JPS6127303B2 - - Google Patents

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JPS6127303B2
JPS6127303B2 JP7241983A JP7241983A JPS6127303B2 JP S6127303 B2 JPS6127303 B2 JP S6127303B2 JP 7241983 A JP7241983 A JP 7241983A JP 7241983 A JP7241983 A JP 7241983A JP S6127303 B2 JPS6127303 B2 JP S6127303B2
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JP
Japan
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sided corrugated
sheet
pair
guide
sided
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JP7241983A
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JPS58193856A (ja
Inventor
Masateru Tokuno
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Rengo Co Ltd
Original Assignee
Rengo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6127303B2 publication Critical patent/JPS6127303B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H23/00Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
    • B65H23/02Registering, tensioning, smoothing or guiding webs transversely
    • B65H23/032Controlling transverse register of web

Landscapes

  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、コルゲータにおける片段シートの
案内方法に関するものである。
両面段ボールや複両面段ボールを製造するコル
ゲータは、第1図に示すように、図示省略したブ
リツジ部の下方にシングルフエーサ1を設け、こ
のシングルフエーサ1の前後にミルスタンド2,
3を配置し、前記スタンド2,3の各々から引き
出したライナー紙4及び中しん紙5のそれぞれを
前記シングルフエーサ1に送り込み、中しん紙5
を段繰りした後にライナー紙4を貼り合めせて片
面段ボール6を形成するようにしている。
片面段ボール6を形成するシングルフエーサ1
は、普通ブリツジ部の下方に二機設けられ、これ
らのシングルフエーサ1によつて製造された片面
段ボール6はバーチカルコンベヤ7によつてブリ
ツジ部にあるバルフア装置としての低速なベルト
コンベヤ8,9に送り込まれる。
前記ベルトコンベヤ8,9によつて搬送される
片面段ボール6は、各コンベヤ8,9の下手に設
けた案内板10,11上に送り込まれ、次にプレ
ヒータ装置13のヒータドラム14の各々外周一
部に巻付けられて予熱され、さらにグルーマシン
15のグルーロール16とライダーロール17と
の間を通過することによつて段頂に糊付けされ
る。一方ミルスタンド18で支持したコイル状の
ライナ紙19は、前記プレヒータ装置13のヒー
タドラム14′に巻付けられて予熱され、さらに
前記グルーマシン15内に設けられたヒータドラ
ム20に沿わせて調温され、このライナ紙19と
前記片面段ボール6,6の各々をダブルフエーサ
21に送り込んで互に貼り合わせるようにしてい
る。
このようなコルゲータにおいては、プレヒータ
装置13とベルトコンベヤ8,9との間にシート
案内装置22を設けてこの装置以降の片面段ボー
ル6,6に適度のテンシヨンを付与し、同時に蛇
行を防止する必要がある。なぜならば、片面段ボ
ール6,6にたるみがあると、製造された複両面
段ボールにそりの発生、ヒータドラム14への接
触下良による熱吸収の劣化およびグルーロール1
6による段頂への糊付け下良の原因となり、また
片面段ボール6,6が蛇行して搬送されると、ラ
イナ紙19と片面段ボール6,6の両側耳部が一
致せず、下良品の発生が多くなると共に、マシン
トラブルの原因となる。
ところで、前記シート案内装置には種々の構造
があり、例えば特公昭39―16442号公報、実公昭
47―3115号公報及び実開昭49―37376号公報に開
示された案内装置が従来から存在する。
しかしながら、前記いずれの公報に開示された
シート案内装置も、片面段ボールを沿わせるブレ
ーキローラ、もしくはそれに類似する案内部材に
沿つて一対のガイド片を移動自在に設け、前記ガ
イド片をハンドルの回動操作による手動、もしく
は押しボタンスイツチからの信号に基づく回動に
よる半自動で移動させて一対のガイド片間を片面
段ボールの幅寸法に一致させるようにしているた
め、一対のガイド片の位置調整を素早く、しかも
正確に行なうことが困難であり、高速で移動する
片面段ボールの幅がより広いものに変換されたと
き、後続の幅の広い片面段ボールがガイド片に衝
突して紙切れすることがきわめて多いという欠点
がある。
この発明は上記の欠点を除去し、片面段ボール
の両側縁を案内する一対のシートガイドと、この
シートガイド間を移動する片面段ボールに対して
後続の片面段ボールの幅がより広いものに変換さ
れたことを検出する変換信号発生手段とを連動
し、この発生手段からの信号に基づいてシートガ
イドを片面段ボールの側縁から離反する方向に移
動して幅の広い片面段ボールが通過可能な状態と
し、次にそのシートガイドを幅寸法が変化した片
面段ボールの側縁と対応する位置まで移動させる
ようにして、片面段ボールの幅がより広いものに
変換されたときのシートガイドの位置調整を自動
的に、しかも紙切れすることなく調整することが
できるようにしたコルゲータにおける片面段ボー
ルの案内方法を提供することを目的としている。
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第2図に示すように、コルゲータは、シングル
フエーサ30により製造された片面段ボール搬送
用の一対の低速なベルトコンベヤ31,32を図
示省略したブリツジ部にバツフア装置として備
え、この各ベルトコンベヤ31,32によつて搬
送される片面段ボール6,6は、下手の案内板3
3,33上に送り込まれ、前記案内板33,33
の両側に設けた案内装置100において両側がガ
イドされる。また、片面段ボール6,6は、前記
案内装置100の下手に設けたテンシヨン装置4
0のテンシヨンロール41の外周にかけられて一
定の張力が付与される。張力のかけられた片面段
ボール6,6は、下手にさらに送られてプレヒー
タ装置50のヒータドラム51の外周に巻付けら
れ、このヒータ装置50において予熱される。予
熱後の片面段ボール6,6は、グルーマシン60
のグルーロール61とライダーロール62との間
を通過することによつて段頂に糊付けされる。
一方、ミルスタンド70のアーム71で支持さ
れたコイル状のライナ紙19は、前記プレヒータ
装置50のヒータドラム51′の外周一部に巻き
付けられて予熱され、次にグルーマシン60の内
部に設けたヒータドラム63の外周一部に巻き付
けられて調温される。このライナ紙19と糊付け
された前記の片面段ボール6,6は、ダブルフエ
ーサ80に送り込まれて互に貼り合わされる。
通常の場合、コルゲータにおける紙や段ボール
等の走行ウエツプは、コルゲータのほぼ中心線と
走行ウエツプの中心線が一致するよう走行させら
れ、また、このように操作される方が好都合であ
るので、本発明の実施例においても、コルゲータ
の中心線Mを基準として、走行する片面段ボール
6,6のシート案内装置を制御する方法について
説明する。
別々のシングルフエーザで製造される2つの片
面段ボール6,6のシート案内は、それぞれ同様
の装置でもつて、同様の制御が行なわれるので、
一方についてのみ以下に説明する。
また、片面段ボール6の2つの側縁のそれぞれ
も同様に案内されるので、一方についてのみ以下
に説明する。
前記シート案内装置100は、第3図及び第4
図に示すように、片面段ボール6の両側縁を案内
する一対のシートガイド101,101と、この
シートガイド101を片面段ボール6の巾方向に
移動させる移動手段110と、片面段ボール6の
側縁即ち巾寸法を電気的に検出して信号を発生
し、その変化量に対応して前記シートガイド10
1の移動手段110を作動させるセンサ120よ
り成つている。
前記シートガイド101は、第5図乃至第8図
に示すように、複数のロール102と、このロー
ル102にかけられた一対のエンドレスベルト1
03より成り、前記ベルト103の一部には直線
案内部104が形成され、この案内部104が片
面段ボール6の側縁と対応するように設けられて
いる。このシートガイド101は、支持板105
上に設けられ、前記支持板105に取付けたモー
タ106によつて駆動される。いま、モータ10
6を駆動すると、エンドレスベルト103が第3
図及び第5図の矢印方向に回転して走行する片面
段ボール6の側縁を案内部104で案内する。こ
のエンドレスベルト103の速度は片面段ボール
6の速度とほぼ等しいことが望ましい。この際、
従来装置の場合に生じた騒音や紙切れを防止でき
る。
前記シートガイド101を片面段ボール6の巾
方向に移動させる移動手段110は次のような構
造となつている。第3図に示すように、一対のガ
イド棒111,111と、中央部を境にして逆ネ
ジを形成した棒112の各々を並行に、かつ片面
段ボール6の走行に対して直角に設け、前記ガイ
ド棒111,111に沿つて移動自在のシート支
持板113の下面には、第8図に示すようにナツ
ト114を取付けてネジ棒112にネジ合わせ、
かつピストンシリンダ装置のシリンダ115を取
付け、このシリンダ115のピストンロツド11
6をガイド棒111,111に沿つて移動自在の
前記支持板105に連結している。
二つのシートガイド101,101は、一つの
モータ117により駆動され、基準線(本実施例
ではマシンのセンターライン)からつねに等距離
だけ互に対向する方向に移動するようになつてい
る。
ネジ棒112は、第3図に示すように、一方の
端部に配置した正逆転モータ117によつて駆動
され、このモータ117を駆動してネジ棒112
を正転方向、すなわち第3図の矢印方向に回転さ
せると、支持板105が同図の矢印方向(内方
向)に移動し、また、ネジ棒112を逆転させる
と、前記支持板105が外方向に移動する。ま
た、第8図に示すシリンダ115を作動してピス
トンロツド116を前進させると、ネジ棒112
の送りに関係なくシートガイド101の支持板1
05を外方向に移動させることができる。
なお、ネジ棒112の回転数をパルス数に変換
するエンコーダ118(第3図参照)によつて、
ネジ棒112の回転によつて移動させたシートガ
イド101の位置の確認が行なわれるようになつ
ている。
前記シートガイド101を巾方向に移動させる
移動手段110を作動させるセンサ120は、第
3図及び第4図に示すように、片面段ボール6の
巾方向に位置設定が変更可能な片面段ボール巾検
出用の第1センサ130と、片面段ボール6の側
縁に追従して片面段ボール6の巾方向に動く第2
センサ140より成り、前記第1センサ130か
らの検出信号によつて移動手段110におけるシ
リンダ115を作動し、前記第2センサ140か
らの検出信号によつてネジ棒112の駆動手段の
正逆転モータ117を駆動するようにしている。
第1センサ130は、中央部を境にして逆ネジ
を形成したネジ棒131を片面段ボール6の走行
に対して直角方向に設け、かつ一対のガイド棒1
32,132を上記ネジ棒131の両側位置に並
行に設け、このガイド棒132,132に沿つて
移動自在の支持板133の各下面には第9図に示
すようにナツト134を取付けてネジ棒131に
ネジ合わせ、かつ上面には光電管135を取付け
ている。
前記ネジ棒131とシートガイド101の移動
手段110におけるネジ棒112とを、第3図に
示すように、スプロケツト―チエーンより成る伝
動機構136を介して連動させることによつて移
動手段110における正逆転モータ117を駆動
してネジ棒112を回転させると共に、第1セン
サ130におけるネジ棒131を回転させて光電
管135の支持板133を片面段ボール6の巾方
向に移動させるようになつている。
前記光電管135は、シートガイド101の直
線案内部104より外側に配置されて片面段ボー
ル6の蛇行等による片面段ボール6の幅方向に対
するわずかな変位によつて作動しない位置に設け
ておく。いま、オーダー替えにより、巾の広い片
面段ボール6が搬送されてくると、この片面段ボ
ール6によつて光電管135が遮光され、変更さ
れた片面段ボール6が広い巾であることをこの光
電管135が検出してその検出信号でもつてシー
トガイド101の移動手段110におけるシリン
ダ115を瞬時にして作動させ、この広い幅の片
面段ボール6がシートガイド101に到達する前
に、シートガイド101の直線案内部104が対
応する側縁より外側に位置する範囲までのストロ
ークでピストンロツド116を前進させるように
なつている。
なお、第1センサ130には第3図に示すよう
に、片面段ボール6の有無を検出する光電管13
7が固定して設けられている。
前記第2センサ140は、第3図、第4図及び
第10図に示すように、片面段ボール6の巾方向
に延びるネジ棒141を配置し、このネジ棒14
1の外側に一対のガイド棒142を並行に設け、
上記ガイド棒142に沿つて移動自在の支持板1
43の下面に第10図に示すようにナツト144
を取付けてネジ棒141にネジ合わせ、かつ上面
に一対の光電管145,146を取付けている。
ネジ棒141は、正逆転モータ147によつて
駆動され、このモータ147を駆動してネジ棒1
41を回転させると、支持板143が片面段ボー
ル6,6の巾方向に移動する。
支持板143の上面に設けられた、一対の光電
管145,146は片面段ボール6の巾方向に、
例えば3〜5mm程度の僅かな間隔をあけて並列に
設けられ、この一対の光電管145,146の通
光、遮光状態の組み合わせによつて、ネジ棒14
1の駆動用モータ147の駆動が制御される。す
なわち、片面段ボール6,6がわに位置する光電
管145が遮光し、かつ他方の光電管146が通
光していると、モータ147が駆動せず、一対の
光電管145,146が共に通光していると、上
記モータ147が駆動し、ネジ棒141,141
を正転方向に回転させて一対の光電管146,1
46の支持板143を内方向に移動させる。また
一対の光電管145,146が共に遮光している
と、モータ147が駆動し、ネジ棒141を逆方
向に回転させて上記支持板143を外方向に移動
させる。
片面段ボール6の側縁を検出完了するまでのこ
れら一対の光電管145,146からの信号によ
つて、モータ147を駆動させてネジ棒141を
回転させ、この回転数をパルス数に変換するエン
コーダ148によつて、前記一対の光電管の位置
の確認が行なわれており、このエンコーダ148
とシートガイド101の位置をとらえる前記エン
コーダ118の値によつて、片面段ボール6の巾
に応じてシートガイド101の位置が制御され
る。第11図乃至第14図にはその制御方法の一
例が示されている。第11図に示すように、所定
の最大紙幅に対応する値をLとする場合、コルゲ
ータの中心線MからL/2の2つの位置をそれぞ
れ基準線N′,N″とし、これらの基準線N′,N″か
ら一対の光電管145,146がそれぞれ内方向
に移動した距離すなわちそれぞれ対応する一対の
エンコーダ148,148′のそれぞれの値をA
及びBとすると、ガイドすべき走行中の片面段ボ
ール幅に対応する値lは、 l=L−A−B になる。
一方、例えば一対のシートガイド101,10
1の案内部104,104が互に接触し合う状態
すなわち、コルゲータの中心を基準線(中心線)
Mとし、この基準線からシートガイド101,1
01が外方向に移動した状態に対応するエンコー
ダ118の値をCとすると、シートガイド10
1,101の案内部104,104間の距離に対
応する値Sは S=C となる。上記2つの式より l:(L−A−B)=S:C となり、 l=S となる。
コルゲータの中心を基準線Mとするため、理論
上は、l=Sとなるように一対のシートガイド1
01,101を制御すればよいが、シートガイド
がハンチングを起すので、このような精密な制御
は実際的ではなく、また、実際上このように精密
な制御を必らずしも必要としない。したがつて、
基準は同じとしたままである許容範囲内になるよ
う、一対のシートガイドを制御する。
このような制御について以下に説明する。
第12図の制御回路で示すように、エンコーダ
118の値Cと、幅の値lである片面段ボールの
ガイドを制御するに際し、ある許容範囲を与える
ための加減算値Xとを加算器151及び減算器1
52に入力し、加算器151からの出力信号
C″を第1比較器153に、かつ減算器152か
らの出力信号C′を第2比較器154に入力す
る。一方、ガイドすべき片面段ボールの両側縁の
位置を、最大紙幅時の両側縁の位置を基準線
N′,N″としてとらえた一対のエンコーダ14
8,148′の値をそれぞれA及びBとし、これ
らの値を加算器155に入力し、減算値としての
加算器155からの出力信号Dと最大紙幅寸法に
対応する値Lのそれぞれを減算器156に入力
し、その出力信号Eを第1,第2比較器153,
154に入力して前記信号C′及びC″と比較す
る。
すなわち、C′>E,C′≦E,C″≧E,C″<E
なる比較が各比較器153,154でなされる。
この比較結果に基づく出力信号によりC′≦E≦
C″のとき移動手段110における正逆転モータ
117を停止させ、E<C′のとき前記モータ1
17を駆動してネジ棒112を正転させてシート
ガイド101,101を内方向に移動させ、さら
にE>C″のときネジ棒112を逆転して、前記
シートガイド101,101を外方向に移動させ
るようにすれば、走行する片面段ボール6の幅寸
法に対応して、両側縁を適正な位置、即ちコルゲ
ータの中心線から等距離の位置に案内することが
できるように一対のシートガイド101,101
を調整することができる。
本実施例においては、コルゲータの中心及び所
定の最大紙幅時の片面段ボールの両側縁部をそれ
ぞれ基準として、ガイドすべき片面段ボールの幅
を求め、この値とコルゲータと同じ中心(基準)
を持つ一対のペーパーガイド間の距離に対応する
値とが実質的には一致するように、一対のシート
ガイドを制御するものである。上記の制御方法で
は、最大紙幅に対応する線N′,N″を基準線とし
て用いたが、これは一つの例にすぎず、走行する
片面段ボールの紙幅に対応する値lを求めるため
に選んだにすぎないので、その他の線を用いるこ
ともできる。なお、このようにガイドすべき片面
段ボールの幅と一対のシートガイド間の距離が実
質的に一致するような制御として、例えば、コル
ゲータの中心を基準としてガイドすべき片面段ボ
ールの両側縁の位置を検出し、それら2つの検出
値の和すなわち片面段ボールの幅に対応する値
と、コルゲータの中心を同様に基準として、一対
のシートガイドのそれぞれの位置までの2つの値
の和とが実質的には一致するような方法も考えら
れる。
更に、コルゲータの中心と所定の最大紙幅であ
る片面段ボールの中心を一致させた時の両側縁部
を基準線とし、この基準線からガイドすべき片面
段ボールの両側縁部までのそれぞれの値の和すな
わち基準線からの両側縁部の変位を予め求め、こ
の値と、同じ基準線をそれぞれ持つ一対のペーパ
ーガイドの基準線からのそれぞれの変位の和に対
応する値とが実質的には一致するように、一対の
ペーパーガイドを制御する方法もあり、このよう
な制御方法について、第13図及び第14図に基
づいて説明する。
第13図に示すように、所定の最大紙幅に対応
する値をLとする場合、コルゲータの中心線Mか
らL/2の両側の位置をそれぞれ基準線N′,
N″とし、これらの基準線N′,N″から一対の光電
管145,146がそれぞれ内方向に移動した距
離すなわちそれぞれ対応する一対のエンコーダ1
48,148のそれぞれの値をA及びBとする
と、ガイドすべき走行中の片面段ボール幅に対応
する値lは、 l=L−A−Bになる 一方、同様にコルゲータの中心線MからL/2
の両側の位置をそれぞれ基準線N′,N″とする一
対のシートガイド101,101がこれらの基準
線N′,N″からそれぞれ内方向に移動した状態に
対応するエンコーダ118の値をCとすると、シ
ートガイド101,101の案内部104,10
4間の距離に対応する値Sは S=L−Cとなる。
前記二つの式より、 l:(L−A−B)=S:(L−C) となり、A+B=Cとなる。
コルゲータの中心線Mから等しい距離(L/
2)の位置を基準線N′,N″とするため、理論上
は、A+B=Cとなるように一対のシートガイド
101,101を制御すればよいが、前記実施例
と同様に、このように精密な制御を必らずしも必
要としない。したがつて、基準線は同じとしたま
まで、ある許容範囲になるよう一対のシートガイ
ドを制御する。このような制御について以下に説
明する。
第14図の制御回路で示すように、エンコーダ
118の値Cと、前記両側の基準線N′,N″から
それぞれ両側縁までの距離の和に対応する値が
(A+B)である片面段ボールのガイドを制御す
るに際し、ある許容範囲を与えるための加減算値
Xとを加算器151及び減算器152に入力し、
この加算器151からの出力信号A″を第1比較
器153に、かつ減算器152からの出力信号
A′を第2比較器154に入力する。一方ガイド
すべき片面段ボールの両側縁の位置を、最大紙幅
時の両側縁の位置N′,N″を基準としてとらえた
一対のエンコーダ148,148の値をそれぞれ
A及びBとし、これらの値を加減算155に入力
し、その出力信号Dを第1,第2比較器153,
154に入力して前記信号A′及びA″とを比較す
る。
すなわち、A′>D,A′≦D,A″≧D,A″<D
なる比較が各比較器153,154でなされる。
この比較結果に基づく出力信号により、A′≦D
≦A″のとき、移動手段110における正逆転モ
ータ117を停止させ、D<A′のとき、上記モ
ータ117を駆動してネジ棒112を正転させて
シートガイド101,101を内方向に移動さ
せ、さらに、D>A″のときネジ棒112を逆転
させてシートガイド101,101を外方向に移
動させるようにすれば、走行する片面段ボール6
の巾寸法に対応して、両側縁を適正な位置、即ち
コルゲータの中心線から等距離の位置に案内する
ことができるように一対のシートガイド101,
101を調整することができる。
この制御方法においても、最大紙幅に対応する
線N′,N″を規準線としたが、これは一例にすぎ
ない。
実施例で示すシート案内装置は前記の構成から
成り、次にその作用を説明する。
いま、第3図に示すように、走行する片面段ボ
ール6の両側をシートガイド101,101で案
内する状態において、オーダー替えにより巾の広
い片面段ボール6が搬送されると、この片面段ボ
ール6が第1センサ130における光電管135
を遮光するため、前記光電管135からの信号に
よりシリンダ115が作動し、ピストンロツド1
16が前進してシートガイド101の支持板10
5を緊急開放して片面段ボール6の側縁から離れ
る方向に移動させる。よつて、片面段ボール6の
紙切れが防止される。
第1センサ130は、シートガイド101の外
側への移動の余裕を与えるため、シートガイド1
01の上流にある距離だけ離して設ける。
一方前記片面段ボール6がさらに進んで第2セ
ンサ140の位置まで搬送されると、一対の光電
管145,146が共に遮光されるため、即座に
第2センサ140における一対の正逆転モータ1
47,147が高速で駆動してネジ棒141を逆
転させ、同時に移動手段110における正逆転モ
ータ117も高速で駆動し、ネジ棒112を逆転
させる。このため、第2センサ140における光
電管145,146の支持板143が外方向に移
動し、同時に、シート支持板113,113も外
方向に移動し、その後、一対の光電管145,1
46間に片面段ボール6の側縁が臨むと、第2セ
ンサ140におけるモータ147が停止すると共
に、エンコーダ148およびエンコーダ118に
基づく計算値が完了してシート支持板113,1
13が適正な位置にくると、移動手段110にお
ける正逆転モータ117も停止し、同時に、シリ
ンダ115,115が作動してピストンロツド1
16,116が後退し、緊急開放状態であつたシ
ートガイド101,101の支持板105,10
5が即座に適正な位置に複帰するので、シートガ
イド101,101の案内部104,104が片
面段ボール6を適正な位置に案内する状態とな
る。
また、オーダー替えによつて、巾の狭い片面段
ボール6が搬送され、先に搬送された片面段ボー
ル6の終端が光電管145,146の取付位置を
通過すると、この一対の光電管145,146は
共に通光状態になるため、前記光電管145,1
46からの信号によつて第2センサ140におけ
る正逆転モータ147が駆動し、ネジ棒141を
正転させる。このため、光電管145,146の
支持板143が内方向に移動し一対の光電管14
5,146間に片面段ボール6の側縁が臨むと上
記モータ147が停止する。一方モータ147の
駆動と同時に移動手段110におけるモータ11
7が駆動し、ネジ棒112を正転させる。したが
つて、シートガイド101,101の支持板10
5,105が内方向に移動し、そのガイド10
1,101の案内部104,104が片面段ボー
ル6の側縁に対応すると上記モータ117が停止
する。
上記実施例において、シートガイドの上流にお
いてたとえ片面段ボールが蛇行しても紙幅が変化
しない限り、シートガイドの位置は変化しない。
即ち、第11図と第13図において、A,Bの値
が等しくなくても、シートガイドは移動しなくて
もよい。
なお、以上の説明は、片面段ボールの一方のみ
についてであつたが、複両面段ボールを製造する
場合でも、2つの片面段ボールにおいて、同一の
基準線すなわちコルゲータのほぼ中心を基準線と
して制御するので、2つの片面段ボールの双方共
同様の制御を行えばよい。
そして、複両面段ボールを製造する際に、片面
段ボールの一方または双方を流れ方向に対して直
角方向に移動させて適正な位置に案内するため
に、案内装置100の一方または双方の全体を流
れ方向に対して直角方向に移動可能な構造とする
ことも有利である。また、実施例においては、シ
ートガイド101やセンサである各光電管135
及び145,146の移動用駆動機構としてモー
タと、このモータで駆動されるネジ棒とを使用し
たが、スプロケツト間にエンドレスチエンをかけ
渡した機構や、シリンダなどで移動させることも
できる。またエンコーダにかえて直線スケール等
の使用による直線位置検出の方法を採用すること
によつて、シートガイドや一対の光電管の位置を
知ることができる。
この方法の場合、必らずしもコルゲータの中心
位置を制御の基準とする必要はなく、直線位置の
ある点を基準として制御してもよく、また側縁を
検出するためのセンサやシートガイドとこれらを
幅方向に移動させるためのモータとを一体化し
て、これらを自走させてもよい。
さらに、センサとして光電管を用いたけれど
も、その代りに近接スイツチ、空気式センサ等を
用いてもよい。また、第2センサ140の場合、
一対のセンサを設けたが、それ自体に2つの機能
を有するセンサ、すなわち下感帯が2つのセンシ
ングレンジにはさまれているような1つのセンサ
を用いてもよい。特に、空気式センサの場合、各
側縁に1個設ければ充分である。また、シートガ
イドとして扁平なガイド板やローラ等を採用する
ことができる。
なお、シートガイドの片面段ボールの側縁と対
応する部位は、必らずしも前記側縁との一定長さ
の平行部を有していなくてもよい。
以上のように、この発明によれば、高速で搬送
される片面段ボールの幅寸法がより広いものに変
更されたことを検出し、その検出により一対のシ
ートガイドを外側に移動させて幅の広い片面段ボ
ールが通過可能としたので、シートガイドの位置
調整時に、幅の広い片面段ボールがシートガイド
に当接して破損したり、紙切れしたりするのを防
止することができ、しかも、シートガイドの位置
調整が自動的であるため、作業能率の向上に大き
な効果を挙げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコルゲータを示す側面図、第2
図はこの発明にかかるコルゲータの側面図、第3
図は同上のシート案内装置を示す平面図、第4図
は第3図の側面図、第5図は同上のシート案内部
の一部を示す平面図、第6図は第5図の側面図、
第7図は第5図の―に沿つた断面図、第8図
は第5図の―線に沿つた断面図、第9図は第
3図の―線に沿つた断面図、第10図は第3
図の―線に沿つた断面図、第11図はシート
案内装置を概略的に示す平面図、第12図は同上
の制御回路の一実施例を示す回路図、第13図は
同上のシート案内装置を概略的に示す平面図、第
14図は同上の制御回路の他の実施例を示す回路
図である。 101……シートガイド、130……第1セン
サ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一方向に走行する片面段ボールの両側縁を案
    内する一対のシートガイドと、その各シートガイ
    ドを片面段ボールの巾方向に左右対称に移動させ
    るシートガイドの移動装置を備え、前記シートガ
    イドの上流側に配置した片面段ボール検出用の第
    1センサによつて一対のシートガイド間を移動す
    る片面段ボールに対して後続の片面段ボール巾が
    より広いものに変換されたことを検出し、この第
    1センサからの検出信号によりシートガイドの移
    動装置を作動してシートガイドを後続の片面段ボ
    ール通過可能な位置まで移動させ、次に走行する
    片面段ボールの幅方向へ移動してその両側辺をそ
    れぞれを検出する前記シートガイドとは別体の一
    対の側辺検出用の第2センサを前記第1センサと
    前記シートガイドとの間に設けて、前記一対の第
    2センサの前記幅方向の位置を検出してそれぞれ
    の位置に対応する値を得る位置検出手段の2つの
    値の合成値を求め、この合成値と前記一対のシー
    トガイドの前記幅方向の位置を検出してその位置
    に相当する値を得る位置検出手段の値との比較結
    果に基づいて、片面段ボールの幅と一対のシート
    ガイド間の寸法が一致するよう一対のシートガイ
    ドの位置を制御するようにした片面段ボールの案
    内方法。
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