JPS6125843Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6125843Y2 JPS6125843Y2 JP1979001113U JP111379U JPS6125843Y2 JP S6125843 Y2 JPS6125843 Y2 JP S6125843Y2 JP 1979001113 U JP1979001113 U JP 1979001113U JP 111379 U JP111379 U JP 111379U JP S6125843 Y2 JPS6125843 Y2 JP S6125843Y2
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- Japan
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- net
- dialysis
- hollow fibers
- hollow fiber
- ultrafiltration
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は中空繊維を用いる透析或いは限外過
用分離装置の改良に関する。
用分離装置の改良に関する。
近年、透析或いは限外過原理を利用した多く
の研究及び装置工業の開発が活発に進められてい
る。中でも医療関係の人工腎臓開発、食品開係の
不純物あるいは着色物を精製する技術開発が活発
である。透析或は限外過原理を利用したこの種
の装置では、分離材としてフイルムを用いたも
の、チユーブを用いたもの、あるいは中空繊維を
用いたものがある。中でも中空繊維の束を用いた
ものは、同じ分離面積でもフイルムあるいはチユ
ーブを用いたものに比較して装置を小型、かつコ
ンパクトにできるため各界から大きな注目を集め
ている。
の研究及び装置工業の開発が活発に進められてい
る。中でも医療関係の人工腎臓開発、食品開係の
不純物あるいは着色物を精製する技術開発が活発
である。透析或は限外過原理を利用したこの種
の装置では、分離材としてフイルムを用いたも
の、チユーブを用いたもの、あるいは中空繊維を
用いたものがある。中でも中空繊維の束を用いた
ものは、同じ分離面積でもフイルムあるいはチユ
ーブを用いたものに比較して装置を小型、かつコ
ンパクトにできるため各界から大きな注目を集め
ている。
中空繊維を用いるもの、例えば人工腎臓では長
さ25cmほどの中空繊維を大凡1万本ほど束ねて、
その両端をポリウレタンあるいはシリコンゴムな
どの接着材で中空繊維の両端を開口して固定して
形成したものを円筒内に収容して分離装置として
いる。
さ25cmほどの中空繊維を大凡1万本ほど束ねて、
その両端をポリウレタンあるいはシリコンゴムな
どの接着材で中空繊維の両端を開口して固定して
形成したものを円筒内に収容して分離装置として
いる。
このように形成された分離装置としては特公昭
39−28625号公報に開示されたものがある。しか
しこの装置では装置の組立中に中空繊維を傷つけ
易いこと、および中空繊維の外側を流れる流体の
流れがスムーズに行なわれず、一定通路ばかり通
つて流れるために、流体が各中空繊維に対し、均
等に接触しないという問題がある。
39−28625号公報に開示されたものがある。しか
しこの装置では装置の組立中に中空繊維を傷つけ
易いこと、および中空繊維の外側を流れる流体の
流れがスムーズに行なわれず、一定通路ばかり通
つて流れるために、流体が各中空繊維に対し、均
等に接触しないという問題がある。
本考案では、上記従来装置の問題点、即ち、中
空繊維を傷つける問題および流体の偏流の問題を
同時に解決する改良された分離装置が提供され
る。
空繊維を傷つける問題および流体の偏流の問題を
同時に解決する改良された分離装置が提供され
る。
本考案の目的は上記改良された分離装置を提供
するにある。
するにある。
本考案の目的を達成するための要旨は、中空繊
維の束の両端を接着剤で固定し各々の中空繊維の
両端は開口してなるものを透析或は限外過素材
として円筒内に収容して成る分離装置において、
中空繊維の束の表面に5〜15メツシユで線径が
0.1〜2.0mmのプラスチツク製ネツトを該ネツトの
緯線がら旋を描くように中空繊維が互いに動かな
い程度に固く巻付けてなる透析素材を円筒内に収
容して成る透析或は限外過に用いる改良された
分離装置である。
維の束の両端を接着剤で固定し各々の中空繊維の
両端は開口してなるものを透析或は限外過素材
として円筒内に収容して成る分離装置において、
中空繊維の束の表面に5〜15メツシユで線径が
0.1〜2.0mmのプラスチツク製ネツトを該ネツトの
緯線がら旋を描くように中空繊維が互いに動かな
い程度に固く巻付けてなる透析素材を円筒内に収
容して成る透析或は限外過に用いる改良された
分離装置である。
以下一実施例を示す図面に従つて本考案の分離
装置を詳細に説明する。
装置を詳細に説明する。
第1図は本考案の分離装置の一実施例を示す縦
断面図である。図において1は円筒体、2および
3はネジ溝、4および5は外蓋、6は血液の供給
口、7は血液の流出口、8は潅流液の供給口、9
は潅流液の流出口、10は中空繊維の束、11お
よび12はこの中空繊維束10の両端を接着剤で
固定した固化部、13および14はパツキング、
15はプラスチツクネツトを示す。
断面図である。図において1は円筒体、2および
3はネジ溝、4および5は外蓋、6は血液の供給
口、7は血液の流出口、8は潅流液の供給口、9
は潅流液の流出口、10は中空繊維の束、11お
よび12はこの中空繊維束10の両端を接着剤で
固定した固化部、13および14はパツキング、
15はプラスチツクネツトを示す。
本考案の分離装置では中空繊維束の表面にプラ
スチツクネツトを巻付けていることを特徴として
いる。第2図イに一実施例に用いたプラスチツク
ネツトの平面図を示す。ネツトはポリエステルフ
イラメント製であり線径0.3mmのもので8meshの
網目に形成され網目の接点は溶接されている。こ
のネツトは人手の力により容易に変形する。本考
案ではこのネツトを中空繊維束の表面にネツトの
緯線がら旋を描くように巻付ける。第3図は中空
繊維束の表面にプラスチツクネツトを巻付けた状
態を示す斜面図である。図において11および1
2は前述の通り固化部であり15はプラスチツク
ネツトである。16は端部を開口している中空繊
維を示す。図示のようにネツト15は緯線15′
がら旋を描くように巻付けてある。ネツトは中空
繊維は互いに動かない程度に固く巻付けられてい
る。
スチツクネツトを巻付けていることを特徴として
いる。第2図イに一実施例に用いたプラスチツク
ネツトの平面図を示す。ネツトはポリエステルフ
イラメント製であり線径0.3mmのもので8meshの
網目に形成され網目の接点は溶接されている。こ
のネツトは人手の力により容易に変形する。本考
案ではこのネツトを中空繊維束の表面にネツトの
緯線がら旋を描くように巻付ける。第3図は中空
繊維束の表面にプラスチツクネツトを巻付けた状
態を示す斜面図である。図において11および1
2は前述の通り固化部であり15はプラスチツク
ネツトである。16は端部を開口している中空繊
維を示す。図示のようにネツト15は緯線15′
がら旋を描くように巻付けてある。ネツトは中空
繊維は互いに動かない程度に固く巻付けられてい
る。
このようにして形成した透析材は円筒体1の中
に各々の中空繊維が動かない状態で収容すること
ができる。円筒体中に透析材を前記ネツトが円筒
体の内壁に密着するように設計しておくと透析材
を円筒体の内部にかたくて動かない程度のきつさ
で収容することができる。
に各々の中空繊維が動かない状態で収容すること
ができる。円筒体中に透析材を前記ネツトが円筒
体の内壁に密着するように設計しておくと透析材
を円筒体の内部にかたくて動かない程度のきつさ
で収容することができる。
本考案によれば中空繊維を切断し束に形成しそ
の端部を接着剤で固化する前或は後でその束の表
面にプラスチツクネツトを巻付けるため、中空繊
維を取り扱う各操作において中空繊維を傷めるこ
とがない。またその巻付け操作は非常に簡単であ
る。また前述したように形成した本考案の透析装
置に潅流液を供給すれば潅流液は第1図に示す液
溜17から各繊維間隙に均等に浸み渡ると共に束
の外周においてはプラスチツクネツトの緯線に沿
つて流動する従つて偏流はほとんどみられない。
の端部を接着剤で固化する前或は後でその束の表
面にプラスチツクネツトを巻付けるため、中空繊
維を取り扱う各操作において中空繊維を傷めるこ
とがない。またその巻付け操作は非常に簡単であ
る。また前述したように形成した本考案の透析装
置に潅流液を供給すれば潅流液は第1図に示す液
溜17から各繊維間隙に均等に浸み渡ると共に束
の外周においてはプラスチツクネツトの緯線に沿
つて流動する従つて偏流はほとんどみられない。
この分離装置は限外過に用いても同様の効果
を上げることができる。中空繊維の内部より外部
へ浸透する流体は中空繊維束の外周に集まりネツ
トの緯線に沿つて流れそのために偏流は見られな
い。
を上げることができる。中空繊維の内部より外部
へ浸透する流体は中空繊維束の外周に集まりネツ
トの緯線に沿つて流れそのために偏流は見られな
い。
本考案に用いるプラスチツクネツトは線径0.1
〜2.0mm、メツシユは5〜15meshのものが好まし
い。そして第2図イ、或は第2図ロの形のものが
用いられる。第2図イのものは繊維束表面に巻付
ける時に緯線がら旋を描くように変形させて巻付
ける。第2図ロのものは最初から縦線に対して緯
線を傾斜させて造つてあり、そのまま巻付ければ
緯線はら旋を描く。
〜2.0mm、メツシユは5〜15meshのものが好まし
い。そして第2図イ、或は第2図ロの形のものが
用いられる。第2図イのものは繊維束表面に巻付
ける時に緯線がら旋を描くように変形させて巻付
ける。第2図ロのものは最初から縦線に対して緯
線を傾斜させて造つてあり、そのまま巻付ければ
緯線はら旋を描く。
以上、詳述したように本考案では中空繊維束の
取扱いにおいて繊維を傷めず、また装置の内部に
流れる流体の偏流を起さない改良された分離装置
が提供される効果がある。
取扱いにおいて繊維を傷めず、また装置の内部に
流れる流体の偏流を起さない改良された分離装置
が提供される効果がある。
第1図は本考案の透析装置の一実施例を示す縦
断面図であり、第2図イ,ロは第1図に示すプラ
スチツクネツトの平面図であり、第3図は中空繊
維束の表面にプラスチツクネツトを巻付けた状態
を示す斜面図である。 1……円筒体、4および5……外蓋、6……血
液の供給口、7……血液の流出口、8……潅流液
の供給口、9……潅流液の流出口、10……中空
繊維束、15……プラスチツクネツト。
断面図であり、第2図イ,ロは第1図に示すプラ
スチツクネツトの平面図であり、第3図は中空繊
維束の表面にプラスチツクネツトを巻付けた状態
を示す斜面図である。 1……円筒体、4および5……外蓋、6……血
液の供給口、7……血液の流出口、8……潅流液
の供給口、9……潅流液の流出口、10……中空
繊維束、15……プラスチツクネツト。
Claims (1)
- 中空繊維の束の両端を接着剤で固定し各々の中
空繊維の両端は開口してなるものを透析或いは限
外過素材として円筒内に収容して成る分離装置
において、中空繊維の束の表面に5〜15メツシユ
で線径が0.1〜2.0mmのプラスチツク製ネツトを該
ネツトの緯線がら施を描くように中空繊維が互い
に動かない程度に固く巻付けてなる前記素材を円
筒内に収容して成る透析或いは限外過に用いる
改良された分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979001113U JPS6125843Y2 (ja) | 1979-01-12 | 1979-01-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979001113U JPS6125843Y2 (ja) | 1979-01-12 | 1979-01-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55102901U JPS55102901U (ja) | 1980-07-18 |
JPS6125843Y2 true JPS6125843Y2 (ja) | 1986-08-04 |
Family
ID=28802976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979001113U Expired JPS6125843Y2 (ja) | 1979-01-12 | 1979-01-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6125843Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4727186A (ja) * | 1971-04-02 | 1972-10-27 | ||
JPS53158741U (ja) * | 1977-05-19 | 1978-12-12 |
-
1979
- 1979-01-12 JP JP1979001113U patent/JPS6125843Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55102901U (ja) | 1980-07-18 |
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