JPS61272241A - 埋設管被覆用不透水膜 - Google Patents

埋設管被覆用不透水膜

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JPS61272241A
JPS61272241A JP60114387A JP11438785A JPS61272241A JP S61272241 A JPS61272241 A JP S61272241A JP 60114387 A JP60114387 A JP 60114387A JP 11438785 A JP11438785 A JP 11438785A JP S61272241 A JPS61272241 A JP S61272241A
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thermoplastic resin
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JP60114387A
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Makoto Takizawa
允 滝沢
Ryoji Takashima
良二 高嶋
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は地中に埋設する下水道や上水道。
ガス、石油、地下鉄等の輸送管を逐次設置する際に、地
中の漏水や雨水が管内部へ流入することを防ぎ、かつ管
内部の流体が地中へ漏出することを防ぐに好適な不透水
膜に関する。
〔従来の技術〕
一般に前記配管は一本づつ配管設置するから管と管との
継手が発生する。これらの管にはヒユーム管や鋼管1合
成樹脂管、陶管等の剛い材料が使われる。継手部分には
管内部の流体が地中へ漏出することを防ぎ、また地中の
地下水や雨水の流入を防ぐためのバッキング材が使用さ
れている。
しかしながら、これらのバッキング材を埋設時すべての
管を基準通り設置することは難しいし。
また埋設後地殻変動等によって管が曲ったり、バッキン
グ部に隙間を発生しやすい。
更にまた管自体が地中の酸やアルカリ、溶媒やバクテ1
)ア等によって腐蝕されるので穴あきの原因が沢山ある
一方これらの障害を防ぐ方法として、埋設管全体を不透
水膜で被覆するという方法が知られている。被覆する方
法は施工工法によって異なるが。
開削工法では低密度ポリエチレンの厚さ0.2〜30鵡
の膜で被覆することが古くから知られている。
最近では大口径で採用されるシールド工法や推進機を使
用した推進管設置工法において、如何なる膜を選び、そ
れらをどう被覆していくかが重要な課題となっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
特に推進管設置工法では先端の推進機が前進するζこ従
い、前記不透水膜を折り込んだものを格納する格納装置
から順次引出しつつ後続する管の外周に不透水膜で被覆
する工法が特願昭57−138575号により提案され
ている。
この場合不透水膜は地殻孔の内側と管の口径差の間隙で
引張られながら、外側は地殻孔内面の土砂や砂礫と接触
し、内側は順次繰り出される管が滑っていく間にも破損
しないことが要求され、更に格納装置という狭い空間の
中に細密に折り込むことができ、かつ円滑に繰り出され
なければならないという極めて厳しい条件に適合する不
透水膜でなければならない。
一方開削工法やシールド工法では管の設置と同時又はあ
とに不透水膜を被覆していくのであるから、土中の砂礫
や管との摩耗は推進管設置工法はど重要ではないが、不
透水膜を管に被覆する際に接触する土砂や砂礫が介在し
ても容易に破れないことが必要であるため従来は厚い膜
が使用されていたが、当然材料コストも高く、又取扱い
困難のため、設置するための工事も大がかりなものにな
り、被覆コストも高価となる欠点があった。
不透水膜として好ましい性質は次の通りである。
(1)引裂き強さ、引張り強さが強くかつ柔軟性がある
こと。
(2)土砂や砂礫と接触しやすいのでタテル゛ヨコに裂
は難く、管と滑り易く、かつ耐摩耗性があること。
(3)不透水膜同志が熱溶着可能であること。
(4)被覆する膜全体が小容量に収納できかつ円滑に繰
出し、あるいは管の被覆が容易にできること。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は従来知られているような厚い不透水膜を使用せ
ず、全体の強度がありかつ管の被覆を容易に行うことが
できるための柔軟性を有する不透水膜を提供するために
膜の可塑化又は延伸によって解決したものである。
すなわち2本発明は熱可塑性樹脂製膜であって。
引張り強度が1Kth以上、直角引裂強さが0.3Kg
以上、突き刺し強度が0.5KLi以上であり、かつ厚
さが10μ以上300μ以下であることを特徴とする埋
設管用不透水膜、である。
本発明の不透水性膜は厚さ10〜300μの低密度ポリ
エチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、
ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、軟質
ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、フッ素m脂、ポリエ
ステル、ポリエーテルスルホン、ポリカーボネート、ポ
リアミド又はポリエーテルエーテルケトン樹脂からなる
いづれも、水分透過率が小さい熱可塑性樹脂であり、こ
れらの1種又は2種以上の熱可塑性樹脂の混合物から作
られる。
膜の厚さが10μ以下では弱いから使用に耐えない。膜
の厚さが300μ以上では剛くなり取扱困難となり使用
し難いのみならずコスト高となる。
軟質ポリ塩化ビニルは、一般にジオクチルフタレート等
の可塑剤をポリ塩化ビニルに対し10重量%以上混合し
て製造される0従来知られている0、2i以上の厚さの
硬質ポリ塩化ビニルは硬く。
管に被覆するにしても強力な力で押しつけたり。
熱を加えて永久変形させねば使えない状態であった0 本発明の軟質ポリ塩化ビニル不透水膜は、前記可塑剤を
ポリ塩化ビニルに対し15〜100重量%配合してカレ
ンダー法などによって製造された厚味50〜300μの
フィルムが適当である。この軟質ポリ塩化ビニルフィル
ムは、極めて柔軟でありかつ引張り強さ、引裂き強さ、
突き刺し強度が強いので適当である。
本発明において、ポリエチレン(密度0.90〜0.9
6φC)、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重
合体、フッソ樹脂、ポリエステル、ポリエーテルスルホ
ン、ポリフェニレンスルホン、ポリカーボネート、ポリ
エーテルエーテルケトン又はポリアミド等の2軸延伸さ
れたフィルムが使用される。
すなわち、無延伸の前記フィルムでは達成できなかった
薄くて強度のある不透水膜を、2軸延伸することによっ
て強度を著しく向上させかつ同じ強度でも、薄くするこ
とができる。一般に2軸延伸はタテ及ヨコ方向とも同時
又は逐次延伸を3倍以上熱延伸するが、延伸倍率は高い
ほど相対強度は向上する。熱可塑性樹脂の材質及び原反
の製造条件によって異なるが1本発明に使用するフィル
ムはタテ、ヨコとも3倍以上40倍以下に延伸されたフ
ィルムである。もちろん延伸によってフィルムは剛くな
るが、薄肉化できるので、 0.2 rrv’m以上の
ポリエチレンフィルムより柔かいフィルムを得ることが
できる。
本発明において、あらかじめ延伸繊維又はフラットヤー
ンを直交したものを使用しているが2強度が著しく強く
、かつポリエチレン又はポリプロピレン、エチレン−プ
ロピレン共重合体、ポリ塩化ビニル又はポリビニルアル
コール樹脂製膜をラミネートしたフィルムである。
さらにこれらのフィルムは、熱溶着ができることが必要
であり、接着剤で貼合せたものでは接合面で引張り、引
裂き等の外部応力を受けた際に十分な強度が保証できな
いからである。
さらにまた、これらのフィルムは地下埋設の際に地下水
や雨水によって濡らされやすい。管被覆時に不透水膜同
志が密着して繰り出し困難になりやすいので、少くとも
片面にエンボス加工したものがもつとも望しい。さらに
わずかな一般に梨地エンボスと云われる浅いエンボスに
よっても若干の空気を包むことができる結果膜同志密着
しないので、繰り出し性は著しく改善される。
両面エンボス加工がなされたフィルムは特に好適である
次に埋設管工法の種類と不透水膜の品質の関係としては
推進管設置工法では前記特願昭57−138575号の
ように格納装置に長尺の円筒状の不透水膜をあらかじめ
折り込んで格納して、これを推進と同時に順次繰出し管
を被覆する方法が提案されている。しかしながら、公知
の厚さ200μ以上の低密度ポリエチレンの膜は、薄け
れば強度が不安であり、厚ければ格納装置に収納できる
長さは限定され実用上好適な不透水膜がなかった。
本発明の軟質ポリ塩化ビニル製樹脂膜では150〜30
0μ、2軸延伸フイルムでは50〜150μ、織布ペー
スのラミネートフィルムでは100〜300μの厚みの
ものが好適である。
シールド工法では、前記特願昭57−137192号の
ように格納装置に格納するためには、推進管設置工法よ
りも更に長い長尺物を狭い空間に格納できることが必要
である。一方この工法では推進管設置工法のように土砂
又は砂礫と管との間で膜が受ける引裂き、引張りの力は
小さいので、薄肉のフィルムを使用することができる。
本発明の軟質塩化ビニルでは30〜150μ、2軸延伸
フイルムでは10〜50μの厚みのものが好適である。
開削工法では管の外側から被覆する時に管の外周に付着
している砂礫が膜の破損の原因となり易いので2本発明
の推進管設置工法〜シールド工法で使われる中間の強度
の不透水膜が使用される。
不透水膜の強度(又は厚さ)は使用する工事現場の砂礫
の状態や工事中の被覆の扱いや材料コストによって選ば
れる。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を比較例と共に表1に示す。
実施例 表1−1 実施例 表1−2 注、前記衣において。
(1)  引張り強さ、直角引裂き強さ、引張り弾性率
伸びは本発明の不透水膜ではタテ方向及びヨコ方向によ
って、異なるが、その差が殆ど10チ以下でしかないの
でヨコ方向は省略した。
(2)不透水膜材料に使用した略号 LDPE    :低密度ポリエチレンPvC:ポリ塩
化ビニル 0−PET    :  2軸延伸ポリエチレンテレフ
タレート0−NY     :  I     ポリア
ミド(商品名ナイロン6)ターポリン紙ニー軸延伸ポリ
エステル糸の直交織布に軟質ポリ塩化ビニルを両面に 各々30μラミネートしたもの o−pp    : 2軸延伸ポリプロピレン(3)試
験方法 引張り強さ  : JIS K6732に準する直角引
裂き強さ:JISK6781に準する突き刺し強度 :
厚生省令第17条に準する引張り弾性率 : JIS 
K6732に準する伸び     : JIS K67
32に準する〔発明の効果〕 本発明の不透水膜は実施例衣1に記載の通り。
従来の技術比較例に比し顕著な効果を奏することが確認
された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)熱可塑性樹脂製膜であつて、引張り強度が1Kg/
    cm以上、直角引裂強さが0.3Kg以上、突き刺し強
    度が0.5Kg以上であり、かつ厚さが10μ以上30
    0μ以下であることを特徴とする埋設管用不透水膜。 2)熱可塑性樹脂製膜が厚さ50〜300μの軟質ポリ
    塩化ビニルである特許請求の範囲第1項記載の不透水膜
    。 3)熱可塑性樹脂製膜がポリエチレン(密度0.90〜
    0.96g/cc)、ポリプロピレン、エチレン−プロ
    ピレン共重合体、フッソ樹脂、硬質塩化ビニル、ポリエ
    ステル、ポリエステルスルホン、ポリフェニレンスルホ
    ン、ポリカーボネート、ポリエーテルエーテルケトン又
    はアミド樹脂膜の2軸延伸された厚さ10〜150μで
    ある特許請求の範囲第1項記載の不透水膜。 4)熱可塑性樹脂製膜がポリエチレン(密度0.90〜
    0.96g/cc)、ポリプロピレン、エチレン−プロ
    ピレン共重合体、ポリエステル又はポリアミド樹脂の0
    .1デニール以上の一軸延伸された繊維又はフラットヤ
    ーンの直交織布を基布とし、この基布の少くとも片面に
    ポリエチレン(密度0.90〜0.96g/cc)、ポ
    リプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、軟質ポ
    リ塩化ビニル、硬質ポリ塩化ビニル又はポリビニルアル
    コール樹脂の膜を10〜100μラミネートした厚さ5
    0〜300μの膜である特許請求の範囲第1項記載の不
    透水膜。 5)熱可塑性樹脂製膜が少くともその片面エンボス加工
    された膜である特許請求の範囲第1項記載の不透水膜。
JP60114387A 1985-05-29 1985-05-29 埋設管被覆用不透水膜 Granted JPS61272241A (ja)

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JPH0572260B2 JPH0572260B2 (ja) 1993-10-08

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5931397A (ja) * 1982-08-11 1984-02-20 東亜グラウト工業株式会社 推進管設置工法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5931397A (ja) * 1982-08-11 1984-02-20 東亜グラウト工業株式会社 推進管設置工法

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