JPS61267615A - プラウ型排出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ、産業上の利用分野 本発明は、貯槽内に貯蔵された石灰石９石炭。

鉱石等の粒状物を貯槽下部から定量的に排出するプラウ
型排出装置に関する。

ｂ、従来の技術 従来のプラウ型排出装置の一例を第４図および第５図に
基づき簡単に説明する。第５図において１は貯槽であっ
て、この貯槽１は第５図の紙面に垂直な方向に延設され
ている。貯槽１内の底部中央には、傾斜底壁２が貯槽１
の長手方向に沿って配設され、この傾斜底壁２の両側に
、貯槽１の長手方向に沿って連続した一対の排出口３が
形成されている。排出口３の下方には底板４が配設され
、貯槽１内に貯留された石灰石等の粒状物５は、常時は
傾斜底壁２の下端と底板４との間において安息角を形成
している。

一方、底板４の下方には台車６が配設され、この台車６
は排出口３の長手方向に沿ってレール７上を移動で°き
るようになっている。台車６上には架台ｌＯが立設され
、この架台ｌＯの上端部は底板４の中央線に沿って形成
された長孔１１を通して傾斜底壁２の内側に突出してい
る。架台１０には底板４の上面に沿って回転するプラウ
型フィーダ１２が取付けられ、このフィーダ１２によっ
て掻出された粒状物５は、台車６の下方に配設された排
出用コンベヤ１３上にホッパ１４を介して排出され、そ
の後この排出用コンベヤ１３によって所定の場所に搬送
されるようになっている。

Ｃ０発明が解決しようとする問題点 従来のプラウ型排出装置は概略上述の如く構成されてな
るが、この排出装置には次のような問題点が指摘されて
いる。すなわち１．貯槽１内における粒状物５のレベル
が変化すると、フィーダ１２を定速回転させていてもこ
のフィーダ１２による粒状物５の掻出し量ないし排出量
が必然的に増減してしまう。このため、粒状物の定量使
用が必要な場合には排出用コンベヤ１３の排出端などに
計量機を設置するなどの対策が講じられていた。

しかし、排出用コンベヤ１３の排出端などに計量機を設
置した場合でもフィーダ１２の排出と計量機の計量との
間には相当の時間差が生ずる。このため、フィーダ１２
の排出量に大きな変動があった場合、台車６の速度やフ
ィーダ１２の回転数、あるいは排出用コンベヤ１３の駆
動速度等の調整対応が著しく遅れ、この結果、排出用コ
ンベヤ１３等の輸送系統におけるトラブルの発生や排出
量の過不足等の問題を生じていた。

従って、粒状物５の定量使用を維持するためには使用側
に別の貯槽ホッパおよび定量供給機を設置する必要があ
り、設備コストがかさむという不都合があった。なお、
貯槽ｌ内の粒状物５のレベルを検出してこの検出結果に
基づいてフィーダ１２等を駆動制御し、排出量を一定に
調節する方法も考えられないではないが、貯槽１上部よ
り粒状物５の装入を行ないつつ排出作業を行なう場合に
は、粒状物５のレベルを正確に検知することが困難であ
り、排出量を一定に調節することは不可能である。

本発明は上述した問題点を有効に解決すべく創案するに
至ったものであうで、その目的は貯槽内の粒状物のレベ
ルの変化にかかわらず、所望する任意量の粒状物の定量
排出が可能なプラウ型排出装置を提供することにある。

すなわち、本発明の要旨とするところは、粒状物の貯槽
の下部における横方向に連続した排出口に沿って配設さ
れた排出用コンベヤと、上記排出用コンベヤに沿って移
動しつつ、上記粒状物を連続的に上記排出用コンベヤに
排出するプラウ型フィーダを備えた台車とからなる排出
装置において、上記プラウ型フィーダの排出端と上記排
出用コンベヤとの間に計量用コンベヤを配設するととも
に、上記計量用コンベヤで搬送される上記粒状物の搬送
量を連続的に計量する計量装置を配設し、かつ上記計量
装置からの計量信号に基づき、上記プラウ型フィーダの
排出量を一定にすべく上記プラウ型フィーダおよび計量
用コンベヤを駆動制御する制御装置を配設したことを特
徴とするプラウ型排出装置にある。

ｄ８問題点を解決するための手段 以下に本発明の一実施例を第１図〜第３図に基づいて説
明する。第１図および第２図において１は従来同様の貯
槽であって、この貯槽１は第２図で紙面に垂直な方向に
延設されている。貯槽１内の底部中央には、断面がほぼ
逆Ｖ字状をなす傾斜底壁２が貯槽１の長手方向に沿って
配設され、この傾斜底壁２の両側に、貯槽１の長手方向
に沿って連続した一対の排出口３が形成されている。排
出口の下方には底板４が配設され、貯槽１内に貯留され
た石灰石等の粒状物５は、常時は傾斜底壁２の下端と底
板４との間において安息角を形成している。

一方、底板４の下方には一対の支持架構１８が立設され
、この一対の支持架構１８の上端部にそれぞれレール７
が敷設されている。レール７上には台車１９が載せられ
ており、この台車１９は第３図に示す如く台車１９上に
配設された台車駆動モータ２０によって駆動されるよう
になっている。

台車１９上には架台２１が立設され、この架台２１の上
端部は底板４の中央線に沿って形成された長孔１１を通
して傾斜底壁２の内側に突出している。架台２１には底
板４の上面に沿って回転するプラウ型フィーダ１２が取
付けられ、このフィーダ１２によって掻出された粒状物
５は、台車１９に取付けられたホッパ１４に連続的に投
入されるようになっている。

台車１９の下面には、第１図および第２図に示す如くフ
レーム２２が一体的に取付けられている。このフレーム
２２には計量用コンベヤ２３が取付けられており、この
計量用コンベヤ２３の一端は前記ホッパ１４の下方に位
置し、他端は台車１９０前後方向に沿って所定長さ延出
している。なお一対の支持架構１８の間には従来同様に
排出用コンベヤ１３が配設され、この排出用コンベヤ１
３の排出端は図示しない他の搬送コンベヤ等に接続され
るなどして粒状物５の使用現場まで連続されている。

計量用コンベヤ２３の他端部近傍には計量装置２４が配
設され、計量用コンベヤ２３上を搬送される粒状物５の
搬送量がこの計量装置２４によって連続的に計量、検出
されるようになっている。またこの計量装置２４には制
御装置２５が付設されており、計量装置２４の検出信号
が制御装置２５に入力されるようになっている。そして
上記検出信号に基づいて、フィーダ１２の排出量を一定
にするようにフィーダ１２の回転数が制御装置２５によ
って制御され、あわせて計量用コンベヤ２３の駆動速度
もフィーダ１２の排出量に対応するように駆動制御され
るように構成されている。

０１作用 プラウ型排出装置は上述の如く構成されてなり、フィー
ダ１２を回転させつつ台車１９を移動させると、貯槽１
内の粒状物５が連続的に外部に排出される。

詳しくは、フィーダ１２を回転させると底板４上で安息
角を形成していた粒状物５がフィーダ１２によって掻取
られ、この掻取られた粒状物５はホッパ１４に投入され
て計量用コンベヤ２３の一端に落下する。この落下した
粒状物５は計量用コンベヤ２３によって第１図で右方向
に搬送され、計量装置２４によって計量された後、排出
用コンベヤ１３上に落下する。そして排出用コンベヤ１
３や図外の搬送コンベヤ等によって所定の使用現場まで
搬送される。

この際、貯槽１内における粒状物５のレベルが自然に下
降したり、あるいは貯槽１内に対する粒状物５の装入等
によってレベルが上昇すると、粒状物５の自重圧力が変
化し、フィーダ１２の排出量が増減変化する。しかし、
本発明に係る排出装置においてはこの排出量の増減変化
が計量装置２４によって直ちに検出され、この検出結果
に基づき制御装置２５がフィーダ１２の回転数を増減調
節するので、フィーダ１２の排出量をほぼ一定に維持す
ることができる。なお、フィーダ１２の排出量を変更す
る場合には計量用コンベヤ２３の搬送能力も調節する必
要があり、プラウ型フィーダ１２の駆動制御とあわせて
計量用コンベヤ２３も制御装置２５によって駆動制御さ
れる。

以上、本発明の一実施例につき説明したが、本発明は上
記実施例に限定されることな（種々の変形が可能である
０例えば上記実施例では傾斜底壁２の両側に一対の排出
口３が設けられた貯槽１に対して本発明を適用したが、
本発明は排出口３が１つの貯槽に対しても適用できるこ
とは勿論である。

ｆ８発明の効果 本発明は上述の如く、フィーダから排出された粒状物を
いったん計量用コンベヤで受止め、この計量用コンベヤ
上において排出量を連続的に計量した後排出用コンベヤ
に落下させるようにしているので、貯槽内の粒状物レベ
ルの増減等によってフィーダの排出量が変化しても、こ
の変化が直ちに計量、検出されてフィーダの回転数が調
節制御され、この結果、フィーダの排出量が常に所望す
る一定量に維持される。従って粒状物の使用現場におい
て定量使用のための貯槽ホッパや定量供給機等の設備を
設ける必要がなく、この種の排出装置における設備コス
トの大幅な低減を図ることができる。また、貯槽からの
排出量を直ちに検出することができるので、排出量の調
整を正確かつ迅速に行なえ、粒状体の在庫管理を最適か
つ正確に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は本発明の一実施例を示したものであっ
て、第１図はプラウ型排出装置の概略側面図、第２図は
第１図の縦断面図、第３図は第１図の平面図である。ま
た第４図は従来のプラウ型排出装置の側面図、第５図は
第４図の縦断面図である。 １・・・貯槽、　　　　　　　３・・・排出口、５・・
・粒状物、　　　　　　６・・・台車、１２・・・プラ
ウ型フィーダ、　１３・・・排出用コンベヤ、２３・・
・計量用コンベヤ、　　２４・・・計量装置、２５・・
・制御装置。 第１図 ■ 第２図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 粒状物の貯槽の下部における横方向に連続した排出口に
   沿って配設された排出用コンベヤと、上記排出用コンベ
   ヤに沿って移動しつつ、上記粒状物を連続的に上記排出
   用ベルトコンベヤに排出するプラウ型フィーダを備えた
   台車とからなる排出装置において、上記プラウ型フィー
   ダの排出端と上記排出用コンベヤとの間に計量用コンベ
   ヤを配設するとともに、上記計量用コンベヤで搬送され
   る上記粒状物の搬送量を連続的に計量する計量装置を配
   設し、かつ上記計量装置からの計量信号に基づき、上記
   プラウ型フィーダの排出量を一定にすべく上記プラウ型
   フィーダおよび計量用コンベヤを駆動制御する制御装置
   を配設したことを特徴とするプラウ型排出装置。