JPS61255219A - ス−パ−チヤ−ジヤを有する内燃機関 - Google Patents

ス−パ−チヤ−ジヤを有する内燃機関

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JPS61255219A
JPS61255219A JP9726985A JP9726985A JPS61255219A JP S61255219 A JPS61255219 A JP S61255219A JP 9726985 A JP9726985 A JP 9726985A JP 9726985 A JP9726985 A JP 9726985A JP S61255219 A JPS61255219 A JP S61255219A
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JP
Japan
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combustion engine
internal combustion
pressure
passage
hydraulic motor
Prior art date
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Application number
JP9726985A
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English (en)
Inventor
Kyoichi Nakamura
中村 京市
Yoshiharu Inaguma
義治 稲熊
Eiju Fujiwara
英寿 藤原
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はスーパーチャージャを有する内燃機関に関する
ものである。
U従来の技術1 一般に内燃機関の総排気量を大きくせずに、トルク・出
力を30〜50%前後人幅に増加させて車の動力性能に
余裕を持たせるため、過給システムが利用されている。
過給システムとしては、(1)排ガスを利用したターボ
チャージャ(2)エンジンとは別の駆動源を利用したス
ーパーチャージャ等の過給機が知られている。
[発明が解決しようとする問題点] 排ガスを利用したターボチャージャの場合には、〈1)
耐熱部品を使用する必要があり、アウトレットマニホー
ルドの径が大となり他部分へ熱害を与えることがある。
(2)低速回転域の過給性能が悪い(排ガスの流速エネ
ルギーからタービン回転エネルギーへの変換効率が低い
)。このため低速回転域から高速回転域へ移行すべく加
速操作を行なった場合、該加速操作に対する加速応答性
が悪い。
エンジンとは別の駆動源を利用したスーパーチャージャ
の場合には、 (1)別の駆動源を必要どするので、装置が大411!
化する。
[問題点を解決するための手段] 本発明は従来の問題点を解決するために、次のような手
段を提供するものである。
即ち、内燃機関と、該内燃機関により駆動される潤滑ポ
ンプと、該潤滑ポンプで得られる高圧油によって駆動さ
れる油圧駆動体と該油圧駆動体で駆動されるコンプレツ
リーとをもつスーパーチャージャとで構成されているこ
とを特徴とするスーパーチャージャを有する内燃機関に
関するものである。
このようにすることによって、小型の過給機で内燃機関
の運転時において低速回転域から高速回転域までの全回
転範囲で効率のよい内燃機関の性能が得られる。
なお、油圧駆動体は油圧モータ及びタービンを用いるこ
とができる。又、油圧モータは潤滑油通路内で導入側及
び吐出側に変更可能な絞り径を用いることができる。油
圧駆動体と潤滑ポンプを連結する油圧回路は、コンプレ
ッサの空気取入側通路内の圧力と空気圧送側通路内の圧
力との圧力差で制御され、油圧駆動体に作用する潤滑油
の圧力を略一定にコン1〜ロールする圧力制御弁を使用
することが好ましい。
油圧モータは、コンプレッサの空気圧送側通路内の圧ノ
コと空気取入側の吸気温度と、車速信号と、エンジン回
転数信号とによって作動するアクチュエータにより潤滑
油の吐出量をコントロールされる可変容量機構をもつも
のを使用することができる。又、油圧モータは自己補償
型のものを使用することができる。
[作用] 次に本発明スーパーチャージャを有する内燃機関の作用
を説明する。
内燃機関の運転に伴って潤滑ポンプが駆動し、潤滑油を
油圧駆動体に接続する通路内に圧送する。
該潤滑ポンプより圧送される高圧の潤滑油が油圧駆動体
を駆動する。該油圧駆動体はコンプレッサを駆動する。
該油圧駆動体を駆動した後の潤滑油は内燃機関のシリン
ダブロック内へ導入される。
かつ潤滑油は各部の潤滑油系に供給され各潤滑油系にお
いて潤滑作用を果した後、潤滑油溜室に3甲元される。
潤滑油溜室内の潤滑油は再び潤滑ポンプによって吸引さ
れ、圧送されて上記の作用を継続する。
このように高圧の潤滑油によって油圧駆動体が駆動され
、該油圧駆動体に連動し駆動するコンプレッサは、従来
のスーパーチャージャと同様、多量の空気を強制的にイ
ンティクマニフォードを介して内燃機関に送給する。か
つ強制的に送給された圧縮空気は、コンプレッサより下
流の気化器から噴出する燃料と又は燃才菅1噴射装置か
ら噴射される燃料と混合気〈空気と微粒子状の液体燃料
との混合体)を形成した状態で内燃機関に強制的に圧送
される。これによって内燃機関の出力が増加する。
又、潤滑油ポンプから圧送される高圧油の圧力をコント
ロールする制御手段を設りた場合には、内燃機関の回転
が異常に上昇することを防止でき−6= る。即ち、予め設定された回転数に達すると、これ以−
ト回転数を上臂させない手段として、油圧駆動体に作用
づる高圧油の圧力をコントロールする制御弁を設(プた
場合には、該制御弁の働きによって、油圧駆動体及びコ
ンプレツリーの回転を抑え、かつ内燃機関の回転が異常
に上昇することを防止できる。また、高圧油の圧力が高
くなったも、油圧駆動体自身の内部調整機構J:っで該
油圧駆動体に作用づ−る高圧油の圧力をコントロールす
るように構成した場合には、該内部調整機構によって油
圧駆動体及び=1ンプレッサの回転を抑え、かつ内燃機
関の回転が以上に上昇することを防1にできる。
「効果] このように本発明の構成では、内燃機関に連動する潤滑
ポンプから圧送される高圧油を利用して駆動体を駆動し
、この駆動体よりコンプレッサを駆動するものであるか
ら、従来の過給機よりコンパクトで、内燃機関の低速回
転域から高速回転域に移行する加速性能が向上する。ま
た、駆動体を駆動する高圧油の圧力を制御する制御弁を
設けた場合には、内燃機関の回転数が異常に高くなるこ
とも防止でき、常に適正な高回転数が維持できる。
更に又、 (1)過給機の小型軽量化を計ることかできる。
(2)既存エネルギー源(エンジン潤滑ポンプ)の有効
利用することができる。
(3)排ガスを利用しないため、熱の問題がなく、他部
品に熱害を与えることがない。又、高価格耐熱部品を使
用する必要がないから全体の構成価格を低下さぜること
ができる。
等の効果が得られるものである。
[実施例1コ 第1実施例を第1図により説明する。
内燃機関1は、該内燃機関1により駆動される潤滑ポン
プPと、該潤滑ポンプPで得られる高圧油によって駆動
される油圧モータMと、該油圧モータMで駆動されるコ
ンブレラ勺△1とをもつスーパーチャージャBとを備え
ている。又、油圧モ〜りMは潤滑油溜室1−1の潤滑油
の油面り下に間口する通路P1及び油圧モータMに接続
された通路P2を備えている。油圧モータMはシリンダ
ブロックEに潤滑油を導入させる通路P3を備えている
。潤滑油溜室]」内の潤滑油は通路P1より、潤滑ポン
プP、通路P2、油圧モータM、通路P3、シリンダブ
ロックE、内燃機関各部の潤滑油系(図示せず以下同様
)、をへて該潤滑油溜室1」内に11ili環するよう
に構成されている。
コンプレッサA1は回転軸A2を持ち、該コンプレッサ
A1の回転軸A2はベアリング等の軸受A3よって保持
されている。又、該回転軸△2は油圧モータMによって
回動することができるように該油圧モータMに連結され
ている。
次に第1実施例の作用を説明する。
内燃機関1の運転に伴って潤滑ポンプPが駆動する。該
潤滑ポンプPは潤滑油溜室1」の潤滑油を通路P1を介
して吸引し、かつ通路P2がら油圧モータMに圧送する
。潤滑ポンプPより圧送された高圧の潤滑油が油圧モー
タMを駆動する。これによって該油圧モータMに連結さ
れているコンプレッサA1が回転し、圧縮空気を強制的
に内燃機関に送給する。かつ、該圧縮空気は、コンプレ
ツリーA1の空気圧送側通路3よりインティクマニフオ
ールド(図示せず)を介して内燃機関に至る間で、気化
器から噴出される燃料又は燃判噴削装置から噴射される
燃料と混合気を形成した状態で該内燃機関に圧送される
。これによって内燃機関の出力が増加する。このように
してスーパーチャージャとしての機能を発揮させ1qる
。更に又、該油圧モータMを駆動した後の潤滑油は通路
P3を通り内燃機関1のシリンダブロックF内へ導入さ
れる。かつ各部の潤滑油系に供給され、潤滑作用を果し
た後、潤滑油溜室H内に31流する。
このように上記第1実施例に示す装置は、潤滑油の循環
系路中に油圧モータMを設置(J 、内燃機関により駆
動される潤滑ポンプPで得られる高圧の潤滑油で油圧モ
ータMを駆動し、かつ該油圧モータMによりコンプレッ
サ△1を駆動するスーパーチャージャBを有する内燃機
関である。
従って内燃機関1の回転数の増加に伴って潤滑ポンプP
の潤滑油の吐出量が増加し、かつ油圧モ−タMの回転数
及びコンプレッサA1の回転数を増加させ得ることがで
きる。
即ち、潤滑油はエアに比較してエネルギ効率が良く、従
って潤滑ポンプPに対して油圧モータMの吐出量を小さ
く設定でき、その結果油圧モータMの回転数を高速にす
ることができ、しかも油圧モータMの吐出量を小さくす
ることができるので油圧モータMを小型化できる。例え
ば、潤滑ポンプPと油圧モータMの吐出量を10:1に
すれば、油圧モータM及びコンプレッサA1の回転数は
10倍になる。(内燃機関1の回転数が1100Orp
の時、コンプレッサA1の回転数は10000rpmと
なる。) 従って (1)スーパーチャージャの効率向」ニすることができ
、小型軽量化が可能である。
(2)既存、エネルギー源(エンジン潤滑ポンプ)の有
効な利用を計ることができる。
(3)排ガスを利用しないため高熱による他部品に熱害
を与えるような弊害を生じない。これによって耐熱部品
を使用Uずに済み、コストの低価を計ることができる。
[実施例2] 第2実施例を第2図にJ二り説明する。
コンプレッサA1は、該コンブレラ1ノー△1を駆動す
る油圧駆動体としてタービンTをもつ構成である。即ち
、前記第1実施例にお(′Jる油圧モータMの替りに、
タービンTを潤滑油の循環回路中に設置し、かつタービ
ンTをコンプレッサA1の回転軸A2により回転可能に
連結し、潤滑ポンプPで得られる高圧油よって回動させ
るものである。
他の構成は第1実施例の場合と同様であるので説明を省
略する。
次に第2実施例(第2図に示す)の作動を第1実施例の
説明で用いた第1図を参考にして説明する。
内燃機関1の運転に伴って潤滑ポンプPが駆動し、該潤
滑ポンプPより圧送された高圧の潤滑油がタービンTを
駆動する。該タービンTはコンプレッサA1を駆動する
。該夕〜ビンTを駆動した=  12 − 後の潤滑油は内燃機関1のシリンダブロックE内へ導入
される。かつ各部の潤滑油系に供給され、潤滑作用を果
した後、潤滑ポンプPによって回収され、再び潤滑ポン
プPによって圧送され上記の作用を継続する。
しかして第1実施例の場合と同様な作用効果が得られる
[実施例3] 第3実施例を第4図により説明する。
油圧モータMを通過する潤滑油の該油圧モータM内の通
過抵抗によって、発生する圧力差例えば油圧モータMよ
り上流側の通路P2内の圧力と、下流側の通路P3内の
圧力との圧力差を利用して該油圧モータMに作用する潤
滑油の圧送量をコントロールし、かつコンプレッサA1
の回転数を一定に保持するもので、次のように構成され
る。
(なお、第1実施例と同じ構成部分は説明を省略する。
) 油圧モータMに作用する潤滑油の圧力を略一定にコント
ロールする圧力制御弁S1は、油圧モータMのト流の通
路P2と下流の通路P3とを接続するバイパス通路41
に設置されている。該バイパス通路4は、後記する第1
通路P5と第2通路P6とから構成されている。
該圧力制御弁S1は、ピストン弁5と、該ピストン弁5
を押圧するバネCを備えたシリンダ6とで構成されてい
る。ピストン弁5はシリンダ6内に摺動可能に収容され
ており、該シリンダ6はピストン弁5によって区分され
た第1室7、第2室8、第3室9をもつ。第1室7はシ
リンダ6の一方の内端部6aとピストン弁5の一方の端
部5aとで形成されている。該第1室7は油圧モータM
の上流の通路P2に接続する第1通路P5を備えている
。第2室8はシリンダ6の内周面6bとピストン弁5の
環状の溝5bとによって形成されている。該第2室8は
ピストン弁5の移動に伴って油圧モータMの下流の通路
P3に接する第2通路P6を開閉する位置にある。第3
室9はシリンダ6の他方の内端部6bとビス1〜ン弁5
の他方の端部5Cとで形成されている。該第3室には押
バネCが設置され、第2通路P3より上流で油圧モータ
Mの下流の通路P3に接続する第3通路P/Iが接続し
ている。
このようにJff、成すると、内燃機関1の回転が上昇
し1rflI?!!ポンプPからの潤滑油の吐出流量が
多くなるに従って通路P2と通路P3との圧力差が人き
(なり、該通路P2内の圧力は第1通路P5よりシリン
ダ6の第1室7に作用する。かつビス1〜ン弁5の一方
の端部5aを押し、押バネCの作用に抗してピストン弁
5を移動させる。(図面では上方向)。かつ通路P2は
第1通路P5、第1室7、第2通路P6を介して通路P
3に接続しバイパス系路を形成する。これによって潤滑
ポンプPより油圧モータMへの潤滑油が前記圧力差の大
きさに応じて前記バイパス系路より通路P3ヘバイパス
流となって流出し油圧モータMからの潤滑油と共にシリ
ンダブロックEに送給される。
従って、潤滑ポンプPより油圧モータMへの潤滑油の圧
送量は略一定にコントロールされ油圧モータM及びコン
プレツリーA1の回転数を略一定の=  15 − 高回転に保持J−ることができ、内燃機関の出力増加を
適正なものどすることができる。
なお上記第3実施例の構成において、第5図で示される
ように、油圧モータMの前後で、上流側の通路P2、下
流側の通路P3のいずれか一方、にオリフィス等の絞り
弁10a、10bを設置し通路P2とP3との圧力差を
増l〕及び減少さけ−る」;うにすることも可能である
[実施例4] 第4実施例を第6図により説明する。
コンプレッサA1の空気取入側通路内2の圧力と空気圧
送側通路3内の圧力差で作用する潤滑油の圧力を略一定
にコントロールする圧力制御弁S2を備えた構成とした
ものである。(なお、第1実施例と同じ構成部分は説明
を省略する。)油圧モータMに作用する潤滑油の圧力を
略一定にコントロールする圧力制御弁S2は油圧モータ
Mの上流の通路P2と下流の通路P3とを接続するバイ
パス通路/1.2に設置されている。バイパス通路42
は後記する第1通路P5′と第2通路P6−とを備えて
いる。圧力制御弁S2はピストン弁5−と該ピストン弁
5−を押ず押バネC′とを備えたシリンダ6′で構成さ
れている。ピストン弁5−はシリンダ6′内に1習動可
能に収容されており、該シリンダ6′はピストン弁5−
によって区分された第1室7″、第2室8−1第3室9
″をもつ。第1室7″は通路11によって空気取入側通
路2に接続している。又、該第1室7′内には押バネC
−が設置されている。第2室8−はシリンダ6−の内周
面6−bとピストン弁5′″の環状FS 5− bとに
よって形成されている。該第2室8′″はピストン弁5
−の移動に伴って油圧モータMの」−流の通路P2に接
続する第1通路P5′と、油圧モータMの下流の通路P
3に接続する第2通路P6−とを、遮断及び接続するこ
とができる。
第3室9′は通路12によって空気圧送側通路3に接続
している。
このように構成した第4実施例によると、コンプレッサ
A1の回転が上昇し空気圧送便通ff13内の圧力と空
気取入側通路2内の圧力の圧力差が大きくなるとビス1
ヘン弁5′が押バネC′の作用力に抗して(図面上で下
方向に)移動する。このピストン弁5′の移動ににって
油圧モータMの上流側の通路P2と下流側の通路P3と
を、第1通路P5=と第2室8′と第2通路P6−を介
して接続する。潤滑ポンプPより油圧モータMへの潤滑
油が前記圧力差の大きさに応じて前記バイパス系路より
通路P3ヘバイパス流となって流出し油圧モータMから
の潤滑油と共にシリンダブロック「に送給される。
従って、潤滑ポンプPより油圧モータMへの潤滑油の圧
送量は略一定にコントロールされ油圧モ〜りM及びコン
プレツナA1の回転数を略一定の高回転に保持すること
ができ、かつ内燃機関1への適正な過給圧を、コンプレ
ッ→J△1によって発生さセた過給圧の差圧でコントロ
ールすることができる。
[実施例5] 第5実施例を第7図によりに;2明する。
コンプレッサΔ1を駆動する駆動体どして、該コンプレ
ッサ△1を回転可能に連結した油圧モータM1は次の構
成と絹合わされ使用される。コンプレッサ△1の空気圧
送側通路内3の圧力を感知し検出する圧力センサ31と
、空気取入側通路内2の吸気温度を感知し検出する温度
センサ21と、車速を感知し検出する車速センサ14と
、内燃機関の回転数を感知する回転数センサ15ど、前
記各センサ31.21.14.15からの各信号を集積
し予じめ設定されたプログラムに従ってアクチュエータ
16に指示を与えるコントローラ17と、該コントロー
ラ17からの指示で作動量をコントロールされる該アク
チュエータ16とで構成されている。又、油圧モータM
1は該アクチュエータ16によって、潤滑油の吐出量を
コントロールされる可変容量機構を備えている。即ち、
アクチュエータは電動モータ18と、該電動モータ18
によって回動するビニオン19と、該ビニオン19によ
って作動するラック20とを備え、該ラック20の作動
が連動機構201によって油圧モータMに連動するよう
構成されている。(なお、=  19 − その伯の構成は、第1実施例と同様であるので説明を省
略する。) このように構成すると、内燃機関の運転に伴って作動す
る潤滑ポンプPより圧送された潤滑油が油圧モータM1
に作用し該d11圧モータM 1を回動させる。油圧モ
ータM1はコンプレッサ△1を回vノさせ内燃機関「に
圧縮空気を送給する。ここにおいて各センサ31.21
.1/I、15よりの信号は、コントローラ17に入力
され、かつ=1ントローラ17によって作動量を指示さ
れたアクチュエータ16が例えば電気モータ18を作動
し、かつビニオン19を回動し、ラック20を作動させ
る。ラック20は可変容量油圧モータM1を作動し、該
油圧モータMからの潤滑油の吐出穴を制御し、かつコン
プレッサΔ1の回転数をコントロールし内燃機関への過
給圧過多を防止する。これによって、 (1)エンジン回転数、車速、吸気温度等、運転条件に
応じて、適正な過給特性が得られる。
(2)過給圧力信号をフィードバラさけ、過給限昇圧の
管理、また過給特性の補正が可能となる。
[実施例6] 第6実施例を第3.8.9.10図により説明する。
油圧駆動体として自己補償型の機構を描えた油圧モータ
M2を用いる。例えば、入力流量変化に対し、一定回転
を保持するように構成された油圧モータM2を用いるも
のである。
油圧モータM 2は、次のように構成されている。
油圧モータM2は、ハウジング203、リング204 
、回転ロータ205、制御オリフィスピン209等を備
え、以下に説明するよう構成されている。
ハウジング203の円形穴203b内に中心R3をもつ
リング2.04が後述する中心R2よりeだけ偏心した
状態で設置されている。リング204内には、該ハウジ
ング203の円孔の中心R1に対し偏心した中心R2を
もつ回転ロータ205が設置され、かつ回転軸部205
aをハウジング203によって軸支されている。回転ロ
ータ205の基部205bには複数個の摺動板201)
が回転軸部205aと平行に、かつ円周方向に均一に配
置され該外周方向に出没自在に装着されている。
該名器動板206の外周方向の先端206aは、リング
2’ 04の内周面20/Iaに接触しながら回動する
ようになっている。
摺動板206と回転ロータ205どリング204の内周
面204aとで、ポンプ室207を形成している。該リ
ング204は下端20=18を、複数のリングガイドロ
ーラ208ににつて保持され、ハウジング203内を水
平方向に移動できるようになっている。リング20/l
の」1方にはハウジング204との間に制御オリフィス
ピン209が設置され、かつこのオリフィスピン209
を境にして環状の通路210a、210bとが形成され
ている。又、リング20/Iは、該リング204と、ハ
ウジング203に固定されたスプリングガイド211と
の間に装置されたスプリング212によって常時右方向
に押されている。なおこの場合、外リング2.04の右
側にはストッパーピン213が設(プlうれており、か
つこのストッパービン213がハウジング203の内壁
面203aとの間で一定の空間を保ち、かつリング20
4の最小偏心量を確保するようになっている。又、前記
通路210aは、潤滑ポンプPに接続する通路P2と接
続している。通路210bは下位置で前記ポンプ室20
7に接続している。ポンプ室207は第3図で示す通路
P3と接続している。
なお、油圧モータM2以外の他の構成は第1実施例の場
合と同様であるので説明を省略する。
このように構成された自己補償型の油圧モータM2によ
れば、潤滑ポンプPからの潤滑油の圧送量が、内燃機関
の回転数に応じて増加する場合(低回転域から高回転域
に移行し更に回転数が上界する場合)通路P2より油圧
モータM2内に流入した潤滑油は、制御オリフィスピン
209を通過し、該制御オリフィスピン209より上流
の通路210aと下流の通路210aとは圧力差を発生
させる。この圧力差は該制御オリフィスピン208を境
にして−F流の通路209aの圧力が大、下流の圧力が
小となる。
従って該圧力差はリング204を左側へ動かし、リング
204中心R3と回転ロータ205中心R2どの偏心m
eを大きくする作用力として働く。
流入する流量が増加した場合、前記差圧が大ぎくなり、
第8図で示される位置のリング204がスプリング21
2の作用ノコに打勝って第9図の示す位置に移動し、偏
心ff1eが大きくなる。従って、摺動板206の1回
転当りの押しの(プ容積が大きくなり、かつこれによっ
て潤滑油の流入量の増加を吸収するので油圧モータM2
の回転数は増加せず、一定に保たれる。
従って潤滑ポンプPの供給流量に関係なく、常に油圧モ
ータM2の回転が一定に保たれる。これにより入力流量
変化に対し、流量制御弁を必要とばず、一定回転が得ら
れる。
入力流量変動が大きくても、リングの自己補償型で回転
変動のない一定回転が1qられる。
このように第6実施例によれば、油圧モータM2自身の
内部コントロール機構によってコンプレッサA1を一定
の回転に保つことが可能であり、スーパーチャージャを
有する内燃機関全体の構成が簡単なものとなる。
なお上記した油圧モータM2は第10図に示す様なネジ
式のスプリングガイド210aを設置すれば、油圧ポン
プM2の組付後でも、該油圧ポンプM2の回転数を任意
に調整することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第胎十図は本考案の実施例の説明図である。第
1図は第1実施例の要部を示す系統図、第2図及び第3
図は第2実施例及び第6実施例の要部の一部を示す部分
正面図、第4図は第3実施例の要部を示す系統図、第5
図は第4図の変形例を示す部分断面図、第6図は第4実
施例の要部を示ず系統図、第7図は第5実施例の要部を
示す系統図、第8図、第9図は第6実施例における油圧
モータを示す拡大縦断面図、第10図は第8図および第
9図にお【プる部分断面図である。 A1・・・コンプレッサ  P・・・潤滑ポンプ=  
25  = M・・・油圧爾−り   [・・・シリンダブロックト
・・内燃機関    B・・・スーパーチャージャ特許
出願人   曲田工機株式会社 代理人    弁理士 大川 宏 同     弁理士 藤谷 修 同     弁理」 丸1.11明夫 第1図 第2図 第3図 第6図 ]2 第7図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内燃機関と、 該内燃機関により駆動される潤滑ポンプと、該潤滑ポン
    プで得られる高圧油によって駆動される油圧駆動体と該
    油圧駆動体で駆動されるコンプレッサとをもつスーパー
    チャージヤとで構成されていることを特徴とするスーパ
    ーチャージヤを有する内燃機関。
  2. (2)油圧駆動体は、油圧モータである特許請求の範囲
    第1項記載のスーパーチャージヤを有する内燃機関。
  3. (3)油圧駆動体は、タービンである特許請求の範囲第
    1項記載のスーパーチャージヤを有する内燃機関。
  4. (4)油圧モータは、潤滑油通路内で導入側及び吐出側
    に変更可能な絞り弁をもつ特許請求の範囲第1項記載の
    スーパーチャージヤを有する内燃機関。
  5. (5)油圧駆動体と潤滑ポンプを連結する油圧回路は、
    コンプレッサの空気取入側通路内の圧力と空気圧送側通
    路内の圧力との圧力差で制御され、該油圧駆動体に作用
    する潤滑油の圧力をコントロールする圧力制御弁をもつ
    特許請求の範囲第1項記載のスーパーチャージヤを有す
    る内燃機関。
  6. (6)油圧モータは、コンプレッサの空気圧送側通路内
    の圧力と、空気取入側の吸気温度と、車速信号と、エン
    ジン回転数信号とによって作動するアクチュエータによ
    り潤滑油の吐出量をコントロールされる可変容量機構を
    もつ特許請求の範囲第1項記載のスーパーチャージヤを
    有する内燃機関。
  7. (7)油圧モータは、自己補償型である特許請求の範囲
    第1項記載のスーパーチャージヤを有する内燃機関。
JP9726985A 1985-05-08 1985-05-08 ス−パ−チヤ−ジヤを有する内燃機関 Pending JPS61255219A (ja)

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