JPS6126718Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6126718Y2 JPS6126718Y2 JP1981105527U JP10552781U JPS6126718Y2 JP S6126718 Y2 JPS6126718 Y2 JP S6126718Y2 JP 1981105527 U JP1981105527 U JP 1981105527U JP 10552781 U JP10552781 U JP 10552781U JP S6126718 Y2 JPS6126718 Y2 JP S6126718Y2
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- JP
- Japan
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- hydrogen
- metal hydride
- heating
- container
- header tank
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 claims description 33
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 claims description 33
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 31
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Landscapes
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、水素の吸収や放出を行うための金
属水素化物容器に関する。
属水素化物容器に関する。
金属水素化物容器は、水素を含有する混合ガス
から水素を分離製造する装置、水素を貯蔵や輸送
するための容器、ヒートポンプ、ケミカルポンプ
あるいは冷暖房装置等に使用される。
から水素を分離製造する装置、水素を貯蔵や輸送
するための容器、ヒートポンプ、ケミカルポンプ
あるいは冷暖房装置等に使用される。
個々の使用法は次のとおりである。
混合ガスから水素を分離製造する装置では水素
を含有する混合ガスを容器に充填した金属水素化
物と接触することにより水素を吸収する。次にこ
の金属水素化物を加熱すれば水素が放出され混合
ガスから水素が分離製造できる。
を含有する混合ガスを容器に充填した金属水素化
物と接触することにより水素を吸収する。次にこ
の金属水素化物を加熱すれば水素が放出され混合
ガスから水素が分離製造できる。
水素を貯蔵や輸送するための容器では容器に充
填した金属水素化物に水素を吸収させ、水素使用
時には可逆的に放出される気体水素を取り出す。
填した金属水素化物に水素を吸収させ、水素使用
時には可逆的に放出される気体水素を取り出す。
ヒートポンプは水素が金属水素化物に吸収され
るときの発熱と水素が放出れるときの吸熱を利用
して低温の熱源から高温を得る。このとき水素は
系の内部でのみ移動し消費されない。
るときの発熱と水素が放出れるときの吸熱を利用
して低温の熱源から高温を得る。このとき水素は
系の内部でのみ移動し消費されない。
ケミカルポンプは金属水素化物に吸収された水
素の平衡圧が温度上昇で上ることを利用し、金属
水素化物を充填した容器を加熱することにより水
素ガスを圧縮する。
素の平衡圧が温度上昇で上ることを利用し、金属
水素化物を充填した容器を加熱することにより水
素ガスを圧縮する。
冷暖房装置の冷房には水素が金属水素化物から
放出される時の吸熱を利用し、また暖房には水素
が金属水素化物に吸収される時の発熱を利用した
温度調整装置である。
放出される時の吸熱を利用し、また暖房には水素
が金属水素化物に吸収される時の発熱を利用した
温度調整装置である。
上記いずれに用いられる金属水素化物容器も、
一般には円筒形であり、その内部に金属水素化物
が充填され、外部に加熱又は冷却媒体を通す方法
か、あるいは円筒形容器内部に加熱又は冷却用配
管を配置し、配管内部に加熱又は冷却媒体を通
し、容器内部で配管の外側に金属水素化物を充填
する方法である。
一般には円筒形であり、その内部に金属水素化物
が充填され、外部に加熱又は冷却媒体を通す方法
か、あるいは円筒形容器内部に加熱又は冷却用配
管を配置し、配管内部に加熱又は冷却媒体を通
し、容器内部で配管の外側に金属水素化物を充填
する方法である。
上記従来の金属水素化物容器では、いずれも伝
熱面積が小さいため、加熱又は冷却速度が大きく
できず、水素の吸収又は放出速度が小さい。その
ため、高能率の水素製造は望めなかつた。
熱面積が小さいため、加熱又は冷却速度が大きく
できず、水素の吸収又は放出速度が小さい。その
ため、高能率の水素製造は望めなかつた。
この考案は、かかる欠点を除き、水素の吸収又
は放出速度を高めるため、伝熱面積の大きい構造
の容器を提案するものである。
は放出速度を高めるため、伝熱面積の大きい構造
の容器を提案するものである。
すなわち、この考案は、２枚のプレート１，１
の間に波形フイン２を配置して形成した水素含有
ガス通路と、プレート１の左右両端に設けたスペ
ーサーバー３を介して形成した加熱又は冷却媒体
通路４とを構成ユニツトとする。この構成ユニツ
トは単体のまま容器として使用できるが、大容量
の場合は構成ユニツトの複数を積層して一体に組
立てて使用する。又上記媒体通路４は上下プレー
トで形成された単なる空隙の場合を図示している
が、水素含有ガス通路と同様な波形フインを介在
することもできる。
の間に波形フイン２を配置して形成した水素含有
ガス通路と、プレート１の左右両端に設けたスペ
ーサーバー３を介して形成した加熱又は冷却媒体
通路４とを構成ユニツトとする。この構成ユニツ
トは単体のまま容器として使用できるが、大容量
の場合は構成ユニツトの複数を積層して一体に組
立てて使用する。又上記媒体通路４は上下プレー
トで形成された単なる空隙の場合を図示している
が、水素含有ガス通路と同様な波形フインを介在
することもできる。
プレートと波形フインで形成した水素含有ガス
通路には、たとえばTiHx、CaHY、FeTiHzなど
の金属水素化物５を充填して使用する。
通路には、たとえばTiHx、CaHY、FeTiHzなど
の金属水素化物５を充填して使用する。
図においては、水素含有ガス１０を通すための
上部ヘツダータンク６と下部ヘツダータンク７
を、又加熱媒体あるいは冷却媒体１１を通すた
め、媒体通路４の入側に上部ヘツダータンク８
と、出側に下部ヘツダータンク９をそれぞれ設け
た容器を示した。第１図にはヘツダータンク６，
７から金属水素化物の充填及び取り出しを容易に
するための大きな開口部を有する実施例を示して
いる。しかし、流体通路の出入口は図示したヘツ
ダータンク形式に限るものではなく、使用目的に
応じて他の形式のものを採用することができる。
図中１２は波形フイン２の両側縁に設けたスペー
サーバーである。
上部ヘツダータンク６と下部ヘツダータンク７
を、又加熱媒体あるいは冷却媒体１１を通すた
め、媒体通路４の入側に上部ヘツダータンク８
と、出側に下部ヘツダータンク９をそれぞれ設け
た容器を示した。第１図にはヘツダータンク６，
７から金属水素化物の充填及び取り出しを容易に
するための大きな開口部を有する実施例を示して
いる。しかし、流体通路の出入口は図示したヘツ
ダータンク形式に限るものではなく、使用目的に
応じて他の形式のものを採用することができる。
図中１２は波形フイン２の両側縁に設けたスペー
サーバーである。
又フイン形状としてはプレーン形を図示した
が、他のマルテイ・エントリー形、あるいはヘリ
ンボーン形など任意に使用することができる。そ
して、流体通路は直交流形について説明したが、
互いに逆向きに流れる向流形又は同じ向きに流れ
る並流形などが使用できる。
が、他のマルテイ・エントリー形、あるいはヘリ
ンボーン形など任意に使用することができる。そ
して、流体通路は直交流形について説明したが、
互いに逆向きに流れる向流形又は同じ向きに流れ
る並流形などが使用できる。
今上記装置において、冷却媒体１１を媒体通路
４の上部ヘツダータンク３より送入しながら、上
部ヘツダータンク６より水素含有ガス１０を送入
すれば、そのガスは金属水素化物５に接触しなが
ら通路を通り下部ヘツダータンク７から排出さ
れ、その間水素は金属水素化物５に吸収される。
４の上部ヘツダータンク３より送入しながら、上
部ヘツダータンク６より水素含有ガス１０を送入
すれば、そのガスは金属水素化物５に接触しなが
ら通路を通り下部ヘツダータンク７から排出さ
れ、その間水素は金属水素化物５に吸収される。
そして、水素が十分に吸収されたときガス送入
を停止し、加熱媒体１１を媒体通路４の上部ヘツ
ダータンク８より送入すれば、吸収された水素を
放出して下部ヘツダータンク７から外へ排出させ
ることができる。
を停止し、加熱媒体１１を媒体通路４の上部ヘツ
ダータンク８より送入すれば、吸収された水素を
放出して下部ヘツダータンク７から外へ排出させ
ることができる。
この考案は、上記のごとく、金属水素化物を充
填した水素含有ガス通路の層厚が薄く、かつその
通路内にフインが設置してあるため、従来の容器
に比べ伝熱面積を格段に増大でき、加熱又は冷却
の速度が著しく向上する。
填した水素含有ガス通路の層厚が薄く、かつその
通路内にフインが設置してあるため、従来の容器
に比べ伝熱面積を格段に増大でき、加熱又は冷却
の速度が著しく向上する。
第１図及び第２図はこの考案の実施例を一部は
破断して内部の詳細を示した全体斜視図である。 図中１……プレート、２……フイン、３……ス
ペーサーバー、４……媒体通路、５……金属水素
化物。
破断して内部の詳細を示した全体斜視図である。 図中１……プレート、２……フイン、３……ス
ペーサーバー、４……媒体通路、５……金属水素
化物。
Claims (1)
- ２枚のプレートの間に波形フインを配置して形
成した水素含有ガス通路と、プレートの左右両端
に設けたスペーサーバーを介して形成した加熱又
は冷却媒体通路からなる構成ユニツトの単体又は
複数の積層体で、上記水素含有ガス通路に金属水
素化物を充填した金属水素化物容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10552781U JPS5812242U (ja) | 1981-07-16 | 1981-07-16 | 金属水素化物容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10552781U JPS5812242U (ja) | 1981-07-16 | 1981-07-16 | 金属水素化物容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5812242U JPS5812242U (ja) | 1983-01-26 |
| JPS6126718Y2 true JPS6126718Y2 (ja) | 1986-08-09 |
Family
ID=29900062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10552781U Granted JPS5812242U (ja) | 1981-07-16 | 1981-07-16 | 金属水素化物容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5812242U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107664456A (zh) * | 2016-07-28 | 2018-02-06 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 金属氢化物反应器 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5891995A (ja) * | 1981-11-26 | 1983-06-01 | Agency Of Ind Science & Technol | 金属水素化物貯蔵容器 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5328096A (en) * | 1976-08-13 | 1978-03-15 | Johnson Matthey Co Ltd | Hydrogen storage apparatus |
| JPS54125181A (en) * | 1978-04-20 | 1979-09-28 | Hisaka Works Ltd | Gas occluding apparatus |
| JPS5712294A (en) * | 1980-06-23 | 1982-01-22 | Kobe Steel Ltd | Heat exchanger utilizing hydrogen occluding material |
-
1981
- 1981-07-16 JP JP10552781U patent/JPS5812242U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5328096A (en) * | 1976-08-13 | 1978-03-15 | Johnson Matthey Co Ltd | Hydrogen storage apparatus |
| JPS54125181A (en) * | 1978-04-20 | 1979-09-28 | Hisaka Works Ltd | Gas occluding apparatus |
| JPS5712294A (en) * | 1980-06-23 | 1982-01-22 | Kobe Steel Ltd | Heat exchanger utilizing hydrogen occluding material |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107664456A (zh) * | 2016-07-28 | 2018-02-06 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 金属氢化物反应器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5812242U (ja) | 1983-01-26 |
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