JPS61287506A - 自動包装装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は製品の全面を完全自動包装する包装装置に関す
るものである。

（従来例の構成とその問題点） 従来から、ダンボール或いはケースなどに収納された製
品を包装する装置としては、フィルムラ巻装した上下一
対のロール間に該フィルムを上下方向に張設しておき、
このフィルムに製品を押し込んで上下及び前後の四面を
被覆するように構成したものが知られているが、発泡ス
チロールの魚箱等のように破損し易く且つ軽くて倒れや
すい製品を横列状態に重ね合わせて荷崩れしないように
その製品の両側端面を完全に被覆するのが困難であり、
特に製品の両側端面間の巾が異なる場合にはその巾に応
じて予めシール部を調整しておかなければならず、作業
能率が著しく低下するという問題点があった。

（発明の目的） 本発明はこのような問題点をなくしたもので、両側端面
間の巾寸法の異なる製品が供給されてもその巾に応じて
自動的にシール位置を設定し、製品の全面を能率良く、
荷崩れしないように美麗に包装し得る自動包装装置を提
供するものである。

（発明の構成） 上記目的を達成するために本発明の自動包装装置は、製
品の両側端面を側面サポートにより挟持した状態で製品
を前進させて該製品の前面から背面に亘って包装フィル
ムを被覆し、その被覆フィルムの接合端を溶接、溶断す
る機構と、製品の両側端面間の寸法を検出する機構と、
この検出機構と連動して製品の両側端面から突出する被
覆フィルムの両端部を前記側面サポートが離脱したのち
に上下方向から製品の側端面に沿って折り曲げると共に
その接合端部を溶接、溶断する機構とからなることを特
徴とするもので、大きざ、形状の異なる製品であっても
連続自動的に包装するように構成したものである。

（実施例の説明） 本発明の実施例を図面について説明すると、（１）　（
２）は上下一対の水平ガイドレールで、製品の供給位置
から搬出端に向かってその両側方に並設してあり、これ
らの水平ガイドレール（１）　（２）、（１）　（２）
に左右一対の移動台枠（３）　（３）を移動自在に支持
させである。（４）は移動台枠（３）の外側面上部に固
定した製品サポート用シリンダーで、そのピストンロッ
ド（４ａ）を水平ガイドレール（１）　（２）に直交す
る方向に内側に向かって伸縮させるようにしてあり、該
ロッド先端に製品（＆）の側端面（１１１）の中央部に
圧接させる側面サポート（５）を固着しである０ （６）〜（９）は側面サポート（５）の前後及び上下の
四方に前記ロンド（４ａ）と平行方向にして配設したフ
ィルムガイドバーで、後方上部のガイトノ号−（７）は
側面サポート（５）の上面側に上下動自在に配設した位
置決め７レームに）の後端に固着してあり、前方上部の
ガイドバー（６）　ａこのフレーム（イ）の前端に固定
した位置決めシリンダー（１１）のピストンレッドの先
端に固着されである。位置決めフレーム（ハ）は側面サ
ポート（５）に固定したシリンダー（ロ）により上下動
するものである。

又、前方下部のガイドバー（８）は側面サポート（５）
の前部に前後方向に向けて固定したシリンダー（ロ）の
ロッド先端に固着してあり、後方下部のガイドバー（９
）は側面サポート（５）の後部下端に固着しているもの
である。

０→は位置決めフレーム００）の上面に内側方に向けて
突設した上部ストッパーであり、（１５）（１６）は前
部上下のガイドバーｔ６）　＜８＞と一体に設けられた
前部ストッパーで、製品の一側端前面上下角部に係止す
るものである。

ａ′７）（ホ）はガイドレール（１）　（２）の前、後
端側に配設したスプロケットで、チェーン（１９）を無
端状に掛は渡してあり、このチェーン０９）を前記台枠
（３）に連結してスプロケットの回転駆動により該台枠
（３）を前後に移動させるものである。

Ｈは台枠（３）の後方において、ガイドレール（１）に
移動自在に配設した製品送りバーで、両側ガイドレール
の後端部間に固定した製品載置台（２１）上の製品（、
）を送り出すものである。

（財）（ホ）はこの製品載置台（２ηの上下方に軸支さ
れたフィルムロールで、これらのロール（イ）＠に巻装
したフィルム（２燭を引出してその端部同志を接合する
ことにより上下方向に張設しである。

なお、フィルム（財）の巾は製品（、）の巾よりも大に
形成しである。

（２５）は製品送りバー用スプロケットで、前記台枠移
動用スブロケッ）　（１７）　（１８）に並設され、同
様な手段で製品送りバーに）を前後動させるものである
。

（２６）　（２６）はフィルムガイドローラである。

ａ′７）＋２８＋はこれ等のガイドローラ＋２６）　（
２６）の前方近傍部において、上下フィルムローラ＠（
ホ）に対応して配設した上下シール用シリンダーで、そ
のピストンロッドの先端に固着した横棒状のシール部材
（ホ）（３０）を互いに接離自在に対向させである。

上部シール部材翰はシリコンゴムから形成され、第３図
に示すように、その下面中央に全長に亘って条溝０ηを
設けていると共に前後側面から下面全面に亘ってテフロ
ンシート０渇を被覆してなり、下部シール部材−は中央
に亘って前記条溝０υに嵌入可能な突条−を有するシリ
コンゴム板を一体に設けてあり、その突条（鉤上にカッ
ト用ヒータ（財）を取付けていると共に該ヒータ＠燭を
中央にしてその前後における低位の板面上にシール用ヒ
ータ０四〇鴎を取付けてあり、さらに全体をテフロンシ
ート（９）で被覆してなるものである。

（３６）は下部シール部材間の後面数ケ所に突設した支
持突片で、その上端を前記突条（３３）よりも上方に突
出させて該上端間にフィルムプルテクトバー（３７）を
架設、支持しである。

關は上部シール用シリンダーレηの前方に近接して配設
した製品押えシリンダーで、そのロッド下端に押圧板０
９）を取付けである。

又、第３〜７図において、０９）鴎は製品押えシリンダ
ー瞥の前方、即ち製品送り出し側の両側に配設した上下
一対のサイドシール用シリンダーで、送り出しχ方向と
直角方向に配設した固定ガイドバーｆ４１１　＋４１１
に横移動台（６）輪を摺動自在に設け、この横移動台（
６）（財）に該シリンダー国ｕ＠が夫々取付けられてい
るものであり、これらの上下シリンダー−（傾のロッド
端にはサイドシール部材ＯΦ輪が固着しである。サイド
シール部材（財）（ハ）は第を図に示すように、互いに
接離する面にシリコンゴム板に）全取付けてあり、下部
のシール部材（ハ）の上端面内外側部にシール用ヒータ
θカとカット用ヒータ（ハ）全夫々装着しである。θ［
有］はシール部材−に）を被覆したテフロンシートであ
る。輪は左右の上部横移動台（６）に固定した製品押え
シリンダーで、サイドシール用シリンダー（３９）の内
側に配設され、その下端に抑圧板伸］）を固着しである
。

姉は上下横移動台（６）−に突設した螺孔部材Ｑ５３）
に螺通している螺子棒で、機枠に回転自在に支持されて
あり、その外端部にスプロケットホイール（５４）φｅ
を固着し、適所に設置したモータ■の回転軸に固着した
スプロケットホイール（５η州と前記スプロケットホイ
ールＨ■間にチェーン１９）（−を夫々掛は渡してモー
タ（５６）の回転により上下横移動台（６）（至）を左
右方向に移動させるようにしである。

６υは前述した側面サポート（５）に上方に向けて突設
している巾検出用ドッグ、關は上部の左右移動台（６）
（６）に垂設した取付金具−の下端に取付けているリミ
ットスイッチ等の巾検出器で、前記ドッグ旬に接離可能
に対向させてあり、当接した時にはサイドシール部材＠
４に）が製品（、）の側面（ｂ）に沿う位置に達するよ
うにしである。

＠勾は製品搬出用ローラである。

（作　用） 以上のように構成した自動包装装置の作用を述べると、
製品載置台同上に横列状態に重ね合わせて複数個載置し
たのち、製品送りバーに）を前進させて製品の後端面に
当接させると共に移動台枠（３）　（３）に配設したシ
リンダー（４）を作動させてそのピストンロッド（４ａ
）を伸長させることにより側面サポート（５）を最外側
の製品側面に当接させて製品を挾持するように保持する
。次いで、側面サポート（５）に設けたシリンダー〇〇
（ロ）（１８）を作動させれば、位置決めフレーム（至
）が降下して上部ストッパー０→が製品の側端部上面に
当接すると共に前記ストッパーに）（１６）が製品の側
端上下面角部に係止し、この状態においてはフィルムガ
イドバー（６）〜（９）は製品の側端四方隅角部から外
側方に延出した位置に設けられる。

この状態で、側面サボー）　（５）　（５）及び製品送
りバーに）を等速で前進させれば、製品がフィルムロー
ル＠（ハ）間に張設されたフィルムレ４）に押接してそ
の前面から上下面に亘ってフィルム（２４）で被覆され
、製品の後端がシール位置に達した時にこの位置を光電
管等の適宜な検知器で検知して製品の前進を停止させる
と共に製品送りバー（イ）を元位置に復帰させる。

次に、製品押えシリンダー（財）の押圧板（３８１を下
動させて製品（、）の上面部を押えたのち、上下シール
用シリンダー（ロ）（ハ）を作動させてシール部材ＯＩ
―を製品（＝）の後面に沿ってフィルム（２４）を被覆
させながら互いに接近させ、上部シール部材−の条溝０
υに下部シール部材−の突条（晒が嵌入して両シール部
材ＨＸが完全に圧接した時に上下フィルム（２４）（２
４）が溶着すると共にカット用ヒーターで溶断され、製
品がフィルム（財）によって−巻き状に被覆される。

この時、下部シール部材−の後部に上方に向けて突Ｘ出
したフィルムプロテクトバー（３ηは、第３図に示すよ
うに下部シール部材■が上部シール部材（イ）に当接す
る直前まで下部のフィルム（２４）を持ち上げてカット
用ヒータ（３４）に接触するのを防止し、シール前にフ
ィルムが切断しないようにしているものである。

こうしてフィルム（２４）が製品（ａ）の両側端面を除
く全周に被覆し、且つ製品（ａ）の両側端から外側に延
出したフィルム（２４）の両側部がガイドバー（６）〜
（７）に掛は渡された状態で保持される。

次いで、移動台枠（３）　（３）をざらに前進させ、サ
イドシール用シリンダー（３９）　（４０）の位置に達
した時にその位置を適宜な検出器（図示せず）により検
知して停止させる。

この状態で、モーターが駆動し、その回転を螺子俸國に
伝達して上下横移動台（６）（ト）が互いに接近する方
向に移動し、巾検出器（６２１が側面サポート（５）に
突設したドッグ（６１）に当接した時にその移動が停止
する。

しかるのち、製品押えシリンダー−を作動させて押圧板
（ハ）υで製品（ａ）の側端部上面を抑えると共に移動
台枠（３）　（３）のシリンダー（４）を作動させて側
面サポート（５）を後退させることによりガイドバー（
６）〜（９）をフィルム両側端部から抜き取り、移動台
枠（３）　（３）は次の製品受入位置まで後退、復帰す
る。

次に、サイドシール用シリンダー（３９）　ＨＣＩを作
動させてサイドシール部材＠４に）を製品（ａ）の両側
面に沿って上下方向に移動させると、製品（ａ）の両側
端から突出したフィルム部が製品（、）の側面に折り曲
げられ、シール部材（財）に）が互いに圧接するとフィ
ルム（財）が製品（＆）の側面を完全に被覆した状態に
なると同時にシール用ヒータθので溶着され、残余のフ
ィルム端部はカット用ヒータ■で溶断され、エアなどに
より除去される。

こうして製品（、）の側面もフィルム□□□）で被覆さ
れると、シール部材（財）（ハ）が元位置に復帰し、製
品（、）は搬出用ローラ（圓にて搬出される。

（発明の効果） 以上のように本発明の自動包装装置によれば、製品の前
面から背面に亘って包装フィルムを被覆する機構に続い
て、製品の両側端面間の寸法を検出する機構により側面
シール機構の位置調整を行って側面をシールするように
構成しているので、製品の両側端面に沿ってフィルムを
美麗に被覆することができると共に両側端面間の巾寸法
が異なってもその巾に応じて側面シール機構の位置が変
化し、製品の全面を自動的に能率良く包装できるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は製品の周
囲シールを行っている状態の簡略側面図、第２図はその
一部正面図、第３図は溶着、溶断シール部材の簡略縦断
側面図、第を図は溶着、溶断したフィルム部の側面図、
第５図は側面シール機構部に達した状態の簡略側面図、
第を図は側面シール前の正面図、第７図は側面シール時
の正面図、第ｒ図はシール部材の簡略縦断正面図、第９
図は溶着、溶断したフィルム部の正面図である。 （１）　（２）・・・水平ガイドレール、（３）（３）
・・・移動台枠、（４）・・・シリンダー、（５）・・
・側面サボー）　、（６）〜（９）・・・ガイドバー、
０→〜θ６）・・・ストッパー、＠す・・・フィルムロ
ール、翰（３１１］）・・・シール部材、（３７）・・
・フィルムプロテクター、（３９）（４１１ｅ・・・サ
イドシール用シリンダー、（６）０３・・・横移動台、
（１４）に）・・・サイドシール部材、（６１）・・・
巾検出用ドッグ、曽・・・巾検出器。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）製品の両側端面を側面サポートにより挟持した状
   態で製品を前進させて該製品の前面から背面に亘つて包
   装フィルムを被覆し、その被覆フィルムの接合端を溶接
   、溶断する機構と、製品の両側端面間の寸法を検出する
   機構と、この検出機構と連動して製品の両側端面から突
   出する被覆フィルムの両端部を前記側面サポートが離脱
   したのちに上下方向から製品の側端面に沿つて折り曲げ
   ると共にその接合端部を溶接、溶断する機構とからなる
   ことを特徴とする自動包装装置。
2. （２）被覆フィルムの接合端の溶接、溶断機構として、
   上下ヒート部材を互いに係合密接する凹凸面形状に形成
   すると共に下部ヒート部材にその凸面から上方に突出し
   たフィルムプロテクトバーを配設して溶接前にフィルム
   がヒート部材に接触しないように構成したことを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載の自動包装装置。
3. （３）製品の両側端面を挟持する側面サポートには、製
   品の両側面から延長方向に延出するフィルムの四隅部の
   ガイドバーを設けていることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の自動包装装置。
4. （４）製品の両側端面間の寸法を検出し、製品の両側端
   面に突出したフィルムを溶接、溶断するためのサイドシ
   ール部材を自動的に製品寸法に合つた位置まで移動させ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の自動包
   装装置。