JPS61262246A - 歯付きベルト - Google Patents
歯付きベルトInfo
- Publication number
- JPS61262246A JPS61262246A JP10120485A JP10120485A JPS61262246A JP S61262246 A JPS61262246 A JP S61262246A JP 10120485 A JP10120485 A JP 10120485A JP 10120485 A JP10120485 A JP 10120485A JP S61262246 A JPS61262246 A JP S61262246A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toothed belt
- stress
- toothed
- belt
- paint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は歯付きベルトに関し、特に回転動力の正確な同
期性および位置決め性等が必要とされる個所に使用され
る回転動力伝達用の歯付きベルトに関する。
期性および位置決め性等が必要とされる個所に使用され
る回転動力伝達用の歯付きベルトに関する。
歯付きベルトは回転動力伝達用として動力の同期伝達が
でき、伝達効率も高い。また伝達装置が簡素化でき低騒
音で、潤滑が不要等優れた鮎柵ル宥１．ているため、オ
フィス・オートメ−９１７機器をはじめとする情報処理
機器や特開昭５０−３４２９９号公報に示される如き金
融端末機等各種の機器ｋｉ用され、今ではなくてはなら
ない重要な動力伝達部品となっている。近年の科学技術
の進歩、産業界の著しい発展と伴い機器の高速化、自動
化、無人化等多様化する伝達システムの要求に対応する
ために歯付きベルトの性能を左右する構成材料と歯形形
状に改良が加えられている。また、近年歯付きベルトの
使用方法も多様化し、特に装置の低価格・小型化の観点
から多軸で使用する場合が多くなり−、このため歯付き
ベルトに要求される種々の特性の内ベルトの強度、寿命
が最重要視されてきている。しかし、一方では歯付きベ
ルトの心臓部ともいうべき心線が折り曲げ等により強度
低下をきたすという欠点も有している。歯付きベルトは
歯付きプーリとの正確な噛み合い状態を常に保持する必
要があるため非常に柔軟であり、かつ、伸びが極めて少
ない特徴を有している。このため歯付きベルトの運搬や
保管時等に簡単に折り曲がり、心線が折れ強度低下をき
たすものである。特に心線材の一つであるアラミド繊維
については、心線の破断強度が高く許容屈曲回数が優れ
ているため近年注目され多用される傾向にあるが、この
アラミド繊維の場合には歯付きベルト製造時に心線を支
えるための窪みが歯底にあるため、歯付きベルトが折り
曲げられた場合この個所に応力が集中し、特に鋭角に折
り曲り高応力が発生し大幅に強度が低下するという特性
を有している。折り曲げられた歯付きベルトと、折り曲
げられていない歯付きベルトとは外観ではまったく区別
がつかず、外観は同じでも強度は全く興なるものとなっ
てしまう。折り曲がったことに気付かず、装置に組み込
んで使用した場合には、所定の寿命を満足することがで
きず早期に切断する恐れもある。特に自動化、無人化機
器等で早期切断が発生した場合には重大事故を引き起こ
す場合がある。
でき、伝達効率も高い。また伝達装置が簡素化でき低騒
音で、潤滑が不要等優れた鮎柵ル宥１．ているため、オ
フィス・オートメ−９１７機器をはじめとする情報処理
機器や特開昭５０−３４２９９号公報に示される如き金
融端末機等各種の機器ｋｉ用され、今ではなくてはなら
ない重要な動力伝達部品となっている。近年の科学技術
の進歩、産業界の著しい発展と伴い機器の高速化、自動
化、無人化等多様化する伝達システムの要求に対応する
ために歯付きベルトの性能を左右する構成材料と歯形形
状に改良が加えられている。また、近年歯付きベルトの
使用方法も多様化し、特に装置の低価格・小型化の観点
から多軸で使用する場合が多くなり−、このため歯付き
ベルトに要求される種々の特性の内ベルトの強度、寿命
が最重要視されてきている。しかし、一方では歯付きベ
ルトの心臓部ともいうべき心線が折り曲げ等により強度
低下をきたすという欠点も有している。歯付きベルトは
歯付きプーリとの正確な噛み合い状態を常に保持する必
要があるため非常に柔軟であり、かつ、伸びが極めて少
ない特徴を有している。このため歯付きベルトの運搬や
保管時等に簡単に折り曲がり、心線が折れ強度低下をき
たすものである。特に心線材の一つであるアラミド繊維
については、心線の破断強度が高く許容屈曲回数が優れ
ているため近年注目され多用される傾向にあるが、この
アラミド繊維の場合には歯付きベルト製造時に心線を支
えるための窪みが歯底にあるため、歯付きベルトが折り
曲げられた場合この個所に応力が集中し、特に鋭角に折
り曲り高応力が発生し大幅に強度が低下するという特性
を有している。折り曲げられた歯付きベルトと、折り曲
げられていない歯付きベルトとは外観ではまったく区別
がつかず、外観は同じでも強度は全く興なるものとなっ
てしまう。折り曲がったことに気付かず、装置に組み込
んで使用した場合には、所定の寿命を満足することがで
きず早期に切断する恐れもある。特に自動化、無人化機
器等で早期切断が発生した場合には重大事故を引き起こ
す場合がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、歯付きベル）Ｋ生じた異常な高応力部
分を肉眼で直接観察できるようにした歯付きベルトを提
供することにある。
分を肉眼で直接観察できるようにした歯付きベルトを提
供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、歯付きベルトの背
面に応力に応じき裂模様を描く応力塗料を塗布したもの
である。而して、歯付きベルトの輸送或いは保管時等の
取扱いによって生じた異常な高応力部分を該応力塗料に
生じたき裂模様から歯付き偽゛ルト全周の応力分布と主
方向を肉眼で直接観測できることを可能にしたものであ
る。
面に応力に応じき裂模様を描く応力塗料を塗布したもの
である。而して、歯付きベルトの輸送或いは保管時等の
取扱いによって生じた異常な高応力部分を該応力塗料に
生じたき裂模様から歯付き偽゛ルト全周の応力分布と主
方向を肉眼で直接観測できることを可能にしたものであ
る。
以下、本発明の一実施例を第１図、第２図。
第３図、第４図を参照して説明するう
第１図は歯付きベルトを歯付きプーリに取付けた状態を
示す斜視図、第２図は本発明の一実施例による歯付きベ
ルトの断面図である。歯付きベルトの歯部１は、歯部１
と最小バククラッシで円滑に噛み合い一般的にはアルミ
材や鉄材等の剛体材料で作られた歯付きプーリ２の歯部
３と常に正確な噛み合い状態を保持する。その材料は耐
摩耗性、耐熱性、耐油性等の特性の優れた変形の少ない
弾性材料である合成ゴム（クロロプレンゴム）あるいは
ポリウレタンエラＸトマ（ポリウレタン弾性体）であり
、歯部１はベルトの全周にわたって定間隔に正確に精密
成形されている。心８１４は歯付きベルトの正確な噛み
合い状態を常に保持するために歯付きベルトのピッチラ
イン５上に連続し、かつ正確に螺線状に巻かれている。
示す斜視図、第２図は本発明の一実施例による歯付きベ
ルトの断面図である。歯付きベルトの歯部１は、歯部１
と最小バククラッシで円滑に噛み合い一般的にはアルミ
材や鉄材等の剛体材料で作られた歯付きプーリ２の歯部
３と常に正確な噛み合い状態を保持する。その材料は耐
摩耗性、耐熱性、耐油性等の特性の優れた変形の少ない
弾性材料である合成ゴム（クロロプレンゴム）あるいは
ポリウレタンエラＸトマ（ポリウレタン弾性体）であり
、歯部１はベルトの全周にわたって定間隔に正確に精密
成形されている。心８１４は歯付きベルトの正確な噛み
合い状態を常に保持するために歯付きベルトのピッチラ
イン５上に連続し、かつ正確に螺線状に巻かれている。
その材質は大きな引張強さ、優れた耐熱性、伸びに対す
る強い抵抗力等の特性を有し、歯付きベルトの性能を生
み出す重要な役割を果している。例えば心線４はガラス
繊維あるいは、アラミド繊維等で作られている。また、
背面６は心線４を保護し、耐久性、柔軟性を有し、歯部
１と完全に一体成形されている。７は本発明による応力
塗料の層であり、応力に従ってき裂模様を描く特殊な特
性を有する。この塗料の一例としては特殊塗料■製の応
から順次主応力方向に垂直なき裂が生じ、しかもそのき
裂の間隔と応力値との間にはある程度の対応性のある樹
脂ベース型の自然乾燥型のもろい塗料であり、歯付きベ
ルトの背面７にごく薄く塗布しである。この歯付きベル
トを第３図の如く折り曲げると、折り曲げの中心部８は
高応力部となり、この高応力領域から順次主応力方向く
第４図の如く垂直なき裂９が発生し、応力発生状態を肉
眼で直接観察できるものである。
る強い抵抗力等の特性を有し、歯付きベルトの性能を生
み出す重要な役割を果している。例えば心線４はガラス
繊維あるいは、アラミド繊維等で作られている。また、
背面６は心線４を保護し、耐久性、柔軟性を有し、歯部
１と完全に一体成形されている。７は本発明による応力
塗料の層であり、応力に従ってき裂模様を描く特殊な特
性を有する。この塗料の一例としては特殊塗料■製の応
から順次主応力方向に垂直なき裂が生じ、しかもそのき
裂の間隔と応力値との間にはある程度の対応性のある樹
脂ベース型の自然乾燥型のもろい塗料であり、歯付きベ
ルトの背面７にごく薄く塗布しである。この歯付きベル
トを第３図の如く折り曲げると、折り曲げの中心部８は
高応力部となり、この高応力領域から順次主応力方向く
第４図の如く垂直なき裂９が発生し、応力発生状態を肉
眼で直接観察できるものである。
特に、アラミド繊維の場合には歯付きベルト製造時に心
線４を支えるための第２図に示すが如き窪み１０が歯底
にある。このため歯付きベルトを第３図の如く折り曲げ
ると、この個所に応力が集中し、特に鋭角に折り曲り高
応力が発生するため、き裂９がより鮮明に表われる。な
お、歯付きベルトの背面７Ｆｃ塗布する塗料の塗布面積
と、き裂９の反応との関係は特になく歯付きベルト背面
７の全幅面に塗布してもまた、狭幅面＜ｍ布してもその
効果は得られるものである。
線４を支えるための第２図に示すが如き窪み１０が歯底
にある。このため歯付きベルトを第３図の如く折り曲げ
ると、この個所に応力が集中し、特に鋭角に折り曲り高
応力が発生するため、き裂９がより鮮明に表われる。な
お、歯付きベルトの背面７Ｆｃ塗布する塗料の塗布面積
と、き裂９の反応との関係は特になく歯付きベルト背面
７の全幅面に塗布してもまた、狭幅面＜ｍ布してもその
効果は得られるものである。
本発明によれば歯付きベルトの表面忙応力に応じてき裂
模様を描く応力塗料を塗布することにより、歯付きベル
トに生じた異常な高応力部を肉眼で直接観察できる。こ
のため応力発生に伴い強度低下をきたした歯付きベルト
と、応力発生のない歯付きベルトとの選別が極めて容易
であり、強度低下した歯付きベルトが装置に組込まれる
ことを未然に防止し得るものである。
模様を描く応力塗料を塗布することにより、歯付きベル
トに生じた異常な高応力部を肉眼で直接観察できる。こ
のため応力発生に伴い強度低下をきたした歯付きベルト
と、応力発生のない歯付きベルトとの選別が極めて容易
であり、強度低下した歯付きベルトが装置に組込まれる
ことを未然に防止し得るものである。
第１図は歯付きベルトを歯付きプーリに取付けた状態を
示す斜視図、第２図は本発明の一実施例による歯付きベ
ルトの一実施例を示す歯付きベルトの断面■、第３図は
歯付きベルトを折り曲げた状態を示す側面図、第４図は
応力発生に伴い生じたき裂模様を示す正面図である。
示す斜視図、第２図は本発明の一実施例による歯付きベ
ルトの一実施例を示す歯付きベルトの断面■、第３図は
歯付きベルトを折り曲げた状態を示す側面図、第４図は
応力発生に伴い生じたき裂模様を示す正面図である。
Claims (2)
- （１）歯付きベルトの表面に、応力に応じき裂模様を描
く応力塗料を付着した部分を備えることを特徴とする歯
付きベルト。 - （２）応力塗料の部分は該ベルトに設けられた歯部とは
反対側のベルトの背面に塗布して設けられる第１項記載
の歯付きベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10120485A JPS61262246A (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | 歯付きベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10120485A JPS61262246A (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | 歯付きベルト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61262246A true JPS61262246A (ja) | 1986-11-20 |
Family
ID=14294399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10120485A Pending JPS61262246A (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | 歯付きベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61262246A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05248495A (ja) * | 1992-03-06 | 1993-09-24 | Honda Motor Co Ltd | 伝動ベルト |
| EP0688973A1 (en) * | 1994-06-22 | 1995-12-27 | Bando Chemical Industries, Limited | Synchronous belt and method of producing the same |
| JP2012021628A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-02 | Mitsuboshi Belting Ltd | 歯付ベルト |
| JP2015221597A (ja) * | 2014-05-22 | 2015-12-10 | 株式会社ジェイテクト | 電動パワーステアリング装置 |
-
1985
- 1985-05-15 JP JP10120485A patent/JPS61262246A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05248495A (ja) * | 1992-03-06 | 1993-09-24 | Honda Motor Co Ltd | 伝動ベルト |
| EP0688973A1 (en) * | 1994-06-22 | 1995-12-27 | Bando Chemical Industries, Limited | Synchronous belt and method of producing the same |
| US5653655A (en) * | 1994-06-22 | 1997-08-05 | Bando Chemical Industries, Ltd. | Synchronous belt and method of producing the same |
| JP2012021628A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-02 | Mitsuboshi Belting Ltd | 歯付ベルト |
| JP2015221597A (ja) * | 2014-05-22 | 2015-12-10 | 株式会社ジェイテクト | 電動パワーステアリング装置 |
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