JPS61280746A - 永久磁石を有する回転子の製造方法 - Google Patents
永久磁石を有する回転子の製造方法Info
- Publication number
- JPS61280746A JPS61280746A JP60121815A JP12181585A JPS61280746A JP S61280746 A JPS61280746 A JP S61280746A JP 60121815 A JP60121815 A JP 60121815A JP 12181585 A JP12181585 A JP 12181585A JP S61280746 A JPS61280746 A JP S61280746A
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- JP
- Japan
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- magnet
- core
- rotor
- rolled
- pole
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- Pending
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- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は家電用あるいは産業用の直流ブラシレスモータ
、ＡＣサーボモータ等に用いる永久磁石を有する回転子
の製造方法に関するものである。
、ＡＣサーボモータ等に用いる永久磁石を有する回転子
の製造方法に関するものである。
従来の技術
家電用あるいは産業用の直流ブラシレスモーフ及びＡＣ
サーボモータ等の回転子は、永久磁石又は、鉄心と永久
磁石が組み合わせて構成している。第４図に家電用の直
流ブラシレスモーフ用回転子の一例を示す。この回転子
は、例えばエアコン用ファンモータに使用されているも
ので、小出力、低回転で使用される。回転子は、軸８を
そう人する鉄心２゛の外周側に永久磁石１゛ （例えば
ストロンチウムフェライト）が接着剤等により固着され
ている。この構造では、鉄心２″と永久磁石１゛の固着
の信頼性から、小出力、低回転でしか使用しない。さら
に高出力、高速回転用には第５図に示すように、永久磁
石１゛の外周を補強材９で包囲する方法がとられている
。この補強に関しては、ガラステープを接着剤との組み
合わせで使用する方法や、特開昭５９−２０１６６３号
で知られる如く金属製円筒等種々提案されている。
サーボモータ等の回転子は、永久磁石又は、鉄心と永久
磁石が組み合わせて構成している。第４図に家電用の直
流ブラシレスモーフ用回転子の一例を示す。この回転子
は、例えばエアコン用ファンモータに使用されているも
ので、小出力、低回転で使用される。回転子は、軸８を
そう人する鉄心２゛の外周側に永久磁石１゛ （例えば
ストロンチウムフェライト）が接着剤等により固着され
ている。この構造では、鉄心２″と永久磁石１゛の固着
の信頼性から、小出力、低回転でしか使用しない。さら
に高出力、高速回転用には第５図に示すように、永久磁
石１゛の外周を補強材９で包囲する方法がとられている
。この補強に関しては、ガラステープを接着剤との組み
合わせで使用する方法や、特開昭５９−２０１６６３号
で知られる如く金属製円筒等種々提案されている。
特に、安価なフェライト系磁石の場合、その機械強度は
全く期待できないため、この補強策は不可欠である。こ
の補強策は、回転子の信頼性上不可欠であるが、一方で
は大巾な工数増を招き、モータのコスト増が避けられな
い。そのため、特に家電用モータでの採用には限度があ
る。そこで考えられたのが圧延磁石の採用である。圧延
磁石は、Ｃｒ−Ｃｏ−Ｆｅ系の永久磁石で、一般に知ら
れるアルニコ磁石との相異は、低Ｃｏということである
。この磁石は加工性が良く、板の厚さを低量にすること
が可能であり、最終的にはスピノーダル分解によって硬
磁性化する。従って、このスピノーダル分解のための熱
処理以前は加工性が良く、打抜加工等も容易にできるた
め、任意の形状の磁石を製造することが可能である。第
７図に圧延磁石を打抜加工した磁石コアを示す。これは
２極の例で中心に軸穴１０があり、その中心に対して１
８０°対称位置に極１″があり、中心に対して放射状４
ケ所にカシメビン用穴１１がある。この磁石コアを積層
し第６図に示すような回転子が完成する。つまり磁石コ
アを積層し、カシメピン１２により固着し、軸８が軸穴
１０にそう人されている。
全く期待できないため、この補強策は不可欠である。こ
の補強策は、回転子の信頼性上不可欠であるが、一方で
は大巾な工数増を招き、モータのコスト増が避けられな
い。そのため、特に家電用モータでの採用には限度があ
る。そこで考えられたのが圧延磁石の採用である。圧延
磁石は、Ｃｒ−Ｃｏ−Ｆｅ系の永久磁石で、一般に知ら
れるアルニコ磁石との相異は、低Ｃｏということである
。この磁石は加工性が良く、板の厚さを低量にすること
が可能であり、最終的にはスピノーダル分解によって硬
磁性化する。従って、このスピノーダル分解のための熱
処理以前は加工性が良く、打抜加工等も容易にできるた
め、任意の形状の磁石を製造することが可能である。第
７図に圧延磁石を打抜加工した磁石コアを示す。これは
２極の例で中心に軸穴１０があり、その中心に対して１
８０°対称位置に極１″があり、中心に対して放射状４
ケ所にカシメビン用穴１１がある。この磁石コアを積層
し第６図に示すような回転子が完成する。つまり磁石コ
アを積層し、カシメピン１２により固着し、軸８が軸穴
１０にそう人されている。
永久磁石の磁気特性が等方性のものと異方性のものとに
別れるが、モータ用としては異方性、それもラジアル異
方性が好ましい。
別れるが、モータ用としては異方性、それもラジアル異
方性が好ましい。
発明が解決しようとする問題点
圧延磁石の場合、異方性を出す手段は三方法ある。一つ
は磁場中熱処理であり、もう一方は圧延方法によるもの
である。いづれの方法でもラジアル異方性を付与するこ
とは量産工程において不可能である。そのため異方性の
圧延磁石の場合、第７図に示すような２極の回転子しか
提供できない。等方性であれば多極化が可能であるが磁
石の特性が貧困で不適格である。
は磁場中熱処理であり、もう一方は圧延方法によるもの
である。いづれの方法でもラジアル異方性を付与するこ
とは量産工程において不可能である。そのため異方性の
圧延磁石の場合、第７図に示すような２極の回転子しか
提供できない。等方性であれば多極化が可能であるが磁
石の特性が貧困で不適格である。
本発明の目的は加工性の良い圧延異方性磁石素材により
、多極回転子を提供することにある。
、多極回転子を提供することにある。
問題点を解決するための手段
そこで、本発明は圧延磁石素材から極の形状に適合した
形状に打抜加工した磁石コアを積層し、鉄心と組み合わ
せ、多極回転子を実現したものである。
形状に打抜加工した磁石コアを積層し、鉄心と組み合わ
せ、多極回転子を実現したものである。
作用
つまり多極とも個別に磁石素材より打抜加工によって形
成するため、素材のもつ異方性を有効に利用でき、多極
の回転子を良好な特性を保持しつつ提供できるものであ
る。
成するため、素材のもつ異方性を有効に利用でき、多極
の回転子を良好な特性を保持しつつ提供できるものであ
る。
実施例
第１図に本発明の実施例の構造図を示す。圧延磁石素材
より打抜法によって製作された磁石コアは、スピノーダ
ル分解のための熱処理を施こし、その磁気特性を硬磁性
化させ、積層され磁石コア１として鉄心２にそう着され
ている。この鉄心２の中央には軸そう人の穴１０がある
。第２図には磁極が鉄心にそう着される様子を立体的に
示しである。積層された磁石コア１は、内径側に有する
突部３が、鉄心２の外周に長さ方向に配置された溝４に
鉄心の長さ方向の一端がらそう入される。
より打抜法によって製作された磁石コアは、スピノーダ
ル分解のための熱処理を施こし、その磁気特性を硬磁性
化させ、積層され磁石コア１として鉄心２にそう着され
ている。この鉄心２の中央には軸そう人の穴１０がある
。第２図には磁極が鉄心にそう着される様子を立体的に
示しである。積層された磁石コア１は、内径側に有する
突部３が、鉄心２の外周に長さ方向に配置された溝４に
鉄心の長さ方向の一端がらそう入される。
この磁石コア１は、第３図に示すように圧延磁石素材５
から打抜法によって製造される。このとき圧延磁石素材
の圧延方向（図中でＬと示す）に対し、磁石コア１の外
周側の中央６と突起の中央７を通過する直線が並行とな
るように打抜く必要がある。打抜法によって製造された
磁石コアは、積層して、鉄心にそう着されることは先に
述べたが、この積層を打抜きと同時に同一金型内におい
て実施することも可能である。磁石コアの一部に打抜時
に突起を形成し隣接する磁石コアシートを固着する方法
であり、この場合、積層後、熱処理を実施し、硬磁性化
する。さらに鉄心においても、焼結法や鍛造法によって
、透磁率の良い磁性材、例えば純鉄から形成することが
考えられるが、磁石コアｌと同様な方法で、電磁銅板か
ら製作することも可能である。モータの固定子は通常電
磁鋼板から打抜法により製造するので、このとき固定子
の内径部からこの鉄心を製造すれば安価な鉄心が提供で
き本発明の主旨がらも大変好都合であることは言うまで
もない。
から打抜法によって製造される。このとき圧延磁石素材
の圧延方向（図中でＬと示す）に対し、磁石コア１の外
周側の中央６と突起の中央７を通過する直線が並行とな
るように打抜く必要がある。打抜法によって製造された
磁石コアは、積層して、鉄心にそう着されることは先に
述べたが、この積層を打抜きと同時に同一金型内におい
て実施することも可能である。磁石コアの一部に打抜時
に突起を形成し隣接する磁石コアシートを固着する方法
であり、この場合、積層後、熱処理を実施し、硬磁性化
する。さらに鉄心においても、焼結法や鍛造法によって
、透磁率の良い磁性材、例えば純鉄から形成することが
考えられるが、磁石コアｌと同様な方法で、電磁銅板か
ら製作することも可能である。モータの固定子は通常電
磁鋼板から打抜法により製造するので、このとき固定子
の内径部からこの鉄心を製造すれば安価な鉄心が提供で
き本発明の主旨がらも大変好都合であることは言うまで
もない。
発明の効果
本発明は、加工性が良く、かつ、機械的強度の良い、圧
延異方性の磁石素材を採用して、４極以上の多極回転子
を提供できるものであり、これまでの欠点であった、永
久磁石回転子の信頼性が大巾に向上し、かつ量産性があ
る製造方法を採用していることから、安価な回転子の提
供を可能とするものである。
延異方性の磁石素材を採用して、４極以上の多極回転子
を提供できるものであり、これまでの欠点であった、永
久磁石回転子の信頼性が大巾に向上し、かつ量産性があ
る製造方法を採用していることから、安価な回転子の提
供を可能とするものである。
第１図は、本発明の回転子の平面図、第２図は本発明の
回転子の組立状態を示す斜視図、第３図は本発明の回転
子の磁石コアを素材より打抜く状況を示す説明図、第４
図は従来からの家電用直流ブラシレスモータの回転子の
構造を示す断面図、第５図は従来例で、直流ブラシレス
モータの回転子の構造を示す断面図、第６図は圧延磁石
を採用した場合の従来の回転子の構造を示す断面図、第
７図は圧延磁石を採用した場合の２極回転子用磁石コア
の形状を示す平面図である。 １・・・・・・磁石コア、２・・・・・・鉄心、３・・
・・・・突部、４・・・・・・鉄心溝、５・・・・・・
圧延磁石素材。 ＼づ′−Ｏト ＼ さり □−−−へ 区 第５図 第６図 ＩＩ ／”
回転子の組立状態を示す斜視図、第３図は本発明の回転
子の磁石コアを素材より打抜く状況を示す説明図、第４
図は従来からの家電用直流ブラシレスモータの回転子の
構造を示す断面図、第５図は従来例で、直流ブラシレス
モータの回転子の構造を示す断面図、第６図は圧延磁石
を採用した場合の従来の回転子の構造を示す断面図、第
７図は圧延磁石を採用した場合の２極回転子用磁石コア
の形状を示す平面図である。 １・・・・・・磁石コア、２・・・・・・鉄心、３・・
・・・・突部、４・・・・・・鉄心溝、５・・・・・・
圧延磁石素材。 ＼づ′−Ｏト ＼ さり □−−−へ 区 第５図 第６図 ＩＩ ／”
Claims (2)
- （１）磁気異方性を有する圧延磁石を具備した回転子に
おいて、１極当りの磁石部の外周と内周の向きを圧延磁
石素材の磁気異方性を有する方向に一致させ、かつ、内
周側に、鉄心との組み立て用の突部を有した形状で打抜
き、積層して磁石コアを形成し、この磁石コアを鉄心と
組み合わせて回転子を構成したことを特徴とする永久磁
石を有する回転子の製造方法。 - （２）圧延磁石から極磁石部を打抜加工する際、同一金
型内で、極磁石部の一部に形成させた突起により、隣接
した極磁石コアを固着し、積層した状態で金型より取出
す特許請求の範囲第１項記載の永久磁石を有する回転子
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60121815A JPS61280746A (ja) | 1985-06-05 | 1985-06-05 | 永久磁石を有する回転子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60121815A JPS61280746A (ja) | 1985-06-05 | 1985-06-05 | 永久磁石を有する回転子の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61280746A true JPS61280746A (ja) | 1986-12-11 |
Family
ID=14820612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60121815A Pending JPS61280746A (ja) | 1985-06-05 | 1985-06-05 | 永久磁石を有する回転子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61280746A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1162720A2 (de) * | 2000-06-09 | 2001-12-12 | Kienle & Spiess Stanz- und Druckgiesswerk GmbH | Blechlamellen für Blechpakete von rotierenden elektrischen Maschinen sowie Verfahren zur Herstellung von solchen Blechlamellen |
| JP2001346345A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-14 | Sodick Co Ltd | 同期機ロータ |
| WO2005101615A1 (en) * | 2004-04-05 | 2005-10-27 | Canopy Technologies, Llc | Permanent magnet rotor and magnet cradle |
| JP2011045156A (ja) * | 2009-08-19 | 2011-03-03 | Jtekt Corp | 電動モータおよびロータ |
| JP2022054032A (ja) * | 2020-09-25 | 2022-04-06 | 山洋電気株式会社 | 同期モータの回転子構造 |
-
1985
- 1985-06-05 JP JP60121815A patent/JPS61280746A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001346345A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-14 | Sodick Co Ltd | 同期機ロータ |
| JP4566336B2 (ja) * | 2000-05-31 | 2010-10-20 | 株式会社ソディック | 同期機ロータ |
| EP1162720A2 (de) * | 2000-06-09 | 2001-12-12 | Kienle & Spiess Stanz- und Druckgiesswerk GmbH | Blechlamellen für Blechpakete von rotierenden elektrischen Maschinen sowie Verfahren zur Herstellung von solchen Blechlamellen |
| EP1162720A3 (de) * | 2000-06-09 | 2004-01-02 | Kienle & Spiess Stanz- und Druckgiesswerk GmbH | Blechlamellen für Blechpakete von rotierenden elektrischen Maschinen sowie Verfahren zur Herstellung von solchen Blechlamellen |
| WO2005101615A1 (en) * | 2004-04-05 | 2005-10-27 | Canopy Technologies, Llc | Permanent magnet rotor and magnet cradle |
| JP2011045156A (ja) * | 2009-08-19 | 2011-03-03 | Jtekt Corp | 電動モータおよびロータ |
| JP2022054032A (ja) * | 2020-09-25 | 2022-04-06 | 山洋電気株式会社 | 同期モータの回転子構造 |
| US11784520B2 (en) | 2020-09-25 | 2023-10-10 | Sanyo Denki Co., Ltd. | Rotor structure of synchronous motor |
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