JPS61285384A - 流動化状態検知方法 - Google Patents

流動化状態検知方法

Info

Publication number
JPS61285384A
JPS61285384A JP12708285A JP12708285A JPS61285384A JP S61285384 A JPS61285384 A JP S61285384A JP 12708285 A JP12708285 A JP 12708285A JP 12708285 A JP12708285 A JP 12708285A JP S61285384 A JPS61285384 A JP S61285384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluidized bed
gas
pressure fluctuations
gas pressure
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12708285A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0515955B2 (ja
Inventor
健二 田頭
敏和 庄島
清家 弥十郎
将口 和夫
中原 祐介
古澤 健彦
滋勝 森
正靭 堀尾
諸岡 成治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP12708285A priority Critical patent/JPS61285384A/ja
Publication of JPS61285384A publication Critical patent/JPS61285384A/ja
Publication of JPH0515955B2 publication Critical patent/JPH0515955B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、流動層内の流動化状態、すなわち、流動層内
で発生す娶気泡の数や大きさなど流動層内の挙動を検知
する方法に関するものである。
従来の技術 現在、流動床装置は、石炭ガス化、廃棄物処理。
セメント製造など多種多様な分野にて使用されている。
この流動床装置の性能を左右する要因、あるいは、作動
中に流動床装置の能力を変更するための1つの要因とし
て、流動層内に発生する気泡の数や大きさがある。
実験室で流動床装置の性能試験を行う場合、流動層を形
成する壁や天井を透明なアクリル板などで形成し、流動
層内部を可視化する方法が取られている。壁に沿って上
昇する気泡を眺めたり、流動層表面で破裂する気泡を写
真やビデオに取ることで、その数や大きさを計っている
また、実機(あるいはモデル機でもそうである9・ が)の流動層内へホットワイヤロープや投受光を行う光
ファイバを突っ込んで計測することもある。
この基本的な計測原理は、上下に一対のセンサを置き、
気泡がこのセンサ間を移動する時間から気泡の上昇速度
を求め、気泡が1つのセンサを横切る時間と上昇速度と
から気泡の大きさを求めるものである。なお、ホットワ
イヤプローブでは気泡の通過を電気抵抗の変化で知り、
光ファイバでは受光量の変化から知るものである。
発明が解決しようとする問題点 流動層の壁を透明な部材で構成することは、今の所実験
室でしかできないし、作業員が観察したりビデオに撮っ
たりした場合たは、自動的忙流動床装置の運転を制御す
ると言う自動制御機器に採用することはできない。
ホットワイヤープローブや光ファイバでは、流動層内の
極一部の状態しか観察できないし、流動層の挙動を乱し
てしまうことになる。更に致命的なことは、これらのセ
ンサが流動物と接触することであり、このためセンサは
耐摩耗性、耐食性、時には耐熱性を要求されることがあ
り、極めて厳しい雰囲気条件の流動層には適用できない
ことである。
本発明は上記事情にかんがみてなされたもので、流動層
の流動物とは非接触的に流動層内の流動化状態を検知す
ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、流動層の       ガス排出流路のガス
圧力変動と流動層のガス入口流路のガス圧力変動とを検
出し、上記ガス排出流路のガス圧力変動から上記ガス入
口流路のガス圧力変動に含まれる周波数成分を除去して
流動層内の流動化状態を検知するものである。
本願発明者による流動層の研究において、ガス入口流路
のガス圧力変動に含まれる周波数成分は、ガス流量に左
右されずむしろ流動床装置自身有のものであることが分
って来た。つまり、一度その周波数成分を求めておけば
、装置の通常運転時において一々ガス入口のガス圧力変
動を求める必要はないことが分った。従って本発明では
、流動層のガス排出流路のガス圧力変動を検出し、同ガ
ス圧力変動に含まれる特定帯域の周波数成分のみを取り
出して流動層内の流動化状態を検知するようにしている
また、ガス排出流路におけるガス圧力変動の周波数成分
は、流動層表面で破裂する気泡の数(単位時間当り)に
影響されるものであり、それは流動床装置に固有の周波
数と異なる場合が多いことも判明した。そこで本発明で
は、流動層のガス排出流路のガス圧力変動を検出し、同
ガス圧力変動をスペクトル解析してそのスペクトルビー
クを求め、同スペクトルビークの周波数から流動層表面
で破裂した気泡の頻度を求めて流動層内の流動化状態を
検知するようにしている。
作用 流動層のガス排出流路、たとえば、流動層表面あるいは
フリーボード部やその後流側のガス圧力は、常に変動し
ている。この圧力変動は、流動層表面での気泡の破裂に
伴うものと、流動床装置自身が有す、るものとがあり、
一般的にその周波数成分に差があることを本願発明者は
見い出した。従って、本発明の流動化状態検知方法は、
流動層ガス排出流路でまず圧力変動を検出し、それから
いかにして必要なものを取り出すかにある。
いずれにしろ検出すべきものは、流動層表面における気
泡の破裂忙伴うものであり、その周波数が破裂頻度、す
なわち、気泡の数になる。また、気泡の大きさは、供給
されたガス量と気泡の数とに比例(供給されたガスが反
応しないで全て気泡になるなら温度条件を加味して単に
割れば良い)するので求めることができる。
実施例 以下、本発明による方法を添付図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は流動床装置の流動層前後の要部のみを示したも
のである。参照符号1はガス入口流路(風箱)で、ガス
供給管2から送られて来たガスはこのガス入口流路1に
入り、目皿3を通ってガス排出流路(フリーボード)4
に流れる。目皿3の上部には微粉炭などの流動物が投入
されており、この流動物は、目皿3下部のガス圧および
流動物内を上昇する気泡によって支えられ、かつ、流動
させられていて、流動層5が形成されている。符号6は
ガス排出管で、ガス排出流路4に流れ出たガスを排出す
る。
符号7および8は圧力計で、圧力計7はガス入口流路1
内の圧力を、圧力計8はガス排出流路4内の圧力を夫々
計測するもので、応答性は良く、電気的に出力できるも
のであれば雰囲気に応じたものを適当に選ぶことができ
る。第2図には、これらの圧力計7.8の出力を示しで
あるが、圧力の絶対値は必要でなく圧力変動分のみを示
しである。Plが圧力計7、P2が圧力計8の出力であ
るが図から分かるように、両者の圧力変動は正負が通勤
しているものの、略相似である。なお、実際には両者の
間には時間のズレを生じているが、時間軸(横軸)を移
動させて両者が一致するよう調整している。
さて次に、ガス排出流路(フリーボード)4のガス圧力
変動P2から、ガス入口流路(風箱)lのガス圧力変動
P1に含まれる周波数成分を除去しなければならない。
これには各種方法があるが、以下に代表的な2例を示す
囚 上述したよう釦、ガス圧力変動P1とP2とは正負
符号が逆であるだけで略相似形をしている。結論から言
えば、圧力変動P1に気泡破裂の成分を重畳したものが
圧力変動P2であるので、圧力変動P1およびP2のレ
ンジを一致させ、かつ、時間軸を揃えて加算すれば良い
。これにより、圧力変動P2から圧力変動P1に含まれ
る周波数成分を除去したものが得られる。第3図にその
出力を示しであるが、この演算はリアルタイムに行われ
る。
(Bl  第4図は、圧力変動P1およびP2をたとえ
ば12.8秒間サンプリングして、そのパワースペクト
ルを求めた結果で、Slが圧力変動P1.82が÷→圧
力変動P2に対するものになっている。
これらのスペクトルS1およびS2にはスペクトルビー
クa、bおよびCが見られ、特にヒータCは圧力変動P
2にしかない周波数成分である。換言すれば、ビークC
近傍の周波数成分以外は圧力変動P1およびP2に共通
した成分であると言える。従って、適当な帯域フィルタ
(アナログ式でもデジタル式でも良く、上記ビークC近
傍の周波数成分のみを通過させるもの)を予め準備し、
圧力変動P2をこのフィルタに通せば良い。
第1図の符号9はこのフィルタで、その出力はモニタ1
0で表示されるが、モニタ10の画面は第3図と同じ建
なる。なお、フィルタ9にアナ“ログ式、いわゆる、バ
ンドパスフィルタを使用すれば、リアルタイムにモニタ
されるが分解性能は落ちる。一方、デジタルフィルタ、
すなわち、圧力変動P2をたとえばフーリエ変換して実
数成分と虚数成分とに分離し、それに周波数分離用の関
数の実数成分と虚数成分とをそれぞれ掛は合わせ、逆フ
ーリエ変換して時間領域に戻すものあれば、分離性能は
高いもののリアルタイム性が失われることにある。
このようにして圧力変動P2から圧力変動PIK含まれ
る周波数成分を除去した訳であるが、残ったもの、すな
わち、第3図に示すものは5ないスペクトルビークC近
傍の周波数である。これは流動層5の表面で破裂した気
泡に起因するもので、周波数が1秒間に破裂した気泡の
数であると言える。従って、流動化状態がまるで分かつ
ていない流動床装置において圧力変動P2を検出し、そ
れをスペクトル分解してスペクトルビークの周波数を求
めれば流動層表面で破裂する気泡の個数が推定できるこ
とになる。なお、気泡の大きさは、ガス排出流路4から
排出管6へ流れるガスの流量をかつている場合、つまり
、上記(4)の方法で標準的な波形が分かつている場合
、あるいは、上記(B)のようにフィルタ9の特性が定
められている場合には、異常運転時(気泡が多すぎたり
、少なすぎたりした時)にその出力波形が変化するので
、本発明の方法を異常監視用に使うことができる。
上記(B)の説明で、スペクトルビークC近傍の周波数
成分を取り出すことを述べた。これを正確にできる。ガ
ス入口流路1側のパワースペクトルS1を入口、ガス排
出流路4側のパワースペクトルS2を出口として伝達関
数を求める。第5図には、求められた伝達関数を例示し
である。Lは閾値で、適当に定めることができ、閾値し
以上の相関を有する周波数域をフィルタ9の帯域とすれ
ば良い。
第6図には、アナログフィルタを用いる分離用関数の例
を示しである。
一般に、ガス入口流路1内の圧力変動は運転条件に左右
されず、むしろ流動床装置に固有な部分が多い。従って
、予め上記方法によりガ2人ロ流路1の圧力変動に含ま
れる周波数成分を、逆に言えばフィルタ9で通過させる
周波数帯域を、予め求めておくことにより、常時ガス入
口流路1の圧力を測定する必要はない。
なお、上記実施例では、ガス入口流路lとして風箱を、
ガス排出流路4としてフリーボードを採用してそれらの
圧力を測定したが、ガス供給管2やガス排出管6の圧力
を測定しても良い。
発明の効果 本発明の方法によれば、従来の方法のように局部的でな
(、流動層全体の情報を得ることができる。
また、ガス入口あるいはガス排出流路の圧力を計測すれ
ば事足りるので、流動層自身の挙動を乱すことがない。
更に、これらガス入口およびガス排出流路の雰囲気は極
めて悪いと言うものでもなく、従って通常の仕様の圧力
計を使用でき、本発明をあらゆる流動床装置に適用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は流動床装置の要部を示す図、第2図は計測され
た圧力変動を示す図、第3図はガス入口流路の周波数成
分を除去したガス排出流路の圧力変動を示す図、第4図
は第2図の)くワースベクトル解析図、第5図は伝達関
数を例示した図、第6図は分離関数を例示した図である
。 1・・ガス入口流路(風箱)、4・・ガス出口流路(フ
リーボード)、7.8・・圧力計、9・・フィルタ。 第と図 第3図 第4図 PZ*z1°7−人YフトルS2 Q       ZOHl 周汲数 PlのパワベPマフトルS1 第5図 1庫   2°8′

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 流動層のガス排出流路のガス圧力変動と流動層のガ
    ス入口流路のガス圧力変動とを検出し、上記ガス排出流
    路のガス圧力変動から上記ガス入口流路のガス圧力変動
    に含まれる周波数成分を除去してなる流動層内の流動化
    状態検知方法。 2 流動層のガス排出流路のガス圧力変動を検出し、同
    ガス圧力変動に含まれる特定帯域の周波数成分のみを取
    り出してなる流動層内の流動化状態検知方法。 3 流動層のガス排出流路のガス圧力変動を検出し、同
    ガス圧力変動をスペクトル解析してそのスペクトルピー
    クを求め、同スペクトルピークの周波数から流動層表面
    で破裂した気泡の頻度を求めてなる流動層内の流動化状
    態検知方法。
JP12708285A 1985-06-13 1985-06-13 流動化状態検知方法 Granted JPS61285384A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12708285A JPS61285384A (ja) 1985-06-13 1985-06-13 流動化状態検知方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12708285A JPS61285384A (ja) 1985-06-13 1985-06-13 流動化状態検知方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61285384A true JPS61285384A (ja) 1986-12-16
JPH0515955B2 JPH0515955B2 (ja) 1993-03-03

Family

ID=14951127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12708285A Granted JPS61285384A (ja) 1985-06-13 1985-06-13 流動化状態検知方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61285384A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62272136A (ja) * 1986-02-19 1987-11-26 ビ−ピ− ケミカルズ リミテツド 流動床中の異常物の検出法と装置
JP2005233681A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Jms Co Ltd 圧力測定装置及び圧力測定方法
JP2010188170A (ja) * 2010-05-24 2010-09-02 Jms Co Ltd 血液透析装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62272136A (ja) * 1986-02-19 1987-11-26 ビ−ピ− ケミカルズ リミテツド 流動床中の異常物の検出法と装置
JP2005233681A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Jms Co Ltd 圧力測定装置及び圧力測定方法
JP2010188170A (ja) * 2010-05-24 2010-09-02 Jms Co Ltd 血液透析装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0515955B2 (ja) 1993-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030216879A1 (en) Integrated system for verifying the performance and health of instruments and processes
US20080015817A1 (en) Condition Monitoring of Electrical Cables as Installed in Industrial Processes
ATE198935T1 (de) Verfahren und vorrichtung zum messen des differentiellen sauerstoffgehaltes zwischen zwei gasströmen
SE0101526L (sv) System, anordning och förfarande för diagnostisering av flödesprocesser
JPS62246695A (ja) スチ−ムトラツプの作動判定装置
CA2162553A1 (en) Methods and apparatus for monitoring water process equipment
JPS58108419A (ja) 異常検査装置
JPS61285384A (ja) 流動化状態検知方法
EP0151486A2 (en) Method and apparatus for measuring specific gravity
JPS59176643A (ja) 弁微少リ−ク量測定装置
ATE113377T1 (de) Verfahren zum messen des druckes eines gases in einem gasdruckspeicher und vorrichtung zum durchführen desselben.
KR20200137295A (ko) 제로크로싱레이트를 기반으로 한 가스터빈 연소불안정 진단 시스템 및 이를 이용한 가스터빈 연소불안정 진단 방법
CN209841481U (zh) 瓦斯抽放检测系统
KR870001484B1 (ko) 가스분석방법과 그 장치
DE2755743B2 (de) Verfahren zur Früherkennung von Betriebsstörungen einer technischen Anlage sowie eine Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
SU1522880A1 (ru) Способ обнаружени развивающейс межконтурной течи в парогенераторе
JPH0337541A (ja) 弁および管のリーク原因判別方法およびその判別装置
JP3802899B2 (ja) 流動床ボイラ監視装置、流動床ボイラ監視方法、流動床ボイラ監視用プログラムおよび流動床ボイラ監視用記録媒体
ATE377816T1 (de) Melder, testvorrichtung zum prüfen eines melders und verfahren zum betreiben eines melders
ATE8535T1 (de) Vorrichtung zur messung der masse eines fluidstromes.
JPH03138528A (ja) センサ異常検出方法
CN208921199U (zh) 一种火电厂烟气流量软测量装置
Taya et al. Detecting blockage in process connections of differential pressure transmitters
SU1368493A1 (ru) Способ регулировани работы гидромашины по состо нию контактного уплотнени и устройство дл его осуществлени
Zinoviev et al. Application of hot-wire technology in a blowdown type transonic wind tunnel