JPS61280891A - 衣類乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は衣類乾燥機に関する。

（ロ）従来の技術 衣類乾燥機において、送風用のファンは機枠内の回転ド
ラム後方部分や回転ドラム後下方部分に配置されるのが
一般的であった（例えば実開昭５７−６３５８５号公報
、実開昭５８−１７９０９９号公報参照）。しかし乍ら
このような配置では回転ドラムの容積に対しこれらファ
ンの配置分だけ機枠の奥行き寸法や高さ寸法が大きくな
り、乾燥機本体が大きくなって設置場所を多く必要とし
たり、製造費用が高くなる欠点がある。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 本発明は回転ドラム容積に対して機枠寸法を小さくシ、
乾燥機本体をコンパクトにしたものである。

（ニ）　問題点を解決するための手段 本発明の衣類乾燥機は、前面に衣類投入口を有した機枠
内に回転ドラムを横向きに枢支し、該ドラムの回転用モ
ータを前記機枠の隅部に前記ドラムの軸方向と平行に取
り付け、該機枠の−側面に吸気口を穿設すると共に該吸
気口と前記ドラムとの間に吸気ファンをそのファン軸が
前記モータの回転軸と９０度ねじれの位置になるように
軸支し、前記モータの回転軸と前記ファン軸との間にフ
ァンベルトを張架してなることを特徴としている。

くホ）　作用 モータが回転して回転ドラムを回転させると共に、モー
タの回転軸と９０度ねじれの位置にある７７ン軸にもフ
ァンベルトにより回転力が伝達され、ファンを回転させ
る。

くべ）実施例 （１〉は衣類乾燥機の機枠で、ドアく２）により開閉自
在な衣類投入口（３）を前面板（４）に設けた本体枠（
５）と、後面板（６〉からなっている、（７）は前記本
体枠（５）内の前面板（４）後方に取り付けた前方固定
板で、中央開口を前記投入口（３）にシール部材（８）
を介して連通している。前記後面板（６）の中央部分に
は前記投入口（３）方向にむかって後方枢支筒（９）を
一体に形成してあり、この枢支筒（９）の筒底面（９ａ
）には排気口（１０〉を穿設しである。

（１１）は前記機枠（１）内に回転自在に内設した被乾
燥衣類収納用の回転ドラムで、前壁開口縁（１２）を前
記前方固定板〈７）の周縁部（７ａ〉に前方軸受フェル
ト（１３）を介して遊嵌すると共に後壁開口縁（１４）
を前記後方枢支筒（９）の筒周面（９ｂ〉に後方軸受フ
ェルト（１５）を介して遊嵌することによりドラム軸を
横向きにして前記機枠（１）内に枢支している。

（１６）は前記前方固定板〈７）に取り付けられた正温
度特性サーミスタ・ヒータ、　（１７）はこのヒータ（
１６）に対向して前記前方固定板（７）に穿設された熱
風供給孔、（１８）は前記排気口（１０）を覆う如く前
記筒底面（９ａ）にドラム（１１）内方から取着自在に
取り付けられるリントフィルター、（１９）は該リント
フィルター（１８）を保持するフィルターケースである
。

（２０）は前記機枠（１）の−側面である本体枠（５）
底面（５ａ）の中央に穿設した吸気口、（２１）はこの
吸気口（２０）と前記回転ドラム（１１）の周壁との間
に、墾吸気口（２０）に対向するように配設された吸気
用遠心ファンで、ファン軸（２２）を前記底面（５ａ）
に垂直状態に軸支すると共に前記ファン（２１）の裏面
にはファン軸プーリ（２３）を有している。

〈２４）は前記回転ドラム（１１）の回転用の両軸型モ
ータで、回転軸（２５）の方向が前記ドラム（１１）の
軸方向と平行になるように、前記本体枠（５）の左側面
（５ｂ）と底面（５ａ）との両隅部に位置する底面（５
ａ）に、取付金具（２６）によって取り付けられており
、従ってモータ（２４）の回転軸（２５）と前記ファン
（２１〉のファン軸（２２〉とは９０度ねじれの位置に
なっている。

（２７〉は前記モータ（２４）の後方の回転軸（２５）
に軸支されたドラムプーリ、（２８）は該ドラムプーリ
（２７）と前記ドラム（１１）の周壁との間に張架され
たドラムベルトで、前記モータ（２４）の回転駆動力は
前記ドラムプーリ（２７）及びドラムベルト（２８）を
介して回転ドラム（１１）に減速伝達され、回転ドラム
（１１）を緩速回転させる。

（２９）は前記モータ（２４）の前方の回転軸（２５）
に軸支されたファンプーリ、（３０）は該ファンプーリ
（２９）と前記ファン軸プーリ（２３）との間に９０度
ねじれの状態で張架されたファンベルトで、前記モータ
（２４）の回転駆動力は前記ファンプーリ（２９）から
ファンベルト（３０）を介してファン軸フ−リ（２３）
ｉ：伝達きれ、遠心ファン（２１）を高速回転させる。

ここで、ファンベルト（３０）の上（ｍ（３０ａ）はモ
ータ（２４）により引張られる方向であるが下側（３０
ｂ）は緩み方向になり、さらにこのファンベルト（３０
）は９０度ねじれの状態になっているのでファン軸プー
リ（２３）とファンプーリ（２９）との面ズレがあるこ
とによりファンベルト（３０）の緩み側が振動を起こし
て異音を発生させる危惧がある。

（３１）はこの異音発生を防止するための振れ止め部材
で、この振れ止め部材（３１）において、（３２）は鋼
板製フェルト取付板で、基端を前記取付金具（２６）に
螺子（３３）止めすることにより該取付金具（２６）を
介して本体枠（５）に固定し、道端（３２ａ）を前記フ
ァンベルト（３０）の緩み側である下側＜３０ｂ）に、
該ファンベルト（３０）の振動方向に対向する如く位置
決めして配設しである。また、〈３４）は前記道端（３
２ａ）に両面テープ又は接着剤により固着された振れ止
め用フェルトで、異常摩耗防止角のシリコングリースを
塗布しである。従ってファンベルト（３０）の緩み側で
ある下側（３０ｂ）は通常は振れ止め部材（３１〉の前
記フェルｌ−（３４）に接触しないが、振れ始めると該
フェルト（３４）に接触し、それ以上の振れを阻止諮れ
、異音の発生を防止する。

而してモータ（２４）の回転により回転ドラム（１１）
は緩速回転して収納した被乾燥衣類をゆっくりと攪拌す
ると共に吸気用遠心ファン（２１）を高速回転して外気
を吸気口（２０）から吸い込み、この吸い込まれた外気
は前記ヒータ（１６）で熱風となって熱風供給孔り１７
）から回転ドラム（１１）内に入り、被乾燥衣類を乾燥
許せた後リントフィルター（１８）、排気口（１０）を
介して機外に排出されるものである。

（ト）発明の効果 本発明によれば、吸気ファンは機枠の一側面と回転ドラ
ムの周壁との間に前記−゛側面に平行に配置しているか
らファンを大径にでき、従って大容量の吸気を行なうこ
とができるので機器の大容量化に簡単に対応できる。ま
たモータは機枠の隅部に、ファンはドラム周壁と機枠−
側面との間に、互いの軸方向を９０度ねじれの位置に配
設しているから回転ドラムの容量に比較して機枠寸法が
小さくでき、乾燥機本体をコンパクトにまとめることが
できる。

【図面の簡単な説明】

図面は何れも本発明衣類乾燥機の実施例に関し、第１図
は正面断面図、第２図は側面断面図、第３図は要部の上
面図である。 （１）・・・機枠、（１１）・・・回転ドラム、（２４
）・・・両軸型モータ、（２０）・・・吸気口、（２１
）・・吸気用遠心ファン、（２２）・・・ファンＭ、（
３０）・・・ファンベルト。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）前面に衣類投入口を有した機枠内に回転ドラムを
   横向きに枢支し、該ドラムの回転用モータを前記機枠の
   隅部に前記ドラムの軸方向と平行に取り付け、該機枠の
   一側面に吸気口を穿設すると共に該吸気口と前記ドラム
   との間に吸気ファンをそのファン軸が前記モータの回転
   軸と９０度ねじれの位置になるように軸支し、前記モー
   タの回転軸と前記ファン軸との間にファンベルトを張架
   してなる衣類乾燥機。