JPS612557A - 耐擦傷性に優れたポリカ−ボネ−ト製銘板 - Google Patents
耐擦傷性に優れたポリカ−ボネ−ト製銘板Info
- Publication number
- JPS612557A JPS612557A JP12318584A JP12318584A JPS612557A JP S612557 A JPS612557 A JP S612557A JP 12318584 A JP12318584 A JP 12318584A JP 12318584 A JP12318584 A JP 12318584A JP S612557 A JPS612557 A JP S612557A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nameplate
- polycarbonate
- surface hardness
- film
- polycarbonate resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、表面硬度に優れ、且つ打抜き性、冷間加工性
に優れたポリカーボネート製銘板に関するものであり、
家電製品の表示板、自動車の計器板、各種機械の表示板
などに好適な銘板を提供するものである。
に優れたポリカーボネート製銘板に関するものであり、
家電製品の表示板、自動車の計器板、各種機械の表示板
などに好適な銘板を提供するものである。
ポリカーボネート樹脂は、透明で、耐熱性、耐衝撃性、
耐候性に優れていることがら、電気、機械、自動車、建
築分野等に広く使用されている。
耐候性に優れていることがら、電気、機械、自動車、建
築分野等に広く使用されている。
なかでも、ポリカーボネート樹脂が透明性、印刷性、寸
法安定性、打抜き加工性、冷間加工性等に優れている点
を利用して、家電製品の表示板、自動車の計器板、各種
機械の表示板などの銘板用途には、特に好んで用いられ
ている。
法安定性、打抜き加工性、冷間加工性等に優れている点
を利用して、家電製品の表示板、自動車の計器板、各種
機械の表示板などの銘板用途には、特に好んで用いられ
ている。
これら銘板類は、商品の前面部分に用いられ、直接、目
に触れる個所に使用される為、デザイン・性能・外観が
重要視される。しがしながら、ポリカーボネート樹脂は
表面硬度に劣る為、傷が付きやすい為、最初の美麗な銘
板も、使用中に多くの傷が付き、著しく商品価値が低下
するのみでなく、表示もみずらくなるなどの欠点があっ
た。
に触れる個所に使用される為、デザイン・性能・外観が
重要視される。しがしながら、ポリカーボネート樹脂は
表面硬度に劣る為、傷が付きやすい為、最初の美麗な銘
板も、使用中に多くの傷が付き、著しく商品価値が低下
するのみでなく、表示もみずらくなるなどの欠点があっ
た。
本発明は、以上のポリカーボネート製銘板の有する欠点
を克服する方法について鋭意検討した結果、特定の物性
を有するハードコート膜を片面に有するものが、ポリカ
ーボネート樹脂と同等程度の加工性を有し、且つ耐擦傷
性にも優れることを見出し、本発明を完成させるに至っ
た。
を克服する方法について鋭意検討した結果、特定の物性
を有するハードコート膜を片面に有するものが、ポリカ
ーボネート樹脂と同等程度の加工性を有し、且つ耐擦傷
性にも優れることを見出し、本発明を完成させるに至っ
た。
すなわち、本発明は、塗膜への応力が、200 kg/
cJ〜900 kg / c−の範囲においてクラン
クや亀裂が生ずる事を特徴とする表面硬度の優れた硬化
膜を片面に有し、その反対面に印刷を施したポリカーボ
ネート樹脂銘板であり、好ましい実施態様においては、
該硬化膜が、熱硬化性オルガノアルコキシシラン系塗膜
又は光硬化性多官能性アクリル系塗膜であるポリカーボ
ネート製銘板である。
cJ〜900 kg / c−の範囲においてクラン
クや亀裂が生ずる事を特徴とする表面硬度の優れた硬化
膜を片面に有し、その反対面に印刷を施したポリカーボ
ネート樹脂銘板であり、好ましい実施態様においては、
該硬化膜が、熱硬化性オルガノアルコキシシラン系塗膜
又は光硬化性多官能性アクリル系塗膜であるポリカーボ
ネート製銘板である。
また、本発明のポリカーボネート樹脂銘板は、■、ポリ
カーボネート樹脂シートの片面に表面硬度に優れた硬化
塗膜を形成する。
カーボネート樹脂シートの片面に表面硬度に優れた硬化
塗膜を形成する。
■、次いで、スクリーン印刷等の手段により、該表面硬
化膜の反対面に、通常は多数個分の銘板模様を形成する
。
化膜の反対面に、通常は多数個分の銘板模様を形成する
。
■、打抜きにより、銘板形状に仕上げる。
の工程により、通常製造される。
本発明の表面硬度を有する塗膜は、前記したごとくに、
好ましくは、熱硬化性オルガノアルコキシシラン系熱硬
化型塗料や光硬化性多官能性アクリル系塗料により形成
される。
好ましくは、熱硬化性オルガノアルコキシシラン系熱硬
化型塗料や光硬化性多官能性アクリル系塗料により形成
される。
このような塗膜として、表面硬度の高いものほど耐擦傷
性があり、通常は好ましいと考えられるが、表面硬度の
高い塗膜は、通常、銘板を打ち抜く工程で、該塗膜にク
ラックや亀裂が生じ銘板とすることが出来ないものであ
った。また、打ち抜き性の改良の為に、表面硬度を下げ
ると耐擦傷性が不充分となり不都合なものとなる。
性があり、通常は好ましいと考えられるが、表面硬度の
高い塗膜は、通常、銘板を打ち抜く工程で、該塗膜にク
ラックや亀裂が生じ銘板とすることが出来ないものであ
った。また、打ち抜き性の改良の為に、表面硬度を下げ
ると耐擦傷性が不充分となり不都合なものとなる。
以上の如き欠点のないハードコート膜を得るべく鋭意検
討した結果、硬化塗膜が、200 kg / cJ以下
の応力負荷ではクラックや亀裂が生じず、900kg
/ cTa以上の応力負荷でクランクや亀裂が生ずる如
き物性を有するものを選択すること、或いはこの範囲の
物性を満足するように硬化塗膜を形成することにより、
複雑な形状の銘板においても、打ち抜き時にクランクや
亀裂等の不良が発生せず、かつ耐擦傷性にも優れた銘板
が製造される。尚、本発明における応力としては、曲げ
による引張応力により算出することが良(、下式(1)
による。
討した結果、硬化塗膜が、200 kg / cJ以下
の応力負荷ではクラックや亀裂が生じず、900kg
/ cTa以上の応力負荷でクランクや亀裂が生ずる如
き物性を有するものを選択すること、或いはこの範囲の
物性を満足するように硬化塗膜を形成することにより、
複雑な形状の銘板においても、打ち抜き時にクランクや
亀裂等の不良が発生せず、かつ耐擦傷性にも優れた銘板
が製造される。尚、本発明における応力としては、曲げ
による引張応力により算出することが良(、下式(1)
による。
t
本発明の銘板は以上の如くにして得られるものであるが
、片面の表面硬度を有する塗料成分に無機の微粒子を添
加して艶消し状の表面硬化膜に仕上げること、帯防止剤
を添加して、“ホコリ”の付着を防止することなど、そ
の他特殊な機能をハードコートと共に付与することも可
能であり、好ましい方法である。
、片面の表面硬度を有する塗料成分に無機の微粒子を添
加して艶消し状の表面硬化膜に仕上げること、帯防止剤
を添加して、“ホコリ”の付着を防止することなど、そ
の他特殊な機能をハードコートと共に付与することも可
能であり、好ましい方法である。
以下に本発明の実施例を記載する。
実施例において、片面にハードコート膜を形成したポリ
カーボネート樹脂シートを半径が 5額、7.5 **
、10m、20m、30顛、40n、5Qnmのステン
レス製丸棒に、硬化塗膜が外側となるようにして巻きつ
けて、クランクおよび亀裂の発生の有無を調べ、このと
きの引張応力を上記の弐(1)により求め、限界応力と
した。
カーボネート樹脂シートを半径が 5額、7.5 **
、10m、20m、30顛、40n、5Qnmのステン
レス製丸棒に、硬化塗膜が外側となるようにして巻きつ
けて、クランクおよび亀裂の発生の有無を調べ、このと
きの引張応力を上記の弐(1)により求め、限界応力と
した。
打ち抜き性は、アマダ製作所■製の25トンクランクプ
レスに、銘板形状のトムソン刃を取りつけ、銘板を打ち
抜いた時の、打ち抜き片の周辺部、コーナ一部のクラン
ク発生の有無を調べた。
レスに、銘板形状のトムソン刃を取りつけ、銘板を打ち
抜いた時の、打ち抜き片の周辺部、コーナ一部のクラン
ク発生の有無を調べた。
尚、評価は、以下の如くした。
表面硬度は、# 0000スチールウールで表面を15
往復かるくこすり、目視にて傷の付き具合を判定した。
往復かるくこすり、目視にて傷の付き具合を判定した。
尚、評価は以下の如(である。
実施例−1及び比較例−1
0,5鶴X 500 w X 500削のポリカーボネ
ート樹脂シートの片面に、アクリル系のプライマーコー
トを施し、ついで、オルガノアルコキシシラン系のトッ
プコートを塗布し、焼き1けて、厚み5゜の塗膜を形成
した。このシートの反対面に45鶴×45tmの角型銘
板模様をスクリーン印刷して、100個形成した。この
シートより銘板を打ち抜き、試験した。結果を第1表に
示した。
ート樹脂シートの片面に、アクリル系のプライマーコー
トを施し、ついで、オルガノアルコキシシラン系のトッ
プコートを塗布し、焼き1けて、厚み5゜の塗膜を形成
した。このシートの反対面に45鶴×45tmの角型銘
板模様をスクリーン印刷して、100個形成した。この
シートより銘板を打ち抜き、試験した。結果を第1表に
示した。
尚、比較のため、塗膜の厚みを201とする他は同様と
したものを比較例−1として示した。
したものを比較例−1として示した。
実施例−2及び比較例−2
実施例−1において、表面硬度を有する塗料として、紫
外線硬化型多官能アクリル塗料(日東化成■製、NUV
−1070)を塗布し、80 W / cmの高圧水銀
灯で硬化したものとする他は同様とした。
外線硬化型多官能アクリル塗料(日東化成■製、NUV
−1070)を塗布し、80 W / cmの高圧水銀
灯で硬化したものとする他は同様とした。
尚、比較の為、上記の紫外線硬化型多官能アクリル塗料
に代えて、超硬紫外線硬化型塗料(日東化成■製、NU
V−1010)を塗布し、硬化して、厚み10/−の塗
膜を形成する他は同様としたものを比較例−2として示
した。
に代えて、超硬紫外線硬化型塗料(日東化成■製、NU
V−1010)を塗布し、硬化して、厚み10/−の塗
膜を形成する他は同様としたものを比較例−2として示
した。
比較例−3
実施例−1において、オルガノアルコキシシラン系のト
ップコートに代えて、熱硬化型ポリウレタン塗料(ミク
ニペイント■製、ブロックPCクリヤー)を塗布し、硬
化し、厚み5.の硬化膜を形成する他は同様とした。
ップコートに代えて、熱硬化型ポリウレタン塗料(ミク
ニペイント■製、ブロックPCクリヤー)を塗布し、硬
化し、厚み5.の硬化膜を形成する他は同様とした。
比較例−4
ハードコート処理していないポリカーボネート樹脂シー
トを用いる他は、実施例−1と同様にした。
トを用いる他は、実施例−1と同様にした。
以上から明白な如く、本発明は、特定の物性を有する表
面硬度を有する塗膜を形成したポリカーボネート樹脂シ
ートを用いることにより、従来法の大きな欠点である耐
擦傷性を解決し、生産性に優れた銘板を提供するもので
ある。
面硬度を有する塗膜を形成したポリカーボネート樹脂シ
ートを用いることにより、従来法の大きな欠点である耐
擦傷性を解決し、生産性に優れた銘板を提供するもので
ある。
特許出願人 三菱瓦斯化学株式会社
仕圭去 LIB 和古
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、塗膜への応力が200kg/cm^2〜900kg
/cm^2の範囲においてクラックや亀裂が生ずる事を
特徴とする表面硬度の優れた硬化膜を片面に有し、その
反対面に印刷を施したポリカーボネート製銘板。 2、該硬化膜が、熱硬化性オルガノアルコキシシラン系
塗膜又は光硬化性多官能性アクリル系塗膜である特許請
求の範囲第1項記載の銘板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12318584A JPS612557A (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | 耐擦傷性に優れたポリカ−ボネ−ト製銘板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12318584A JPS612557A (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | 耐擦傷性に優れたポリカ−ボネ−ト製銘板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS612557A true JPS612557A (ja) | 1986-01-08 |
JPH0374629B2 JPH0374629B2 (ja) | 1991-11-27 |
Family
ID=14854291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12318584A Granted JPS612557A (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | 耐擦傷性に優れたポリカ−ボネ−ト製銘板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS612557A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6134816A (en) * | 1996-06-28 | 2000-10-24 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Hydraulic excavator with coupling pin access |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010202746A (ja) | 2009-03-03 | 2010-09-16 | Sony Corp | 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物及びその成形品 |
-
1984
- 1984-06-15 JP JP12318584A patent/JPS612557A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6134816A (en) * | 1996-06-28 | 2000-10-24 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Hydraulic excavator with coupling pin access |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0374629B2 (ja) | 1991-11-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |