JPS61262265A - Vベルト式無段変速機の冷却装置 - Google Patents

Vベルト式無段変速機の冷却装置

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Publication number
JPS61262265A
JPS61262265A JP10102585A JP10102585A JPS61262265A JP S61262265 A JPS61262265 A JP S61262265A JP 10102585 A JP10102585 A JP 10102585A JP 10102585 A JP10102585 A JP 10102585A JP S61262265 A JPS61262265 A JP S61262265A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
air
pulley
storage chamber
pulleys
Prior art date
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Pending
Application number
JP10102585A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Yao
八尾 守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP10102585A priority Critical patent/JPS61262265A/ja
Publication of JPS61262265A publication Critical patent/JPS61262265A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はVベルト式無段変速機、特にベルト伝導部が外
気に開放した形式の無段変速機において、ベルト伝導部
を空冷するための装置に関するものである。
従来技術とその問題点 従来、ゴムや樹脂などの材料からなるVベルトを使用し
た無段変速機においては、ベルトやプーリに潤滑油が付
着しないようにベルト伝導部をギヤケース外に設けると
ともに、ベルトやプーリを空冷するためにベルト伝導部
を収容したベルト収納室に放熱用の開口を設けている。
ところが、この構造の場合、水や泥が上記開口からベル
ト収納室に浸入しやす(、これがベルトやプーリに付着
して伝達効率を低下させるおそれがあった。また、パワ
ートレーンがFF横置き方式の自動車では、無段変速機
の前方にラジェータが配置されているため、ラジェータ
の温風がベルト収納室に流れ込んで冷却性能を悪化させ
るという問題もあった。
発明の目的 本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、
その目的は、水や泥の浸入を防止し、ラジェータの温風
の影響を受けず、効率良く空冷できるVベルト式無段変
速機の冷却装置を提供することにある。
発明の構成 上記目的を達成するために、本発明は、ベルト伝導部を
取り囲むベルト収納室をほぼ密閉構造とし、該ベルト収
納室の一方のプーリの近傍に空気流入口を設け、他方の
プーリの近傍に空気排出口を設けるとともに、上記空気
流入口側のベルト収納室とプーリとの隙間をベルト巻き
込み側よりベルト繰り出し側が大きくなるようにし、か
つ空気排出口側のベルト収納室とプーリとの隙間をベル
ト繰り出し側よりベルト巻き込み側が大きくなるように
し、プーリあるいはベルトにフィンを設けて空気流入口
から空気排出口への空気流れを起こさせるようにしたも
のである。
実施例の説明 図面は本発明にがかるVベルト式無段変速機をFF横置
き式の自動車に適用した一例を示し、1は車体、2はヘ
ッドランプ、3はヘッドランプハウジング、4はラジェ
ータ、5はエンジン、6はVベルト式無段変速機である
。無段変速機6の側部には隔壁7によってギヤケースと
隔離されたベルト収納室8が設けられており、このベル
ト収納室8内にベルト伝導部9が収容されている。
ベルト伝導部9は駆動側ブー1J10と、従動側プーリ
11と、両プーリ間に巻き掛けたVベルト12とで構成
され、両プーリ10,11のV溝幅を相互に変化させる
ことにより、変速比を無段階に変化させることができる
。上記ベルト収納室8には、第2図に示すごとく駆動側
プーリ10の近傍に空気流入口8aが形成され、従動側
プーリ11の近傍には空気排出口8bが形成されており
、これら流入口8aと排出口8bとを除いて密閉構造と
なっている。
上記空気流入口8aにはエアダクト13を介してヘッド
ランプハウジング3が結合されており、外気はヘッドラ
ンプ2とヘッドランプハウジング3との隙間、エアダク
ト13および空気流入口8aを介してベルト収納室8へ
導かれるようになっている。
上記駆動側プーリ10および従動側プーリ11の側面に
は第3図に示すように冷却フィン14が一体に形成され
ており、この冷却フィン14はプーリ10,11自身を
空冷するとともにプーリ10.11の回転につれて同一
方向の空気流れを引き起こす。また、第2図に示すよう
に、ベルト収納室8の内面とプーリ10.11の外周面
との隙間がプーリ10.11の回転方向に対して相違し
ており、空気流れの逆流を防止している。すなわち、空
気流入口8a側においてはベルト繰り出し側の隙間aが
ベルト巻き込み側の隙間すより大きく、空気排出口8b
側においてはベルト巻き込み側の隙間Cがベルト繰り出
し側の隙間dより大きい。
上記のごとく構成したので、空気排出口8aからベルト
収納室8内部へ導かれた空気は、プーリ10.11の回
転につれて第2図破線矢印方向に流れ、Vベルト12お
よびプーリ10,11を空冷した後、空気排出口8bよ
りスムーズに排出される。したがって、プロアなどの専
用の送風手段を設けなくとも、効率の良い空冷が可能と
なる。
また、ベルト収納室8は空気排出口8aおよび排出口8
bを除いて密閉構造であるので、外部からの水や泥の浸
入を防止でき、かつラジェータ4の後方に無段変速機6
が配置されていても、外気はラジェータ4から離れた場
所(本実施例ではヘッドランプハウジング3)から取り
込むことができるので、ラジェータ4の温風の影響を受
けず、冷却性能を悪化させることもない。
さらに、Vベルト12やプーリ10.11が直接外部に
露出しないので、Vベルト12とプーリ10.11との
間で発生する音がベルト収納室8の側壁で遮断され、防
音効果を発揮することができる。なお、空気排出口8b
に適宜マフラを接続して排気を車外に排出するようにす
れば、さらに防音性を向上させることができる。
上記実施例では、空気流れの逆流を防止するためにベル
ト収納室8の形状を非対称形状としたが、第4図に示す
ようにベルト収納室8を対称形状とし、空気流入口8a
および空気排出口8bの近傍に遮風壁15.16をそれ
ぞれ設けることによって、空気流れの逆流を防止して゛
もよい。
第5図〜第7図はさらに他の実施例を示し、ベルト収納
室8の側面に空気流入口8aと空気排出口8bとを設け
たものである。この場合、空気流入口8a側では第6図
のようにプーリ10の側面とベルト収納室8の側壁との
隙間を、ベルト巻き込み側すよりベルト繰り出し側aが
大きくなるようにし、かつ空気排出口8bでは第7図の
ようにプーリ11の側面とベルト収納室8の側壁との隙
間を、ベルト繰り出し側dよりベルト巻き込み側Cが大
きくなるようにしである。この場合にも、第1実施例と
同様にプーリ10.11のフィン14によって空気流れ
を起こし、かつベルト収納室8とプーリ10.11との
隙間の相違によって空気流れの逆流を防止している。
本発明において、空気流れを起こすためのフィンとして
は、上記実施例のようにブーIJ10.11の側面に設
けた冷却フィン14に限らず、第8図のようにVベルト
12の外周面に一定ピッチおきに突設したフィン17で
あってもよく、さらに第9図のようにVベルト12とし
てブロック式Vベルトを使用した場合には、各ブロック
18の外方への突出部18aをフィンとして機能させる
こともできる。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によればベルト(
コ導部はベルト収納室内にほぼ密閉状態で収容されてい
るので、外部から水や泥がかかるおそれがなく、しかも
外気は任意の位置から取り入れることができるので、ラ
ジェータの後方に変速機を配置しても、ラジェータの温
風の影響を受けることがない、また、プーリやVベルト
がベルト収納室によって直接外部に露出しないので、ベ
ルト収納室が一種の防音カバーとして機能し、防音性に
優れた無段変速機を得ることができる。
特に、本発明においてはベルト収納室の空気流入口から
排出口への空気流れを起こさせるためにプーリあるいは
ベルトにフィンを設け、かつ空気の逆流を防止するため
にベルト収納室とプーリとの隙間を異ならしめたので、
空気はプーリの回転につれて空気流入口から空気排出口
へとスムーズに流れ、ブロアなどの送風手段を別途設け
ることなく効率良い空冷を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にがかるVベルト式無段変速機を搭載し
た自動車の前部概略平面図、第2図は第1図のn−n線
拡大断面図、第3図はプーリの斜視図、第4図はベルト
収納室の第2実施例の縦断面図、第5図はベルト収納室
の第3実施例の横断面図、第6図、第7図はそれぞれ第
5図のVI−Vl線断面図および■−■線断面図、第8
図はフィンを設けたVベルトの斜視図、第9図はブロッ
ク式Vベルトの斜視図である。 6・・・Vベルト式無段変速機、8・・・ベルト収納室
、8a・・・空気流入口、8b・・・空気排出口、9・
・・ベルト伝導部、10・・・駆動側プーリ、11・・
・従動側プーリ、12・・・Vベルト、14・・・冷却
フィン、15.16・・・遮風壁、17・・・フィン、
18・・・ブロック、18a・・・突出部(フィン)。 出 願 人  ダイハツ工業株式会社 代 理 人  弁理士 筒井 秀隆 第1図 第2図       第3図 第6図    第5図     第7間第。図    
    第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ベルト伝導部を外気に開放したVベルト式無段変
    速機において、上記ベルト伝導部を取り囲むベルト収納
    室をほぼ密閉構造とし、該ベルト収納室の一方のプーリ
    の近傍に空気流入口を設け、他方のプーリの近傍に空気
    排出口を設けるとともに、上記空気流入口側のベルト収
    納室とプーリとの隙間をベルト巻き込み側よりベルト繰
    り出し側が大きくなるようにし、かつ空気排出口側のベ
    ルト収納室とプーリとの隙間をベルト繰り出し側よりベ
    ルト巻き込み側が大きくなるようにし、プーリあるいは
    ベルトにフィンを設けて空気流入口から空気排出口への
    空気流れを起こさせるようにしたことを特徴とするVベ
    ルト式無段変速機の冷却装置。
JP10102585A 1985-05-13 1985-05-13 Vベルト式無段変速機の冷却装置 Pending JPS61262265A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10102585A JPS61262265A (ja) 1985-05-13 1985-05-13 Vベルト式無段変速機の冷却装置

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JP10102585A JPS61262265A (ja) 1985-05-13 1985-05-13 Vベルト式無段変速機の冷却装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61262265A true JPS61262265A (ja) 1986-11-20

Family

ID=14289652

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10102585A Pending JPS61262265A (ja) 1985-05-13 1985-05-13 Vベルト式無段変速機の冷却装置

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JP (1) JPS61262265A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017048861A (ja) * 2015-09-02 2017-03-09 ジヤトコ株式会社 無段変速機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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