JPS61270650A - 血液成分定量用試薬とその使用方法 - Google Patents

血液成分定量用試薬とその使用方法

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JPS61270650A
JPS61270650A JP60112448A JP11244885A JPS61270650A JP S61270650 A JPS61270650 A JP S61270650A JP 60112448 A JP60112448 A JP 60112448A JP 11244885 A JP11244885 A JP 11244885A JP S61270650 A JPS61270650 A JP S61270650A
Authority
JP
Japan
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glucose
solvent
reagent
container
calibration
Prior art date
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Pending
Application number
JP60112448A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyoshi Miyawaki
宮脇 明宜
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、とくに血糖針などのハツチ式の血液成分定
量計に用いる血液成分定量用試薬およびその使用方法に
関するものである。
〔背景技術〕
バイオセンサを用いた測定器はその選択性、迅速性2M
便性(前処理が不要)などから、近年、臨床検査分野を
中心として広く普及しつつある。
バイオセンサを用いた測定器は較正操作が不可欠であり
、通常の較正操作においては、一定濃度の基準液(グル
コース2容ン夜およびアスコルビン酸などの妨害物質溶
液)を一定量測りとり、これを試料と同様にして注入す
るという操作が必要である。
しかしながら、このような方法では、以下のごとき問題
があった。
(A)基準液の測りとりに高精度が要求され、熟練を要
する。
(B)このため、自動注入方式にすると、コストがかか
り、装置も大型化する。
(C)較正操作に使用する基準液の汚染を防くために、
基準液を冷蔵庫に保管するなどの注意が必要となり、取
扱いが煩雑であった。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、血液成分定量計において、較正操作
を非常に簡単にかつ高精度で行うことができ、しかも取
扱いが容易な血液成分定量用試薬およびその使用方法を
提供することである。
〔発明の開示〕
この発明の血液成分定量用試薬は、血液成分定量計にお
い゛ζ血液成分の定量に必要な景のグルコースと妨害物
質とをそれぞれ固体状態で構成したことを特徴とするも
のである。
このように、この発明によれば、血液成分の定量に必要
な量のグルコースおよび妨害物質を固体状態で構成した
ので、較正操作にあたっては、単にこれらをそのまま所
定量の溶媒(緩衝液など)に加えるだけで較正用基準液
を調製することができ、較正操作を簡弔にかつ正確に行
うことができろ。また、固体状態であるので、汚染(腐
敗など)を防くために、従来のよ・うに冷蔵庫に保存し
ておく必要がなく、長期間の保存が可能であり、また運
搬なども容易になる。
また、この発明の血液成分定量用試薬の使用方法は、血
液成分定量計において較正操作に使用する溶媒を容器内
に入れ、かつ容器内面に血液成分の定量に必要な量のグ
ルコースと妨害物質とをそれぞれ別個に固体状態で封入
した2つの封入部を設け、これらの封入部を順に破って
前記グルコースおよび妨害物質をそれぞれ前記溶媒内に
混合溶解し較正用基準液を調製することを特徴とするも
のである。
このように、この発明によれば、容器の内面にグルコー
スおよび妨害物質を固体状態で封入した封入部を設け、
かつ容器内にはこれらを溶解する一定量の溶媒を入れた
ので、較正操作にあたっては、封入部を破ってこれらの
物質を溶媒内に溶解させるだけで基準液を調製でき、溶
媒を測りとる必要がなくなるため、較正操作が一層簡便
で高精度なものとなる。
第1図はパノ千弐の血液成分定量計の説明閾である。同
図において、1はビー力などの容器に入れた溶媒であり
、この溶媒1内に酵素電極2および妨害物質検知用電極
3が挿入される。酵素電極2は、通常グルコースオキシ
ダーゼを固定化したLO7電極である。前記容器はマグ
ネチソクスターラ4上に載置され、攪拌子5によって溶
媒1を攪拌する。また、同図において、6は電流・電圧
変換回路およびA/Dコンバータ演算回路、7は表示盤
である。
前記溶媒1としては、たとえばp H7,5のリン酸緩
衝液が使用可能であり、このものはl QmI!を容器
に入れる。
前記酵素電極2はグルコースを検知するものである。ま
た、妨害物質検知用電極3はアスコルビン酸などの還元
性を有する妨害物質による妨害を検知するものである。
この場合、標準グルコース溶液に対する出力と、妨害物
質による出力とを較正する必要がある。
較正操作に使用する基準液は、前述のように所定量のグ
ルコースおよび妨害物質をそれぞれ溶媒内に投入して調
製されるが、調製操作をより簡便なものにするために、
これらの物質の所定量をあらかじめ紙、布、スポンジな
どの基材に付着させておくか、あるいはゼラチンなどの
水溶性カプセルに封入しておくのが好ましい。
基材に付着させるには、物質を溶解した溶液を小片状の
基材に浸みこませ、ついで乾燥して溶媒を蒸発させる。
基準液の調製には、基材ごと溶媒内に投入して基材に付
着された物質を溶媒に熔解させる。また、前記物質を水
溶性カプセル内に封入することにより、持運びが簡単で
取り扱い性が一層向上するとともに、腐敗や酸化に対す
る抵抗性が増し、保存性が向上する。なお、カプセルの
径や大きさはとくに限定されるものではない。
また、第2図に示すように、使いすて容器8の内面に2
つの封入部9,10を設け、各封入部9゜10内に固体
状態のグルコース12および妨害物質13の所定量をそ
れぞれ別個に封入するとともに、使いすて容器8内に所
定量の溶媒1′を入れておき、容器8の上面開口を蓋体
1)てふさくようにしたものを用いると、持運びなどが
一層容易になり、また溶媒の所定量があらかじめ容器8
内に入っているので、溶媒を測りとる必要がなくなり、
操作もより簡単で精度の高いものになる。前記封入部9
.10はプラスチックシー1・などの非透水性シートの
周縁を粘着剤または両面粘着テープで引剥し可能に容器
内面に粘着したものである。
次に実施例をあげてこの発明をより詳細に説明する。
実施例1:51×5m1の濾紙(基材)に]、 OO■
/dlのグルコース溶液10 p lを含浸させ乾燥さ
せたグルコース付着紙片と、20mg/d1のアスコル
ビン酸10μpを含浸させ乾燥させた妨害物質付着紙片
とをつくった。
基準液の調製は、まず前記グルコース付着紙片を所定量
の緩衝液に投入後、妨害物質付着紙片を投入した。その
際の酸素電極での出力を第3図(八)に示す。また、妨
害物質検知用電極の出力を第3図(B)に示す。これら
の図に示ずP、  Q、  Rから電極の較正を行なう
ことができ、例えば血液10μβを注入したときに第3
図(A) 、 (B)のようになれば、血糖値は次式に
より計算され表示される。
前記グルコース付着紙片および妨害物質付着紙片を用い
た結果は、従来のようにグルコースおよび妨害物質を溶
液状態で用いた場合とまったく同じであった。
実施例2〜3:実施例1における濾紙に代えて不織布お
よびスポンジをそれぞれ用いたほがは実施例1と同様に
して較正を行い、まったく同様の結果を得た。
実施例4:第2図に示すように、存底筒形の使いすて容
器の内面に実施例1で得たグルコース付着紙片および妨
害物質付着紙片をそれぞれ封入した封入部を設け、容器
内に所定量の緩衝液を入れた。
較正操作にあたっては、前記封入部を破ってグルコース
付着紙片および妨害物質付着紙片を順次緩衝液内に投入
した。その結果、実施例1と同じ高い精度を有し、しか
も緩衝液を分注する操作がいらないので、較正操作がよ
り簡単になることが判明した。
実施例5:径が5龍で容量約60μlの水溶性ゼラチン
カプセル内にグルコースを封入したものと、アスコルビ
ン酸とを封入したものとをそれぞれ作成した。グルコー
スは濃度16.7■/dlの溶液に相当する量が封入さ
れ、またアスコルビン酸は濃度20■/d/の溶液に相
当する量が封入された。
これらのカプセルを較正時に1個ずつ緩衝液に投入し、
電極の較正を行ったところ、従来の溶液状態とまったく
変らない結果が得られた。
〔発明の効果〕
この発明によれば、血液成分の定量に必要な量のグルコ
ースおよび妨害物質を固体状態で構成したので、較正操
作にあたっては、単にこれらをそのまま所定量の溶媒(
緩衝液など)に加えるだけで較正用基準液を調製するこ
とができ、較正操作を簡単にかつ正確に行うことができ
る。また、固体状態であるので、汚染(腐敗など)を防
ぐために、従来のように冷蔵庫に保存しておく必要がな
(、長期間の保存が可能であり、また運搬なども容易に
なるという効果がある。
また、容器の内面にグルコースおよび妨害物質を固体状
態で封入した封入部を設け、かつ容器内にこれらを熔解
する一定量の溶媒を入れることにより、較正操作にあた
っては、封入部を破ってこれらの物質を溶媒内に熔解さ
せるだけで基$液を調製でき、溶媒を測りとる必要がな
くなるため、較正操作が一層簡便で高精度なものになる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明における血液成分定量計の説明図、第
2図はこの発明における血液成分定量用試薬の使用方法
を示す斜視図、第3図は(A)および(Bつはそれぞれ
酵素電極および妨害物質検知用電極における出力を示す
グラフである。 1.1′・・・溶媒、8・・・容器、9,10・・・封
入部第 1 図 第2図 」 時1vI(秒)− □□二lT 時間(セグ)− aニゲ)レコースイ寸為f氏ハ烹1a入b:iカ実物嘗
イ寸右紙ハ充T覧入 C:ml液1式米斗を並入 (A) (B)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)血液成分定量計において血液成分の定量に必要な
    量のグルコースと妨害物質とをそれぞれ固体状態で構成
    したことを特徴とする血液成分定量用試薬。
  2. (2)前記グルコースと妨害物質とがそれぞれ基材に付
    着された特許請求の範囲第(1)項記載の血液成分定量
    用試薬。
  3. (3)前記グルコースと妨害物質とがそれぞれ水溶性カ
    プセル内に封入された特許請求の範囲第(1)項記載の
    血液成分定量用試薬。
  4. (4)血液成分定量計において較正操作に使用する溶媒
    を容器内に入れ、かつ容器内面に血液成分の定量に必要
    な量のグルコースと妨害物質とをそれぞれ別個に固体状
    態で封入した2つの封入部を設け、これらの封入部を順
    に破って前記グルコースおよび妨害物質をそれぞれ前記
    溶媒内に混合溶解し較正用基準液を調製することを特徴
    とする血液成分定量用試薬の使用方法。
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