JPS61256007A - 流体圧機器用行程制限装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は各種の自動製造ライン等に使用される油圧シリ
ンダや空気圧シリンダのような流体圧機器のストローク
を精度良く制御することができる流体圧機器用行程制限
装置に関するものである。

（従来の技術） 従来、上記のような流体圧機器のストロークを制御する
にはストッパ付シリンダを用いるのが普通であるが、十
分な精度が得られないうえに何回も停止を必要とすると
きにはストッパの解除が問題となる欠点がある。また偏
心リングにより偏心荷重を発生させてピストンロッドに
ブレーキをかける装置や、スプリング力により傾いたリ
ングがシリンダ推力でさらに傾きを増してピストンロッ
ドをロックする装置や、シリンダとは独立に回転できる
円板上に長さの異なる棒状のス）７バを設けて中間停止
させるようにした装置も考案されているが、いずれも構
造が複雑で十分な精度が得られないうえ、棒状のストッ
パを用いたものは多数の棒状のストッパを並設する必要
があるので大型化するという欠点もあった。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明はこのような従来の問題点を解決して、構造が簡
単で多点停止を精度良く行わせることができ、しかも大
きいスペースを必要としない流体圧機器用行程制限装置
を目的として完成されたものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明は枠板間に、流体圧シリンダと、割出回転自在な
螺軸杆と、ガイド杆とを互いに平行に張架するとともに
、螺軸杆にはストッパをナツトにより位置調節自在に取
付け、またガイド拝上のストッパと当接し得る位置には
摺動杆により流体圧シリンダのピストンロッドと連結さ
れつつガイド拝上を摺動するストッパ係止部材を設けた
ことを特徴とするものである。

（作用） このように構成されたものは、枠板間に流体圧シリンダ
と平行に張架された割出回転自在な螺軸杆の所定位置に
ナツトによってストッパを取付けたうえ、流体圧シリン
ダを作動させれば、該流体圧シリンダのピストンロッド
と連動する摺動杆に連結されて前記流体圧シリンダに沿
って摺動するストッパ係止部はピストンロッドが所定の
行程だけ動いたときに螺軸杆のストッパと当接して流体
圧シリンダを停止させることとなる。次に、必要に応じ
て螺軸杆を割出回転させてストッパとストッパ係止部と
の当接状態を解いて流体圧シリンダを終点まで作動させ
、その後、流体圧シリンダを逆に作動させて始点に到ら
せたうえ、螺軸杆を再び割出回転させてストッパをスト
ッパ係止部と当接できる状態にして、前記と同様の作動
を繰返えせば、流体圧シリンダのピストンロッドに取付
けられた可動体は所定位置に繰返し停止されるものであ
る。また、螺軸杆に位置及び角度をずらせて複数個のス
ト７パを取付け、液体化シリンダの作動と同期させて螺
軸杆を順次割出回転させれば、各ストッパが順次ストッ
パ係止部と当接することとなるので、可動体を多点で停
止させることができる。

（実施例） 本発明を実施例について詳細に説明すれば、（１）は枠
板（２）、（２）間に張架される流体圧シリンダ、（３
）は該流体圧シリンダ（１）の軸方向に沿って枠板（２
）、（２）間に張架される割出回転自在な螺軸杆であり
、該螺軸杆（３）にはストッパ（４）がす−／　）　（
５１により位置調整自在に取付けられている。（６）は
螺軸杆（３）の割出機構であり、該割出機構（６）は螺
軸杆（３）の基端に取付けられた歯車（７）と、該歯車
（ηと噛合する歯車（８）の−側に取付けられた割出板
（９）と、該割出板（９）を間歇回動させるスパイラム
カムが該設されたネジシャフトを持つ流体圧シリンダ機
構（１０）と、割出板（９）に設けられた割出孔（１）
）に嵌合されるロック用シリンダ（１２）のピストンロ
ッド（１３）とよりなるものであって、ネジシャフトを
持つ流体圧シリンダ機構（１０）の作動により割出板（
９）が所定角度回転されると歯車（８）と噛合する歯車
（７）が所定量回転して螺軸杆（３）を所定角度だけ割
出回転させるものである。　（１４）は流体圧シリンダ
（１）に沿うて摺動する逆Ｕ字状のストッパ係止部であ
り、該ストッパ係止部（１４）は枠板（２）、（２）間
に張架されたガイド杆（１５）に案内されるものである
。　（１６）はストッパ係止部（１４）の両端に連結さ
れる摺動杆であり、該摺動杆（１６）は流体圧シリンダ
（１）のピストンロッド（１７）と連動されるものであ
る。　（１Ｂ）は流体圧シリンダ（１）のピストンロッ
ド（１７）および摺動杆（１６）に連結される可動体で
ある。なお、実施例ではストッパ（４）は−個としてい
るが螺軸杆（３）に位置と角度をずらして多数個設けて
もよいことは勿論であり、この場合、割出機構（６）の
割出孔（１））の数もストッパ＋４）の数に対応して設
けて、割出数を変えることは自明である。

（発明の効果） 本発明は前記説明によっても明らかなように、螺軸杆を
流体圧シリンダと平行に設けているから、該螺軸杆にス
トッパを多数取付けてもス）７パは流体圧シリンダに沿
って一列に並設されるのみで、ストッパが部分的に突出
することがなく非常にコンパクトなものとなり、しかも
、ストッパは螺軸杆の螺軸にナツトにより取付けられる
ためストッパの取付および位置調節は非常に容易なもの
となるうえに、ストッパは同形状であるから、従来のよ
うに停止位置に合せてストッパ棒を切断する必要がない
、よって本発明は安価に提供できることとも相まち、業
界にもたらすところ極めて大なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す一部切欠斜視図、第２図
は同じく一部切欠正面図、第３図は同じく一部切欠側面
図である。 （１）２流体圧シリンダ、（２）二枠板、（３）螺軸杆
、（４）：ストツバ、（５１：ナソト、（１４）：　ス
トッパ係止部、（１５）　ニガイド杆、（１６）　：摺
動杆、（１７）　：　ピストンロンド。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 枠板（２）、（２）間に、流体圧シリンダ（１）と、割
   出回転自在な螺軸杆（３）と、ガイド杆（１５）とを互
   いに平行に張架するとともに、螺軸杆（３）にはストッ
   パ（４）をナット（５）により位置調節自在に取付け、
   またガイド杆（１５）上のストッパ（４）と当接し得る
   位置には摺動杆（１６）により流体圧シリンダ（１）の
   ピストンロッド（１７）と連結されつつガイド杆（１５
   ）上を摺動するストッパ係止部材（１４）を設けたこと
   を特徴とする流体圧機器用行程制限装置。