JPS61273844A - シヨ−トア−クメタルハライドランプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は放電管容器の最大内径に対する電極間距離の比
が小さい、いわゆるショートアーク型のメタルハライド
ランプに関する。

〔発明の技術的背景とその間一点〕

近年、オーバーヘッドプロジェクタ−（０ＨＰ）　。

スライドプｐジエクタ等の視聴覚教育機器用光源。

スポット、スクープ、フラッドライト等の舞台スタジオ
用光源さらにはテレビ、ビデオ、映画等の撮影用光源と
して従来のハロゲン電球に替え小形で高効率、かつ高演
色性のショートアークメタルハライドランプが利用され
るようになりつつある。

このランプは・たとえばランプ電力５７５Ｗの場合。

径２１ｔｍの石英放電管容器の両端に距離１２５ｍを隔
　　□たてて一対の電極を対設した放電管内に始動用希
ガスとしてアルゴンと水銀および金属ハロゲン化物を封
入したコンパクトな光源であり１点灯時には内部圧力は
約１０気圧もの超高圧となり、高効率であるところから
ハロゲン電球で得られる明るさを得るのに約１／３の電
力量で済みきわめて経済的　　・である。また、商用電
源１００ｖで使用できる半導　　：体化された軽量短形
波点灯′電源の使用により、チ　　ニラツキの少ない光
が得られる等の利点もある。し　　：□ かしながら、上記ＯＨＰやスライドプロジェクタ用　　
：光源として使用されるランプは、連続点灯ではな　　
□く断続的に点滅を繰、り返えす状態で使用されると　
　：とが多く、特に一旦消灯したのち、直ちに再点灯す
る場合にも瞬時に点灯することが要求されるが。

上記従来のショートアークメタルノーライドランプの場
合は再始動時間にバラツキがあり、さらに許・、、　　
　容される電源電圧の変動範囲である５％程度の低□、
ぺ ・　　　下によっても、再点灯できなくなることが非常
圧・、） 、・−、多いという欠点があった。

・パ。

、・　　　　〔発明の目的〕 □°　。

°゛′−本発明は上記欠点に対処してなされたもので。

゛′　　　再始動時間が短か＜、シかも電源電圧に変動
かあ゛　　　つても、確実に再点灯ができるショートア
ーク型い ；胃 で）　　　タルハライドランプを提供することを目的と
する。

ｆｌ ゛　　　　〔発明の概要〕 本発明は放電管容器内に始動用希ガスとしてア′□　　
　ルゴンと共に水銀および金属ハロゲン化物を封入、　
　　したショートアークメタルハライドランプにおい、
　　　て、上記始動用希ガスのアルゴンの封入圧を４０
０〜゛゛・　　　６００　ｔｏｒｒと高くしたことを特
徴とするものである。

〜 ５′□ ゛〔発明の実施例〕 ′■　　　　　以下１本発明の詳細を図示の実験例およ
び実施、、　　　例を参照して説明する。第１図は実験
に使用した、　　　ランプ電力５７５Ｗのショートアー
クメタルハライ、ミ１２ 、．−　　　トランプで、（１）は中央部を膨らませた
紡錘形のだ・３、゛ １１Ｊ！、’、　　　とえば石英ガラスからなる放電管
容器、　（２）　ｔ　（２）は：５・ 上記容器（１）の両端部に対設したたとえばトリアＴｈ
０２　　　　′を含有したトリエイテッドタングステン
製の電極、　　　　・（３）は上記容器（１）の端部外
局面に被着したたとえばアルミナＡｌｚＯａを主成分と
する保温膜、　（４）　、　（４）はモリブデン等から
なる封着用金属箔、　（５）、（５）は封止部に接着材
等で固着された口金で、容器内には始動用希ガスである
アルゴンと水銀および金属ハロゲン化物が封入されてい
る。

また、容器（１）の最大内径（ｄｉに対する電極（２）
　、　（２）間距離（１）の比１／ｄは１．０以下のシ
ョートアーク型に設計されている。これは、ランプの用
途をＯＨＰ用として考えた場合、ミラー（反射鏡で図示
しない。）との適合性において、ショートアーク型の方
がロングアーク型よりもアークからの光の利用度　　　
□の点で有利であり、かつ、ランプ寿命もロングアーク
型が数千時間も要求されるのに対し、約６００時間と短
寿命が許容されるので、ランプ管壁負荷としてはかなり
高いたとえば４０　ＶｃＩＩを設計する　　　□ことが
可能となり、このことは蒸気圧の低い金属　　　□ハロ
ゲン化物たとえば希土類金属のハロゲン化物を使用する
場合、比較的高い蒸気圧を得る点で有利となり、したが
って効率の向上、演色性の改善が可能となる。

第１図のランプの場合、具体的には放電管容器ミ １１、　　　（１）の最大内径（ｄ）は１６．で内容積
は３〜４　Ｃ，Ｃ，電一　　　極間距離（１）は１２．
で１／ｄ　ハ０．７５　テ定格入カバ”’　　　５７５
Ｗに設定し、水銀封入量４０ｊｌｐ、　　金属ハロゲン
化物としてディスプロシウム、ホロニウム、ツ、８．− リウム、タリウム、セシウムの各沃化物を合計で、′　
　　６ｍｇ封入し、始動用希ガスであるアルゴンＡｒの
封；・ す。

、　　　実験は高周波短形波電源で１時間点灯したのち
消灯し、消灯後の各経過時間とこれ等各経過時間゛５ 毎にスイッチを入れてから点灯するまでの各所要、゛ ・　　時間との関係を調べたもので、さらに上記電源電
・　　圧は１００　Ｖと９５Ｖとの２通りについて行な
った。

第６図はＡｒ封入圧が２００ｔｏｒｒの従来ランプの場
合を示し、消灯後の経過時間が１ｏ分以内では点灯所要
時間は大幅にバラツキ、特に電源電圧が低い９５Ｖにお
いては暫々不点となる場合があり。

１１′１２分も経過してやっと短時間で安定して点灯す
るようになることが判る。

ｆ８２図はＡｒ封入圧を４ＱＱｔｏｒｒと従来のものよ
り増やした場合を示し、この場合は消灯の経過時間が僅
か数分間で瞬時に再点灯させることができ。

上記従来ランプに比較して再始動時間が格段に改良され
、しかもこの効果は電源電圧の変動によっても影響され
ないことが判る。

ｗＪ３図はＡｒ封入圧を６００ｔｏｒｒと更に増やした
場合を示し、この場合も上記４００ｔｏｒｒの場合と同
様に消灯経過時間が僅か数分間で瞬時に、かつ安）定し
て再点灯できることが判る。しかも４００ｔｏｒｒの場
合に比較して消灯直後の点灯所要時間のバラツキも大幅
に減少できることが判る。

なお、上記試験に供した各ランプはいづれも点灯初期の
段階のものであるが、　Ａｒ封入圧４００〜６００ｔｏ
ｒｒのランプは点灯数百時間さらには定格平均寿命（６
００時間）の末期においても上記効果には第４図および
第５図に示すように著るしい変化は見られず、全寿命を
通じて消灯後短時間であっても瞬時に再点灯させること
ができる。

すなわち、第４図は点灯使用３００時間のＡｒ封入圧４
００　ｔｏｒｒのランプ、第５図は点灯使用５００時間
のＡｒ封入圧６００　ｔｏｒｒのランプの各消灯後の経
過時間と再点灯に要する時間との関係を示す図で。

いずれの場合も電源電圧の変動があっても消灯後の経過
時間が短かくても瞬時に再点灯できることが判る。

ところで、上記実験では従来のＡｒ封入圧２００ｔｏｒ
ｒに対しｅ　　４００　ｔｏｒｒおよび６００ｔｏｒｒ
のものＫついて行なったが、上記Ａｒ封入圧を３ＱＱ　
ｔｏｒｒにすると従来の２００　ｔｏｒｒのものよりは
再点灯時間は改善されるが、瞬時点灯の点において４０
０ｔｏｒｒの場合はどの効果は得られず、不十分であり
、一方。

７００　ｔｏｒｒ　Ｋも増やしてもその効果は５　Ｑ　
Ｑ　ｔｏｒｒと同程度であり、その反面若干加工性に′
ｌｊＡ点を生じる結果となることから、　Ａｒ封入圧は
４００〜６００ｔｏｒｒの朝日が好ましい。

〔発明の効果〕

シ 以上詳述したように本発明によれば、ｔヨードアークメ
タルハライドランプにおいて、始動用希ガスのアルゴン
の封入圧を高めるよう圧したので。

瞬時に再点灯させることができ、しかも電源電圧に変動
を生じた場合でもこの効果は変らず、したがって使用時
に点滅を繰り返すＯＨＰやスライドプロジェクタ等の光
源として大きな効果を発揮できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はショートアークメタルハライドランプの正面図
、第２図〜第６図はＡｒ封入圧が異なる各ランプの消灯
後の経過時間と各経過時間毎の再点灯所要時間との関係
を電源電圧が１００■と９５■の２通りの場合について
示す図で、第２図および第４図は一実施例ランプ、第３
図および第５図　　□は他の実施例ランプ、第６図は従
来ランプに関す　　゛るものである。 （１）・・・・・・放電管容器、（２）・・・・・・電
極。 （ｄ）・・・・・・放電管容器の最大内径。 ［Ｆ］・・・・・・電極間距離 （７３１７）代理人弁理士　則　近　憲　佑、□”′　
　　　　　　　　　　　　　　　（ほか１名）鳥 、１ １二 ごパ ４′ ぴ ゛、 □人 ｉ、：ｌ。 ；）′、ボ ′・、、＼゛ ′、３ ぐ。 ・“、゛ ゛て゛ ｊ、 “５ 、□′ □ぐ 第１図 消灯後経過時間　（分） 第６図 ζ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　消灯後
経過綺闇　θ）Ｉ。 Ｘな １、　　　　　　　　第２図 □・、 ゝ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　消灯後
経過時間　（分）、′Ｉ 消灯後経過時間　０） 第４図 消灯後経過時闇　Ｇυ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 放電管容器の両端部に一対の電極を対設し、内部にアル
   ゴン、水銀および金属ハロゲン化物を封入してなり、上
   記アルゴンの封入圧が４００〜６００ｔｏｒｒであるこ
   とを特徴とするショートアークメタルハライドランプ。