JPS6128403Y2 - - Google Patents

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JPS6128403Y2
JPS6128403Y2 JP13465580U JP13465580U JPS6128403Y2 JP S6128403 Y2 JPS6128403 Y2 JP S6128403Y2 JP 13465580 U JP13465580 U JP 13465580U JP 13465580 U JP13465580 U JP 13465580U JP S6128403 Y2 JPS6128403 Y2 JP S6128403Y2
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JP
Japan
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antenna
reflecting
base
coaxial cable
radiating element
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JP13465580U
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JPS5757617U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は平面指向特性がカージオイド形を呈
する垂直偏波空中線の改良に関する。
従来、この種のアンテナとして例えば第1図に
示すようなアンテナがある。すなわち、複数の地
線1,1……を有するブラウンアンテナの一本の
地線を中心として、その左右対称位置に放射素子
2と平行にした2本の反射素子3,3を配列し、
カージオイド形の平面指向特性が得られるように
したものである。このアンテナは、反射素子3,
3と反射アーム4,4及び地線1によつて同軸ケ
ーブル5の外部導体に電流が漏れるのを防いでい
た。そのため、このアンテナでは反射アーム4,
4と反射素子3,3のそれぞれの寸法に制約があ
り、180゜方向の前方後方比が18〜20dB以上のカ
ージオイド形指向を得ることは調整が困難であつ
た。さらに、反射素子3,3の端部を支持する構
造のため、前方後方比18〜20dB以上のカージオ
イド形を呈する周波数範囲は、例えば60MHz帯に
おいては、0.4〜0.5MHzの範囲に限られ、周波数
特性が極めて狭いという欠点があつた。第2図
は、従来技術によるアンテナの指向特性列を示し
たものである。
従来は、指向特性において電力が半分以上とな
る範囲を表わす電力半値角が約±120゜である。
そして、従来はアンテナのサービス区域の形状に
応じてこの電力半値角を任意に調整することは困
難であつた。また、従来アンテナでは、地線1,
1……があり、さらに反射素子3,3は端部を支
持する構造のため、機械的な強度が弱く、またア
ンテナの形状が大きくなるという欠点があつた。
この考案は上記実情に鑑みてなされたもので、
その目的は、所望のカージオイド形指向特性の得
られる周波数帯域が広く、機械的な強度が増大し
て取付作業が容易であり、アンテナのサービス区
域の形状に応じて指向特性の電力半値角を比較的
容易な調整で変えられる小型の垂直偏波空中線を
提供することにある。
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説
明する。第3図はその斜視図を示すもので、同軸
ケーブル11を内挿したアンテナ支柱12と、こ
のアンテナ支柱12の外周に所定の長さをもつて
設けられた外套管13と、これらアンテナ支柱1
2と外套管13の上部に設けられた基部14と、
この基部14に前記同軸ケーブル11を接続して
取付けられた放射素子15と、前記基部14を介
して前記放射素子15と直角に所定角度をもつて
取付けられた2本の反射アーム16,16と、こ
の反射アーム16,16それぞれの端部において
取付金具17,17を介しその略中央部を固定さ
れた2本の反射素子18,18とで構成されてい
る。
この構成によれば反射素子18,18の中央を
反射アーム16,16に固定するので、反射素子
18,18に誘起する電流を固定位置を中心に対
称にすることができる。これによつて反射素子と
して作用する周波数範囲を従来例に比べ略倍にす
ることができる。また、反射素子18,18を2
本用いることによつて、180゜方向の前方後方比
が18〜20dB以上のカージオイド形の指向特性を
得ている。さらに反射アーム16,16が金属導
体であつても、同軸ケーブル11の端部に使用周
波数の略4分の1波長の長さの外套管13をつけ
ることによつて、同軸ケーブル11の外部導体に
電流が漏れるのを防いでいる。
次に、この考案68.5〜70MHz用に実施した例に
ついて述べる。放射素子15は、約940mmの長さ
にし折返しのものを用いたが折返し型に限らずダ
イポール型でもよい。外套管13の長さは略4分
の1波長の1100mm、反射アーム16,16同志の
開き角は約45゜とした。放射素子15および反射
素子18,18の間隔は約1200mmとして反射素子
18,18の長さは2420mmとした。この結果、第
4図に示した指向特性のように、180゜方向の前
方後方比が18〜20dB以上となるカージオイド形
の平面指向特性を68.6MHzから69.8MHzまでの周
波数にわたつてもつアンテナをつくることができ
た。
また、この考案によれば、反射アーム16,1
6及び反射素子18,18の寸法について制約が
ないので、電力半値角を比較的簡単な調整で約±
70゜〜±150゜の任意の角度に変えることが可能
になつた(この実施例においては約±80゜とし
た。)このようにできれば、アンテナのサービス
区域の形状に応じて指向特性の電力半値角を調整
し、例えば実施例のように狭くした場合には、ア
ンテナの利得は上昇し、さらに隣接する他の区域
の局との混信等による障害を防ぐことができる等
の利点が生じる。
また、考案によれば、地線を必要とせず、反射
素子18,18は中央を支持する構造とすること
により、アンテナの形状を小型にすることができ
る。
尚、上記実施例においては60MHz帯の場合につ
いて説明したが、相似に製作すれば他のVHF
帯、UHF帯においても同特性のアンテナが得ら
れることは勿論のことである。
以上述べたように、考案によればスリーブアン
テナの略中央のアンテナ基部から放射素子に直角
に所定長の2本の反射アームを所定角度になるよ
うに取り付け、その端部において所定長の反射素
子をその略中央部を適宜取付具で固定したことに
より、 平面指向特性においてカージオイド形となる
周波数範囲を従来の2倍以上にすることが可能
となつた。これによりアンテナの種類を少なく
することができ経済的になる。
反射素子の取付け強度は従来の約半分でよく
なり、取付方法も簡単にすることができた。
カージオイド形指向特性の電力半値角を比較
的簡単な調整で約±70゜〜±150゜の任意の角
度に変えることが可能になつた。
アンテナの形状を小形にすることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の空中線の構成を示す斜視図、第
2図は上記空中線による指向特性を示す図、第3
図はこの考案の一実施例に係る空中線の構成を示
す斜視図、第4図は上記空中線による指向特性を
示す図である。 11……同軸ケーブル、12……アンテナ支
柱、13……外套管、14……基部、15……放
射素子、16……反射アーム、17……取付金
具、18……反射素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同軸ケーブルを内挿したアンテナ支柱と、この
    アンテナ支柱の外周に設けられた外套管と、これ
    らアンテナ支柱と外套管の上部に設けられた基部
    と、この基部に前記同軸ケーブルを接続して取付
    けられた放射素子と、前記基部を介して前記放射
    素子と直角に所定角度をもつて取付けられた2本
    の反射アームと、この反射アームそれぞれの端部
    において、取付金具を介しその略中央部を固定さ
    れた2本の反射素子とを具備したことを特徴とす
    る垂直偏波空中線。
JP13465580U 1980-09-24 1980-09-24 Expired JPS6128403Y2 (ja)

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JP13465580U JPS6128403Y2 (ja) 1980-09-24 1980-09-24

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JP13465580U JPS6128403Y2 (ja) 1980-09-24 1980-09-24

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JPS5757617U JPS5757617U (ja) 1982-04-05
JPS6128403Y2 true JPS6128403Y2 (ja) 1986-08-23

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0613737U (ja) * 1991-09-20 1994-02-22 カミマル株式会社 撹拌へら
JP3290475B2 (ja) * 1992-10-16 2002-06-10 電気興業株式会社 アンテナ装置
JP4515660B2 (ja) * 2001-05-11 2010-08-04 Dxアンテナ株式会社 指向性アンテナ

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JPS5757617U (ja) 1982-04-05

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