JPS61276796A - 電動プレス装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電動プレス装・置の駆動、停止シ、ステムに関
するものであり、簡単な機構によって軽量、小形、省エ
ネルギで低騒音のプレス装置を提供するものである。

従来の技術 従来、偏心回転機構を有する電動プレス装置は汎用モー
タの連続回転をフライ−ホイールに伝達し、このフライ
ホイールはクラッチを介して偏心回転機構を駆動させ、
該偏心回転機構にはクランク機構を介してラム装置がビ
ン結合されており、偏心回転機構にクラッチを介してフ
ライホイールの回転エネルギが伝）ヱされた時、ラム装
置が下降運動をなしてプレス作業を行なうように構成さ
れている。

発明が解決しようとする問題点 上述の如き従来の装置においては、プレス作業を継続し
ている聞、モータは常時回転してフライホイールに回転
力を与え続けねばならず、装置の人形化、！Ｉ　ａなど
が避けがたい欠点を有している。

問題点を解決するための手段 本発明は助力発生源としてロータイナーシャが出力当り
０．０５　Ｋｇ−／Ｗ以下のモータを用い、このモータ
の出力軸に偏心回転機構を直接結合し、前記偏心回転機
構の動作を直線運動に変えるリンク機構を介してラム装
置をビン結合すると共に、前記ラム装置が上死点近傍に
達したことを検出する位置検出器を備え、起動信号を与
えることによりラム装置が上死点から下死点に到ってプ
レス作業をなし、上死点近傍に達したとき前記位置検出
器によりモータを停止させるように構成したことを特徴
とするものである。

作　　用 上述の如き構成を有する本発明装置において、電源装置
に起動信号を与えると、電源からモータに電力が供給さ
れてモータが駆動し、このモータの出力軸に結合されて
いる偏心回転機構を駆動させる。この偏心回転機構およ
びリンク機構の動きによってラム装置が停止位置である
上死点域から下死点に向けて運動し、下死点域において
プレス）　　　　作業を為した後、上死点に向けて上昇
する。ラム装置が上死点近傍に達すると、位置検出器が
ラム装置の上死点位置への到達をを検出して、信号を電
源装置にフィードバックさせ、モータの入力電力を遮断
する。この時、モータの入力端子を短絡するか、あるい
はプレー目Ｉを付加し、モータの急停止を計ればラム装
買の停止位置は常に一定になるように構成出来る。

このように、七−夕の回転を制御づることによってラム
Ｍｕｆｆが１サイクルを終了するように構成したことに
より、プレス作業のｌｉ期中はモータが完全に停止し、
駆動系が停止することを特徴とするものである。

実　　施　　例 次に本発明の具体的な実施例を説明する。

１はプレス本体を剛的に支持するフレーム、２はモータ
であり、このモータはロータイナーシャが０．Ｏ５Ｋｑ
ａｉｌ／Ｗ以下の低慣性のものを使用する。

３は前記モータ２に直接軸結合されている偏心回転機構
、４は前記偏心回転機構３に結合されているクランクア
ームであり、このクランクアーム４にはトグルリンク５
ａがビン結合されている。トグルリンク５ａの他の端は
フレーム１にビン結合され、支持されている。トグルリ
ンク５ｂは一端がクランクアーム４に、他端がラム装ｅ
６にビン結合され、ラム装置６はフレーム１に支持され
てトグルリンク５ａ、５ｂの動作に応じて上死点から下
死点まで移動するように構成されている。７は制御装置
であり、８はラム１ｆｆｉ６の上死点位置を検出する位
置検出器である。

今、モータ２に電力を供給すると、モータは起動し、偏
心回転機構３を回転させ、クランクアーム４はトグルリ
ンク５ａ、５ｂを駆動させてラム装Ｗ１６を上死点停止
位Ｃから下方へ移動し、プレス作業を為す。ラム装置が
下死点を通過して上死点に向けて移動し、ラム装置６が
予め設定された位置に達すると、位置検出器８がこれを
検出し、制御装Ｗ１７に信号が送られ、モータ２に対す
る電力が遮断され、プレス装置は一工程を完了して停止
することになる。

位置検出器は上述の如くラム装置の位置を直接検出する
ことも出来るし、他の駆動系、例えばクランクアームあ
るいはクランク、モータの回転角度などにより、ラム装
置が上死点近傍にある時点を検出することも可能である
。

一般にこの梯の回転系においてはモータ自身のロータイ
ナーシＶと駆動系全体としてのイナーシャが加わって起
動の遅れや停止信号後のある程度の慣性回転による停止
の遅れが生じるが、氷見町名らは特にモータのロータイ
ナーシャが０．０５Ｋｇｃｏｔ／Ｗ以下であれば、プレ
スとしての起動性、停止位置精度が実用レベルに設計さ
れ得ることを加用した。当然、モータの停止は機構的ブ
レーキ装置を用いることも可能であるし、モータの電力
を遮断した時にモータ端子を短絡してモータの慣性によ
り発生する逆起電力を利用したブレーキ機構を持たせて
もよい。

また、本実施例ではプリントモータを使用したが、号−
ボモータ、ステッピングモータ、パルスモータ等を用い
ることもできる。

発明の効果 以上述べた如く、本発明装置は従来のプレス装置のよう
にフライホイールを常時回転させ続けておいて、その回
転エネルギを利用する方法と異なリ、プレス作業を必要
とする時にモータに電力を供給してプレス作業を為し、
一工程を終了するとモータへの電力を遮断して時期する
ように構成されているので、プレス作業の時期中は電力
は必要なく、従って、＆ｉｌや撮動の発生もなく、また
、フライホイールを用いないため、小形で軽量なブレス
ｖ装置を提供することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の一実施例を示す要部断面図、第２
図はラム装置が下降した状態における第１図へ−Ａ線に
沿う断面図である。 １・・・・・・フレーム　　　２・・・・・・モータ３
・・・・・・偏心回転機構　４・・・・・・クランクア
ーム５　ａ、　５　ｂ・・・・・・トグルリンク６・・
・・・・ラム装置　　　７・・・・・・制ｔＩｌ装置８
・・・・・・位置検出器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ロータイナーシャが出力当り０．０５Ｋｇｃｍ＾２／Ｗ
   以下のモータと、該モータの出力軸に直接結合された偏
   心回転機構と、前記偏心回転機構の動作を直線運動に変
   えるリンク機構と、前記リンク機構に結合したラム装置
   および前記ラム装置が上死点近傍に達したことを検出す
   る位置検出器を備え、起動信号を与えることによりラム
   装置が上死点から下死点に到ってプレス作業をなし、上
   死点近傍に達したとき前記位置検出器によりモータを停
   止させる様に構成したことを特徴とする電動プレス装置
   。