JPS61270985A - 固体撮像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ産業上の利用分野 本発明は固体撮像装置に関し、例えばＣＯＤ、ＭＯＳな
どの固体撮像素子を用いた固体を層像装置に通用して好
適なものである。

Ｂ発明の概要 本発明は、点拡散関数をもつ光学的フィルタを撮像レン
ズ系及び緑色チップ、青色チップ及び赤色チップを有す
る固体撮像チップ間に挿入してなる固体撮像装置におい
て、光学的フィルタが周波数位置（ｆｓ＝１、ｆＶ　＝
ｏ）、（１≦「３≦２、ｆｖ−０）を通るトラップ直線
を形成することにより、ベースバンド成分を減衰させる
ことなく、不要なキャリア成分を有効に除去し得る固体
撮像装置を容易に得ることができる。

Ｃ従来の技術 固体撮像装置は、例えばＣＣＤ　（ｃｈａｒｇｅ　ｃｏ
ｕｐｌｅｄ　ｄｅｖｉｃｅ）、Ｍ　ＯＳ　（ｔｓｅｔａ
ｌ　ｏｘｉｄｅ　ｓｅｍｉｃｏｎｄｕｃｔｏｒ）などの
固体撮像素子を２次元平面上に格子状に配列することに
より、撮像レンズ系から取り込まれた映像を離散的にサ
ンプリングするような構成を有し、小型カラーテレビジ
ョンカメラ等に適用して好適な撮像手段として実用化さ
れている。

ところがこの種の固体撮像装置は原理上、映像を２次元
的に規則性をもつように配列した３原色画素によって２
次元的なサンプリングを行うものであるので、サンプリ
ング出力は、各画素を構成する撮像素子間のピッチに基
づいて決まる水平方向周波数「８及び垂直方向周波数ｒ
、に基づいて、ベースバンドのキャリア周波数に対して
所定の周波数位置にキャリア周波数成分を有する空間周
波数スペクトラムをもつことになる。

これらのベースバンド成分以外のキャリア成分は、これ
をそのまま放置すれば、サンプリング出力に基づいて画
像を再現した際に、モアレ、クロスカラー現象などの悪
影響を生ずる原因になるので、ベースバンド成分以外の
キャリア成分を除去することが望ましい。

この問題を解決する方法として、水晶板の複屈折作用を
利用して、撮像レンズ系から到来する光を、点拡散関数
に基づいて光学的に７本又は８木に分離することによっ
て、空間スペクトラム内にトラップを形成することがで
きるようにした光学的ローパスフィルタが特願昭５９−
２０５０３号明細書に開示されている。

この特願昭５９−２０５０３号明細書に開示の光学的フ
ィルタは、第７図に示すように１枚のチップで構成され
た固体撮像チップ及び撮像レンズ系間に挿入される。固
体撮像装置は、水平方向（Ｈ方向）にピッチＰ、（例え
ば１７〔μｍ））間隔で固体撮像素子（例えばＣＣＤイ
メージセンサ）を順次配列すると共に、垂直方向（Ｖ方
向）にピッチＰ。

（−１３（μｍ））間隔でＣＣＤイメージセンサを配列
している。

ここでＣＣＤイメージセンサによって構成される画素群
は、緑色素子ＩＧに対して１１方向に隣り合うように青
色素子ＩＢが設けられ、またＶ方向に隣り合うように緑
色素子２Ｇが設けられる。また緑色素子２Ｇに対してＨ
方向に隣り合う位置かつ青色素子ＩＢに対して■方向に
隣り合う位置に赤色素子２Ｒが設けられている。かくし
て４つの素子ＩＣ，ＩＢ、２Ｇ、２Ｒの組が以下順次Ｈ
方向及びＶ方向に順次配列され、これにより２次元の固
体撮像素子パターンが形成されている。

Ｄ発明が解決しようとする問題点 このような構成の固体撮像装置によって撮像レンズ系か
ら到来する映像をサンプリングすると、サンプリング出
力は、第８図に示すような空間周波数スペクトラムをも
つ。第８図において横軸及び縦軸はそれぞれＨ方向及び
Ｖ方向の画素ピッチＰ、及びＰ、に基づいてｐ　ｙ　ｖ
　／　２π及びＰＸｕ／２πの式によって正規化した数
値として示されており、また各周波数位置における矢印
Ｒ，Ｇ、Ｂはそれぞれ赤色、緑色、青色信号のキャリア
成分の位相を示している。

第８図から明らかなように、第７図の構成の固体撮像装
置から得られるサンプリング出力は、Ｈ方向の周波数位
置ｒ８＝０．１／２．１・・・・・・及び■方向の周波
数位置ｆ、＝０．１／４．１／２．３／４・・・・・・
の周波数位１にキャリア成分をもっている。

そのうち周波数位置（ｆＸ＝Ｏ１ｆ、＝Ｏ）にベースバ
ンド成分が生ずるのに対して、それ以外の周波数位置に
生ずるキャリア成分は、不要な信号成分であり、被撮像
対象によっては、このサンプリング出力を再現したとき
の画像の画質を劣化させる原因になるおそれがある。

例えば周波数位置（ｆ、＝ｌ、ｆ、＝Ｏ）の位置を中心
として生ずるキャリア成分は、被撮像対象が垂直方向に
延長する白黒のストライブからなる細かい縞模様をもっ
ている場合には、映像出力信号の再生画像にモアレを生
じさせる。

また周波数位置＜ｒＸ−１／２　、ｒ、−０）を中心と
して生ずるキャリア成分は、被撮像対象がやや荒い縦方
向のストライブをもつときに、緑色及びマゼンタについ
てクロスカラー現象を生じさせる。

さらに周波数位置（ｆｘ−０、ｆｙ＝１）を中心として
生じるキャリア成分は、被撮像対象が細かい横方向のス
トライブをもつ場合に、モアレを生じさせる。

さらに周波数位置（ｆＸ−０、ｆｙ−１／２）の位置を
中心として発生するキャリア成分は、垂直のエツジにフ
リッカを生じさせる。

従って周波数位置（ｆｌｌ−０、ｒ、−０）以外の周波
数位置に生ずるキャリア成分を、ベースバンド成分を減
衰させることなく除去し得るようなフィルタ手段を得る
ことができれば、固体撮像装置から得た映像信号に基づ
いて再現性良く被撮像画像を再現できると考えられる。

特願昭５９−２０５０３号明細書に記載の光学的ローパ
スフィルタは、かかる問題を光学的手段によって解決し
ようとしたもので、その構成上の原理は、第９図に示す
ように、光学軸を含む主要面の水平走査方向（Ｈ方向）
に対してなす角度が、互いに４５＃ずつ変化してなる３
枚の水晶板１１，１２．１３をその順序に積層して互い
に貼り合わせ、第１の水晶板１１側から紙面に対して直
交する下方位置から撮像レンズ系を通して得られる光を
入射し、この入射光が第１の水晶板１１、第２の水晶板
１２、第３の水晶板１３を順次通って固体撮像チップに
出射させる。

ここで第１９水晶板１１は光学軸を含む主要面１４がＨ
方向に対して＋４５°の角度になるように設定され、ま
た第２の水晶板１２は主要面１５がＨ方向と一致するよ
うな角度になるように設定され、さらに第３の水晶板１
３は主要面１６がＨ方向に対して一４５″の角度になる
ように設定されている。

このようにすれば第１の水晶板１１において入射光線か
らその１／２の光量を有する常光線Ｏ１及び異常光線ｅ
１が得られ、異常光線ｅｌが常光線０．に対して＋４５
°の方向に水晶板１１の厚さに対応する距離だけ分離さ
れる。かくして２本の分離光線が得られる。

この常光線０．及び異常光線ｅ、はそれぞれ第２の水晶
板１２に入射され、この第２の水晶板１２において、各
入射光線からその１／２の光量を有する常光Ｈｏｔ及び
異常光！＃ｅｚが得られ、異常光線ｅ２が常光線Ｏ１に
対してＨ方向に水晶板１２の厚さに対応する距離だけ分
離される。かくして４本の分離光線が得られる。

また常光線０８及び異常光線ｅ８はそれぞれ第３の水晶
板１３に入射され、この第３の水晶板１３において、各
入射光線からその１／２の光量を有する常光線０．及び
異常光線ｅ３が得られ、異常光線ｅ、が常光′ｌｓｏ　
ｓに対して一４５°の方向に水晶ＩｔＩｉ１３の厚さに
対応する距離だけ分離される。

かくして８本の分離光線が得られる。

このようにして第３の水晶板１３から得られる８本の分
離光線が固体撮像チップに出射される。

ここで第１及び第３の水晶板１１及び１３における異常
光線ｅ、及びｅ、の分離距離を２Ｐ、／２に選定し、か
つ第２の水晶板１２における異常光線ａｔの分離距離を
Ｐ９に選定すれば、３つの水晶板１１．１２．１３の異
なる光路をそれぞれ通って出射する８本の分離光線は第
１０図に示すように、被撮像体からの入射光の入射位置
に得られる光線ｏ、ｏ□Ｏ８に対してＨ方向にＰＸずつ
離れた位置に光線０，６オ０．及び８．　　ｏｔ　ｆ３
３が重複して出射する。また、基準位置の光線０゜０！
０．からＨ方向に対して＋４５″及び−４５°の方向で
、かつ光ｎｏ＋ｏｚｏ３及びｏ’、ｅ、０３、ｅ、ｏ□
ｅ１間のほぼ中央位置に、それぞれ光線８、Ｏｇ　０３
及びｏ、Ｏｘ　ｅ３が出射する。さらに光線ｅ、Ｏ！　
０３及びｏｌｏｚｅ３からＨ方向にＰｘだけ離れた位置
（すなわち、光線０．６ｇ０３　、ｅｌ　Ｏ２ｅ３と−
ｅ、ｅｇ　　ｅ３との間のはぼ中央位置）から光’４１
Ａ　ａｔ　＠ｚ　Ｏ＊及びＯ，ｅ。

ｅ、が出射するような関係が得られる。

このようにすることによりＨ方向の周波数位置ｆ８−・
・・・・・−２、−１，１，２・・・・・・を通る正及
び負の傾斜をもつトラップ線と、周波数位置ｆ、＝１／
２を通るＶ方向のトラップ線とを形成させることができ
る。その結果周波数位置（ｆ、−０、ｆ、−０）にある
ベースバンド成分に有害な減衰を与えないようにしなが
ら、その他の周波数位置に発生するキャリア成分をトラ
ップし得る光学的フィルタを得ることができる。

本発明は以上の点を考慮してなされたもので、上述の原
理構成に基づいて、３枚のチップ（すなわち赤色チップ
、緑色チップ、青色チップ）を有する固体撮像チップに
対して実用的なトラップ効果をもつ固体撮像装置を提案
しようとするものである。

Ｅ問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、固体撮
像チップ２１の水平方向（Ｈ方向）に対して、＋４５″
′の方向へ常光線０．及び異常光線ｅ。

を分離する第１の水晶板１１と、水平走査方向と平行に
常光線ｏ２及び異常光線ｅ２を分離する第２の水晶板１
２と、水平方向に対して、−４５”の方向へ常光線０．
及び異常光線ｅ、を分離する第３の水晶板１３とを有し
、第２の水晶板１２が中間に位置するように、第１の水
晶板１１、第２の水晶板１２、及び第３の水晶板１３が
積層配置されてなる光学的フィルタを具え、入射光を点
拡散して固体邊像チップ２１に入射するようになされた
固体撮像装置において、固体盪像チップ２１は、緑色チ
ップ２１Ｇ、青色チップ２１Ｂ及び赤色チップ２１Ｒを
積層してなり、光学的フィルタは、サンプリング出力の
空間周波数スペクトラムに含まれる周波数位置Ｃｒ５＝
１、ｆＶ−０）を通り、かつ正及び負の傾斜をもつ第１
及び第２のトラップ直線Ｌ　（１）　、Ｒ（１）と、周
波数位置（１≦ｆｓ≦２、ｆ＊−ｏ）を通って垂直走査
方向（Ｖ方向）に沿って延長する第３のトラップ直線Ｔ
Ｒ（２）とを形成するようにする。

Ｆ作用 光学的フィルタは、点拡散関数を有することにより、１
点に入射した光線に基づいて８本の拡散光線を得ること
ができ、これによりサンプリング出力の空間周波数スペ
クトラム上に、周波数位置（ｒｓ−１、ｆｖ−０）を通
る正及び負の傾斜をもつ第１及び第２のトラップ直線Ｌ
　（１）　、Ｒ（１）を形成し得ると共に、周波数位置
（１≦ｆ３≦２、ｆｖ−０）を通って垂直走査方向に沿
って延長する第３のトラップ直線ＴＲ（２）を形成する
。

かくして周波数位置＜ｒｓ−ｏ、ｒｖ　＝ｏ＞にあるベ
ースバンド成分を減衰させることなく、不要なキャリア
成分を有効に除去してなる固体撮像装置を容易に実現す
ることができる。

Ｇ実施例 以下図面について本発明の一実施例を詳述する。

この場合固体撮像装置の固体撮像チップ２１は、第４図
に示すように、３原色信号Ｇ、Ｂ、Ｒに対応する３枚の
チップ２１Ｇ、２１Ｂ、２１Ｒを互いに重ね合わせた構
成を有する。

緑色チップ２１Ｇは、第５図（Ａ）に示すように、Ｈ及
びＶ方向にそれぞれピッチＰ、ｔだけ離れた位置に順次
ＣＯＤイメージセンサＩＭＧを格子状に配列した構成を
有する。また青色チップ２１Ｂ及び赤色チップ２１Ｒも
同様にして、第５図（Ｂ）及び（Ｃ）に示すように、そ
れぞれＣＣＤイメージセンサＩＭＢ及びＩＭＲを順次格
子状に配列した構成を有する。

これらのチップ２１Ｇ、２１Ｂ、２１Ｒは第６図に示す
ように、緑色チップ２１ＧのイメージセンサＩＭＧの間
に、青色チップ２１Ｂ及び赤色チップ２１Ｒのイメージ
センサＩＭＢ及びＩＭＲが介挿するような位置関係をも
つように互いに積層されている。

また光学的フィルタは第９図について原理構成を上述し
たと同様にして、Ｈ方向に対して＋４５６の角度位置に
主要面１４を有する第１の水晶板１１と、Ｈ方向に主要
面１５を有する第２の水晶板１２と、Ｈ方向に対して一
４５°の主要面１６を有する第３の水晶板１３とで構成
されており、第１及び第３の水晶板１１及び１３の異常
光線ｅ１及びｅ、の移動距離Ｐ２が、 に選定されている。

しかしこの実施例の場合は、第２の水晶板１２の異常光
線ｅ２の分離距離Ｐ、が、Ｈ方向の逼像素子ピッチＰ８
に対して、 に選定されている点が相違する。

かくして３枚の水晶板１１．１２．１３をそれぞれ通過
する常光線ｏ、、　　ｚ、ｏｓによって得られる出射光
０．ｏ、ｏ３が得られる位置を基準に考えたとき、各光
線間のピッチは、第１図に示すように、Ｈ方向に間隔り
、、 ＤＨ−ＰＩ　　　　　　　　　　　　・・・・・・（３
）になるのに対して、垂直方向に間隔ＤｖＤｖ　−２Ｐ
Ｉ　　　　　　　　　　　−−−−−−（４）になる。

すなわち基準位置には水晶板１１の常光’ｔｌＡ　ｏＩ
ｓ水晶板１２の常光線０！及び水晶板１３の常光線０３
でなる第１の光線ｏ、Ｏ，Ｏ＝が得られる。

水晶板１１の異常光線ｅ、は、基準位置から＋４５°の
方向に分離距離Ｐ８だけ分離きれ、これにより水晶板１
２及び１３から得られる常光ｗＡｏｔ及び常光線Ｏ５に
よって、基準位置からＨ及び■方向に２ＤＨ及びＤｖだ
け離れた位置に、第２の光線ｅｌ、　　Ｏｘ　ｏ３が得
られる。

水晶板１１の異常光線ｓ、及び水晶板１２の異常光線ｅ
、が水晶板１３において常光線０．として出射すると、
この第３の光線ｅｉ　　ｅｔｏ、、は光線ｅ、ｏｚ　ｏ
、の位置からＨ方向にり、たけ移動した位置に生ずる。

水晶板１１の異常光線ｅ、及び水晶板１２の常光！＋ｌ
ｊ１０ｍが水晶板１３の異常光線ｅ、として出射すると
、この第４の光線ｅ、ｏ、ｅ、は光線ｅ。

０ｔＯ１から一４５″の方向に分離距離Ｐ８だけ離れた
位置に生ずる。これにより光線０．ｏｔ　ｅ３は基準位
置からＨ方向に４ＤＨだけ移動した位置に生ずる。

水晶板１１の異常光線ｅ１及び水晶板１２の異常光線ａ
＝が水晶板１３の異常光線ｅ、として出射すると、この
第５の光線ｅ、ｅｚ　６．は光線ｅ、ｅｘ　ｏ、の位置
から一４５″の方向に分離距離Ｐ８だけ移動した位置に
生ずる。これにより光線ｅ、６ｇ　８ｊは光線ｅ、Ｏｘ
　ｅ３からさらにＨ方向にＤＨだけ移動した位置に生ず
る。

水晶板１１の常光線ＯＩ及び水晶板１２の異常光線８つ
が水晶板１３の常光線０．として出射すると、この第６
の光線ｏｌ　　ｅｚ　ｏ３は、基準位置を通るＨ方向の
線上において基準位置からＤＨだけ移動した位置に生ず
る。

水晶板１１の常光線Ｏ１及び水晶板１２の常光線ｏ２が
水晶板１３の異常光線ｅ、として分離されると、この第
７の光線ＯＩ　Ｏ□ｅ３は、基準位置から一４５°の方
向に分離距離Ｐ２だけ離れた位置に生ずる。これにより
光線ｏ、ｏ□ｅ３は基準位置からＨ方向及びＶ方向に２
Ｄや及びＤｖだけ移動した位置に生ずる。

水晶機工１の常光線ｏ、及び水晶板１２の異常光線＋３
ｔが水晶板１３の異常光線ｅ、として分離されると、こ
の第８の光’ｉｌＡ　０１　１３ｇ　　ｅｓは、光線０
、ｅｇ　ｏ３の位置から一４５″の方向に分離距離Ｐ２
だけ分離された位置に生ずる。これにより光線ｏ、ｅ、
ｅ３は光線０１　　ｏ、ｅ、からＨ方向にＤＨだけ移動
した位置に生ずる。

このようにして被盪像体から基準位置に入射した入射光
線に基づいて８本の光線が第１図の位置関係に拡散され
て１／８の光量をもちながら水晶板１３から出射すると
、固体撮像チップ２１　（第４図）から送出されるサン
プリング出力は、第２図に示すように、空間周波数スペ
クトラムに含まれるベースバンド成分以外のキャリア成
分に対するトラップ特性を呈する。

すなわち上述の光学的ローパスフィルタは、第８図に対
応させて第２図に示すように、サンプリング出力に含ま
れる空間周波数スペクトラムの分布に対して、トラップ
直線・・・・・・Ｌ（−１）、Ｌ（１）　、Ｌ　（３）
・・・・・・と、トラップ直線・・・・・・Ｒ（−１）
　、Ｒ（１）　、Ｒ（３）−・−と、■方向に平行に延
長するトラップ直線ＴＲ（２）とを発生する。

トラップ直線・・・・・・Ｌ（−１）、Ｌ（１）、Ｌ（
３）・・・・・・は、それぞれ周波数位置・・・・・・
（−１，０）、（１，０）、（３、Ｏ）・・・・・・を
通る負の勾配をもつ平行線でなり、またトラップ直線・
・・・・・Ｒ（−１）　、Ｒ（１）　、Ｒ（３）・・・
・・・は順次周波数位置・・・・・・（−１，０）、（
１，０）、（３，０）・・・・・・を通る正の勾配を有
する平行線でなる。かくしてトラップ直線・・・・・・
Ｌ　（−１）、Ｌ　（１）、Ｌ　（３）・・・・・・、
及び・・・・・・Ｒ（−１）、Ｒ（１）、Ｒ（３）・・
・・・・は互いに交差するように延長することにより、
空間周波数スペクトラム上に、周波数位置Ｃｒｓ　”０
、ｆｖ＝ｏ）を中心にして対称的に展開する多数のひし
影領域を形成することになる。

また第３のトラップ直線ＴＲ（２）は周波数位置（ｆ３
　＝２、ｆＶ−０）を通りかつＶ軸と平行に延長し、か
くして周波数位置（ｆｓ＝１、ｆｖ＝０）より高い周波
数ｆ、の位置にＶ軸方向に沿って展開しているひし影領
域を横切るようなトラップ直線を形成する。

その結果サンプリング出力に含まれる不要なキャリア成
分に対するトラップ効果は第３図に示すように、周波数
位置（ｆｓ＝ｘ、ｆｖ−０）においてトラップ直！Ｌ　
（１）及びＲ（１）によって２重にトラップ効果を受け
ることにより、当該周波数位置におけるキャリア成分を
充分に除去することができる。また周波数位置（ｆｓ−
０，ｆｖ−１）近傍に発生する不要キャリア成分につい
て、トラップ直線Ｌ（１）及びＲ（−１）が近傍位置に
おいて交差することにより、２重にトラップ効果を受け
て、当該キャリア成分を充分に除去し得る。

これに加えてトラップ直１！ＴＲ（２）がＶ軸と平行に
形成されることにより、周波数位置（ｒｓ−２、ｆｖ”
”０）、（ｆｓ”’２、ｆＶ−１／２）、（ｆｓ”２、
ｒｖ−ｉ）に発生する不要キャリア成分をトラップ直線
ＴＲ（２）によって存効に除去し得る。

なお上述においてはトラップ直線ＴＲ（２）を周波数位
置（ｆｓ−２、ｔＶ−Ｏ）の位置に発生させるようにし
たが、この、周波数位置は、必要に応じて次式 ％式％（５） のようにｆ３−１〜２の間に任意に選定してもよい、こ
のトラップ直線ＴＲ（２）の位置の調整は、第２の水晶
板１２による異常光線の分離距離Ｐ。

を調整することによって容易に達成し得る。

Ｈ発明の効果 以上のように本発明によれば、周波数位置（ｆ、−０、
ｒｖ　＝Ｏ）にあるベースバンド成分を減衰させること
なく、それ以外の不要なキャリア成分を有効に除去し得
る固体撮像装置を容易に得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による光学的フィルタの構成を示す路線
図、第２図及び第３図はその空間周波数トラップ特性を
示す特性曲線図、第４図〜第６図は固体撮像チップの構
成を示す路線図、第７図は従来の固体撮像チップの構成
を示す路線図、第８図はそのサンプリング出力の空間周
波数特性を示す特性曲線図、第９図は光学的フィルタの
原理構成を示す路線図、第１０図は第９図の光学的フィ
ルタの点拡散関数によって拡散された光線の位置関係を
示す路線図である。 １１．１２．１３・・・・・・水晶板、２１・・・・・
・固体撮像チップ、２１Ｇ、２１Ｂ、２１Ｒ・・・・・
・緑色、青色、赤色チップ。 四　Ｔ四　四　口 ぐ 宗も来の光営泊９フィルタ０貞ｓ１匁 羊　１０　図 手続補正書 昭和６０年Ｐ月）０日 特許庁長官　　宇　賀　道　部　殿 昭和６０年特許願第１１３４６４号 ２、発明の名称 固体盪像装置 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住所　東京部品用図化品用６丁目７番３５号名称（２１
８）ソ　ニ　−　株　式　会　社代表者　大　賀　典　
雄 ４、代理人　〒１５０（電話０３−４７０−６５９１）
住所　東京都渋谷区神宮前三丁目２２番１０号明細書の
「発明の詳細な説明」の欄 ６、補正の内容 （１）　　明細書、第１０頁５〜６行、ｒ２Ｐ、／’２
Ｊを、「／了Ｐ、／２Ｊと訂正する。 （２）同、第１５頁（１）式を、以下のように訂正する
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 固体撮像チップの水平走査方向に対して＋４５°の方向
   へ常光線及び異常光線を分離する第１の水晶板と、上記
   水平走査方向と平行に常光線及び異常光線を分離する第
   ２の水晶板と、上記水平走査方向に対して−４５°の方
   向へ常光線及び異常光線を分離する第３の水晶板とを有
   し、上記第２の水晶板が中間に位置するように、上記第
   １の水晶板、上記第２の水晶板及び上記第３の水晶板が
   積層配置されてなる光学的フィルタを具え、上記光学的
   フィルタによつて入射光を点拡散して上記固体撮像チッ
   プに入射するようになされた固体撮像装置において、 上記固体撮像チップは、緑色チップ、青色チップ及び赤
   色チップを積層してなり、 上記光学的フィルタは、 サンプリング出力の空間周波数スペクトラムに含まれる
   周波数位置（ｆ＿ｓ＝１、ｆ＿ｖ＝０）を通り、かつ正
   及び負の傾斜をもつ第１及び第２のトラップ直線と、 周波数位置（１≦ｆ＿ｓ≦２、ｆ＿ｖ＝０）を通つて垂
   直走査方向に沿つて延長する第３のトラップ直線と を形成することを特徴とする固体撮像装置。