JPS61267967A - 磁気シ−トパツクの自動交換装置 - Google Patents

磁気シ−トパツクの自動交換装置

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Publication number
JPS61267967A
JPS61267967A JP8499985A JP8499985A JPS61267967A JP S61267967 A JPS61267967 A JP S61267967A JP 8499985 A JP8499985 A JP 8499985A JP 8499985 A JP8499985 A JP 8499985A JP S61267967 A JPS61267967 A JP S61267967A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic sheet
magazine
sheet pack
bucket
pack
Prior art date
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Pending
Application number
JP8499985A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Watabe
渡部 喜行
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、磁気シートパックの自動交換装置に係り、特
に静止画像情報等が記録された磁気シートを複数枚連続
して再生する場合に適した磁気シートバンクの自動交換
装置に関する。
〔発明の背景〕
最近、固体撮像素子や撮像管等の撮像装置と、記録媒体
として安価で比較的記憶容量の大きな磁気シートを用い
た記録装置とを組合せて被写体を純電子的にスチル撮影
して回転する磁気シートに記録し、画像の再生は別設の
テレビジョンシステムやプリンタなどで行う電子式スチ
ルカメラシステムが開発され、注目されている。
かかるシステムに用いられる磁気シートは通常磁気シー
トパックの形態で用いられる。磁気シートパックはその
内部に静止画像情報等を磁気記録する磁気シートが回転
可能に収納され、この磁気シートパックは電子カメラ等
に組み込まれた回転磁気シート装置に装着して使用され
る。
一方、最近電子カメラ用磁気シートにネガフィルム、プ
リント等の盪影対象物を録画して保管しておき、必要に
応じて再生器で再生し、これをテレビ画面に映し出して
楽しむ所謂テレビフォトアルバムが活用されるようにな
っている。これに伴い、写真のプリントサービスと同様
に写真処理工場(以下ラボという)でネガフィルム等の
写真画像を撮像して、磁気シートに記録し、この記録し
た磁気シートを顧客に手渡すサービスも開始されようと
している。
ところで、このようなテレビフォトアルバムに於いては
、複数枚の磁気シートを連続してテレビ画面上に再生し
たい場合がある。このような場合、磁気シートパンクを
1枚毎に再生器に装着することはわずられしく、再生器
に複数枚の磁気シートパックを一度に装着し、所定の再
生順序に従って一枚づつ再生部まで搬送する磁気シート
パンクの自動交換装置があれば極めて便利である。
ところでこのような磁気シートパックの自動交換装置に
於いては、磁気シートパックは複数枚例えば10枚単位
でマガジンに装填し、マガジンごと自動交換装置内にセ
ットされる。そして自動交換装置内のマガジンから予め
定められた再生順序に従って磁気シートパックを引き出
し再生部にセットすることが出来れば便利である。
〔発明の目的〕
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、複
数の磁気シートパックを所定の再生順序に従って自動的
に一枚づつ再生部にセットすることができる磁気シート
パックの1動交換装置を提案することを目的としている
〔発明の概要〕
本発明は、前記目的を達成する為に、磁気シートを収納
する磁気シートパックを複数枚装填したマガジンが挿入
され、このマガジンから予め定められた再生順序に従っ
て磁気シートパックを引出して再生部にセットする磁気
シートパックの自動交換装置に於いて、装置本体と、装
置本体の前面に形成された開口部から挿入引出し可能と
されマガジンを奥行方向に往復動させるマガジン搬出入
機構と、奥行方向に対して直交する方向に装置本体のマ
ガジンを往復移動し、所定の再生順序に従って選択され
た磁気シートパックをバケットの待機する位置まで移動
させるランダムアクセス機構と、奥行方向に往復移動可
能とされランダムアクセス機構によりバケットと対向す
る位置に選択されて磁気シートパックをマガジンから引
出すと共に再生終了後の磁気シートパックをマガジンに
挿入する磁気シートバック搬出入機構と、バケットに設
けられ、バケットに磁気シートパックが挿入されるとシ
ャッタを開放し、バケットから磁気シートパックを引き
出すとシャッタを閉じるシャッタ開閉機構と、バケット
内の磁気シートパックを奥行方向と直交する方向に往復
移動可能とされ磁−気シートパンクを再生部の駆動軸に
装着する位置に案内する磁気シートパックローディング
機構と、を有することを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下添付図面に従って本発明に係る磁気シートパックの
自動交換装置を詳説する。
第17図では電子カメラ等の磁気記録再生装置に使用さ
れる磁気シートパックの平面図が示され、第18図は第
17図上でX−X線に沿う断面図である。第17図に示
すように磁気シートパック10は略方形状に構成され、
その内部に静止画像情報等が記録される磁気シート12
が回転自在に収納されている。磁気シート12の中央部
には補強部材としてのセンタコア14が設けられており
、このセンタコア14は磁気シートパック10の円形状
の開口部16から外部に露出している。このセンタコア
14には中心孔15が形成され、この中心孔15には図
示しない弾性片が形成され、後述する駆動軸228はこ
の弾性片の付勢力に抗してセンタコア14の中心孔15
に嵌入するようになっている。磁気シートパンクlOに
は後述する磁気ヘッドが位置する窓部18が開口し、こ
の磁気ヘッド用窓部18はスライド可能なシャッター2
0により開閉される。即ちシャッター20は磁気シート
パック1oが後述するバケット76に挿入される前には
窓部18を閉じて磁気シート12に塵埃が付着するのを
防止し、後述するバケット76に挿入されるとシャッタ
ー20は第17図で下方向に移動しヘッド用窓部18を
開放させ、磁気シート12への記録再生が可能となる。
磁気シートパック10に於いてシャッター20の反対側
側端には係止用の凹部22が形成−され、この凹部22
はバケット76に挿入する際に後述するマガジン25か
ら引出す為に用いられる。磁気シートパック10の第1
7図上で上端の右隅部はテーパ状にカットされ、マガジ
ン25への誤挿入防止用のテーパ面24が形成されてい
る。尚、符号10Aは磁気シートパンクlO上に形成さ
れた挿入方向を示す矢印である。
第1図乃至第4図は前記磁気シートパックが複数枚例え
ば10枚装填される磁気シートパックマガジン25の形
状を示す図面であり、第1図はその前方から見た斜視図
、第2図はその後方から見た斜視図、第3図及び第4図
は第2図上でY−Y線に沿う側断面図である。マガジン
本体26は透明プラスチック材料で箱状に形成されると
共にその前面28と後面30とは開放端面として構成さ
れる。マガジン25の前面28には前蓋32が設けられ
、前蓋32はその下端部がマガジン本体26に回動自在
に支持され、前面28を開閉できるようになっている。
また後面30は裏蓋34が設けられ、裏蓋34はマガジ
ン本体26の上端に回動自在に設けられ、第2図に示す
ように裏蓋34はマガジン本体26の後面30の一部即
ち略1/3部分を覆うようになっている。マガジン本体
26の内部には所定間隔で仕切板35が規則的に並べら
れ、この仕切板35は前面28側では下部から上方に向
けて一部のみ仕切るように高さが低く形成されているが
、後面30側では全面に亘って仕切るように高く形成さ
れている。この仕切板35によって形成される隙間37
に前記磁気シートパック10が縦位置状態で挿入並びに
取出しができるようになっている。この隙間37は10
個形成され、従って1つのマガジン25で10枚の磁気
シートパック10が収納できる。
裏M34の内側には第3図に示すようにテーパ状の誤挿
入防止用検知面36が形成されており、この検知面36
は磁気シートパック10のテーパ面24と対応している
。従ってマガジン25側の検知面36と磁気シートバッ
ク10のテーパ面24とが整合すると第3図に示すよう
に磁気シートパック10はマガジン本体26内に収納さ
れ、前蓋32は第3図の実線で示すように完全に閉じる
ことができる。一方磁気シートバフク10を誤ってその
方向を変えて挿入し、磁気シートパック10のテーパ面
24が検知面36と整合しない場合には第4図に示すよ
うに磁気シートパック10は完全に挿入されずにその一
部がマガジン25から突出し、磁気シートパック10の
下端部10Aに前蓋32の下部32Aが当接し、前蓋3
2は完全に閉じることが困難になる。これにより磁気シ
ートパック10が誤挿入されたことが前蓋32が完全に
閉じたか否かにより知ることができる。
裏蓋34のヒンジ部にはトグルばね42が設けられ、裏
蓋34はこのトグルばね42により第3図の実線で示す
閉位置と第3図の想像線で示す開位置との2位置で保持
される。
裏M34には図示しないロック機構が設けられており、
マガジン25の装置本体間に装填されるとき、装置本体
に設けられた図示しないロック解除ピンによってこのロ
ックが解除され裏蓋34は開閉自在となる。
マガジン25の底板48に設けられた仕切板35によっ
て形成される隙間37は磁気シートパック10が載置さ
れるようになっており、その後面側に於いては溝50が
形成され、後述する磁気シートパックのローディング動
作に於いて第3図の想像線で示すように搬出用の爪16
4が侵入できるようになっている。
マガジン本体26は第2図に示すように裏側の一方の隅
に切欠き52が形成され、この切欠き52には後述する
ように再生器にマガジンをセットする際のマガジンの誤
載置防止の機能を有している。
第5図ではこのような磁気シートパックが装填されたマ
ガジンが挿入される再生器54が示されている。再生器
54の前面にはマガジンの装填蓋56が矢印A、若しく
はA2方向に摺動自在に配置され、また電源スィッチ5
8、スタートボタン60、エジェクトボタン62、記録
ボタン64、表示ボタン66、磁気シートバンクの再生
順序をセットする為のプログラムボタン67.1枚のパ
ックの再生終了を持たずに途中でパックを交換する場合
のパンク交換ボタン68、磁気ヘッドの順送りボタン7
0、逆送りボタン72、リモコン74等が設けられてい
る。
ここでマガジン25並びに磁気シートパック10の再生
器54内での移動方向について説明すると、先ずマガジ
ン25は第6図に示すように再生器54の奥行き方向即
ち矢印A1方向に移動され、マガジン25が完全に再生
器54内で収納されると、マガジン25は第6図上で左
側即ち矢印B1方向に移動される。バケット76は所定
の位置に待機しており、マガジン25はこのバケット7
6の位置に選択した磁気シートパック10が位置するよ
うに位置合わせし停止する。ここでマガジン25はこの
位置で停止した状態で磁気シートパック10のみが矢印
CI力方向移動されてバケット76内に装填される。こ
のバケット76は磁気ヘッド側即ち矢印D+方向に移動
して磁気シートパック10は回転駆動軸側に装着される
ことになる。磁気シートバンクlOを交換するには前記
と逆の操作がされ、即ちバケット76が矢印B2方向に
移動し、矢印C2方向にパックが移動して待機していた
マガジンの所定位置に磁気シートパック10が装填され
、この状態でマガジン25が矢印B、又はB2方向にラ
ンダムアクセスされ、マガジン10は必要な位置で止ま
り、次の磁気シートパック10がバケット76内に送り
込まれる。
必要枚数再生した後は、マガジンは矢印B2方向に送ら
れ、更に矢印A2方向に送られ、再生器54から取り出
し可能になる。
次にマガジン25の載置機構について説明する。装填蓋
56の下端部は再生器54に対して移動自在な一対のレ
ール78.78の前端部に固着され、このレール、78
.78は底板79で連結される。レール78.78は第
7図に示すように装置本体側の支持部材80.80とベ
アリング82.82を介して摺動自在に支持され、従っ
て装填蓋56、レール78、底板79からなるマガジン
装填アッセンブリは再生器に対して奥行き方向即ち矢印
AI又はA2方向に移動自在となっている。
レール78の一方にはラック84が刻設され、このラッ
ク84は第8図で示すビニオン86によって回転駆動さ
れる。ビニオン86は第8図並びに第9図で示すモータ
88によって駆動される。即ちモータ88はその出力軸
90に連結されたギア90、ギア92、ギア94、ギア
96、ギア98を介してビニオン86を回転駆動し、こ
れによりマガジン装填アッセンブリは奥行き方向に前進
(A2方向)並びに後退(AI方向)することができる
次にマガジンの誤挿入防止機構について説明する。マガ
ジン装填アッセンブリ上には第7図で示すようにコの字
形状のマガジン受台100が奥行方向に対し直交方向に
第9図のガイド部101に沿って移動自在に設けられ、
このマガジン受台100は第6図の矢印B1方向並びに
矢印B2方向に移動することができる。このマガジン受
台100にはマガジン25の切欠き52と対応する突起
部102が形成されており、マガジン25は誤載置即ち
切欠き52と突起部102との位置が整合しない場合に
はマガジン受台100上には正規に載置されず、従って
このような状態では第5図で示す再生器本体の開口部5
5にマガジンを挿入することができなくなる。これによ
りマガジン25の誤載置を検知することができる。
マガジン装填アッセンブリの底板79にはマガジン受台
100の移動防止の為のロック機構が設けられている。
即ち第8図に示すようにロックレバ−104には長孔1
07.107が形成され、この長孔107.107内に
は底板79に植立されたピン106.106が遊嵌し、
これによりロックレバ−104は第8図上で左右方向の
長孔107.107が許容する距離だけ移動自在となっ
ている。ロックレバ−104はばね108の付勢力によ
り第8図で左方向に付勢され、マガジン受台100の移
動域即ち矢印B、方向の移動域にその端部110が位置
し、この状態では受台100の段部100Aは端部11
0との当接により移動不能になっている。またロックレ
バ−104の右端部にはピン112が植立され、このピ
ン112は軸113を回動支点とする揺動レバー114
の溝115と係合している。第8図で示す状態からレー
ル78.78がピニオン86によってA、方向に送られ
ると、揺動レバー114の端部114Aが本体側に設け
られたロック解除ピン116と当接し、第10図に示す
ように軸113を中心に揺動レバー114が時計方向に
回動し、ロックレバ−104をばね108の付勢力に抗
して受台100の移動域から退避させることができる。
この時点ではマガジン26は完全に再生器54内に装着
されており、従ってマガジン25が完全に再生器54本
体内に挿入されない限りはマガジン受台100はB+方
向に移動できないようになっている。
次に裏蓋34の開閉機構について説明する。マガジン2
5の矢印A1方向の挿入域には第11図並びに第12図
で示す裏蓋開閉レバー118が設けられている。即ち裏
蓋開閉レバー118は軸120を中心に装置本体側に枢
支され、ばね122により第11図上で時計方向に付勢
されると共にその先端部に設けられたピン124がマガ
ジン25の挿入域に位置している。従ってマガジン25
がマガジン装填アッセンブリの移動と共にA+力方向移
動されると、装置本体に設けられたマガジン裏蓋ロック
解除ピン(図示せず)がマガジン25に設けられたロッ
ク機構(図示せず)に当接し、底蓋のロックを解除する
。次に、裏蓋開閉レバー118はマガジン25の開放端
面30側の繰頁に当接することによりばね122の付勢
力に抗し、第11図上で反時計方向に回動し、このマガ
ジン25の押し込みにより徐々に裏蓋開閉レバー118
が反時計方向に回動し、これに伴い裏蓋34は徐々に開
放されるようになる。裏蓋34の完全開放位置に於いて
レバー118がスイッチ126に当接してスイッチ12
6が閉じるようになっている。スイッチ126が閉じる
と、次の動作即ち受台100はB、方向に移動する。こ
のように受台100はマガジン25が再生器54内に完
全に挿入されない限りB、方向に移動しないようになっ
ている。尚、スイッチ126はマガジン有無検出用のス
イッチとしても機能することができる。
またばね122はねじり圧縮ばねとして構成され、マガ
ジン25のB2方向からの戻り時に第12図で示すよう
に右方向に振れ、この時スイッチ128が閉じる。スイ
ッチ128はマガジン25の戻りを検出し、スイッチ1
28が閉じるとマガジン25はA2方向に移動される。
次にマガジン25のランダムアクセス機構について説明
する。再び第7図に於いてマガジン受台100にはその
裏面にラック板130が取付けられ、ラック板130は
図示しないばね等を介して弾性的に受台100に支持さ
れている。ラック板130は矢印AI左方向マガジンの
最終挿入位置に於いて第8図並びに第10図で示すピニ
オン132と噛み合うようになっている。ラック板13
0とピニオン132との噛み合い時、ラック板130は
受台100に弾性支持されているので噛み合い時移動す
ることが出来、ランク板130はピニオン132と容易
に噛み合うことができる。ピニオン132と同一のギア
が第10図で示すようにピニオン132の上側にもピニ
オン134として配置され、これらのピニオン132.
134はモータ136によって駆動される。即ちモータ
136の出力軸に設けられたギア138はギア140と
噛み合っている。ギア140には一体的につオームが設
けられ、軸139を介してウオーム141が連動するよ
うに構成されている。このギア140と連動するウオー
ム141はギア144.146を介してピニオン132
を回動すると共にウオーム142はギア150.152
を介してピニオン134を回動する。
マガジン受台lOOの下面には第7図で示すように位置
制御板152が設けられ、この位置制御板152の下側
にはパック10が挿入されるマガジン25の隙間37と
同数のピン154が設けられている。位置制御板152
はマガジン受台100と共に移動し、位置制御板152
の移動域には図示しないリミットスイッチが設けられて
おり、この位置制御ピン154がリミットスイッチを開
閉する回数によりマガジンの移動量を知り、選択された
磁気シートパック10をバケット76の前に位置させる
ことができる。マガジンの移動量検出は、ピン並びにリ
ミットスイッチに限らず、スリット、光センサ等で行っ
てもよい。
第10図並びに第13図に於いて磁気シートパックの搬
出入機構について説明する。第10図に示すようにバケ
ット76が設けられている位置に隣接してランク板15
6が設けられ、このラック板156には第13図で示す
搬出レバー158のベース159が固着され、搬出レバ
ー158はベース159に軸160を中心に回動自在に
設けられている。搬出レバー158はばね162により
第13図上で時計方向に回動付勢され、外力が働かない
限りに於いて搬出レバー158は図の一点鎖線で示すよ
うに傾斜しているが、カム163により搬出レバー15
8の後端部のピン159が押圧されると、図の実線で示
すように起立するようになる。搬出レバー158の先端
部には爪164が設けられ、この爪164はマガジン2
5の溝50内を通過できる大きさに形成されている。従
って第13図に示すようにカム163により爪164が
起立して溝50内に位置するとマガジン25に収納され
ている磁気シートパック10の凹部22内に嵌入し、こ
の状態でラック板156が第13図上で左方向に移動さ
れると、マガジン25はその位置に待機しながら爪16
4と係合した磁気シートパック10のみが左方向に移動
してマガジン25から抜き出され、バンクガイド166
上を移動しながら予め待機していたバケット76内に収
納されるようになる。バケット76は逆U字状に形成さ
れると共にこのバケット76の下方にはパックガイド1
66が設けられ、磁気シートパック10をバケット76
内に案内するようになっている。磁気シートパック10
はバケット76内に挿入される際にシャッタ20が開放
されると共にバケット76内の図示しないばねにより挟
圧保持される。磁気シートパック10がバケット76内
に完全に収納されると、搬出レバー15Bはカム163
との当接状態が解除され、再びばね162により時計方
向に回動されて傾斜し、爪164と磁気シートパック1
0の凹部22との係合関係を解除する。これにより磁気
シートパック1oは搬出レバー158からフリーとなる
次にモータ168の動力伝達機構について第10図を参
照して説明する。モータ168の出力軸に設けられたギ
ア170はギア172と噛み合い、このギア172と一
体のウオーム174はウオームギア176と噛み合って
いる。ウオームギア176に一体に形成されたギア17
7とギア226とが噛み合っており、ギア226はギア
224と噛み合っている。ギア224と同軸にギア17
8が設けられ、このギア224とギア178とはクラッ
チ機構を介して連結されている。このギア178はギア
1801ピニオン182を介してラック板156を前進
(C,方向)並びに後退移動(CZ方向)させることが
できる。
従ってモータ168の回転力はクラッチ機構が入った場
合にはギア17Bにも動力が伝達されてラック板156
が移動するが、クラッチ機構が外れた場合にはギア22
4のみに伝達されてカム196のみが回動するようにな
っている。
次に第14図並びに第15図に従って磁気シートパック
10のローディング機構について説明する。バケット7
6の端部には第14図に示すように第1可動板184が
設けられており、この第1可動板184は第1可動板1
84の裏面に設けられた支持板186.186を介して
ガイドバー188に第14図上で左右方向摺動自在に支
持されている。第1可動板184には第15図で示す一
端が本体側のピン191に枢支された揺動レバー192
がばね190を介して設けられ、このレバー192に突
設された従動子194は第16図で示すカム196によ
って移動される。即ち従動子194は前述したクラッチ
機構が外れたのちカム196の溝198内に嵌入し、カ
ム196が回動することにより第1可動板184を左右
方向に移動制御し、バケット76をローディング動作成
いはアンローディング動作を行わせる。一方ホルダー2
00には第2可動板202が設けられ、この第2可動板
202は支持板204.204を介してガイドバー20
6に第14図上で左右方向に移動自在に支持されている
。第2可動板202にはばね208を介して一端が本体
側ピン209に枢支された揺動レバー210が設けられ
、このレバー210には従動子212が形成されている
。従動子212はカム196によって制御される。即ち
従動子212は第16図に示すように前述したクラッチ
機構が外れたのちカム196の溝部214内に嵌入し、
カム196が回動することにより可動板202は左右方
向に移動制御される。ホルダー200にはセンタコア押
圧部材216が設けられると共にばね218.218を
介して別のホルダー220が設けられ、このホルダー2
20には規整板222が設けられる。コア押圧部材21
6はローディング時磁気シートパック10内の回転磁気
シート12のセンタコア14をコア押圧部材216によ
り駆動軸228側に押し付けて磁気シートの装着を完全
にすると共に規整板222は磁気記録再生時磁気ヘッド
と対向する位置に位置し、磁気ヘッドに磁気シートを沿
わせる機能を有する。
前記の如く構成された本発明に係る磁気シートパンクの
自動交換装置の作用は次の通りである。
先ず装填蓋56を第5図で示す状態に引き出し、受は台
100上に磁気シートパックを収納したマガジン25を
載置する。この状態でスタートボタン60を押すと、モ
ータ88が正転し、ピニオン86が回転する。これによ
りピニオン86 ト噛合うラック84を介してレール7
8は再生器54内にA+力方向引き込まれる。
マガジン25がA1方向に引込まれると、これに伴い第
11図で示す裏蓋開閉レバー118が回動し、裏蓋34
が開放する。マガジン25が再生器54内に完全に収納
されると、開閉レバー118のピン124がスイッチ1
26に当接し、スイッチ126が作動して、モータ88
が停止すると共に次に受は台100駆動用のモータ13
6が正転する。
モータ136が正転すると、ピニオン132.134が
回動し、これにより受は台100は矢印B、方向に移動
される。図示しなレリミットスイッチが位置制御板15
2のピン154の通過数をカウントし、選択された磁気
シートパック1oがバケット76の挿入口と対応する位
置に来ると停止する。この位置でモータ168が正転す
ると、モータ168からの回転力はギア170乃至17
2を介してランク板156を02方向に移動する。ラッ
ク板156の移動により搬出レバー158の爪164が
磁気シートパック10の凹部22と係合し、この状態で
搬出レバー158がラック板156と共にバケット76
方向(C1方向)に移動すると、マガジン25はその位
置に残って磁気シートパック10のみがパックガイド1
66上を摺動しながらバケット76内に装填されること
になる。パック10が完全にバケット76内に収納され
ると、搬出レバー158は第13図上で時計方向に回動
し、バケット76内の磁気シートパック10をフリーに
すると共に、クラッチ機構が外れ、カム196のみが回
転を継続する。
カム196が回転すると、先ずバケット76がり、方向
に移動して磁気シートパック10の磁気シートを回転駆
動軸228に装着し、次いでホルダー200.222が
移動し磁気シート12のセンタコア14をセンタコア部
材216により駆動軸228に向けてコア押しをすると
共に規整板222が所定の位置に位置される。これによ
り磁気シートパック10内の磁気シートは磁気記録再生
可能状態となる。再生終了後カム196が逆回転される
と、バケット76並びにホルダー200.220は前と
逆の方向即ち矢印D2方向に移動され、アンローディン
グ操作がなされる。この状態で再び搬出レバー156の
爪i54が磁気シートパック10内の凹部22と嵌合し
、この状態でランク板156が前進移動されると、磁気
シートラバク10はバケット76内から引き出され、待
機していたマガジン25の元の位置に挿入されるように
なる。
マガジン25は予めセットされた磁気シートパック10
の再生順序に従ってBl若しくはB2方向に移動され、
マガジン25内の“磁気シートパックを1枚づつ取り出
し、前記操作に従って再生する。全てのパックの再生終
了後に於いてはモータ136が逆回転し、マガジン25
は矢印B2方向に移動される。マガジン25の受は台1
00が矢印B2方向に移動してレール78上に位置する
と、第12図に示すようにマガジン25の側面が裏蓋開
閉レバー118のピン124に当接し、スイッチ128
が作動する。スイッチ128が作動するとモータ136
が停止すると共にモータ88が逆回転し、受台100は
矢印A2方向に引き出され、再生器54からマガジン2
5を取り出すことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る磁気シートパンクの自
動交換装置によれば、装置本体の奥行方向にマガジンを
搬出入するマガジン搬出入機構と、マガジンを奥行方向
と直交する方向に移動し、選択された磁気シートパック
をバケットの待機する位置まで移動するランダムアクセ
ス機構と、磁気シートパックをマガジンから引き出して
バケットに挿入すると共に再生終了後磁気シートパック
をバケットから引き出してマガジンに挿入する磁気シー
トバック搬出入機構と、バケットに磁気シートパックが
挿入されると磁気シートパックのシャッタを開放し、バ
ケットから磁気シートパックを引き出すとシャッタを閉
じるシャッタ開閉機構と、バケットを奥行方向と直交す
る方向に移動し、磁気シートパックを再生部の駆動軸に
装着する位置に案内する磁気シートパックのローディン
グ機構と、を有しているので複数の磁気シートパックを
連続再生する際、磁気シートパックを一枚づつセットす
ることなく磁気シートパックを連続的に自動再生するこ
とができ、またマガジンの移動並びに磁気シートパック
のローディング動作にスペースを取らないのでコンパク
トな自動交換装置となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気シートパックマガジンの前方から見た斜視
図、第2図は磁気シートパックマガジンの後方から見た
斜視図、第3図は、第4図は、第5図は本発明に係る磁
気シートパックの自動交換装置の概略形状を示す斜視図
、第6図は磁気シートパンクの自動交換装置に於ける磁
気シートパックの移動方向を示す説明図、第7図はマガ
ジン受は台の構造を示す分解斜視図、第8図はマガジン
受は台の矢印A、力方向駆動機構を示す平面図、第9図
は第8図の側面図、第10図はマガジンの挿入状態を示
す側面図、第11図はマガジンの挿入状態を示す側面図
、第12図はマガジンの挿入状態を示す正面図、第13
図はマガジンから磁気シートパックを搬出入する機構を
示す側面図、第14図は磁気シートパックのローディン
グ機構を示す側面図、第15図はローディング機構の平
面図、第16図はカムの形状を示す説明図、第17図は
磁気シートパックの平面図、第18図は第17図上x−
X線に沿う断面図である。 10・・・M1気シートバック、 25・・・マガジン
、52・・・誤載置防止用切欠き、 54・・・再生器
、56・・・装填蓋、 76・・・バケット、 88・
・・マガジン搬出用モータ、  100・・・マガジン
受台、102・・・誤載置防止用突起部、  136・
・・マガジンアクセス用モータ、  152・・・位置
制御板、168・・・ローディング用モータ、  16
4・・・磁気シートパック搬送用爪、  196・・・
カム、  228・・・回転駆動軸。 第1図 第2vA 第6図 第10民 第12図 第14図 第15図 手続補正書 昭和ビ/年C月2σ日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  磁気シートを収納する磁気シートパックを複数枚装填
    したマガジンが挿入され、このマガジンから予め定めら
    れた再生順序に従って磁気シートパックを引出して再生
    部にセットする磁気シートパックの自動交換装置に於い
    て、 装置本体と、装置本体の前面に形成された開口部から挿
    入引出し可能とされマガジンを奥行方向に往復動させる
    マガジン搬出入機構と、奥行方向に対して直交する方向
    に装置本体のマガジンを往復移動し、所定の再生順序に
    従って選択された磁気シートパックをバケットの待機す
    る位置まで移動させるランダムアクセス機構と、奥行方
    向に往復移動可能とされランダムアクセス機構によりバ
    ケットと対向する位置に選択されて磁気シートパックを
    マガジンから引出すと共に再生終了後の磁気シートパッ
    クをマガジンに挿入する磁気シートパック搬出入機構と
    、バケットに設けられ、バケットに磁気シートパックが
    挿入されるとシャッタを開放し、バケットから磁気シー
    トパックを引き出すとシャッタを閉じるシャッタ開閉機
    構と、バケット内の磁気シートパックを奥行方向と直交
    する方向に往復移動可能とされ磁気シートパックを再生
    部の駆動軸に装着する位置に案内する磁気シートパック
    ローディング機構と、を有することを特徴とする磁気シ
    ートパックの自動交換装置。
JP8499985A 1985-04-19 1985-04-19 磁気シ−トパツクの自動交換装置 Pending JPS61267967A (ja)

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US06/852,727 US4768116A (en) 1985-04-19 1986-04-15 Device for automatically changing magnetic disc pack
US07/208,481 US4912581A (en) 1985-04-19 1988-06-20 Magazine for supporting a plurality of magnetic disc packs each housing a magnetic disc

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