JPS61259632A

JPS61259632A - 巻紙保持具

Info

Publication number: JPS61259632A
Application number: JP18013285A
Authority: JP
Inventors: 正之鞍作
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-08-15
Filing date: 1985-08-15
Publication date: 1986-11-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕この発明は、トイレに設置される巻紙の保持具に関する
。

〔背景技術〕

芯（芯筒）に長尺の紙が、ロール状に巻かれてなるトイ
レ用巻紙を収納するペーパーホルダには、一般に、横型
のもののほか、縦型のものもある。横型のペーパーホル
ダは巻紙を横に寝かせ、縦型のペーパーホルダは巻紙を
縦にして回転可能にセントし、いずれも、必要時には巻
紙のペーパー先端を引出し、適当な寸法で切断して使用
するようにしたものである。

ところが、このペーパー「よ、非常に薄いものであり、
ミシン目等が施されて切断され易くなっているものが多
い。縦型のペーパーホルダにおいては、前記ペーパーの
先端を引出す際には、巻紙自身の重みによる摩擦力によ
って、ペーパーに張力が生じ、必要長さの寸法を引出す
までに切断されてしまうことがある。そこで、このよう
なことを防ぐ必要がある。他方、横型のペーパーホルダ
は巻紙をセットするのに手間がかかり、この巻紙を床に
落として濡らしたり、汚したりすることがある。

このことから、巻紙のペーパーが必ず適当な寸法まで円
滑に引出されて切断されるようになっており、かつ、巻
紙のセントが縦置きとなり、しかも、容易であるペーパ
ーホルダが望まれていた。

〔発明の目的〕

この発明は、このようケ事情に鑑みてなされたものであ
って、巻紙のペーパーを縦にして円滑に”引出して切断
することができ、巻紙のセットも簡単である巻紙保持具
を提供することを目的とする〔発明の開示〕前記のような目的を達成するため、この発明は、芯にペ
ーパーが巻かれてなる巻紙を保持して前記ペーパーの送
り出しを円滑に行わせる巻紙保持具であって、前記巻紙
を載置させて回転することのできる回転台と、この回転
台の中心において縦方向に突出し、前記芯が嵌め合わさ
れる軸とを備えていることを特徴とする巻紙保持具をそ
の要旨とする。

以下に実施例をあられす図面にもとづき、この発明の詳
細な説明する。

第１図および第２図は、この発明にかかる巻紙保持具を
応用したペーパーホルダを表す。図にみるように、この
ペーパーホルダは、全体が円柱状゛　　となっており、
上から順に、収納部（巻紙１容器）２．収納部（ナプキ
ン３容器）４．灰皿受６に゛　　なっている。収納部２
は、本体２ａ、増設部（増設用容器）２ｂおよび蓋２Ｃ
をそれぞれ備えている。本体２ａは底付きの円筒形、増
設部２ｂは円筒形をしている。本体２ａの下端にほめね
じ７、上端にはおねし８がそれぞれ設けられている。本
体２ａの底９には、この発明にかかる巻紙保持具が設置
されている。この巻紙保持具には回転台（タニンテーブ
ル）１０と軸（回転軸）１１がそれぞれ設けられており
、回転台ＩＯと軸１１により巻紙１のペーパー１ｂをス
ムースに送り出すようにしている。第３図に示されてい
るように、底９には貫通穴９ａが設けられ、貫通穴９ａ
の周囲には円形の上向き開口溝９ｂが設けられている。

軸１１は軸固定用ボルト１２によって底９に固定されて
いる。ボルト１２は、下部が貫通穴９ａに通され、下端
におねじ１２ｂにナツト１４が締め付けられることによ
って底９に固定されている。１３ａ、１３ｂは座金であ
る。回転台１０は、中心部に貫通穴１０ａを持ち、この
貫通穴１０ａに軸１２が通されて、溝９ｂ内に配装置さ
れたベアリング１５の上に載せられている。軸１１は、
縦方向に延び、太さが巻紙の芯１ａの内径よりも少し細
くなっている。そして、ねじ穴１１ａにボルト１２上端
のおねじ１２ａが挿入されることによりボルト１２に固
定されている。本体２ａの正面下端には一番下の巻紙１
のペーパーが引き出される引き出し口１６が設けられて
いる。

上記のような巻紙保持具が設置されているペーパーホル
ダは、つぎのようにして用いられる。まず、ペーパーホ
ルダの蓋２Ｃを取り外し、収納部２の上から所定数の巻
紙１を落とし込む。全部の巻紙１は縦積みで回転台１０
の上に載せられる。

そして、一番下の巻紙１の芯１ａには軸１１が挿入され
る。この軸１１により一番下の巻紙ｌの横振れが防がれ
る。ペーパーを使用するときは、一番下の巻紙１のペー
パー１ｂを引き出し口１６から所望長さ引き出して切断
する。回転台１０の上に巻紙１が載せられるようになっ
ているので、ペーパー１ｂを引き出すとき、巻紙１が滑
らかに回転する。そのため、操作性が非常に良好である
。

一番下の巻紙１のペーパー１ｂがなくなれば、第４図に
示されているように、芯１ａを上げて軸１１の上端をか
わしたのち、手前に引いて引き出し口１６から取り出す
。芯１ａを上げたとき、一番下の巻紙１が蓋２Ｃにつか
えないよう、第２図に示されているように一番上の巻紙
１と蓋２Ｃの間に余裕が設けられる必要がある。この余
裕は、巻紙１本の高さより低く、軸１１の高さよりは高
くなっていることが好ましい。丁度巻紙１本分の高さで
あると、ホルダに巻紙を詰めるときに、この余裕分にま
で詰めてしまい、この余裕がなくなることがあるからで
あり、軸１１の高さよりも低いと用を果たさないことが
あるからである。収納部２に蓋を設けない場合は、芯１
ａを上げたとき、収納部２の上端から巻紙Ｉが飛び出さ
ないよう収納部２の高さあるいは収納される巻紙ｌの数
を決めるとよい。芯１ａを取り出すと、ストックされて
いた残りの巻紙１が自重で落下し、回転台１０の上に載
せられる。そして、一番下の巻紙１の芯１ａには軸１１
が挿入され、引続いて巻紙のペーパーを使用するごとか
できるようになる。このように、この発明にかかる巻紙
保持具を利用するごとによって巻紙の取り替えも節単に
できる。収納部２に収納されている巻紙１がなくなった
り滅ったりずれば、Ｍ２　ｃをあげて収納部２のト端か
ら巻紙１を落とせばよいので、巻紙】の補充も非常に簡
単にできる。

実施例では、本体の底に軸をボルトで固定し、回転台の
み回転する構造であった。しかしながら、回転台と軸は
一体物であってもよく、その裏面中心に穴を明けて、そ
の穴をボルトのかわりに本体の底に固定された支持棒に
嵌め合わせて、ベアリングの上に載置するようにしても
よい。前記一体物が巻紙のペーパーの送り出しにともな
って、巻紙とともに回転する構造であってもかまわない
〔発明の効果〕この発明にかかる巻紙保持具は、巻紙を載置させて回転
することのできる回転台と、この回転台の中心において
縦方向に突出し、巻紙の芯か嵌め合わされる軸とを備え
ているので、巻紙を縦にして収容でき、かつ、巻紙のペ
ーパーの送り出しが円滑に行えるとともに、巻紙の取イ
」げおよび取り替えは、前記軸に芯を嵌め合わせるだけ
でよく、簡単で、手間がかからないなどの効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明にかかる巻紙保持具の１実施例を適用
したペーパーホルダの正面図、第２図は前記ペーパーホ
ルダの縦断面図、第３図は同実施例の要部の構造説明図
、第４図はペーパーホルダの巻紙取り替え操作説明図で
ある。 ■・・・巻紙　１ａ・・・芯　１ｂ・・・ペーパー　２
・・・巻紙収納部　１０・・・回転台　１１・・・軸　
１５・・・・＼アリング

Claims

【特許請求の範囲】

（１）芯にペーパーが巻かれてなる巻紙を保持して前記
ペーパーの送り出しを円滑に行わせる巻紙保持具であっ
て、前記巻紙を載置させて回転することのできる回転台
と、この回転台の中心において縦方向に突出し、前記芯
が嵌め合わされる軸とを備えていることを特徴とする巻
紙保持具。
（２）回転台がベアリング上に載置されて回転するよう
になっている特許請求の範囲第１項記載の巻紙保持具。