JPS61268526A - 油圧駆動車両の車速制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は油圧駆動車両例えばホイールローダ、モータグ
レーダ、ブルドーザ、クローラローダ、トラクタ等の車
速制御装置に関するものである。

（従来の技術） 従来の油圧駆動車両では、車両の車速を制御するのに、
エンジンのアクセルに無関係に油圧ポンプの斜板を動か
したシ、第４図のようにエンジン回転数に比例して、ポ
ンプの斜板角を線形に増大させていた。

（発明が解決しようとする問題点） 前記第４図に示すように油圧駆動車両の車速を制御する
と、エンジンのアクセルを踏み込んでも、最初は余シ加
速せず、エンジンが高速になると急に加速して、車速か
増大し、乗用車等のフィーリング（アクセルの踏込量に
応じて増大する車速）に合わないという問題があった。

Ｃ問題点を解決するための手段） 本発明は前記の問題点に対処するもので、走行用油圧モ
ータの負荷が増大して、再ンジンにより駆動される油圧
ポンプと同走行用油圧モータとをつなぐ油圧回路の圧力
が上昇したときに、同油圧ポンプの斜板角度を斜板角度
操作装置により小さくして、車速を減少させる油圧駆動
車両の車速制御装置において、前記油圧回路の圧力を検
出する圧力センサと、前記エンジンの回転数を検出する
回転数検出センサと、エンジンの全回転数域を複数に分
けてそれぞれの回転数域に設定した制御関数の定数の中
から現在の油圧回路圧に対応したものを上記圧力検出セ
ンサからの圧力検出信号により選択しこれと上記回転数
検出センサからの回転数検出信号とにより斜板角度を演
算してその結果得られた斜板角度制御信号を前記斜板角
度操作装置へ送出する制御装置とを具えていることを特
徴とした油圧駆動車両の車速制御装置に係り、その目的
とする処は、エンジンのアクセルの踏込量に応じて車速
を上昇できる。また制御装置のコンピュータの記憶容量
を小さくできる。また燃費を節約できる油圧駆動車両の
車速制御装置を供する点にある。

（実施例） 次に本発明の油圧駆動車両の車速制御装置を第１〜３図
に示す一実施例により説明すると、（１）がエンジンで
、同エンジン（１）の駆動軸に斜板式油圧ポンプ（２）
が連結され、同油圧ポンプ（２）と油圧回路（４）によ
り油圧モータ（３）が連結されていて、斜板式油圧ポン
プ（２）の斜板に斜板角度操作シリンダ（５）が取付け
られ、同シリンダ（５）が電磁サーボ弁（６）により制
御されるようになっておシ、同電磁サーボ弁（６）に圧
力油を供給するチャージポンプ（力が設けられ、エンジ
ン（１）に回転数検出センサ（９）が設けられ、油圧回
路（４）に圧力検出センサααが設けられている。

制御装置（８）にはマイクロコンピュータが内蔵されて
いて、第２図に示すように、エンジン（１）のアイドル
回転数（ＮＯ）以上の全回転数域を複数例えば３つの回
転数域に区分され、各区分の回転数ω）には夫々対応す
る油圧モータ斜板角度（のの−次間数θ＝Ａ１Ｎ＋Ｂ□
、θ＝＝Ａ２Ｎ＋Ｂ２、θ：Ａ３Ｎ十Ｂ３が設定され、
ツレが前記マイクロコンピュータに記憶されていて、前
記圧力検出センサＱｌの圧力検出信号が制御袋［（８）
Ｋ入力ｆる（！−１係数（Ａ１）〜（Ａ３）、（Ｂ３１
）〜（Ｂ３）が選定され、前記回転数検出センサ（９）
の信号が制御装置（８）に入力すると、前記の選定され
た係数値による前記−次間数に従って油圧モータ（２）
の斜板角度（θ）が演算されて、その信号が前記電磁サ
ーボ弁（６）に送出されるようになっている。

（作用） 次に前記油圧駆動車両の車速制御装置を説明すると、油
圧回路（４）の圧力検知センサα〔の圧力検出信号が制
御装置（８）に入力すると、前記の一次関数θ＝　Ａｌ
Ｎ　＋Ｂ□、θ＝Ａ２Ｎ十Ｂ２．０＝Ａ３Ｎ十Ｂ、の−
組の係数（ＡＩ）〜（Ａ３）、（Ｂ１）〜（Ｂ３）が選
定される。

そして、前記回転数検出センサ（９）の回転数検出信号
が制御装置（８）に入力すると、その回転数（ロ）が第
１回転数域にあると、θ＝Ａ１Ｎ＋Ｂ１により演算され
て、斜板角度（θ）が第２図の直線（ＩＬの関係に、第
２回転数域にあると、θ＝Ａ２Ｎ十Ｂ２により演算され
て直線Ｑ２＋の関係に、第３回転数域にあると、θ＝Ａ
３Ｎ十Ｂ３により演算されて、直線０の関係に斜板角度
（θ）が決定される。前記のように決定された斜板角度
（的の信号が制御装置（８）から前記電磁サーボ弁（６
１に送出され、同電磁サーボ弁（６）がそれに対応して
、圧力油を斜板角度操作シリンダ（５）に送り、同斜板
また油圧回路（４）の圧力検出センサα０）が前記と別
の圧力検出信号を制御装置（８）へ送出すると、同制御
装置（８）にメモリされている別の係数（Ａ１）〜（Ａ
３）。

（Ｂ１）〜（Ｂ３）を選定するので、前記−次間数θ＝
　Ａ１Ｎ十Ｂ１、θ＝＝　Ａ２Ｎ　＋Ｅ２、θ：　Ａ３
Ｎ　＋　Ｂ３は異った圧力検出信号が制御装置（８）に
入力するごとに異ったものとなる。即ち、第３図に示す
ように、低圧の圧力検出信号には折れ直ＩｆＭｕｓによ
り、高圧の圧力検出信号には折れ直線（１６１により、
制御袋！（８）が演算する。そして制御装置（８）が前
記同様電磁サー％を送出し、同電磁サーボ弁（６）を介
して、斜板角度操作シリンダ（５）が斜板を制御装置（
８）により決定した斜板角度（θ）に設定し、油圧駆動
車両−の車速がほぼ直ｍ　（１５）　（１６）に従って
走行する。

（発明の効果） 本発明は前記のように、走行用油圧モータの負荷が増大
して、エンジンにより駆動される油圧ポンプと同走行用
油圧モータとをつなぐ油圧回路の圧力が上昇したときに
、同油圧ポンプの斜板角度を斜板角度操作装置により小
さくして、車速を減少させる油圧駆動車両の車速制御装
置において、前記油圧回路の圧力を検出する圧力センサ
と、前記エンジンの回転数を検出する回転数検出センサ
と、エンジンの全回転数域を複数に分けてそれぞれの回
転数域に設定した制御関数の定数の中から現在の油圧回
路圧に対応したものを上記圧力検出センサからの圧力検
出信号により選択しこれと上記回転数検出センサからの
回転数検出信号とにより斜板角度を演算してその結果得
られた斜板角度制御信号を前記斜板角度操作装置へ送出
する制御装置とを具えているので、エンジンの回転数に
対して、車速を完全に線形に上昇させるには、エンジン
回転数の上昇、油圧ポンプの斜板角度の変化、油圧ポン
プ及び油圧モータの効率の変化、油圧回路の抵抗の変化
等を考慮に入れた複雑な高次関数を用いることによって
可能になるが、膨大なコンピュータのメモリ量を必要と
する。これに対して前記のような一次関数の折れ直線近
似の制御関数ｔ［いると、コンピュータのメモリ成分を
極めて　　。

少くできる効果がある。また負荷状態に応じて効率のよ
い一次関数の係数を選定するようにコンピュータにメモ
リさせることができるので、多大の燃費を節約できる。

またエンジンのアクセルの踏込量に応じて車速を上昇さ
せる効果がある。

以上本発明を実施例について説明したが、勿論本発明は
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種植の設計の改変を施し
つるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の油圧駆動車両の車速制御装置の一実施
例を示す車速制御系統図、第２〜３図は本発明の油圧駆
動車両の車速制御装置の特性を示す線図、第４図は従来
の油圧駆動車両の車速制御特性を示す線図である。 （１）・・・エンジン、（２）・・・油圧ポンプ、（３
）・・・油圧モータ、（４）・・・油圧回路、（５）（
６１・・・斜板角度操作装置、（８）・・・制御装置、
（９）・・・回転数検出センサ、（ＩＩ・・・圧力検出
センサ。 復代理人　弁理士　岡　本　重　文 外２名 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　走行用油圧モータの負荷が増大して、エンジンにより
   駆動される油圧ポンプと同走行用油圧モータとをつなぐ
   油圧回路の圧力が上昇したときに、同油圧ポンプの斜板
   角度を斜板角度操作装置により小さくして、車速を減少
   させる油圧駆動車両の車速制御装置において、前記油圧
   回路の圧力を検出する圧力センサと、前記エンジンの回
   転数を検出する回転数検出センサと、エンジンの全回転
   数域を複数に分けてそれぞれの回転数域に設定した制御
   関数の定数の中から現在の油圧回路圧に対応したものを
   上記圧力検出センサからの圧力検出信号により選択しこ
   れと上記回転数検出センサからの回転数検出信号とによ
   り斜板角度を演算してその結果得られた斜板角度制御信
   号を前記斜板角度操作装置へ送出する制御装置とを具え
   ていることを特徴とした油圧駆動車両の車速制御装置。