JPS61271439A - 自動測定装置 - Google Patents

自動測定装置

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JPS61271439A
JPS61271439A JP11391885A JP11391885A JPS61271439A JP S61271439 A JPS61271439 A JP S61271439A JP 11391885 A JP11391885 A JP 11391885A JP 11391885 A JP11391885 A JP 11391885A JP S61271439 A JPS61271439 A JP S61271439A
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JP
Japan
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valve
linked
measuring
pressure
gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP11391885A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsuhiro Ito
睦弘 伊藤
Masami Chimura
千邑 雅己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJI DEBUISON KAGAKU KK
Fuji-Davison Chemical Ltd
Original Assignee
FUJI DEBUISON KAGAKU KK
Fuji-Davison Chemical Ltd
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Publication date
Application filed by FUJI DEBUISON KAGAKU KK, Fuji-Davison Chemical Ltd filed Critical FUJI DEBUISON KAGAKU KK
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Publication of JPS61271439A publication Critical patent/JPS61271439A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動測定装置に関するものであり、詳しくは、
等温ガス吸着・脱着により粉粒体の比表面積、細孔容積
又は細孔径分布などの物性を測定する装置の改良に関す
るものである。
[従来技術とその欠点] 例えば、種々の固体触媒、吸着剤、イオン交換体及びセ
ラミックなどの粉粒体は工業材料として広い分野で利用
されているが、これらの粉粒体はその製造原料又は製造
条件によって、比表面積、細孔容積及び細孔径分布など
の物性値が異なる。
したがって、この物性値の変化により工業材料として用
いた場合の性能が大幅に異なることが多いので、工業材
料としての使用に当っては、比表面積、細孔容積及び細
孔径分布などを正確に把握しておくことが重要である。
従来、これらの物性値の測定方法としては、例えば、窒
素ガスなどの不活性ガスを用いて、被測定試料の物理吸
着により生じた気相吸着質の圧力変化や容積変化を捕え
て試料の吸着量を測定する、所謂、気相ガス吸着法が一
般的に採用されている。
この測定法は一定温度における数点の吸着圧力と吸着ガ
ス量の関係、要するに、吸着等温線の形又は吸着量の増
加と減少の間での吸着等温線に見られるヒステリシス減
少を用いて求める方法である。
この測定法のために用いられる装置は通常、基本的には
、ガス容積と圧力が測定できる定量部とこれとバルブを
介して連結される測定試料容器から構成され1.また、
定量部には吸着ガスを供給するだめのバルブと脱着カス
を排出するためのバルブが設けられている。そして、測
定を行なう場合には、試料の仕込み前及び試料の仕込み
後において、上述の各バルブを順次、開閉し吸着操作及
び脱着操作を行ない、その各時点での圧力を測定するこ
とにより実施される。
しかしながら、物理的吸着現象を利用しての測定である
ため、一つの試料の測定に8〜15時間以上と長時間を
要し、その間、測定者が吸着ガスの導入圧力の判断とそ
れに基づく各バルブの開閉を行なう必要があり測定者の
労力は多大なものであった。また、正確な導入圧力の判
断及びバルブの開度の調整には相当の熟練を要するが、
それでも、測定者によるある程度の個人差は避けられな
かった。
[発明の目的] 本発明者等は上記実情に鑑み、測定者の労力を軽減し、
測定者が熟練を要しなくても、簡単に、個人差なく高精
度のデータを短時間で連続的に得ることができる測定装
置を提供しようとするもので必る。
[発明の構成] 以下、本発明の測定装置につき添付図面に従い詳細に説
明するが、第1図は本発明の測定装置の構成を示すブロ
ック図である。
1はガス容積と圧力を測定する定量部(圧力測定部〉で
あり、定量部1にはバルブ11を介して測定試料容器(
試料セル)2が連結されている。
そして試料セル2は通常、試料を一定温度に保つために
、その少なくとも一部が冷媒槽3に浸漬されている。冷
媒槽3には任意の媒体が一定液面まで供給されており、
試料を所望の温度に調節できるようになっている。
また、定量部1には吸着ガス用のボンベ6と連結可能な
吸着ガスを一定流量で定量部1に連続的に補給するため
のマスフローコントローラー5がバルブ10を介して設
けられている。マスフローコントローラー5は一定質量
をコントロールできるものであり、機械式又は電気式の
いずれでも差し支えないが、1次圧力及び2次圧力の変
動により変らないものが好ましい。
一方、定量部1には脱着ガスを排出するためのマスフロ
ーコントローラー7がバルブ12を介して設けられてい
る。このマスフローコントローラー7は通常、真空ポン
プ8と一体となってあり、両者はバルブ9によって区画
されている。そして、真空ポンプ8とマスフローコント
ローラー7の作用により定流量脱気し定量部1内を真空
にすることができるのである。ここで用いられるマスフ
ローコントローラー7は吸着ガスを供給するためのもの
と同様、機械式のものでも電気式のものでもよい。具体
例としては例えば、大倉電気株式会社製の型式MF20
01AO110D/2 (0,2〜10cm3 /mi
 n)を挙げることができる。
更に、定量部1は当然のことながら、圧力計4と接続さ
れているが、この圧力計としては絶対圧が測定できれば
よいが、通常チャート式レコーダーを有し記録指示を連
続的にできるものが望ましい。
また、脱着ガスを排出するう、インとは別に、測定開始
に当って定量部1内を真空にするための真空ポンプ9を
備えているのが望ましく、この場合、定量部1と真空ポ
ンプ9とはバルブ14により区画されている。
なお、本発明の装置で用いられるバルブ10〜14は例
えば、電磁弁バルブを用いるのがよい。
本発明の装置により吸着質(吸着ガス)の吸着量を測定
するには、先ず、測定試料容器2に何もいれることなく
、バルブ10及び12を閉じた状態で、バルブ11及び
14を開け、真空ポンプ9により定量部1と試料容器2
の系内を真空脱気する。そして、試料容器2を冷媒槽3
に浸漬させ、バルブ11を閉じるとともにバルブ10を
開き既知流量の吸着ガスを定量部1に流し流量が安定化
した後、バルブ11を開けると同時にバルブ14を閉じ
、この時点より圧力と時間の測定を同時に開始する。こ
こで得られる圧力と時間の結果から圧力上昇速度を算出
し、測定系内死容積(すなわち、マスフローコントロー
ラーからバルブ12゜14より右部分の容積)を算出す
る。この測定系内死容積[VS]  (cm’ )は下
式■により求めることができる。
但し、 V (Cm3 /mi n):マスフローコントローラ
ー流量 p−(min−嘗)  ;圧力上昇率 次に、試料容器2に所望の試料を入れ、上記と同様なバ
ルブ操作を順次、行なうことにより、同様に圧力と時間
を同時測定する。この場合、試料の容積により測定系内
死容積に変化を生じるが、この補正方法は例えば、ヘリ
ウムガスなどの非吸着性ガスで前記死容積を測定する方
法、又は、冷媒温度と試料真比重により計算にて求める
方法などの適宜の方法を採用することができる。圧力と
時間の測定結果は通常、チャート式レコーダーにより時
間軸と圧力軸を取って記録するのが望ましく、この場合
には、連続的に測定でき、吸着終点量も飽和圧力の延長
線と吸着上昇曲線の交点により明確に判別することがで
きる。また、勿論、各時間毎に圧力を読み取って記録し
てもよい。そして、この結果より相対圧[P/Po]に
おける吸着量[V (P/Po)]  (cm3 /g
>を求め6が、これは下式■により求めることができる
[V (P/Po)]  (cm3 /q)”    
・・・■ 但し、 t(min)    :圧力2時の時間P(mmHc]
)   :時間を時の圧力po  (mmHQ>:吸着
ガスの飽和圧力W(g)     :試料重量 V (Cm3 /m i n)及びVs (Cm3 >
は前記式■に同じ。
更に脱着量を求めるには完全に吸着ガスが飽和圧力を達
した後、バルブ10を閉じるとともに、バルブ12を開
け、その時点からの圧力と時間を測定することにより求
めることができる。そして、この脱看量は飽和圧力の延
長線と脱着曲線の交点を時間の起点として下式■の関係
となっているので、下式■によりその値を知ることがで
きる。
[V (P/Po)]  (cm3 /q)但し、 V (1)  (Cm3 /g> :相対圧1における吸着量その他は 前記式■及び■に同じ。
V (P/Po)(Cm3 /Q) より比表面積、細
孔容積、C値を求めるには、例えば、従来からの解析法
である、いわゆる[nkly法」 (共立全書出版゛吸
着″慶伊冨長著第6章表面積と細孔分布参照)より求め
ることができる。
[発明の効果] 以上、本発明によれば、測定者の労力が大幅に軽減され
、また、測定者が熟練を要しなくても、正確な結果を再
現性よく簡単に得ることができる3すなわち、従来法で
は各測定点での吸着量のみが測定可能であり、ステップ
バイステップの測定であったため、測定点間の吸着量は
前後の測定点より回帰分析らにより推定する事のみ可能
であったが、本発明では連続測定が可能となったため、
P/PoがCm1までの全ての吸着量を連続的に知る事
が可能なため、解析に必要な測定点を原理的には無限に
読み取る事ができるようになった。
以上により従来法ではステップごとにバルブ操作が必要
であり、必要な測定点を得るには吸着等温線を推定しな
がら、次のバルブ操作による導入圧の決断がつきまとい
、労力と熟練を要したが、本発明では測定開始前のガス
流量、試料重量、死容積を適当に選択するだけで、測定
中は圧力をチャート式記録計に記録すればよく、労力も
熟練も要しない。又、それ故、再現性の良いデータが得
られる。
[実施例] 実施例1 第1図に示す機構を有する本発明の測定装置を用いて、
市販品のシリカゲルを試料として、窒素ガスを次の一定
流量に設定し圧力と時間の関係を測定し、その結果を塁
に上記式■〜■により吸着量を求めた結果を第1表に示
す。
ガス流!    1 、00cm3 /min  窒素
ガス死容積    45.20m3 試料重量   0.6315CJ 測定時間   3時間24分 冷媒     液体窒素 なお、この測定により求められたシリカゲルの吸着等混
線を第2図に示す。
また、参考のため、従来法の窒素吸着法(Inkley
法)により同じ試料を測定した結果を第1表に併記する
が、本発明の装置を用いた場合の結果とほぼ一致してい
ることが明らかである。なお、従来法の測定条件は次の
通りでおった。
ガス     窒素 試料重量   0.1258 (g> 測定点の数  32点 測定時間   約12時間半 第1表 実施例2 実施例1の方法において、再現性を調べるために同様の
試料を用いて、5回の繰返しテストを実施した場合の結
果を第2表に示す。
なお、この測定における細孔径分布図@2つ重ねて書い
た図を参考のため第3図に示す。
第2表 第2表の結果より、各測定結果はいずれも近似のもので
あり、再現性の高いデータであることが判る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の測定装置の機構を示すブロック図であ
り、第2図は実施例1.2で測定した試料の吸着等温線
であり、第3図は実施例2で測定した2つの細孔径分布
図を重ね書きした図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 等温ガス吸着・脱着により粉体の比表面積、細孔容
    積又は細孔径分布を測定する装置において、測定試料容
    器と連結された定量部に吸着ガスを一定流量で補給し脱
    着ガスを排出するためのマスフローコントローラー及び
    圧力計を連結したことを特徴とする自動測定装置。
JP11391885A 1985-05-27 1985-05-27 自動測定装置 Pending JPS61271439A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05180750A (ja) * 1991-01-22 1993-07-23 Minoru Takeuchi 細孔分布測定装置
JP2007101374A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Yokogawa Electric Corp ガス吸着を用いた測定装置および測定方法
JP2011090015A (ja) * 2011-02-09 2011-05-06 Yokogawa Electric Corp ガス吸着を用いた測定装置および測定方法

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JPS5965241A (ja) * 1982-10-06 1984-04-13 Shokubai Kasei Kogyo Kk 細孔分布解析装置
JPS61102538A (ja) * 1984-10-23 1986-05-21 オミクロン・テクノロジ−・コ−ポレイシヨン 固体により吸着または固体から脱着される気体の量を決定するための方法および装置

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