JPS61286218A - アルミナ粒子の製造方法 - Google Patents
アルミナ粒子の製造方法Info
- Publication number
- JPS61286218A JPS61286218A JP60125660A JP12566085A JPS61286218A JP S61286218 A JPS61286218 A JP S61286218A JP 60125660 A JP60125660 A JP 60125660A JP 12566085 A JP12566085 A JP 12566085A JP S61286218 A JPS61286218 A JP S61286218A
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- precipitate
- stage
- solution
- sodium hydroxide
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- Pending
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01F—COMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
- C01F7/00—Compounds of aluminium
- C01F7/02—Aluminium oxide; Aluminium hydroxide; Aluminates
- C01F7/34—Preparation of aluminium hydroxide by precipitation from solutions containing aluminium salts
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01F—COMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
- C01F11/00—Compounds of calcium, strontium, or barium
- C01F11/46—Sulfates
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geology (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発勇はアルミナ粒子の製造方法の改良に関する。
アルミナ粒子の製造方法としてはバイヤー法をはじめと
して種々の方法が開発されている。このうち、硫酸アル
ミニウムと水酸化ナトリウムとを原料とする方法が知ら
れている。
して種々の方法が開発されている。このうち、硫酸アル
ミニウムと水酸化ナトリウムとを原料とする方法が知ら
れている。
この方法では、まず硫酸アルミニウム溶液に水酸化ナト
リウム溶液を加えて中和し、水酸化アルミニウム沈殿と
硫酸ナトリウム溶液とを生成する0次に、水酸化アルミ
ニウム沈殿を硫酸ナトリウム溶液から分離し、洗浄する
。つづいて、水酸化アルミニウムを乾燥、脱水した後、
焼成してアルミナを製造する。
リウム溶液を加えて中和し、水酸化アルミニウム沈殿と
硫酸ナトリウム溶液とを生成する0次に、水酸化アルミ
ニウム沈殿を硫酸ナトリウム溶液から分離し、洗浄する
。つづいて、水酸化アルミニウムを乾燥、脱水した後、
焼成してアルミナを製造する。
上記従来の方法で゛は、製造されるα−アルミナ粒子の
粒径は、中和槽での水酸化ナトリウム溶液による中和速
度、攪拌強度、温度等の中和条件及び水酸化アルミニウ
ムの乾燥、脱水、焼成条件により調整される。
粒径は、中和槽での水酸化ナトリウム溶液による中和速
度、攪拌強度、温度等の中和条件及び水酸化アルミニウ
ムの乾燥、脱水、焼成条件により調整される。
この場合、硫酸アルミニウム溶液に加える水酸化ナトリ
ウム溶液の濃度が変動すると中和速度を制御することが
困難となる。このため、水酸化ナトリウム溶液としては
濃度一定のものが用いられ、中和反応により生成した硫
酸ナトリウム溶液から水酸化ナトリウム溶液を再生し、
再使用することは行なっていない、この結果、高価な水
酸化ナトリウムが大量に使用されることになり、コスト
上昇を招くという欠点があった。。
ウム溶液の濃度が変動すると中和速度を制御することが
困難となる。このため、水酸化ナトリウム溶液としては
濃度一定のものが用いられ、中和反応により生成した硫
酸ナトリウム溶液から水酸化ナトリウム溶液を再生し、
再使用することは行なっていない、この結果、高価な水
酸化ナトリウムが大量に使用されることになり、コスト
上昇を招くという欠点があった。。
本発明は上記欠点を解消するためになされたものであり
、水酸化ナトリウムを再生、再使用することにより水酸
化ナトリウムの使用量を減少させ、低コストでアルミナ
粒子を製造し得る方法を提供しようとするものである。
、水酸化ナトリウムを再生、再使用することにより水酸
化ナトリウムの使用量を減少させ、低コストでアルミナ
粒子を製造し得る方法を提供しようとするものである。
本発明のアルミナ粒子の製造方法は、従来の方法とは逆
に水酸化ナトリウム溶液に硫酸アルミニウム溶液を加え
て中和するとともに、中和反応により生成した水酸化ア
ルミニウム沈殿を分離した後の硫酸ナトリウム溶液に水
酸化カルシウムを加えて硫酸カルシウム沈殿と水酸化ナ
トリウム溶液とし、硫酸カルシウム沈殿を分離した後の
水酸化ナトリウム溶液を中和反応用として再利用するこ
とを特徴とするものである。
に水酸化ナトリウム溶液に硫酸アルミニウム溶液を加え
て中和するとともに、中和反応により生成した水酸化ア
ルミニウム沈殿を分離した後の硫酸ナトリウム溶液に水
酸化カルシウムを加えて硫酸カルシウム沈殿と水酸化ナ
トリウム溶液とし、硫酸カルシウム沈殿を分離した後の
水酸化ナトリウム溶液を中和反応用として再利用するこ
とを特徴とするものである。
このような方法によれば、硫酸ナトリウム溶液から水酸
化ナトリウム溶液を再生するために、水酸化ナトリウム
よりも安価な水酸化カルシウムを用いているので、コス
トを大幅に低減することができる。また、再生した水酸
化ナトリウム溶液を再利用するため、中和槽における水
酸化ナトリウムの濃度が変動するが、水酸化ナトリウム
に加える硫酸アルミニウムを調整することにより中和速
度を調整することができるので、アルミナ粒子の粒径制
御には影響がない。
化ナトリウム溶液を再生するために、水酸化ナトリウム
よりも安価な水酸化カルシウムを用いているので、コス
トを大幅に低減することができる。また、再生した水酸
化ナトリウム溶液を再利用するため、中和槽における水
酸化ナトリウムの濃度が変動するが、水酸化ナトリウム
に加える硫酸アルミニウムを調整することにより中和速
度を調整することができるので、アルミナ粒子の粒径制
御には影響がない。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図に示すように、本発明に係るアルミナ粒子の製造方法
は、水酸化アルミニウム生成工程1、水酸化アルミニウ
ム分離・洗浄工程2.アルミナ生成工程3及び水酸化ナ
トリウム再生工程4からなる。
は、水酸化アルミニウム生成工程1、水酸化アルミニウ
ム分離・洗浄工程2.アルミナ生成工程3及び水酸化ナ
トリウム再生工程4からなる。
水酸化アルミニウム生成工程lでは、水酸化ナトリウム
溶液に硫酸アルミニウム溶液を徐々に加えて中和するこ
とにより、次式に示すように水酸化アルミニウム沈殿と
硫酸ナトリウム溶液とを生成する。
溶液に硫酸アルミニウム溶液を徐々に加えて中和するこ
とにより、次式に示すように水酸化アルミニウム沈殿と
硫酸ナトリウム溶液とを生成する。
6NaOH+AJh(SO4)3 2AKOH)3↓
+3 N a 2 S Oa水酸化アルミニウム分離・
洗浄工程2では、前工程で生成した水酸化アルミニウム
沈殿を遠心分離、口過等の手段により硫酸ナトリウム溶
液より分離し、不純物を除くために水酸化アルミニウム
を水で洗浄する。
+3 N a 2 S Oa水酸化アルミニウム分離・
洗浄工程2では、前工程で生成した水酸化アルミニウム
沈殿を遠心分離、口過等の手段により硫酸ナトリウム溶
液より分離し、不純物を除くために水酸化アルミニウム
を水で洗浄する。
アルミナ生成工程3では、水酸化アルミニウムを乾燥、
脱水、焼成して次式のようにα−アルミナ粒子を得る。
脱水、焼成して次式のようにα−アルミナ粒子を得る。
2 AfiOH)、→A見203+ 3 H20水酸化
アルミニウム再生工程、4では、水酸化アルミニウム分
離・洗浄工程2より排出される硫酸ナトリウム溶液に水
酸化カルシウム溶液を加え。
アルミニウム再生工程、4では、水酸化アルミニウム分
離・洗浄工程2より排出される硫酸ナトリウム溶液に水
酸化カルシウム溶液を加え。
次式に示すように、硫酸カルシウム沈殿と水酸化ナトリ
ウム溶液とを生成する。
ウム溶液とを生成する。
Na25o4+Ca(OH)2 →2NaOH+CaS
O4↓この工程で再生した水酸化ナトリウム溶液は水酸
化アルミニウム生成工程lへ戻され、循環再使用される
。
O4↓この工程で再生した水酸化ナトリウム溶液は水酸
化アルミニウム生成工程lへ戻され、循環再使用される
。
本発明方法では、製造されるα−アルミナ粒子の粒径は
、水酸化アルミニウム生成工程lにおける中和槽での水
酸化ナトリウム濃度、硫酸アルミニウムによる中和速度
、攪拌強度、温度等の中和条件及びアルミナ生成工程3
における乾燥、脱水、焼成条件を調整することにより制
御される。
、水酸化アルミニウム生成工程lにおける中和槽での水
酸化ナトリウム濃度、硫酸アルミニウムによる中和速度
、攪拌強度、温度等の中和条件及びアルミナ生成工程3
における乾燥、脱水、焼成条件を調整することにより制
御される。
上述したような本発明方法によれば、水酸化ナトリウム
再生工程4において、硫酸ナトリウム溶液と水酸化カル
シウムとの反応により水酸化ナトリウム溶液を再生し、
これを水酸化アルミニウム生成工程lで再使用すること
ができる。この水酸化カルシウムは水酸化ナトリウムよ
りも安価であるため、α−アルミナ粒子の製造コストを
従来にりも大幅に低減することができる。また、水酸化
ア゛ルミニウム生成工程lにおいて、再生した水酸化ナ
トリウム溶液を再利用するため、中和槽における水酸化
ナトリウムの濃度が変動するが、水酸化ナトリウムに加
える硫酸アルミニウムを調整することにより中和速度を
調整することができるので、アルミナ粒子の粒径制御に
は影響がない。
再生工程4において、硫酸ナトリウム溶液と水酸化カル
シウムとの反応により水酸化ナトリウム溶液を再生し、
これを水酸化アルミニウム生成工程lで再使用すること
ができる。この水酸化カルシウムは水酸化ナトリウムよ
りも安価であるため、α−アルミナ粒子の製造コストを
従来にりも大幅に低減することができる。また、水酸化
ア゛ルミニウム生成工程lにおいて、再生した水酸化ナ
トリウム溶液を再利用するため、中和槽における水酸化
ナトリウムの濃度が変動するが、水酸化ナトリウムに加
える硫酸アルミニウムを調整することにより中和速度を
調整することができるので、アルミナ粒子の粒径制御に
は影響がない。
以上詳述した如く本発明のアルミナ粒子の製造方法によ
れば、水酸化ナトリウムを再生、再使用することにより
水酸化ナトリウムの使用量を減少させてコストを低減す
るとともに、粒径の制御されたアルミナ粒子を製造でき
るものである。
れば、水酸化ナトリウムを再生、再使用することにより
水酸化ナトリウムの使用量を減少させてコストを低減す
るとともに、粒径の制御されたアルミナ粒子を製造でき
るものである。
図は本発明の実施例におけるアルミナ粒子の製造方法を
示す工程図である。 1・・・水酸化アルミニウム生成工程、2・・・水酸化
アルミニウム分離・洗浄工程、3・・・アルミナ生成工
程、4・・・水酸化ナトリウム再生工程。
示す工程図である。 1・・・水酸化アルミニウム生成工程、2・・・水酸化
アルミニウム分離・洗浄工程、3・・・アルミナ生成工
程、4・・・水酸化ナトリウム再生工程。
Claims (1)
- 水酸化ナトリウム溶液に硫酸アルミニウム溶液を加えて
中和することにより、水酸化アルミニウム沈殿と硫酸ナ
トリウム溶液とを生成する工程と、水酸化アルミニウム
沈殿を硫酸ナトリウム溶液から分離し、洗浄する工程と
、水酸化アルミニウムを乾燥、脱水した後、焼成してα
−アルミナ粒子を生成する工程と、前記水酸化アルミニ
ウム沈殿が分離された硫酸ナトリウム溶液に水酸化カル
シウム溶液を加えて硫酸カルシウム沈殿と水酸化ナトリ
ウム溶液を生成し、硫酸カルシウム沈殿を分離する工程
とを有し、再生した水酸化ナトリウム溶液を水酸化アル
ミニウム生成用として再利用することを特徴とするアル
ミナ粒子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60125660A JPS61286218A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | アルミナ粒子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60125660A JPS61286218A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | アルミナ粒子の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61286218A true JPS61286218A (ja) | 1986-12-16 |
Family
ID=14915500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60125660A Pending JPS61286218A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | アルミナ粒子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61286218A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101880050A (zh) * | 2010-08-02 | 2010-11-10 | 宜兴市振海稀土材料有限公司 | 高纯三氧化二铝的制备方法 |
CN108754499A (zh) * | 2018-07-03 | 2018-11-06 | 贵州大学 | 一种制酸联产金属抛光液的工艺 |
-
1985
- 1985-06-10 JP JP60125660A patent/JPS61286218A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101880050A (zh) * | 2010-08-02 | 2010-11-10 | 宜兴市振海稀土材料有限公司 | 高纯三氧化二铝的制备方法 |
CN108754499A (zh) * | 2018-07-03 | 2018-11-06 | 贵州大学 | 一种制酸联产金属抛光液的工艺 |
CN108754499B (zh) * | 2018-07-03 | 2021-03-16 | 贵州大学 | 一种制酸联产金属抛光液的工艺 |
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