JPS61267296A - 減圧式マイクロ波乾燥装置 - Google Patents

減圧式マイクロ波乾燥装置

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JPS61267296A
JPS61267296A JP60109517A JP10951785A JPS61267296A JP S61267296 A JPS61267296 A JP S61267296A JP 60109517 A JP60109517 A JP 60109517A JP 10951785 A JP10951785 A JP 10951785A JP S61267296 A JPS61267296 A JP S61267296A
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JP
Japan
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vacuum
heating chamber
microwave
air
heated
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伊東 正晃
茂 小寺
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New Japan Radio Co Ltd
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New Japan Radio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は減圧下においてマイクロ波により誘電加熱を行
う減圧式マイクロ波乾燥装置に関する。
〔従来の技術〕
第3図に、従来一般の減圧式マイクロ波を検装置の例を
示す。第3図において、減圧加熱室1には導波管4、導
波管の変換接続器7、結合部6を介してマイクロ波発生
装置2が結合されている。
導波管4と変換接続器7との間は真空シール部8により
接続されており、変換接続器7と結合部6との間は真空
クール部5により接続されている。
真空シール部5.8にはそれぞれ導波管4と減圧加熱室
1間の空気の流通をしゃ断する7一ル部材が介在されて
いる。このV−ル材はセラミックやプラスチック等のマ
イクロ波透過性の材料からなる。
運転に際しては、真空ポンプ10により減圧加熱室1内
の気圧を下げ、マイクロ波発生装置2から導波管4を通
じてマイクロ波を供給する。このマイクロ波は減圧加熱
室1内に収納された被加熱物3に照射され、被加熱物3
は誘電作用により加熱されて乾燥する。なお、加熱室1
内を減圧するのは、被加熱物3の沸点を下げ、低温でも
乾燥しやすくするためである。
なお、減圧式マイクロ波乾燥装置の従来の例として実開
昭54−109177号公報が挙げられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上のマイクロ波減圧式乾燥装置において問題となるの
は、加熱に伴って発生した蒸気の供給口6の内面への結
露、およびこの部分における真空放゛1の発生による真
空シール部の破損ならびにマイクロ波の照射効率の低下
マある。
前者の結露防止対策として真空シール部5をヒータ等の
加熱手段により加熱することが考えられる。しかし、こ
の方法も真空放電を防止するには充分ではない。このよ
うに、従来では真空シール部を保庫する有効な手段とし
てはマイ電力密度を低下させる以外になかった。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、本発明によるマイクロ波
減圧式乾燥装置は、マイクロ波発生装置と、このマイク
ロ波発生装置に気密保持された状態で連結された減圧加
熱室と、この減圧加熱室内の気圧を減圧する真空ポンプ
とを備えた減圧式乾:   燥機において、前記減圧加
熱室へのマイクル四波供給口の真空シール部にマイクロ
波供給路と減圧加熱室間に連通ずる小孔を設けたと、と
を%徴とするものである。
〔作用〕
上記の如く構成することにより、気圧の低い減圧加熱室
側へ導波管側から真空/−シル部小孔を介して微少の空
気が引き込まれる。この小孔からの空気の流入はジェッ
ト噴射の如く行なわれ、その結果、結露しようとする被
加熱物からの蒸気を押し返す作用をなす。また、このジ
ェット噴射は高速の空気の流れを招来するので発生しよ
うとする真空放電を阻止する。一方、真空シール部に設
けた小孔による減圧加熱室内の減圧効果の減少は実質的
な運転に影響を与えることはない。必要ならば真空ポン
プの吸収力を補強すればよいからである。
〔実施例〕
次に1本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図に本発明の第1の実施例を示す。第1図は真空シ
ール部5の詳細な構造な断面図にて示したものである。
減圧式乾燥装置の全体構成は第3図に示したものと同様
なので、同一部分には同一の符号を附して詳細な説明は
省略する。
第1図において、変換接続器7の端部と結合部6の端部
との間にはOリング12を介して7一ル部材11が挾持
されている。変換接続器7の端部と結合部6の端部相互
間は締付ポル)13により締結されている。14はマイ
クロ波の漏れを防止するための金属製リングである。
シール部材11は断面略台形状の有底筒体状をなし、そ
の上底部には減圧加熱室1内の気密性に影響を与えない
程度の小孔16が穿設されている。
シール部材11としてはマイクロ波透過性を有するセラ
ミックやプラスチック等の素材が用いられる。
以上の構成において、被加熱物3の加熱に伴なって真空
ポンプ10により減圧加熱室1内の気圧を低下させるこ
とにより、導波管4側から小孔16を介して減圧加熱室
1内に高速空気が吸い込まれる。この空気の流れはジェ
ット噴射状となり、しかもクール部材11が台形状断面
の末広がり状をなしているから結合部6の内部空間全域
に亘って均等な高速空気の流れをつくる。その結果、被
加熱物3から発生し、結合部6内に上昇しようとする蒸
気を逆に押返す作用をなす。また、気圧が低いが故に発
生する真空放電もジェット噴流によるイオンの吹き飛ば
し作用によって結露防止と共に真空放電の発生を防止で
きる。小孔16を設けたことによる減圧加熱室1内の気
密性の損失は極くわずかなものであり、必要に応じて真
空ポンプ10の吸引力を補強することで容易に解決しう
る。
次に、第2の実施例を第2図に示す。この第2の実施例
は小孔16を有する平板状のシール部材11a、15を
真空シール部5および8のそれぞれに設け、かつこれら
のソール部材11 a、’ 15間、すなわち変換接続
器7内の空間内に加熱空気を導入することによって結合
部6内の空気と導波管4側の空気相互間の温度差を小さ
くし、多菫の蒸気を発生する乾燥装置に適用させるよう
にしたものである。
詳細に述べると、上側7一ル部材15には1つの小孔1
6を設け、下側/−シル部材1aには2つの小孔16を
設けである。これらの小孔の数に特に限定されるもので
はないが、平板状のシール部Iの場合には、第1図の台
形断面の末広がり状シール部材11のように、適度に流
入空気を放射状に分散できない可能性がある。そこで、
空気の流入位1aを分散させるために2個に分散させた
ものである。もちろん、この実施例において第1図のシ
ール部材11と同じものを使用しても差支えない。ただ
、平板状の利点は加工が容易であるという点にある。
変換接続器7の側壁には外周にヒータ24が取付けられ
た加温空気導入用のバイブ21が接続されており、この
バイブ21の導入口には導入空気量を調整するだめのバ
ルブ22−を介して導入空気清浄用のフィルタ2−3が
取付けられている。
以上の構成において、運転に際しては、真空ポンプ10
の減圧作用により、導波管4側からの空気とともにバイ
ブ21から加温された空気が吸入され゛、変換接続器7
内において適度に加温された空気がシール部材11aの
小孔16を介して結合部6内に流れ込む。ここで、第1
図の実施例と同様にジェット噴流による蒸気の押返し作
用によって結露が防止され、かつ、イオンの吹飛ばし作
用による真空放電の防止が行なわれることとなる。
加えて、結合口6内に流入する空気は加温されているか
ら多菫の発生蒸気に対しても有効に結露を防止すること
ができる。
〔発明の効果〕
以上述べた如く、本発明によれば、マイクロ波減圧乾燥
装置における結露および真空放電の発生を防止すること
ができ、被加熱物に対するマイクロ波の照射効率、した
がって乾燥効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す要部断面図、第2
図は本発明の第2の実施例を示す要部断面図、第3図は
一般的な減圧式乾燥装置の構成を示す構成図である。 1・・・減圧加熱室。 2・・・マイクロ波発生装置、 3・・・被加熱室、    4・・・導波管、5・・・
真空シール部、 6・・・結合部、7・・・変換接続器
、  8・・・真空シール部、9・・・真空バイブ、 
   10・・・真空ポンプ、I Is  11 a−
・V−A/部材、15・・・シール、   16・・・
小孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. マイクロ波発生装置と、このマイクロ波発生装置に気密
    保持された状態で連結された減圧加熱室と、この減圧加
    熱室内の気圧を減圧する真空ポンプとを備えた減圧式乾
    燥機において、前記減圧加熱室へのマイクロ波供給口の
    真空シール部にマイクロ波供給路と減圧加熱室間に連通
    する小孔を設けたことを特徴とする減圧式ケイクロ波乾
    燥装置。
JP60109517A 1985-05-22 1985-05-22 減圧式マイクロ波乾燥装置 Granted JPS61267296A (ja)

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JP60109517A JPS61267296A (ja) 1985-05-22 1985-05-22 減圧式マイクロ波乾燥装置

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JPS61267296A true JPS61267296A (ja) 1986-11-26
JPH0542796B2 JPH0542796B2 (ja) 1993-06-29

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0330288A (ja) * 1989-06-07 1991-02-08 Wolfgang Moshammer 含水物質などにマイクロ波エネルギーを放射して殺菌する方法と装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0330288A (ja) * 1989-06-07 1991-02-08 Wolfgang Moshammer 含水物質などにマイクロ波エネルギーを放射して殺菌する方法と装置
JPH059915B2 (ja) * 1989-06-07 1993-02-08 Mosuhamaa Borufugangu

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JPH0542796B2 (ja) 1993-06-29

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