JPS61272148A - グラビア印刷用製版ロ−ル - Google Patents
グラビア印刷用製版ロ−ルInfo
- Publication number
- JPS61272148A JPS61272148A JP11575785A JP11575785A JPS61272148A JP S61272148 A JPS61272148 A JP S61272148A JP 11575785 A JP11575785 A JP 11575785A JP 11575785 A JP11575785 A JP 11575785A JP S61272148 A JPS61272148 A JP S61272148A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- aluminum alloy
- roll
- iron
- rotary shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、グラビア印刷用製版ロールに関するもので
ある。
ある。
なお、この明細書において、[鉄J rFeJは鋼も含
むものとする。また、「%」は重量基準とする。
むものとする。また、「%」は重量基準とする。
従来技術とその問題点
従来のグラビア印刷用製版ロールは鋼製であり、ロール
自体が非常に重いものであった。そのためにつぎのよう
な幾つかの問題があったのである。この種のロールは印
刷対象物の大きさに応じ、直径および(または)長さの
異なるものが多種類用意せられ、所要のロールを架台に
取付けて使用せられるものであるため、常時ロールの取
替作業を行なう必要があるが、1人ではこの作業が行な
えず不便であった。また架台自体も重いロールを支持し
なければならない関係上頑丈なものが要求せられるため
、高価なものとならざるを得なかった。さらにロールが
重くて慣性が大きくなるため、印刷速度の切替制御が容
易ではなかった。
自体が非常に重いものであった。そのためにつぎのよう
な幾つかの問題があったのである。この種のロールは印
刷対象物の大きさに応じ、直径および(または)長さの
異なるものが多種類用意せられ、所要のロールを架台に
取付けて使用せられるものであるため、常時ロールの取
替作業を行なう必要があるが、1人ではこの作業が行な
えず不便であった。また架台自体も重いロールを支持し
なければならない関係上頑丈なものが要求せられるため
、高価なものとならざるを得なかった。さらにロールが
重くて慣性が大きくなるため、印刷速度の切替制御が容
易ではなかった。
この発明の目的は、上記の問題を解消するために軽量化
され、しかも表面に形成せられる銅鍍金層との密着性に
も優れているばかりかさらに耐久性もよいグラビア印刷
用製版ロールを提供することにある。
され、しかも表面に形成せられる銅鍍金層との密着性に
も優れているばかりかさらに耐久性もよいグラビア印刷
用製版ロールを提供することにある。
問題点を解決するための手段
この発明によるグラビア印刷用製版ロールは、上記の目
的を達成するために、シリンダーがAl−Ma−st系
およびAl−3i −Cu系のいずれかのアルミニウム
合金よりなり、シリンダーの両端内面に固着せられてい
る端板がAl−3i系アルミニウム合金よりなり、端板
の中央にあけられた孔に一端が挿入固着せられている回
転軸がFeよりなるものである。
的を達成するために、シリンダーがAl−Ma−st系
およびAl−3i −Cu系のいずれかのアルミニウム
合金よりなり、シリンダーの両端内面に固着せられてい
る端板がAl−3i系アルミニウム合金よりなり、端板
の中央にあけられた孔に一端が挿入固着せられている回
転軸がFeよりなるものである。
作 用 。
この発明による上記製版ロールは、全体のうち少なくと
もシリンダーがアルミニウム合金製であるから、鉄の1
i3程度の重さでありかつ鉄よりはるかに腐食しにくい
。
もシリンダーがアルミニウム合金製であるから、鉄の1
i3程度の重さでありかつ鉄よりはるかに腐食しにくい
。
またシリンダーの表面に銅鍍金を施すさい、鍍金層との
密着性をよくするために、表面がエツチングにより粗面
化せられるが、シリンダーがAl−Mg−3i系アルミ
ニウム合金よりなるものであるから、純アルミニウムお
よび上記以外のアルミニウム合金ならびに鉄に比べてエ
ツチング性がよい。Al−Mg−Si系アルミニウム合
金において、エツチング性の点からMqの含有量は0.
2〜2%、Siの含有量は0゜1〜2%が好ましいし、
また下限未満では強度が不足し、上限を越えるとボート
ホール・ダイスによる押出しが困難にもなる。
密着性をよくするために、表面がエツチングにより粗面
化せられるが、シリンダーがAl−Mg−3i系アルミ
ニウム合金よりなるものであるから、純アルミニウムお
よび上記以外のアルミニウム合金ならびに鉄に比べてエ
ツチング性がよい。Al−Mg−Si系アルミニウム合
金において、エツチング性の点からMqの含有量は0.
2〜2%、Siの含有量は0゜1〜2%が好ましいし、
また下限未満では強度が不足し、上限を越えるとボート
ホール・ダイスによる押出しが困難にもなる。
端板がAl−3i系およびAl−3i −Cu系のいず
れかのアルミニウム合金よりなるものであるから、製版
ロールの両端に必要な強度を与え、かつシリンダーと同
じアルミニウム合金であるから電食のおそれがないし鉄
より軽量となる。Al−8l系アルミニウム合金におい
て、Siの含有量が13%未満では充分な強度が得られ
ず、30%を越えると、もろくなるので、好ましい3i
の含有量は13〜30%である。
れかのアルミニウム合金よりなるものであるから、製版
ロールの両端に必要な強度を与え、かつシリンダーと同
じアルミニウム合金であるから電食のおそれがないし鉄
より軽量となる。Al−8l系アルミニウム合金におい
て、Siの含有量が13%未満では充分な強度が得られ
ず、30%を越えると、もろくなるので、好ましい3i
の含有量は13〜30%である。
Al−3i−Cu系アルミニウム合金において、Slの
含有量が10%未満では充分な耐摩耗性が得られず、3
0%を越えると、もろくなるので、好ましい3iの含有
量は10〜30%である。Cuは耐摩耗性と強度を一層
増大させるために添加されるのであるが、CUの含有量
が1%未満では添加目的を達成することができず、10
%を越えると、耐食性が悪くなるので、好ましいCuの
含有量は1〜10%である。
含有量が10%未満では充分な耐摩耗性が得られず、3
0%を越えると、もろくなるので、好ましい3iの含有
量は10〜30%である。Cuは耐摩耗性と強度を一層
増大させるために添加されるのであるが、CUの含有量
が1%未満では添加目的を達成することができず、10
%を越えると、耐食性が悪くなるので、好ましいCuの
含有量は1〜10%である。
回転軸は鉄よりなるものであるから必要な耐摩耗性を有
する。
する。
実 施 例
この発明の実施例を、以下図面を参照して説明する。
実施例1
第1図に示されているグラビア印刷用製版ロールは、シ
リンダー(1)がAl−0,55%Mq−0,45%3
iのアルミニウム合金(A6063)合金よりなり、シ
リンダー(1)の両端内面に全周溶接(5)により固着
せられている端板(2)がAl−20%3iのアルミニ
ウム合金よりなるものである。
リンダー(1)がAl−0,55%Mq−0,45%3
iのアルミニウム合金(A6063)合金よりなり、シ
リンダー(1)の両端内面に全周溶接(5)により固着
せられている端板(2)がAl−20%3iのアルミニ
ウム合金よりなるものである。
シリンダー(1)は、偏肉が生じないように、ボートホ
ール・ダイスを使用して押出成形せられたものであり、
端板(2)は鍛造せられたものである。
ール・ダイスを使用して押出成形せられたものであり、
端板(2)は鍛造せられたものである。
端板(2)の中央には孔(3)があけられており、これ
に鉄よりなる回転軸(4)の一端が挿入せられ、接着剤
層(6)を介して焼ばめせられている。
に鉄よりなる回転軸(4)の一端が挿入せられ、接着剤
層(6)を介して焼ばめせられている。
なお、端板(2)と回転軸(4)はさらにキー止めして
おく方が好ましい。
おく方が好ましい。
実施例2
この実施例の製版ロールは、シリンダー(1)がAl−
0,9%M(j−0,60%3iのアルミニウム合金(
A6061)よりなり、端板(2)がAl−15%5i
−5%Cuのアルミニウム合金よりなる点のみ実施例1
と異なり、その他は実施例1と同様である。
0,9%M(j−0,60%3iのアルミニウム合金(
A6061)よりなり、端板(2)がAl−15%5i
−5%Cuのアルミニウム合金よりなる点のみ実施例1
と異なり、その他は実施例1と同様である。
端板のシリンダーに対する固着手段および回転軸と端板
が別体における回転軸の固着手段としては、上記の実施
例で述べた以外に、嵌合部に雌雄のねじを設けてのねじ
止め、圧入、さらには焼ばめをあげることができる。焼
ばめのさい、接着剤を介在させることが望ましい。
が別体における回転軸の固着手段としては、上記の実施
例で述べた以外に、嵌合部に雌雄のねじを設けてのねじ
止め、圧入、さらには焼ばめをあげることができる。焼
ばめのさい、接着剤を介在させることが望ましい。
発明の効果
この発明によるグラビア印刷用製版ロールは、上述のよ
うな構成を有するので、従来の鉄製のものの1i3程度
の重さであるため、ロール取替作業を1人で行なうこと
ができ便利である。
うな構成を有するので、従来の鉄製のものの1i3程度
の重さであるため、ロール取替作業を1人で行なうこと
ができ便利である。
またロール架台も従来のように頑丈なものを要求せられ
ないから安価に製作できる。さらにロールが軽くなって
慣性が小さくなるため、印刷速度の切替制御が容易であ
る。
ないから安価に製作できる。さらにロールが軽くなって
慣性が小さくなるため、印刷速度の切替制御が容易であ
る。
またシリンダーがAl−tVl−Si系アルミニウム合
金よりなるものであるから、銅鍍金層との密着性がよい
し鉄に較べて腐食の心配がない。
金よりなるものであるから、銅鍍金層との密着性がよい
し鉄に較べて腐食の心配がない。
また端板がAl−3i系およびAl−3i−Cu系のい
ずれかのアルミニウム合金よりなるものであるから、製
版ロールの両端に必要な強度を与え、しかもシリンダー
と同じアルミニウム合金であるから電食のおそれがない
し鉄製7ランジより軽量となる。
ずれかのアルミニウム合金よりなるものであるから、製
版ロールの両端に必要な強度を与え、しかもシリンダー
と同じアルミニウム合金であるから電食のおそれがない
し鉄製7ランジより軽量となる。
さらに回転軸は鉄よりなるものであるから、充分な耐摩
耗性を有しており、耐久力を発揮するものである。
耗性を有しており、耐久力を発揮するものである。
図面はこの発明の実施例を示す縦断面図である。
(1)・・・シリンダー、(2)・・・端板、(3)・
・・孔、(4)・・・回転軸。 以 上
・・孔、(4)・・・回転軸。 以 上
Claims (1)
- シリンダー(1)がAl−Mg−Si系アルミニウム合
金よりなり、シリンダー(1)の両端内面に固着せられ
ている端板(2)がAl−Si系およびAl−Si−C
u系のいずれかのアルミニウム合金よりなり、端板(2
)の中央にあけられた孔(3)に一端が挿入固着せられ
ている回転軸(4)がFeよりなるグラビア印刷用製版
ロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11575785A JPS61272148A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | グラビア印刷用製版ロ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11575785A JPS61272148A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | グラビア印刷用製版ロ−ル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61272148A true JPS61272148A (ja) | 1986-12-02 |
Family
ID=14670294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11575785A Pending JPS61272148A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | グラビア印刷用製版ロ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61272148A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006000742A1 (de) * | 2006-01-04 | 2007-07-12 | Koenig & Bauer Aktiengesellschaft | Verfahren zur Herstellung eines einen Ballen und zwei Achszapfen aufweisenden Druckzylinderrohlings |
-
1985
- 1985-05-28 JP JP11575785A patent/JPS61272148A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006000742A1 (de) * | 2006-01-04 | 2007-07-12 | Koenig & Bauer Aktiengesellschaft | Verfahren zur Herstellung eines einen Ballen und zwei Achszapfen aufweisenden Druckzylinderrohlings |
DE102006000742B4 (de) * | 2006-01-04 | 2008-09-18 | Koenig & Bauer Aktiengesellschaft | Verfahren zur Herstellung eines einen Ballen und zwei Achszapfen aufweisenden Druckzylinderrohlings |
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