JPS61266952A - カリウムイオンセンサ− - Google Patents
カリウムイオンセンサ−Info
- Publication number
- JPS61266952A JPS61266952A JP60108729A JP10872985A JPS61266952A JP S61266952 A JPS61266952 A JP S61266952A JP 60108729 A JP60108729 A JP 60108729A JP 10872985 A JP10872985 A JP 10872985A JP S61266952 A JPS61266952 A JP S61266952A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- potassium ion
- film
- potassium
- sensor
- redox
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
■1発明の背景
〔技術分野〕
この発明はカリウムイオンセンサーに係り、特には水溶
液中のカリウムイオン濃度を電極電位または電解電流に
応答して測定するための固体型カリウムイオンセンサー
に関する。
液中のカリウムイオン濃度を電極電位または電解電流に
応答して測定するための固体型カリウムイオンセンサー
に関する。
従来、基準濃度のカリウムイオンを含む内部液を収容す
る液室と、試料溶液との間を、バリノマイシンを含有す
る液膜で隔離し、内部液と試料溶液との間の膜電位差に
基づいてカリウムイオン濃度を測定するいわゆる液膜カ
リウムセンサーが知られている。このセンサーにあって
は、内部液を収容する液室を必要とするため、その微小
化に限度があるとともに、内部液の漏れによるカリウム
イオンの流出は心臓の筋肉を麻痺させ死に至る恐れもあ
り、生体内で使用するには危険が大きい。また、その構
造が複雑でもある。
る液室と、試料溶液との間を、バリノマイシンを含有す
る液膜で隔離し、内部液と試料溶液との間の膜電位差に
基づいてカリウムイオン濃度を測定するいわゆる液膜カ
リウムセンサーが知られている。このセンサーにあって
は、内部液を収容する液室を必要とするため、その微小
化に限度があるとともに、内部液の漏れによるカリウム
イオンの流出は心臓の筋肉を麻痺させ死に至る恐れもあ
り、生体内で使用するには危険が大きい。また、その構
造が複雑でもある。
したがって、内部液を必要としないいわゆる固体型のセ
ンサーが望ましいが、)(、Freis・rらは、白金
表面に、上記液膜を直接被着した構成のカリウムイオン
センサーを提案している(アナリティカル・ケミストリ
ー(AnalyticalChemistry )46
.2223−2224(1974))。
ンサーが望ましいが、)(、Freis・rらは、白金
表面に、上記液膜を直接被着した構成のカリウムイオン
センサーを提案している(アナリティカル・ケミストリ
ー(AnalyticalChemistry )46
.2223−2224(1974))。
しかしながら、このセンサーは、測定溶液中の溶存酸素
ガス分圧によって測定精度が大きく左右されるため、測
定溶液中の酸素ガス分圧変動を低いレベルに11御する
ことが必要である。
ガス分圧によって測定精度が大きく左右されるため、測
定溶液中の酸素ガス分圧変動を低いレベルに11御する
ことが必要である。
■0発明の目的
したがって、この発明の目的は、固体型のカリウムイオ
ンセンサーであって、測定溶液中の酸素ガス濃度に影響
を受けることなくカリウムイオン濃度を電極電位応答ま
たは電解電流応答で測定することができるカリウムイオ
ンセンサーを提供することにある。
ンセンサーであって、測定溶液中の酸素ガス濃度に影響
を受けることなくカリウムイオン濃度を電極電位応答ま
たは電解電流応答で測定することができるカリウムイオ
ンセンサーを提供することにある。
この発明によれば、導電性基体と、該導電性基体表面に
形成された酸化還元膜と、該酸化還元膜を覆って形成さ
れ、カリウムイオン選択能を有するキャリヤー物質を具
備するカリウムイオンキャリアー膜とよりなるカリウム
イオンセンサーが提供される。
形成された酸化還元膜と、該酸化還元膜を覆って形成さ
れ、カリウムイオン選択能を有するキャリヤー物質を具
備するカリウムイオンキャリアー膜とよりなるカリウム
イオンセンサーが提供される。
通常、導電性基体は導電性炭素で形成されている。
酸化還元膜は、キノン−ヒドロキノン型もしくはアミン
−キノイド型の可逆的酸化還元をおこなう有機化合物か
らなることが好ましい。
−キノイド型の可逆的酸化還元をおこなう有機化合物か
らなることが好ましい。
またカリウムイオンキャリヤー膜は、カリウムイオンキ
ャリヤー物質として、バリノマイシン、ノナクチン、モ
ナクチン、クラウンエーテル化合物(ジシクロへキシル
−18−クラウン−6、ナフト−15−クラウン−5な
ど)、特に好ましくはバリノマイシンまたはビス(15
−クラウン−5)を含んでいる高分子膜若しくはrル膜
が好ましい・ ■0発明の詳細な説明 以下、この発明を図面に沿って詳しく説明する。
ャリヤー物質として、バリノマイシン、ノナクチン、モ
ナクチン、クラウンエーテル化合物(ジシクロへキシル
−18−クラウン−6、ナフト−15−クラウン−5な
ど)、特に好ましくはバリノマイシンまたはビス(15
−クラウン−5)を含んでいる高分子膜若しくはrル膜
が好ましい・ ■0発明の詳細な説明 以下、この発明を図面に沿って詳しく説明する。
第1図に示すように、この発明のカリウムイオンセンサ
ー10は、導電性基体11を備えている。導電性基体1
1はどのような導電性材料で形成されていてもよいが、
導電性炭素材料で形成されていることが好ましい。導電
性炭素材料としては、ベーサル・プレーン・ピロリティ
ックグラファイトが特に好ましい。
ー10は、導電性基体11を備えている。導電性基体1
1はどのような導電性材料で形成されていてもよいが、
導電性炭素材料で形成されていることが好ましい。導電
性炭素材料としては、ベーサル・プレーン・ピロリティ
ックグラファイトが特に好ましい。
導電性基体11の先端露出面11&には、可逆的酸化還
元機能を有する膜12が形成されている。この酸化還元
膜J3は、可逆的な酸化還元反応によって一定電位を基
体11に発生させるものであり、測定溶液中の酸素ガス
分圧によって酸化還元電位が変動しないものが好ましい
。
元機能を有する膜12が形成されている。この酸化還元
膜J3は、可逆的な酸化還元反応によって一定電位を基
体11に発生させるものであり、測定溶液中の酸素ガス
分圧によって酸化還元電位が変動しないものが好ましい
。
このタイプの酸化還元膜としては、キノン−ヒドロキノ
ン型の酸化還元をおこなう有機化合物からなる膜と、ア
ミン−キノイド型酸化還元をおこなう有機化合物からな
る膜とがある。
ン型の酸化還元をおこなう有機化合物からなる膜と、ア
ミン−キノイド型酸化還元をおこなう有機化合物からな
る膜とがある。
前者のタイプの有機化合物は、以下の反応式(1)に従
って可逆的酸化還元をおこなうものである。
って可逆的酸化還元をおこなうものである。
式(1)において、Rはベンゼン核、ナフタレン核、ア
ノトラセン核、ピレン核などの芳香核、またはその誘導
体である。このタイプの特に好ましい芳香族化合物は2
.6−キシレノールである。
ノトラセン核、ピレン核などの芳香核、またはその誘導
体である。このタイプの特に好ましい芳香族化合物は2
.6−キシレノールである。
後者のタイプの有機化合物は、以下の反応式(If)に
従って可逆的酸化還元をおこなうものである。
従って可逆的酸化還元をおこなうものである。
弐Q[)において、Rは上記の通シである。このタイプ
の特に好ましい芳香族化合物は・1−アミノピレンであ
る。
の特に好ましい芳香族化合物は・1−アミノピレンであ
る。
式(1)および式ω)に従って酸化還元’6>こなう化
合物は、これを電解酸化重合または電解析出法によって
基体11の表面に重合膜12として直接被着させるか、
または電子線照射、光、熱等の適用によって重合させ、
得られた重合体を溶媒に溶解して基体11の表面11a
に膜12として形成することができる。電解酸化重合に
よって得られた膜が最も好ましい。電解酸化重合は、上
記化合物および適当な支持電解質(例えば、過塩素酸ナ
トリウム、硫酸、4級アンモニウム塩など)を溶解した
溶媒(例えば、アセトニトリル、DMF’、水など)に
作用極として基体11t−基準電極および対極とともに
浸漬し、一定電位の下に電解をおこなうことによって達
成できる。こうして得られた電解酸化重合膜は、通常、
0.1μmないし11mの厚さを有する。
合物は、これを電解酸化重合または電解析出法によって
基体11の表面に重合膜12として直接被着させるか、
または電子線照射、光、熱等の適用によって重合させ、
得られた重合体を溶媒に溶解して基体11の表面11a
に膜12として形成することができる。電解酸化重合に
よって得られた膜が最も好ましい。電解酸化重合は、上
記化合物および適当な支持電解質(例えば、過塩素酸ナ
トリウム、硫酸、4級アンモニウム塩など)を溶解した
溶媒(例えば、アセトニトリル、DMF’、水など)に
作用極として基体11t−基準電極および対極とともに
浸漬し、一定電位の下に電解をおこなうことによって達
成できる。こうして得られた電解酸化重合膜は、通常、
0.1μmないし11mの厚さを有する。
第1図に戻って、酸化還元膜12を覆ってカリウムイオ
ンキャリアー膜13が形成されている。このキャリアー
膜13は、カリウムイオンキャリアーとこれを支持する
ゲルまたは高分子物質によって構成されている。カリウ
ムイオンキャリアーは、測定溶液中のカリウムイオンを
選択的に酸化還元膜12へ輸送するものであシ、カリウ
ムイオン濃度に依存した膜電位変化を生起させる。この
ようなカリウムイオンキャリアー物質トしては、バリノ
マイシン、ビス(15−クラウン−5)、ノナクチン、
モナクチン、クラウンエーテル化合物等が挙げられる。
ンキャリアー膜13が形成されている。このキャリアー
膜13は、カリウムイオンキャリアーとこれを支持する
ゲルまたは高分子物質によって構成されている。カリウ
ムイオンキャリアーは、測定溶液中のカリウムイオンを
選択的に酸化還元膜12へ輸送するものであシ、カリウ
ムイオン濃度に依存した膜電位変化を生起させる。この
ようなカリウムイオンキャリアー物質トしては、バリノ
マイシン、ビス(15−クラウン−5)、ノナクチン、
モナクチン、クラウンエーテル化合物等が挙げられる。
カリウムイオンキャリアーt−i持する高分子物質とし
ては、膜形成性のものであれば特に制限はないが、例え
ば、塩化ビニルの重合体(共重合体も含む)、シリコー
ンが好ましい例として挙げられる。この高分子物質には
、ジエステル類、エーテル類を可塑剤として配合し、適
度な柔軟性を持たせる。高分子物質としては、これらに
限らず、ホトレゾストを用いることができる。
ては、膜形成性のものであれば特に制限はないが、例え
ば、塩化ビニルの重合体(共重合体も含む)、シリコー
ンが好ましい例として挙げられる。この高分子物質には
、ジエステル類、エーテル類を可塑剤として配合し、適
度な柔軟性を持たせる。高分子物質としては、これらに
限らず、ホトレゾストを用いることができる。
上記カリウムイオンキャリアー物質は、高分子物質10
0重量部に対して0.01ないし100重量部の割合で
配合される。
0重量部に対して0.01ないし100重量部の割合で
配合される。
基本11の表面11hとは反対側の面11bニハ、リー
ド14が接続されている口 なお、上記構成のカリウムイオンセンサーを、第1図に
示すように、絶縁性材料(例えばテフロン)のチューブ
15に収容し、その空隙部を絶縁性接着剤16等で充填
することによって絶縁性がより高められる。
ド14が接続されている口 なお、上記構成のカリウムイオンセンサーを、第1図に
示すように、絶縁性材料(例えばテフロン)のチューブ
15に収容し、その空隙部を絶縁性接着剤16等で充填
することによって絶縁性がより高められる。
以上述べた構成のこの発明のカリウムイオンキャリアー
において、既述のように、酸化還元膜12は、一定の酸
化還元電位゛を生起させる。
において、既述のように、酸化還元膜12は、一定の酸
化還元電位゛を生起させる。
そして、カリウムイオンキャリアー膜13は測定溶液中
のカリウムイオン濃度に応答して膜電位を変化させる。
のカリウムイオン濃度に応答して膜電位を変化させる。
したがって、この膜電位の変化は基体11における酸化
還元電位に重畳されるが、酸化還元電位が一定であるの
で、膜電位変化が基体11における電極電位変化に対応
する。かくして、基体11における電極電位を測定する
ことによって測定溶液中のカリウムイオン濃度を知るこ
とができる。
還元電位に重畳されるが、酸化還元電位が一定であるの
で、膜電位変化が基体11における電極電位変化に対応
する。かくして、基体11における電極電位を測定する
ことによって測定溶液中のカリウムイオン濃度を知るこ
とができる。
第2図は、この発明のカリウムイオンセンサーを組込ん
だカリウムイオン濃度測定装置の一例を示してい゛る。
だカリウムイオン濃度測定装置の一例を示してい゛る。
この発明のカリウムイオンセンサー10は、基準電極2
1とともに、容器22に収容された測定溶液23中に浸
漬されておシ、センサー10と基準電極21とは電位差
測定装置24に接続している。基準電極21の電位に対
するセンサー10の電極電位の差(起電力)を電位差測
定装置24で検出し、その電位差に基づき、測定溶液2
3中のカリウムイオン濃度を知ることができる。その場
合、起電力とカリウムイオン濃度との対応関係を予め検
量線として求めておけば、都合がよい。
1とともに、容器22に収容された測定溶液23中に浸
漬されておシ、センサー10と基準電極21とは電位差
測定装置24に接続している。基準電極21の電位に対
するセンサー10の電極電位の差(起電力)を電位差測
定装置24で検出し、その電位差に基づき、測定溶液2
3中のカリウムイオン濃度を知ることができる。その場
合、起電力とカリウムイオン濃度との対応関係を予め検
量線として求めておけば、都合がよい。
実施例 1
ベーサル・グレー7・ピロリティックグラファイト(B
PG ) (ユニオン・カバイド社製)板から、直径5
j!1の円板を切出した℃ち、その底面に導電性接着剤
(アミコツ社製)を用いてリードを接続し、これを熱収
縮性チー−プで、BPGの頂面がやや突出するように覆
い、絶縁した。こうして作製したBPG基本の突出先端
部をナイフの刃で剥離させ、新し5面を露出させた。
PG ) (ユニオン・カバイド社製)板から、直径5
j!1の円板を切出した℃ち、その底面に導電性接着剤
(アミコツ社製)を用いてリードを接続し、これを熱収
縮性チー−プで、BPGの頂面がやや突出するように覆
い、絶縁した。こうして作製したBPG基本の突出先端
部をナイフの刃で剥離させ、新し5面を露出させた。
これを作用極とし、飽和塩化ナトリウムカロメル電極(
sscg )を基準電極とし、白金網を対極として以下
に示す条件で電解酸化をおこなった。
sscg )を基準電極とし、白金網を対極として以下
に示す条件で電解酸化をおこなった。
電解液・・支持電解質として過塩素酸ナトリウム0.2
モル/リットルおよび反応体 として2.6−キシレノール0.5モル/リットルの割
合で含有するアセト ニトリル。
モル/リットルおよび反応体 として2.6−キシレノール0.5モル/リットルの割
合で含有するアセト ニトリル。
電解条件・・電解電位をO?シルトら1.5ケルトまで
3回帰引(掃引速度50ミリ♂ ルト/秒)したのち、1.5ゴルトで 10分間定電位電解。
3回帰引(掃引速度50ミリ♂ ルト/秒)したのち、1.5ゴルトで 10分間定電位電解。
こうして、BPG基体の露出先端面上に2,6−キシレ
ノールの電解酸化重合膜(厚さ30μm)を形成した。
ノールの電解酸化重合膜(厚さ30μm)を形成した。
この電解酸化重合膜は暗青色であった。これを水洗後、
0.01モル/リットルの塩化カリウム水溶液に1時間
浸漬して電便電位を安定化した。これを水洗後、以下の
組成の浸漬液に浸漬・乾燥してカリウムイオンキャリヤ
ー膜を電解酸化重含膜上に形成した。
0.01モル/リットルの塩化カリウム水溶液に1時間
浸漬して電便電位を安定化した。これを水洗後、以下の
組成の浸漬液に浸漬・乾燥してカリウムイオンキャリヤ
ー膜を電解酸化重含膜上に形成した。
バリノマイシン ・・・ 1,6ミリグラム
Iす塩化ビニル(重合度=1050)・・・39.3ミ
リグラムセパシン酸ゾオクチル(可塑剤) ・・・
5ミリリツトルテトラヒドロフラン ・・・ 5ミ
リリツトルなお、浸漬・乾燥操作は20回繰返し、厚さ
約0、2 amのカリウムイオンキャリアー膜を形成し
た。
Iす塩化ビニル(重合度=1050)・・・39.3ミ
リグラムセパシン酸ゾオクチル(可塑剤) ・・・
5ミリリツトルテトラヒドロフラン ・・・ 5ミ
リリツトルなお、浸漬・乾燥操作は20回繰返し、厚さ
約0、2 amのカリウムイオンキャリアー膜を形成し
た。
こうして作製したセンサーは充分に乾燥した後、1ミリ
モル/リットルの塩化カリウム水溶液に2時間浸漬して
から、以後の実験に用いた。
モル/リットルの塩化カリウム水溶液に2時間浸漬して
から、以後の実験に用いた。
実施例 2〜3
実施例1と同様に酸化還元膜+i BPG基体に形成し
た後、下記表1に示す組成の浸漬液(溶媒:テトラヒド
ロフラン5ミリリツトル)に浸漬してカリウムイオンキ
ャリアー膜を形成した。なお、浸漬は20回おこない、
1回毎に100℃以下の熱風で乾燥し友。
た後、下記表1に示す組成の浸漬液(溶媒:テトラヒド
ロフラン5ミリリツトル)に浸漬してカリウムイオンキ
ャリアー膜を形成した。なお、浸漬は20回おこない、
1回毎に100℃以下の熱風で乾燥し友。
表 1
* 同位化学社製ビス〔(ペンジ−15−クラウン−
5) −4’−メチル〕ピメレート** Iり塩化ビ
ニル(重合度1050 )中本* セパシン酸・ジオ
クチル 本率申申 同位化学社製o−ニトロフェニルオクチルエ
ーテル 実験例 1〜3 実施例1〜3で作製したセンサーのカリウムイオンに対
する応答性を測定するために、各センサーをカリウムイ
オンを10−4ないし1o−1モル/リットルの割合で
含有する塩化カリウム水溶液中にsscgとともに浸漬
し、各センサーのそれぞれの起電力を測定した(温度2
3℃)0その結果得た、起電力(対sscg )とカリ
ウムイオン濃度の対数値との関係を第3図に示す。図中
、直線aは実施例1のセンサーの結果を、直線すは実施
例2のセンサーの結果を、および直線Cは実施例・3の
センサーの結果を示す。この結果かられかるように、い
づれのセンサーの起電力もカリウムイオン濃度の対数に
対して良好な直線関係を示し、ネルンストの式に従って
いた。
5) −4’−メチル〕ピメレート** Iり塩化ビ
ニル(重合度1050 )中本* セパシン酸・ジオ
クチル 本率申申 同位化学社製o−ニトロフェニルオクチルエ
ーテル 実験例 1〜3 実施例1〜3で作製したセンサーのカリウムイオンに対
する応答性を測定するために、各センサーをカリウムイ
オンを10−4ないし1o−1モル/リットルの割合で
含有する塩化カリウム水溶液中にsscgとともに浸漬
し、各センサーのそれぞれの起電力を測定した(温度2
3℃)0その結果得た、起電力(対sscg )とカリ
ウムイオン濃度の対数値との関係を第3図に示す。図中
、直線aは実施例1のセンサーの結果を、直線すは実施
例2のセンサーの結果を、および直線Cは実施例・3の
センサーの結果を示す。この結果かられかるように、い
づれのセンサーの起電力もカリウムイオン濃度の対数に
対して良好な直線関係を示し、ネルンストの式に従って
いた。
なお、センサーが平衡電位の95チの電位に達するまで
の時間(95%応答時間)も測定したので、その結果も
併せて下記表2に記載する。
の時間(95%応答時間)も測定したので、その結果も
併せて下記表2に記載する。
表 2
次に各センサーの起電力に対する溶存酸素の影響を調べ
るために、上記測定水溶液中に純粋窒素ガス(流量10
0m//分)を30時間吹込んだときの起電力と、上記
測定水溶液中に酸素がス(流量100m/分)を5時間
吹込んだときの起電力との差を測定した。その結果いづ
れのセンサーにおいても起゛鑞力の差は±2mV以内で
あシ、この発明のセンサーが測定溶液中の溶存酸素に影
響されずにカリウムイオン濃度を測定することができる
ことがわかった。
るために、上記測定水溶液中に純粋窒素ガス(流量10
0m//分)を30時間吹込んだときの起電力と、上記
測定水溶液中に酸素がス(流量100m/分)を5時間
吹込んだときの起電力との差を測定した。その結果いづ
れのセンサーにおいても起゛鑞力の差は±2mV以内で
あシ、この発明のセンサーが測定溶液中の溶存酸素に影
響されずにカリウムイオン濃度を測定することができる
ことがわかった。
■6発明の具体的効果
以上述べたように、この発明のカリウムイオンセンサー
は、固体型でちるため、内部液室を必要とせず、小型化
できるとともに安全である。
は、固体型でちるため、内部液室を必要とせず、小型化
できるとともに安全である。
また、測定溶液中の溶存酸素ガスの影響を受けずにカリ
ウムイオン濃度を電極電位応答で測定できる。また、応
答速度も速い。
ウムイオン濃度を電極電位応答で測定できる。また、応
答速度も速い。
第1図は、この発明のカリウムイオンセンサーの概略断
面図、第2図は、この発明のカリウムイオンセンサーを
組込んだカリウムイオン濃度測定装置の概略図、および
第3図は、この発明のカリウムイオンセンサーの特性を
示すグラフ図。 11・・・導電性基体、12・・・酸化還元膜、13・
・・カリウムイオンキャリアー膜。
面図、第2図は、この発明のカリウムイオンセンサーを
組込んだカリウムイオン濃度測定装置の概略図、および
第3図は、この発明のカリウムイオンセンサーの特性を
示すグラフ図。 11・・・導電性基体、12・・・酸化還元膜、13・
・・カリウムイオンキャリアー膜。
Claims (4)
- (1)導電性基体と、 該導電性基体表面に形成された酸化還元膜と、該酸化還
元膜を覆って形成され、カリウムイオン選択能を有する
キャリヤー物質を具備するカリウムイオンキャリアー膜
と よりなるカリウムイオンセンサー。 - (2)導電性基体が導電性炭素で形成されている特許請
求の範囲第1項記載のカリウムイオンセンサー。 - (3)酸化還元膜が、キノン−ヒドロキノン型もしくは
アミン−キノイド型の可逆的酸化還元をおこなう有機化
合物からなる特許請求の範囲第1項記載のカリウムイオ
ンセンサー。 - (4)カリウムイオンキャリアー膜がバリノマイシン、
ノナクチン、モナクチン、クラウンエーテル化合物また
はビス(15−クラウン−5)をカリウムイオンキャリ
アー物質として含む高分子膜またはゲル膜である特許請
求の範囲第1項ないし第3項のいづれか1項に記載のカ
リウムイオンセンサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60108729A JPS61266952A (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | カリウムイオンセンサ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60108729A JPS61266952A (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | カリウムイオンセンサ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61266952A true JPS61266952A (ja) | 1986-11-26 |
JPH0375063B2 JPH0375063B2 (ja) | 1991-11-28 |
Family
ID=14492054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60108729A Granted JPS61266952A (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | カリウムイオンセンサ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61266952A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1988004424A1 (en) * | 1986-12-08 | 1988-06-16 | Terumo Kabushiki Kaisha | Ion-selective fet sensor |
WO1988004425A1 (fr) * | 1986-12-10 | 1988-06-16 | Terumo Kabushiki Kaisha | Membrane porteuse d'ions et capteur d'ions pourvu de cette membrane |
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