JPS61278726A - 張力測定器 - Google Patents

張力測定器

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JPS61278726A
JPS61278726A JP60120441A JP12044185A JPS61278726A JP S61278726 A JPS61278726 A JP S61278726A JP 60120441 A JP60120441 A JP 60120441A JP 12044185 A JP12044185 A JP 12044185A JP S61278726 A JPS61278726 A JP S61278726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tension
medium
vibration
measuring device
measuring instrument
Prior art date
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Pending
Application number
JP60120441A
Other languages
English (en)
Inventor
Masuo Furudono
益夫 古殿
Noriaki Hagiwara
憲明 萩原
Yoshifumi Onoe
尾上 佳史
Isao Misaki
御崎 勲
Haruo Kato
加藤 春男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS61278726A publication Critical patent/JPS61278726A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、張力測定器に係り、特にベルト・弦などの媒
体の張力測定を行なう張力測定器に関する。
〔従来の技術〕
従来のベルト・弦などの媒体の張力設定方法は。
経験的に人の親指でベルトを押さえ1弾性を感じる程度
とする簡単な方法と、三ツ星タイミング伝動設計編に記
述されているように、メーカで示された設計公式を用い
る方法とがある。しかし、これらの方法では、概略の張
力設定はできても精度よく張力を設定することはできな
い。
上記の2方法より精度のよい媒体の張力設定方法として
、媒体がベルトの場合を例にとると、機械学会講演論文
集44巻387号(昭53−11)における小市民ほか
4名による「歯付ベルトの強度に関する研究(第3報)
」と題する文献に記されている方法がある。この方法は
、第3図に示すように、プーリ6に巻き掛けられたベル
ト2を軽く打撃し、発生した減衰音をコンデンサマイク
13で測定し、高速フーリエ変換(FFT)アナライザ
14で周波数分析し、あらかじめベルト2のスパン長(
ベルト2がプーリ6と接触していない長さ)L別に較正
したベルト2の固有振動数−張力曲線15により人の手
を介して張力を求めるものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記機械学会講演論文集に記載されている張力
設定方法は、精度のよい張力設定を行なうことができる
が、FFTアナライザ14は非常に高価なものであり、
またベルト2の長さが変わるごとに、その都度ベルト2
の固有振動数−張力向、l115を作り直す必要があり
、その作業は面倒であるという問題があった。また装置
全体が大型で、かつ重くなり、張力設定を行なう場合に
、取扱いが容易でないなど実用的な点についての配慮が
された張力設定方法ではなかった。
本発明は、このような問題点を解決し、ベルト・弦など
の媒体の振動を非接触で検出し、媒体の設定すべき張力
に対応した固有振動数の有無により媒体の張力測定を行
なう張力測定器を提供することを目的とするものである
〔問題点を解決するための手段〕
かかる目的達成のため、本発明の張力測定器は、ベルト
・弦などの媒体の振動を非接触で検出する振動測定器と
、該振動測定器の出力信号から予め定められた帯域の振
動を取り出すフィルタと、該フィルタで取り出された振
動のレベルが設定レベル以上であるとき前記媒体の張力
が適正範囲にあることを表示する表示器とを設けたもの
である。
〔作用〕
上述の構成によれば、媒体の振動が非接触で振動測定器
により検出され、この振動測定器の出力信号から予め定
められた帯域の振動がフィルタにより取り出され、該フ
ィルタで取り出された振動のレベルが、設定レベル以上
であるとき、媒体の張力が適正範囲であることが表示器
により表示される。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例に基づt)て説明する
まず、本発明の詳細な説明すると1本発明は弦の振動に
着目し、媒体の張力測定に応用したものである。一般に
弦の振動は、固有振動数をfl、モード次数をn、弦の
長さをし、縦弾性係数をE、断面二次係数を工、張力を
T、単位長さ当りの質量をmとすると、 なる式で示される。式(1)で平方根中の分子の1項目
は弦の材質による特性を示し、2項目は張力による特性
を示す。
媒体の張力Tを求めるには、モード次数の異なる2つの
固有振動数を測定し、式(1)に代入し連立化して解け
ばよい。つまり、2つの異なる固有振動数をf、、f、
(M:#N)、各々のモード次数をM、Nとすると。
・・・・・・ (2) として求めることができる。
つぎに1式(1)は弦の材質による特性から決まる固有
振動数f、、と、張力によって決まる固有振動数f1の
和であることから1次式で示すことができる。
f、”=f、、”+f、?”        ・・・・
・・ (3)式(3)より、目安として1項目と2項目
の比、つまり、f、ll/f、、が1/10以下になる
ような媒体を用いた場合は、1項目を無視しても、張力
に対する誤差は無視できる程度となる。そのため、この
ような場合には、簡略式として式(1)よりn次の固有
振動数と張力との関係式を求めることができる。
式(4)より張力Tは、 T=m (2f、L/n)”     ・−・・ (5
)として求めることができる。
ここで注目すべきことは、弦は勿論のこと、タイミッグ
伝動用ベルトや搬送ベルトは、f、、/f、が1/10
以下であり、簡易式(5)で十分な精度が得られるとい
うことである。f、、/f、?が1/1o以下を満足す
る媒体を用い、打撃により音を測定したときの波形を第
4図に示す。同図から明らかなように、減衰音の波形は
、1次の固有振動数が支配的であり、1次の固有振動数
を検出することで媒体の張力測定が可能であることがわ
かる。
本発明は、上記のような原理によりなされたものであり
、以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する
第1図は、本発明に係る張力測定器の基本的な構成を示
したブロック線図であり、張力測定器1は、ベルト・弦
などの媒体2の振動を非接触で検出する振動測定器3と
、誤振動測定器3の出力信号から予め定められた帯域の
振動を取り出すフィルタ4と、該フィルタ4で取り出さ
れた振動のレベルが設定レベル以上であるとき、媒体2
の張力が適正範囲にあることを表示する表示器5とを備
えており、媒体2は複数、例えば3個のプーリ6に巻き
掛けられている。
なお第1図において、8は駆動軸である。また張力測定
を必要とする媒体2の構成は、第1図に示すものに限定
されることはない。
つぎに1本発明の実施例の作用を説明する。
振動測定器3は、媒体2の振動を非接触で測定できるこ
とを基本性能とし、本実施例では、マイクにより音圧を
測定する簡単方法が使用されている。なお、その他の方
法として、静電容量や光を利用した変位計を使用しても
よい。
フィルタ4は、設定すべき張力を用いて式(4)より固
有振動数を求め、遮断周波数を決定する。
固有振動数は、前述のように1次のみを検出すればよい
ので1式(4)においてn=1とした場合である。フィ
ルタ4の遮断周波数の設定方法を第2図に示す。式(4
)より求めた媒体2の固有撮動数をfOLとすると、媒
体2の張力のバラツキを考慮し、第2図に示すように、
f Ll 9 f Mlなる遮断周波数を決定し、バン
ドパスフィルタとして使用する。媒体2の張力のバラツ
キは、媒体2の材料、成型法、固定法および長さにより
異なる°、また張力の許容値の設定によっては、第2図
に示すように、媒体2の固有振動数f。に対して上下限
値の幅を変える場合も考えられる。
表示器5は、振動測定器3の出力信号が、フィルタ4を
通過後も残っている場合、換言すれば、張力の設定範囲
内に入っている場合に作動する。
しかし、フィルタ4の出力信号は、張力の設定範囲内で
あっても、打撃の強さや張力の大小により出力レベルが
異なる。このため、表示器5の前段には、一定電圧レベ
ルを超えた場合に表示器5の動作電圧を出力する比較器
(図示せず)を設ける。
ここで、表示a5はランプ点灯形成、ブザー鳴動方式又
は両者混在方式のいずれでもよい。
上記構成による張力測定器1で、組立・調整時における
媒体2の張力設定が可能となるもので、第1図において
、媒体2が走行中の場合は、駆動軸8に対してバックテ
ンション側の張力が増大し、テンション側の張力が減少
する。これらの張力変動を考慮し、フィルタ4の遮断周
波数を決定することにより、張力測定器1は媒体2の動
作中における張力モニタとして機能する。媒体2の動作
中における張力の許容値のずれは1例えばランプの消灯
により確認できる。
〔発明の効果〕
上述のとおり1本発明によれば、媒体の張力を高精度に
設定することができ、かつ張力測定器を小型で軽量にす
ることができるので、取扱いが容易で実用的な張力測定
器が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の実施例に係り、第1図は
張力測定器のブロック線図、第2図は張力測定器のフィ
ルタ部の特性図、第3図は従来例に係る張力測定器のブ
ロック線図、第4図は張力測定器により検出した減衰音
の波形図である。 1・・・張力測定器、2・・・媒体、3・・・振動測定
器、4代理人 弁理士 小川層外  ゝ −電 11図 茅3区 ¥4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ベルト・弦などの媒体の振動を非接触で検出する振動測
    定器と、該振動測定器の出力信号から予め定められた帯
    域の振動を取り出すフィルタと、該フィルタで取り出さ
    れた振動のレベルが設定レベル以上であるとき前記媒体
    の張力が適正範囲にあることを表示する表示器とを設け
    たことを特徴とする張力測定器。
JP60120441A 1985-06-05 1985-06-05 張力測定器 Pending JPS61278726A (ja)

Priority Applications (1)

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JP60120441A JPS61278726A (ja) 1985-06-05 1985-06-05 張力測定器

Applications Claiming Priority (1)

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JP60120441A JPS61278726A (ja) 1985-06-05 1985-06-05 張力測定器

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Publication Number Publication Date
JPS61278726A true JPS61278726A (ja) 1986-12-09

Family

ID=14786280

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JP60120441A Pending JPS61278726A (ja) 1985-06-05 1985-06-05 張力測定器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020090394A1 (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 三菱電機株式会社 電動機制御装置及びベルト張力状態検出装置

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