JPS6127951B2 - - Google Patents
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- JPS6127951B2 JPS6127951B2 JP52055069A JP5506977A JPS6127951B2 JP S6127951 B2 JPS6127951 B2 JP S6127951B2 JP 52055069 A JP52055069 A JP 52055069A JP 5506977 A JP5506977 A JP 5506977A JP S6127951 B2 JPS6127951 B2 JP S6127951B2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000013139 quantization Methods 0.000 description 4
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はテレビジヨン信号等の画像信号の予測
符号化装置に関する。
符号化装置に関する。
テレビジヨン信号等の画像信号は画面の水平方
向および垂直方向および時間軸方向に対して相関
が強いので、画像信号を直接伝送する代りに伝送
しようとする画素信号の近傍の画素信号から予測
信号を作り、伝送しようとする信号と予測信号と
の差信号、すなわち、予測誤差信号を伝送するこ
とによつて伝送情報量を節約することができる。
このような符号化方法は予測符号化と呼ばれ、予
測信号を同一フレーム内の画素信号から得るフレ
ーム内予測符号化、1フイールド前の画素信号か
ら得るフイールド間予測符号化、1フレーム前の
画素信号から得るフレーム間予測符号化あるいは
これらを組合せた複合予測符号化などが知られて
いる。フレーム内符号化は、平坦な画像やぼけた
画像に対しては予測的中率が高く、従つて、能率
が良い。フレーム間符号化は動きの少ない画像に
対して能率が良く、フイールド間符号化や複合符
号化はこれらの中間的な性質となる。従来の予測
符号化装置においては、一般にこれらのうちの一
つの予測方式を用いているが、伝送しようとする
画像信号が、例えば、放送テレビジヨン信号のよ
うに動きが少ない場合もあれば多い場合もあり平
坦な画像も複雑な画素もあるような場合には、予
測方式を固定しておくと常に能率の良い符号化を
行なうことができないという欠点がある。一方、
フレーム内予測とフレーム間予測との2種の予測
信号を作り、複数個の画素からなる単位(ブロツ
ク単位)にどちらが能率が良いかを予め調べて能
率の良い方を選択するという予測切換え方式も提
案されているが、画面の変化速度が大きい時には
上記2種の予測方式の能率は両者ともに低下し、
予測切換え方式はその効果を充分に発揮できなく
なつてくる。
向および垂直方向および時間軸方向に対して相関
が強いので、画像信号を直接伝送する代りに伝送
しようとする画素信号の近傍の画素信号から予測
信号を作り、伝送しようとする信号と予測信号と
の差信号、すなわち、予測誤差信号を伝送するこ
とによつて伝送情報量を節約することができる。
このような符号化方法は予測符号化と呼ばれ、予
測信号を同一フレーム内の画素信号から得るフレ
ーム内予測符号化、1フイールド前の画素信号か
ら得るフイールド間予測符号化、1フレーム前の
画素信号から得るフレーム間予測符号化あるいは
これらを組合せた複合予測符号化などが知られて
いる。フレーム内符号化は、平坦な画像やぼけた
画像に対しては予測的中率が高く、従つて、能率
が良い。フレーム間符号化は動きの少ない画像に
対して能率が良く、フイールド間符号化や複合符
号化はこれらの中間的な性質となる。従来の予測
符号化装置においては、一般にこれらのうちの一
つの予測方式を用いているが、伝送しようとする
画像信号が、例えば、放送テレビジヨン信号のよ
うに動きが少ない場合もあれば多い場合もあり平
坦な画像も複雑な画素もあるような場合には、予
測方式を固定しておくと常に能率の良い符号化を
行なうことができないという欠点がある。一方、
フレーム内予測とフレーム間予測との2種の予測
信号を作り、複数個の画素からなる単位(ブロツ
ク単位)にどちらが能率が良いかを予め調べて能
率の良い方を選択するという予測切換え方式も提
案されているが、画面の変化速度が大きい時には
上記2種の予測方式の能率は両者ともに低下し、
予測切換え方式はその効果を充分に発揮できなく
なつてくる。
本発明の目的は複数個の画素からなる単位(ブ
ロツク単位)で複数個の予測信号の予測能率を比
較し効率の良いものを複数の予測信号から少なく
とも2個ブロツク単位に選択しそれらの予測信号
の中からさらに画素単位で効率の良い予測信号を
1つ選択して予測符号化を行なう画像信号の予測
符号化装置を提供することにある。
ロツク単位)で複数個の予測信号の予測能率を比
較し効率の良いものを複数の予測信号から少なく
とも2個ブロツク単位に選択しそれらの予測信号
の中からさらに画素単位で効率の良い予測信号を
1つ選択して予測符号化を行なう画像信号の予測
符号化装置を提供することにある。
すなわち、本発明の画像信号の予測符号化装置
は、複数個の予測信号を得る手段と、この複数の
予測信号から少なくとも2個の予測信号を選択す
る第1の選択手段と、複数個の画素単位で前記複
数の予測信号の予測能率を比較しその比較結果に
応じて前記単位で前記第1の選択手段を制御する
手段と、前記第1の選択手段により選択された予
測信号のうちの1つを選択する第2の選択手段
と、1画素単位で前記第2の選択手段を制御する
手段とから構成される。
は、複数個の予測信号を得る手段と、この複数の
予測信号から少なくとも2個の予測信号を選択す
る第1の選択手段と、複数個の画素単位で前記複
数の予測信号の予測能率を比較しその比較結果に
応じて前記単位で前記第1の選択手段を制御する
手段と、前記第1の選択手段により選択された予
測信号のうちの1つを選択する第2の選択手段
と、1画素単位で前記第2の選択手段を制御する
手段とから構成される。
本発明の予測符号化装置を採用すれば、第1の
選択手段で選択された複数の予測信号を指定する
情報をブロツク単位で伝送するが、第2の選択手
段における画素単位の選択を示す情報は伝送する
必要がないので全体の情報量を大巾に節減でき
る。また、画面の内容(被写体の動き、模様の大
小、白黒かカラーなど)が変つた時にはその画面
を能率良く符号化する予測信号が第1の選択手段
によつて選択されるため、この段階ですでにかな
りの符号化能率の向上があり、さらに、これらの
予測信号中から予測誤差信号が最も小さくなるよ
う画素単位で選択し、しかもこの選択情報は伝送
しなくて済むため能率の良い符号化が実現でき
る。
選択手段で選択された複数の予測信号を指定する
情報をブロツク単位で伝送するが、第2の選択手
段における画素単位の選択を示す情報は伝送する
必要がないので全体の情報量を大巾に節減でき
る。また、画面の内容(被写体の動き、模様の大
小、白黒かカラーなど)が変つた時にはその画面
を能率良く符号化する予測信号が第1の選択手段
によつて選択されるため、この段階ですでにかな
りの符号化能率の向上があり、さらに、これらの
予測信号中から予測誤差信号が最も小さくなるよ
う画素単位で選択し、しかもこの選択情報は伝送
しなくて済むため能率の良い符号化が実現でき
る。
次に図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
ある。端子1に印加された画像信号はアナログ/
デジタル変換器(A/D変換器)10によりデジ
タル信号1011に変換される。このようにデジ
タル変換された画像信号1011は予測能率比較
回路15での予測能率比較に要する時間Tだけ遅
延させる遅延回路11に供給される。遅延回路1
1の出力信号は減算器12においてスイツチ回路
16の出力である予測信号1612だけ差をとら
れ、この差、すなわち、予測誤差信号は量子化回
路13に供給される。量子化回路13では予測−
誤差信号を表わすビツト数を制限することにより
情報量の圧縮効果をより高める。この予測誤差信
号1314は予測信号1612と加算器17にお
いて和がとられ、局部複号信号1718となり、
予測器群18へ供給される。前記比較回路15か
らの切換信号1514を受けた予測器群18から
予測信号が二つ選択されそれぞれ予測信号180
1および1802としてスイツチ回路16へ供給
される。第1図中ではフレーム内予測器(第2図
の180)の予測信号1801は常に選択されス
イツチ回路16に与えられているものとしてい
る。スイツチ回路16においてはこれらの二つの
予測信号の中から選択が行なわれるが、その制御
は制御信号2016に従つて行なわれる。制御信
号2016の作り方をつぎに述べる。量子化回路
13により量子化された予測誤差信号1314は
比較回路19において予め定められた閾値と比較
され、この閾値より大か否かの比較結果(大であ
れば符号1、否であれば符号0など)が1画素の
遅延を与える遅延素子20に供給される。そして
この遅延素子20の出力がスイツチ回路16の制
御信号2016となる。例えば、制御信号201
6が1を示していれば、スイツチ回路16では前
のサンプル時刻(1画素前の時刻)における予測
信号と異なる予測信号を選択し、0を示していれ
ば前のサンプル時刻における予期信号を再び続け
て選択する。
ある。端子1に印加された画像信号はアナログ/
デジタル変換器(A/D変換器)10によりデジ
タル信号1011に変換される。このようにデジ
タル変換された画像信号1011は予測能率比較
回路15での予測能率比較に要する時間Tだけ遅
延させる遅延回路11に供給される。遅延回路1
1の出力信号は減算器12においてスイツチ回路
16の出力である予測信号1612だけ差をとら
れ、この差、すなわち、予測誤差信号は量子化回
路13に供給される。量子化回路13では予測−
誤差信号を表わすビツト数を制限することにより
情報量の圧縮効果をより高める。この予測誤差信
号1314は予測信号1612と加算器17にお
いて和がとられ、局部複号信号1718となり、
予測器群18へ供給される。前記比較回路15か
らの切換信号1514を受けた予測器群18から
予測信号が二つ選択されそれぞれ予測信号180
1および1802としてスイツチ回路16へ供給
される。第1図中ではフレーム内予測器(第2図
の180)の予測信号1801は常に選択されス
イツチ回路16に与えられているものとしてい
る。スイツチ回路16においてはこれらの二つの
予測信号の中から選択が行なわれるが、その制御
は制御信号2016に従つて行なわれる。制御信
号2016の作り方をつぎに述べる。量子化回路
13により量子化された予測誤差信号1314は
比較回路19において予め定められた閾値と比較
され、この閾値より大か否かの比較結果(大であ
れば符号1、否であれば符号0など)が1画素の
遅延を与える遅延素子20に供給される。そして
この遅延素子20の出力がスイツチ回路16の制
御信号2016となる。例えば、制御信号201
6が1を示していれば、スイツチ回路16では前
のサンプル時刻(1画素前の時刻)における予測
信号と異なる予測信号を選択し、0を示していれ
ば前のサンプル時刻における予期信号を再び続け
て選択する。
なお、送受信側で符号化・復号化の整合をとる
ために少なくとも動作開始時に一度は同一の予測
信号を強制的に選択する必要がある。一方、各水
平走査線内の同期信号部分などはフレーム間予測
信号の的中率が高いという事実がある。従つて、
水平走査線の始まりを強制的にフレーム間予測と
すれば能率も良く、送・受信側の符号化・複合化
を整合できる。なお、以上の説明では説明簡単化
のため予測器群18の出力予測信号数を2とした
が原理的には何個あつても良い。
ために少なくとも動作開始時に一度は同一の予測
信号を強制的に選択する必要がある。一方、各水
平走査線内の同期信号部分などはフレーム間予測
信号の的中率が高いという事実がある。従つて、
水平走査線の始まりを強制的にフレーム間予測と
すれば能率も良く、送・受信側の符号化・複合化
を整合できる。なお、以上の説明では説明簡単化
のため予測器群18の出力予測信号数を2とした
が原理的には何個あつても良い。
第2図は第1図の予測器群18を詳しく示すブ
ロツク図である。第2図において、予測器群18
は、大別するとフレーム内予測器とフレーム間予
測器とからなる。参照数字180で表わした予測
器はフレーム内予測器であり、具体的な例として
は、前値予測、すなわち、1サンプル遅延素子に
より構成される。一方、フレーム間予測器につい
ては多様な画面の能率良い符号化のために、動き
予測が可能な予測器の構成を以下のようにもたせ
ることにする。この動き予測の一例を次に示す。
1フレーム遅延素子を用いたフレーム間予測器は
静止している画面に対しては良く的中するが、画
面が左右に動くと的中しなくなつてくる。例え
ば、前フレームの画面に対して現フレームの画面
が1画素右(水平走査線の順方向)に動いた場合
は、(1フレーム+1)画素遅延した信号を予測
信号とすれば的中するようになる。このような動
き予測ができる予測器は、(1フレーム(F)−T
−3)画素遅延素子181とT画素遅延素子18
3とシフトレジスタ182とから構成されてい
る。すなわち、1フレームの画素数をFとすれ
ば、T画素遅延素子183の出力には(F−3)
画素遅延した予測信号X^F-3が得られる。この信
号をさらにシフトレジスタ184で1画素づつ遅
延させれば、その出力には予測信号X^F-2,X^F-
1,……,X^F+3までの各予測信号が得られる。
フレーム間における変化が上の例(3画素まで)
を超える場合に対応するためには、一般的には前
記遅延素子181を(F−T−n)画素遅延素子
としシフトレジスタ182の遅延画素数を22nと
すればよい。
ロツク図である。第2図において、予測器群18
は、大別するとフレーム内予測器とフレーム間予
測器とからなる。参照数字180で表わした予測
器はフレーム内予測器であり、具体的な例として
は、前値予測、すなわち、1サンプル遅延素子に
より構成される。一方、フレーム間予測器につい
ては多様な画面の能率良い符号化のために、動き
予測が可能な予測器の構成を以下のようにもたせ
ることにする。この動き予測の一例を次に示す。
1フレーム遅延素子を用いたフレーム間予測器は
静止している画面に対しては良く的中するが、画
面が左右に動くと的中しなくなつてくる。例え
ば、前フレームの画面に対して現フレームの画面
が1画素右(水平走査線の順方向)に動いた場合
は、(1フレーム+1)画素遅延した信号を予測
信号とすれば的中するようになる。このような動
き予測ができる予測器は、(1フレーム(F)−T
−3)画素遅延素子181とT画素遅延素子18
3とシフトレジスタ182とから構成されてい
る。すなわち、1フレームの画素数をFとすれ
ば、T画素遅延素子183の出力には(F−3)
画素遅延した予測信号X^F-3が得られる。この信
号をさらにシフトレジスタ184で1画素づつ遅
延させれば、その出力には予測信号X^F-2,X^F-
1,……,X^F+3までの各予測信号が得られる。
フレーム間における変化が上の例(3画素まで)
を超える場合に対応するためには、一般的には前
記遅延素子181を(F−T−n)画素遅延素子
としシフトレジスタ182の遅延画素数を22nと
すればよい。
このようにして得られた予測信号群X^F-3から
X^F+3まではスイツチ回路185に与えられ、ス
イツチ回路185では第1図の前記比較回路15
からの切換信号1514により適切な動き予測信
号を選択する。(F−T−3)画素遅延素子18
1の出力信号は同時にシフトレジスタ184と同
一の構成のシフトレジスタ182へも与えられ、
(F−T−3)画素から(F−T+3)画素まで
遅延した計7個の信号1815が得られ、これは
予測能率比較回路15において予測能率の比較に
用いられる。以上が予測器群18の構成例であ
る。なお、上下および斜めの動きに対しては前記
遅延素子181の他に1ライン遅延素子を複数個
用いてさらに予測信号を増すことができることは
明らかである。また、予測信号1801をスイツ
チ回路185に与え、スイツチ回路185の出力
を2個の予測信号1801,1802としても一
向にさしつかえない。
X^F+3まではスイツチ回路185に与えられ、ス
イツチ回路185では第1図の前記比較回路15
からの切換信号1514により適切な動き予測信
号を選択する。(F−T−3)画素遅延素子18
1の出力信号は同時にシフトレジスタ184と同
一の構成のシフトレジスタ182へも与えられ、
(F−T−3)画素から(F−T+3)画素まで
遅延した計7個の信号1815が得られ、これは
予測能率比較回路15において予測能率の比較に
用いられる。以上が予測器群18の構成例であ
る。なお、上下および斜めの動きに対しては前記
遅延素子181の他に1ライン遅延素子を複数個
用いてさらに予測信号を増すことができることは
明らかである。また、予測信号1801をスイツ
チ回路185に与え、スイツチ回路185の出力
を2個の予測信号1801,1802としても一
向にさしつかえない。
次に第3図により予測能率比較回路15の一例
を説明する。
を説明する。
デジタル化された画像信号1011は予測器群
18中のフレーム間予測信号X^F-T-3からX^F-T+3
までの7種の各々の予測信号1815だけ減算器
150において減算せられ、それらの差はX^F-T-
3からX^F-T+3までに対応するチヤネル1(ch.1)
からチヤネル(ch.7)の各々を介して閾値回路1
51に与えられる。閾値回路151ではこれらの
差がある閾値より大か否かを判定し、大ならば数
値1を否ならば数値0を発生し、これらの数値は
各チヤネルを通して計数器152へ与えられる。
計算器152ではこれらの数値を各チヤネル毎に
計数(加算)し、計数結果を比較器153に与え
る。比較器153ではブロツク毎、たとえば、1
水平走査線毎にch.1からch.7までの計数結果の中
最も少ない計数結果を示したチヤネルが何番であ
るかを比較判定し、そのチヤネル番号を切換信号
1514として出力する。この切換信号1514
にもとづいて予測器群18の出力子測信号を選択
するスイツチ回路185を制御する。この切換信
号1514は第1図の符号変換器14で一定時間
毎(複数の画素単位すなわちブロツク単位)に所
定のタイムスロツト内に挿入されて伝送される。
符号変換器14は垂直ならびに水平の両同期信
号、切換信号1514および予測誤差信号131
4とその画面内の位置情報を定められた順序で並
べ、伝送路との速度整合を行なつた後、出力端子
7へ出力する。
18中のフレーム間予測信号X^F-T-3からX^F-T+3
までの7種の各々の予測信号1815だけ減算器
150において減算せられ、それらの差はX^F-T-
3からX^F-T+3までに対応するチヤネル1(ch.1)
からチヤネル(ch.7)の各々を介して閾値回路1
51に与えられる。閾値回路151ではこれらの
差がある閾値より大か否かを判定し、大ならば数
値1を否ならば数値0を発生し、これらの数値は
各チヤネルを通して計数器152へ与えられる。
計算器152ではこれらの数値を各チヤネル毎に
計数(加算)し、計数結果を比較器153に与え
る。比較器153ではブロツク毎、たとえば、1
水平走査線毎にch.1からch.7までの計数結果の中
最も少ない計数結果を示したチヤネルが何番であ
るかを比較判定し、そのチヤネル番号を切換信号
1514として出力する。この切換信号1514
にもとづいて予測器群18の出力子測信号を選択
するスイツチ回路185を制御する。この切換信
号1514は第1図の符号変換器14で一定時間
毎(複数の画素単位すなわちブロツク単位)に所
定のタイムスロツト内に挿入されて伝送される。
符号変換器14は垂直ならびに水平の両同期信
号、切換信号1514および予測誤差信号131
4とその画面内の位置情報を定められた順序で並
べ、伝送路との速度整合を行なつた後、出力端子
7へ出力する。
次に第4図を参照して第1図の制御信号201
6の作り方の別の方法の詳細について説明する。
すなわち、第4図に示すように、予測信号180
1および1802(それぞれX^1およびX^2と略
記する)と局部復号信号1718(X^0と略記す
る)との間で差がとられ差る。X^1−X^0は減算
器31、差X^2−X^0は減算器32でそれぞれ実
行される。差X^−X^0と差X^2−X^0のそれぞ
れ
の絶対値を絶対値回路33および34でとり、比
較器35にて大小比較する。ここで、|X^1−X^
0|>|X^2−X^0|ならば、符号0を、逆なら
ば、符号1を発生させ、この符号を1画素遅延素
子20へ与えると、この出力が制御信号2016
になる。第1図のスイツチ回路16は制御信号2
016が符号0である時にはX^2を、符号1であ
る時にはX^1を選択することができるものとす
る。このような制御信号2016を作るためには
第1図の比較回路19の位置に第4図の回路を挿
入すればよい。
6の作り方の別の方法の詳細について説明する。
すなわち、第4図に示すように、予測信号180
1および1802(それぞれX^1およびX^2と略
記する)と局部復号信号1718(X^0と略記す
る)との間で差がとられ差る。X^1−X^0は減算
器31、差X^2−X^0は減算器32でそれぞれ実
行される。差X^−X^0と差X^2−X^0のそれぞ
れ
の絶対値を絶対値回路33および34でとり、比
較器35にて大小比較する。ここで、|X^1−X^
0|>|X^2−X^0|ならば、符号0を、逆なら
ば、符号1を発生させ、この符号を1画素遅延素
子20へ与えると、この出力が制御信号2016
になる。第1図のスイツチ回路16は制御信号2
016が符号0である時にはX^2を、符号1であ
る時にはX^1を選択することができるものとす
る。このような制御信号2016を作るためには
第1図の比較回路19の位置に第4図の回路を挿
入すればよい。
第5図に第1図の予測器群18の他の例を示
す。第1図、第2図および第3図では、ブロツク
単位で予め複数の予測信号の予測能率を比較した
が、第5図では、比較された結果を次のブロツク
において利用する例を示し、これにより回路構成
を大巾に簡略化できる。すなわち、第2図に示さ
れる予測器群18内のシフトレジスタ182およ
び184を共通化し、(F−T−3)画素遅延素
子181とT画素遅延素子183とを一体化して
(F−3)画素遅延素子186としている。この
場合、第1図におけるT画素遅延回路11は不要
になる。以上の変更部分以外の部分は第1図、第
3図の構成をそのまま用いる、なお、第5図で説
明した考え方を第4図の例に容易に適用すること
ができるのは勿論である。
す。第1図、第2図および第3図では、ブロツク
単位で予め複数の予測信号の予測能率を比較した
が、第5図では、比較された結果を次のブロツク
において利用する例を示し、これにより回路構成
を大巾に簡略化できる。すなわち、第2図に示さ
れる予測器群18内のシフトレジスタ182およ
び184を共通化し、(F−T−3)画素遅延素
子181とT画素遅延素子183とを一体化して
(F−3)画素遅延素子186としている。この
場合、第1図におけるT画素遅延回路11は不要
になる。以上の変更部分以外の部分は第1図、第
3図の構成をそのまま用いる、なお、第5図で説
明した考え方を第4図の例に容易に適用すること
ができるのは勿論である。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図は予測器群18の一例を示すブロツク図、
第3図は予測能率比較回路15の一例を示すブロ
ツク図、第4図は第1図の制御信号2016の他
の作り方を示すブロツク図および第5図は予測器
群18の他の例を示すブロツク図である。 第1図から第5図において、10……A/D変
換器、11……T画素遅延素子、12……減算
器、13……量子化回路、14……符号変換器、
15……予測能率比較回路、16……スイツチ回
路、17……加算器、18……予測器群、19…
…比較回路、20……1画素遅延素子、180…
…フレーム内予測器、181……(1フレーム−
T−3)画素遅延素子、182,184……シフ
トレジスタ、183……T画素遅延素子、185
……スイツチ回路、150……減算器、151…
…閾値回路、152……計数器、153……比較
器、31,32……減算器、33,34……絶対
値回路、35……比較器、186……(F−3)
画素遅延素子である。
第2図は予測器群18の一例を示すブロツク図、
第3図は予測能率比較回路15の一例を示すブロ
ツク図、第4図は第1図の制御信号2016の他
の作り方を示すブロツク図および第5図は予測器
群18の他の例を示すブロツク図である。 第1図から第5図において、10……A/D変
換器、11……T画素遅延素子、12……減算
器、13……量子化回路、14……符号変換器、
15……予測能率比較回路、16……スイツチ回
路、17……加算器、18……予測器群、19…
…比較回路、20……1画素遅延素子、180…
…フレーム内予測器、181……(1フレーム−
T−3)画素遅延素子、182,184……シフ
トレジスタ、183……T画素遅延素子、185
……スイツチ回路、150……減算器、151…
…閾値回路、152……計数器、153……比較
器、31,32……減算器、33,34……絶対
値回路、35……比較器、186……(F−3)
画素遅延素子である。
Claims (1)
- 1 画像信号の予測符号化装置において、複数の
予測信号を得る手段と、前記複数の予測信号から
少なくとも2つの予測信号を選択する第1の選択
手段と、複数個の画素単位に前記複数の予測信号
について予測能率を比較しその比較結果に応じて
前記単位で前記第1の選択手段を制御する手段
と、前記第1の選択手段により選択された予測信
号のうちの1つを選択する第2の選択手段と、前
記第2の選択手段を1画素単位で制御する手段
と、少なくとも前記第1の選択手段における前記
複数の画素単位の選択状態を符号化する手段とか
ら構成されたことを特徴とする画像信号の予測符
号化装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5506977A JPS53139916A (en) | 1977-05-12 | 1977-05-12 | Forecasting coder for video signal |
CA293,165A CA1091810A (en) | 1976-12-16 | 1977-12-15 | Predictive codec capable of selecting one of at least three prediction signals in two steps |
US05/861,340 US4144543A (en) | 1976-12-16 | 1977-12-16 | Predictive codec capable of selecting one of at least three prediction signals in two steps |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5506977A JPS53139916A (en) | 1977-05-12 | 1977-05-12 | Forecasting coder for video signal |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53139916A JPS53139916A (en) | 1978-12-06 |
JPS6127951B2 true JPS6127951B2 (ja) | 1986-06-27 |
Family
ID=12988398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5506977A Granted JPS53139916A (en) | 1976-12-16 | 1977-05-12 | Forecasting coder for video signal |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS53139916A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3779345D1 (de) * | 1986-03-20 | 1992-07-02 | American Telephone & Telegraph | Datenkompression mit listensformation. |
-
1977
- 1977-05-12 JP JP5506977A patent/JPS53139916A/ja active Granted
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
THE BELL SYSTEM TECHNICAL JOURNAL=1974M6 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53139916A (en) | 1978-12-06 |
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