JPS6127884A - エレベ−タの防振装置 - Google Patents
エレベ−タの防振装置Info
- Publication number
- JPS6127884A JPS6127884A JP14755784A JP14755784A JPS6127884A JP S6127884 A JPS6127884 A JP S6127884A JP 14755784 A JP14755784 A JP 14755784A JP 14755784 A JP14755784 A JP 14755784A JP S6127884 A JPS6127884 A JP S6127884A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- hanging
- elevator
- resonance
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（Ｊｌ！明の利用分野〕゛パ
本発明はエレベータの防振−置に・係り、特に、昇降゛
体番吊る複数本のロープ−の−振れを抑制する・に好都
合な防振装置に′関する。
体番吊る複数本のロープ−の−振れを抑制する・に好都
合な防振装置に′関する。
一般に、従来のエレベータは第２図及び第一３図に示す
ように：昇降路頂部の機械室に設置された巻上機１のシ
ーブ２に複数本のロープ３を巻掛け、その両端に昇降体
である乗かと４と釣合おもり５とを懸垂している。そし
て巻上機１の駆動電動機６と減速機７とによ゛つてシー
ブ２を回転させ、昇降体を上下に移動している。
ように：昇降路頂部の機械室に設置された巻上機１のシ
ーブ２に複数本のロープ３を巻掛け、その両端に昇降体
である乗かと４と釣合おもり５とを懸垂している。そし
て巻上機１の駆動電動機６と減速機７とによ゛つてシー
ブ２を回転させ、昇降体を上下に移動している。
ところで、各昇降体とロープ３どの接続は、実際にはロ
ープ３の・両端に接続し、た吊すロッド８゜９と、昇降
体である降かと４及び釣合おもり５を支持する吊り枠体
１２．４３とによって行なわれる。即ち、吊りロッド８
，９を吊り・枠体１２゜１３に貫通させ、貫通させた吊
りロッド８，９に夫々コイルばね１０．−１１を嵌着し
て止め、昇降体の重量を各ぼね１０，１１を介してロー
プ３で支持する。 ゛ 運転時には、巻上機１に起因する回転脈動が生じてロー
プ３が昇降方向に加振されて乗かと４に振動を伝達する
。特に、゛ロープ３の固有振動数が回転脈動の振動数に
一致すると著しく乗心地が無くなっていた。 ・ そこで、ロープの共振を抑制するために、例えば、吊り
枠体１２を貫通して弾性的に懸垂している複数本の吊り
ロッド８の下端部に共通の板ばね１４を取付け、かつ、
この板ばね１４におもりにを取付け、このおもりにの質
量と板ばね１４のばね定数とによって決まる固有振動数
を回転脈動の振動数に一致させるものが提案されている
。
ープ３の・両端に接続し、た吊すロッド８゜９と、昇降
体である降かと４及び釣合おもり５を支持する吊り枠体
１２．４３とによって行なわれる。即ち、吊りロッド８
，９を吊り・枠体１２゜１３に貫通させ、貫通させた吊
りロッド８，９に夫々コイルばね１０．−１１を嵌着し
て止め、昇降体の重量を各ぼね１０，１１を介してロー
プ３で支持する。 ゛ 運転時には、巻上機１に起因する回転脈動が生じてロー
プ３が昇降方向に加振されて乗かと４に振動を伝達する
。特に、゛ロープ３の固有振動数が回転脈動の振動数に
一致すると著しく乗心地が無くなっていた。 ・ そこで、ロープの共振を抑制するために、例えば、吊り
枠体１２を貫通して弾性的に懸垂している複数本の吊り
ロッド８の下端部に共通の板ばね１４を取付け、かつ、
この板ばね１４におもりにを取付け、このおもりにの質
量と板ばね１４のばね定数とによって決まる固有振動数
を回転脈動の振動数に一致させるものが提案されている
。
（特公昭４７−５１６２５）しか
し、この構成では複数本あるローブ３の振動を板ばね１
４とおもりにとよりなる一組の装置で同時に抑制するよ
うにしであるために、どうしてもおもりを重くしなけれ
ばならず、その結果。
４とおもりにとよりなる一組の装置で同時に抑制するよ
うにしであるために、どうしてもおもりを重くしなけれ
ばならず、その結果。
装置が大形化し、設置スペースも多く必要とするので取
付は作業性が劣る欠点があった。また、複数本のローブ
３の固有振動数が同一になるように作ることは極めて困
難であり、このため、この装置により全ロープの共振を
同時シ；抑制することは困難であった。
付は作業性が劣る欠点があった。また、複数本のローブ
３の固有振動数が同一になるように作ることは極めて困
難であり、このため、この装置により全ロープの共振を
同時シ；抑制することは困難であった。
このような理由から、この装置をエレベータに実際に適
用してローブ３の共振を抑制するよりも。
用してローブ３の共振を抑制するよりも。
ローブ３への加振源である巻上機１に起因する回転脈動
を抑制してローブ３の共振が発生しないようにする手段
が採用されていた。すなわち、巻上機１の駆動電動機６
には回転脈動が発生しにくい誘導電動機として、極数の
大きい、すなわち、定格回転数の低い内極誘導電動機を
使用していた。
を抑制してローブ３の共振が発生しないようにする手段
が採用されていた。すなわち、巻上機１の駆動電動機６
には回転脈動が発生しにくい誘導電動機として、極数の
大きい、すなわち、定格回転数の低い内極誘導電動機を
使用していた。
最近、小形軽量化の要求から定格回転数の高い極数の小
さい四極誘導電動機を駆動電動機６に使用しようとする
と、高速回転のために回転脈動が増大してローブ３の共
振が発生し易くなる問題があり、技術的な隘路となって
いた。
さい四極誘導電動機を駆動電動機６に使用しようとする
と、高速回転のために回転脈動が増大してローブ３の共
振が発生し易くなる問題があり、技術的な隘路となって
いた。
本発明の目的は、取付は作業が簡単で、ローブの共振を
個別に抑制できる防振効果の優れた小形のエレベータの
防止装置を用いて、四極誘導電動機を巻上機の駆動電動
機として採用できるようにすることにある。
個別に抑制できる防振効果の優れた小形のエレベータの
防止装置を用いて、四極誘導電動機を巻上機の駆動電動
機として採用できるようにすることにある。
本発明の要点は昇降体を弾性体を介して懸垂した複数本
の吊りロッドの夫々に弾性体を介しておもりを支持した
ことにある。
の吊りロッドの夫々に弾性体を介しておもりを支持した
ことにある。
以下、本発明の一実施例を第ｉｌｌについて説明する。
吊り枠体１２を貫通した複数本の吊りロッド８の貫通側
に、夫々内部損失の大きな円筒状の防振ゴム（例えば損
失係数０６０５〜０．３）１６を嵌着し、その後、ナツ
トＮを夫々ねじ込んで防振ゴム１６の位置を決める。こ
のように構成することにより、吊り枠体１２は防振ゴム
１６を介して吊りロッド８により吊られる。
に、夫々内部損失の大きな円筒状の防振ゴム（例えば損
失係数０６０５〜０．３）１６を嵌着し、その後、ナツ
トＮを夫々ねじ込んで防振ゴム１６の位置を決める。こ
のように構成することにより、吊り枠体１２は防振ゴム
１６を介して吊りロッド８により吊られる。
さら番；、夫々の吊りロッド８の下端側には微調整用お
もり２０．おもり１９．取付板１７を嵌着してナツトｎ
で位置決めする。そして、取付板１７とおもり１９との
間に、適切な内部損失（例えば、損失係数０．０５〜ｏ
、ｉ）をもつ円柱状防振ゴム１８を複数個介在させて吸
振装置２１を構成する。
もり２０．おもり１９．取付板１７を嵌着してナツトｎ
で位置決めする。そして、取付板１７とおもり１９との
間に、適切な内部損失（例えば、損失係数０．０５〜ｏ
、ｉ）をもつ円柱状防振ゴム１８を複数個介在させて吸
振装置２１を構成する。
尚、防振ゴム１６とおもり１９．２０には夫々吊りロッ
ド８が貫通する貫通孔１６Ｈ，１９Ｈ。
ド８が貫通する貫通孔１６Ｈ，１９Ｈ。
２０Ｈが設けられ、防止ゴム１６の負荷による変形やお
もり１９及び２０の着脱、移動を妨げないようにしてい
る。
もり１９及び２０の着脱、移動を妨げないようにしてい
る。
そして、防止ゴム１８のばね定数とおもり１９゜２０の
質量によって決京る固有振動数を回転脈動の振動数と一
致するように選定する。
質量によって決京る固有振動数を回転脈動の振動数と一
致するように選定する。
このように構成することにより１巻上機のシーブの回転
脈動によってローブが共振し、その振動が吊りロッド８
に伝達されても、まず、内部損失の大きな防振ゴム１６
の変形損失により、吊りロッド８、即ち、ローブの共振
を抑制する。因みに、従来（第３図）にばねに比べて共
振を数分の１以下に抑制できた。
脈動によってローブが共振し、その振動が吊りロッド８
に伝達されても、まず、内部損失の大きな防振ゴム１６
の変形損失により、吊りロッド８、即ち、ローブの共振
を抑制する。因みに、従来（第３図）にばねに比べて共
振を数分の１以下に抑制できた。
このため、おもり１９．２０の共振による振動エネルギ
を小さくしても吊りロッド８の振動を従来と同等以上に
抑制できるので、おもり１９を小形軽量化することが可
能となり、防振ゴム１８も小さくでき、設置スペースも
少なくできる。また。
を小さくしても吊りロッド８の振動を従来と同等以上に
抑制できるので、おもり１９を小形軽量化することが可
能となり、防振ゴム１８も小さくでき、設置スペースも
少なくできる。また。
各吊りロッド８ごとに、ローブの固有振動数を選定でき
るので、ローブの共振を効率よく抑制することができ、
防振ゴム１８とおもり１９，２０の標準化が可能となる
。
るので、ローブの共振を効率よく抑制することができ、
防振ゴム１８とおもり１９，２０の標準化が可能となる
。
ところで実施例では防振ゴム１８とおもり１９゜２０と
で吸振装置２１を構成しているが、防振ゴム１８の代り
に金属製の板ばねやコイルばねを使用しても同様な効果
が得られる。
で吸振装置２１を構成しているが、防振ゴム１８の代り
に金属製の板ばねやコイルばねを使用しても同様な効果
が得られる。
また本発明は乗かご側のローブの共振のみならず、釣合
おもり側のローブの共振を抑制する場合にも適用できる
。
おもり側のローブの共振を抑制する場合にも適用できる
。
本発明によれば、複数ローブの共振を個別に抑制でき、
ローブの共振のほとんどを第一の弾性体で抑制し得るの
で、第二の弾性体及びおもりの組合せを小形軽量化する
ことができ、これに伴い第二の弾性体とおもりの設置ス
ペースも少なくてすむ。
ローブの共振のほとんどを第一の弾性体で抑制し得るの
で、第二の弾性体及びおもりの組合せを小形軽量化する
ことができ、これに伴い第二の弾性体とおもりの設置ス
ペースも少なくてすむ。
第１図は本発明によるエレベータの防振装置の要部構成
図、第２図はエレベータの全体構成図、第３図は従来の
エレベータの防振装置を示す要部構成図である。 ｌ・・・巻上機、２・・・シーブ、３・・・ローブ、８
・・・吊りロヅード１，１２・・・吊枠体、１６，１８
・・・防振ゴム。 芥 ｌ 固 δ 第２ 目 茅３ 目
図、第２図はエレベータの全体構成図、第３図は従来の
エレベータの防振装置を示す要部構成図である。 ｌ・・・巻上機、２・・・シーブ、３・・・ローブ、８
・・・吊りロヅード１，１２・・・吊枠体、１６，１８
・・・防振ゴム。 芥 ｌ 固 δ 第２ 目 茅３ 目
Claims (1)
- １、昇降路頂部に設置された巻上機と、この巻上機のシ
ーブに巻掛けられた複数本のロープと、この複数本のロ
ープの吊下端に夫々接続された吊りロッドと、これら吊
りロッドに第一の弾性体を介して吊下げられ、上・下方
向に移動可能に案内された吊り枠体と、前記各吊りロッ
ドに第二の弾性体を介して夫々支持されたおもりと、前
記吊り枠体に支持された昇降体とからなることを特徴と
するエレベータの防振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14755784A JPS6127884A (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | エレベ−タの防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14755784A JPS6127884A (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | エレベ−タの防振装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6127884A true JPS6127884A (ja) | 1986-02-07 |
Family
ID=15433028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14755784A Pending JPS6127884A (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | エレベ−タの防振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6127884A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5010406A (en) * | 1988-05-25 | 1991-04-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Apparatus for receiving character multiplex broadcasting |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS582177A (ja) * | 1981-06-24 | 1983-01-07 | 株式会社日立製作所 | エレベ−タの防振装置 |
-
1984
- 1984-07-18 JP JP14755784A patent/JPS6127884A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS582177A (ja) * | 1981-06-24 | 1983-01-07 | 株式会社日立製作所 | エレベ−タの防振装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5010406A (en) * | 1988-05-25 | 1991-04-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Apparatus for receiving character multiplex broadcasting |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1727764B1 (en) | Balancing apparatus for elevator | |
| JPH0848476A (ja) | エレベーター用フレキシブル連結機 | |
| JP5695022B2 (ja) | エレベータの耐荷重部材の振動制御 | |
| JP4442941B2 (ja) | エレベータ装置 | |
| JPS6127884A (ja) | エレベ−タの防振装置 | |
| JPS582177A (ja) | エレベ−タの防振装置 | |
| JPH04144891A (ja) | エレベータ | |
| JPH06239570A (ja) | エレベーターの振動防止装置 | |
| JPH0524769A (ja) | 高速エレベータ | |
| JP2003221177A (ja) | エレベーターの巻上機装置 | |
| JPH06183660A (ja) | エレベーターの調速機誤動作防止装置 | |
| US5401103A (en) | Guide seat for an elevator car for dampening of structure-borne noise | |
| JP2524788Y2 (ja) | 振動杭打機用緩衝器 | |
| KR100224629B1 (ko) | 엘리베이터의 진동감쇄 장치 | |
| KR100257356B1 (ko) | 엘리베이터의 조속기 진동저감장치 | |
| JPH0295693A (ja) | エレベータの吸振装置 | |
| JPH07330250A (ja) | エレベータのかご吊り機構 | |
| JPS63696Y2 (ja) | ||
| JPS6071494A (ja) | エレベ−タ防振装置 | |
| JPH07157240A (ja) | 油圧エレベーター装置 | |
| JPH03256988A (ja) | エレベータかごの振動防止装置 | |
| JPS5917023B2 (ja) | エレベ−タ−用補償索保持装置 | |
| JPS6032050Y2 (ja) | エレベ−タ主索装置 | |
| JPS6061488A (ja) | エレベ−タ−乗かごの吸振装置 | |
| JPS6313909B2 (ja) |