JPS61258371A

JPS61258371A - 回転デイスク装置の記録媒体

Info

Publication number: JPS61258371A
Application number: JP9956285A
Authority: JP
Inventors: Jun Isozaki; 磯崎　純; Fukuo Yoneda; 米田　福男; Isao Shimizu; 清水　伊三男; Katsuyuki Tanaka; 勝之田中
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1985-05-13
Filing date: 1985-05-13
Publication date: 1986-11-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、回転ディスク装置の記録媒体に係り、特に、
磁気ディスク装置、フロッピディスク装置等における磁
気ディスク、フロッピディスク等の予備トラックへのア
クセス時間を短縮するのに好適な５回転ディスク装置の
記録媒体に関するものである。

〔発明の背景〕

まず、従来技術について第２図ないし第４図を参照して
説明する。

第２図は、一般的な磁気ディスクのデータゾーンを説明
する構成図、第３図は、従来の磁気ディスクのデータゾ
ーンを示す部分拡大図、第４図は、従来の磁気ディスク
装置の磁気ヘッドアクセス手段を示すブロック図である
。

回転ディスク装置の一例である磁気ディスク装置の中で
、特に記録媒体に剛直な磁気ディスクを使用する磁気デ
ィスク装置では、磁気ディスクが静止しているときに、
電磁変換素子に係る磁気ヘッドが磁気ディスクに接触し
ており、磁気ディスクの回転数が上ると前記磁気ヘッド
が空気流により浮上する。このような、いわゆるコンタ
クト・スタート・ストップ（ｃｓＳ）方式の磁気ディス
ク面の構成を第２図に示す。

第２図に示すように、実際に磁気ディスク１上へ情報の
書き込み、読み出しを行うデータゾーン２と、このデー
タゾーン２より内周および外周部分で磁気ヘッド（図示
せず）の可動範囲３である部分に、それぞれインナーガ
ートバンド４ａ、アウターガートバンド４ｂが形成され
ている。

なお、これらガートバンド４ａ、４ｂは、内周。

外周のいずれか一方だけ設けであるものもある。

前記インナーガートバンド４ａ、アウターガートバンド
４ｂは、データゾーン２から外れた部分という使い方の
他に、磁気ヘッドを基準初期位置に位置決めさせるため
に使用される。

第２図において、５ａは、磁気ディスク１の内周、５ｂ
は、磁気ディスク１の外周を示す。

なお、記録媒体として可撓性媒体を使用したフロッピデ
ィスク装置では、インナーガートバンド４ａ、アウター
ガートバンド４ｂとも省略されることがある。

第３図は、第２図の部分拡大図に相当する。

第３図に示すように、磁気ディスク１のデータゾーン２
の中には、データ情報の書き込み、読み出しを行うため
のデータトラックＴ１．Ｔ、、・・・。

Ｔ、が同心円状に配列されている。

２ａは、データゾーン２の最内周、２ｂは、データゾー
ン２の最外周を示している。

前記データトラックＴ、　、　Ｔ、　、・・・、Ｔ、の
中には、磁気面の傷などにより使用不可能になるトラッ
クもあり、この欠陥トラックの混在を見越して幾つかの
予備トラックＳ、、ｓ、、・・・Ｓ、を設けている。第
３図の例では、この予備トラック５ＬｔＳｚｔ・・・、
Ｓｓの集合は、データゾーン２の最内周２ａから内周側
へ数トラック設けられている。

データトラックＴ１ｔＴ＊ｒ・・・ｔＴｍの中に欠陥ト
ラックが存在する場合の磁気ヘッドアクセスの手順を第
４図を参照して説明する。

第４図において、１は磁気ヘッド、６は、データトラッ
クのトラックアドレスや予備トラックのアドレスなどの
情報が記憶されているメモリ、７は、演算制御装置に係
るＣＰＵ、８は、電磁変換素子に係る磁気ヘッド、９は
比較器、１０は切換えスイッチで、接点Ｔ側はデータト
ラックへのアクセス、接点Ｓ側は予備トラックへのアク
セスに切換えるものである。１１はアクチュエータ駆動
回路、１２は、磁気ヘッドをアクセスさせるアクチュエ
ータである。

データトラックＴ１’ｔＴ、、・・・、Ｔ、の中に欠陥
トラックが存在する場合には、第４図に示すメモリ６に
欠陥トラックのトラックアドレスを記憶させておく。

ＣＰＵ７から、磁気ヘッド８が次にアクセスすべきトラ
ックアドレスを出力すると、比較器９へ入り、もし欠陥
トラックのトラックアドレスと一致する場合にはメモリ
６に記憶されている予備トラックのアドレス情報がメモ
リ６から出力され、切換えスイッチ１０は、この場合Ｓ
側に接続され。

欠陥トラックのアドレスは予備トラックのアドレスへ変
換されることになり、このアドレス情報はアクチュエー
タ駆動回路１１に入り、その出力電圧によりアクチュエ
ータ１２を駆動して磁気ヘッド８を予備トラック５ｉ（
１≦ｉ≦ｍ）へ位置決めを行うことになり、予備トラッ
クＳｉ上において正常にデータ情報の書込み、読出しを
行うことが可能となる。

従来の磁気ディスク装置では、上記予備トラック５１ｔ
Ｓ２ｔ・・・Ｓ、の位置をデータゾーン２の最内周２ａ
、あるいはデータゾーン２の最外周２ｂからそれぞれ外
周側あるいは内周側へ数トラック設置されている。しか
し、予備トラック５ｔｔＳ２Ｆ・・・、Ｓ、がデータゾ
ーン２の最内周部分あるいは最外周部分に位置する場合
、磁気ヘッド８が予備トラックＳ１．Ｓ２．・・・Ｓ、
と離れたデータトラックＴｊ　（１≦ｊ≦ｎ）にアクセ
スし、次に予備トラックＳｉへアクセスする場合にはア
クセス時間が長くなるという欠点があった。

特に、画像情報のように大容量のデータを磁気ディスク
へ記録、再生する場合、多数のデータトラックＴ１＃Ｔ
ｊ＃・・・Ｔ、上を磁気ヘッド８が順次１トラツクずつ
走査することになるが、もしこれらのデータトラック子
工、Ｔ３．・・・Ｔ、中に欠陥トラックが存在する場合
には、磁気ヘッド８は磁気ディスク１の半径方向に大き
く移動してデータゾーン２の内周側あるいは外周側にあ
る予備トラックＳｉへ位置決めされることになり、最悪
の場合２０〜３０　ｍ　ｓ程度磁気ヘッドアクセスに時
間を要することになる。

これに対して、欠陥トラックがない場合には、隣りのデ
ータトラックＴｋ　（１≦ｋ　：１ｉｌｎ　）へ移動す
るのみである５　ｍ　ｓ程度でアクセスが完了すること
になる。

したがって、従来の磁気ディスク１における予備トラッ
クの位置では、データ情報の記録、再生の時間的効率が
著しく悪いという問題があった。

なお、本発明に関連する先行技術情報として特記するも
のはない。

〔発明の目的〕

本発明は、前述の従来技術の実状に鑑みてなされたもの
で、回転ディスクのデータトラックに欠陥トラックが存
在して予備トラックへ磁気ヘッドがアクセスするとき、
磁気ヘッドがその可動範囲のいかなる位置にある場合で
も、アクセス時間を短縮することの可能な回転ディスク
装置の記録媒体の提供を、その目的としている。

〔発明の概要〕

本発明に係る回転ディスク装置の記録媒体の構成は、ト
ラックアドレスが予めメモリに記憶されていて、データ
情報の書き込み、読み出しを行うためのデータトラック
を同心円状に配列してなる回転ディスク装置の記録媒体
において、・電磁変換素子が前記記録媒体の半径方向に
作動する可動範囲である内周部または外周部ならびにこ
れら内。

外周部間における前記データトラックの配列の間の所要
の位置に、前記データトラック中に混在する欠陥トラッ
クに代るべき複数の予備トラックを、分散して設けるよ
うにしたものである。

なお付記すると１本発明は１回転ディスクの予備トラッ
クの位置を、データゾーンの最内周部あるいは最外周部
のみではなく、データゾーンの最内周部と最外周部との
間に適宜分散して配置させたもので、予備トラックへ磁
気ヘッドがアクセスする時間を短縮可能とするようにし
たものである。

〔発明の実施例〕

以下１本発明の一実施例を第１図を参照して説明する。

第１図は、本発明の一実施例に係る磁気ディスクのデー
タゾーンを示す部分拡大図であり、図中第３図と同一符
号のものは、従来技術と同等の部分であるから、その説
明を省略する。

第１１！！！ｌに示す本実施例で、先の第３図に示した
従来技術と異なるところは、予備トラック５１ｔＳ’ｓ
・・・ｔｌの位置である。

従来の磁気ディスク装置の予備トラック５ｚｅＳｉ？・
・・ｔｓｍの位置は、データゾーン２の最内周側あるい
は最外周側のみであったが、従来のデータトラックＴユ
、Ｔ２．・・・、Ｔ、の一部分も予備トラックとして使
用して、データゾーン２の最内周側と最外周側との中間
の位置に予備トラックＳ、、Ｓ、、−，Ｓ、（１≦Ω≦
ｍ）を設けたことである。

すなわち、第１図に示すように、磁気ディスク１上のデ
ータゾーン２の最外周２ｂから内周へ向ってデータトラ
ックＴ１．・・・、Ｔｋの集合部（以下単に集合という
が配列され、次いで、予備トラックＳｔ、・・・Ｓｌの
集合Ｕ１が配列され、次いで、データトラックＴ　ｋ＊
Ｌ　＃・・・＋ｔａの集合が配列され１次いで、予備ト
ラックＳｍｅｌｌ・・・ｔＳ＋ａの集合Ｕ２　が配列さ
れてデータゾーン２の最内周２ａに至っている。

換言すれば、予備トラックの集合部は、磁気ヘッドの可
動範囲である内周部または外周部ならびにこれら内、外
周部間におけるデータトラックの配列の間、すなわちデ
ータトラックの集合部と集合部との間の所要の位置に、
分散して設けるように構成されていた。

このようにしたため、第１図において、例えばデータト
ラックＴ１．・・・、Ｔ、（１≦に≦ｎ）の予備トラッ
クとしてＳｔ＋・・・ｔ　Ｓ、を使用し、データトラッ
クＴ　ｋ＊Ｌ　ｖ・・・、Ｔ、の予備トラックとして５
Ｌｈ１＋・・・Ｓ、を使用するように定めれば。

第４図に示す磁気ヘッド８を予備トラックへアクセスす
る際の移動距離を短縮することができる。

ここに第１図に示す実施例では、予備トラックの集合の
個数は、Ｕ、、Ｕ、の２個のみであるが、予備トラック
の集合の個数を増加させれば、予備トラックへ磁気ヘッ
ドをアクセスする距離をより短縮可能であるから、欠陥
トラックがある場合の磁気ヘッドアクセス時間を大幅に
短縮可能となる。

なお、前述の実施例では、磁気ディスク装置の磁気ディ
スクを主として説明したが１本発明は、これに限るもの
ではなく、フロッピディスク装置、マスフロッピディス
ク装置のフロッピディスクなどにも適用できるものであ
り、同様の効果が期待される範囲で、回転ディスク装置
の記録媒体に汎用的に適用できるものである。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明によれば、回転ディスクのデ
ータトラックに欠陥トラックが存在して予備トラックへ
磁気ヘッドがアクセスするとき、磁気ヘッドがその可動
範囲のいかなる位置にある場合でも、アクセス時間を短
縮することの可能な回転ディスク装置の記録媒体を提供
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例に係る磁気ディスクのデー
タゾーンを示す部分拡大図、第２図は。一般的な磁気ディスクのデータゾーンを説明する構成図
、第３図は、従来の磁気ディスクのデータゾーンを示す
部分拡大図、第４図は、従来の磁気ディスク装置の磁気
ヘッドアクセス手段を示すブロック図である。１・・・磁気ディスク、２・・・データゾーン、２ａ・
・・最内周、２ｂ・・・最外周、３・・・可動範囲、６
・・・メモリ、７・・・ＣＰＵ、８・・・磁気ヘッド、
９・・・比較器、１２・・・アクチュエータ、Ｔ、、Ｔ
、、・・・＃　Ｔｋ　ｔ・・・。Ｔ　ｋ４１　？・・・ＩＴＩＩ・・・データトラック、
ＳＬ？ｓ、ｅ・・・ｔ　ｓａ　ｔ　ＳＡ＋ｉ　ｌ・・・
、Ｔ、・・・予備トラック、Ｕｉ、　Ｕ、・・・集合。Ｃ竿３目

Claims

【特許請求の範囲】１、トラックアドレスが予めメモリに記憶されていて、
データ情報の書き込み、読み出しを行うためのデータト
ラックを同心円板に配列してなる回転ディスク装置の記
録媒体において、電磁変換素子が前記記録媒体の半径方
向に作動する可動範囲である内周部または外周部ならび
にこれら内、外周部間における前記データトラックの配
列の間の所要の位置に、前記データトラック中に混在す
る欠陥トラックに代るべき複数の予備トラックを、分散
して設けるように構成したことを特徴とする回転ディス
ク装置の記録媒体。２、特許請求の範囲第１項記載のものにおいて、複数の
予備トラックは、それぞれ予備トラックの集合部をなし
、それら複数の予備トラックの集合部を、複数のデータ
トラックの集合部と集合部との間に設けたものである回
転ディスク装置の記録媒体。