JPS61262935A - デ−タ処理装置およびデ−タ伝送路 - Google Patents

デ−タ処理装置およびデ−タ伝送路

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JPS61262935A
JPS61262935A JP10627385A JP10627385A JPS61262935A JP S61262935 A JPS61262935 A JP S61262935A JP 10627385 A JP10627385 A JP 10627385A JP 10627385 A JP10627385 A JP 10627385A JP S61262935 A JPS61262935 A JP S61262935A
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浩詔 寺田
Katsuhiko Asada
勝彦 浅田
Hiroaki Nishikawa
博昭 西川
Soichi Miyata
宗一 宮田
Satoshi Matsumoto
敏 松本
Hajime Asano
浅野 一
Masahisa Shimizu
清水 雅久
Hiroki Miura
三浦 宏喜
Kenji Shima
憲司 嶋
Nobufumi Komori
伸史 小守
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はデータ処理装置に関し、特にデータ駆動形の
データ処理装置に関する。
(従来技術) ノイマン形データ処理装置では、逐次処理のために、速
度が遅く、しかも並列処理が困難であるなどの欠点があ
った。そこで、最近では、データ駆動形(データフロー
形)データ処理装置が提案されかつ実現されている。こ
のようなデータ駆動形のデータ処理装置の一例が、たと
えば、昭和59年4月9日付で発行された日経エレクト
ロニクス第181頁から第218頁に開示されている。
従来のデータ駆動形データ処理装置においては、FIF
○メそりを用い、そのFIFOメモリから同期式ハスを
通して、処理ユニットにデータを転送している。
(発明が解決しようとする問題点) データ駆動形の処理装置においては、発火したものから
処理するために、処理の流れが均一にならない。そこで
、従来は、上述のように複数の緩衝記憶(FIFOメそ
り)や処理要素を同期式のバスで接続するようにしてい
た。
このような従来のデータ処理装置では、FIFOメモリ
の容量は発火の速さや時期に大きく左右されるため、全
くスムーズに処理できるようにするためのこのFIF○
メモリの容量の設計ないし選択が非常に困難である。し
たがって、現実的には、適当に設計しておき、FIFO
メそりがいっばいになれば処理を停止するなどしている
一方、このような事態を回避するためには、特殊なオー
バフロー処理機構を採用して、入力の続行、停止を各部
分毎に制御すればよい。しかしながら、そのような処理
機構はハード的に複雑になってしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、データ処理をス
ムーズに行なえる、データ駆動形のデータ処理装置を提
供することである。
(問題点を解決するための手段) 第1の発明は、簡単にいえば、後段から前段に向けてデ
ータが並列的に出力される複数のレジスタ、この複数の
レジスタの間に配置される複数のデータ処理手段、それ
ぞれのデータ処理手段の前段のレジスタの空きを検出す
るための空き検出手段、および空き検出手段によって前
段のレジスタの空きが検出されたことに応じて後段のレ
ジスタから出力されて対応のデータ処理手段を経たデー
タを前段のレジスタへ転送する手段を備える、データ処
理装置である。
第2の発明は、データのプッシュインとポツプアウトと
を独立的かつ同時的に行なうことができ、さらにプッシ
ュインされたデータが前段のレジスタの空きを条件とし
て自動的に出力方向ヘシフトされていくような自走式シ
フトレジスタの複数の段間にわたって直列的に複数のデ
ータ処理手段を配置した、データ伝送路である。
(作用) 複数のレジスタ間において後段から前段に向けてデータ
が転送される。このとき、このデータに含まれるたとえ
ば処理コードがそのレジスタに対応する指示手段に入力
される。指示手段ではその内容に応じて、データ処理手
段における処理の種類もしくは処理の種類の系列を生成
し、それを対応のデータ処理手段に与える。このとき後
段のレジスタのデータはそのデータ処理手段に与えられ
、対応の指示手段からの指示に応じた処理が実行される
。一方、空き検出手段が前段のレジスタの空きを検出す
ると、転送手段が、データ処理手段を経たデータを前段
のレジスタへ与える。
(発明の効果) この発明によれば、前段のレジスタが空き状態であれば
自動的にデータ処理手段からデータが与えられるため、
非同期式のデータ処理装置として構成することができる
。したがって、処理手段における処理の頻度に応じて、
特別に緩衝制御などを設けることなく、スムーズに処理
を実行することができる。また、この発明によれば、複
数のレジスタ間にデータ処理手段を配置するだけでよく
、繰り返しのデータ処理などが効率よく行なえ、そして
その設計もまた極めて簡単である。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行なう以下の実施例の詳細な説明か
ら一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの発明が実施され得るデータ処理装置の一例
としての並列処理形エミュレータの一例を示すシステム
概念図である。システム10は、データ伝送路として非
同期遅延線リング12を含み、この非同期遅延線リング
12には、合流部14を通して処理すべきデータパケッ
トが与えられるとともに、その処理されたデータは分岐
部16を通して出力される。合流部14から与えられた
データバケットは、非同期遅延線リング12を通って、
分岐部18によって分岐されて、機能記憶部20に与え
られる。機能記憶部20から読み出されたデータは、合
流部22を通して再び非同期遅延線リング12に与えら
れる。
機能記憶部20から与えられたデータバケットは、たと
えば第2図に示すように、ヘッダHDとそれに後続する
複数のデータワードDW、−DWnを含む。ヘッダHD
は、処理コードPCおよび制御コードCCを含み、この
処理コードPCには、パケット構造を示すコードと処理
内容を示すコードとが含まれる。パケット構造を示すコ
ードとしては、たとえばヘッダであることや最後のデー
タワードであることなどを示す順番コードがたとえば第
17番目および第16番目の2ピントで与えられる。処
理内容を示すコードは、特にFコードと呼ばれ、たとえ
ばr+J、r−J、  ・・・またはデータの置換ある
いは挿入など、処理の種類を特定するために用いられる
。制御コードCCには、プログラム構造に起因するノー
ド情報すなわぢ物理的な行先情報やカラー情報など論理
的な情報が含まれる。
非同期遅延線リング12によって伝送される上述のよう
なデータバケットは、分岐部24および合流部26を通
して、発火部27を構成する第1のループ状のデータ伝
送路28に与えられる。異なるデータバケットが、異な
る分岐部30および合流部32を通して、発火部27を
構成する第2のループ状のデータ伝送路34に取り込ま
れる。
第1および第2のループ状のデータ伝送路28および3
4に与えられたデータバケットは、それぞれのループを
互いに逆方向に伝送され、これら伝送路とともに発火部
27を構成する発火検出部36に与えられる。発火検出
部36では、2つのデータバケットの間でそれぞれのデ
ータパケット中に含まれる制御コードの比較を行なうこ
とによって、第1のループ状のデータ伝送路28上に存
在するデータパケットと第2のループ状のデータ伝送路
34上に存在するデータパケソ1−と力敢1をなすか否
かを判定し、データパケット対として検出された特定の
データパケットに基づいて1つの新しいデータパケット
を生成する。このようにして生成された新しいデータパ
ケソ1へは、たとえば第1のループ状のデータ伝送路2
8上に置かれ、分岐部38および合流部40を通して再
び非同期遅延線リング12上にもたらされる。
非同期遅延線リング12」二を転送される新しいデータ
パケットば、たとえば分岐部42を通して演算処理部4
4に与えられ、そこでそのデータパケットのヘッダに含
まれる処理コードに従ってそのデータパケットに含まれ
る後続の単一または複数の処理対象データを処理する。
この演算処理部44によって処理されたデータが、合流
部46を通して再び非同期遅延線リング12に合流され
る。
この処理結果は、再び機能記憶部20に与えられるか、
あるいは分岐部I6を通して出力されるのである。
なお、システム10には、さらに、制御コート処理部4
8およびカラー管理部5oが設けられる。
この発明は第1図に示すシステム1oにおける演算処理
部44に適用され得る。しかしながら、このような演算
処理部44は、主データ伝送路12に対して並列的では
なく、第1図において点線で示すように、そのデータ伝
送路12」二に直列的に介挿されてもよい。
第3図はこの発明の基礎となるデータ処理装置の一例を
示ず櫃略ブロック図である。演算処理部44は、多段接
続された並列データバッファB。
、B11132. I33.  ・・・およびそれらの
それぞれに関連して設けられるC要素(Coincid
ent EIement) CO,CI +  C2,
C31・・・を含む。
これら並列データハソファB。−B3およびC要素C8
〜C3は、協働して、非同期自走式シフトレジスタを構
成する。この非同期自走式シフトレジスタとは、データ
のプッシュインとポツプアウトとを独立的かつ同時的に
行なうことができ、さらにプッシュインされたデータが
前段のレジスタないし並列データハソファが空いている
ことを条件として、シフトクロックを用いずに、自動的
に転送されるようなシフトレジスタをいう。このような
非同期自走式シフトレジスタは、主データ伝送路12お
よびループ状の第1および第2のデータ伝送路28およ
び34としても用いられ得る。
ここで、第4図および第5図を参照して、非同期自走式
シフトレジスタを構成するC要素について説明する。C
要素Cば、6つの端子T、〜T6を含み、端子T、には
後段のC要素からの信号TRI  (Transfer
 In )が与えられ、端子T2からは後段のC要素に
対して信号A K O(Acknowledge Ou
t )が出力される。端子T3からは前段のC要素に対
して信号T RO(Transfer 0ut)が出力
され、端子T4からは前段のC要素からの信号AK I
  (Acknowledge 1.n)が与えられる
。信号TROは、さらに、その対応する並列データハソ
ファに転送指令信号として与えられる。そして、信号A
KIは、前段の並列データバッファの空き信号として与
えられる。
なお、端子T5にはりセント信号RESETが与えられ
、端子T6には停止信号5TOPが与えられる。
第4図の回路において、端子T5からリセット信号RE
SETが与えられると、それがインバータによって反転
され、この信号が与えられる4つのナントゲートG+ 
、G4.q+ +およびCI4の出力がともにハイレベ
ルになる。ナントゲートG、、G4およびG、、、G、
 4の出力がハイレベルであり、したがってそれを受け
るナンドゲー)G3および013の出力がともにローレ
ベルとなる。ナントゲートG4のハイレベルの出力が信
号AKOとなり、端子T2から後段のC要素への信号A
KIとして与えられる。これが前段の並列データバッフ
ァの空きの状態を表わす信号である。
このとき、データがまだ到着していないとすれば、端子
T、への信号TRIがローレベルである。端子T5への
りセント信号RESETが解除されると、インバータの
出力がハイレベルとなり、一方ナンドゲートGI4から
の信号AK’もまたハイレベルであり、この状態が初期
状態である。
初期状態においては、したがって、ナントゲートG1お
よびG、Iのそれぞれの出力がハイレベルであり、オア
ゲートG2およびGI2の一方入力がハイレベルである
。そのため、ナントゲートG3およびGI3の2つの入
力はともにそれぞれハイレベルであり、したがってこの
ナンドゲ−1・G3およびC10の出力はともにローレ
ベルである。すなわち、信号TR’および端子T3から
の信号T ROがローレベルである。ナントゲートG4
およびG14の入力は、それぞれ、ローレベル、ハイレ
ベルおよびハイレベルとなり、これらナンドゲ−1−c
4およびGI4の出力はそれぞれノ\イレベルとなる。
データが転送されてきて、後段のC要素から与えられる
端子T、への信号TR’lが第5図に示ずようにハイレ
ベルに転じると、ナントゲートG。
の3つの入力はすべてハイレベルとなり、その出力はロ
ーレベルとなる。そうすると、ナンドケートG3の出力
すなわち信号TR’が第5図に示すようにハイレベルと
なり、ナントゲートG4の出力がローレベルとなる。信
号TR’がハイレベルとなると、ナントゲートGl 1
 の出力がローレベルとなり、ナンドゲ−1・cz3の
出力TROがハイレベル、ナントゲートGI4の出力A
K’がローレベルとなる。ナントゲートG4およびGI
4の出力がそれぞれナントゲートG3およびGI3の入
力に戻り、これらナントゲートG3およびG、3の出力
がハイレベルの状態でロックされる。
このようにして、第5図に示すように端子T2からの信
号AKOがローレベルとなり、このC要素Cの対応する
並列データバッファにデータが転送されたこと、すなわ
ちその状態ではもはやデータの転送を受は付けないこと
が後段のC要素に伝えられる。また、ナントゲートGI
3の出力がハイレベルであり、端子T3から、前段のC
要素にハイレベルの信号TROが与えられる。このハイ
レベルの信号TPOが、それに対応する並列データ八ソ
ファへの転送指令として与えられ、その並列データ八ソ
ファのデータが前段に送られる。
信号AKOがローレベルになると、第5図に示すように
信号TRIがローレベルになり、したがって、ナンドゲ
ー) G +の出力TR’がハイレベルに戻る。さらに
、前述のようにして、ナンドゲ−’ ) CI 4 ノ
出力A K ’がローレベルに変わることによって、ナ
ントゲートG4の出力AKOはハイレベルに戻り、ナン
トゲートG3の出力TR’はローレベルに戻る。
前段のC要素からの信号AK○ずなわち端子T4から与
えられる信号AKIが、第5図に示すように、ハイレベ
ルからローレベルに変わると、すなわち、前段の並列デ
ータバッファの空きが抽出されると、オアゲートG、2
の入力がローレベルとなり、信号TR’もまたローレベ
ルであるため、このオアゲートG12の出力もまたロー
レベルとなる。このとき、ナントゲートG、3の出力は
ノ\イレベルになっているので、ナンドゲー)G14の
出力がハイレベルに変わる。そのため、ナンドゲー)G
I3の入力がハイレベルとなり、ナントゲートG13の
出力はローレベルに戻る。このようにして、初期状態と
同じ状態に戻る。
もし前段のC要素からの信号AKOすなわち端子T4か
らの信号AKIがローレベルのままであるとすると、す
なわち前段のC要素に対応する並列データバッファがま
だ空き状態でないとすると、ナントゲートGl+の1つ
の入力はローレベルのままとなるため、端子T、からの
信号TRIがハイレベルとして与えられ、信号TR’が
ハイレベルに変わっても、ナントゲートG1.は作用せ
ず、信号TROがハイレベルにはならないので、それに
よって後段のデータの受は付けが拒否され、したがって
このC要素に対応する並列データバッファにはその状態
ではデータが転送できない。
このようにして、第3図に示すように、並列データバッ
ファB。〜B3およびC要素C3−G3によって、非同
期自走式シフトレジスタが構成される。
なお、このC要素Cに端子T6から、停止信号5TOP
が与えられると、そのハイレベルの信号がオアゲートG
5を通してナントゲートG13に与えられる。したがっ
て、このナンドゲ−1−G 。
3の出力がローレベルとなり、この状態でしょ端子T3
からの信号TPOがローレベルとなり、データの転送が
停止される。
第3図に示すように、演算処理部44に含まれる非同期
自走式シフトレジスタを構成する並列データバッファB
、およびB2の間に、たとえばAL U (Arith
matic Logic Unit ) 、乗算器など
を含むデータ処理要素54が配置される。そして、前段
の並列データバッファB、からのデータ特にデータバケ
ットに含まれる処理コードPC(第2図)が処理指示回
路56へ与えられる。この処理指示回路56は、簡単に
いうと、並列データバ・ノファB+に含まれる処理コー
ドに応じて、データ処理要素54に対してデータ処理の
種類ないし態様を指示するための指示信号を与える。し
たがって、データ処理要素54に後段の並列データバッ
ファB2のデータが与えられ、それがそこで処理される
際に、前段の並列データバッファB、からの処理コード
によって、その処理の内容が制御されることになる。換
言すれば、後続するデータにり1する処理の種類もしく
は処理の種類の系列が、先行するデータによって決定さ
れる。
第6図は第3図の具体的構成を示すブロック図である。
演算処理部44は、先の第3図で説明したように、並列
データバッファB、およびB2を含み、それらの間には
データ処理要素54が介挿される。データ処理要素54
は、この実施例では、A L U 58を含み、このA
 I−U 58の2つの入力には、並列データバッファ
B、およびB2からの処理対象データ(第2図)が与え
られる。そして、それぞれの並列データハソファB、お
よびB2に対応じて、第4図で説明したようなC要素C
9およびC2が設けられる。並列データバッファB2の
17ビツト目(および16ビツト目)のデータはデータ
処理要素54に与えられる。データ処理要素54は、こ
の17ビツトHのデータが「1」のときは、データがヘ
ッダであることを表し、データ処理要素54は、並列デ
ータバッファB2からのそのデータをそのまま並列デー
タバッファB、に出力する。すなわち、データがヘッダ
のときはデータ処理要素(ALU)はNOPとなる。
処理指示回路56には、デコーダ60およびフリップフ
ロップ群62が含まれる。デコーダ60には、前段の並
列データバッファB1からの、処理コードPC(第2図
)に含まれるFコードが与えられるとともに、その処理
コードに含まれる第17ビツト目のデータすなわち順番
コードの1ビツトが与えられる。フリップフロップ群6
2には、並列データバッファB、に対応するC要素C1
からの信号TROがトリガ入力として与えられる。
フリップフロップ群62のセント入力には、デコーダ6
0からの信号が与えられるとともに、リセット入力には
並列データバッファB、からの、処理コードPCに含ま
れる第16ビツト目のデータすなわち順番コードの1ビ
ツトが与えられる。このフリップフロップ群62の出力
が再びデコーダ60に与えられ、したがって、デコーダ
60の出力がフリップフロップ群62によって保持され
る。
デコーダ60の出力は、処理指示信号として、デ一タ処
理要素54に含まれるALU58に与えられる。
この第6図の回路において、後段の並列データバッファ
B2から前段の並列データバッファB。
へのデータ転送は前述のように、それぞれ対応のC要素
C2およびCIによって制御される。すなわち、並列デ
ータバッファB、からデータが出力され、この並列デー
タバッファB、が空き状態になろうとすると、対応のC
要素CIがそのことを検知し信号AKOをハイレベルと
して出力する。
この信号AKOが後段のC要素C2へ、ハイレベルの信
号AKrとして入力される。このとき、後段の並列デー
タバッファB2にデータが存在すれば、対応のC要素C
2からの信号TPOがハイレベルとなり、それがハイレ
ベルの信号TRTとして前段のC要素C1に与えられる
。このとき、並列データバッファB2にもハイレベルの
信号TROが転送指令信号として与えられるため、並列
データバッファB2にロードされていたデータパケット
が前段の並列データバッファB、に向けて出力される。
前述のように、前段の並列データバッファB。
に、データ処理要素54のALU58を経て、データパ
ケットのヘッダが入力されると、そのデータパケットに
含まれる第17ピント目のデータとともに、Fコードが
、デコーダ60に与えられる。
データパケットのヘッダであれば、第2図に示すように
第17ビツト目の信号はハイレベルであり、応じて、デ
コーダ60は、並列データバッファB、からの処理コー
ドを有効化し、したがって、デコーダ60は並列データ
バッファB、から入力されたFコードをデコードする。
たとえばそのときのFコードがrNOPJであるとすれ
ば、このデコーダ60から、データ処理要素54に含ま
れるALU58に対して、rNOPJ指令が与えられる
。デコーダ60では、さらにたとえば「F+1」が生成
され、フリ・7プフロソプ群62への信号として与えら
れる。
なお、第1番目のデータワードDW、に対するFコード
は、上述のようなrNOPJ以外に、他の適当な単項演
算たとえばインクリメント、反転などであってもよいこ
とは勿論である。
より詳しく説明すると、デコーダ60に、前段の並列デ
ータバッファB、のデータパケットのヘッダの処理コー
ドが入力されると、デコーダ60から、たとえば「イン
クリメント」の演算指令がALU58に与えられる。後
段の並列データバッファB2にデータがロードされると
、ALU58で1インクリメント」演算が実行される。
そして、C要素C1によって前段の並列データバッファ
B、の空きが検出されると、そのタイミングで上述の「
インクリメント」演算の結果が前段の並列データバッフ
ァB、に与えられる。このとき、同しタイミングで、フ
リップフロップ群62にデコーダ60からrF+IJが
書き込まれる。この時点では、前段の並列データバッフ
ァB、にはデータパケットのデータワードが存在し、し
たがってデコーダ60の入力としては、このフリップフ
ロップ群62からのrF+IJのコードが有効化されて
いる。すなわち、前段の並列データバッファB、のヘッ
ダがデコーダ60によって解読された後は、デコーダ6
0ば、フリップフロップ群62からのコードを受けるこ
とになる。
そして、その後デコーダ60は、そのフリップフロップ
群62からのr F −1−I Jをデコードする。
デコーダ60では、このrF+1jが入力されると、た
とえば「+」の演算指令を生成するように組まれている
ものとすると、デコーダ60からまず「インクリメント
」の演算指令が出力された後には、このデコーダ60か
らは「+」の演算指令がA L T358に与えられる
。したがって、ALU58では、前段の並列データバッ
ファB1から戻されたデータと後段のへいれまデータバ
ッファB、からのデータとの間で「+」演算を実行する
このようにして、前段の並列データバッファBlのデー
タがデータパケットのうち最後のデータワードになるま
で、デコーダ60から所要の演算指令が出力され、AL
U58では、それに応じた演算が繰り返される。
最後のデータワードでは、第2図に示すように、順番コ
ードの1ビツトすなわち第16ビツト目がハイレベルと
なる。このハイレベルの信号がフリップフロップ群62
のリセット入力として与えられる。したがって、それ以
後このフリッププロップ群62の出力がたとえばすべて
ゼロとなる。
このようにして、1つのデータパケットに対する演算が
実行される。そして、そのときの後段の並列データバッ
ファB2からの処理対象データについての処理の種類は
、前段の並列データバッファB1のデータによって特定
される。そして、後段の並列データバッファB2からは
、前段の並列データバッファB、が空き状態であること
を条件としてデータがポツプアウトされるため、この演
算処理部44は完全な非同期式システムとして構成する
ことができる。
第7図は第6図の変形例を示すブロック図である。第6
図の例では、第2図に示すような構造のデータパケット
を利用して、データ処理要素54すなわちALU58で
は、前段の並列データバッファB、のデータすなわち先
行するデータと後段の並列データバッファB2すなわち
後続するデータとをその入力として受け、その処理結果
を再び前段の並列データバッファB1に与えるようにし
た。
これに対して、この第7図の例では、第8図に示すよう
な構造のデータパケットが利用される。
第8図に示すデータパケットは、データワードDWに複
数(この例では2つ)の処理対象データが並列的に含ま
れ、このデータワードがポツプアウトされるときは、2
つの処理対象データが同時に出力されることになる。し
たがって、第7図の例では、データ処理要素54に含ま
れるA L U 58は、後段の並列データバッファB
2からのデータのみを受け、その結果を前段の並列デー
タバッファB1に与えるようにしている。しかしながら
、この実施例においても、処理指示回路56からは、前
段の並列データハソファB1のデータすなわち先行する
データワードに基づいて、データ処理要素54のALU
58における後続のデータワードに対する処理が実行さ
れる。そして、この第7図実施例でも、演算処理部44
は、完全な非同期式システムとして構成されている。
第9図はこの発明の一実施例を示すブロック図である。
先の第6図および第7図に示す例では、いずれも、8ビ
ットのデータを同時に処理するシステムとして説明した
。これに対して、第9図のこの発明の一実施例では、8
ビツトのデータの処理を2ビツトずつ逐次的に処理する
ための実施例を示す。しかしながら、その基本的な構成
は先の第6図および第7図の例と同様である。
第9図の演算処理部44は、7段の並列データバッファ
Bll〜B+7とそれに関連する7段のC要素CIl〜
CI7 との組み合わせからなる非同期自走式シフトレ
ジスタを含んで構成される。
なお、並列データバッファBII”B17は、ともに、
18ビツトとして構成されていて、それぞれの間にはデ
ータ処理要素54.〜546が介挿されて°いる。この
実施例では、データ処理要素543〜546が、ともに
、2ビツトALUを含み、データ処理要素542が8ビ
ツトシフタを含み、データ処理要素54.が正負・ゼロ
判定回路を含む。したがって、この実施例では、データ
処理要素543〜546すなわち4つのALUで演算さ
れた結果が、必要に応じて、データ処理要素542すな
わち8ビツトシフタによってシフトされ、その後データ
処理要素541すなわち正負・ゼロ判定回路によってそ
の結果の正負/ゼロが判定されて、最前段の並列データ
バッファI3++にプッシュインされる。
データ処理要素54.〜546に対応じて、先の第6図
および第7図で説明した処理指示回路56I〜566が
設けられる。それぞれの処理指示回路561〜566は
、デコーダ60およびフリップフロップ群62を含む。
それぞれの処理指示回路56.〜566のデコーダ60
には、対応の並列データバッファBll〜B+6から、
第17番目のビットが与えられ、フリップフロップ群6
2には、第16番目のビットが与えられることは、前述
のとおりである。
これら処理指示回路56.〜566に含まれるデコーダ
60は、次表1のようなデコード機能を達成する。
(以下余白) 表1 f3 f2 f+ foS4 S3 S2 Sl S。
oooo  oooo。
101001.010 1110’1OO10 1111,10011 最初の4つのFコード″0000”、”oo。
1゛、”0010”および“0011”では、出力S2
.S3およびS4はともに“0”となり、後述のように
、すべてのデータ処理要素54、〜546はN OP 
(No−Operation)となる。そして、次の4
つのFコード“’0100”、”0101”、”01.
10”および“0111″では、いずれの場合も出力S
2が“1”となる。したがって、後述のように、データ
処理要素543〜546に含まれる2ピッl−A L 
Uのみが能動化される。次の4つのFコード“1000
″、“”1001”。
” 1010”および“’1011″では、いずれの場
合も出力S3が′1”となり、後述のように、データ処
理要素54□に含まれる8ビツトシフタが能動化される
。最後の4つのFコード″1100”、”1101”、
  “1110 ”および“1111”では、いずれの
場合も、出力S4が“1゛となり、後述のように、デー
タ処理要素54.に含まれる正負・ゼロ判定回路が能動
化される。
この第9図実施例では、第10図に示すようなデータパ
ケットを処理する。第10図(A)は、そのデータパケ
ットに1ワードのデータのみが含まれる場合を示し一1
第10図(B’)は、そのデータパケットに複数のデー
タワードDWI〜DW’nが含まれる場合を示している
。そして、2つの8ビツトデータL。〜L7とR8−R
7との間で処理を行ない、その結果が、前段の並列デー
タバッファの、一方のデータLo%L7に相当する位置
に格納される。なお、この第10図において、処理コー
ドPCに含まれるf。−f3ばFコードを示す。
データ処理要素543〜546のそれぞれに含まれる2
ビツトA L Uは、第1I図に示すように、入力りお
よび入力Rを受け、制御信号S。、S。
およびS2に応じて、それによって特定される演算を実
行し、その結果を前段の並列データハソファの対応の2
ビツトに与える。また、このA L Uからのキャリー
信号が、前段のA L Uに与えられる。これら2ピツ
)ALUは、次表2に示す機能を実行する。
表2 S、 So  出力 0  0     L十R 01L−R 0LORR 11LANDR * ただし 52−1 S2−0のときはNOP データ処理要素542に含まれる8ピツ1ヘシフタは、
たとえば第12図に示す構成を採る。すなわち、8ビツ
トシフタは、8ビツトの入力■。〜I7を受け、その出
力として8ピントのデータ0゜〜0、を出力する。そし
て、その機能は次表2で与えられる。
(以下余白) 表3 S、 So  機能 0 0   左シフト(算術) 0 1   左シフト(論理) 1 0   右シフト(算術) 1 1   右シフト(論理) * ただし 53−1 S3−0のときばNOP データ処理要素54、に含まれる正負・ゼロ判定回路は
、第13図に示す構成で、次表4で示す機能を実行する
(以下余白) 表4 SISo  機能 0 0  A>O? 01  A≦B? 1 0  A=0? 11  A≠0? * ただし 54−1 S4−0のときはNOP この正負・ゼロ判定回路では、表4に示す機能に対して
、” True ”のときは“FF(hex)  ″を
、“False ”のときには”00(hex) ”を
出力し、前段の並列データバッファBl+に与える。
この第9図実施例においても、前段の並列データバッフ
ァの空き状態が対応のC要素によって検出されると、後
段の並列データハソファからのデータが前段に向けて出
力される。そして、そのデータ転送の間に、それぞれの
並列データバッファ間に介挿されたデータ処理要素54
1〜546によってデータ処理されて、その処理された
結果が、前段の並列データバッファに与えられる。
より詳しく説明すると、まず、最後段の並列データバッ
ファB、□がらデータが前段の並列データバッファ+1
3171に転送されるとき、先の第6図において詳細に
説明したように、データ処理要素546すなわち2ビツ
トALUで、表2で示す処理が実行され、もしあればキ
ャリー信号が前段の並列データバッファBI6を通して
前段のデータ処理要素545すなわちA L Uに与え
られる。そして、演算結果は前段の並列データハソファ
B16の対応の2ビツトに与えられる。さらに、並列デ
ータバッファB16から前段の並列データバッファBI
5にデータが転送されるとき、データ処理要素545す
なわち2ビツトALUによって演算が実行される。そし
て、並列データバッファB、5に与えられ、もしあれば
キャリー信号が前段のデータ処理要素544すなわち2
ビツトALUに与えられる。同じように、並列データバ
ッファBI5から並列データバッファBI4へのデータ
の転送の際に、並列データバッファB14から並列デー
タバッファBI3へのデータの転送の際に、それぞれデ
ータ処理要素544および543すなわち2つの2ピツ
)ALUで演算が実行される。
したがって、並列データバッファB13には、その段階
で、2つの8ビツトデータの演算結果がプッシュインさ
れている。
この並列データバッファB13から並列データバッファ
BI2へのデータの転送の際に、必要に応じて、データ
処理要素542に含まれる8ビツトシフタが能動化され
て表3に示す機能が実行された後、その結果が並列デー
タハソファBI2に与えられる。そして、この並列デー
タバッファB、2から並列データバッファB11へのデ
ータの転送の際に、必要に応じて、データ処理要素54
、に含まれる正負・ゼロ判定回路が能動化され、表4に
示す機能が実行され、その結果が最前段の並列データバ
ッファB11に格納される。このようにして、一連の並
列データバッファBITから並列データバッファBl+
へのデータの転送とともに、所定のデータ処理が実行さ
れる。
上で説明したような演算処理部44は、それ自体が非同
期式システムであるので、そのような演算処理部すなわ
ちデータ処理装置を第1図に示す非同期遅延線リングす
なわちデータ伝送路12に直列的に介挿することができ
る。その際、第9図に示すように、一連のデータ処理を
分散するようにすれば、それぞれのデータ処理要素にお
ける所要時間を、データ伝送に全く支障のない程度にま
で短くすることができよう。すなわち、データ処理をこ
の発明のように非同期システムとして構成すれば、デー
タ伝送路として用いられる非同期自走式シフl−L−ジ
スタにそのままデータ処理機能を組み込むことができる
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が実施され得る並列処理形エミュレー
タの一例を示すシステム概念図である。 第2図は処理されるべきデータバケットの一例を示す図
解図である。 第3図はこの発明の基礎となるデータ処理装置の一例を
示ず櫃略ブロック図である。 第4図はC要素を示す回路図である。 第5図は第4図に示ずC要素の動作を説明するためのタ
イミング図である。 第6図は第3図の具体的構成を示すブロック図である。 第7図は第6図の変形例を示すブロック図である。 第8図は第7図の例において処理されるべきデータバケ
ットの構造を示す図解図である。 第9図はこの発明の一実施例を示すブロック図である。 第10図は第9図実施例において処理されるべきデータ
バケットの構成例を示す図解図である。 第】1図は2ピツ1〜A L、 Uを示すブロック図で
ある。 第12図は8ピツI・シックを示すブロック図である。 第13図は正負・ゼロ判定回路を示すブロック図である
。 図において、12は非同期遅延線リング(データ伝送路
)、27は発火部、36は発火検出部、44は演算処理
部、54および54.〜546はデータ処理要素、56
および56.〜566は処理指示回路、Bo〜B3およ
びB1□〜BITは並列データバッファ、C8%C3お
よびCIl〜CI7はC要素を示す。 特許出願人 三洋電機株式会社(ばか3名)代理人 弁
理士 山1) 義人(ばか1名)転 /−V′2: ♀     べ七 一、)’73− 一     α “ ; 転

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 後段から前段に向けてデータが並列的に出力される
    複数のレジスタ、 前記複数のレジスタの間に配置される複数のデータ処理
    手段、 それぞれの前記データ処理手段の前段のレジスタの空き
    を検出するための空き検出手段、および前記空き検出手
    段によって前段の前記レジスタの空きが検出されたこと
    に応じて後段の前記レジスタから出力されて対応の前記
    データ処理手段を経たデータを前記前段のレジスタへ転
    送する手段を備える、データ処理装置。 2 それぞれの前記データ処理手段に関連して、その前
    段のレジスタの内容に応じて対応のデータ処理手段によ
    る処理の種類を指示するための処理指示手段を備える、
    特許請求の範囲第1項記載のデータ処理装置。 3 前記データは処理コードを含み、 前記処理指示手段は前記前段のレジスタの前記処理コー
    ドを解読するためのデコーダを含む、特許請求の範囲第
    2項記載のデータ処理装置。 4 前記データ処理手段は前記自走式シフトレジスタの
    複数の段間のそれぞれに配置され、前記複数の段間に配
    置される複数のデータ処理手段によって単一種類のデー
    タ処理を達成する、特許請求の範囲第2項または第3項
    記載のデータ処理装置。 5 前記データ処理手段は前記自走式シフトレジスタの
    複数の段間にわたって配置され、複数の前記データ処理
    手段は、それぞれ個別のデータ処理を行なう、特許請求
    の範囲第2項または第3項記載のデータ処理装置。 6 前記複数のデータ処理手段は複数種類の処理機能を
    有し、 前記処理指示手段は対応の前記データ処理手段における
    処理機能を選択的に指示する手段を含む、特許請求の範
    囲第2項ないし第5項のいずれかに記載のデータ処理装
    置。 7 データのプッシュインとポップアウトとを独立的か
    つ同時的に行なうことができ、さらにプッシュインされ
    たデータが前段のレジスタの空きを条件として自動的に
    出力方向へシフトされていくような自走式シフトレジス
    タを用いて構成されるデータ伝送路であって、 前記自走式シフトレジスタの複数の段間にわたって直列
    的に配置された複数のデータ処理手段を備える、データ
    伝送路。 8 それぞれの前記データ処理手段に関連して、その前
    段のレジスタの内容に応じて、対応のデータ処理手段に
    よる処理の種類を指示するための処理指示手段を備える
    、特許請求の範囲第7項記載のデータ伝送路。 9 前記データ処理手段は前記自走式シフトレジスタの
    複数の段間のそれぞれに配置され、前記複数の段間に配
    置される複数のデータ処理手段によって単一種類のデー
    タ処理を達成する、特許請求の範囲第8項記載のデータ
    伝送路。 10 前記データ処理手段は前記自走式シフトレジスタ
    の複数の段間にわたって配置され、複数の前記データ処
    理手段は、それぞれ個別のデータ処理を行なう、特許請
    求の範囲第8項または第9項記載のデータ伝送路。 11 前記複数のデータ処理手段は複数種類の処理機能
    を有し、 前記処理指示手段は対応の前記データ処理手段における
    処理機能を選択的に指示する手段を含む、特許請求の範
    囲第7項ないし第10項のいずれかに記載のデータ伝送
    路。
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