JPS61285361A - 恒温槽の温度制御方法 - Google Patents
恒温槽の温度制御方法Info
- Publication number
- JPS61285361A JPS61285361A JP12736085A JP12736085A JPS61285361A JP S61285361 A JPS61285361 A JP S61285361A JP 12736085 A JP12736085 A JP 12736085A JP 12736085 A JP12736085 A JP 12736085A JP S61285361 A JPS61285361 A JP S61285361A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- refrigerator
- control method
- heater
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Control Of Temperature (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の分野)
この発明は微生物培養や種々の低温恒温実験などに用い
られる恒温槽の温度制御方法に関し、特にヒータ出力を
制御しない2値制御方式とヒータ出力を制御する例えば
1フ10I+1111方式とを利用した恒温槽の温度制
御方式に関する。
られる恒温槽の温度制御方法に関し、特にヒータ出力を
制御しない2値制御方式とヒータ出力を制御する例えば
1フ10I+1111方式とを利用した恒温槽の温度制
御方式に関する。
(先行技術の説明)
低温恒温槽では、使用庫内温度範囲(通常では一10〜
50℃程度)の間で均一な庫内温度分布を得るため、冷
凍機とヒータとを組み込んで制御をおこなっている。
50℃程度)の間で均一な庫内温度分布を得るため、冷
凍機とヒータとを組み込んで制御をおこなっている。
従来最も簡単な構成として、21iff制御により冷凍
機とヒータを交互に運転する方式がとられているが、こ
の方式では冷凍機またはヒータのどちらか一方を常に通
電するため消費電力が大きく、またに−夕はオン/オフ
制御するのみで容置制御を行なわず、かつ冷凍機が常に
運転をくり返すため、庫内温度分布幅を±2℃程度以下
に抑えられないという欠点があった。
機とヒータを交互に運転する方式がとられているが、こ
の方式では冷凍機またはヒータのどちらか一方を常に通
電するため消費電力が大きく、またに−夕はオン/オフ
制御するのみで容置制御を行なわず、かつ冷凍機が常に
運転をくり返すため、庫内温度分布幅を±2℃程度以下
に抑えられないという欠点があった。
また、ヒータの発熱間(出力)を制御するP(比例)制
御方式のものがあり、この方式によれば庫内温度分布幅
は相当(±1℃以下)に抑えられるが、庫内温度を0℃
付近以下に設定すると、発熱量を制限しているために短
時間に霜詰りを起して庫内温度制御がきかなくなり、そ
の度に手動デフロストを行なう必要があり煩雑であった
。
御方式のものがあり、この方式によれば庫内温度分布幅
は相当(±1℃以下)に抑えられるが、庫内温度を0℃
付近以下に設定すると、発熱量を制限しているために短
時間に霜詰りを起して庫内温度制御がきかなくなり、そ
の度に手動デフロストを行なう必要があり煩雑であった
。
さらに高性能の恒温槽では、PID(比例−ト積分十微
分)制御方式を用いて冷凍機は常に運転し、ヒータの容
置制御により温度制限するものもあるが、デフロストの
ため2系統の冷却系統をもつなどコストが格段に上昇し
、また冷凍機を常に運転しているため消費電力も非常に
大きくなり不経済である。
分)制御方式を用いて冷凍機は常に運転し、ヒータの容
置制御により温度制限するものもあるが、デフロストの
ため2系統の冷却系統をもつなどコストが格段に上昇し
、また冷凍機を常に運転しているため消費電力も非常に
大きくなり不経済である。
(発明の目的)
それゆえに、この発明の目的は、上記従来技術の問題点
を解消し、低コスト、低消費電力でありながら庫内温度
分布の精度が良く、かつ手動デフロストを行なう必要の
ないfS温槽の温度制御方法を捉供することである。
を解消し、低コスト、低消費電力でありながら庫内温度
分布の精度が良く、かつ手動デフロストを行なう必要の
ないfS温槽の温度制御方法を捉供することである。
(発明の構成)
上記目的を達成するため、この発明による恒温槽の温度
制御方法では、0℃よりも高い所定温度を予め定めてお
き、庫内設定温度が前記所定温度よりも高いときにはヒ
ータ出力を制御する第1の制御方式により温度制御を行
ない、庫内設定温度が前記所定の温度よりも低いときに
はヒータ出力を1iIJIHすることなくヒータと冷凍
機とを交互に運転する第2の制御方式により温度制御を
行なうようにしている。
制御方法では、0℃よりも高い所定温度を予め定めてお
き、庫内設定温度が前記所定温度よりも高いときにはヒ
ータ出力を制御する第1の制御方式により温度制御を行
ない、庫内設定温度が前記所定の温度よりも低いときに
はヒータ出力を1iIJIHすることなくヒータと冷凍
機とを交互に運転する第2の制御方式により温度制御を
行なうようにしている。
(実施例の説明)
第1図は、この発明による恒温槽の温度制御方法の一実
施例を示すブロック図である。図示しない恒温槽本体は
ヒータ1と冷凍12とを備え、該恒温槽の庫内温度制御
は、マイクロコンピュータ3からの指令信号によってト
ランジスタ4.5をオン/オフ制御し、これに応じて半
導体スイッチ(SSR)6.7に駆!71電源をスイッ
チングさせて、ヒータ1および冷凍機2を所望の態様に
運転することによって行なわれる。
施例を示すブロック図である。図示しない恒温槽本体は
ヒータ1と冷凍12とを備え、該恒温槽の庫内温度制御
は、マイクロコンピュータ3からの指令信号によってト
ランジスタ4.5をオン/オフ制御し、これに応じて半
導体スイッチ(SSR)6.7に駆!71電源をスイッ
チングさせて、ヒータ1および冷凍機2を所望の態様に
運転することによって行なわれる。
庫内温度はサーミスタ8により常時監視され、サーミス
タ8の抵抗変化として取り入れられた庫内温度情報は、
ブリッジ9により電圧値に変化された後A/Dコンバー
タ10によりディジタル凹に変換され、入力ボート11
を介してマイクロコンピュータ3に取り込まれる。操作
者は図示しない恒温槽本体に設けられたディジタル温度
設定スイッチ12により所望の庫内温度を設定し、設定
されたディジタル値は設定温度情報としてマイクロコン
ピュータ3に与えられる。マイクロコンピュータ3は、
上記庫内温度情報および設定温度情報に基づき、ROM
13に記憶された制御方法に従ってヒータ1および冷凍
機2を駆動し、庫内温度制御を行なう。
タ8の抵抗変化として取り入れられた庫内温度情報は、
ブリッジ9により電圧値に変化された後A/Dコンバー
タ10によりディジタル凹に変換され、入力ボート11
を介してマイクロコンピュータ3に取り込まれる。操作
者は図示しない恒温槽本体に設けられたディジタル温度
設定スイッチ12により所望の庫内温度を設定し、設定
されたディジタル値は設定温度情報としてマイクロコン
ピュータ3に与えられる。マイクロコンピュータ3は、
上記庫内温度情報および設定温度情報に基づき、ROM
13に記憶された制御方法に従ってヒータ1および冷凍
機2を駆動し、庫内温度制御を行なう。
第2図はマイクロコンピュータ3の動作を示すフローチ
ャートである。まず、ステップS1で電源投入を持ち、
電源が投入されればステップS2において温度設定スイ
ッチ12により温度設定が行なわれるのを待機する。温
度設定が行なわれるとステップS3へと進み、設定値が
庫内温度よりも例えば3℃以上高いかどうかを判別する
。“Yes”のときには庫内温度を急激に立ち上げる必
要があるため、ステップS4へと進んでヒータ1を10
0%容量で運転する。
ャートである。まず、ステップS1で電源投入を持ち、
電源が投入されればステップS2において温度設定スイ
ッチ12により温度設定が行なわれるのを待機する。温
度設定が行なわれるとステップS3へと進み、設定値が
庫内温度よりも例えば3℃以上高いかどうかを判別する
。“Yes”のときには庫内温度を急激に立ち上げる必
要があるため、ステップS4へと進んでヒータ1を10
0%容量で運転する。
庫内温度が上昇して設定値が庫内温度+3℃よりも小さ
くなった場合、または設定当初から設定値が庫内温度+
3℃よりも小さい場合には、ステップS3からステップ
S5へと移行して、設定値が例えば5℃以上かどうかを
判別する。そして、設定・値が5℃以上のときにはステ
ップS6へと進んでヒータ出力を制御する例えばPID
II、l1tlll方式による庫内温f!!a、II御
を行ない、5℃以下のときにはステップS7へと進んで
ヒータ出力を制御しない2値制御方式により庫内温度制
御を行なう。このような制御は電源がオフされるままで
続けられ、途中で温度設定が変化した場合(操作者の再
設定またはプログラム運転による自動再設定)には、上
述の動作が繰り返されるものである。
くなった場合、または設定当初から設定値が庫内温度+
3℃よりも小さい場合には、ステップS3からステップ
S5へと移行して、設定値が例えば5℃以上かどうかを
判別する。そして、設定・値が5℃以上のときにはステ
ップS6へと進んでヒータ出力を制御する例えばPID
II、l1tlll方式による庫内温f!!a、II御
を行ない、5℃以下のときにはステップS7へと進んで
ヒータ出力を制御しない2値制御方式により庫内温度制
御を行なう。このような制御は電源がオフされるままで
続けられ、途中で温度設定が変化した場合(操作者の再
設定またはプログラム運転による自動再設定)には、上
述の動作が繰り返されるものである。
第3図は、上記ステップS6におけるPID制御方式に
よる庫内温度制御の説明図である。第3図(a)の曲線
14は庫内の温度変化を表わしており、直線15は設定
温度(すなわち目標値)を表わしている。設定温度が外
気温よりも低い場合、ヒータ1および冷凍機2はそれぞ
れ第3図(b)。
よる庫内温度制御の説明図である。第3図(a)の曲線
14は庫内の温度変化を表わしており、直線15は設定
温度(すなわち目標値)を表わしている。設定温度が外
気温よりも低い場合、ヒータ1および冷凍機2はそれぞ
れ第3図(b)。
(C)に示すように制御運転され、庫内温度14は目標
値15を中心として±0.5℃程度上下に変化する。こ
のとき、■(積分)要素により斜線領域A、Bの面積が
等しくなるように、かつD(微分)要素により目標値に
早く到達するようにヒータ出力が非線形に制御されてい
るので、庫内温度平均値は目標値15と一致するととも
に、プログラム運転などで大きく庫内温度を変化させた
場合に目標値到達時間が早くなる。P制御ではヒータ出
力は目標値と現在温度との差に比例して線形に制御され
るので(例えば第4図(b)参照)、領域A、Bの面積
は等しくならず、庫内温度平均値は点線16に示すよう
に目標値15からtoだけずれてしまう。結果として、
PID制御の方が庫内の温度分布精度が増すので好まし
いが、仮にPIIIIlllを用いたとしても、2伯制
御よりは庫内温度分布精度は大幅に改善される。なお、
ヒータ出力がないにもかかわらず庫内温度が上昇してい
る部分は、外気による温度上昇である。
値15を中心として±0.5℃程度上下に変化する。こ
のとき、■(積分)要素により斜線領域A、Bの面積が
等しくなるように、かつD(微分)要素により目標値に
早く到達するようにヒータ出力が非線形に制御されてい
るので、庫内温度平均値は目標値15と一致するととも
に、プログラム運転などで大きく庫内温度を変化させた
場合に目標値到達時間が早くなる。P制御ではヒータ出
力は目標値と現在温度との差に比例して線形に制御され
るので(例えば第4図(b)参照)、領域A、Bの面積
は等しくならず、庫内温度平均値は点線16に示すよう
に目標値15からtoだけずれてしまう。結果として、
PID制御の方が庫内の温度分布精度が増すので好まし
いが、仮にPIIIIlllを用いたとしても、2伯制
御よりは庫内温度分布精度は大幅に改善される。なお、
ヒータ出力がないにもかかわらず庫内温度が上昇してい
る部分は、外気による温度上昇である。
設定温度が外気温よりも高い場合には、ヒータ1は第3
図(d)に示すようにti制御運転される。
図(d)に示すようにti制御運転される。
このとき冷凍112は運転されず、庫内温度の低下は外
気温との差により行なわれる。この場合にPIll ’
IIJを用いれば、ヒータ1は第4図(b)に示すよう
に制御運転されて庫内温度は第4図(a)に示す如く変
化し、庫内温度平均値17は上記と同様に目標値18か
らずれてしまうとともに、温度分布幅もPIDilJt
lllの場合よりも大きくなってしまうので、やはりP
IDIIIIII方式を用いるのが好ましい。
気温との差により行なわれる。この場合にPIll ’
IIJを用いれば、ヒータ1は第4図(b)に示すよう
に制御運転されて庫内温度は第4図(a)に示す如く変
化し、庫内温度平均値17は上記と同様に目標値18か
らずれてしまうとともに、温度分布幅もPIDilJt
lllの場合よりも大きくなってしまうので、やはりP
IDIIIIII方式を用いるのが好ましい。
P制御の場合、第4図に示すようにヒータ出力は目標W
115と現在温度との差tに比例(Kt)して出力され
、庫内の通常設定範囲は一り0℃〜50℃程度と広いの
で、ピー9100%作動はt= 606egのときとい
うことになる。通常の運転ではtの値は1 dea前後
であるため、ヒータ出力は2%程度以下となり、消費電
力は大幅に節減できる。このことは、PID!IJI1
1方式の場合においても同様である。しかしその一方で
、目標値(設定温度)がO℃程度以下のときは、P I
ll IIIやPID &(J m方式では上述したよ
うにヒータ出力が小さいため、冷凍機の霜が成長して霜
づまりを生じやすくなる。そこでこの発明では、設定温
度が例えば5℃以下の場合には、ヒータ出力を制御しな
い2値制御方式により温度制御を行なうようにしている
。
115と現在温度との差tに比例(Kt)して出力され
、庫内の通常設定範囲は一り0℃〜50℃程度と広いの
で、ピー9100%作動はt= 606egのときとい
うことになる。通常の運転ではtの値は1 dea前後
であるため、ヒータ出力は2%程度以下となり、消費電
力は大幅に節減できる。このことは、PID!IJI1
1方式の場合においても同様である。しかしその一方で
、目標値(設定温度)がO℃程度以下のときは、P I
ll IIIやPID &(J m方式では上述したよ
うにヒータ出力が小さいため、冷凍機の霜が成長して霜
づまりを生じやすくなる。そこでこの発明では、設定温
度が例えば5℃以下の場合には、ヒータ出力を制御しな
い2値制御方式により温度制御を行なうようにしている
。
第5図は、第2図のステップS7における2値制御方式
による庫内温度制御の説明図である。第5図(a)の曲
線19は庫内の温度変化を表わしており、直線20.2
1はそれぞれサーモ〇N。
による庫内温度制御の説明図である。第5図(a)の曲
線19は庫内の温度変化を表わしており、直線20.2
1はそれぞれサーモ〇N。
OFF点を表わしている。ヒータ1および冷凍機2は、
庫内温度がサーモON、OFF点に達したかどうかによ
って、第5図(c)、(d)に示すように交互に運転さ
れる。このときヒータ出力の制御は行なわないが、消費
電力を節減するため、第6図に示すように電源周波数の
例えば半分だけONさせることによって、例えばヒータ
出力50%の容量で運転する。このようにヒータ容量を
制限しても、急激に庫内温度を上昇させる必要があると
きにはステップS4においてヒータ容ff1100%を
使用するようにしているため、温度上昇が遅いという問
題は生じない。なお、前述したPID tjll II
Iにおけるヒータ出力の制御も、第6図に示す電源周波
数の分割0N10FF制御により行なうことができる。
庫内温度がサーモON、OFF点に達したかどうかによ
って、第5図(c)、(d)に示すように交互に運転さ
れる。このときヒータ出力の制御は行なわないが、消費
電力を節減するため、第6図に示すように電源周波数の
例えば半分だけONさせることによって、例えばヒータ
出力50%の容量で運転する。このようにヒータ容量を
制限しても、急激に庫内温度を上昇させる必要があると
きにはステップS4においてヒータ容ff1100%を
使用するようにしているため、温度上昇が遅いという問
題は生じない。なお、前述したPID tjll II
Iにおけるヒータ出力の制御も、第6図に示す電源周波
数の分割0N10FF制御により行なうことができる。
第5図の2値制御方式では、サーモON点側ではヒータ
余熱のため、サー七〇FF点側では冷凍機温度が冷凍機
オフですぐ上昇しないため、庫内温度19はサー七〇N
、OFF点20.21よりも広がる。しかし、上述した
ようにヒータ出力を50%容量に制限しているため、こ
の広がりは従来の100%ヒータ容量を使用する2値制
御の場合と比べて抑制されている。一方、第5図(b)
に示すように冷凍機温度が0℃以上に上昇するため、期
間tdにおいて冷凍機に付着した霜が完全に溶ける。ま
た庫内設定温度が0℃以下の場合であっても、と、−タ
が50%容量で交互に入るため、霜が成長して行かない
。そしてこのヒータ容量は、霜取りの目的のためには5
0%程度で十分である。
余熱のため、サー七〇FF点側では冷凍機温度が冷凍機
オフですぐ上昇しないため、庫内温度19はサー七〇N
、OFF点20.21よりも広がる。しかし、上述した
ようにヒータ出力を50%容量に制限しているため、こ
の広がりは従来の100%ヒータ容量を使用する2値制
御の場合と比べて抑制されている。一方、第5図(b)
に示すように冷凍機温度が0℃以上に上昇するため、期
間tdにおいて冷凍機に付着した霜が完全に溶ける。ま
た庫内設定温度が0℃以下の場合であっても、と、−タ
が50%容量で交互に入るため、霜が成長して行かない
。そしてこのヒータ容量は、霜取りの目的のためには5
0%程度で十分である。
なお、第1図および第2図の実施例においては、庫内温
度再設定により設定温度が庫内温度よりも例えば3℃以
上低くて急激に庫内濃度を低下させる必要が生じた場合
にはステップS6のP I D I制御またはステップ
S7の2値制御によることになるが、これらの制御にお
いて冷凍機は常に100%容量で運転するため、温度低
下はスムーズに行なわれる。
度再設定により設定温度が庫内温度よりも例えば3℃以
上低くて急激に庫内濃度を低下させる必要が生じた場合
にはステップS6のP I D I制御またはステップ
S7の2値制御によることになるが、これらの制御にお
いて冷凍機は常に100%容量で運転するため、温度低
下はスムーズに行なわれる。
また、上述の説明においては、PID制御と2値制御と
の分岐点を5℃としたが、0℃よりも高い所定温度であ
ればよく、好ましくは霜づまり回避の安全性を見込んで
3〜5℃程度であればよい。
の分岐点を5℃としたが、0℃よりも高い所定温度であ
ればよく、好ましくは霜づまり回避の安全性を見込んで
3〜5℃程度であればよい。
(発明の効果)
以上説明したように、この発明によれば、0℃よりも高
い所定湯面を予め定めておき、庫内設定温度が前記所定
温度よりも高いときにはヒータ出力を制御する制御方式
により温度制御を行ない、庫内設定温度が前記所定温度
よりも低いときにはヒータ出力を制御しないMIXl方
式により温度制御を行なうようにしているので、低コス
ト、低消費電力でありながら庫内温度分布の精度が良く
、かつ霜づまりのない、すなわち手動デフロストを行な
う必要のない恒温槽の温度tIljt11方法を得るこ
とができる。
い所定湯面を予め定めておき、庫内設定温度が前記所定
温度よりも高いときにはヒータ出力を制御する制御方式
により温度制御を行ない、庫内設定温度が前記所定温度
よりも低いときにはヒータ出力を制御しないMIXl方
式により温度制御を行なうようにしているので、低コス
ト、低消費電力でありながら庫内温度分布の精度が良く
、かつ霜づまりのない、すなわち手動デフロストを行な
う必要のない恒温槽の温度tIljt11方法を得るこ
とができる。
第1図はこの発明による恒温槽の温度制御方法の一実施
例を示すブロック図、第2図はその動作を示すフローチ
ャート、第3図はPID制御方式による温度III ’
tAの説明図、第4図はP制御方式による温度制御の説
明図、第5図は2値制御方式による温度制御の説明図、
第6図はヒータ容量制御の説明図である。 1・・・ヒータ、 2・・・冷凍機3・・・マイク
ロコンピュータ
例を示すブロック図、第2図はその動作を示すフローチ
ャート、第3図はPID制御方式による温度III ’
tAの説明図、第4図はP制御方式による温度制御の説
明図、第5図は2値制御方式による温度制御の説明図、
第6図はヒータ容量制御の説明図である。 1・・・ヒータ、 2・・・冷凍機3・・・マイク
ロコンピュータ
Claims (4)
- (1)ヒータと冷凍機とを備えた恒温槽の温度制御方法
であって、0℃よりも高い所定温度を予め定めておき、
庫内設定温度が前記所定温度よりも高いときにはヒータ
出力を制御する第1の制御方式により温度制御を行ない
、庫内設定温度が前記所定温度よりも低いときにはヒー
タ出力を制御することなくヒータと冷凍機とを交互に運
転する第2の制御方式により温度制御を行なうことを特
徴とする、恒温槽の温度制御方法。 - (2)前記第2の制御方式においては全ヒータ容量のう
ちの所定容量のみを使用する、特許請求の範囲第1項記
載の恒温槽の温度制御方法。 - (3)庫内設定温度が庫内温度よりも所定温度以上高い
ときには全ヒータ容量を使用して庫内温度を上昇させる
、特許請求の範囲第2項記載の恒温槽の温度制御方法。 - (4)前記第1の制御方式はPID制御方式である、特
許請求の範囲第1項記載の恒温槽の温度制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12736085A JPS61285361A (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 | 恒温槽の温度制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12736085A JPS61285361A (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 | 恒温槽の温度制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61285361A true JPS61285361A (ja) | 1986-12-16 |
JPH0526111B2 JPH0526111B2 (ja) | 1993-04-15 |
Family
ID=14958022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12736085A Granted JPS61285361A (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 | 恒温槽の温度制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61285361A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63318461A (ja) * | 1987-06-23 | 1988-12-27 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫の加熱装置 |
JPH01212880A (ja) * | 1988-02-19 | 1989-08-25 | Nippon Kentetsu Co Ltd | 保冷庫の温度制御方法 |
JP2006014724A (ja) * | 2004-06-03 | 2006-01-19 | Daikin Ind Ltd | 温度制御方法及び温度制御装置 |
WO2011081098A1 (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-07 | 三洋電機株式会社 | 保冷庫 |
JP2014528249A (ja) * | 2011-10-10 | 2014-10-27 | ダスギプ・インフォメーション・アンド・プロセス・テクノロジー・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングDasgip Information And Process Technology Gmbh | バイオテクノロジー装置およびバイオリアクタシステムの制御された操作を行う方法 |
JP2019027636A (ja) * | 2017-07-27 | 2019-02-21 | 福島工業株式会社 | 恒温庫 |
-
1985
- 1985-06-11 JP JP12736085A patent/JPS61285361A/ja active Granted
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63318461A (ja) * | 1987-06-23 | 1988-12-27 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫の加熱装置 |
JPH01212880A (ja) * | 1988-02-19 | 1989-08-25 | Nippon Kentetsu Co Ltd | 保冷庫の温度制御方法 |
JP2006014724A (ja) * | 2004-06-03 | 2006-01-19 | Daikin Ind Ltd | 温度制御方法及び温度制御装置 |
JP4670439B2 (ja) * | 2004-06-03 | 2011-04-13 | ダイキン工業株式会社 | 温度制御方法及び温度制御装置 |
WO2011081098A1 (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-07 | 三洋電機株式会社 | 保冷庫 |
JP2011137593A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Sanyo Electric Co Ltd | 保冷庫 |
CN102918342A (zh) * | 2009-12-28 | 2013-02-06 | 松下健康医疗器械株式会社 | 保冷箱 |
US9772138B2 (en) | 2009-12-28 | 2017-09-26 | Panasonic Healthcare Holdings Co., Ltd. | Cooling box |
JP2014528249A (ja) * | 2011-10-10 | 2014-10-27 | ダスギプ・インフォメーション・アンド・プロセス・テクノロジー・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングDasgip Information And Process Technology Gmbh | バイオテクノロジー装置およびバイオリアクタシステムの制御された操作を行う方法 |
US10934516B2 (en) | 2011-10-10 | 2021-03-02 | Dasgip Information And Technology Gmbh | Method for controlled operation of a biotechnological apparatus and bioreactor system |
JP2019027636A (ja) * | 2017-07-27 | 2019-02-21 | 福島工業株式会社 | 恒温庫 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0526111B2 (ja) | 1993-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4338791A (en) | Microcomputer control for heat pump system | |
US4632177A (en) | Clock operated thermostat having automatic changeover and optimum start | |
US4674027A (en) | Thermostat means adaptively controlling the amount of overshoot or undershoot of space temperature | |
US5454511A (en) | Controlled setpoint recovery | |
US4715190A (en) | Control and method for modulating the capacity of a temperature conditioning system | |
US5038851A (en) | Electronic programmable thermostat for a heating and cooling system with an oscillation control mechanism | |
US4733719A (en) | Electronic thermostat with a stored program of desired temperatures and predetermined maximum and minimum temperatures | |
US4682279A (en) | Operation mode controller | |
US4901917A (en) | Anticipating dual set-point bistable thermostat | |
JPS61285361A (ja) | 恒温槽の温度制御方法 | |
US4683939A (en) | Electronic thermostat with selectable mode to control heating only, cooling only or both heating and cooling | |
US4635708A (en) | Electronic thermostat for heating and cooling system | |
JP3620981B2 (ja) | 試料温度制御方法 | |
JPH0374942B2 (ja) | ||
JPH09287881A (ja) | 加熱炉の温度制御方法 | |
JP2527615B2 (ja) | 温度制御装置 | |
JPS63229150A (ja) | 恒温装置の温度制御装置 | |
JPH1073546A (ja) | 試料温度制御方法 | |
JPS58102062A (ja) | 太陽集熱制御装置 | |
EP0196068A2 (en) | Temperature control system | |
JPH04236049A (ja) | 空気調和機の制御方法 | |
RU1805459C (ru) | Устройство дл регулировани температуры в ферментаторе | |
JPH04158150A (ja) | 空気調和機のドレンポンプ制御装置 | |
JPH0252288B2 (ja) | ||
JPH03118619A (ja) | 恒温槽の温度制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |