JPS6125966Y2 - - Google Patents

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JPS6125966Y2
JPS6125966Y2 JP9829580U JP9829580U JPS6125966Y2 JP S6125966 Y2 JPS6125966 Y2 JP S6125966Y2 JP 9829580 U JP9829580 U JP 9829580U JP 9829580 U JP9829580 U JP 9829580U JP S6125966 Y2 JPS6125966 Y2 JP S6125966Y2
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JP
Japan
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processing machine
workpiece
processing
take
slide unit
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、第1加工機で加工された被加工物に
次段の加工を施すために第2加工機まで搬送する
搬送装置に係り、特に両加工機が遠近方向に相対
移動して両者間の距離が変化する場合に適用する
のに好適な搬送装置に関する。
〔従来技術〕
従来、例えばノツクピンを加工する加工装置に
おいては、第4図に示すようにまず、第1加工機
101で切削加工を行ない、切削加工後のノツク
ピン100をベルトコンベア102で搬送し、ベ
ルトコンベア102で搬送されてきたノツクピン
100を第2加工機201のベルトコンベア20
2に移載し、第2加工機201で仕上げ加工を施
すようにするのが通例である。
ところで、この種の第2加工機201において
は、ノツクピン100の位置を固定しておき、第
2加工機201の本体の方を移動させて仕上げ加
工を施す方法を取つているため、第4図に実線と
鎖線とで示すように第2加工機201の第1加工
機101に対する相対位置が変化してしまい、し
たがつて両ベルトコンベア102,202間の移
載距離もL1,L2のように変化てしまい、両加
工機101,201、間のノツクピン100の搬
送を自動化できず、人力に依らざるを得ないとと
いう問題がある。
〔考案の目的〕
本考案は係る現況に鑑みなされたもので、両加
工機の相対位置が遠近方向に変化しても、第1加
工機で加工された被加工物を確実に第2加工機ま
で搬送することができる搬送装置を提供すること
を目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は被加工物を加工する第1加工機と、こ
の第1加工機に対して遠近方向に移動し第1加工
機で加工された被加工物に次段の加工を施す第2
加工機と、前記第1加工機と一体となつて第2加
工機に対し遠近方向に相対移動する第1スライド
ユニツトと、この第1スライドユニツトに取付け
られ、第1スライドユニツトに対して両加工機の
間を一定ストロークで往復して第1加工機で加工
された被加工物を両加工機の中間位置まで搬送し
て落下させる第1搬送手段と、前記第2加工機と
一体となつて第1加工機に対し遠近方向に相対移
動し先端に前記第1搬送手段から落下してきた被
加工物を受ける中間受台が設けられた第2スライ
ドユニツトと、この第2スライドユニツトに取付
けられ、第2スライドユニツトに対して両加工機
の間を一定ストロークで往復動し中間受台の取出
し部から被加工物を取出して第2加工機まで搬送
する第2搬送手段とを備へ、前記中間受台に、前
記第1搬送手段からの被加工物が取出し部と異な
る位置に落下しても取出し部まで導びく傾斜ガイ
ド面を設け、もつてこの傾斜ガイド面で両加工機
の相対位置変化を吸収できるようにしたことを特
徴とする。
〔考案の実施例〕
以下本考案の一実施例を第1図ないし第3図を
参照にして説明する。
第1図および第2図において1は所定位置に固
定された第1加工機、2はこの第1加工機1に対
して遠近方向、すなわち図中左右方向に移動する
第2加工機であり、前記第1加工機1には、第1
加工機1で切削加工されたノツクピン3を所定間
隔で搬送するベルトコンベア4が設けられ、また
前記第2加工機2には、この第2加工機2と一体
となつて第1加工機1に対し遠近方向に移動する
ベルトコンベア5が設けられている。
そしてベルトコンベア4により所定間隔で送ら
れてきたノツクピン3は、後に詳述する第1スラ
イドユニツト6および第2スライドユニツト7を
介し搬送されてベルトコンベア5上に所定間隔で
順次載置され、その後所定のタイミングで第2加
工機2に送り込まれて仕上げ加工が施されるよう
になつている。
前記両ベルトコンベア4,5の巾方向中央の上
方位置には第1図および第2図に示すように両端
が支持台8と自立スタンド9とにより支持された
スライドガイドシヤフト10が設置されており、
前記支持台8は、第1加工機1に固設されてい
る。そして前記両スライドユニツト6,7のスラ
イド部分は、前記スライドガイドシヤフト10を
案内として一定ストロークでそれぞれ往復動する
ようになつている。
すなわち、前記第1スライドユニツト6は、第
1図および第2図に示すように前記スライドガイ
ドシヤフト10の第1図における上面側にそつて
第1加工機1から水平に突出するユニツト本体6
aを備えており、このユニツト本体6aには、ス
ライドガイドシヤフト10をガイドとして一定ス
トロークで往復動するスライドブロツク11が設
けられている。このスライドブロツク11は、前
記第1加工機1の加工速度、すなわちベルトコン
ベア4の搬送速度に同期して往復動するようにな
つており、このスライドブロツク11の下面に
は、第2図に示すように上下動機構12を介して
チヤツク13が設けられている。そしてこのチヤ
ツク13は、第1加工機1のベルトコンベア4で
搬送されたきたノツクピン3を1本ずつ把持して
両加工機1,2の中間位置まで搬送し、後述する
第2スライドユニツト7の中間受台17上にノツ
クピン3を落下させるようになつている。
一方前記第2スライドユニツト7は、第1図お
よび第2図に示すように前記スライドガイドシヤ
フト10の第1図における下面側にそつて水平に
延在するユニツト本体7aを備えており、このユ
ニツト本体7aの基端部、すなわち図中右端部は
ホルダ14を介して前記第2加工機に連結され、
これにより第2スライドユニツト7は第2加工機
2と一体になつて第1加工機1に対し遠近方向に
移動するようになつている。前記ユニツト本体7
aおよびホルダ14の下面側には、第2図に示す
ように角溝状をなす枠体15の上端部がそれぞれ
固設されており、この枠体15の下端部には、前
記自立スタンド9から水平に突出したレール16
上を転動する車輪15aが設けられている。また
前記枠体15の先端には、第1図および第2図に
示すように中間受台17が固設されており、この
中間受台17の車輪は第2図および第3図に示す
ように前記第1加工機1から水平に突出する支持
アーム18のレール18a上を転動するようにな
つている。前記中間受台17は、第2図に示すよ
うに中央部にノツクピン3の取出し部19を備え
ており、この取出し部19の両側部は、取出し部
19に向つて下り勾配の傾斜ガイド面20となつ
ている。そして前記チヤツク13で杷持されて搬
送されてきたノツクピン3が取出し部19位置に
正確に落下しない場合であつても、中間受台17
上に落下したノツクピン3は傾斜ガイド面20上
を転動して取出し部19位置に正確に導びかれる
ようになつている。
このように構成された第2スライドユニツト7
のユニツト本体7aには第1図および第2図に示
すように前記スライドガイドシヤフト10をガイ
ドとして一定ストロークで往復動するスライドブ
ロツク21が設けられており、このスライドブロ
ツク21の下面には第2図に示すように上下動機
構22を介してチヤツク23が設けられている。
そしてこのチヤツク23は、中間受台17の取出
し部19からノツクピン3を取出し第2加工機2
にベルトコンベア5端部の移載位置に移載するよ
うになつている。
前記中間受台17には第1図に示すように取出
し部19上にノツクピン3が有るか否かを検出す
るセンサ24が設けられており、このセンサ24
でノツクピン3有りが検出された場合には、ベル
トコンベア5および第1スライドユニツト6を停
止させて中間受台17上に複数本のノツクピン3
が存在することのないように考慮されている。
また、前記ベルトコンベア5には、第1図に示
すように、その端部の移載位置上にノツクピン3
が有るか否かを検出するセンサ25が設けられて
おり、このセンサ25でノツクピン3有りが検出
された場合には、第2スライドユニツト6を停止
させて過量のノツクピン3がベルトコンベア5に
移載されないように考慮されている。
次に作用に付いて説明する。
第1加工機1で切削加工が行われたノツクピン
3は、定速駆動されるベルトコンベア4に一定間
隔で排出され、搬出端まで順次搬送される。
搬出端まで搬送されたノツクピン3は、上下動
機構12の作動で加工したきたチヤツク13によ
り把持され、把持後チヤツク13は上下動機構1
2の逆動により上昇する。上昇したチヤツク13
は、スライドブロツク11のスライドに伴ないス
ライドガイドシヤフト10にそつてスライドし、
ユニツト本体6aの先端位置、すなわち中間受台
17の上方位置で停止する。そしてその後、この
チヤツク13は上下動機構12の作動により下降
し、中間受台17の直上位置でノツクピン3の把
持を解除する。これにより、ノツクピン3は通常
の場合は取出し部19上に落下し取出し部19上
に保持される。
ノツクピン3の把持を解除したチヤツク13
は、前記とは逆の作動により元の位置にもどさ
れ、ベルトコンベア4によりその搬出端まで送ら
れてくる次のノツクピン3を把持するための待機
姿勢となる。
一方、ノツクピン3が中間受台17の取出し部
19上に保持されると、第2スライドユニツト7
のスライドブロツク21がスライドガイドシヤフ
ト10にそつてユニツト本体7aの先端位置、す
なわち中間受台17の上方位置までスライドして
停止する。そしてその後、上下動機構22の作動
によりチヤツク23が下降し、取出し部19上の
ノツクピン3を把持する。
ノツクピン3を把持したチヤツク23は、上下
動機構22の逆動により上昇するとともに、スラ
イドブロツク21の逆方向へのスライドによりベ
ルトコンベア5端部の移載位置上方までスライド
する。そしてその後、上下動機構22の作動によ
りチヤツク23はベルトコンベア5直上位置まで
下降し、ノツクピン3の把持を解除する。これに
より、把持を解除されたノツクピン3は落下し、
ベルトコンベア5端部の移載位置に移載される。
ノツクピン3の把持を解除したシヤツク23
は、上下動機構22の作動により上昇し次のノツ
クピン3の移載を行なうための待機姿勢となる。
以上の操作が繰返されて、ベルトコンベア4上
のノツクピン3が一本ずつ順次ベルトコンベア5
上に移載される。
ところで、前述のように第1加工機1は所定位
置に固定されているが、第2加工機2はその加工
作業中常に第一加工機1に対し遠近方向に移動し
ている。このため、両加工機1,2間の距離は常
に変化することになる。
ところが、第2スライドユニツト7および中間
受台17は、第2加工機2およびそのベルトコン
ベア5と一体となつて移動するので、これらの間
の相対変化は全くない。このため、スライドブロ
ツク21が一定ストロークでしかも往復動しない
構造であつても、中間受台17の取出し部19上
のノツクピン3を正確かつ確実にベルトコンベア
5端部の移載位置に移載することができる。
一方、第1スライドユニツト6は第1加工機1
に固設され、しかもそのスライドブロツク11
は、一定ストロークでしかも往復動しないため、
ユニツト本体7aの先端位置までスライドしてき
たチヤツク13と中間受台17との間には相対変
化が生じ、したがつてチヤツク13による把持が
解除されたノツクピン3は、常に正確に中間受台
17の取出し部19上に落下するとは限らない。
ところが取出し部19の両側位置には、第2図
に示すように取出し部19に向かつて下り勾配の
傾斜ガイド面20がそれぞれ形成されているの
で、ノツクピン3の落下位置が取出し部19の位
置からずれた場合でも、ノツクピン3は傾斜ガイ
ド面20にそつて転動ガイドされて取出し部19
に導びかれ、第2スライドユニツト7のチヤツク
23で取出す時点においては、常に取出し部19
に位置していることになる。すなわち、第2加工
機2の移動に伴なう相対変化量が、この傾斜ガイ
ド面20で吸収されたことになる。
しかして、第2加工機2が第1加工機1に対し
て遠近方向に常に移動する場合であつても、ノツ
クピン3を正確にベルトコンベア4からベルトコ
ンベア5まで搬送することができる。
なお、前記実施例では、第1加工機1が固定で
第2加工機2が移動するものについて説明した
が、逆に第1加工機が移動で第2加工機2が固定
の場合、あるいは両加工機1,2がともに移動の
場合にも同様に適用できる。ただし、第1加工機
1を移動できる構造にした場合には、支持台8を
第1加工機1に固定せず、自立スタンド構造にす
ることが好ましい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、第1加工機側の
第1スライドユニツトと第2加工機側の第2スラ
イドユニツトとの間に、第2加工機と一体に相対
移動する中間受台を介在させ、この中間受台を経
由して両スライドユニツトで被加工物を搬送する
ようにし、しかも中間受台に、被加工物が取出し
部と異なる位置に落下しても取出し部まで導びく
傾斜ガイド面を設けるようにしているので、両加
工機の相対位置が遠近方向に変化してもこの変化
量を前記傾斜ガイド面で吸収し、第1加工機で加
工された被加工物を確実に第2加工機まで搬送す
ることができる。
また、各スライドユニツトに組込まれる搬送手
段は一定ストロークのものが用いられているの
で、相対変化をストローク調節で吸収する構造の
ものに比較して構造が簡素化され、信頼性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図は同様の正面図、第3図は中間受台の拡大断面
図、第4図は一般的なノツクピンの加工装置を示
す説明図である。 1……第1加工機、2……第2加工機、3……
ノツクピン、4,5……ベルトコンベア、6……
第1スライドユニツト、6a,7a……ユニツト
本体、7……第2スライドユニツト、11,21
……スライドブロツク、12,22……上下動機
構、13,23……チヤツク、14……ホルダ、
15……枠体、17……中間受台、19……取出
し部、20……傾斜ガイド面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被加工物を加工する第1加工機と、この第1加
    工機に対して遠近方向に相対移動し、第1加工機
    で加工された被加工物に次段の加工を施す第2加
    工機と、前記第1加工機と一体となつて第2加工
    機に対し遠近方向に相対移動する第1スライドユ
    ニツトと、この第1スライドユニツトに取付けら
    れ、第1スライドユニツトに対して両加工機の間
    を一定ストローク往復動し第1加工機で加工され
    た被加工物を両加工機の中間位置まで搬送して落
    下させる第1搬送手段と、前記第2加工機と一体
    となつて第1加工機に対し遠近方向に相対移動し
    先端に前記第1搬送手段から落下してきた被加工
    物を受ける中間受台が設けられた第2スライドユ
    ニツトと、この第2スライドユニツトに取付けら
    れ、第2スライドユニツトに対して両加工機間を
    一定ストロークで往復動し、中間受台の取出し部
    から被加工物を取出して第2加工機まで搬送する
    第2搬送手段とを備え、前記中間受台に、前記第
    1搬送手段からの被加工物が取出し部と異なる位
    置に落下しても取出し部まで導びく傾斜ガイド面
    を設けたことを特徴とする搬送装置。
JP9829580U 1980-07-12 1980-07-12 Expired JPS6125966Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5723944U JPS5723944U (ja) 1982-02-06
JPS6125966Y2 true JPS6125966Y2 (ja) 1986-08-05

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ID=29460020

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