JPS61267238A - カラ−受像管 - Google Patents

カラ−受像管

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JPS61267238A
JPS61267238A JP60106954A JP10695485A JPS61267238A JP S61267238 A JPS61267238 A JP S61267238A JP 60106954 A JP60106954 A JP 60106954A JP 10695485 A JP10695485 A JP 10695485A JP S61267238 A JPS61267238 A JP S61267238A
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picture tube
stud pin
electron beam
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Kiyoshi Tokita
清 時田
Toshihisa Sone
曽根 敏尚
Michio Nakamura
中村 三千夫
Hiroshi Urata
浦田 拓
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/02Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
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    • H01J29/02Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
    • H01J29/06Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
    • H01J29/07Shadow masks for colour television tubes
    • H01J29/073Mounting arrangements associated with shadow masks

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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカラー受像管に係り、特にシャドウマスクの支
持構体に関するものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般番;カラー受像管は実質的:1矩形状のパネルの内
側壁に堀込まれたスタツドビン:1弾を体を介してシャ
ドウマスクを懸架し、パネル前面部内面の螢光体スクリ
ーン上の所定位置に電子ビームが射突するように構成さ
れている。
このようなカラー受像管に於いて、例えば矩形状の電子
ビーム通過開孔を有するスリット形シャドウマスクの場
合、通常開孔を通過する有効電子ビームは1/3以下で
あり、残りの電子ビームはシヤドウマスクに射突し、時
として80C程度迄シャドウマスクを加熱させることに
なる。そのため螢光体スクリーンとシャドウマスクとの
間隔(以下q値と云う)が変化し、そのq値の変化が許
容値以上になると1子ビームは螢光体スクリーンのスト
ライプ状螢光体に正確にランディングせず、いわゆるミ
スランディングを生じ色純度を劣化させることになる。
これを防止するために特公昭44−3547号公報に示
されているように、マスクフレームをバイメタルを介し
てパネル側壁に係止し、シャドウマスク全体を螢光体ス
クリーン方向に移動させてq値の変化を実質的;二許容
し得る範囲内にとどめる方式が採用されている。
しかしながら、このバイメタルを用いる方式は複雑であ
り、部品点数が多いため組合せ精度がばらつき易い。そ
の結果色純度もばらつき易く、品位の良いカラー受像管
は高価となる。
1    この点を補う構造として、特公昭46−41
04号公報等にも提案されているカラー受像管がある。
例えば第8図に示すようにマスクフレーム(8)とパネ
ル(1)の内側壁1′−植設されたスタッドピン(11
間に弾性細条Q1を設けるものがある。これはシャドウ
マスク(7)の加熱に−して満足でさる補正を得るため
、より延在する可動片部(13b)とを少なくとも有す
る弾性細条Iを設けることにより、磁子ビーム(5)の
ミスランディングを防止するものである。この提案によ
れはシャドウマスク(7)の熱膨張6二伴い弾性細条(
11の―■動片部(13b)がスタッドピンα1を中心
に回動し、シャドウマスク(7)が螢光体スクリーン(
4)の方向に僅かに移動し、ミスランディングを補正で
きるとされている。
すなわち、第9図(a)、(b)に示すようにシャドウ
マスク(7)に゛鴫子ビーム(5)が当たり始めると、
シャドウマスク(7)が膨張し、その上の1点Pは管軸
a◆から外側方向の点P’l二変位しようとする。点P
を遍る゛電子ビーム(5)を破線で示すが、p−+p’
に移ると電子ビーム(5)のランディング位置が変わる
ため色ずれが発生する。この熱による影響を補正するた
め6=は、シャドウマスク(7)の膨張ととも1ユνヤ
ドクマスク(7)自体の位置をパネル(1)側に移動さ
せ。
点Pが点Qの位置に一致するようにすれば、点Pを通る
電子ビーム(5)は正しく螢光体に達することになる。
しかし、このような形状の弾性細条峙は。
支持片部(13m)に設けられた孔(13C)をビン0
11;嵌合させて支持片部(13g)をビンaQ上に摺
動させることによりパネル(1)内に懸架させている。
このため、カラー受像管が衝撃を受けたり振動した場合
、弾性細条−がビンQl(二沿って摺動あるいは極端な
場合は、弾性細条α謙がビン(IIより外れることがあ
る。これを防止する手段の一つに弾性細条−のバネ圧力
を大金くすることが考えられる。ところがこの大きなバ
ネ圧力は、ビンtSによってパネルガラス(=伝達され
るためガラスに歪みを生じさせる。従って、製造(1際
してカッ−受像管に行なわれる通常の熱処理中にカラー
受像管が破損するおそれがある。更(二、このようなカ
ラー受像管においては、シャドウマスク(7)をパネル
(1)内で着脱することを繰り返し行なう場合に作業者
の手でその着脱をすることが困難となるため、大樹りな
着脱装置を各工程に設置する必要がある。また、その着
脱時(二は弾性細条a東やマスクフレーム(8)及びそ
れに固着されたシャドウマスク(7)に大きな圧力ヲカ
ケるため、マスクフレーム(8)やシャドウマスク(7
)を変形させるおそれもある。
一方、このような不都合(二対しては特開昭57−53
048号公報(米国特許第4,387,321号明細書
)が提案されている。これは第10 因(a) 、 (
b)および(、)に示すように、シャドウマスク(力に
一端を連結した平坦な弾性素子−を有する懸架手段によ
ってシャドウマスク(7)をパネル(1)の隅部で懸架
したカラー受像管である。このようなカラー受像管はシ
ャドウマスク(7)の着脱が簡単にでき、歪みの発生も
防止できると述べられている。しかしこのような構造で
はわずかな衝撃を受けたり、振動をしても弾性素干鰯は
ビン(7)から簡単に外れてしまう。これを防止するた
め弾性素子(財)とピン善とを例えばガラスエナメル、
セメント或いは各種溶接により連結したり、或いは第1
0図(b)、 (C)の如く、緊締部材(2)とプレー
ト(ハ)により平坦な弾性素子(2a)の動き(二対す
る制限部材を構成したりすることも併せて提案している
。しかしこの従来例の如く、弾性素子121とビンI2
1とを固着した場合、このカラー受像管が後工程で他の
原因による不良となってもパネル(1)更には弾性素子
(至)を含むシャドウマスク系全体の再利用が不可能と
なる。一方、緊締部材(2)やプレート(ト)を使用す
る場合は、一本のカラー受像管に必要な部品点数やその
組立時間が増大したりして工業的量産性は著しく劣化し
てしまう。
〔発明の目的〕
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり
、動作初期から長時間にわたり電子ビームのミスランデ
ィングを充分少くすることによりi!ii&の色ずれな
どの色純度劣化を抑制し、且つ、社 簡単な支持材により〆衝撃性を向−ヒさせた工業的量産
性に冨むカラー受像管を提供することを目的1    
としている。
〔発明の概要〕
即ち、本発明はシャドウマスクを保持しているマスクフ
レームを矩形状のパネルの隅部内側壁に植設されたスタ
ッドピンに懸架するにあたり、弾性部材のバネ定数Kk
#・f/■と、弾性部材がスタッドピン(二加える力F
kf・fとの間にの関係が成り立つようにしたことを特
徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明のカラー受像管の実施例を詳細に説明する
第2図は本発明によるカラー受像管の断面図である。す
なわち実質的に矩形状のパネル(1)と、漏斗状のファ
ンネル(2)及びネック(3)から真空外囲器が構成さ
れている。そしてパネル(1)の内面には赤。
緑及び青(1夫々発光するストライプ状の螢光体層から
なる螢光体スクリーン(4)が被着形成され、ネック(
3)にはパネル(1)の水平軸に沿って一列書一配列さ
れ、赤、緑及び青に対応する3本の′電子ビーム(5)
を射出するいわゆるインライン型電子銃(6)が配設さ
れている。また螢光体スクリーン(4)に近接対向した
位置には、多数のスリット状の開孔が重置方向に配列さ
れこの垂直配列が水平方向に多数配列されたシャドウマ
スク(7)がマスクフレーム(8)によって支持固定さ
れている。さらにマスクフレーム(8)は弾性部材(至
)を介してパネル(1)の直立縁部内壁に埋め込まれた
ビン(11で係止され、支持されている。
3本のインライン配列の電子ビーム(5)はファンネル
(2)の外部の偏向装置Q″jJN二よって偏向され、
矩形状のパネル+1)に対応する矩形の範囲を走査し、
かつシャドウマスク(7)の開孔な介して色選別されて
ストライプ状螢光体層にランディングし、カラー映像を
再現させるようになっている。また、電子ビームは地磁
気等の外部磁界の影譬な受はストライプ状螢光体層に正
確にランディングしない場合があり、再現映像の色純度
が劣化するのを防止するためファンネル(2)内部に強
磁性金属板よりなる磁気遮蔽体aυがフレーム(8)を
介して係止されている。
さらに第1図の要部拡大断面図を用いて詳細に説明する
。シャドウマスク(力は厚さが約0.2−の冷間圧延鋼
板よりなり、その側壁は厚さが約1.6鰭の冷間圧延鋼
板からなるマスクフレーム(8)に固定されている。こ
のマスクフレーム(8)と矩形状のパネル(110隅部
の直立縁部(1a)にはスタッドピンQlが植設されて
おり、マスクフレーム(8)とスタッドピン四との間に
は弾性部材(至)が設けられている。この弾性部材−は
スタッドピン翰と嵌合する孔(33c)を有しており、
管軸α尋方向に沿うようにスタッドピン四と嵌合されて
いる支持片部(33m)と、この支持片部(33m)か
ら管軸Q4との角度αが45°になるよう螢光体スクリ
ーン(4)側(二延在する可動片部(33b)と、この
可動片部(33b)から前記支持片部(33m)とはぼ
平行になるように延在し、マスクフレーム(8)l;固
着される固着片部(33d)とからなる。さらにこの弾
性部材(至)は支持片部(33麿)の管軸方向の長さ1
′は約17m、幅が約15鴎、可動片部(33b)の延
在方向の長さを1、この延在方向と直交方向の幅が約1
5mの析出硬化型ステンレス鋼例えば8 U 8631
より構成されている。この弾性部材(至)のバネ定数K
 kte //waと、この弾性部材(至)がスタッド
ピン四に嵌合した時にスタッドピン(14<:加わる力
FkIPφIは t、36 F (2,5 K となるように設定されている。
このような構造を有するあインチ盤110度偏向カラー
受像管において機械的な衝撃1;よる電子ビームのミス
ランディング量と、シャドウマスクのパネル内での脱着
の難易について実験を行なった。
まず、このような構造を有するカラー受像管において、
どのような方向の衝撃(二対して電子ビームのミスラン
ディング量が最も大きく示されるかを検討したところ、
管軸1:直角に且つ、ストライプ状螢光体の長さ方向に
直角、すなわち、一般には矩形パネルの長辺に平行な方
向に衝撃を加えることが禾も顕著な値を示すことが判明
した。特に1   画面の中央部において電子ビームの
変位量が大きいことも確認した。すなわち、第3図1=
示すように、管軸Iおよび螢光体スクリーン(4Jの螢
光体層の長手方向)二各々垂直な矢印(40)で示す方
向(紙面上で右から左):二衝撃力を加えた場合、シャ
ドウマスク(7)は紙面上で右から左方向へ移動する。
すなわち、画面中央部ではシャドウマスクが点Cから点
C′へ移動し、それに伴ない電子ビームも矢印(42a
)で示すように変位する。ところが、画面右側(紙面上
で右側)では、衝撃0Iを受けると弾性部材(331)
はそのその形状のため矢印(41りのように、スタッド
ピン翰ニ支持されてる部分を支点とするような回転運動
を生じ、結果としてシャドウマスク(7)を螢光体スク
リーン(4)より遠ざける。
従って、シャドウマスク(7)は衝撃(41を受けると
紙面上で右から左へ移動するととも(二重から上へも移
動するためシャドウマスク(7)の紙面上の右側周辺部
は1点Bから点R′へ移動し、それに伴ない電子ビーム
(5)も矢印(42b)で示すように変位する。
一方、画面左側(紙面上で左側)では、衝撃0Iを受け
ると弾性部材(aa、)はその形状のため矢印(41b
)のような回転を生じ、結果としてシャドウマスク(7
)を螢光体スクリーン(4月二近ずける。従つて、シャ
ドウマスク(7)は衝撃(41を受けると、紙面上で右
から左へ移動するとともに上かβ下へも移動するため、
シャドウマスク(7)は、点しから点L′へ移動し、そ
れに伴ない電子ビーム(5)も矢印(42c)に示すよ
うに変位する。ところで画面左右での電子ビームの変位
量(42b)、 (42c)は、画面中央での変位IL
(42m)より常に小さくなる。すなわち、画面右側に
おけるシャドウマスク(7)の下から上への移動と画面
左側におけるシャドウマスク(7)の上から下への移動
は、ともに右から左へのシャドウマスク(7)への移動
による電子ビームの変位を相殺する方向への移動であり
、これは本発明のようなカラー受像管の一つの特徴であ
る。一方、衝撃の人込さは衝撃加速度で表わされ、通常
のカラー受像管の輸送および使用時1′、加わると考え
る値よりやや大きい400 m/an”を加えることと
した。
このような衝撃に対して種々の実験を行ないオとめたも
のが第4図(a) t (b) e (c)であり、以
下第1図も参照して詳細a二説明する。すなわち、横軸
は。
91&1図の弾性部材−のバネ定数K、すなわち弾性部
材(至)の支持片部(33a)および可動片部(33b
)をフレーム(8)方向に曲げてビン四より外す時に必
要な力4二対応する係数を示す。一方、左側の縦軸は。
カラー受像管に衝撃を加えた時の電子ビームの変位量δ
(画面中央における最大値)を示し、特性曲線人、B、
C1二対応する。右側の縦軸は、弾性部材鏝がスタッド
ピン0Iに嵌合した時スタッドピン(1cJが弾性部材
01よりうける力F、すなわち弾性部材がシャドウマス
ク(7)及びフレーム(8ンを保持する力を各々示し、
特性曲線α、β、rに対応している。向、バネ定数には
、弾性部材(至)の可動片部(3ab)の実質的長さ1
を変えることにより変化させたもので、各実験での長さ
!は、各図の横軸上の0内の数値で示した。また、第4
図の(aL(b)。
(c)は弾性部材(ト)の厚さtが各々0.31g11
.0.4m、0.5111とした場合のデータである。
さて、第4図(a)において弾性部材(ハ)の可動片部
(aab)の長さ!を大きくしてバネ定数Kを減少させ
ていくと、特性αで表わされるスタッドピン(11(二
加わる力Fが減少する。それに伴ない衝撃な受けた時の
亀子ビームの変位量δ(特性人)も増大するが、バネ定
数Kが0.75嗜・、f/TIN以下、例えば可動片部
(33b)の長さ召を121mにして衝撃を加えるとパ
ネル(1)の4つの隅部に配置された弾性部材(ハ)の
うち、2ケがスタッドピンalから外れてシャドウマス
ク(7)が螢光体スクリーン上に落下して測定が不可能
となった。逆に可動片部の長さ形を小すくシて、バネ定
数Kを大きくすると、スタッドピンαlに加わる力F及
び′電子ビームの変位量δも小さくなる。しかし、バネ
定数Kを2.75 k#・、171111以上、例えば
可動片部(33b)の長さノな5mとした場合は、4ケ
の弾性部材(ハ)のうち2ケはスタッドピン翰と嵌合さ
せることはできるが、残りの2ケは弾性部材(ト)の機
械的強度が強過ぎて作業者の手では着装することができ
ず、これも測定不可能であった。次に第番@カ)は、厚
さ0.4 mノ808631で弾性部材−を構成した場
合のデータであり、特j   性曲線Bは変位量δ、β
は力Fに対応している。
バネ定数Kを1.3 kt@、171m以下、例えばi
tJ動片部(33b)の長さJを15111mlにする
と衝撃を受けた時に弾性部材(ト)のうち1ケがスタッ
ドピンQl)から外れてシャドウマスク(7)を正しく
支持できなくなり、測定が不可能となった。一方、バネ
定数Kを4.7峙・f/al1以上、例えば可動片部(
33b)の長さJを7w1;すると、4ケの弾性部材(
ト)のうち2ケはスタッドピンQlと嵌合させることは
できるが、残りの2ケの弾性部材(至)は、作業者の手
では着装することができなかったため、これも測定が不
可能となった。更に、′ls4図(c)ハ、厚す0.5
 sml ノ8US(i31で弾性部材(至)を構成し
た場合のバネ定数Kに対するスタッドピンQ(I H加
わる力F(特性r)及び衝撃を受けた時の電子ビームの
変位ILJ(特性C)を示すデータである。この場合は
、バネ定数Kを1.6に#−//IImすなわち、可動
片部(33b)の長さJを18118にしても弾性部材
(ト)がスタッドピン員より外れると云うことはなかっ
たが、衝撃を受けた時の電子ビームの変位量は約168
μmと非常::大きくなった。逆に、可動片部の長さJ
を小さくした時は、材厚が0.5關と厚くバネ定数K及
びスタッドピンQlに加わる力Fも非常に大きく、弾性
部材とじての機械的強度も非常に強くなった。そのため
、バネ定数Kが7に#−//aを越えると、例えば可動
片部(33b)の長さJが9閣の場合、弾性部材(至)
を4ケともすべて正しくスタッドピン(IIに嵌合させ
ることはできずに測定は実施できなかった。
以上の実験結果よりカラー受像管が衝撃を受けた時の電
子ビームの変位は、弾性部材−のバネ定数K及びそれに
対応するスタッドピン(11に加わる力Fと密接な関係
があることが判明した。すなわち、弾性部材−のバネ定
数Kが大きく、また弾性部材(至)がスタッドピン(1
1に加える力Fが大きければ弾性部材端の支持能力が大
きく、且つ衝撃による支持片部(33m)および可動片
部(33b)の変形も少さいため、衝撃を受けた時の電
子ビーム変位量を小さく抑えることができる。逆(二、
バネ定数K及びスタッドピンQI4二加わる力Fがとも
1;小さければ弾性部材(至)の支持能力も劣化し、同
時に衝撃ζ;よる支持片部(33a)および可動片部(
33b)の変形も大きいため、衝撃を受けた時の電子ビ
ームの変位置が増大することになる。
次に、衝撃を受けた時の電子ビームの変位量が実用上ど
の程度まで許容できるかを検討した。すなわち5一般に
ストライブ状螢光体層を有す暮螢光体スクリーンは、$
5図:二示すように、幅S11の螢光体層(51とその
両側に光を吸収する例えば黒鉛よりなる幅り、の光吸収
帯(51)が設けられ、幅Bllの゛電子ビーム(52
)は両側の光吸収帯(51)にまたがるように螢光体層
−上(二射突して特定の色を発光させている。従って、
亀子ビーム(52)が変位しても隣接する他の色を発光
する螢光体層(50−1) *(50−2)を発光させ
ない限り1色軸度の劣化は生じない。ところで、現在実
用化されているカラー受像管の画面中央部における螢光
体層間隔、例えば緑色螢光体層から隣接する次の緑色螢
光体層の間隔は、最大で約81011mである。これを
第5図の各寸法にあてはめると電子ビームの幅B8は約
210μm1螢光体層の幅S8は約170μmおよび光
吸収帯の幅り、は約100μmとなる。従って、電子ビ
ーム(52)が隣接する他の色を発光させる螢光体層(
51)−1)。
B、 −s。
(50−2)までの余裕ltGは、G=D8−(2)か
ら約80Amとなり、この値が実用化されているカラー
受像管の画面中央における蝦大余裕とみなすことができ
る。すなわち、一般4−外径寸法の小さいカラー受像管
や螢光体層間隔のより小さいカラー受像管は、この余裕
量Gがそれに伴ない小さくなる傾向であり、前述の余裕
量80μm以上となる場合は、色純度が劣化して、カラ
ー受像管としての品位を保つことができない。このこと
を本発明省略が実験して得られた第4図(a) 、 (
b) 、 (c)のデータと照らし合わせてみると、電
子ビームの変位量δが80μmとなる特性A、B、Cの
各点”1 + blおよびC1に対応する特性α、β、
rの各々の点α1.βl+rl(二おける弾性部材(至
)のバネ定数にと、スタッドピン四(:加わる力Fとの
関係は、各々(FA ) g r −2−50、(F/
K )β、 =2.59 、 (F/K)r、 −2−
66となる。そのためF/Kが2.5以下になるように
、バネ定数K及びスタッドピンOIに加わる圧力Pを]
    選択すれば゛磁子ビーム変位量が80μm以下
となり、実用可能であることが判明した。一方、本発明
者等が実用性を判断するもう一つの要素は、シャドウマ
スクをパネル内に懸架したり、逆にノ(ネルより外す場
合、通常の作業者の手で着脱可能か否かと云う点でこれ
は工業的なに産品に1問われる基本的な要素である。こ
の観点より第4図(、) 、 (b) 、 (C)のデ
ータをみると弾性部材−をスタッドピンelGに装着で
きる最大のバネ定数にとスタッドピンa11:加わる力
Fとの関係は、特性α、β、r上において各4点α、、
/Rおよびr、で示され、各々(F/K)αt−1,7
4、(F/K)7.−1.8および(F/K)r。
=1.8となるので、このv/Kが1.8以上であれば
パネル内におけるシャドウマスクの着脱は、作業者の手
で可能であると云うことである。また、弾性部材(至)
のより具体的な実用寸法を求めるため、第4図(aL 
(bL (c)l二示したデータを使い横軸に弾性部材
C33の可動片部(33b)の長さ−eをとり、弾性部
材−の可動片部の厚さtをパラメータとし、縦軸に衝撃
を受けた時の電子ビームの変位量aをとったのが第6図
である。すなわち、特性人、B。
Cは、tが0.3問%0.4關、0,5鵡に各々対応し
ている。この図より、衝撃を受けた時の電子ビームの変
位量δが80μmとなる点”1 、bl + 01にお
ける弾性部材(33)の可動片部の長さ、6と厚さ露の
関係は、各k (−6/l)a、 =34.3 、(e
/l )b、 =31.0 、 (、!j/l )。
=30.2である。従って1、e/ tが30以下であ
れば衝撃による電子ビームの変位量δは80μm以下と
なり、実用可能なカラー受像管が得られる。一方、弾性
部材(ハ)をパネル11)内に作業者の手作業で着脱可
能にするための限界は、各特性の点a! + ’)l 
*C3で示され、これら各点における弾性部材(至)の
可動片部(33b)の長さ一〇と厚さ1との関係はCI
り/l )a□−20,0、(−e/ t )b、 =
20.0、CI3/l )、、 =20.0 トなる。
従って13/ tが20以上であれば作業者が手作業で
シャドウマスクをパネル内で着脱可能となる。同、可動
片部の長さ−eは、実質的にスクリーンの対角線に沿っ
た長さであることは云うまでもない。
以上のように、本発明によれば作業性が良く、衝撃に対
して磁子ビームの変化量の小さいカラー受像管が得られ
るわけであるが、本発明のもう一つの目的である動作初
期から長時間にわたる電子ビームのミスランディングも
充分小なくすることができた。これをW&7図および第
1図を用いて説明する。第7図は28“、110°偏向
、すなわち管軸α養と電子ビームftjlとのなす角β
が55′のストラ′イブ螢光体層を1するカラー受像管
を用い°C行なった実験結果を示すものである。まず、
このカラー受像管の構造は、第1図に示すものとほぼ同
様であり、厚さ約0.211O1の冷間圧延鋼板よりな
るシャドウマスク(7)の側壁は、板厚が約0.5關の
冷間圧延鋼板のマスクフレーム(8)に固定されている
。このマスクフレーム(8)とパネル(1)の四隅のi
立tis(1a)に略垂直に4役されたスタンドビンu
Iには厚さが約0.4鴎の析出硬化型ステンレス鋼、例
えば5US631よりなる弾性部祠曽が嵌合されている
この弾性部材(3階は、スタッドピン!IGと嵌合する
孔(33c)を有してスタッドピンの延在する方向と略
直角をなし、1・軸14)l二沿う方向の長さ1′が約
17m、そ五に直角な方向の幅が約15ffil+の支
持片部(33m)を有する。この支持片部(33a)よ
り延在し、この延在する方向の長さ1が約121111
1.それに直交すゐ方向の1−が然15關で、管軸Iと
のなす角αが4ダの可動片部(33b)およびこの可動
片部(33b)より支持片部(33a)と開平行(二面
一方向に延在し、マスクフレーム(8)に固定される固
着片部(a3d)とを備えている。この弾性部材(ハ)
のバネ定数Kkl命//wsと、この弾性部材0濠がス
タッドピン01に嵌合した時のスタッドピンα1に加わ
る力p kll、・fが一=2.5 に となるように設定されている。第7図は、横軸に動作経
過時間C5+)を、縦軸に屹子ビームの変位量すなわち
ミスランディング量の変化を示している。
前述のカラー受像管を通常の高圧25 KV 、ビーム
電流1400μAの白画面で動作させた時のスクリーン
の中心より330順離れた対角線上の点における電子ビ
ームの変位を測定したもので、螢光体スクリーン中心か
ら水平方向に遠ざかる方向を正とし、逆にスクリーンの
中心に向う動きを負として行なった。
j    第7図において特性人は・特公昭44″″3
547号公報に示されているように、マスクフレームを
バイメタルを介して矩形状パネルの各辺の略中央側壁に
係止した従来方式の28’、 110度偏向カラー受像
管の変化をしめしている。これに対して特性Bは、前述
の本発明(=よる28“、110度偏向カラー受像管の
場合のデータを示したものである。第7図から明らかな
よう)ユ、本発明の実施例による特性Bは、従来の特性
人竜;対し建スランデイングの時間的変化は著しく減少
していることがわかる。また、本実施例の如く、矩形状
のパネルの四隅でシャドウマスクをS架すると、支持枠
としてのマスクフレームの剛性が高まり、逆にマスクフ
レームを従来より薄くすることが可能となる。また、本
実施例の如く、マスクフレームの厚すヲ0.5閣トスル
と、従来の1.6簡に比べ重量が約70−減少する。
すなわち、従来の1.61mlの11が約1.6kfl
二対し。
0.51m11のマスクフレームは約0.5kIPと非
常に軽量化することができ、この軽量化により、カラー
受像管が衝撃を受けた時の電子ビームの変位量を抑制す
ることにもなる。実際、本実施例のあ′、11cf カ
ラー受像管を前述の如き衝撃テストを実施したところ、
画面中央での電子ビームの変位量が64μmとなった。
これはマスクフレームの材厚が1.6111の時の′電
子ビームの変位量、すなわち、第4図(b)の点2で示
される71μmに比べ約10−も改善されたことになり
、このよう;;マスクフレームを軽量化したため衝撃に
よる電子ビームの変位量を抑制することができる。勿論
この電子ビーム変位量64μmは、一般に色純度の劣化
を招く電子ビーム変位量の限界値80Amより小さく、
実用上問題のない品位であることは云うまでもない。
なお、本発明の実施例をスタッドピン喀二略直角に嵌合
する支持片部と、この支持片部より延在する可動片部と
を有する弾性部材により説明したが、本発明はこのよう
な弾性部材の形状のみに限られるものではない。例えば
第10図(a)に示した特開昭57−53048号公報
(米国特許第4,387,321)に提案されているよ
う(二、支持片部と可動片部が同一平面を形成する平坦
な弾性素子(ハ)の場合も適用でき、そのバネ定数にと
スタッドピンに加わる力Fとの関係が本発明の関係を満
せば同様の効果を得ることは明らかである。但し、この
場合の可動片部(23m)の長さノは、可動片部(23
g)と固着片部(23b)との境界とそれに最も近いス
タッドピン(至)との嵌合点までの距離である。また、
本実施例では弾性部材がマスクフレームに固着され、間
接的E pヤドウマスクを懸架しているが、弾性部材が
直接シャドウマスクに固着されても本発明の効果を損な
うものではない。
〔発明の効果〕
上述のように本発明によれば複雑なバイメタル補正装置
を使用することなく耐衝撃性を向上させ、動作初期から
長時間暑;わたりミスランディング量を著しく減少させ
ることができ、色ずれ0色むら等の色純度の劣化を効果
的に改善することができる非常;;工業的量産に適した
カラー受像管を提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明::よるカラー受像管の一実施例の構造
及び動作を示す説明用要部拡大断面図、第2図は本発明
によるカラー受像管の断面図、1143図は本発明C二
よるカラー受像管が衝撃を受けた峙の動作を説明する要
部拡大断面図、第4図(aL(b)。 (c)は本発明によるカラー受像管の弾性部材のバネ定
数Kによるスタッドピンに加わる力Fおよび衝撃を受け
た時の電子ビームの変化δを示す特性図、第5図はスト
ライプ灘螢光体スクリーンを有するカラー受像管の螢光
体層と電子ビームの位置関係を説明する図、第6図は本
発明のカラー受像管の弾性部材の可動片部の長さによる
衝撃を受けた時の電子ビームの変位量を示す特性図、第
7図は動作経過時間によるミスランディング量の変化を
示す特性図、第8図は従来のカラー受像管の一例を示す
要部私大断面図、第9図(a’)e (b)は弾性部材
1:よるシャドウマスクの熱膨張を抑制する構造及び動
作を示す説明用要部拡大断面図、第10図(−)、 (
b) 。 (c)は従来のカラー受像管を示す要部拡大断面図であ
る。 l・・・パネル  4・・・螢光体スクリーン7・・・
ンヤドウマスク  8・・・マスクフレーム10.20
・・・スタッドピン 13.33.33□33.・・・弾性部材13m、 1
3a・・・支持片部  13b 、 33b・・・可動
片部33d・・・固着部 代理人 弁理士 則 近 vi  佑 (ほか1名)第
1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)実質的に矩形状でその隅部の直立縁部にスタッド
    ピンを有するパネルと、このパネル内面に形成された螢
    光体スクリーンと、この螢光体スクリーンに近接対向す
    るように前記スタッドピンと嵌合する孔を有する弾性部
    材により前記スタッドピンに懸架されてなるシヤドウマ
    スクとを少なくとも備えるカラー受像管において、前記
    弾性部材のバネ定数をK〔kg・f/mm〕、前記弾性
    部材が前記スタッドピンに嵌合した時に前記スタッドピ
    ンに実質的に加わる力をF〔kg・f〕とした時、1.
    8≦F/K≦2.5 の関係が成り立つことを特徴とするカラー受像管。
  2. (2)前記弾性部材が、前記スタッドピンと嵌合する孔
    を有する支持片部とこの支持片部より延在する可動片部
    を少なくとも備えており、前記可動片部の厚さをt〔m
    m〕とし、前記可動片部の前記支持片部より延在する方
    向に沿う実質的長さをl〔mm〕とした時 20≦l/t≦30 の関係が成り立つことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のカラー受像管。
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