JPS61282396A - 新規ヌクレオチド及びその用途 - Google Patents

新規ヌクレオチド及びその用途

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JPS61282396A
JPS61282396A JP60122555A JP12255585A JPS61282396A JP S61282396 A JPS61282396 A JP S61282396A JP 60122555 A JP60122555 A JP 60122555A JP 12255585 A JP12255585 A JP 12255585A JP S61282396 A JPS61282396 A JP S61282396A
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same
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JP60122555A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kondo
昭宏 近藤
Yuka Uchimura
内村 結花
Fusao Kimizuka
君塚 房夫
Akira Obayashi
晃 大林
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Takara Shuzo Co Ltd
Original Assignee
Takara Shuzo Co Ltd
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規で有用なヌクレオチド及びその用途に係
夛、更に詳細には、5′−リン酸化ヌクレオチド及びそ
れを利用した5′−リン酸化オリゴヌクレオチド及びそ
の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
5′−リン酸化オリゴヌクレオチドを化学合成により製
造する方法は、液相法ではヌクレイツク・アシッズ・リ
サーチ(Nucleic Ac1dsResearch
)第10巻第2337頁(1982)に記載され、固相
法ではヌクレイツク・アシッズφリサーチ第12巻第8
659頁(1984)に記載されている。しかし、これ
らの方法は、合成に要する時間や製造収率の点で問題が
あり実用的な方法とはいい難い。
実用的な5′−リン酸化オリゴヌクレオチドの固相リン
酸Fリエステμ法を用い九製造法は、特開昭60−28
985号公報に記載されている。該方法は、5′−リン
酸基に七μホリノ基を結合させたことによシ、収率の向
上に成功している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上述べてきた公知の製造法は、すべてリン酸トリエス
テμ法を用いてオリゴヌクレオチド鎖を合成している。
リン酸トリエステμ法は、15鎖長前後のヌクレオチド
鎖の合成には適しているが、それ以上の長さのヌクレオ
チド鎖を合成する場合原理的な限界がある。
本発明の目的は、固相面リン酸アミダイト法により、5
′−リン酸オリゴヌクレオチドを製造する九めに有効な
、新規のヌクレオチド、それt−利用した新規な5′−
リン酸化オリゴヌクレオチド及びその製造方法を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明を概説すれば、本発明の第1の発明はヌクレオチ
ドに関する発明であって、下記一般式■: OR。
R,0−P−R。
〔式中、Bは保護基を有し又は有しないプリン塩基又は
ピリミジン塩基、R1は式−NR′R#(式中R′及び
R“は、同−又は異なシ、アμキμ基、アリーμ基、ア
フルキル基、Vクロアyv!fyv基若しくはシクロア
μキμアμキ〃基を示すか、又はその結合している窒素
と一緒になって、追加のへテロ原子を含有してもよい含
窒素複素環を形成する基を示す)で表わされる基、R2
と馬は同−又は異なシ保護基、馬は水素又は保護された
水酸基、Xは酸で選択的に除去できる保護基を示す〕で
表わされることを特徴とする。
また本発明の第2の発明はオリゴヌクレオチドに関する
発明であって、下記一般式n:〔式中Bは同−又は異な
シ、保護基を有し又は有しないプリン塩基又はピリミジ
ン塩基、Rsと馬は水素又は同−若しくは異なる保護基
、現は水素、水酸基又は保護された水酸基、馬は水素又
は式−〇〇−Z−Co−Y (式中2は直接結合又は2
価の脂肪族基、Yは固相担体含有基を示す)で表わされ
る基、Xは酸で選択的に除去できる保護基、nは0又は
1以上の整数を示す〕で表わされることを特徴とする。
更に本発明の第3の発明は、上記第2の発明の保護基を
有する式■で表わされるオリゴヌクレオチド又はその脱
保護した化合物の製造方法に関する発明であって、下記
一般式■:〇〇−Z−Co−Y 〔式中Bは同−又は異なシ、保護基を有し又は有しない
プリン塩基又はピリミジン塩基、R1は保護基、馬は水
素又は保護された水酸基、2は直接結合又は2価の脂肪
族基、Yは固相担体含有基、nはO又は1以上の整数を
示す〕で表わされるヌクレオシド−固相担体複合体又は
ヌクレオチド−固相担体複合体を、本発明の第1の発明
の式Iで表わされるヌクレオチドと活性化剤の存在下で
反応させ、次いで亜リン酸エステμをリン酸エステμへ
と酸化し、更に必要に応じて脱保護して、保護基を有す
る前記一般式■で表わされるオリゴヌクレオチド又はそ
の脱保護した化合物を得ることを特徴とする。
本発明の第1の発明である上記一般式CI)で表わされ
る5′末端水酸基が、リン酸化された保護ヌクレオチド
は、あらかじめ塩基部分と糖部分の5′水酸1&(糖部
分がリボースの場合は2′水酸基をも)を保護した化合
物を原料として用い、例えば下記反応式によって合成す
ることができる。
NO2 −〉−〉 上記式中、R5はTBDM8又はアセチμ基(Ac)C
H3CHs れる基を示す。(以下同じ)。
まず、公知の方法〔例えばジャーナμ オプジ アメリ
カン ケミ力μ ソサIティ(J。
Am、 Chem、 80C,)第97巻第7332頁
(1?75つ等参照〕により調製できる化合物(1)を
出発物質として、3′位の水酸基を、好ましくはt−ブ
チμジメチA/S/すμクロフィト(又は無水酢酸)で
保護して化合物(2)とした後、5′水酸基を遊離させ
て化合物(3)へ導く。次に公知の方法(例えば特開昭
60−28985号)に基づき5′リン酸化合物(6)
を合成する。化合物(5)の3′水酸基を遊離させ化合
物(6)とした後その3′位に亜リン酸基を導入すれば
化合物(8)を製造することができる。この亜リン酸基
の導入法には上記反応式に示したとおシ、3種類の方法
がある。まず第1法は、テFラヘドロン・レターズ(T
etrahedronLetter13 )第24巻第
245頁(198B)に記載されている方法に基づいて
調製したR8及びR2両方が結合したモノハロゲ7′(
好ましくはクロロ)化合物(7)を化合物(6)と結合
させ化合物(8)を製造する方法であシ、第2法はR1
のみが結合したジハロゲノ(好ましくはジクロロ)化合
物10)をまず化合物(6)の3′位に結合させた後向
−反応系内にR20Mを添加し化合物(8)を得る方法
であυ、第3法はまず馬0が結合したジハロゲノ(好ま
しくはジクロロ)化合物(ト)を化合物(6)と結合さ
せた後、同一反応系内にR,Hを添加して化合物(8)
を製造する方法である。
その他、一般式〔■〕における他の基の例としては、又
としてピペリジノ、3−フエ二μピペリジノ、クロロア
セチμ基、R1としてシアμキμアミノ基(例えばジメ
チルアミノ、ジイソプロピルアミノ)、モμホリノ基、
R2及びR3トして、一般的には、置換基としてハロゲ
ン、ニトロ基又はVアノ基を持っていてもよいアμキμ
基、アリーμ基、アフμキル基、シクロアμキμ基又は
アシμ基(例えばメチμ、2−若し<は4−クロロアセ
チμ、4−二Fロフエニμ、シアノエチμ、クロロアセ
チμ)、鳥における保護基として、中性又はそれに近い
緩和な条件下で脱離可能な基(例えばTBDM8 )、
そしてBにおける保護基として、ベンシイp1イソブチ
リμ基が挙げられる。
本発明方法において使用する一般式〔■〕で表わされる
ヌクレオシド−担体複合体又は、ヌクレオチド−担体複
合体は、不溶性担体として公知の材料例えば、コントロ
ーμド・ボア・グラス、シリカゲμ、ボリスチVン、ポ
リアクリμアミド等を用い、これらの担体にあらかじめ
公知の方法でアミノ基を導入した後、ヌクレオシドの3
′−水酸基をスクシニμ基等でエステμ化した保護ヌク
レオシドと公知の方法でアミド結合又はイミド結合させ
て例えば下記反応式に従って合成することができる。
QC(CH,)2CONH−[F] I a■ ガ 上記反応式中、HOBTはN−ヒドロキシベンゾトリア
シフイドを、DCCはジンクロヘキvμカμホシイミド
を、また[F]は長鎖アμキμアミン・コントローμド
ウボア・グラスを表わ鳴上記式(2)の化合物は、一般
式(I[[]においてnが0の場合を表わす。なおnが
1以上の整数を表わす一般式(III)のヌクレオチド
−担体複合体は公知の、固相リン酸トリエステμ法〔ヌ
クレイツク・アシッズ・リサーチ$10巻第1755頁
(1982))、固相ホスファイト法〔サイエンス(5
cience )第214巻第270頁(1981))
、そして固相亜リン酸アミダイト法〔デトヲヘドロン・
レターズ第22巻第1859頁(1?81))などの方
法を用いて合成することができる。
本発明の第3の発明は前述した一般式[I)の保護ヌク
レオチドと、一般式(III)のヌクレオシド又はヌク
レオチド−担体複合体を固相アミダイト法で結合させる
ものである。
この結合を実現するに当っては、一般式[I)の保護ヌ
クレオチドを一般式(m)の固相であるヌクレオシド−
担体複合体又はヌクレオチド−担体複合体に対して過剰
になるように使用するとよい。例えば、一般式(m)の
固相に結合しているヌクレオシド又はヌクレオチドの5
′水酸基1モμに対して、一般式CI)の保護ヌクレオ
チドを2〜10モ〃使用するのがよく、条件は、20℃
〜30℃の温度で3分〜10分間反応させる。
反応は、一般に溶媒中に一般式CI)の保護ヌクレオチ
ドと活性化剤を溶かした液に、一般式(m”l Oyt
クレオシド又はヌクレオチドが結合した固相担体を分散
させて行う。使用しうる溶媒としては、例えば無水アセ
トニトリルが用いられる。用いる量は可能な限り少量を
用いるが、一般には一般式(I)の保護ヌクレオチドの
濃度が(L1〜α4モル濃度になるように使用する。
縮合剤の使用量は、一般式〔I〕の保護ヌクレオチドに
対して七μ比で2〜4倍量を用いるのが好ましい。
かくすることによって一般式(If)で表わされる本発
明の1つの目的とする保護基のついたオリゴヌクレオチ
ドを合成できる。
本発明方法を実施するに当って、一般式CI)の保護ヌ
クレオチド及び一般式〔■〕のヌクレオシド又はヌクレ
オチドの結合した固相担体複合体中に存在する官能基、
例えばアミノ基、カルしておく必要がある。式CI)と
同じく、例えば前記Bで表わされる塩基部分のアミノ基
の保護基としてはアシμ基が好ましく、分子内ヌクレオ
チドリン酸基及び5′末端に結合したリン酸基の保護基
としては、例えばQ−クロロフェニル基、p−クロロフ
ェニル基、p−ニトロフェニル基、Vアノエチル基、メ
チμ基などが好ましく、3′末端のリン酸基の保護基は
N、N−ジイソプロピμエチpアミ7基、モルホリノ基
などが好ましく、R4が保護された水酸基でおる場合、
その保護基は中性の緩和な条件で脱離できる置換基、例
えばt−ブチμジメチμシリμ基などのシリμ系の保護
基が好ましい。
本発明方法によって製造される保護基を有すル一般式〔
■〕のオリゴヌクレオチドは次のごとく処理することに
より、5′−リン酸化オリゴマーとして得られる。
すなわち、前記の保護基を有するオリゴヌクレオチドか
ら、保護基X及びYで示されるポリマー残基部分、分子
内リン酸基の保護基の脱離を行う。
例えばまず、チオフェノ−μmトリエチA/7ミンージ
オキサンの混液によりs R1で示される分子内リン酸
基の脱保護を行い、次に濃アンモニア水で塩基部分の脱
保護及び、固相担体からの切離しを行う。通常この段階
で、ゲ/I/F’過によって本発明の方法の反応中に形
成されることのある低分子区分を除去するとよい。
次に、生成物を含む水溶液を希塩酸を用いてpH2,0
にすることによシ5′末端リン酸基の保護基(ト)、例
えばモルホリノ基を脱離除去することができる。
かくして得られた目的物の精製は、例えばイオン交換ク
ロマトグツフィ又は逆相クロマトグラフィを用いて行い
必要とあればこれを繰返すことによって精製することが
できる。
かくして得られた精製物が、5′末端にリン酸基が結合
した目的物であるか否かの検定には、種々の方法がある
が、一般には、酸で処理するカ又はアルカリホスファタ
ーゼで処理することで5′−リン酸基の除去を行い、そ
の前後のイオン交換クロマトグツフィー(HPLC)パ
ターンを比較することKよυ、5′−末端リン酸基の存
在の有無を確認できる。また例えば自己相補鎖をつくる
DNAであれば、DNAリガーゼによって自己結合が生
ずるか否かを調査することにより確認することができる
。ま九生成物の塩基配列は、マクサム・ギルバート法又
は2次元ホモクロマトグラフィーで調査することができ
る。
以上述べたごとく本発明方法によれば、酸性条件で選択
的に脱離しうる保護基を有するリン酸基を5′−水酸基
に導入した一般式CI)の保護ヌクレオチドを用いるこ
とにより5′−末端水酸基が完全にリン酸化された一般
式〔■〕で示されるオリゴヌクレオチドの亜リン酸アミ
ダイト法による固相合成が可能であり、5′リン酸化オ
リゴヌクレオチドの化学合成において有利な技術を搗供
するものである。
〔実施例〕
版下、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、
本発明はこれらに限定されない。
なお、第1表には、本発明の第1の発明における一般式
(I)で表わされる化合物の例の構造式を示す。また第
2表には、それら例示の化合物の元素分析1il(4)
及び赤外吸収スペクトμ(ffi−”)の各測定値を示
す。
夾施例1 第1表に示す化合物Iaの製造 公知の方法により調製した化合物(1) (112ミリ
モN)をテトラヒドロフラン(5d)K溶かし、氷水浴
で冷却下ピリジン(1ミリモ/I/)、t−ブチ/L/
!/メチ/L/ V jjμクロッイド(14ミリモf
i/)及び硝酸銀(α4ミリ七μ)を加えた。
その後氷水浴を除き室温中16時間かくはんを続ける。
反応の進行を薄層クロマトグラブイ−(TI、C)にて
確認した後、析出した@塩をP別し、f液を濃縮した。
濃#1残渣をトルエン(5−)に溶かし、共沸によって
ピリジンを完全に除き、その残渣をクロロホルム(5(
ld)t−用い抽出した。トリエチμアンモニウムビカ
ーボネート緩衝液(’I”EABa!fr液)(1,0
1!:μ濃度、20−)次に水(20mg)の順に洗浄
し、有機層を脱水後濃縮し、その残渣を少量のクロロホ
ルムに溶かし、シリカゲルカラムクロマトグツフィー(
キーゼμゲlv60 H,15g)に供した。クロロホ
ルム−メタノ−/I/混合溶液にて分離溶出させ、上記
化合物(2) (CL 175ミjJ se: /L/
 V ? 77’、8Z5−)を得た。工”’:545
Q(Nu)、1671及び1557(アミド)、148
8及び1254 (810H3)era−”、 ;NM
R(CDCAs)δ (LO9(s、6 H、81(C
Hm)*)、IIL87(s、 9 H,81C(CH
s)s)、  2.4(m。
2H1H−2’)、&4 5  (m、2H,H−5’
)、& 9 0  (a、 6 H,20CH1)、 
4.10(m。
IH%H−5’)、4.45 (fil、 I H,H
−4’入&28  (t、  I H,!’!−1’)
、 &85((1,IH。
H−5)、 7.3 0  (m、  1 9 H,B
z、Tr、NH)、a!59(d、  IH% H−6
) 上記の化合物(2) (1ミリ−v= * )を1[L
5’d(7)塩化メチレンに溶かし、氷水浴中にて冷却
下かくはんしなから6チ(w/v ) )リクロロ酢酸
塩化メチVン溶液(1α9−)を滴下した。50分間冷
却下かくはんを続けながら’I’LCにてチェック後炭
酸水素すtリウムを加え中和し反応を止めた。塩化メチ
レン(50,t)にて抽出し、水(2X50m)で洗浄
した後有機層を乾燥後濃縮し、残渣をカラムクロマトグ
ツフィー(?e−−ゼμゲ/L/60)!、50g)に
供した。クロロホルム−メタノ−/I−/混合液にて分
離溶出させ、上記化合物(3) (0,9fiリモ/l
/、  9 Q %、 V’) 7Br プ)を得た。IR,ν  5427(NH及び5LX OH)、1660及び1558(アミド)1486及び
1260 (5iCH,)備−1;凋桓CDCts)δ
0.09 CB、 6H,81(CH3)z)、(18
8〔8,9H、5iC(CHs)s )、2.42(m
l 2H1H−2’ )、五95(m、3HSH−3’
、T(−5’)、4.50 (m11 H,H−4’)
、6.18(t。
IH,H−1)、7.221−1132(,8H1H−
5、NH,BZ、 H,6) 上記の化合物(3)(α8ミリモ/I/)を特開昭60
−28985号公報に記載されている方法に従ってリン
酸化し化合物(5) (0,72ミリモル、90チ、シ
ラツブ)を得た。IR,νma工。
3436(NH)、1668及び1554(アミド)、
1486及び1260 (5iCH,)、1348 (
No、)、1260及び91 B (P−OPh)yR
づ; NMR(CDCt、)δα09(s、61.51
(C)is)z・〕、α88 (13、9H、5iC(
CHB)s )、2.3(m、2HSH−2’)、五2
及び五55(m、8H,モルホリノ)、4.32(m、
4H。
H−3′、4′、5′)、&16(t、IH,H−1’
λ7.2−δ25(m、12H,NH%H−5,6、B
z %PhN0. )。
上記の化合物(5) ((L 4ミリモ/L/)をA2
dのテトラヒドロフランに溶かし、9.6gの酢酸を加
えた後テトフプチpアンモニウムクロライド(1モル濃
度テトフヒドロフラン溶液)を4−滴下した。24時間
室温にてかくはんを続けTLCにて反応の進行を調べた
後溶媒を留去狐残渣ヲクロロホpム(50m)にて抽出
した。
T E A、 B緩衝液(20m)、水(20dX2)
の順に洗浄し、有機層を乾燥後濃縮した。その残渣をシ
リカゲμカラムクロマトグフフイー(キーゼμゲA/6
0H,20g)に供しクロロホμムーメタノー/L’混
合液にて分離溶出させ上記化合物(6)(127ミリモ
μ、68チ、シラツブ)を得た。IRν盃R至3390
(NH,O)り、1654及び1566(アミド)、1
486(Now )、1262及び982 (P−OP
h)csi”’;NMR(CDC23)δ1.0 (m
、  I H,H−2’)、2.25 (m、  I 
H,H−2’)、2.80 (m。
IH,O)り、五2、X6(m、8H,七μホリ  )
  ) 、   4、 58(m  1  4H,H−
3’  、   4’、5’)、&22 (t、  I
 H,H−1’)、7.35− a 15(m、12H
,NH%Bz 、H−5,6、PhN02) 上記の化合物(6) (0,2ミリモ/L/)を600
μtのクロロホルムに溶解し、ジイソプロピμエチμア
ミン(Q、8ミリモJv)を加え氷水浴中にて冷却した
。その中にかくはんしながら、公知の方法〔テトラヘド
ロン・Vターズ第24巻第245頁(1985)など〕
にて調製したリン酸化剤(7) (0,4ミリモ/I/
)を滴下した。’rLC’にて反応の進行を確認し、2
0分後かくはんを止め、酢酸エチ/l/(S Omt)
にて抽出した。
15 % (w/v )炭酸水素ナトリウム水溶液(2
〇−)、水(20dX2)の順で洗浄し有機層を乾燥後
濃縮した。得られた残渣を2−のトμ二ンに溶解し、−
78℃に冷却したヘキサン中に滴下し化合物(Ia)(
0,196ミリモμ、q a qb、 ハeyf −)
 tmfc。IRシKBr1668ax 及び1560(アミド)、1486 (Now)、12
62及び9 a o (p−oph)、1184及び1
058 (P−OC,H3)5に一’、NMR(CDC
t、 )  δ1.15、t 23 (2g、12 H
、N(C(CHs)z)tl2.25 (m、 2H,
H−2’)、五2及び五7(2m s  8 Hzモル
ホリノ)、五55 (d。
5 H,P−OCR,、JpH−14Hz )、A8(
m。
2 H、N(CH)2 )、4.56(m、4H,H−
3、;4.5)、&2(tl 1H,H−1’)、7.
5O−al  6  (m、  1 2H,Bz  、
  NH,H−5゜6   PhNO2) 実施例2 前記化合物Ibの製造 実施例1において使用した化合物(7) (0,4Eリ
モ/I/)の代わりに下記化合物 を[14ミリ七μを使用し、実施例1記載と同様の方法
による処理を行い−、下記化合物rb(116ミリモル
、80%、パウダー)を得た。
廻施例3 前記化合物IIaの製造 実施例1において使用した化合物(1) ((IL 2
 ミリモ〜〕の代わシに下記化合物 OH をα2ミリモル使用し、実施例1記載と同様の方法によ
る処理を行い下記化合物na(1164ミリ七μ、82
%、パウダー)を得た。
実施例4 前記化合物nbの製造 実施例1において使用した化合物(1) ((L 2ミ
リモl′v)の代わりに下記化合物 0)! を12ミリ七μ使用し、化合物(7) (CL 4ミリ
モμ)の代わシに下記化合物 をα4ミリモμ使用する点を除いて実施例1記載と同様
の方法による処理を行い下記化合物■blL15ミリモ
/M、75%、パウダー)を得た。
実施例5 前記化合物maの製造 実施例1において使用した化合物(1)(12ミリモl
v)の代わシに下記化合物 OH をα2ミリ七μ使用する点を除いて実施例1記載と同様
の方法による処理を行ない下記化合物Ha(CL195
ミリ七μ、97チ、パウダー)を得た。
実施例6 前記化合物mbの製造 実施例1において使用した化合物(1) ((L 2ミ
リモ/L/)の代わシに下記化合物 H をα2ミリ七μ使用し、化合物(7) ((L 4ミリ
モ/L/)の代わシに下記化合物 を(L4ミリ七y使用する点を除いて実施例1記載と同
様の方法による処理を行い下記化合物■b((117t
リモ/Iz、85%、/(?ダー)ヲ得た。
実施例7 前記化合物I%’aの製造 実施例1において使用した化合物(1) (12ミリモ
逅)の代わりに下記化合物 0H をα2ミリ七μ使用する点を除いて実施例1記載と同様
の方法による処理を行い下記化合物■a(α176ミリ
モμ、88チ、パウダー)を得た。
実施例8 前記化合物IVbの製造 実施例1において使用した化合物(1)(12ミリモf
i/)の代わシに下記化合物 H をα2ミリモル使用し、化合物(7) (0,4ミリモ
fi/)の代わりに下記化合物 OCR,CH,CN をα4ミリモル使用する点を除いて実施例1記載と同様
の方法による処理を行い下記化合物■b(0,16ミリ
モμ、80−、パウダー)を得た。
実施例 9  d(pCCTCGAGG) pXho 
Iリンカ−の合成 公知の方法により合成した下記式 〔式中Oはコントロールド・ボア・グラス(ピアス(株
)製)を表わす〕を有するヌクVオシドー固相担体(3
119,ヌクVオVド1μモp相当)を所定のカフムに
充てんし、核酸自動合成機(アプライド・バイオシステ
ムズ社製、モダ/L’580A)を用いて亜すン酸アミ
ダイト沃のモノヌクレオチド結合方式(各5μ七μ使用
)にてG、A、G、c、T、そしてCと順次結合させ最
後の結合に実施例1で得られた化合物l5L(5μモ/
I/)を結合させた。公知の方法にて固相担体よシ切出
し、脱保護を行った後イオン交換中圧クロマトグラフィ
〔トーヨーバーμ(Toyopearl ) 650 
g (東洋曹達(株))〕にて精IJしpXho Iリ
ンカ−(40A燗ユニツト)を得た。ポリヌクレオチド
キナーゼの交換に応を利用し、5′末端を1!Pでフペ
μした後2次元ホモクロマトグフフイを行い塩基配列が
正しいことを確認した。また得られたpXhoIリンカ
−の5′末端にリン酸基が存在することは次の2種の方
法により調べた。まずイオン交換HPLC(’I’SK
−ゲμ、DlleAE−28W、 4.6 X 250
胃)を用いてその溶出時間を測定した。pXho I 
!Jンカーにアルカリホスファターゼを作用すせた後の
溶出時間は5′末端にリン酸基の存在しないXhoI 
リンカ−(寅酒造(株)製)と一致することを確認した
。次にpXho Iリンカ−にT4DNAリガーゼを用
い自己結合を生成させ、その重合体が制限酵素XhOI
にて切断されることをポリアクリμアミトゲp電気泳動
によシ確認した。
実施例10  d(pGCTGCAGC)pPst I
リンカ−の合成 公知の方法にて合成した下記式 を有するヌクレオシド−固相担体(50岬、ヌクVオシ
ド19μモル相当)を所定のカフムに充てんし、実施例
9と同様にして、順次ヌクレオチドを結合させ最後に実
施例4で得られた化合物nb(5μモ/I/)を結合さ
せた。実施例9と同様の処理を行いpPst I !j
ンカー(35A、 26゜ユニット)を得た。塩基配列
決定及び5′末端のリン酸基の調査は、実施例9と同様
の手法により行いそれぞれ確認された。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明により、5′−リン
酸化オリゴヌクレオチドの製゛造に有用な5′−リン酸
化ヌクレオチドが新たに提供された。本発明による5′
−リン酸化ヌクレオチドは亜リン酸アミダイト法に使用
することが可能であり、長鎖の5′−リン酸化オリゴヌ
クレオチドを効率よく製造することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 〔式中、Bは保護基を有し又は有しないプリン塩基又は
    ピリミジン塩基、R_1は式−NR′R″(式中R′及
    びR″は、同一又は異なり、アルキル基、アリール基、
    アラルキル基、シクロアルキル基若しくはシクロアルキ
    ルアルキル基を示すか、又はその結合している窒素と一
    緒になつて、追加のヘテロ原子を含有してもよい含窒素
    複素環を形成する基を示す)で表わされる基、R_2と
    R_3は同一又は異なり保護基、R_4は水素又は保護
    された水酸基、Xは酸で選択的に除去できる保護基を示
    す〕で表わされることを特徴とするヌクレオチド。 2、下記一般式II: ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔II〕 〔式中Bは同一又は異なり、保護基を有し又は有しない
    プリン塩基又はピリミジン塩基、R_5とR_6は水素
    又は同一若しくは異なる保護基、R_7は水素、水酸基
    又は保護された水酸基、R_8は水素又は式−CO−Z
    −CO−Y(式中Zは直接結合又は2価の脂肪族基、Y
    は固相担体含有基を示す)で表わされる基、Xは酸で選
    択的に除去できる保護基、nは0又は1以上の整数を示
    す〕で表わされることを特徴とするオリゴヌクレオチド
    。 3、下記一般式III: ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔III〕 〔式中Bは同一又は異なり、保護基を有し又は有しない
    プリン塩基又はピリミジン塩基、R_2は保護基、R_
    4は水素又は保護された水酸基、Zは直接結合又は2価
    の脂肪族基、Yは固相担体含有基、nは0又は1以上の
    整数を示す〕で表わされるヌクレオシド−固相担体複合
    体又はヌクレオチド−固相担体複合体を、下記一般式
    I : ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 〔式中、Bは保護基を有し又は有しないプリン塩基又は
    ピリミジン塩基、R_1は式−NR′R″(式中R′及
    びR″は、同一又は異なり、アルキル基、アリール基、
    アラルキル基、シクロアルキル基若しくはシクロアルキ
    ルアルキル基を示すか、又はその結合している窒素と一
    緒になって、追加のヘテロ原子を含有してもよい含窒素
    複素環を形成する基を示す)で表わされる基、R_2と
    R_3は同一又は異なり保護基、R_4は水素又は保護
    された水酸基、Xは酸で選択的に除去できる保護基を示
    す〕で表わされるヌクレオチドと活性化剤の存在下で反
    応させ、次いで亜リン酸エステルをリン酸エステルへと
    酸化し、更に必要に応じて脱保護して、下記一般式II: ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔II〕 〔式中、X′は水酸基又はXであり、B、X及びnは前
    記と同義であり、R_5とR_6は水素又は同一若しく
    は異なる保護基、R_7は水素、水酸基又は保護された
    水酸基、R_8は水素又は式−CO−Z−CO−Y(式
    中Z及びYは前記式IIIと同義である)で表わされる基
    を示す〕で表わされる化合物を得ることを特徴とするオ
    リゴヌクレオチドの製造方法。
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