には、ターレット
板124の外周縁に対して所定間隔を置いて円弧状に延
びる円弧状案内壁132が固定されている。第3図に明
確に図示する如く、円弧状案内壁132の下流端部は、
静11二支持板126の下流端を越えて上述した主部3
oの環状フランジ部82上へ突出している。
かような容器蓋供給手段116の作用を説明すると、次
の通りである。回転軸122及びこれに固定されたター
レット板】24は、電動モータの如き適宜の回転駆動源
42(第4図)によって、上述した主部30における回
転支持体38の回転(従って、軸体54及び内側切断具
78並びに環状フランジ部82の回転)に同期して、矢
印134で示す方向に回転駆動せしめられる。弱化ライ
ン24及び縦切込み25を形成すべき容器蓋2(第1図
及び第2図)は、空気流の如き適宜の手段(図示してい
ない)によって、静止支持板126の直線状部分126
b上を第3図において左方から右方へ倒立状態で移動せ
しめられ、そして第3図に符号Aで示す部位において、
ターレット板124の切欠き125に収容される。しか
る後に、ターレット板124の回転に付随して矢印13
4で示す方向に、第3図に符号Bで示す位置まで搬送さ
れる。この際には、円弧状案内壁132によって、容器
M2が半径方向外方へ離脱することが防止される。第3
図に符号Bで示す位置においては、容器M2は、主部3
0における環状フランジ部82上、更に詳しくは環状フ
ランジ部82に回転自在に装着されている受部材92の
円盤状受部94上に位置する。また、この時、+におい
ては、後に詳述する如く、主部30における軸体54及
びその下端に固定されている内側切断具78の下降が開
始されて、内側切断具78が容器蓋2内へ挿入され始め
る。かくして、符号Bで示す位置まで供給された容器蓋
2は、それ以後、主部30における回転支持体38の回
転(従って、軸体54及び内側切断具78並びに環状フ
ランジ部82の回転)に付随して矢印44で示す方向に
搬送される。
次に、第3図と共に第4図及び第6図を参照して、上記
切断域112に配設されている静止外側切断手段118
について説明する。第4図から理解される如く、主部3
0における上記静止基台32の上端部には、切断域11
2の下方を延びる円弧状に延びる円弧状フランジ136
が形成されている。そして、この円弧状フランジ136
」二に、円弧状支持体138が固定されている。第6図
に明確に図示する如く、円弧状支持体138の−に面内
周緑部には、上方及び内方へ開放された円弧状溝140
が形成されている。そして、この円弧状溝140に2個
の静止外側切断具、即ち上流側に位置する貫通切断用静
止外側切断具142と、下流側に位置する部分切断用静
止外側切断具144とが装着されている。更に詳述する
と、上記円弧状溝140の底面上には高さ調節用円弧状
ブロック146が載置され、かかるブロック1461に
上記貫通切断用静止外側切断具142及び上記部分切断
用静止外側切断具144が載置されている。
貫通切断用静止外側切断具142の上流端部及び下流端
部においては、切断具142及びブロック146を通し
て支持体138に止めねじ148が螺着され、かくして
切断具142が固定される。
同様に、部分切断用静止外側切断具144の上流端部及
び下流端部においては、切断具144及びブロック14
6を通して支持体138に止めねじ150が螺着され、
かくして切断具144が固定される。切断具142及び
144の内周緑は、ブロック146及び支持体138の
内周緑を越えて突出しており、かかる内周緑に切断刃が
形成されている(切断刃の形態については後述する)。
切断具142及び144の高さは、ブロック146の厚
さによって適切に設定される。換言すれば、必要に応じ
て厚さの異なった厚さのブロック146を使用すること
によって、切断具142及び144の高さを適宜に代え
ることができる。切断具142の内周緑(従って切断刃
)の突出量は、切断具142の外周縁即ち後端縁を一ト
記円弧状溝140の側面に当接せしめることによって一
義的に規定される。一方、切断具144に関しては、上
記円弧状溝140の側面と切断具144の外周縁即ち後
端縁との間には調節用弧状板152が配設されており、
切断具144の内周緑(従って切断刃)の突出量は、調
節用弧状板152の厚さによって設定される。後の説明
から明らかになる如く、切断具144の内周緑(従って
切断刃)の突出量は、部分切込み深さに直接的に関係す
る故に、必要に応じて適宜に調節され得ることが望まれ
るが、かかる突出量の調節は、厚さの異なった調節用弧
状板152を使用することによって容易に遂行すること
ができる。
第3図と共に第6図を参照して説明を続けると、上記貫
通切断用篩1に外側切断具】42の内周緑には、長手方
向即ち周方向に間隔を置いて複数個の切断刃154が形
成されている。切断刃154の各々の周方向長さは、容
器蓋2に形成ずべき弱化ライン24におりるスリット2
6の各々の周方向長さに対応している(第2図も参照さ
れたい)。
切断具142の最も下流に位置する切断刃154aとこ
れに隣接して位置する切断刃154bとの間には、周方
向長さが比較的長い中断部(かかる中断部は、弱化ライ
ン24における高強度橋絡部28Aに対応する)が存在
する。そして、かかる中断部には、別個に形成された補
助切断部材156a及び156bが固定されている。か
がる補助切断部材156a及び156bの各々の先端縁
には、実質」−鉛直に(従って、上記切断刃154に対
して実質上直角に)延びる切断刃158a及び158b
が形成されている。切断刃158a及び158bは、容
器M2に形成すべき縦切込み25に対応して位置せしめ
られている(第2図も参照されたい)。第6図に明確に
図示する如く、上記補助切断部材156a及び156b
が配設されている中断部以外における切断刃154の中
断部においては、各切断刃154の両側縁155は、後
方に向って長手方向外方(即ち周方向外方)に傾斜せし
められているのが好都合である。
一方、上記部分切断用静止外側切断具144の内周緑に
は、切断刃160が形成されている。図示の具体例にお
いては、切断刃160は、その下流端部に配設されてい
るところの周方向長さが比較的長い中断部162を除い
て連続せしめられている。中断部162は、容器蓋2に
形成ずべき弱化ライン24における高強度橋絡部28A
に対応する(第2図も参照されたい)。而して、後の説
明から明らかになる如く、切断具144における切断刃
160は、容器蓋2に形成すべき羽化ライン24におけ
る通常の橋絡部281’lt’p;ち高強度橋絡部28
A以外の橋絡部28)の部位のみにて実際の切断作用、
即ち部分切込み作用を遂行すればよい故に、所望ならば
、切断具144の切断刃160を、容器蓋2に形成すべ
き弱化ライン24における通常の橋絡部28に対応して
周方向に間隔を置いて位置する多数個のものにせしめる
こともできる。更に、図示の具体例においては、第3図
に図示する如く、上記貫通切断用静止切断具142の上
流側に、円弧状の静止案内壁163が設けられている。
再び第3図を参照して、排出域114に関連して設けら
れている排出手段120について説明する。図示の具体
例における排出手段120は、一対の静止案内壁164
及び166並びに静止案内板168から構成されている
。案内壁164は、排出域114において上記内側切断
具78の円形移動径路に沿ってその外側を円形状に延び
、次いで第3図において上方に延びている。案内壁16
6は、排出域114において上記内側切断具78の円形
移動径路に沿ってその内側を円弧状に延び、次いで第3
図において上方に延びている。案内壁166の上流端部
、即ち円弧状に延びる部分は、第4図から理解される如
く、上記回転支持体38に固定されている上記環状部材
102の下方に位置している。案内壁166のかかる上
流端部は、後に言及する如く、上記内側切断具78に対
して偏倚されていた容器蓋2を上記内側切断具78に対
して略同心状にせしめる同心化手段として機能する。静
止案内板168は、上記主部30における上記環状フラ
ンジ部82に近接した上流端(第3図において下端)か
ら第3図において−L方へ延びている。静止案内板16
8の−1−面は、上記環状フランジ部82の上面と実質
上同一レヘルにせしめられている。
次に、−上述した通りの装置における供給域110、切
断域112及び排出域114における作用について説明
する。
第3図及び第4図と共に、第7図を参照して説明すると
、上述した通り容器蓋供給手段116の作用によって、
弱化ライン24及び縦切込み25を形成すべき容器蓋2
が倒立状態で供給域110における符号Bで示す位置に
て、主部30における環状フランジ部82上、更に詳し
くは環状フランジ部82に回転自在に装着されている受
部材92の円盤状受部94上に供給される。上記位置B
においては、第7図に図示する如く、主部30における
軸体54及びその下端に固定されている内側切断具78
は、最上昇位置にあり、容器蓋2の−L方に位置してい
る。而して、回転支持体38の矢印44で示す方向への
回転に付随して、受部材92上の容器蓋2及び軸体54
が上記位置Bから第3図に符号Cで示す位置まで移動せ
しめられる間には、第7図から理解される如く軸体54
が漸次下降せしめられ、軸体54の下端に固定された内
側切断具78が容器蓋2内に挿入される。そして、軸体
54が上記位置Cにおいて最下端まで下降せしめられる
と、内側切断具78の下端が容器M2の天面壁4の内面
に当接して、容器蓋2を受部材92に押付ける。かくす
ると、受部材92を上方へ弾性的に偏倚しているばね9
0の弾性作用によって、内側切断具78、容器M2及び
受部材92が弾性的に密接せしめられる。而して、上述
した如く軸体54及びその下端に固定された内側切断具
78は、回転支持体38の回転に付随して矢印44で示
す方向に移動せしめられる際には、第3図に矢印170
で示す方向に自転せしめられる。
従って、容器蓋2及び受部材92も第3図に矢印170
で示す方向に自転せしめられる。他方、上記位置Bから
1−配位WCまで容器M2が移動せしめられる際には、
容器M2の移動経路の外側に配設されている弧状の静止
案内壁163が容器蓋2に作用し、内側切断具78に対
して容器蓋2を内側に偏倚せしめる。更に詳述すると、
第3図から明確に理解される如く、内側切断具78の外
径は容器蓋2の内径よりも幾分小さく、従って、上記案
内壁163賀容器M2に作用する前においては、内側切
断具7日の外周面と容器蓋2のスカート壁6の内周面と
の間には、全周に渡って幾分かの間隙が存在している。
しかしながら、上記案内壁163が容器蓋2に作用して
半径方向内側に偏倚せしめると、内側切断具78に対し
て容器蓋2が偏心せしめられ、容器蓋2の移動経路の外
側部において容器蓋2のスカート壁6の内周面が内側切
断具78の外周面に接解せしめられる。
容器蓋2が上記位置Cから第3図に符号りで示す位置ま
で移動せしめられる際には、容器蓋2は、貫通切断用静
止外側切断具142及び部分切断用静止外側切断具14
4内周緑に押付けられ、切断具142及び144の内周
緑に沿って転動、即ち矢印170で示す方向に自転して
から矢印44で示す方向の移動せしめられる。そして、
切断具142に沿って容器M2が転動せしめられる間に
は、容器蓋2に貫通切込みが形成される。
第3図及び第6図と共に第8図を参照して説明すると、
容器蓋2が切断具142に沿って転動する際には、切断
具142の内周緑に形成されている切断刃154が容器
蓋2のスカート壁6を貫通して、内側切断具78に形成
されている環状切断溝80内に突出し、かくして切断刃
154の配列に対応して、容器蓋2のスカート壁6に貫
通切込みが形成される。切断具142の内周緑には、周
方向に間隔を置いて複数個の切断刃154が形成されて
いる故に、第9図に図示する如く、容器蓋2のスカート
壁6には、周方向に間隔を置いて周方向に延びる桟数個
の貫im切込み172が形成される。第9図と共に第2
図を参照して説明すると、貫通切込み172は、形成す
べき弱化ライン24におけるスリット26を規定する。
切断具142における切断刃154aと切断刃154b
との間に存在する周方向長さが比較的長い中断部に対応
して生成される非切込み部】74Aは、形成すべき弱化
ライン24における高強度橋絡部28Aを規定する。他
の切断刃154間の部分に対応して生成される他の非切
込み部174は、形成ずべき弱化ライン24における通
常の橋絡部28に対応する。而して、本発明者等の実験
によれば、第6図を参照して既に言及した如く、切断刃
154の両側縁155を、後方に向って長手方向外方(
即ち周方向外方)に傾斜せしめると、容器蓋2に形成さ
れる貫通切込み172、従ってスリット26の周方向端
縁を、容器蓋2の実質上半径方向に沿って延びる望まし
い形態にせしめることができるが、第6図に2点鎖線で
示す如く切断刃15ダの両側縁155を傾斜せしめない
場合には、容器蓋2に形成される貫通切込み172、従
ってスリット26の周方向端縁が、第9図に2点鎖線で
示す如くになり、貫通切込み172間に残留する非切込
み部174の周方向幅が、半径方向内側に向って漸次小
さくなる傾向がある。切断刃154の両側縁155の傾
斜角度は、容器M2のスカート壁6の外径及び肉厚等に
応じて適宜に設定することができる。容器蓋2が切断具
142に沿って転動せしめられる間には、更に、補助切
断部材156a及び156bの先端縁に形成されている
切断刃158a及び158b (第6図)によって、上
記非切込み部174Aの両端にて実質上鉛直に延びる貫
通縦切込みも形成され、かかる貫通縦切込みは、容器蓋
2のスカート壁6における縦切込み25(第2図)を規
定する。
第3図及び第6図と共に第10図を参照して説明すると
、容器M2が切断具144に沿って転動する際には、切
断具144の内周緑に形成されている切断刃160が容
器蓋2のスカート壁6に作用する。而して、第10図に
明確に図示する如く、切断刃160の突出量は比較的小
さく、切断刃160の前縁は、容器M2のスカート壁6
の肉厚の中間部に位置する。従って、切断刃160は、
上記切断刃154によって形成された貫通切込み172
(従ってスリット26)間に残留する非切込み部174
(従って橋絡部28)にのみ作用する。かくして、第1
1図に図示する如く、非切込み部174に部分的切込み
176を形成し、非切込み部174の残留断面積を所要
通りの値に低減せしめ、所要橋絡部28を生成する。一
方、切断刃160に存在する中断部162(第6図)は
、第11図に図示する非切込み部174A(従って高強
度橋絡部28A)の位置に対応して配置されており、従
って、図示の具体例においては、高強度橋絡部28Aに
は部分的切込みは形成されない。
而して、図示の具体例においては、貫通切断用静止外側
切断具142が先に容器蓋2のスカート壁6に作用して
貫通切込み172を形成し、しかる後に部分切断用静止
外側切断具144が容器蓋2のスカート壁6に作用して
部分的切込み176を形成するのが、所望ならば貫;m
切断用静止外側切断具142と部分切断用静止外側切断
具144とを逆に配置し、最初に部分切断用静止外側切
断具144が容器蓋2のスカート壁6に作用して部分的
切込み176を形成し、しかる後に貫通切断用静止外側
切断具142が容器蓋2のスカート壁6に作用して貫i
角切込み】72を形成するようになすこともできる。
上記の通りにして所要の弱化ライン24及び縦切込み2
5が形成された容器蓋2が上記位置りから第3図に符号
Fで示す位置まで移動せしめられる間には、第7図から
理解される如く、軸体54及びその下端に固定されてい
る内側切断具78が、その最下降位置まで漸次上昇せし
められる。容器蓋2が第3図に符号Eで示すまで移動せ
しめられると、漸次上昇せしめられている内側切断具7
8は、容器M2から完全に離脱される。而して、容器M
2が上記位置Eに移動せしめられる際には、排出手段1
14の案内壁166の上流端部が容器蓋2に作用し、内
側切断具78に対して容器蓋2を外側に偏倚する。かく
して、内側切断具78に対して偏心状態にあった容器蓋
2を、内側切断具78に対して略同心状にせしめる。従
って、容器M2からの内側切断具78の上方への離脱は
、充分容易に遂行される。加えて、図示の具体例におい
ては、第4図を参照して既に言及した如く、環状部材1
02の上端に形成されている環状フランジ部104には
、内側切断具78の外径よりは大きいが容器蓋2の外径
よりは幾分小さい貫通開口106が形成されている。従
って、内側切断具78は上記貫通開口106を浦って一
ト昇することができるが、容器蓋2の上昇は阻止され、
かくして容器蓋2が内側切断具78に付随して上昇する
ことが確実に防止される。上記位置Eに位置する容器蓋
2は、空気流の如き適宜の手段によって第3図において
上方への移動せしめられ、かくして排出手段114に沿
って主部30から排出される。排出手段114に沿って
排出される容器M2は、次の工程のための適宜の部位に
送給することができる。
以上、添付図面を参照して本発明の好適具体例について
説明したが、本発明はかかる具体例に限定されるもので
はなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃
至修正が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従って弱化ライン及び縦切込みが形
成される前の容器蓋の一例を、一部を断面で示す側面図
。 第2図は、第1図の容器蓋に弱化ライン及び縦切込みを
形成した状態を、一部を断面で示す側面図。 第3図は、本発明に従って構成された装置の一具体例を
示す簡略断面図(第4図の綿m−mに沿った断面図)。 第4図は、第3図の線IV−TVに沿った断面図。 第5図は、第3図の装置における受部材及びその関連構
成を示す断面図。 第6図は、第3図の装置における静止外側切断具及びそ
の関連構成を示す部分斜面図。 第7図は、第3図の装置における内側切断具の昇降を示
す簡略図。 第8図は、第3図の装置おける貫通切断用静止外側切断
具の作用を示す断面図。 第9図は、第3図の装置における貫通切断用静止外側切
断具によって容器蓋に形成される貫通切込みを示す断面
図。 第10図は、第3図の装置における部分切断用篩11−
外側明断具の作用を示す断面図。 第1I図は、第3図の装置にお4Jる部分切断用静市夕
1側切断具によって容器蓋に形成される部分切込みを示
す断面図。 2・・・容器蓋 4・・・容器蓋の天面壁 6・・・容器蓋のスカート壁 24・・・容器蓋の弱化ライン 25・・・容器蓋の縦切込み 26・・・弱化ラインにおけるスリット28・・・弱化
ラインにおける橋絡部 30・・・装置主部 38・・・回転支持体 54・・・軸体 78・・・内側切断具 92・・・受部材 110・・・供給域 112・・・切断域 114・・・排出域 116・・・容器蓋供給手段 118・・・静止外側切断手段 120・・・排出手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、天面壁と該天面壁から垂下する筒状スカート壁とを
    有し且つ少なくとも該スカート壁の下部は合成樹脂製で
    ある容器蓋の、該スカート壁の下部に、周方向に間隔を
    置いて周方向に延びる複数個のスリットと該スリット間
    に残留する複数個の橋絡部とから成る弱化ラインを形成
    する方法にして; 周方向に間隔を置いて該スカート壁の下部に、半径方向
    に貫通し且つ周方向に延びる複数個の切込みを生成する
    貫通切断工程と、 該貫通切断工程とは別個に、少なくとも該複数個の橋絡
    部にせしめられる部位の大部分の部位において、該スカ
    ート壁の下部に半径方向に見て部分的に切込みを生成す
    る部分切断工程と、を含むことを特徴とする方法。 2、該貫通切断工程を遂行し、しかる後に該部分切断工
    程を遂行する、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、該部分切断工程を遂行し、しかる後に該貫通切断工
    程を遂行する、特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、該貫通切断工程及び該部分切断工程は共に、該スカ
    ート壁の下部にその外周面側から切断刃を作用せしめる
    ことによって遂行される、特許請求の範囲第1項乃至第
    3項のいずれかに記載の方法。 5、該貫通切断工程及び該部分切断工程は共に、該切断
    刃に沿って該容器蓋を転動せしめることによって遂行さ
    れる、特許請求の範囲第4項記載の方法。 6、該貫通切断工程に使用される該切断刃は、長手方向
    に間隔を置いて複数個配設されており、該切断刃の各々
    の両側縁の少なくとも前部は後方に向って長手方向外方
    に傾斜せしめられている、特許請求の範囲第5項記載の
    方法。 7、該複数個の橋絡部のうちの少なくとも1個は他の橋
    絡部に比べて周方向幅と半径方向厚さとの少なくとも一
    方が大きい強橋絡部であり、該貫通切断工程においては
    、該強橋絡部の少なくとも片側に整合乃至近接した位置
    から下方に延びる縦切込みも形成する、特許請求の範囲
    第1項乃至第6項のいずれかに記載の方法。 8、天面壁と該天面壁から垂下する筒状スカート壁とを
    有し且つ少なくとも該スカート壁の下部は合成樹脂製で
    ある容器蓋の、該スカート壁の下部に、周方向に間隔を
    置いて周方向に延びる複数個のスリットと該スリット間
    に残留する複数個の橋絡部とから成る弱化ラインを形成
    する装置にして、 回転自在に装着された支持体と、 周方向に間隔を置いて該支持体に装着された複数個の容
    器蓋搬送手段であって、それ自身の中心軸線を中心とし
    て回転自在に装着された内側切断具を含むところの容器
    蓋搬送手段と、該支持体を回転せしめて、供給域、切断
    域及び排出域を順次に通る円形移動径路を通して該容器
    蓋搬送手段を移動せしめるための回転駆動源と、 該容器蓋搬送手段が該円形移動径路に沿って移動せしめ
    られる際に、該内側切断具をそれ自身の中心軸線を中心
    として回転せしめる自転手段と、 該供給域において該容器蓋搬送手段に容器蓋を供給する
    ための容器蓋供給手段と、 該切断域の上流部において該内側切断具の該円形移動径
    路に沿って円弧状に延びる第1の静止外側切断具と、 該切断域の下流部において該内側切断具の該円形移動径
    路に沿って円弧状に延びる第2の静止外側切断具と、 該排出域において該容器蓋搬送手段から容器蓋を排出す
    るための容器蓋排出手段と、を具備し、 該供給域において該容器蓋搬送手段に供給された容器蓋
    は、該内側切断具に被嵌され、該切断域においては、該
    第1の静止外側切断具及び該第2の静止外側切断具に当
    接せしめられて転動され、かくして該第1の静止外側切
    断具と該第2の静止外側切断具との一方により、周方向
    に間隔を置いて該スカート壁の下部に、半径方向に貫通
    し且つ周方向に延びる複数個の切込みが生成され、該第
    2の静止外側切断具の他方により、少なくとも該複数個
    の橋絡部にせしめられる部位の大部分において該スカー
    ト壁の下部に半径方向に見て部分的に切込みが生成され
    る、ことを特徴とする装置。 9、該第1の静止切断工具及び該第2の静止切断工具は
    、該容器蓋搬送手段の移動径路の外周に沿って延び、内
    周緑に切断刃を有する、特許請求の範囲第8項記載の装
    置。 10、該第1の静止切断工具と該第2の静止切断工具と
    の該一方は、長手方向に間隔を置いて配設された複数個
    の切断刃を有し、該切断刃の各々の両側縁の少なくとも
    前部は後方に向って長手方向外方に傾斜せしめられてい
    る、特許請求の範囲第8項又は第9項記載の装置。 11、該第1の静止切断工具と該第2の静止切断工具と
    の該一方における該複数個の切断刃の間隔のうちの少な
    くとも1個は他の間隔よりも大きい幅広間隔であり、該
    第1の静止切断工具と該第2の静止切断工具との該一方
    には、該幅広間隔の少なくとも片側に整合乃至近接して
    該長手方向に対して略直角に延びる縦切断刃も設けられ
    ており、該縦切断刃により、該スカート壁の下部に縦切
    込みが生成される、特許請求の範囲第10項記載の装置
    。 12、該容器蓋搬送手段は、該内側切断具の各々に対向
    してその下方に回転自在に装着された受部材を含み、該
    内側切断具の各々は昇降自在に装着されており、該内側
    切断具の各々には、該容器蓋搬送手段が該円形移動径路
    に沿って移動せしめられる際に、該内側切断具を所要通
    りに昇降動せしめるための昇降動手段が付設されており
    、該供給域においては、該容器蓋供給手段によって該受
    部材上に容器蓋が倒立状態で載置され、次いで該内側切
    断具が下降されて容器蓋内に挿入され、かくして容器蓋
    が該内側切断具に被嵌された状態にせしめられると共に
    、容器蓋の該天面壁が該内側切断具の下面によって該受
    部材の上面に押付けられ、該切断域においては、該内側
    切断具は下降状態に維持され、しかる後に該排出域に至
    るまでに該内側切断具が上昇されて容器蓋から離脱され
    る、特許請求の範囲第8項乃至第11項のいずれかに記
    載の装置。 13、該内側切断具の外径は容器蓋の内径よりも小さく
    、該切断域においては該内側切断具に対して容器蓋は偏
    心状態にせしめられ、そして該切断域よりも下流側で且
    つ該排出域よりも上流側には、該内側切断具に対して容
    器蓋を略同心状にせしめるための同心化手段が設けられ
    ている、特許請求の範囲第12項記載の装置。 14、該同心化手段は、該第1の静止切断刃の及び該第
    2の静止切断刃の反対側にて、該容器蓋搬送手段の該円
    形移動経路に沿って円弧状に延びる案内面を有する案内
    部材から構成されている、特許請求の範囲第13項記載
    の装置。
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