JPS61272197A - プリント物保存具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は染料を発色体として使用したプリント物を光に
より劣化させることなく耐久性良く保存する保存具に関
するものである。

［従来の技術］ 染料を使用して、文字や絵を記録する手段として、イン
ジェクトプリンタや感熱式プリンタがあるが、これら染
料を用いて記録されたプリント物は、光によって染料が
変色したり褪色するという欠点があった。特に多色染料
を用いてカラー画像を記録したプリント物の場合、光に
よる変色、褪色はプリント物の画質の経時変化に大きな
影響を与えるため、光により変色、褪色しない新染料の
開発が行なわれているが、所望の性能は、まだ得られて
いない、また、染料の変色、褪色は光の中でも紫外線に
起因しているため、紫外線吸収剤を添加した透明のフィ
ルムをプリント物の表面にラミネートするという方法も
考案されているが、装置が大型化しコスト高になるとい
う欠点がある。

［発明の目的］ 本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その
目的は染料を用いて記録されたプリント物の変色、褪色
の原因である紫外線を吸収し、プリント物の画質の経時
変化を最少限におさえるプリント物保存具を提供するこ
とにある。

［問題点を解決するための手段］ 本発明のプリント物保存具はプリント物をカバーする透
明でかつ紫外線吸収剤を添加した部材を装備することを
特徴とする。

本発明におけるプリント物保存具内のプリント物を見る
時に該プリント物が受ける光の中の紫外線はフィルム中
の紫外線吸収剤によって吸収されるために、染ネ゛ｌの
変色、褪色は押えられ、プリント物の保存性が太きく向
上する。

［実施例〕 以下、図面による実施例を参照にして本発明を説明する
。

実施例１ この実施例のプリント物保存具は、第１図における適当
な粘着性を有した台紙１と紫外線吸収剤を添加した透明
なフィルム２とからなる。該台紙１と該フィルム２との
間に、染ネ４を使用したプリント物３を保存する。

実施例２ この実施例のプリント物保存具は、第２図における紫外
線吸収剤を添加したフィルムを袋状にしたもの４よりな
る。この袋の中に、染料を使用したプリント物３を保存
する。

実施例３ この実施例のプリント物保存具は、第３図におけるスタ
ンド５と紫外線吸収剤を添加した透明フィルム又はカラ
スよりなる前面カバ一部６とからなる。　、核スタンド
５と該前面カバ一部６との間に、染料を使用したプリン
ト物３を保存する。

［発明の効果］ 以上のように染料を発色体として使用したプリント物保
存共において、プリント物を力／゛・−する透明部材に
紫外線吸収剤を添加することによって、プリント物の保
存性が大きく改善される。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし３図は本発明の実施例の見取図で、第１図
は適当な粘着性を有する台紙に紫外線吸収剤を添加した
フィルムを伺けだものをアルバム状に重ねあわせたもの
、第２図は紫外線吸収剤を添加したフィルムを袋状にし
たものをアルバム状に重ねあわせたもの、第３図は前面
カバ一部のフィルム又はガラスに紫外線吸収剤が添加さ
れたスタンドである。 １・・・・・・適当な粘着性を有する台紙。 ２．４．６・・・・・・紫外線吸収剤を添加したフィル
ム又はカラス、 ３・・・・・・染料を発色体として利用したプリント物
、 ５・・・・・・スタンド。 ’４′ｒ訂出願人　　キャノン株式会社第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 染料を発色体として使用したプリント物保存具において
   、プリント物をカバーする部材として紫外線吸収剤を添
   加した透明部材を用いることを特徴とするプリント物保
   存具。