JPS6126789A - 鉄鋼用気化性防錆剤 - Google Patents
鉄鋼用気化性防錆剤Info
- Publication number
- JPS6126789A JPS6126789A JP14746084A JP14746084A JPS6126789A JP S6126789 A JPS6126789 A JP S6126789A JP 14746084 A JP14746084 A JP 14746084A JP 14746084 A JP14746084 A JP 14746084A JP S6126789 A JPS6126789 A JP S6126789A
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- JP
- Japan
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- tube
- water
- beaker
- fed
- steel parts
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- Granted
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- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は鉄鋼用の防錆剤、特に気化性防錆剤に関するも
のである。
のである。
(従来の技術)
従来、鉄製品の防錆には、防錆油、エマルジョン防錆剤
、樹脂系防錆剤、水溶性防錆剤、気化性防錆剤(Vol
atile Coyrosirs Inhibito
r略称VCI)等の各種防錆剤が使用されている。
、樹脂系防錆剤、水溶性防錆剤、気化性防錆剤(Vol
atile Coyrosirs Inhibito
r略称VCI)等の各種防錆剤が使用されている。
このうち、使用上の簡便性、経済性に加えて製品を汚1
8ないこと、除去の容易さ等の理由によつ”(、VCI
が近年特に注目され多用されつへある。
8ないこと、除去の容易さ等の理由によつ”(、VCI
が近年特に注目され多用されつへある。
VCIとしてはジシクロヘキシルアンモニウムナイトラ
イト(略称DICHAN )、ジイソプロピルアンモニ
ウムナイトライト(略称D I PAN )、シクロヘ
キシルアンモニウムカーボネ−ト(略称CHC’)、オ
クチル酸のジシクロヘキシルアミン塩等が有名である。
イト(略称DICHAN )、ジイソプロピルアンモニ
ウムナイトライト(略称D I PAN )、シクロヘ
キシルアンモニウムカーボネ−ト(略称CHC’)、オ
クチル酸のジシクロヘキシルアミン塩等が有名である。
しかし、これら従来のVCIは共通して1)気化力が弱
く、防錆効果の及ぶ範囲が非常に狭く限定される。
く、防錆効果の及ぶ範囲が非常に狭く限定される。
2)同じ理由により、結露が生じた場合発錆する危険性
が大である。
が大である。
3)程度の差はあるが毒性を有し、一部のものは発癌性
が指摘されている。
が指摘されている。
リ 可燃性で着火、火災、爆発の危険性がある。
5)全般にコストが高い。
等多くの欠点を有している。これは具体的には次のよう
な形であられれている。すなわち、VC’Iを被防錆体
の至近距離に置く必要があるため、吹付け、散布のため
に除湿した圧縮空気、スプレィ装置、治具を用いる。し
かも、作業場における飛散、浮遊するver粉塵の対策
も衛化上重要であるが、これはverの過大使用と関連
している。一方、vCIを封入する適用品の乾味が不十
分なためM呼した功来が痔られず、熱風乾嫌等の工程を
要し、乾燥剤の併用を行なうことになる。これらは特に
大型の熱交換器、塔、種類の適用時に顕著で、またこれ
の管台等の溶接、切断時の着火も安全上の障害となって
いる〇 以上述べたことは従来のMCIがもっている基本的な性
状によってもたらされるもので、vCIによる防錆方法
の適用拡大と信頼性向上を阻害しているものである。
な形であられれている。すなわち、VC’Iを被防錆体
の至近距離に置く必要があるため、吹付け、散布のため
に除湿した圧縮空気、スプレィ装置、治具を用いる。し
かも、作業場における飛散、浮遊するver粉塵の対策
も衛化上重要であるが、これはverの過大使用と関連
している。一方、vCIを封入する適用品の乾味が不十
分なためM呼した功来が痔られず、熱風乾嫌等の工程を
要し、乾燥剤の併用を行なうことになる。これらは特に
大型の熱交換器、塔、種類の適用時に顕著で、またこれ
の管台等の溶接、切断時の着火も安全上の障害となって
いる〇 以上述べたことは従来のMCIがもっている基本的な性
状によってもたらされるもので、vCIによる防錆方法
の適用拡大と信頼性向上を阻害しているものである。
(発明が解決しようとする問題点)
プラントを構成する大型機器類の内面防錆にMCIが多
用されているが、先に述べた防錆性、経済性、作業性、
安全衛生の上から種々問題があり、本発明はこれらを解
決できる気化性防錆剤を提供するものである。
用されているが、先に述べた防錆性、経済性、作業性、
安全衛生の上から種々問題があり、本発明はこれらを解
決できる気化性防錆剤を提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は炭酸アンモニウム塩なVCIとじて使用するも
のであり、次の様な特長を有している0 1)気化力が非常に強力である。ちなみに気化力はD
I CRANの5,000倍以上である。
のであり、次の様な特長を有している0 1)気化力が非常に強力である。ちなみに気化力はD
I CRANの5,000倍以上である。
2)防錆力が強力である。従来のMCIでは完全な防錆
ができなかった鋳鉄に対しても優れた防錆効果を有する
。
ができなかった鋳鉄に対しても優れた防錆効果を有する
。
3)不燃性である。従って、引火、着火、爆発の危険性
がない。
がない。
リ 食品添加物の一種であり無毒性である。
5)非常に安価である。従来のMCI価格の1/10〜
1750程度である。
1750程度である。
本発明は、鉄鋼用MCIとして、エンジン部品、パルプ
、ポンプ、釘、ポルート、ナツト等小型の鉄製品、なら
びに、プラントを構成する大型機器の内面防錆、鋼管の
内面防錆等広範な用途に応用できる。
、ポンプ、釘、ポルート、ナツト等小型の鉄製品、なら
びに、プラントを構成する大型機器の内面防錆、鋼管の
内面防錆等広範な用途に応用できる。
実施例
本発明には、炭酸のアンモニウム塩を使用するものであ
る。
る。
炭酸のアンモニウム塩としては、炭酸水素アンモニウム
、又は両化合物の任意の中間中和物が使用できる。
、又は両化合物の任意の中間中和物が使用できる。
炭酸のアンモニウム塩は、密閉容器中で従来のverの
防錆効果を遥かに凌ぐものがあり、しかも速効性を発揮
する。その防錆機構については明かでないが、炭酸アン
モニウム塩の気化ガスが、水蒸気あるいは水分に溶屏し
て高pHとなし、鉄面に不動態皮膜を形成するものと推
定される。
防錆効果を遥かに凌ぐものがあり、しかも速効性を発揮
する。その防錆機構については明かでないが、炭酸アン
モニウム塩の気化ガスが、水蒸気あるいは水分に溶屏し
て高pHとなし、鉄面に不動態皮膜を形成するものと推
定される。
以下、実施例を第1図について説明する。
内径105m、長さ2.000.のアクリル樹脂製の管
1.の上下はゴム栓2.で密閉されている。
1.の上下はゴム栓2.で密閉されている。
管の下部には100−のビー力5に5fの炭酸のアンモ
ニウム塩が入れてあり、更にその横に200−ビー力4
には100−の水が入れである。構造用鋼板S S −
4,1材(JI87G−5101!lOX5m10X5
および錆鉄板FC−25材(JIS−G−550130
X5m)を各6秋なアクリル樹脂製管1の内側底面より
3OO瓢毎に試験片二を試験片吊り下げホルダー益に取
付けて設置されている。水槽7には、アクリル樹脂製管
上の下部から200箇の位置に水線があるように水を入
れこれを37℃に保ち、アクリル樹脂管1内の200w
dビーカ4の水を加温して水蒸気を発生させるとともに
、7クリル樹脂管1の内面上下部に温度差5〜10℃を
与え結露を促進させる。
ニウム塩が入れてあり、更にその横に200−ビー力4
には100−の水が入れである。構造用鋼板S S −
4,1材(JI87G−5101!lOX5m10X5
および錆鉄板FC−25材(JIS−G−550130
X5m)を各6秋なアクリル樹脂製管1の内側底面より
3OO瓢毎に試験片二を試験片吊り下げホルダー益に取
付けて設置されている。水槽7には、アクリル樹脂製管
上の下部から200箇の位置に水線があるように水を入
れこれを37℃に保ち、アクリル樹脂管1内の200w
dビーカ4の水を加温して水蒸気を発生させるとともに
、7クリル樹脂管1の内面上下部に温度差5〜10℃を
与え結露を促進させる。
このような状態1に30日間継続した後、表面状態を観
察した。その結果を第1表に示した。
察した。その結果を第1表に示した。
本結果が示すよ5に本発明のMCIは過酷な条件下にお
いても鋼、鋳鉄とも完全に防錆する優れた性能を有する
ものである。
いても鋼、鋳鉄とも完全に防錆する優れた性能を有する
ものである。
第1図は本発明の一効果を立証するために用いた試験装
置を示す。
置を示す。
Claims (1)
- 炭酸のアンモニウム塩を成分とする鉄鋼用気化性防錆剤
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14746084A JPS6126789A (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | 鉄鋼用気化性防錆剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14746084A JPS6126789A (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | 鉄鋼用気化性防錆剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6126789A true JPS6126789A (ja) | 1986-02-06 |
JPH0551675B2 JPH0551675B2 (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=15430866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14746084A Granted JPS6126789A (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | 鉄鋼用気化性防錆剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6126789A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011032342A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Brother Industries Ltd | インクジェット記録用水性インク |
JP2011047028A (ja) * | 2009-08-28 | 2011-03-10 | Chubu Kiresuto Kk | 気化性防錆剤組成物 |
-
1984
- 1984-07-18 JP JP14746084A patent/JPS6126789A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011032342A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Brother Industries Ltd | インクジェット記録用水性インク |
JP2011047028A (ja) * | 2009-08-28 | 2011-03-10 | Chubu Kiresuto Kk | 気化性防錆剤組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0551675B2 (ja) | 1993-08-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |