JPS6126096A - 音声認識単語の事前評価システム - Google Patents

音声認識単語の事前評価システム

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JPS6126096A
JPS6126096A JP14719084A JP14719084A JPS6126096A JP S6126096 A JPS6126096 A JP S6126096A JP 14719084 A JP14719084 A JP 14719084A JP 14719084 A JP14719084 A JP 14719084A JP S6126096 A JPS6126096 A JP S6126096A
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石垣 由里子
佐藤 泰雄
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、音声認識装置の認識対象単語セットを、該セ
ット中の単語相互の距離情報を求めて他の単語′と誤認
識され易いか否か、実際に音声認識してみる前に文字の
段階で事前に評価し、評価結果に従って異なる読みを採
用して誤認識の少ない最良の単語セットを得る音声認識
単語事前、評価システムに関する。
(従来の技術〕 音声認識装置が認識対象とする単語複数個(認識対象単
語セットという)において、任意の認識対象単語が同じ
セット内の他の単語と誤認識されないようにすることは
重要である。音声認識対象単語セットの簡単な例として
数字の1.2. 3゜・・・・・・、9.0を考えると
、これらは何通りもの読みで発音され得る。例えば、「
4」は「シjとも「よん」とも発音され、また「7」は
「しち」とも「なな」とも発音される。このような場合
に、「1」を「いち」と読み、「7」を1しち」と読む
と、両者が誤認識され易いことは経験的にも予想される
。同様に誤認識され易い組合セには、「2」の「に」と
14」の「シ」かある。これらの誤認識され易い組合−
Uはいずれか一方の読みを変更することで回避できる。
例えば「7」を「なな」と読めば「いち」との認識率は
向上する。また「4」を「よん」と読めば「に」との認
識率は向上する。そこで意味内容は同し1,2,3.・
・・・・・9゜0であるが、各単語の読みを適切に定め
て当該セット内では誤認識が生じにくい認識対象単語セ
ットとすることができ、音声認識装置に採用する単語セ
ットにはか\る単語七ノ1−が望まれる。
認識率を向上させるには紛られしい単語対の一方を他の
読みに変えるのが有効であるが、1つの単語の読み換え
が他の単語との間の認識率を低下させることもあるので
、単語セットが大規模になればなるほど上述した様な簡
単な読み換えで、単語セット全体の認識率が向上したか
否かを即断することはできない。そこで従来は、不特定
及び特定話者認識装置の認識対象単語セットは、実際に
、入力データと照合するための辞書やテンプレートを作
成したうえで、認識実験(シミュレーション)を繰り返
し行ない、その結果に従って各単語の読みを決定してい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、この方法で一度決定された認識対象単語セット
全体の認識率が低いことがその後判明してその認識対象
単語セットの読みを変更することになると1.それまで
に費やした辞書やテンプレートの作成、或いは認識実験
のための多くの時間と労力が無駄になる。また、認識対
象単語セットの読みを何回も変更し、試行錯誤を繰り返
し、その結果高い認識率が期待できる認識対象単語セッ
トが得られたとしても、そのために必要となる時間と労
力は莫大なものとなり、実用的ではない。そこで本発明
では、希望する認識対象単語セソ)を入力すると、その
セットに含まれる各単語の意味内容は変えないで読みの
み変え、高い認識率が期待できる認識対象単語セノl−
を自動的に得ることができるようにするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の音声認識単語の事前評価システムは、音声認識
装置の認識対象単語セットを入力される手段、該入力さ
れた単語セット内の各単語につき同@語を検索して異な
る読みを求め、読みの異なる複数の単語セットを生成す
る手段、各単語セットにつき該セット内の各単語相互間
距離を求めそれらより最小の単語間距離を求める手段、
−最小の単語間距離を判定要素として認識対象単語セッ
トに採用できる単語セットを求めこれを出力する手段と
を備えることを特徴とするものである。
〔作用〕
認識対象単語セットの各単語間距離を求めると、最小単
語間距離及び平均単語間距離などを得ることができ、こ
れら、特に最小単語間距離により当該単語セソ1へは誤
認識が生し易いか否か判断できる。単語には異なる読み
を持つものがあるから予め用意しである同類語辞書を検
索して他の読みに変えれば該最小距離及び平均距離を増
大させることができる。これらの距離特に最小距離の大
きい単語セットを選べば認識率の向上を期待できる。
そしてか\る事前評価を、実際に発音して認識させてみ
るのでなく、文字のレヘルで済ませておけば、認識テス
トのための多くの時間や労力、コストを節減することが
できる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。
認識対象単語のセット例を前述の数字1,2゜3、・・
・・・・9,0としたとき、これらを第1図に示すよう
に「いち」 「にJ 「さん」「シ」・・・・・・と発
音すると、各単語の文字列から単語間の距離を算出した
結果の距離マトリクス体第2図のようにな〜る。図中の
数字50.40,70.・・・・・・等は「に」と「い
ち」、「さん」と「いち」、「シ」と「いち」などの単
語間距離で、この数値が大きいほど誤認識されにくい。
第1図の単語セソ1〜は「に」と1シ」の間が最小距離
5で、全体の平均距離は53.8である。認識率を上昇
させるためには最小距離を増大させればよいので、先ず
、「シ」を「よん」と読み換えて見る。9れは第3図に
示す同類語辞書からその読みを取り出すだけでよい。第
4図fatが「シ」を「よん」と読み換えた単語セット
で、その最小距離は10に増大している。同時に平均距
離も第1図の53.8から58.5に上昇している。こ
のとき得られた距離マトリクスは図示しないが、第2図
の「シ」に関する部分が「よん」に変っているので、そ
の縦および横方向が少なくとも1つ(最小距l1lI1
5の部分は1゛0)に変っている。
次に、第4図(alの単語セットの1しち」を1なな」
に読み変えると新たな単語セットは同図(blのように
なり、最小距離は変らないものの、平均距離が63.5
に増大する。以下同様にして(blの「<」を「きゅう
]に読み換えると新たな単語セットは(C1のようにな
り、平均距離は70.3に増大する。
ここではこのfclの単語セットを音声入力に用いると
最も高い認識率が得られるので、これを音声入力時の指
定用語集(入力モデル)とするとよい。
第5図は本発明の一実施例を示すフローチャートで、数
字1,2.・・・・・・9,0の読みの1つを希望単語
セットとして入力したときの処理概要を示している。同
類語の検索は同類語の辞書の範囲内で行なわれ、それら
を組合せることで有り得る全ての単語の糾合せG1.G
2.・・・・・・Onを作る。
本例では6個の単語にそれぞれ2個の同類語があるので
、組み合わせ数は26  通りになる。次に各単語セッ
トのスコアを求める。例え4f G nの場合のスコア
Snは である。ここでd  (ti、 tj)は単語ti& 
tjの単語間距離である。
上記の式の意味は距離マトリクス中の各数値の最小値を
とる、ということであり、第2図では5n=5である。
得られたスコアを評価し、スコア類に単語上71−を並
べ、一定スコア以上の複数の単語セットを選択し、その
単語セット及びスコアを出力する。出力するスコアとし
ては、上記の数値そのものの他に、グループ分けしてス
コアが上、中、下、などのレヘルで示したものでもよい
。使用者は出力された複数の単語セットとそのスコアを
眺め、スコアが充分で語呂またはセンスの点でも満足の
行く単語セットを選び、これを実際に使用する認識対象
単語セットとすることができる。
また、上記の単語セット評価は、読みを変えた全ての単
語の組み合せを作り、それらを評価するのでいわば一括
式であるが、これは逐次式にする即ち単語セットが入力
されたらそのスコアを出し、使用者はそのスコアを見て
不満なら又は更によいスコアのものがあるか否か知りた
いなら、単語上ソト中の1つの単語の読みを変えた単語
セットのスコアを出力するよう指示し、以下これを繰り
返して行くことも可能である。また入力単語セットにつ
いてはスコアが良くても悪くてもそのスコアを出し、同
時に該スコアより良いスコアの他の(読みを変えた)所
要数のff1語セットとそのスコアを出力するようにし
てもよい。
単語間の距離を文字列から求めるには、かなの単位で比
較して0字数が同じか(同数のものは距離小)、■母音
が同じか(同じものは距離小)などにより計算すること
ができる。第6図はかなを音素に分解して (かな間の距離)−(子音間の距離)+(母音間の距!
1)It) で求める場合のフローチャートである。本例では入力は
ひらがなで表示された2個の単語A、Bとする。単語A
を音素列Aに変換するには表1の変換テーブルを利用す
る。
表    1 この変換テーブルは基本的にはかなをローマ字で表記し
たものであるが、例えば母音を示す部分にはスペースマ
ーク(U)を付す等の変形がしである。表1はその一部
を抜粋して示すものである。
第7図は単語入力をかな単位に分解し、さらに表1の変
換テーブルを用いてローマ字表記に変換し、それを表2
の音素のレヘルに分解して出力する変換サブルーチン1
を示す。
このサブルーアンで卑語Aと単語B7音系列Aと音素列
Bに変換したら、表3の音素間の距離テーブルを用いて
音素列間の距離2求める。
表3(a)子音の距離マトリクス 5Ml      0115050 表3(b)母音の距離マトリクス 第8図は音素列間の距離を求めるサブルーチン2で、t
a+は各音素間距離の単純加算法、fb)はDP法であ
る。いずれの場合でも音素間の距離を距離マトリクスを
用いて求め、それより単語間距離を求める。第9図は第
5図のフローチャートに対応する事前評価システムのブ
ロック図で、フロー類に101は入力部、102は同類
語検索部、103は類似単語セット生成部、104は類
似単語セットスコア算出部、105はスコア評価部、1
06は出力部である。また、107は同類語辞書である
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の評価システムによれば、認識
対象単語セットを入力すると、そのセ・ノドに含まれる
各単語の意味内容を変えないで同類語の範囲内で他の読
みにした単語セットを生成し、これらの単語セットのス
コアを算出し、選択した単語セットとそのスコアを出力
するので、高い認識率が期待できる認識対象単語セット
を自動もしくは半自動的に、実際の音声認識処理を開始
する前段階で作成でき、甚だ有すノである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の詳細な説明する図で、第1図
゛は入力単語セットの説明図、第2図は単語間距離マ;
・リクスの説明図、第3図は同類語辞書の説明図、第4
図は頬億単語セット作成の説明図、第5図は本発明の一
実施例を示すフローチャート、第6図は単語間距離を求
めるフローチャート、第7図および第8図はその要部ザ
ブルーチンの説明図、第9図は第5図に対応するブロッ
ク図である。 図中、101は入力部、102は同頬語検索部、103
は類似単語セット生成部、104は類似単語セットスコ
ア算出部、105ばスコア評価部、106は出力部、1
07は同類語辞書である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 音声認識装置の認識対象単語セットを入力される手段、
    該入力された単語セット内の各単語につき同類語を検索
    して異なる読みを求め、読みの異なる単語セットを生成
    する手段、各単語セットにつき該セット内の各単語相互
    間距離を計算し該距離より単語セットのスコアを算出す
    る手段、該算出手段が出力したスコアを評価し、選択し
    た単語セットとそのスコアを出力する手段とを備えるこ
    とを特徴とする音声認識単語の事前評価システム。
JP14719084A 1984-07-16 1984-07-16 音声認識単語の事前評価システム Granted JPS6126096A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14719084A JPS6126096A (ja) 1984-07-16 1984-07-16 音声認識単語の事前評価システム

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JP14719084A JPS6126096A (ja) 1984-07-16 1984-07-16 音声認識単語の事前評価システム

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JPS6126096A true JPS6126096A (ja) 1986-02-05
JPH0574837B2 JPH0574837B2 (ja) 1993-10-19

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JP14719084A Granted JPS6126096A (ja) 1984-07-16 1984-07-16 音声認識単語の事前評価システム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008046260A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Nissan Motor Co Ltd 音声認識装置
JP2021501912A (ja) * 2017-11-02 2021-01-21 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. フィルタリングモデル訓練方法および音声認識方法

Cited By (3)

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US11211052B2 (en) 2017-11-02 2021-12-28 Huawei Technologies Co., Ltd. Filtering model training method and speech recognition method

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