JPS61275399A - 透明石けん - Google Patents

透明石けん

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JPS61275399A
JPS61275399A JP11717385A JP11717385A JPS61275399A JP S61275399 A JPS61275399 A JP S61275399A JP 11717385 A JP11717385 A JP 11717385A JP 11717385 A JP11717385 A JP 11717385A JP S61275399 A JPS61275399 A JP S61275399A
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acid
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精一 宮崎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は透明石けんの改良に関するものである。 現
在の透明石けん製造法は動植物油脂を水酸化ナトリウム
によって加水分解したのち送期化助剤として自着やソル
ビットを加え熱エタノールによって均一な溶液としてか
ら冷却・固化させる。 これを適当な大きさに切断した
のちエタノールを揮発させるために約艶日の自然乾燥を
行なうのである。 エタノールが揮発するにつれて次第
に透明化が進行するのであるがこの乾燥工程のために広
大な場所が必要となり不経済である。
この欠点を解消するためにエタノールの代りに不揮発性
の液状多価アルコールを用いる提案がなされてきた。 
例えば、特開 昭57−42800号にはプロピレング
リコール類、ブチレングリフール類、グリセリン類など
を用いる方法が提案されている。 この提案には透明度
の評価基準として、10關厚の石けん板の可視光線透過
率を測定し加%以上のものを○、加〜加%のものをΔ、
20%以下のものを×としている。
しかし市阪されている透明石けんは20III11以上
の厚みをもっているから少なくとも加ff1lN厚の石
けん板を試料として透明度を評価するのが実際的である
。 因みに10mm厚で可視光線透過率30%の透明度
評価○の石けんも20+nm厚においては同透過率は9
%に低下してしまい透明度評価は×になる。
この様に液状の多価アルコールを用いる提案には透明性
について重大な欠点がある。 本発明者はこの欠点を改
善するべく研究を進めた結果、多塩基性有機酸アルカリ
塩と脂肪酸とから生成する複塩が石けん中に添加される
と透明化がおこる事実を新たに発見しこの現象を追求し
た結果、本発明に到達した。 すなはち本発明は乾燥工
程を必要とせず、発Q%に優れ且つ透明度の極めて高い
透明石けんを提供せんとすることを目的とする。
本発明において重要な意味をもつ複塩の一成分である多
塩基性有機酸アルカリ塩は多種多様にわたるが多塩基性
有機酸としてはリンゴ酸、酒石酸クエン酸、エデト酸、
フタル酸、テレフタル酸、マレイン酸、フマール酸スル
ホコハク酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、N−アシ
ルグルタミン酸パントテン酸、サリチル酸、p−オキシ
安息香酸、m−オキシ安息香酸、没食特にエデト酸やN
−アシルグルタミン酸はいはゆるキレート作用によって
油脂製品に有害な重金属イオンを不活性化する性質を兼
ね備えているから本発明の目的には最適である。 アル
カリとしてはアンモニウム、モノエタノールアミン、ジ
ェタノールアミン、トリエタノールアミンの他リチウム
、ナトリウムま1こけカリウムの水酸化物を用いるのが
良い。
複塩の今一つの成分である脂肪酸は相手となる多塩基性
町機酸よりも弱酸であることが必要であってオレイン酸
とステアリン酸が効果上からも経済上からも最良である
。 一方、この複塩はアルカリによって容易に分解され
るから石けん中の遊煎アルカリを完全に除去しておくこ
とがこの発明の添加Mは必要最小限の2〜15部に止め
るのが良い。
乾燥法による透明石けんには日朝、ソルビットその他の
添加物が加えられているが本発明の目的を損なはない限
りこれらの物質を加えても何らさしつかえはない。 石
けんと複塩および白糖などの浴剤として用いる液状の多
価アルコールとしては皮m1ne性の緩和な1.3−ブ
チレングリコールとグリセリンを用いるのが良い。
本発明の透明石けんを製造するには、牛脂とヤシ油およ
びヒマシ油をグリセリン、1,3−ブチレングリコール
と共に加熱し、計算量の水酸化ナトリウム水溶液を加え
て加水分解を行ない石けんとする。 反応終了後、注意
して過剰の水酸化ナトリウムを除去してから白糖を加え
溶解させる。
一方、エデト数匹ナトリウムの飽和水溶液に所要量のオ
レイン酸を加えや色素を加え冷却枠に注入し固化させる
。 これを切断し型打ちののち直ちに包装して製品とす
る。 この様にして得られた透明石けんは乾燥工程を要
しないにも抱らず発進性に優れる上、極めて高い透明性
を保持しており、工程上からも品質上からも有用である
(実施例 ) 手  読  補  正  書(自 発)昭和0年7月2
7日 昭和ω年  特許類 第60−117173号2、発明
の名称 透明石けん 3、訂正をする者 事件との関係  特許出願人 発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1)特許請求の範囲の全文を別紙(1)の如く訂正す
る。
(2)発明の詳細な説明の全文を別紙(1)と(2)お
よび(3)の如く2、特許請求の範囲 (1)長鎖脂肪酸ナトリウム(石けん) 100部に対
し、多塩基性有機酸類のアルカリ塩類と脂肪酸類とから
生成する複塩を0.1部〜50部含をすることを特徴と
する乾燥工程を必要としない透明石けん。
(2)多塩基性有機酸類が、リンゴ酸、酒石酸、クエン
酸、ヒドロキシエチルイミノニ酢酸、ニトリロ三酢酸、
ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸、エチレンジ
アミン西酢酸(エデト酸)、ジエチレントリアミン五酢
酸、フタル酸、テレフタル酸、マレイン酸フマール酸、
スルホコハク酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、N−
アシルグルタミン酸、パントテン酸、サリチル酸、単独
または複数の組合せである特許請求範囲(1)記載の透
明石けん。
(3)アルカリ塩類が、アンモニウム塩、モノエタノー
ルアミン塩、ジェタノールアミン塩、トリエタノールア
ミン塩、リチウム塩、ナトリウム塩およびカリウム塩の
中から選択されたものであって、単独または複数の組合
せである特許請求範囲(り記載の透明石けん。
(4)脂肪酸類が、置換基としてアミノ基、アミノ基の
誘導体、ヒドロキシル基およびヒドロキシル基の誘導体
を単独または複数の組合せで持っている脂肪酸の中から
選択され且つ脂肪酸の骨格構造が飽和型、不飽和型、直
鎖型、側鎖型または環状型を組合せたものである脂肪酸
の中から選択されたものであって、単独または複数の組
合せである特許請求範囲(1)記載の透明石けん。
3、発明の詳細な説明 この発明は透明石けんの改良に関する。 現在ひろく行
なはれている透明石けん製造法は乾熾法であって、動植
物油脂を水酸化ナトリウム溶液にて加水分解したのち白
糖やソルビットを溶解させる。 これに多量のエタノー
ルを加え加温しつつよくかき混ぜて均一な熱溶液とした
のち必要であれば香料や色素を添加U卆に注入して冷却
、固化させる。 これを適当な大きさにの断してからエ
タノールを揮発させるために自然乾燥するのである。 
エタノールが揮発するにつれて次第に透明となるが、同
時に石けん表面には非常に密なる皮膜が形成されてゆく
結果、石けん内部のエタノールの揮発がいちぢるしく妨
害されこのために乾燥工程には約I日もの長期間を必要
とする。
この欠点を解消せんとしてエタノールの代りに不揮発性
の液状多価アルコールを使用する提案がなされている。
 例えば(特開 昭57−4280’0号)にてはプロ
ピレン“グリコール類やブチレングリコール類およびグ
リセリンしかし市販されている透明石けんは20III
ffi以上の厚みを持っているから少なくとも20市厚
の石けん板を測定試料として透明性を評価するのが実際
的である。
因みに本提案において透過率(至)%で評価○を得てい
る石けんを20+nmの厚みにおいて測定すれば透過率
は9%に低下してしまうからその透明性評価は×となる
。 この様に液状多価アルコールと石けんによって乾燥
工程不要の透明εけんを得ようとする本提案には透明性
に関する重大な欠点がある。
本発明者はこの欠点を改善すべく研究を進めた結果石け
ん・液状多価アルコール)系に第3物質として多塩基性
有機酸アルカリ塩と脂肪酸とから生成する複塩が加えら
れるとき透明化が8こる事実を新たに発見しこれを追求
した結果、本発明に到達した。 即ち本発明は、乾燥工
程を必要とせずに優れた透明性をもち発進性の豊かな透
明石けんを提供することを目的とする。
多塩基性9f機酸は多種多様にわたるがリンゴ酸、酒石
酸、クエン酸、ヒドロキシエチルイミノニ酢酸、ニトリ
ロ三酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸、
エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸
、フタル酸、テレフタル酸、マレイン酸、フマール酸、
スルホコハク酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、N−
アシルグルタミン酸、パントテン酸、サリチル独でも複
数の組合せでも良い。 アルカリとしてはアンモニア、
モノエタノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタ
ノールアミン、水酸化リチウムイオンをキレート作用に
よって封鎖する性質を持っているN−アシルグルタミン
酸やアミノポリ酢酸類のアルカリ塩、は本発明の目的に
は最も適当であってエデト酸としてよく知られているエ
チレンジアミン四酢酸の四ナトリウム塩が最も良い。 
複塩の一方の成分である脂肪酸類としては、その結合す
る相手となる多塩基性有機酸より弱酸であることが必要
で、オレイン酸またはステアリン酸が効果上からも経済
上からも良い。 しかし、こうして得られた複塩は過剰
のアルカリによって容易に分解するから(石けん・液状
多価アルコール)系の遊離アルカリを除去することが本
発明の実施における重要な点て用うるのが良い。
別紙(3) 次に本発明の透明石けんの型名法の一例を説明する。 
牛脂、ヤシ油およびヒマシ油をグリセリンと1.3−ブ
チレングリコールとともに加熱溶融し、計算量の水酸化
ナトリウム溶液を加えて加水分解し石けんとした後、過
剰のアルカリがあれば中和して除去する。 さらに臼型
を添加して均一な溶液とする。 一方、エチレンジアミ
ン四酢酸(エデト酸)四ナトリウムの飽和水溶液に計算
量のオレイン酸を加えよくかき混ぜると直ちに餅状の複
塩が生成する。 この複塩を上記の(石けん・グリセリ
ン弓、3−ブチレングリコール・自着)の熱溶液に添加
して均一に溶解したのち必要ならば香料、色素などを加
えてから粋に注入し冷部、固化させる。 これを適当な
大きさに切断し乾燥工程に付することなく直ちに型打、
包装して製品とすることができる。 この様にして得ら
れた透明石けんは、乾燥工程を必要としないにも拘らず
豊かな発?a性とともに優れた透明性を合せ有しており
、品質上からも製造工程上からも極めて有用である。
(実 施 例)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長鎖脂肪酸ナトリウム(石けん)100部に対し
    て、多塩基性有機酸類のアルカリ塩類と脂肪酸類とから
    生成する複塩を0.1〜50部含有することを特徴とす
    る乾燥工程不要の透明石けん。
  2. (2)多塩基性有機酸類が、リンゴ酸、酒石酸、クエン
    酸、エデト酸、フタル酸、テレフタル酸、マレイン酸、
    フマール酸、スルホコハク酸、アスパラギン酸、グルタ
    ミン酸、N−アシルグルタミン酸、パントテン酸、サリ
    チル酸、P−オキシ安息香酸、m−オキシ安息香酸、没
    食子酸、および一般式HOOC−(CH_2)_n−C
    OOH(n=0〜12)にて表示される二塩基性有機酸
    の中から選択されたものである特許請求範囲(1)記載
    の透明石けん。
  3. (3)アルカリ塩類が、アンモニウム塩、モノエタノー
    ルアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールア
    ミン塩、リチウム塩、ナトリウム塩およびカリウム塩の
    中から選択されたものである特許請求範囲(1)記載の
    透明石けん。
  4. (4)脂肪酸類が、炭素数6〜22にわたる直鎖型の飽
    和または不飽和脂肪酸および分岐鎖型の飽和または不飽
    和脂肪酸の中から選択されたものである特許請求範囲(
    1)記載の透明石けん。
JP11717385A 1985-05-30 1985-05-30 透明石けん Granted JPS61275399A (ja)

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JP11717385A JPS61275399A (ja) 1985-05-30 1985-05-30 透明石けん

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JPS61275399A true JPS61275399A (ja) 1986-12-05
JPH0441720B2 JPH0441720B2 (ja) 1992-07-09

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ID=14705243

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4988453A (en) * 1989-03-03 1991-01-29 Lever Brothers Company, Division Of Conopco, Inc. Transparent soap bar containing a monohydric and dihydric alcohol
WO2001082884A1 (en) * 2000-05-03 2001-11-08 Unilever Plc Detergent bar composition with benefit agents

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4988453A (en) * 1989-03-03 1991-01-29 Lever Brothers Company, Division Of Conopco, Inc. Transparent soap bar containing a monohydric and dihydric alcohol
WO2001082884A1 (en) * 2000-05-03 2001-11-08 Unilever Plc Detergent bar composition with benefit agents

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JPH0441720B2 (ja) 1992-07-09

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