JPS6128425A - ガス遠心分離機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、たて形回転胴を有するガス遠心分離機に関す
る。

たで形回転胴内に非接触に挿入された供給、管によシ被
分離ガスを導入し、遠心力場で重成分ガスと軽成分ガス
とに遠心分離し、同じく非接触に回転胴内に挿入された
各々の抜出管によシ重成分および軽成分の分離ガスを回
転胴外に抜出すガス遠心分離機が一般に知られている。

このように構成されたガス遠心分離機においては回転胴
内における抜出管および抜出管に設けられた抜出口の位
置がガス遠心分離機の性能を左右する。この為ガス遠心
分離機の据付にあたっては。

回転胴壁面とこの壁面近傍に開口した抜出管の抜出口の
間隙が所定値に力るようにすることが、また据付後も間
隙が経時的に所定値に維持されることが考慮され、簡単
な構造で据付容易な構成が要望されている。

本発明は上記要望に鑑みてなされたもので傾斜設置によ
る回転胴壁面と抜出口との間隙変動を補償する手段、即
ち抜出管を可撓管で構成し、回転胴を支承する軸受を横
方向に引張力あるいは圧縮力を有する複数のばねで支え
ることにより、前記間隙を所定値に設定維持するように
したガス遠心分離機を提供することを目的とする。

次に本発明の一実施例全図面を用いて説明する。

図は実施例の要部のみの概要を示す縦断面図である。符
号１はたとえば、コンクリート床で成る基礎２上に固定
された真空容器で、底面が架台３で閉塞されている。真
空容器１内には図示しない駆動源忙より回転駆動される
たて形回転胴４が下部に取着された軸５によル軸受６に
支承されている。

軸受６は真空容器１内の架台３上を移動可能に設けられ
て訃シ、さらに複数のばね７が取着されておシ、これに
よシ架台３の中心に向う力が付与される。なお、ばね７
は一端が軸受６に他端が静止部なとえば真空容器１に取
着され、軸受６の位置の移動にともない圧縮力あるいは
引張力が生じて軸受６を所定位置に保持する。

また回転胴４の内部には上部開口から真空容器ＩＫ上部
が固着された抜出管８が非接触に挿入されてお少、抜出
管８の下部はＬ字形状に設けられた抜出口９と回転胴４
とは所定の設定間隔が得られる。よって運転に際しても
安定した性能を得ることが出来る５また当初水平面に傾
斜が々い状態で設置し、その稜経時的に設置面が変化し
、傾斜した場合には、上記と同様あらかじめ傾斜量に応
じて抜出管８の撓み量、ばね７の特性値を規定しである
ため、自動的に抜出口９と回転胴４０間隔を設定間隔に
保持出来る。

以上説明したように本発明を構成することによシ、基礎
への据付において傾斜量を厳重に管理することなしに、
抜出口と回転胴との間隔を容易に設定間隔に保持すると
とが出来る。この為、設置工事も簡単となシ、又予期し
ない力に形成されており、抜出管８の水平方向に延びた
先端部近傍に抜出口９が穿設されている。またさらに抜
出管８の垂直部には可撓性含有する部分を有しておシ。

九とえば一端を保持してこれを傾けると、抜出管８は自
重によシ傾斜量に応じ所定量だけ撓む。

このように構成された本発明の作用について次に説明す
る。

傾斜した基礎２上に真空容器１を設置すると抜出管８は
２点鎖線で示した傾斜により撓む前の位置１８から撓み
後の実線位置に位置し、又、回転胴４は同じく２点鎖線
で示した回転胴位置１４から軸受６に働くばね７の力に
よシ実線位置に位置する。これによシ、抜出管８地震等
により据付レベルが変化しても設定間隔は定値に保持出
来、長期運転でも安定した性能を得ることが出来る。

ある。

１・・・真空容器、４・・・回転胴、６・・・軸受。

７・・・ばね、８・・・抜出管。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 軸受に支承されたたて形回転胴内に被分離ガスを導入し
   、遠心力場で重成分および軽成分ガスに分離し抜出口よ
   り取り込み回転胴外に抜出管によりそれぞれ抜出すガス
   遠心分離機において、傾斜設置による前記抜出口と前記
   回転胴の間隔の変動を補償する手段を前記抜出管もしく
   は前記軸受の少くとも１方に設けたことを特徴とするガ
   ス遠心分離機。