JPS61271073A

JPS61271073A - スクリ−ンバスケツトが２個の部分に分割されたチツプ用篩

Info

Publication number: JPS61271073A
Application number: JP60108055A
Authority: JP
Inventors: ロルフ　ツウハ
Original assignee: Rauma Repola Oy
Current assignee: Repola Oy
Priority date: 1984-01-04
Filing date: 1985-05-20
Publication date: 1986-12-01
Also published as: FI840020A0; FI68988B; FI840020A; FI68988C; US4647370A; SE8500021D0; SE8500021L; DE3447623A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発ＢＡは、スクリーンバスケットが２個のバスケット
部分に分割され、これらのバスケット部分が相互にカウ
ンターバランスし、また相互に連結され、垂直方向に位
置決めされたクランク軸のような回転機械部材によって
作動されるよう構成されたチップスクリーンに関するも
のである。

（従来の技術）木材チップを篩（ふるい）によって選別する場合、篩別
運動を高速で行なわせることが次の２つの理由から求め
られるすなわち、（１）篩別能力を増大させるため、（２）　　スクリーン面を開放状態に保持するため。

木片やその破片がスクリーン面の孔に詰まることによっ
て、また、樹脂、水分、雪等を含むのこ屑が最小孔を有
するスクリーン面に詰まジ、篩の内面に堆積することＫ
よってスクリーン面を開放状態に維持することをさらに
困難にしている。十分迅速な篩別運動によって、上述し
た欠点を相当軽減することができ、これＫよｐ篩の能力
全間接的に増大させることができる。

他の目的は、篩の寸法における一定の増大である。

チップを篩によって篩別する場合、通常は、篩別運動を
水平面内で行なわせ、この運動中、スクリーン面を前方
に僅かに傾斜させている。

例外を除いて、はとんど、現在のチップ用篩にはカウン
ターウェイトが。

篩別運動金カウンターバランスさせるために、あるいは
ま次、カウンターウェイトを回転させることによって篩別運動
を生ぜしめるために設けられている。

篩による篩別の念めに必要な運動は、スクリーンバスケ
ット内で回転する垂直方向機械部材（軸、クランク軸そ
の他同様部材）によって発生される。

（発明が解決しようとする問題点）篩による篩別運動の最高速度は、原則として、関連の機
械部材の軸受上に作用する質量力によって制限される。

これらの質量力のあるもの（例、ｔば、スクリーンバス
ケットの水平力）は不可避的なものであるが、あるもの
（例えば、カウンターウェイトの水平方向および垂直方
向力）は不可避的なものではない。

本発明の目的は、上述し念カウンターウェイトの使用を
止め、これに代り、スクリーンパスケラ）ｔ−２個のバ
スケット部分に分割し、両バスケット部分を相互にカウ
ンターバランスさせ、これによって上述し几質景力全低
減しようとするものである。

（問題点を解決するための手段）本発明による篩は、主として、バスケット部分の一方の
一部を他方のバスケット部分の重心よフ上方位置に設け
、他の一部を他方のバスケット部分の重心よフ下方位置
に設は次ことを特徴とする、本発明の好適実施例では、両バスケット部分を２本の支
持ロープによってそれぞれ支持し、これによって一方の
バスケット部分の一方の支持ロープを他方のバスケット
部分の一方の支持ロープに節点で支持されたバランスを
介して連結する。軸受によって支承されたクランク軸を
両バスケット部分の水平重心面に対して対称的に位置さ
せるのが特に有利である。

バルプ工業分野においては、木材の樹皮はぎ、チップ形
成および篩別ラインで、１個の樹皮はぎドラム、チッパ
−および篩だけを具えるラインによって最大能力を得る
ことが目的とされている。樹皮はぎドラムおよびチッパ
−に関しては、上述し九要望に沿って改良されてきてい
るが、チップの篩による篩別に関しては、連結用コンベ
ヤーが設けられた数個の篩が依然として用いられている
。かかる篩別装置は、高価で、複雑であるとともに多く
の空間を必要とする。

関連する能力は、単位時間当り処理チップ量で測定して
、ａＯＯ〜１０００立方米に相当する。

これに対応する篩は大きな寸法（スクリーン面の面積で
３０〜５５ｍ”）　ｔ−必要とし、ま友、高回転速度（
２００〜２５０　ｒ、　ｐ、　ｍ−）全必要とし、この
結果、スクリーンの軸受は上に高質量力が作用する。

（発明の効果）本発明による篩においては、下記の３つの手段によって
篩の個々の軸受上に作用する力を低減し友。すなわち、５００〜１０ｏｏｋｇの重量のカウンターウェイトの使
用を止めることによって、スクリーンバスケット全２個
の互にカウンターバランスするバスケット部分に分割し
てカウンターバランスに換え、そのバスケット部分にお
いて力の作用点およびバスケット部分の重心に関する下
記の条件が効果音も几らす、４本の支持ロープによる自己バランス系によりバスケッ
ト部分を支持することＫよってクランク軸のジャーナル
軸受における軸線方向力を打ち消す。

軸受によって支承されているクランク軸をバスケット部
分の水平重心面に対して対称的に位置させることによっ
てクランク軸の４個の軸受に質量労金一様に分布させる
。

（実　施　例）次に、本発明を添付図面につき詳細に説明する、第１図は従来の便宜的チップ用篩を示す。図示の従来の
チップ用篩では、カウンターウェイト４および５が設け
られた垂直軸６がスクリーンパケット１の中心に軸受２
および５によって取付けられ、スクリーンバスケット上
に支持され友駆動機構７によって垂直軸６が作動される
よう構成されている。スクリーンバスケットは、その隅
角部において、４本の支持ロープ８によって支持されて
おり、スクリーン面９．１０および１１と閉止面１２と
が設けられている。スクリーン面の孔の寸法は下方に行
くにし念がって小さくなっており、最下段に閉止面が設
けられている。

垂直軸６が回転する際、スクリーンバスケット１は円運
動し、この運動においてスクリーンバスケット１および
カウンターウェイト４および５は互にカウンターバラン
スする、これは円滑表作動状態であり、スクリーンバス
ケット１の重心は軸６上にあフ、カウンターウェイト４
および５の共通重心と同じレベルにある。

本発明においては第２図で示すように、第１図に示す従
来の篩におけるカウンターウェイト４および５０代りに
一体構造のバスケット部分１４を設け、他のバスケット
部分１３は従来構造のスクリーンバスケット１で構成す
る。従来の篩の垂直軸６０代りにクランクシャフト１５
がバスケット部分１３に軸受２および５によって取付け
られ、バスケット部分１４に軸受１６および１７によっ
て取付けられている。クランク軸１５はバスケット部分
１４に支持された駆動機構７によって作動される、スク
リーン面１０および１１がバスケット部分１！１内に設
けられ、スクリーン面９および閉止面１２がバスケット
部分１４内に設けられている。スクリーン５ｉＪｔはバ
スケット部分１５の上方に位置し、閉止面１２はバスケ
ット部分１３の下方に位置している。

上述の構成において、クランク軸１５を介してバスケッ
ト部分１３に取付けられているバスケット部分１４は剛
性材の連続構造であり、バスケット部分１３の上下に延
長している。

クランク軸１５がバスケット部分１３および１４の両方
に対して軸線方向く拘束されてジャーナル軸受けされて
いる場合には、バスケット部分１３および１４によって
形成され次スクリーンバスケット組合体線垂直方向に完
全に剛性体である。これに反し、水平百円において、ク
ランク軸１５ｉｊバスケット部分１３およヒ１４の自由
な篩別運動を許しても、しかし、ジャーナル軸受は点の
周りの有害な回転運動をも生ぜしめる。かかる有害な回
転運動は、各バスケット部分金少なくとも１本の支持ロ
ープによって支持することＫより防止される。

上述したところから明らかなように、ノ（スケット部分
１３および１４よりなるスクリーンバスケット金、その
重心の安定性を考慮に入れて、第５図に示すように、最
小で、３本の支持ロープによって（例えば、バスケット
部分１５を１本のロープ１８によって、バスケット部分
１４を２本のロープ１９によって）支持することもでき
る。

バスケット部分１３および１４によってクランク軸１５
の軸受上に生ずる垂直方向力は、第４図に示すように、
４本の支持ロープによってバスケット部分全支持するこ
とによって防止することができる。これによって、ノく
スケット部分１５は２本の支持ロープ１８によって重心
に対して対称的に支持され、対応して、ノくスケット部
分１４は２本の支持ロープ１９によって支持され、これ
によって対のロープ１８および１９が互に対し交差して
配置されている。ロープ力を平衡させる几め、ロープ１
８の一方およびロープ１９の一方はバランス２０によっ
て相互に連結され、バランス２０の平衡の条件に基づい
て適当に選択され念関箪点２１においてバランス２０は
支持されている。

バスケット部分の広い面積の構造の之め、バスケット部
分の荷重を数個の正確に調整し念支持ロープ間に均等に
分布させることもできる。

上述とは相違して、クランク軸１５が１個のバスケット
部分に対して軸線方向に自由である場合には、支持ロー
プの長さがバスケット部分１３および１４の相対的垂直
方向位置を決定し、この場合、クランク軸１５のジャー
ナル軸受は作用には軸方向力が全く作用しない。

対称的円形篩別運動が反作用なしに行なわれるｔめの理
論的条件は次の通りである。

（１）　　チップが入っ几バスケット部分１３０重心が
軸受２および５によって決定される垂直線上にあり、こ
れに対応して、バスケット部分１４の重心は軸受１６お
よび１７によって決定される垂直線上にあり、これらの
両重心は同じ水平面上にある。

（２）　　チップが入ったバスケット部分１３および１
４の篩別運動を生ぜしめるｔめに必要な力は関連するバ
スケット部分の重心に指向される。

一方において、軸受２および３が、他方において軸受１
６および１７が、垂直方向において上述の重心に対して
相対的対称的に位置している場合には、軸受２，３．１
６および１７上に作用する半径方向力は同じ強さである
。

実際上、上記セクション（１）および（２）　において
述べた重心の法則は、例えば、チップ荷重の変化のため
に、完全に当てはめることはできない。

しかし、誤差をできるだけ小さくして篩の作動に害がな
いようにすることができ、例えば、センナメートルで宍
わして、セクション（１）において限定された垂直線か
らバスケット部分の重心までの水平距離を１最大で、バ
スケット部分の重量（トン）の３０倍とすることができ
、また、バスケット部分の共通重心から特定のバスケッ
ト部分の重心までの垂直方向距離をバスケット部分の重
量（トン）の最大で５倍とすることもできる。

（図面の簡単な脱刷第１図は従来の篩の線図的側面図、第２図は本発明によるスクリーンの線図的側面図、第５図は本発明によるスクリーンバスケットのサスベン
ジ１ンの１態様全示す線図的斜視図、第４図は本発明に
よるスクリーンバスケットのサスベンジ１ンに対する第
２の実施態様を示す線図的斜視図である。

１・・・スクリーンバスケット２．５・・・軸受４．５・・・カウンターウェイト６・・・垂直軸　　　　　７・・・駆動機構８・・・支
持ロープ９、１０．１１・・・スクリーン面１２・・・閉止面

Claims

【特許請求の範囲】

（１）スクリーンバスケットが２個のバスケット部分（
１３、１４）に分割され、これらのバスケット部分が互
にカウンターバランスして互に連結され、垂直方向に位
置決めされたクランク軸（１５）等の回転部材によって
作動され、一方のバスケット部分（１４）の部分（９）
が他方のバスケット部分（１３）の重心より上方位置に
設けられ、バスケット部分（１４）の他の部分（１２）
が他方のバスケット部分（１３）の重心より下方位置に
設けられていることを特徴とするスクリーンバスケット
が２個の部分に分割されたチップ用篩。
（２）一方のバスケット部分（１３）が少なくとも１本
の支持ロープ（１８）によって支持され、他方のバスケ
ット部分（１４）が少なくとも２本の支持ロープ（１９
）によって支持されていることを特徴とする特許請求の
範囲第１項に記載のチップ用篩。
（３）両バスケット部分（１３、１４）が２本の支持ロ
ープ（１８、１９）によって支持され、一方のバスケッ
ト部分に対する一つの支持ロープ（１８）が他方のバス
ケット部分に対する一つの支持ロープ（１９）にバラン
ス（２０）を介して連結され、このバランスがその節点
（２１）において支持されていることを特徴とする特許
請求の範囲第２項に記載のチップ用篩。
（４）バスケット部分（１３、１４）の重心が実質的に
同じ水平面上にあることを特徴とする特許請求の範囲第
１〜３項のいづれか１項に記載のチップ用篩。
（５）バスケット部分（１３、１４）の篩別運動を生ぜ
しめるために必要な力が関連のバスケット部分の重心に
指向されるよう構成してなることを特徴とする特許請求
の範囲第１〜４項のいづれか１項に記載のチップ用篩。
（６）軸受（２、３；１６、１７）によって支承された
クランク軸（１５）がバスケット部分（１３、１４）の
水平重心面に対して対称的に位置されていることを特徴
とする特許請求の範囲第１〜５項のいづれか１項に記載
のチップ用篩。