JPS61254593A - アシルアミノメチル−ペネム化合物、その製法およびそれを含む医薬製剤 - Google Patents

アシルアミノメチル−ペネム化合物、その製法およびそれを含む医薬製剤

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JPS61254593A
JPS61254593A JP61102200A JP10220086A JPS61254593A JP S61254593 A JPS61254593 A JP S61254593A JP 61102200 A JP61102200 A JP 61102200A JP 10220086 A JP10220086 A JP 10220086A JP S61254593 A JPS61254593 A JP S61254593A
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hydroxy
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Application number
JP61102200A
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English (en)
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マルク ラン
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Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D499/00Heterocyclic compounds containing 4-thia-1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. penicillins, penems; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
    • C07D499/88Compounds with a double bond between positions 2 and 3 and a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. an ester or nitrile radical, directly attached in position 2
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents

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  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規のアシルアミノメチル−(ネムー化合物、
その製法、前記化合物を含有する医薬製剤、及び薬剤ま
たは薬学的に有効な化合物の調製を目的とする前記化合
物の利用に係わる。
本発明は特に式 で表わされる2−アシルアミノメチル−2−ペネム−化
合物、式(1)の化合物の光学異性体、これらの光学異
性体、及び式(1)の化合物の、造塩基を含む塩に係わ
る:ただし、R1はヒドロキシまたは保護されたヒドロ
キシで置換された低級アルキル、111; 4hカルボキシまたは官能的に変性されたカルボキシル
、R3は水素または低級アルキル、R4Fi水素、また
は炭素原子を介して結合した有機残基、R5は水素また
は低級アルキル、またはR4と共に場合によってはヒド
ロキシまたはオ皐゛ソで置換された低級アルキル、R6
は水素、低級アルキルまたはアシルである。
以上に使用し、以下にも使用する定義はこの明細書に関
する限シ、特に下記の意味を持つ。
官能基に変性された(機能変成)カル?小シルR2け特
に生理的条件下で分離可卵なエステル化カルボキシルま
たは保護された(被検¥l)カルボキシルR2′である
生理的条件下で分離可能な(代謝可能な)エステル化カ
ルデキシル基R2け特にアシルオキシメトキシカル−ニ
ル基ま念はアシルアミノメトキシカルがニル基であや、
この場合、アシルが特に、場合によっては例えばアオノ
で置換された低級アルカンカルがン酸またはアレンカル
ーン酸1例えば安息香酸のような有機カルがン酸の残基
などを意味するか、ま几はアシルオキシメチルがラクト
ンの残基を形成する。このような基としては、例えハ低
級アルカノイルオキシメトキシカルがニル、アきノ低級
アルカノイルオキシメトキシカルがニル、特にα−アオ
ノ低級アルカノイルオキシメトキシカルブニル、4−ク
ロトノラクトエル及び4−ブチロラクトン−4−イルが
挙げられる。生理的条件下で分離可能なその他のエステ
ル化カル?キシtiR2aNえば5−インダニルオキシ
カルがニル、3−フタリジルオキシカル−ニル、1−低
Rアルコキシカル?エルオキシ低級アル;キシカルブニ
ル、】−低Rアルコキシ低級アルコキシカルがニル、ま
たけジオキソレン環の5−位置において場合によっては
低級アルキルまたはフェニルで置換されている2−オキ
ソ−1,3−ジオキソレン−4−イルーメトキシカル〆
ニルテアル。
炭素魚子を介して結合する有機残基R4け18個、好ま
しくけ10個またはそれ以下の炭素原子を有し、例えば
、対応の飽和または不飽和低級脂肪族の、ある込は飽和
または不飽和脂環式、芳香族性、または芳香族性低級脂
肪族の炭化水素残基、あるいは複素環式ま几は複素環式
低級脂U族!!!基である。
該当の低級脂肪族残基R4は例えば低級アルキル、低級
アルケニルなどである。
該当の脂環式残基R4け例えばシクロアルキル、または
シクロアルキルまたはシクロアルカジェニルのような不
飽和シクロアルキルである。
芳香族炭化水素残基としてのR4は例えば対応の単環式
または多環式、例えば二環式の残基、特にフェニルであ
る。
芳香族性低級脂肪族炭化水素残基である場合、R4け例
えばフェニル低級アルキルである。
複素環式残基R4け特に対応の単環式または多環式、特
に単環式、二環式または三環式残基であり。
その例として1−4個の環窒素原子及び場合によっては
酸素及び硫黄から選択された追加の環へテロ原子を含む
、場合によつては部分飽和された単環式5員または6員
へテロアリール残基があり、例えば、対応の芳香族性ア
ザ−、シアデー、トリアザ−、テトラアゾ−、オキサ−
、オキサデー、オキサシアデー、オかサトリアデー、チ
ア−、チアデー、チアシアデーまたはチアトリアデー環
式残基、または対応のジヒドロ−またけテトラヒドロ−
残基、場合によりてけこのような5員または6員残基の
、場合によっては部分飽和されたベンゾ−、ジペンゾ−
、ピリド−またはピリミド誘導体などである。該当なヘ
テロアリール残基R4け2−または3−ピロリルのよう
なピロリル、2−14−またけ5−イミダゾリルなど、
イミダゾリルのようなピラゾリル、または3−またけ4
−ピラゾリルのようなピラゾリル、1.2.3−トリア
ゾール−4−イル、1.2.4−トリアゾール−5−イ
ルまたFi]、2.4− )リアゾール−3−イルのよ
うなトリアゾリル、IH−または2H−テトラゾール−
5−イルのようなテトラゾリル、2−13−またFi4
−ピリジルのようなピリジル、2−14−または5−ピ
リミジルまたはピラジニル、例えば2−ビラジニルのよ
うなジアジニル、1.2.4− )リアジン−6−イル
または1.3.5− トリアジン−24111、・ 一イルのようなトリアジニル、2−または3−フリルの
ようなフリル、2−また#′i3−チェニルのようなチ
ェニル、2−または4−オキサシリルのようなオキサシ
リル、1,2.4−オキサジアゾール−3−イル、1.
2.5−オキサジアゾール−3−イル、]、]2.4−
オキサジアゾールー5−イまたは1.3.4−オキサジ
アゾール−2−イルのようなオキサジアゾリル、3−イ
ソキサゾリルのようなインキサゾリル、2−または4−
チアゾリルのようナチアゾリル、1.2.4−チアジア
ゾール−3−イル、] 、 2.5−チアジアゾール−
3−イル、1,2.4−チアジアゾール−5−イルまた
は1,3.4−チアジアゾール−2−イルのようなチア
ジアゾリル、または3−またけ4−インチアゾリルのよ
うなインチアゾリルである。上記5員及び6員へテロア
リール残基は部分飽和形態であってもよい。このような
残基としては、2.3−ジヒPロイオダゾールー4−イ
ルのようなジヒドロイミダゾリル、1.2−ジヒドロピ
リド−3−イルのようなジヒドロピリジル、1,2−ジ
ヒドロピリミド−4−イルのようなジヒドロピリミジル
、2.3−ジヒドロピラジン−5−イルまたは3.4.
5.6−テトラヒドロピラジン−2−イルのようなジヒ
ドロ−及びテトラヒドロ♂ラジニル、または2,3.4
.5−テトラヒドロ−1,2,4−)リアジン−6−イ
ルのようなジヒドセーまたはテトラヒドロトリアジニル
である。上記へテロアリール残基の多環式誘導体は例え
ばインド9−ルー3−イル、ベンジSダシ−ルー2−イ
ル、ベンゾピラゾール−3−イル、キノリン−2−イル
またけキノリン−4−イル、ベンゾチアゾール−2−イ
ル、ベンゾキサゾール−2−イル、ピリド[2,3−b
lピリド−3−イルまたはピリド(2,3−blピリド
−4−イルである。
複素環式低級脂肪族残M R4Fi例えば上記炭素原子
を介して結合する複素環残基の1つまたは2つ、@If
C1)Kよって、筐九Fi場合によつては部分飽和した
基環式5員ま九け6員の、環窒素原子を介して結合し、
環へテロ原子として1〜411素原子を含むヘテロアリ
ール残基によって置換された低級アルキル残基である。
上記窒素原子を介して結合する残基としては、例えば、
イミダゾール−1−イル、テトラヒドローまたは4.5
−ジヒドローイ2ダシールー1−イル、ビラノール−1
−イル、1,2.4−)リアゾール−1−イル%1,2
.3−トリアゾール−1−イル、テトラゾール−1−イ
ル、テトラゾール−2−イル、1−ピリジニオ、】、2
−ジヒドロ−1−ピリジル、1,4−ジヒドロ−1−ピ
リジル、】、2−ジヒドロ−ピリミド−】−イルまたは
1,4−ジヒドロ−ピリミド−1−イルなどが挙げられ
る。
上記有機残基R4tj非看換であふか、または例えば、
場合によってはヒドロキシ、低級アルコキシ、フェニル
低級アルコキシ、低級アルカノイルオキシまたはハロゲ
ンのようなエーテル化またはエステル化された包接被保
護ヒドロキシ、場合によってはエーテル化されたメルカ
プト、例えばメルカプト、低級アルキルチオまたはフェ
ニルチオ、低級アルキルによって:ヒドロキシ、低級ア
ル;キシ、場合によつてはエステル化またはアミド化さ
れたカルボキシ、例えばカルボキシ、低級アル;キシカ
ルがニルまたはカルバそイル、場合によってはN−低級
アルキル化されたアミノ、例えばすSノ、低級アルキル
アミノまたはジ低級アルキルアζノ、低級アルキレンア
ミノ、低級アルケノイルア2ノ、場合によってはアミノ
及、び/またはカルボキシで置換された低糾アルコキシ
カルがニルアtノ、メルカプト、低級アルキルチオまた
はスルホで置換された低級アルキルによりて:低級アル
キレン、場合によっては低級アルかル化されたアゾ低級
アルキレン、オキサ−、ジオキサ−ま喪は千ア低級アル
キレン、場合によって置換された包接被保護アミノ、例
えばアミノ、低級アルキルアミノ、ジ低級アルキルアz
ノ、低級アル皐しンアミノ、グアニジノ、カルバモイル
アミノ、アジルアζノ、例えば低級アルケノイルアζノ
、または場合によってはアミノ及び/ま念はカルボキシ
で置換された低級アルコキシカルがニルアミノ、場合に
よって機能変成された包接被検膜カル?キシまた社スル
ホ、例えばカルボキシル、エステル化カルボキシル、例
工ば低級アルコキシカルがニル、ア2ド化カルがキルル
、例えばカルバそイルまたFiN−モノ−またけN、N
−ジ低級アルキル化カルバ七イルのように場合によって
は置換されたカルバそイル、シアノ、スルホtfF、は
スルファモイル、場合によつては例えば低級アルキル、
ニトロ、72ノ、ヒドロキシ、低級アルコキシ、カルボ
キシ及び/lた。はハロゲンで置換されたフェニル、シ
クロアルキル、ニトロ、オキソ及び/またはオキシドに
よって、例えば七ノーまたけIリー、特にモノーオたF
iレジ−さらにはトリー置換の形で置換されている場合
もある。
アシル基R6は15個またはそれ以下の炭素屏子を有し
、例えば、カルN:/fll、炭酸半エステル、カルバ
ミン酸、置換カルバミン酸、チオカルバ27醗、置換チ
オカルバミン酸、スルホン酸、ア建ドスルホン酸または
置換アミPスルホシ醗のアシル基である。このような残
基は例えば低級アルカノイル:ヒドロキシ、低級アルコ
キシ、アきノ、ハロゲン、カルボキシ及び/またはシア
ンで置換された低級アルカノイル、低級アルケノイル、
シクロアルカノイル、ベンゾイル:アミノ、低級アルキ
ルアミノ、ジ低級アルキルアξノ、低級アルカノイルア
ミノ、カルボキシ、シアノ、ニトロ、ハロゲン及び/オ
たは低級アルキルで置換されたベンゾイル、フェニル低
級アルカノイル、低級アルカノイル部分においてヒドロ
キシまたけアミノで置換されたフェニル低級アルカノイ
ル;ヘテロシクリルが複素環式または複素環式低級脂肪
族残基R4の定義に関連して示した、場合によっては置
換され、場合によっては部分飽和状態の5−またけ6−
負の単環式へテロアリール残基であるか、ま念は場合に
よってはオキシ、スルホ、低級アルコキシスルホニル、
スルファモイル、低級アルキル及び/またはヒドロキシ
で置換された5−または6−員のジアゾシクロアルカン
残基、例えばテトラヒドロ−1−イミダゾリルまたはピ
ペラジニー1−イルであるとしてヘテロシクリルカルが
ニル:低級アルコキシカル−ニル、またはカルボキシ及
びアミノでa換された低級アルコキシカルボニル、ペン
ジルオキシカル〆ニル、カルバモイル、アニリノカルが
ニルN−モノ−またe:iN、N−ジ低級アルキル化カ
ルバモイル、低級アルキル−チオカルバモイル、スルホ
、低級アルカンスルホニル。
ハe2グンf1m−eRアルカンスルホニル、ペンぜン
スルホニルまたはスルファモイルなどでアル。
アシル残基R6としてけアミノ保護基に関連して述べた
アシル残基も含まれる。
この明細書において、基及び化合物の定義に関連して使
用する1低級”という表現は、問題の基または化合物が
、特に例外として指摘しない限り、1〜7侭、好ましく
は1〜4個の炭素原子を含むことを意味する。
ヒドロキシ置換低級アルキルR1は特にヘネム環構造に
対するα−位置をヒドロキシで着換された低級アルキル
であり、例えばヒドロキシエチル、l−ヒドロキシエチ
ル、1−ヒドロキシゾロデー1−イル、2−ヒドロキシ
ゾロデー2ニイル、1−ヒトロキシデチ−1−イルまた
は2−ヒトaキシブチ−2−イルを意味する。
低級アルカノイルオキシメトキシカル?ニルは例えばア
セトオキシメトキシカル〆ニルまたはピパロイルオキシ
メトキシカル?ニルである。
α−アアミ倣級アルカノイルオキシメトキシカカルエル
は側光ばグリシルオキシメトキシカルボニル、L−バリ
ルオキシメトキシカルがエルまた#iL−ロイシルオキ
シメトキシカルカルルである。
低級アルカノイルアミノメトキシカルがニルは例えばア
セトアミノメトキシカルボニルである。
1−41kRアルコキシ力ルIエルオキシ低級アルコキ
シカルゲニルは側光ばエトキシカル?ニルオキシメトキ
シカル?ニルま九Fil−エトキシカルがニルオキシエ
トキシカル−エルである。
l−似級アルコキシ低級アルコキシカル♂ニルは例、t
ばメトキシメトキシカルゲエルまたは1−メトキシエト
キシカルボニルである。
ジオキソレン環の5−位置が場合によっては低級アルキ
ルまたはフェニルで置換されている2−オキソ−1,3
−ジオキシレン−4−イル−メトキシ基は特に5−フェ
ニル−1好ましくは5−メチル−2−オキソ−1,3−
ジオキソレン−4−イル−メトキシ基である。
低級アルキルは例えばn−プロピル、インプロピル、h
−ブチル、イソブチル、第2ブチルまたは第3ブチル、
さらにはn−ペンチル、n−ヘキシルまたはn−へブチ
ルなとであるが、好ましくはメチルまたはエチルである
低級アルケニルは2〜4個の炭素原子を有し、例えばビ
ニル、アリル、2−メチルアリル、n−プロペニルまた
はイソプロペニルなどである。
シクロアルキルは3〜8個、#に5または6個の環構成
i4を有し、例えばシクロインチルまたはシクロヘキシ
ル、さらKFiシクロプロピル及びシクロアルキルなど
であり、シクロアルケニル例えば5#または6個の環構
成負を、シクロアルカジェニルは例えば6個の環構成員
をそれぞれ含み。
例としては1−12−または3−シクロヘキセニル、1
−−または2−シフフィンテニルまたは1.4−シクロ
ヘキサジェニルなどが挙げられる。
フェニル低級アルキルは側光ばベンジル、1−フェニル
エチルまたは2−フェニルエチルナトテある。
低級アルコキシは例えばメトキシ、エトキシ、n−プロ
ピルオキシ、インプロピルオキシ、n−ブチルオキシ、
インブチルオキシまたは!l!3ブチルオキシ、n−ペ
ンチルオキシ、n−へキシルオキシまたFin−ヘプチ
ルオキシなどである。
フェニル低級アルコキシは例えばベンジルオキシまたは
1−7エニルエトキシである。
低級アルカノイルオキシは例えばホルミルオキシ、アセ
チルオキシまたはプロピオニルオキシである。
ハロゲンは例えば弗素、塩素、臭素または沃素である。
低級アルキルチオは例えばメチルチオまたはエチルチオ
、n−プロピルチオ、インプロピルチオま九Fin−1
チルチオなどである。
低級アルコキシカルボニルは例えばメトキシスルホニル
またはエトキシカルボニルでアル。
低級アルキルアミノは例えばメチルアミノ、メチルアミ
ノ、n−プロピルアミノ、インプロピルアミノまた#i
n−ブチルアミノであり、ジ低級アルキルアミノは例え
ばジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジ−n−プロピル
アミノまたはジインプロピルアミノを意味する。
低級アルキレンアミノは特に4〜6個の炭素原子を有し
、例えばピロリジノまたはピペリジノなどである。
低級アルカノイルアミノは例えばホルミルアミノ、アセ
チルアミノまたはプロピオニルアミノなどである。
場合によってはアミノ及び/またはカルボキシで置換さ
れる低級アルコキシカルゴニルアsノは例えばメトキシ
カルがニルアミノ、エトキシカル−ニルアミノ、インプ
ロポキシカルビニルアミノま念は2−アミノ−2−カル
ボキシ、エトキシカルがニルアミノなどである。
残基R4の置換基としての低級アルキレンFi直鎖構成
または有枝鎖構成であり、有機残基R4の隣位炭素及び
/またはへテロ原子を3−5炭素原子を介して結合させ
る。このような残基としては、】、3−プロピレン、1
,4−ブチレン、1−またけ2−メチル−1,3−プロ
ピレンまたは2.2−ジメチル−1,3−プロピレンな
どが挙げられる。残基R4及びR5によりて構成され、
場合によってはヒドロキシまたはオキソで置換される低
級アルキレン基は特に、プロピレン基の炭素原子1が残
基−N−R6に隣接する1、3−プロピレン、2−ヒド
ロキシ−1,3−プロピレンまたFil−オキソ−1,
3−プロピレンである。
場合によっては低級アルキル化されるアゾ仮締アルキレ
ン、オキサ低級アルキレン、ジオキサ低級アルキレンま
たはチア低級アルキレンは特に直鎖構成であるが、有枝
鎖構成の場合もあり、例えば有!険aG14中の隣位炭
素原子及び/またはヘテe+原子を3〜5個の炭素原子
を介して結合させる。
このような残基の例としては、】−ま之は2−7デー1
.3−プロピレン、1−アゾ−1,4−ブチレン、1−
メチル−1−アゾ、1−エチル−1−アゾ−12−メチ
ル−2−アザ−または2−エチル−2−アザ−1,3−
プロピレンまたal−メチル−1−アゾ−ま売は2−メ
チル−2−アゾ−1,4−ブチレン、1−オキサ−11
,3−ジオキサ−11−チア−または】、3−ジチア−
1゜3−プロピレン、またFil−オキサ−11,4−
ジオキサ−11−チア−または1,4−ジチア−1,4
−ブチレンが挙げられる。
N−モノー低級アルキル化カルバモイルは側光ばN−メ
チル−1N−エチル−またけN−プロピルカルバモイル
であ、Q、N、N−ジー低級アル謳ル化カルバモイルは
例えばN、N−ジメチルーマたFiN、N−ジエチルカ
ルバモイルを意味する。
低級アルカノイルは例えばホルミル、アセチルまたはプ
ロピオニル:低級アルケノイルは例えばアクリロイル:
シクロアルカノイルは5〜7個の炭素原子を有し、例え
ばシクロヘキサノイルであり、フェニル低級アルカノイ
ルは例えばフェニルアセチルである。
低級アルコキシスルホニルは例えばメトキシスルホニル
またはエトキシスルホニルである。
場合によってはアミノ及びカルボキシで置換される低級
アルコキシカルがニルから成る残基R6は例えばメトキ
シカル−ニル、エトキシカルボニル、n−ゾロ−キシカ
ルがニルまたは2−アミノ−2−カルボキシエトキシカ
ルがニルである。
低級アルキルーチオカルバモイルは例えばメチルーチオ
カルバモイルまたけエチル−チオカルバモイルである。
低級アルカンスルホニルは例えばメタンスルホニル、エ
タンスルホニルまタハデロノダンスルホニルである。
好適な低級脂肪族R4は例えばメチル、エチル、イソプ
ロピル、イソブチルまたは第2ブチルのような低級アル
キル、またはとドロキシ、低級アルコキシ、例えばメト
キシまたけエトキシ、低級アルカノイルオキシ、例えば
アセチルオキシ、塩素や臭素のようなハロゲン、メルカ
プト、メチルチオのような低級アルキルチオ、アミノ、
メチル−またけエチルアミノのような低級アルキルアミ
ノ、ジメチルアミノのようなジ低級アルキルアミノ、カ
ルパモイルアミノ、グアニジノ、アセチルアミノのよう
な低級アルカノイルアミノ、アミノ及びカル?キシ雪換
低級アルコキシ−1例えば2−アミノ−2−カルボキシ
エトキシカルボニルアミノのようなエトキシカル?ニル
アミノ、カルゲキシル、メトキシ−またはエタンスルホ
ニルのような低級アルコキシカルボニル、カルバモイル
、スルホ、スルファモイル及び/またはオキソでf換さ
れた特にメチル、エチル、n−プロピルまたはn−ブチ
ルのような低級アルキルである。このような低級脂肪族
残基R4の代表的なものはメ°チル、インプロピル、イ
ソブチル、tJc2ブチル、ヒドロキシメチル、1−ヒ
ドロキシエチル、メルカプトメチル、2−メチルチオエ
チル、3−アミノプロピル、4−アミノブチル、3−グ
アニジルプロピル、3−カルパモイルアξノデロビル、
カルfdPジメチル、カルバモイルメチル、2−カルボ
キシエチル、2−カルバモイルエチル、カルボキシルま
たはメトキシカルがニルのような低級アルコキシカルが
ニルである。
芳香性低級脂肪族残基R4は例えば、場合によっては置
換されるフェニル低級アルキル特にフェニルメチルまた
はフェニルエチルであり、この場合、置換基はメチルの
ような低級アルキル、ニトロ、ヒドロキシ、メトキシま
たはエトキシのような低級アルコキシ、カルボキシ及び
/または例えば塩素のようなハロゲンである。
好適な脂環式残基R4は1−または2−シクロヘキセニ
ルのようなシクロアルケニル、または特に1.4−シク
ロヘキサジェニルの゛ようなシクロヘキサジェニルであ
る。
以下余白 峯 芳香族炭化水素残基R4#:tフェニル、またはアミノ
、例えばメチル−またはエチルアミノのような低級アル
キルアミノ、ジメチルアミノのようなジ低級アルキルア
ミノ、メチルのような低級アルキル、2−アミノエチル
のようなアミノ低級アルキル、2−メチルアミノエチル
のような低級アルキルアミノ低級アルキル、2−(2−
アミノ−2一カルーキシーエトキシカルMニルアミノ)
−エチルのようなアミノ及びカルボキシ置換低級アルコ
キシカル?ニルアミノ低級アルキル、2−アミノ−2−
カルボキシエトキシカルボニルアミノのよりなアミノ及
びカルボキシ置換低級アルコキシカルがニルアミノ、ニ
トロ、ヒドロキシ、メトキシまたはエトキシのような低
級アルコキシ、塩素や臭素のようなハロゲン、またはカ
ルボキシで置換される。特にモノ置換の、ただし場合に
よって/fiジ置換のフェニ〃である・ 複1A環残基R4は特に1−メチル−2−ピロリルまた
は4.5−ジヒドロ−3−ピロリルのような、低級アル
キルで置換される−はリルまたはゾヒy四ピロリ〃、あ
るいFi2−.4−または5−イミダゾリルまたは2−
アミノ−4−イミダゾリルのようなイミダゾリルや3−
ピラゾリルのようなピラゾリルのような、場合によつて
はカル?キシ、低級アルキル、アミン低級アルキルまた
はアミノで置換されるジアゾリル、対応の非置換残基、
1−メチル−IH−1,2,3−)リアゾール−4−イ
ル、5−メチ〃−オたけ5−アミノ−IH−1,2,4
−)リアシー)v−3−イル、3−メチ)v−1−フェ
ニル−IH−1,2,4−トリアゾール−5−イル、ま
たは5−カルボキシメチル−または5−フェニ/I/−
IH−1,2,4−)リアシー/I/ −3−イルのよ
うなIH−1,2,3−トリアゾール−4−イル、IH
−1,2,4−)リアゾール−3−イル、またはIH−
1,2,4−トリアゾール−5−イルのような、場合に
よつては低級アルキル、アミノ、力、/I/、1キシ低
級アルキル及び/またはフェニルで置換されるトリアゾ
リル、場合によつては低級アルキル、カルボキシ低級ア
ルキル、スルホ低級アルキル、ジ低級アルキルアミノ低
級アルキ/L/またはハロゲンや含有フェニルのような
置俟基で置換されるIH−または2H−テトラゾール−
5−イルのようなテトラゾリル、例えばIH−テトラゾ
ール−5−イル、1−力、A/?キシメチル−,1−(
2−力/I/ゴキシエチ/I/)−,1−(2−スルホ
エチル)−,1−(2−ジメチルアミノエチAI)−ま
たは1−フェニル−III−テトラゾール−5−イル、
6合によっては低級ア/I/會ルまたはアミノで置換さ
れる、2−または4−チアゾリル、またはインチアゾリ
ル、(例えば3−インチアゾリルのようなチアゾリル、
例えば2−チアゾリル、2−アミノ−4−チアゾリル、
4.5−ジメチ/l/−2−チアゾリルまたは3−イソ
チアゾリル、場合によっては低級アルキル、ヒドロキシ
、アミノまたは低級アルキルアミノで置換される1、2
.5−チアジアゾール−3−イル、1.3..4−チア
シアゾール−2−イル、1.2.4−チアジアゾール−
3−イyまたは1.2.4−チアジアゾール−5−イル
のようなチアジアゾリル、例えば、対応の非置換基、5
−メチル−または5−アミノ−1,3,4−チアジアゾ
ール−2−イル、3−メチル−1,2,4−チアジアゾ
ール−5−イル、5−アミノ−または5−メチルアζノ
ー1.2.4−チアジアゾール−3−イルまたは4−ヒ
ドロキシ−1,2,5−チアジアゾ−/l/−3−イ〃
、場合によってはアミノ、低級アルキル及び/またはフ
ェニルで置換される、2−または4−オキサシリルまた
は3−イソキサゾリルのようなオキサシリルまたはイソ
中すゾリル、例えば、対応の非置換基、4−メチル−2
−オキサシリル、4.5−ジフェニル−2−オキサシリ
ル、2−アミノ−4−オキサシリルまたは5−メチ)w
−3−イソキサゾリル、場合によつては低級アルキ〃、
アミノまたはニトロ置換フェニルで置換される。1.2
.4−オキサシアシリ−5−イル、1.’2.4−オキ
サジアゾールー3−イルまたは1,3.4−オキサシア
ゾール−2−イルのようなオキサゾアゾリル、例えば。
対応の非置換基、5−メチ/I/−1,3,4−オキサ
ジアゾール−2−イル、5−フェニル−1,3,4−オ
キサジアゾール−2−イルまたFis−(4−ニトロフ
ェニル)−1,3,4−オキサジアゾ−)v −2−イ
ル、場合によってはハayン、低級アルキルまたはアミ
ノ低級アルキルで置換される、2−または3−フリ/I
/または2−または3−チェニルのようなフリJ%/ま
たはチェニル、例えば、対応の非置換基、5−メチル−
または5−アミノメチル−2−フリル、または5−アミ
ノメチ)v−2−チェニル、場合によってはヒドロキシ
、ハロゲン、低級アルキル、アミノ及び/またはオキシ
yで置換される。2−.3−または4−ピリジルのよう
なピリジル、例えば、対応の非置換基。
1−オキシP−2−ピリジA/または4−り四ルー1−
オキシドー2−ピリジル、または場合によつては低級ア
ルキ〃、アミノ、ジ低級アルキルアミノ、オキシド及び
/または力/I/コキシで置換される、1.2−ジヒド
ロ−4−ピリミジルのような1.2−ジヒドロピリミジ
ル1例えば、2−オキソ−1,2−ジヒドロ−4−ピリ
ミジル、6−メチル−15−メチル−16−アミノ−1
6−ジメチルアミノ−15−力)vMキシ−または6−
カルボキシ−2−オキソ−1,2−ジヒrロー4−ピリ
ミジルである。
複素環低級脂肪族残基R4は場合によつては置換される
ヘテロシクリルメチル残基1例えば、場合によっては低
級アルキ〃またはノSofンで置換される、ビロール−
1−イル−メチル、3−メチル−ビロール−1−イル−
メチル、3.4−ジクロル−ビロール−1−イル−メチ
ル、2.3−または2.5−ジヒドロビロール−1−イ
ル−メチルのようなピロール−1−イ〃−メチルまたF
iジヒrローピロール−1−イル−メチル、場合によっ
ては低級アルキ〃で置換されるイミダゾール−1−イル
−メチル、イミダゾール−4−イル−メチルまたはピラ
ゾール−1−イル−メチルのようなジアゾリルメチル、
@合によっては低級アルキル、カルゼキシ低級アルキル
、アミノ及び/またはフェニルで置換されるIH−1,
2,3−トリアゾール−1−イル−メチル、IH−1,
2,4−トリアゾール−1−イル−メチルまたはIH−
1,2,3−トリアゾール−3−イル−メチルのような
トリアゾリルメチy1例えば対応の非置換残基、4−ま
たは5−メチ”−”*2+3−)リアゾール−1−イル
−メチル、5−メチル−15−アミノまたは5−フェニ
ル−IH−1,2,4−トリアゾール−3−イル−メチ
ル、場合によつては低級アルキル、カルボキシ低級アル
キル、スルホ低級アルキy、ジ低級アルキルアミノ低級
アルキル、アミノまたは場合によつてはハロダン置換フ
ェニルで置換されるIH−テトラゾ−/l/−1−イル
−メチル、2H−テトラゾール−2−イル−メチルまた
はIH−テトラゾール−5−イル−メチ〃のようなテト
ラゾリルメチル、例えば、対応の非置換残基、5−アミ
ノ−15−カルボキシメチル−,5−(2−カルボキシ
エチ/&/)−15−スルホメチル−15−(2−ジメ
チルアミノエチ/I/)−または5−7エニルーIH−
テトラゾール−1−イル−メチル、5−アミノ−15−
カルボキシメチル−15−スルホメチル−、5−(2−
ジメチ〃アミノエチ/I/)−または5−フェニル−2
H−テトラゾ−/I/−2−イル−メチル、または1−
(2−力/L/&キシエチ/I/)−または1−(2−
ジメチルアミノーエチ/I/)−2H−テトラゾール−
5−イル−メチル、非置換または特にオキソによって、
加えて場合によつてはハロゲノによりでも置換される。
ビリジニオメチル、2−13−または4−ピリジルメチ
ルまたは1.2−またけ1.4−ジヒドロビリー−1−
イルのようなピリジルまたはジヒドロビロールメチル、
例えば、2−オキソ−1,2−ジヒy瞠ピリドー1−イ
ルーメチルまたは4−オキソ−1,4−ジヒドロビリr
−1−イル−メチル、場合によつては特にオキソにより
、加えて場合によつては低級アルキル、アミノ、ジ低級
アルキルアミノまたはカル?キシによつても置換される
。21−1.2−ジヒド京\・ −または4H−1,4−ジヒドロービリミy−1−イル
−メチルのようなジヒドロピリミP−1−イル−メチル
、例えば、2−オキソ−1,2−ジヒrローfリミドー
1−イルーメチル、6−メチ、ルー、5−メチル−16
−アミノ−16−ジメチルアミノ−,5−カ/L/?キ
シ−または6−カルボキシ−2−オキソ−1,2−ジヒ
ドロ−ピリミド−1−イル−メチルまたは4−オキソ−
1,4−ジヒrローピリミドー1−イルーメチル、また
は2−フリルメチルのようなフリルメチル、2−チェニ
ルメチルのようなチェニルメチル、場合によつてはアミ
ノで置換されるオキサシリルメチル、チアゾリル−メチ
/L/またはチアジアゾリルメチル、例えば、2−アミ
ノ−オキサゾール−4−イル−メチル、2−アミノ−チ
アゾール−4−イル−メチ、FI/lたは5−アミノ−
1,2,4−チアジアゾール−3−イル−メチル、また
は例えばインV−/!/−3−イルーメチルのようなイ
ンドリルメチルである。
以下余白 残基R1としてはヒドロキシメチル、特Kl−ヒドロキ
シエチルが好ましい。
生理的条件下で分離可能なエステル化カルゴキシル基R
2としては、アセトオΦジメトキシカルIニル1−aは
ピパロイルオキシメトキシカルが二ルノヨウな低級アル
カノイルオキシメトキシカルボニル、及び1−エトキシ
カルがニルオキシエトキシカルゲニルのよりな】−低級
アルコキシカル−ニルオキシ低級アルコキシカルゲニル
が好ましい。
残基R3としては水素が好ましい。
式(1)で表わされる好ましい化合物においては、残基
−〇(=0)−CH(−R4)−N(R5,R6)は天
然の、特に遺伝コード化α−アミノ酸のアシル残基、例
えば、グリシン、アラニン、バリン、プロリン、セリン
、スレオニン、メチオニン、トリプトファン、チロシン
、アスノ譬うギン、アスノ4ラギン酸、グルタミン、グ
ルタミン酸、リジン、アルギニンまtはヒスチジンのア
シル残基、ホモセリン、フェニルシリル、4−ヒドロキ
シフェニルグリシン、α−アミノ酪酸、シトルリン、オ
ルニチン、3−ヒドロキシプロリンまたはピロリジン−
5−オン−2−カル?ン酸のアシル残基、ま之はそのN
−低級アルキル化誘導体、例えばN−メチル誘導体であ
る。このようなアシル残基は天然、即ち、L−配置だけ
でなくD−配置または両装置の混合形式(DL−形式)
で本存在し得る。
式中で表わされる化合物中の官能基、例えば。
残基R1及びカルボキシル基R2中のヒドロキシ−、カ
ルボキシ−、アミノ−またはスルホ 基、特ニヒドロキ
シ基はベネム−、ペニシリン−、セファロスポリン−及
びペプチド化学に利用される保護基によって保護されて
いる場合がある。このような保護基は式(I)の化合物
を前段階から合成する際に、好ましくない縮合反応、置
換反応などから該当官能基を保護する。
このような保護基は容易に、即ち、有害な副次反応を伴
なうことなく、例えば加溶媒分解、還元、または生理的
条件下での分離が可能である。
このような保護基及びその導入、分離については、例え
ば下記文献に記載されている。
J、F、W、 MeOml*著″Prot@ct1v@
Groups inOrganlc Cb+em1st
ry ’ 、 Pl@num Pra■、 Londo
n。
N@w Yarks 1973e T、W@ Greens  著 ’  Prot@ct
ive  Groups  inOrganlc 5y
nth@sig”、 Wlley、 N@w York
+ 1981eSehro@d@r及びLu*bk*共
著−The Pept1d@s ’*Vol 1. A
cademic Press、 London、 N@
w York。
1965゜ Houbsn−Weyl著″Mathoden der
 Organisch@nChemle ’ 、 Ba
nd 15/L G@org Thieme Verl
mg。
8tuttgart、 1974゜ 式(1)の化合物において、′聾基R1中のヒドロキシ
基、また残基R4またはR6中のヒドロキシ基は例えば
アシル基によって保護されていて屯よい。
好適なアシル残基は場合によってはハロゲンで置換され
る例えばアセチルま几はトリフルオルアセチルのような
低級アルカノイル、場合によつてはニトロで置換される
例えばベンゾイル、4−ニトロベンゾイルまfは2.4
−ジントロベンゾイルのようなベンゾイル、場合によっ
てはハロゲンによりて置換される例えば2−プロムエト
キシカルゴニルlt#’;i:2t2t2−)リクロル
エトキシカル?ニルのような低級アルコキシカルがニル
、例えばアリルオキシカル−ニルのような低級アルケニ
ルオキシカルボニル、例えばアリルオキシオキfIJル
のような低級アルケニルオキシオキザリル、または場合
によってはニトロで置換される例えば4−ニド四ベンジ
ルオキシカルがニルのようなフェニル低級アルコΦシカ
ルゲールである。その他の好適なヒドロキシ保護基とし
ては、例えばトリ置換シリル、即ち、トリメチルシリル
、ジメチル−(2,3−ジメチルブチル)−シリルま几
は第3ブチル−ジメチルシリルのようなトリ低級アルキ
ルシリル、例えば2−クロル−12−ブロム−12−N
−ドー及び2.2.2−トリクロルエチルのよう1k2
−ハロゲン低級アルキル基、及び場合によっては塩素の
ようなハロゲン、メトキシのような低級アルコキシ、及
び/またはニトロで置換される例えば対応のベンジルの
ようなフェニル低級アルキルが挙げられる。ヒドロキシ
保護基としては、トリ低級アルキルシリル、低級アルケ
ニルオキシカルゲニル、低級アルケニルオキシオキゾリ
ル及びハロゲン置換低級アルコキシカルがニルが好まし
い・カルボキシル基R2またはR4,′fiたは残基R
4またはR6中のカルボキシル基はエステル化された形
で保aされているのが普通であり、エステル基はおだや
かな還元性の1例えば水素添加分解またはおだやかな溶
媒添加分解1例えば酸添加分解、または特に塩基性また
は中性加水分解条件下に容易に分離する。保諭されたカ
ルd?中シル基はまた、例えば他のエステル化カルゲキ
シル基のような別の官能的に変性されたカルtキシル基
に変換し易いエステル化カルが中シル基である。
このようなエステル化カル?キシル基はエステル化作用
基として特に1−位置に分校のある。またはl−または
2−位置を適当に置換された低級アルキル基を含む。エ
ステル化された形で存在する力/I/ボキシル基として
は、メトキシカルボニル。
メトキシカルボニル、イソプロポキシカル?ニルteV
i第3ブトキシカル?ニル、及び1〜3個のアリール残
基または単環へテロアリール残基金倉ム(ヘテロ−)ア
リールメトキシ力ルゲニルのような低級アルコキシカル
ゲニルも好まシく、場合によっては低級アルキル、例え
ば、第3ブチルのような第3低級アルキル、塩素のよう
なハロゲン、及び/17’jはニトロによってモノ−ま
之はポリ置換される。このような基の例としては、上述
のように、4−ニトロペンシルオキシカルぎニルのよう
な置換されたベンジルオキシカル1ビニル、ジフェニル
メトキシカル−ニルのような置換され念ジフェニルメト
キシカル?ニル、トリフェニルメトΦシカル?ニル、ま
たは4−ピコリルオキシカルゲニルのような置換された
ピコリルオキシカル?ニル、マたは2−フルフリルオキ
シカルがニルのようなフルフリルオキシカル−ニルが1
’られる。
ほかに好ましい基としては、アセトニルオキシカル♂ニ
ル、アロイルメトキシカル?ニルのような低級アルカノ
イルメトキシカルボニルがアシ、アロイル基は特に、臭
素のようなハロゲンて置換されるベンゾイル、例えばフ
ェナシルオキシカルボニルのほか、2−ハロゲン低級ア
ルコキシカルボニルO!’)なハロゲン低級アルコキシ
カル♂ニル、例えば、2.2.2−)リクロルエトキシ
カル♂二)v、2−lロルエトキシカルゴニル、2−プ
ロムエトキシカルゴニルまtは2−ヨードエトヤシカル
ぎニル、または低級アルコキシが4−7炭素原子を含む
ω−ハロゲン低級アルコキシカカル二/’、 例、tハ
、 4− クロルブトキシカル?ニル、フタルイミドメ
トキシカルがニルや、アリルオキシカルボニルのような
低級アルケニルオキシカルが二#、t&ti2−位ll
を低級アルキルスルホニル、シアノまtはトリ置換シリ
ル、例えばトリ低級アルキルシリルまたはトリフェニル
シリルで置換された、2−メチルスルホニルエトキシカ
ルがニル、2−シアノエトキシカルがニル、2−)リメ
チルシリルエトキシカルがニルまたは2−(ジ−n−ブ
チル−メチル−シリル)−メトキシカルボニルのような
エトキシカルがニルである。
エステル化された形で存在する保護されたカルボキシル
基としては、ほかに、対応の有機シリルオキシカルノニ
ル基、ま之は対厄の有機スタンニルオキシカル−ニル基
がある。この場合、珪素原子または錫鳳子は置換基とし
て特にメチルやエチルのような低級アルキル、またはメ
トキシのような低級アルコキシを含む。好適なシリルま
たはスタンニル基#′i特にトリメチルシリルやジメチ
ル第3ブチルシリルのようなトリ低級アルキルシリル、
または例えばトリーn−ブチルスタンニルのような対応
の置換スタンニル基である。好ましい検版されたカル♂
キシ基R2′としては、4−ニトロベンジルオキシカル
−ニル、低級アルケニルオキシカル?ニル、特にアリル
オキシカルボニル、及び2−位置を低級アルキルスルホ
ニル、シアノまたはトリ低級アルキルシリル、例えばト
リメチルシリルまたはジ−n−ブチル−メチルシリルで
置換され定エトキシカル?ニル基が挙げられる。
保護され友アミノ基は例えば分離し易いアシルアミノ、
アシルイミノ、エーテル化メルカプドアZノ、シリルま
たスタンニルアミノ基の形で、またはエナミノ、ニトロ
またはアジド基として存在することができる。
対応のアシルアミノ基においてアシルは、18個までの
炭素原子を有する胃機酸、特に・場合によ2てldハロ
yyまたはフェニルで置換されるアルカンカルがン酸ま
tは場合によってはノ10rン、低級アルコキシまたは
ニトロで置換される安息香酸、または炭酸半エステルの
アシル9基などである。このよりなアシル基はホルミル
、アセチルまたはプロピオニルのような低級アルカノイ
ル、2−ハロfンアセチル、特に2−フルオル−12−
ブロム−%2−ヨードー12,2.2−)リフルオルー
または2,2.2−)リクロルアセチルのようなハロゲ
ン低級アルカノイル、場合によつては置換されるベンゾ
イルや、4−クロル−ベンゾイルのようなハロrンベン
ゾイル、4−メトキシベンゾイルのような低級アルコキ
シベンゾイル、または4−ニトロベンゾイルのようなニ
トロベンゾイルなどである。特に、アリルオキシカルが
ニルのような低級アルケニルオキシカルIニル、または
、場合によってはl−まtは2−位置を置換される、メ
トキシまtはエトキシカルIニルのような低級アルコキ
シカルボニル、場合によつては置換されるベンジルオ中
カル?ニルまたは4−二トロベンジルオキシカルがエル
、アロイルメトキシカルがニル(アロイル基は場合によ
っては臭素のようなハロゲンで置換されたベンゾイルで
ある)例えばフェナシルオ中シカルーニル、1*h2゜
2.2−)リクロルエトキシカルゲニル、2−クロルエ
ト中シカルーニル、2−ブロムエトキシカルぎニルll
:2−!i−ドエトキシカカルニルの!5な2−ハc1
fン低級アルコキシカルがニル、または2−()り置換
シリル)−エトキシカル−ニル、即ち、2−トリメチル
シリルエトキシカル−ニルまたは2−(ジ−6−ブチル
メチル−シリル)−エトキシカルぎニルのような21−
17低級アルキルシリルエトキシカル?ニル、または2
−トリフェニルシリルエトキシカル−ニルのよりな2−
トリアリールシリルエトキシカル−ニルなどである。
アシルイミノ基において、アシル残基は例えば12個ま
での炭素原子を有する有機ジカル2ン酸。
特にフタル酸のような対応の芳香族ジカルがン酸のアシ
ル残基である。このような基としては特にアシルイミノ
が挙げられる。
エーテル化メルカプトアミノ基としては特に、場合によ
ってはメチルまtは第3ブチルのような低級アルキル、
メトキシのような低級アルコキシ、j11素または臭素
のようなハロゲン、及び/またはニトロで置換されたフ
ェニルチオアミノ基ま友はピリジルチオアミノ基が挙げ
られる。該当の基としては2−または4−ニトロフェニ
ルチオアミノまたは2−♂リジルチオアミノがある。
シリル−まtはスタンニルアミノ基としては、特に、珪
素原子teFi錫原子が特に、メチル、エチル、n−エ
チルを念は第3ブチル、ま比はメトキシのような低級ア
ルコキシを置換基として含む有機のシリル−またはスタ
ンニルアミノ基が挙けられる。該当のシリル−またはス
タンニル基の代表的なものはトリ低級アルキルシリル、
時にトリメチルシリル、ジメチル第3ブチルシリル、ま
tはトリーn−ブチルスタンニルのような対応の置換ス
タンニルである。
保護されたアミノ基としては、ほかに、2−位置の二*
#合に例えばカル2=ル基のような電子吸引性置換基を
含むエナミノ基などがある。このような保1基は例えば
1−アシル−低級アルク−1−エン−2−イル慢基(こ
こでアシルは例えば酢酸のような低級アルカンカル♂ン
酸、場合によってはメチルま念は第3ブチルのような低
級アルキル、メトキシのような低級アルコキシ、塩素の
ようなハロゲン、及び/またはニトロで置換された安息
香酸、または特に炭酸半エステル例えば炭酸低級アルキ
ル半エステル例えば炭酸メチル半エステルまたは炭酸エ
チル半エステルの対応残基、及び低級アルク−1−二ン
、特Vcl−プロペンを表わす)である。該当の保護基
としては、特に。
1−アセチル−ゾロデー1−エン−2−イルノヨりなl
−低級アルカノイルデロデー1−エン−2−イル、マ友
は1−エトキシカルが二ループロデ−1−エン−2−イ
ルのような1−低級アルコキシカルがニルーゾロf−1
−二ンー2−イルカ挙げられる。
好ましい保鏝され几アミノ基は例えばアジド、7タルイ
ミド、ニトロ、低級アルケニルオキシカルがニルアミノ
、例えばアリルオキシカルがニルアミノ、及び場合によ
ってはニトロで置換されるベンジルオキシカル?ニルア
ミノなどである。
残基R4またはR6中に含まれる保護されたスルホ基の
代表的なものは脂肪族、脂環式、脂環式脂肪族、芳香族
ま友は芳香性脂肪族アルコール、例えば低級アルカノー
ルで、またはトリ低級アルキルシリルのようなシリル−
ま几はスタンニル残基でエステル化されたスルホ基であ
る。スルホ基において、とドロ牛シ基は例えばエステル
化カルボキシル基におけるヒドロキシ基のようにエーテ
ル化されていることもあり得る。
本発明の化合物の塩は特に式(1)の化合物の、製薬上
許容できる非毒性の塩である。このような塩は例えば式
(1)の化合物中に存在するカルボキシル−及びスルホ
基のような酸性基によって構成され。
代表的な例としては金属塩またはアンモニウム塩、例え
ばナトリウム−、カリウム−、マグネシウム−またはカ
ルシウム塩のようなアルカリ金属塩及びアルカリ出金属
塩、及びアンモニアまたは適当な有機アミノ1例えばト
リエチルアミンのような低級アルキルアミン、2−ヒド
ロキシエチルアミン、ビス−(2−ヒドロキシエチル)
−アミンま*#t)17スー(2−ヒドロキシエチル)
−アミンのようなヒドロキシ低級アルキルアミン、4−
アミノ安息香酸−2−ジエチルアミノエチルエステルの
ようなカル♂ン酸の塩基性脂肪族エステル、1−エチル
ピペリジンのような低級アルキレンアミン、ジシクロヘ
キシルアミンのようなシクロアルキルアミン、17’j
tiN、N’−ジベンジルエチレンジアミン、ジベンジ
ルアミンま&ViN−ベンジルーβ−7エネチルアミン
のようなベンジルアミンeVするアンモニウム塩である
。塩基性基、例えばアミノ基を有する弐〇の化合物は塩
酸、硫酸まtは燐酸のような無機酸と共に、まtは酢酸
、;ハク酸、フマル酸、マレ47521m石m、 シz
つ酸、クエン酸、安息香酸、マンデル酸、リンが酸、ア
スコルビン酸、メタンスルホン酸または4−トルエンス
ルホン酸のような適当fk有機カカルン酸またはスルホ
ン酸と共に酸付加塩を構成する。
酸性及び塩基性の基を有する式(1)の化合物は分子内
塩の形、即ち、両性イオン形式で存在することも可能で
ある。
単離ま之は精製が目的なら、薬剤として不適当な塩でも
利用できる。治療用には裏薬上許容できる非毒性の、従
って好ましい塩だけが使用される。
式(1)のペネム化合物は置換基R1に別のキシル中心
を有することができる。例えば、R−,8−またはラセ
ミR,S−配置中に置換基R1として1−ヒドロキシエ
チルが存在できる。式(I)で表わされる好ましいペネ
ム化合物におhて、非対称炭素原子を有する残基R1、
特にl−ヒドロキシエチルがR−配置を有する。
R4が水素以外のものである式(I)の化合物はメチン
−炭素原子−CH(R4) (NR,R6)に、R−,
8−またはラセミR,S−配置に存存し得るような別の
キシル中心を持つ。場合によっては残基R4゜R5及び
/またFiR6に含まれる別のキシル中心がR−,8−
またはR,S−配置中にも存在することがある。
従って、本発明は残基R1及び/または残基−CM(−
R4)−に別のキシル中心を持つ式(1)の化合物の純
粋な立体異性体及びその混合物に係わる。
式(I)の化合物は貴重な薬学的性質を有するか、また
は貴重な薬学的性質を有するこのような化合物を調部す
るための中間生成物として使用できる。
R1,がヒドロキシ置換低級アルキル、R3,R4゜R
5及びR6が式(1)に関連して述べたような意味を有
し、官能性基が保護されてい℃1\剰才′衣在し、R2
がカルボキシルま几は生理的条件下で分離可能なエステ
ル化カルボキシル基である式(1)の化合物、及び造塩
基を含むこのような化合物の製薬上許容できる塩は殺菌
作用を有する。
例えば、生体外(tn Vitro )でグラム陽性及
びグラム陰性の球菌、例えば黄色ブドウ球菌(5tap
hylococcua aureus ) 、化m連鎖
球菌(5treptococcus pyogsnes
 )、肺炎連鎖球菌(8treptoeoccus p
n@umonlae )及存糞便連鎖球菌(5trsp
tococaui fascalia )に対して約0
.05〜約16μpi/Illの最低濃度で、ま九グラ
ム陰性の杆菌、例えばI’ih内菌(Enteroba
et@riaceas )、インフルエンザ% (Ha
*mophilua 1nflu@nzas )s緑膿
菌(Ps@udomonas aeruginota 
) 、及び嫌気性菌、例えばらせんバクテロイデス (Baateroides )fiに対して約0.2〜
約32μI/Ijlの最低濃度で作用する。生体内(i
n vivo )では、例えば黄色ブドウ球菌によるマ
ウスの器官の感染症を対象に本発明の化合物を皮下まt
は経口投与すると、約1〜約io+*/vのED5o値
が得られる。
R,、R2,R,、R4,R5及びR6がすでに述べ几
意味を有し、官能性基が保護されていない形で存在する
弐〇の化合物は準薬剤の形(R2は生理的条件下で分離
可能なエステル化カルはキシル)だけでなく、遊離の形
(R2はカルボキシル)でも経口膜4において顕著な吸
収性を有する。経口投与における吸収といえるほどの吸
収が立証されているのは、ペネムの場合、米国特許第4
374844号から公知の(5R,6S)−2−エチル
チオ−6−((IR)−1−ヒドロキシエチル〕−2−
ペネム−3−カル♂ン酸(吸収率約94)と準薬剤形式
のペネムだけである。即ち、非アシル化基本ペネム(5
R,6B)−2−アミノメチル−6−ヒドロキシメチル
−2−Jネムー3−カルメン酸または(5R,6S)−
2−アミノメチル−6−((IR)−1−ヒドロキシエ
チル〕−2−ペネム−3−カルメン酸(ドイツ公開公@
第34.31980号から公知)はマウスに経口投与し
た場合、その吸収は僅かに約2.54である。これに対
して、R2がカルボキシルである本発明のペネムはマウ
スに経口投与した場合的15−40係が吸収される。
従って、本発明の化合物は例えば対応の薬剤形式で腸管
外、特に経口投与可能な殺菌性抗生物質として感染症の
処置に使用できる。
官能性基の少なくとも1つが保護さnた形式で存在する
式(1)の化合物は、上記薬学的有効な式(1)の化合
物を調製するための中間生成物として使用できる。
本発明は特に、R1がヒドロキシまたは保護されたヒド
ロキシで置換された低級アルキル:R2がカルボキシル
、生理的条件下で分離可能なエステル化カルゴキシルま
たは保護されたカルボキシルR2′;R5が水素または
低級アルキル;R4が水素ま念は低級アルキル、低級ア
ルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロ
アルケニルニル、フェニル、ナフチル、フェニル低級ア
ルキル、環炭素原子を介して結合する単環5員または6
員の1−4個の環窒素原子及び場合によっては酸素及び
硫黄から選択された補足的な環へテロ原子金倉む、場合
によっては部分飽箱したヘテロアリール残基、例えば芳
香族特性の相当するアゾ−、シアデー、トリアデー、テ
トラデー、オキサ−、オキサデー、オキサシアデー、オ
キサトリアデー、チア−、チアザ−、チアシアデーまた
はチアトリアザ−環状基ま友は対応のジヒドロまたはテ
トラヒドロ残基、またはこのような5員または6員残基
の、場合によっては部分飽和し念ベンゾ−、ジペンゾ−
、ピリド−またはピリミド誘導体、ま友は環炭素原子を
介して結合し、場合によっては部分飽和した上記ヘテロ
アリール残基の1つで、または環窒素原子を介して結合
する単環5員または6員の、1−4個の環窒素原子を含
む、場合によっては部分飽和したヘテロシクリル残基で
置換された低級アルキル残基であり、この残基R4が置
換されていないか、またはヒドロキシ、低級アルコキシ
、フェニル低級アルコキシ、低級アルカノイルオキシ、
ハロゲノ、メルカプト、低級アルキルチオ、フェニルチ
オ、低級アルキル[こnは場合によってはヒドロキシ、
低級アルコキシ、カルボキシ、低級アルコキシカル−ニ
ル、カルバモイル、場合によってはN−低級アルキル化
されているアミノ、低級アルキレンアミノ、低級アルカ
ノイルアミノ、低級アルコキシカルゲニルアミノ(場合
によつてはアミノ及び/またはカルボキシで置換さnて
いる)、メルカプト、低級アルキルチオまtはスルホで
置換されているものとする]、低級アルキレン−場合に
よっては低級アルキル化されているアゾ低級アルキレン
、オキサ低級アルキレ/、ジオキサ低級アルキルン、チ
ア低級アルキレン、アミノ、低級アルキルアミノ、ジ低
級アルキルアミノ、低級アルキレンアミノ、カルバモイ
ルアミノ、グアニジノ、低級アルカノイルアミノ、場合
によってはアミノ及び/!!たはカルボキシで置換され
之低級アルコキシカル?ニルアミノ、カルボキシル、低
級アルコキシカルブニル、カルバモイル、N−モノ−ま
念はN、N’−ジ低級アルキル化カルバモイル、シアノ
、スルホ、スルファモイル、場合によっては低級アルキ
ル、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、低級アルコキシ、カ
ルボキシ及び/またはハロゲンで置換されたフェニル、
シクロアルキル、ニトロ、オキソ及び/またはオキシド
によって置換されておシ;R5が水素、低級アルキル、
またはR4と共にヒドロキシま几はオキソで置換された
低級アルキレ/;R6が水素、低級アルキル、低級アル
カノイル、ま友はヒドロキシ、低級アルコキシ、アミン
、ハロゲン、カル1にキシ及び/マたはシアンで置換さ
れた低級アルカノイル;低級アルケノイル、シクロアル
カノイル、ベンゾイル、またはアミノ、低級アルキルア
ミノ、ジ低級アルキルアミノ、低級アルカノイルアミノ
、カルseキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ及び/また
は低級アルキルで置換されたベンゾイル、場合によって
はアミノteはヒドロキシで置換され友フェニル低級ア
ルカノイル、ま念はへテロシクリルカル〆ニルであり、
ヘテロシクリルが84の定義に際して示した、場合によ
っては部分飽和し、場合によっては置換された5員また
は6員単環へテロアリール残基ま念は場合によってはオ
キソ、スルホ、低級アルコキシスルホニル、スルファモ
イル、低級アルキル及び/またはヒドロキシで置換され
た飽和5員ま念は6員ゾアザシクロアルカン残基の1つ
を意味し;低級アルコキシカルボニル、カルボキシ及び
アミン置換低級アルコキシカルゲニル、ペンゾルオキシ
カルブニル、カルバモイル、アニリノカル?ニル、N−
モノ−またはN、N−ジ低級アルキル化カルバモイル、
低級アルキルチオカルバモイル、スルホ−低級アルカン
スルホニル、゛ノ10デン置門(lt7*カンスルホニ
ル、ベンゾスルホニル、アミノ、ハロゲン、低級アルキ
ルまたはニトロ置換ペンシルスルホニル、スル7アモイ
ルマ之ハアミン保護基である式(I)の化合物、及び特
に残基R1及び/またはメチン−炭素原子−〇H(R4
)(NR5R6)にキシル中心を持つ式(1)の化合物
の光学異性体、これらの光学異性体の混合物、及び造塩
基を含む前記式(I)の化合物の塩に係わる。
本発明は主として、R1がα−位置においてヒドロキシ
または保護され几ヒドロキシ例えばトリ低級アルキルシ
リルオキシ、2−ハロゲン低級アルコキシカルがニルオ
キシ、低級アルケニルオキシカル?ニルオキシ、讐たは
場合によってニトロで置換されたフェニル低級アルコキ
シカルボニルオキシによって置換された低級アルキル;
R2がカルブキシル、保護されたカルブキシル例えば低
級アルケニルオキシカルがニル、ニトロで置換されてい
ることのあるペンゾルオキシカルブニル、低級アルカノ
イルメトキシカルゲニル、2−ハロダン低級アル低級ア
ルカンスルホニル−トリ低級アルキルシリルエトキシカ
ル?ニル、または生理的条件下で分離可能なエステル化
カルボキシル基例えばx−低級アルコキシカルブニルオ
キシ低級アルコキシカルボニル、低級アルカノイルオキ
シメトキシカル−ニル、α−アミノ低級アルカノイルオ
キシメトキシカカルニルまたはフタリシルオキシカルボ
ニル;R3が水素または低級アルキル;R4が水素、低
級アルキル、ま念はヒドロキシ、低級アルコキシ、ハa
)fン、メルカプト、低級アルキルチオ、アミノ、低級
アルキルアミン、ジ低級アルキルアミノ、低級アルカノ
イルアミノ、グアニゾノ、カルバモイルアミノ、カルボ
キシ、低級アルコキシカルブニル、カルバモイル、スル
ホ及び/またはオキシで置換された低級アルキル、5個
または6個の炭素原子を含むシクロアルケニル、6個の
炭素原子を含むシクロアルカノイル、フェニル、または
ヒドロキシ、低級アルコキシ、アミノ、低級アルキルア
ミノ、ノ低級アルキルアミノ〜アミノ低級アルキル、ま
たはアミノ及びカルボキシで置換された低級アルコキシ
カルボニルアミノ、またはカルボキシ及びアミノ置換低
級アルコキシカルボニルアミノ低級アルキルで置換され
たフェニル:場合によっては低級アルキル、ニトロ、ア
ミノ、ヒドロキシ、低級アルコキシ、カルボキシ及び/
またはハロゲンで置換されたフェニル低級アルキル;環
炭素原子を介して結合し、場合に゛よっては低級アルキ
ル、アミン低級アルキルまたはアミノで置換されたイミ
ダゾリル例えば2−または4−イミダゾリル、ピラゾリ
ル例えば3−ぎラゾリル、場合によってはアミノで置換
され念トリアゾリル例えばIH−1,2,4−)リアゾ
ール−3−イルまたはIH−1−2,4−)リアゾール
−5−イル、場合によっては低級アルキル、カルメキシ
低級アルキル、スルホ低級アルキルまたはジ低級アルキ
ルアミノ低級アルキルで置換されたテトラゾリル例えば
IH−または2H−テトラゾール−5−イル、場合によ
っては低級アルキルまたはアミノで置換されたチアゾリ
ル例えば2−または4−チアゾリル、イソチアゾリル例
えば3−インチアゾリル、場合によっては低級アルキル
、ヒドロキシ、アミンまたは低級アルキルアミノで置換
され念チアジアゾリル1,2.5−チアゾアゾール−3
−イル、1,3.4−チアノアゾール−2−イルまたは
1.2.4−チアゾアゾール−3−イル、場合によって
はアミノまたは低級アルキルで置換されたオキサシリル
例えば2−または4−オキサシリル、場合によっては低
級アルキルまたはアミンで置換され念オキサノアゾリル
例えば1,2.4−オキサノアゾール−5−イルまたは
1.2.4−オキサノアl−ルー3−イル、場合によっ
てはハロゲン、低級アルキルまたはアミノ低級アルキル
で置換されたフリル例えば2−または3−フリル、場合
によってはハロゲン、低級アルキルまたはアミン低級ア
ルキルで置換されたチェニル例えば2−または3−チェ
ニル、場合によってはハロゲン、アミノ及び/またはオ
キシドで置換されたピリノル例えば2−13−または4
−ピリジル;場合によっては低級アルキルで置換された
イミダノール−4−イルメチル、場合によってはオキソ
及び場合によってはハロゲンによっても置換されたピリ
ゾル−またはジヒドロピリノルメチル例えばピリジニオ
−、ピリド−2−イル−、ピリド−3−イル−、ピリド
−4−イル−1またはジヒドロピリド−1−イルメチル
、フリルメチル例えば2−フリルメチル、チェニルメチ
ル例えば2−チェニルメチル、場合によってはアミンで
置換されたオキサシリル−、チアゾリル−またはチアジ
アゾリル−メチル例えばオキサシリル−4−、チアゾリ
ル−4−または1.2.4−チアシアゾール−3−イル
メチル、またはインドール−3−イルメチルであfi:
R5が水素、低級アルキル、またはR4と共に場合によ
ってはヒドロキシまたはオキソで置換された低級アルキ
レンであ!l:R6が水素、底縁アルキル、低級アルカ
ノイル、またはヒドロキシ、カルボキシ及び/ま念はア
ミノで置換された低級アルカノイル、またはフェニル低
級アルカノイルであり、ここで低級アルカノイルがフェ
ニル残基に対するα−位置においてヒドロキシまたはア
ミンで置換されており、場合によってはヒドロキシ及び
/または低級アルキルで置換され几ピリジルカル?ニル
例、t ハニコチノイルまたはイソニコチノイル、フロ
イル例えば2−フロイル、テノイル2−テノイル、また
はカルボキシで置換されたイミダゾイルカル〆ニル例え
ばイミダゾール−5−イルカル♂ニル、まtはオキソ、
スルファモイル及び/または低級アルキルで置換された
テトラヒドロイミダゾリルカルMニル例りはテトラヒド
ロイミダゾール−1−イルカルボニル、またはヒドロキ
シ及び/l−たけ低級アルキルで置換されたピペラノニ
ルカルゲニル例えばピペラジン−1−イルカルボニル、
またはヒドロキシで置換されたチアノアゾリルカルがニ
ル例えば1.2.5−チアノアゾール−3−イルカルぎ
ニル、低級アルコキシカルビニル、またはアミン及びカ
ルボキシで置換された低級アルコキシカル−ニル、ペン
ノルオキシカル?ニル、カルバモイル、低級アルキルカ
ルバモイル、低級アルカンスルホニルまたはスルファモ
イルである、式(1)の化合物、及び特に残基R1及び
/またはメチン−炭素原子−CH(R4)(NR5R6
)にキシル中心を持つ式(1)の化合物の光学異性体、
これらの光学的異性体の混合物、及び造塩基全含む前記
式(I)の化合物の塩に係わる。
本発明は特に、R1がヒドロキシメチルまたは1−ヒド
ロキシエチル;R2がカルブキシルまたハ生理的条件下
で分離するエステル化カルゴキシル例えば1−低級アル
コキシカルビニルオキシ低級アルコキシカル1!ニルま
たは低級アルカノイルオキシメトキシカルビニル;R3
が水素;R4が水素、低級アルキル例えばメチルま几は
インプロピル、またはヒドロキシ、メルカプト、低級ア
ルキルチオ、アミノ、グアニジノ、カルバモイルアミノ
、カルボキシt7tはカルバモイルで置換された低級ア
ルキル例えばヒドロキシ−、メルカノトー、カルボキシ
−tiはカルバモイルメチル、1−ヒドロキシ−52−
メチルチオ−53−カルボキシ−または2−カルバモイ
ルエチル、4−アミノブチル、ま友は3−グアニジノプ
ロビル、シクロヘキサジェニル、場合によってはヒドロ
キシまたはアミノで置換されたフェニル、場合によって
はヒドロキシ置換されたフェニルメチル、炭素原子を介
して結合し九アミノオキサシリル例えば2−アミノ−4
−オキサシリル、ナミノチオゾリル例えば2−アミノ−
4−チアゾリル、アミノチアゾアゾリル例えば5−アミ
ノ−1,2,4−チアノアゾール−3−イル、ヒドロキ
シチアノアゾリル例えば4−ヒドロキシ−1,2,5−
チアゾアゾール−3−イル、ピリジル3−または4−ピ
リジル、アミノイミダゾリル例えば2−アミノ−イミダ
ゾール−4−イル、イミダゾール−4−イルメチル、ア
ミノチアゾール−4−イルメチル例えば2−アミノ−チ
アゾール−4−イルメチルま几はインドール−3−イル
メチル:R5が水素またはR4と共に1.3−7’ロピ
レンまたは2−ヒドロキシ−1,3−プロピレンを表わ
し;R6が水素、メチルま几は低級アルカノイル例えば
アセチルである、式(1)の化合物、及びR1が1−ヒ
ドロキシエチルであること及び/また      □は
メチン−炭素原子−CH(R4)(NR5R6)にキシ
ル中心を持つこと全条件として、式(1)の化合物の光
学異性体、これら光学異性体の混合体、及び造塩基を含
む式(1)の化合物の塩に係わる。
本発明は特に、R4がヒドロキシメチルまたは1−ヒド
ロキシエチル;R2がカルブキシルまたは生理的条件下
で分離するエステル化力ルメキシル基;残基−c(=o
)−(ca−R4)−NCR,R6)が遺伝コード化(
genetically encoded)アミノ酸の
アシル残基、またはα−アミノブチリル、〕−ニルグリ
シル、4−ヒドロキシフェニルグリシル、シトシリル、
オルニチル、3−ヒドロキシエチル、ピロリジン−5−
オン−2−カルビニル、マたハとのようなアシル残基の
N−低級アルキル誘導体である、式(1)の化合物、及
びR4が1−ヒドロキシエチルであること及び/または
メチン−炭素原子+ cu(R4)(NR5R6)にキ
シル中心を持つことを条件として、式(1)の化合物の
光学異性体、このような光学異性体の混合物、及び造塩
基を含む式(I)の化合物の塩に係わる。
本発明は特に、R4がヒドロキシメチルまたは1−ヒド
ロキシエチル、R2がカルブキシル、R3,R5及びR
6が水素、R4が水素、メチル、ヒドロキシルまたはイ
ミダゾール−4−イルメチルである、式CI)の化合物
、及びR1が1−ヒドロキシエチルであること及び/ま
たはR4が水素以外であることを条件として、式(I)
の化合物の光学異性体、これらの光学異性体の混合物、
及び造塩基を含む式(りの化合物の塩に係わる。
本発明は特に、例として後述する式(I)の(ヒ合物及
びその製薬上許容できる塩に係わる。
本発明の化合物は公知の方法で調製できる。
本発明の新規化合物は例えば、 (a)  R1及びR2が式(1)に関連して示した意
味内容を表わし、Qが残基 に変えることのできる基であるとして、式R2 で表わされる化合物において、基Qを残基に変えるか、
または、 (b)  R,、R31R4,R5及びR6が式(1)
に関連して示した意味を有し、R2′が保護されたカル
ブキシル基、2が酸素ま几は硫黄、lが三置換ホスホニ
オ基またはニエステル化ホスホノ基を陽イオンと共に示
すとして、式 で表わされるイリド化合物を閉環するか、ま念は(c)
  R,、R3,R4,R5及びR6が式(I)に関連
して示した意味を有し、2が酸素または硫黄、R2′が
被保護カルyfキシル基であるとして、式で表わされる
化合物を三価燐の有機化合物で処理するか、または (d)  R1* FL5 e R4* R5及びR6
が式(1)に関連して示した意味を有し、R1が被保護
カルざキシル基、Xが基−8−または基−802−であ
るとして、式で表わされる化合物において、残基Xを脱
離させ、必要なら、得られ九式(1)の化合物において
被保護、官能基を遊離官能基に変え、及び/または、必
要なら、得られた式(I)の化合物において遊離カルボ
キシル基R2t−生理的条件下で分離可能なエステル化
カルざキシル基に変え、及び/または、必要なら、得ら
れた式(夏)の化合物において残基R3及び/を九はR
4及び/またはR5及び/またはR6を他の残基R3及
び/またはR4及び/またはR4及び/ま之はlで R及び/17tはR6に変え、及び/ま友は、必要なら
、得られた造塩基を含む化合物を塩に、または得られ九
塩を遊離化合物または他の塩に変え、及び/l′fI−
は、必要なら、得られた式(1)の異性化合物の混合物
を個々の異性体に分離させることによりて調製すること
ができる。
弐Ql) 、 (V)−■で表わされる原料化合物にお
いて、例えば残基R1中の遊離ヒドロキシ及び遊離アミ
ノ基のような官能基は特に公知の保護基、例えば上記保
護基の1つで保護される。
(&)側鎖の構成 残基 に変えることのできる基Qは特に基−M化、またはこれ
に対応の、求核反応によって交換可能な基である。この
交換可能な基Qは特にエステル化ヒドロキシ、例えばハ
ロダン化水素酸、ジ低級アルキル−またはジアリール化
燐酸、場合によってはオキソま友はハロゲンで置換され
几低級アルカンカル?ン酸、場合によってはハロゲンで
置換さnた低級アルカン〜または場合によってはハロゲ
ンまたは低級アルキルで置換されたベンゼンスルホン酸
ニヨってエステル化され友ヒドロキシ基である。
このような基Qとしては、塩素、臭素ま念は沃素のよう
なハロゲン、ジメチル−、ジエチル−ま念はジフェニル
ホスホリルオキシのよりなジ低級アルキル−ま之はジア
リールホスホリルオキシ、場合によってはハロゲンまた
はオキシで置換される、ホルミルオキシ、アセチルオキ
シまたはアセトアセチルオキシのような低級アルカノイ
ルオキシ、場合によってはハロゲンで置換されるメタン
スルホニルオキシまたはトリフルオルメタンスルホニル
オキシのような低級アルカンスルホニルオキシ、または
場合によってはハロゲンまたは低級アルキルテ置換すれ
るベンゼンスルホニルオキシ、4−クロル−14−ブロ
ム−または4−メチルベンゼンスルホニルオキシのよう
なベンゼンスルホニルオキシなどが挙げられる。
Qが求核反応によって交換可能な基である式(It)の
化合物の反応は例えば、残基R4,R5及びR6で表わ
される化合物と、ナトリクムーメタル−トまたはカリウ
ム−第32タル−トのようなアルカリ金属低級アルカル
−ト、または水素化ナトリウムまたはナトリウムアミド
のようなアルカリ金属水素化物またはアミドなどから成
る壇基性縮合剤の存在において、不活性溶剤、例えばベ
ンゼンのような炭化水素、ま念はホルムアミドやジメチ
ルホルムアミドのようなアミド、また、アルカリ金属低
級アルカル−トを使用する場合なら対応の低級アルカノ
ール、または溶剤混合物中で、室温または低温ま友はや
や高い温度、例えば約−60℃〜約+40℃、特に約−
20℃〜約+30℃で、必要なら窒素雰囲気のような不
活性ガス雰囲気中で行われる。
Qが基−NHR,である弐Ql)の化合物においてもこ
のアミノ基を、式 で表わされるカルボン酸のアシル残基金導入するアシル
化剤との反応でアシル化することができる。
式(IV)で表わされるカルボン酸のアシル残基金導入
するアシル化剤は式(■)のカルピン酸自体か、または
その反応性作用誘導体または塩である。
式(IV)の遊離酸をアシル化に使用する場合、N、N
’−ジエチル−1N、N’−ジプロピル−5N、N’−
ジシクロへキシル−またはN−エチル−N’−3−ノメ
チルアミノプロビルカルボゾイミドのようなカルデシイ
ミドや、カルがニルシイミダゾールのような適当なカル
ボニル化合物や、2−エチル−5−フェニル−1,2−
オキサシリウム−3′−スルホネートまたは2−第3ブ
チル−5−メチル−1゜2−オキサシリウムベルクロレ
ートのような1.2−オキサゾリウム化合物や、2−エ
トキシ−1−エトキシカルブニル−1,2−ジヒドロ−
キノリンなどのような適当な縮合剤の存在において反応
が行われるのが普通である。
縮合反応は無水反応媒、特に塩化メチレン、ツメチルホ
ルムアミド、アセトニドロールまたはテトラヒドロフラ
ンのような不活性溶媒中で、必要ならば冷却または加熱
下に、例えば約−40℃〜約+100℃、好ましくは約
−20℃〜約+50℃の温度範囲で、必要なら窒素雰囲
気のような不活性ガス雰囲気中で行われる。
式(IV)で表わされるカルがン酸の反応性の、即ち、
カル?ツクスアミドを形成する官能性誘導体は特に式(
It/)で表わされるカルボン酸の無水物、例えば混合
無水物、あるいはN−カルボン識無水物である。混合無
水物は他の酸、例えばハロゲン化水素酸のような無機酸
との縮合によって形成される、例えば塩化ま友は臭化カ
ルがン酸のような対応のハロゲン化カルボン酸である。
混合無水物の他の例として、アジ化水素酸との縮合によ
って得られるカルがン酸アットがある。混合無水物の形
成に好適な他の無機酸に燐酸、ジエチル燐酸、または亜
燐酸のような燐含有酸、硫酸のような硫黄含有酸、また
はシアン化水素酸である。式(■)で表わされるカルが
ン酸の反応性の官能性誘導体は有機カルボン酸、例えば
非置換の、または弗素または塩素のようなハロダンで、
またはシアンで置換された低級アルカンカルボン酸、例
えハヒハリン酸、イソバレリアン酸、トリフルオル酢酸
またはシアノ酢酸との縮合、炭酸の低級アルキル半エス
テル、例えばエチルまたはイソブチル半エステルとの、
ま友は有機の、例えばメタンスルホン酸またはp−)ル
オールスルホン酸のような脂肪族または芳香族スルホン
酸との縮合によっても形成される。式CM)で表わされ
る酸のN−カル?ン酸無水物は例えば酸のN−ペンノル
オキシカルブニル誘導体から、ジクロルメチル−メチル
−エーテルま念は塩化チオニルとの反応で得られる。
式(V)で表わされるカルボン酸の反応性官能性誘導体
として、ビニル同族アルコール、即ち、ビニル同族低級
アルケノールのようなエノルとの縮合で形成される対応
の活性化エステル、式■のカルボン酸から調製される塩
化ツメチルイミノメチルエステルや例えばN、N−ツメ
チルアセトアミド及びホスダンまたは塩化オキゾリルか
ら得られる式[(ca3)2f)= c(cz)ca、
]czθで表わされるジメチ#−(1−クロルエチリデ
ン)−イミニウムクロライドのようなハロダン化イミノ
メチルエステル、例えば塩素のようなハロダン及び/ま
たはニトロで置換されたペンタクロル−54−ニトロフ
ェニル−1たa2.4−ノニトロフェニルエステルノよ
うなアリールエステル、N−ペンツトリアゾールエステ
ルのよりなN−異節芳香環エステル、またはN−サクシ
ニミノーまたはN−フタルイミノエステルのようなN−
ジアシルイミノエステルが挙げられる。
式(IV)で表わされるカルボン酸の反応性作用誘導体
、例えば対応のN−無水カルボン酸または対応の酸ハロ
ダン化物によるアシル化は例えば適当な有機塩基のよう
な適当な酸結合剤の存在において行われることが好まし
い。適当な有機塩基としては、トリメチルアミン、トリ
エチルアミンまたはエチル−ジインプロピルアミンのよ
うなトリ低級アルキルアミンで代表される第3アミンの
ようなアミン、N、N−ジメチルアニリンのようなN、
N−ジ低級アルキルアニリンのほか、環式第3アミン、
例えばN−メチルモルホリンのようなN−低級アルキル
化モルホリy、またはピリジンのようなぎリジン・タイ
プの塩基が挙げられる。適当な酸結合剤としてはほかに
、水酸化−1炭酸−または炭酸水素−ナトリウム、カリ
ウムまたはカルシウムのような水酸化−1炭酸−または
炭酸水素−アルカリ金属またはアルカリ出金属がある。
式■で表わされる酸のN−無水力ル?ン酸を使用する場
合、−が約10のアルカリ性緩衝液中で反応させる。ア
シル化はカルピン酸アミド、例えばジメチルホルムアミ
ドのよう%ホルムアミド、塩化メチレン、四塩化炭素ま
たはクロロベンゼンのようなハロゲン化災化水素、アセ
トンのようなケトン、テトラヒドロフランのような環式
エーテル、酢酸エチルエステルのようなエステル、アセ
トニトリルのようなニトリル、ま念はこれらの混合物な
ど、不活性の、好ましくは無水の溶媒または溶媒混合物
中で、必要なら冷却または加熱して約40’〜約+60
℃、好ましくは約−10°〜約+30℃の温度範囲にお
いて、必要なら窒素雰囲気のような不活性ガス雰囲気中
で行う。N−無水力ルダン酸を使用する場合に得られる
1次生成物の脱炭酸も同じ温度で反応混合物を例えばP
H5まで酸性化することによって達成される。
アシル化反応に使用される式(IV)で表わされる酸の
反応性官能性誘導体は、必要なら、その場で調製できる
。即ち、官能基が場合によっては保護されているか、ま
たはピリノンや4−メチルモルホリ/のような有機塩基
で形成されるアンモニウム塩のような適当な塩、または
金属塩、例えばナトリウム塩のようなアルカリ金属塩で
ある式(fV)の酸を、ハロゲン化酸、非置換またはハ
ロダンまたはシアン置換された塩化シアンアセチルのよ
うな低級アルカンカルボン酸、クロル蟻酸エチルエステ
ルまたはクロル蟻酸イソブチルエステルのようなモノハ
ロダン化炭酸の半エステル、または亜燐酸トリエチルを
臭素と反応させて得られるゾエチルホスホルプロミデー
トのようなジ低級アルキル燐酸のハロダン化物と反応さ
せることにより、例えば混合無水物をその場で調製する
ことができる。こうして得られた混合無水物は単離しな
いでアシル化反応に使用できる。
、(b)弐閑の化合物の環化 式(ト)の原料中の基tはウィッティッヒ(Qsttt
g)縮合反応に従来使用されるホスホニオまたはホスホ
ノ基、特にトリフェニル基のようなトリアリール基、ま
たはトリーn−ブチルホスホニオ基のようなトリ低級ア
ルキル基、ま友はエチルのような低級アルキルで二重エ
ステル化されたホスホノ基であり、記号XΦはホスホノ
基の場合、強塩基の陽イオン、特に適当な金属イオン、
例えばリチウム−、ナトリウム−またはカリウム−イオ
ンのようなアルカリ金属イオンをも含む。基X■として
はトリフェニルホスホニオ、及びナトリウムイオンのよ
うなアルカリ金属イオンを含むジエチルホスホノが好ま
しい。
式(ロ)のホスホニオ化合物において、負電荷は正電荷
を帯びるホスホニオ基によって中和される。
式菌のホスホノ化合物では、負電荷が、ホスホノ原料の
調製態様によっては例えばナトリウム−、リチウム−ま
たはカリウム−イオンの形を取る強塩基の陽イオンによ
って中和される。従って、ホスホノ原料は塩の形で反応
に使用される。
閉環は自然発生的に、即ち、原料の調製時に、または例
えば約り0℃〜約160℃、好ましくは約り0℃〜約l
OO℃に加熱することによって達成できる。反応は好ま
しくは適当な不活性溶剤、側光ばシクロヘキサン、ベン
ゼンまたはドルオールのような脂肪族、脂環式または芳
香族炭化水素、塩化メチレンのようなハロゲン化炭化水
素、ジエチルエーテル、ジオキサンまたはテトラヒドロ
フランのようなエーテル、ツメチルホルムアミドのよう
nカルメン酸アミド、ジメチルスルホキシドのようなジ
低級アルキルスルホキシド、エタノールのような低級ア
ルカノール、またはこれらの混合物中で、必要ならば、
窒素雰囲気のような不活性がス雰囲気中で進行させる。
3価燐の有機化合物は例えば亜燐酸から得られ、特に、
メタノールまたはエタノールのような低級アルカノール
、及び/lたは場合によって置換された、フェノールま
たはピロヵテキシのよウナ芳香族ヒドロキシ化合物との
エステル、またはRa及びRbが互いに独立にメチルの
ような低級アルキルま念はフェニルのようなアリールを
意味する式P(ORa)2N(Rb)2で表わされるア
ミドエステルである。3価燐の好ましい化合物は亜燐酸
トリメチルまたは亜燐酸トリエチルのような亜燐酸トリ
低級アルキルである。
反応は好ましくは不活性溶剤、例えばベンゼン−・ やドルオールのような芳香族炭化水素、ジオキサンやテ
トラヒドロフランのようなエーテル、ま比は塩化メチレ
ンやクロロホルムのようなハロゲン化炭化水素中で約2
0°〜80℃、好ましくは約40°〜約60℃において
行われ、この場合、式■の化合物1モル当te燐化合物
2モル当量と反応させる。好ましくは式(ロ)の化合物
を不活性溶剤に溶かし、好ましくは同じ不活性溶剤に溶
かした燐化合物を、長時間、例えば2〜4時間かけて滴
下する。
本発明方法の好ましい実施態様では、詳しくは後述する
ように式(6)で表わされる原料ヲ調製し、反応混合物
が単離せずに3価燐の有機化合物と反応させて式■で表
わされる最終生成物を得る。
式(■)の化合物は対応の置換2−チア−3−セフェム
−4−カルボン酸ま几は特に2−チア−3−セフェム−
4−カルボン酸−1,1−ジオキシドである。
式(■) [X=S ]の]2−チアー3−セフェムー
4−カルボンからの脱硫は3価燐の有機化合物、例えば
方法(c)に関連して列記した化合物の1つで達成され
る。3価燐の化合物としては亜燐酸トリエチルのような
トリ低級アルキル亜燐酸塩、及び特にトリフェニルホス
フィンが好適である。脱硫は室温またはやや高い温度:
例えば約20’〜約60℃において、不活性溶剤または
溶剤混合物、例えば、ベンゼンのような炭化水素、クロ
ロホルムのような塩素添加炭化水素、アセトニトリル、
またはアセトンのような低級アルカノン中で、必要なら
、窒素雰囲気のような不活性ガス雰囲気中で行う。
Xが802である式(■)の化合物からのS02脱離は
例えばこの化合物を含む溶液を約30°〜約80℃程度
まで加熱することによって達成され、溶剤としては特に
不活性の溶剤、例えば場合によっては塩素添加された、
クロロホルムのような炭化水素、脂肪族エーテル、マ几
はベンゼンのような芳香族炭化水素が考えられる。
特に好ましい例として冒頭に示した式rの化合物となる
ような式(I[)一式(■〕の原料を使用することが好
ましい。
1つまたは2つ以上の官能性基が保護されている、生成
し次式(1)の化合物において、これらの官能性基、例
えば保護されたカル?キシ−、ヒドロキシ−、アミノ−
2及び/またはスルホ基金、公知の態様で溶媒添加分解
、特に加水分解、アルコール添加分解または酸添加分解
により、または還元、特に水素添加分解または化学還元
により、場合によっては段階的にまたは同時的に遊離さ
せることができる。
R2及び/ま友はR4が被保護カルボキシル基であるこ
と及び/f7tは残基R4及び/または残基R6が置換
基として被検獲カルデキシルを含むことを特徴とする、
本発明の方法で得られる式(1)の化合物において、被
保護カルボキシル基を公知の態様で遊離させることがで
きる。即ち、第3低級アルコキシカルゲニルまたは2−
位置がトリ置換シリル基によりて、または1−位置が低
級アルコキシで置換された低級アルコキシカルボニルま
たは場合によっては置換されるジフェニルメトキシカル
ボニルを、場合によってはフェノールやアニソールのよ
うな求核化合物を添加して蟻酸やトリフルオル酢酸のよ
うなカルぎン酸で処理するなどの方法によって遊離カル
ブキシルに転移させることができる。場合によっては置
換されるペンシルオキシカルぎニルは例えば水素添加分
解によって−即ち、・9ラノウム触媒のような水素添加
性の金属触媒の存在において水素で処理することによっ
て分離させることができる。また、4−ニトロペンシル
オキシカルビニルのような適当に置換されたペンシルオ
キシカルゼニルは化学還元、例えばナトリウムノチオナ
イトのようなアルカリ金属・ジチオナイト、ま念は亜鉛
のような還元性金属、を友は金属塩、例えば塩化クロム
ω)のような金属塩で、原則として、金属と共に発生期
水素を生成させることのできる水素生成剤、例えば場合
によってヒドロキシ置換される酢酸、蟻酸またはグリコ
ール酸のような低級アルカンカルy3eン酸のような適
当なカルゲン酸、またはアルコールやチオールの存在に
おいて処理することによっても遊離カルツキシルに転移
させることができ、この場合水を添加することが好まし
い。アリル保護基の分離は例えば、トリフェニルホスフ
ィンの存在において、2−エチルへキサン酸のようなカ
ルデン酸またはその塩を添加しながら、テトラキス−(
トリフェニルホスフィン)−ノ母ラジウムのようなノ母
うゾウム化合物と反応させることによって達成される。
上述のような還元性の金属または金属塩で処理すること
により、(場合によっては2−ブロム低級アルコキシカ
ルボニル基を対応の2−ヨード低級アルコキシカルボニ
ル基に変換させたのち)2−/−ロダン低級アルコキシ
カル?ニルtカルhはアロイルメトキシカルゼニルを遊
離カルブキシルに変換させることができ、アロイルメト
キシカル?ニルは求核性の、特に造塩性の試薬、例えば
ナトリウムチオフェルレートまたは沃化ナトリウムで処
理しても分離させることができる。置換された2−シリ
ルエトキシカルボニルに弗化水素酸の弗化物陰イオン生
成塩、例えば弗化ナトリウムのようなアルカリ金属弗化
物で、大環状ポリエーテル(゛クラウン・エーテル”〕
の存在において処理するか、または有機第4塩基の弗化
物、例えば、弗化テトラブチルアンモニウムのようなテ
トラ低級アルキルアンモニウムの弗化物で処理すること
によって1[カルボキシルに転移させることができる。
トリ低級アルキルシリルまたはスタンニルのようす有機
シリル−またはスタンニル基でエステル化されたカルボ
キシルは水またはアルコールで公知のように溶媒添加分
解処理することによって遊離させることができる。2−
位ef低級アルキルスルホニルまたはシアノ置換された
低級アルコキシカルブ二ル基は例えば、水酸化ナトリウ
ムまたは水酸化カリウムや炭酸ナトリウムま友は炭酸カ
リウムのような、塩基性剤としてのアルカリ金属または
アルカリ土金属の水酸化物または炭酸塩で処理すること
により、遊離カルボキシルに転移させることができる。
R2d功ル?キシルである式(1)の化合物を、R2が
被保護カルボキシル基、特にエステル化されたカルボキ
シル基、または生理的条件下で分離可能なエステル化カ
ルボキシル基に変えることもできる。
即ち、遊離カルボキシル基を、例えば適当なジアゾ化合
物、例えばノアジメタンのようなシアノ低級アルカン、
またはソフェニルゾアゾメタンのようなフェニルジアゾ
低級アルカンで、必要なら、三弗化硼素のようなルイス
酸の存在において処理するか、マ几はエステル化に適し
交アルコールと、エステル化剤、例えばソシクロへキシ
ルカルケソイミドのようなカルデジイミドまたはカルが
ニルシイミダゾールの存在において反応させることによ
ってエステル化することができる。エステルは、場合に
よってはその場で調製される酸の塩を反応性のアルコー
ルエステル及び硫酸のような強無機酸または4−トルエ
ンスルホン酸のような強有機スルホン酸と反応させるこ
とによっても調製できる。さらに、(例えば塩化オキゾ
リルで処理することによって調製される)酸ハロダン化
物、例えば塩化物、(例えばN−ヒドロキシサクシンイ
ミドのようなN−ヒドロキシ窒素化合物で形成さnる)
活性化エステルまtは(クロル蟻酸エチルエステルま交
はクロル@酸イソブチルエステルのようなハロゲン蟻酸
低級アルキルエステル、ま念は塩化トリクロル酢酸のよ
うなハロゲン酢酸ハロrン化物と共に得られる)混合無
水物を、場合によってid ヒリソンのような塩基の存
在において適当なアルコールと反応させることによシ、
エステル化カルボキシル基に転移させることができる◎
エステル化カルボキシル基を含む式(I)の化合物にお
いて、このエステル化カルボキシル基を他のエステル化
カルボキシル基、例えid’2−クロルエトキシカルボ
ニルまたは2−プロムエトキシカルゴニルに転移させる
ことができ、沃化ナトリウムのような沃素塩で処理すれ
ば2−ヨードエトキシカルビニルに転移させることがで
きる。また、エステル化された形で保護されているカル
ボキシル基を含む式(1)の化合物において、カルボキ
シル基護基を上述のように分離させ、その結果得らnる
遊離カルボキシル基を有する式(1)の化合物またはそ
の塩を、対応のアルコールの反応性エステルと)。
反応させることにより、R2が生理的条件下で分離可能
なカルボキシル基である式(1)の化合物に転移させる
ことができる。
残基R1及び/または場合によっては残基R4及び/ま
たはR6が置換基として被保護ヒドロキシルを含む、本
発明の方法で得られる式<1)の化合物において、被保
護ヒドロキシ基金公知の態様で遊離ヒドロキシ基に転移
させることができる。例えば、適当なアシル基または有
機シリル基ま念はスタンニル基で保護されたヒドロキシ
基は同様に保護されているアミノ基と同じ態様で遊離す
る(後述〕。
トリ低級アルキルシリル基は例えば弗化テトラブチルア
ンモニウム及び酢酸で分離させる(この条件下ではトリ
置換シリルエトキシで保護されたカルゲキシ基は分離し
ない)。2−へロダン低級アルキル基及び場合によって
は置換されているベンジル基は還元作用下に分離させる
被保護アミノ基を有する本発明によって得られる式(1
)の化合物におhて、この被保護アミン基は保護基の性
質に応じて好ましくは加溶媒分解または還元により、そ
れ自体公知の態様で遊離アミノ基に変えることができる
。例えば2−ハロダン低級フルコキシカルゲニルアミカ
ル場合によっては2−ブロム低級アルコキシカルボニル
アミノ基t2−ヨード低級アルコキシカルボニルアミノ
基に変換したのち)、アロイルメトキシカルゲニルアミ
ノまたは4−二トロベンゾルオキシカルがニルアミノは
、酢酸水溶液のような適当なカル♂ン酸の存在において
亜鉛のような適当な化学還元剤で処理するか、または・
母ラジウム触媒の存在において水素で処理することによ
って分離させることができる。アロイルメトキシカルダ
ニルアミノはナトリウムチオフェルレートのような求核
性の、特に造塩性を有する試薬で処理することによって
も分離させることができ、4−ニトロペンノルオキシカ
ルボニルアミノはナトリウムジチオナイトのようなアル
カリ金属ジチオナイトで処理することによっても分離さ
せることができる。場合によっては置換されるインゾル
オキシカルダニルアミノは、例えば、・フラジラム触媒
のような適当な水素添加触媒の存在において水素で処理
する水素添加分解によって、また、アリルオキシカル?
ニルアミノはトリフェニルホスフィンの存在において例
えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)ハラジウム
のようなパラジウム化合物と反応させ、2−エチルへキ
サン酸のようなカルどン酸またはその塩で処理すること
により、分離させることができる。有機シリル−または
スタンニル基で保護されたアミン基は例えば加水または
加アルコール分解によって、t7t、2−クロルアセチ
ルのような2−ハロダン低級アルカノイルで保護された
アミノ基は塩基の存在においてチオ尿素で処理するかま
念はチオ尿素のチオール酸塩、例えばアルカリ金属チオ
ール酸塩で処理してから、得られた縮合生成物を加溶媒
分解、例えば加水または加アルコール分解することによ
ってそれぞれ遊離させることができる。2−置換シリル
エトキシカル?ニルで保護され念アミノ基は大環状ポリ
エーテル(“クラウン・エーテル”)の存在において弗
化水素酸の弗化物陰イオン形成塩、例えば弗化ナトリウ
ムのようなアルカリ金属弗化物で処理するか、または有
機第4塩基の弗化物、例えば弗化テトラエチルアンモニ
ウムのようなテトラ低級アルキルアンモニウム弗化物で
処理することによって遊離アミノ基に転移させることが
できる。アジド−またはニトロ基の形で保護されている
アミノ基は例えば酸化白金、ノ々ラゾウムまたはラネー
、ニッケルのような水素添加触媒の存在において水素で
触媒水素添加するか、または酢酸のような酸の存在にお
いて亜鉛で処理することにより、還元作用で遊離アミノ
に転移させることができる。フタルイミド基の形で保護
されているアミン基はヒドラゾンと反応させることによ
って遊離アミノ基に転移させることができる。アリール
チオアミノ基は亜硫酸のような求核試薬で処理すること
によってアミノに変換させることができる。
保護され、特にエステル化されたスルホ基は被保護カル
ボキシル基と同様に遊離させる。
ま九、式(1)の化合物において、残基R3及び/ま几
はR4及び/ま念はR5及び/またはR6を他の残基R
5及び/ま念はR4及び/またはR5及び/lたはR6
に転移させることができる。
例えば、残基R4及び/またはR6がカルボキシル基で
置換されている式(りの化合物において、このカルボキ
シル基を公知の方法で官能性に変性され几カルビキシル
基、例えばエステル化カルメキシル基、ま念は場合によ
っては置換されるカルバモイルに転移させることができ
る。例えば、R4がカルボキシル置換された有機残基で
ある式(I)の化合物をアルコール、特に低級アルカノ
ールと反応させることにより、R4がエステル化カルゲ
キシル、特に低級アルコキシカルゲニルで置換された有
機残基であるような式Iの化合物が得られ、この場合、
カルゲノイミドのような適当な縮合剤の存在において反
応奮進めるか、または発生する水を共沸蒸留で脱水する
ことが好ましい。また、残基R4及び/ま友はR6にお
けるカルボキシル基金反応性作用誘導体、例えば酸ハロ
ゲン化物のような混合無水物または活性化エステルに転
移させ、これを低級アルカノールのようなアルコール、
アンモニア、または低級アルキルアミンま几はジ低級ア
ルキルアミンのよう表第1またはg2アミンと反応させ
ることによって対応のエステル化またはアミド化された
カルボキシル基に変換させることができ、混合無水物を
使用する場合には、芳香族ま友は第3アミン、ま几はア
ルカリ金属またはアルカリ土金属の炭酸塩のような酸結
合剤の存在において反応を進めることが好ましい。
残基R4またはR6中の(ヘテロ)アリール基がヒドロ
キシ基を含む場合には、これを公知の方法でエーテル化
することができる。対応の低級アルキル−(ヘテロ)ア
リール、エーテルへの変換は塩基、例えば水酸化ナトリ
ウムま念は炭酸カリウムのようなアルカリ金属の水酸化
物または炭酸塩の存在において、ジ低級アルキルの硫酸
塩ま几はハロゲン化物を作用させるか、またはノア!低
級アルカンを作用させるか、またはジシクロへキシルカ
ル♂シイミドのような脱水剤の存在において低級アルカ
ノールを作用させることによって達成される。ま几、ヒ
ドロキシは例えば酢酸のような対応の低級アルカンカル
ダン酸の反応性誘導体、例えばその対称無水物のような
無水物またはノ10ダン化水素酸との混合無水物と、必
要なら塩基性縮合剤、例えばアルカリ金属の水酸化物ま
たは炭酸塩、またはピリジンのような窒素塩基の存在に
おいて、反応させることにより、低級アルノイルオキシ
のようなエステル化ヒドロキシに変換させることができ
る。低級アルカノイルオキシからヒドロキシへの変換は
例えば水酸化ナトリウムの存在において塩基接触加水分
解を行うアルコール添加分解または、特に、加水分解に
よって達成される。
R4がアミノ置換有機残基である式(I)の化合物にお
いて、アミノ基を置換アミノ基、例えば、低級アルキル
アミノ−、ジ低級アルキルアミノー5低級アルキレンア
ミノ−teは低級アルカノイルアミノ基に転移させるこ
とができる。低級アルキルアミ、ノーまたはジ低級アル
キルアミノ基への転移は例えばアルカリ金属またはアル
カリ土金属の水酸化物または炭酸塩またはピリジンのよ
うな異部芳香環窒素塩基のような塩基性縮合剤の存在に
おいて、反応性エステル化低級アルカノール、例えば低
級アルキルのノ・ロダン化物まtはスルホン酸塩と反応
させることによって達成される。同様にしてアミノは低
級アルキレンのジノ・ロダン化物またはジスルホン酸塩
で処理することによって低級アルキレンアミノに、低級
アルカンカルダン酸の反応性作用訪導体、例えば対応の
カルぎン酸・・ロダン化物で処理することによって低級
アルカノイルアミノにそれぞれ変換させることができる
・残基R4に置換可能な環窒素原子を有する式C,I)
の化合物も同様の方法で、残基R4に場合によっては置
換される低級アルキル残基で置換された環窒素原子を含
むような式(1)の化合物に顧移させることができる。
従って、上記反応によって調製できる式(1)の新規化
合物は残基R4に、同様に置換された第26第3または
第4の、即ち、陽イオンを帯びた窒素原子を含むことが
できる。
同様に、R3及び/′−!たはR5及び/ま几はR6が
水素である式(1)の化合物を、R3及び/またはR5
及び/またはR6が低級アルキルであるか、ま之はR4
がR5と共に低級アルキレンを表わすような式(1)の
化合物に転移させることができ、R4の変換に関連して
述べt強塩基、例えば水素化す) IJウムまたはナト
リウムアミドラR3に関しても使用できる。
R4及びR5が水素である式(1)の化合物音ω−ノ・
ロダン低級ア低級アルカノールノン化物と反応させるこ
とにより、R4及びR5が共にオキソ置換低級アルキレ
ンであるような式(I)の化合物に変換させることもで
きる。さらにまた、R6が水素である式(I)の化合物
を、好ましくは上述したような酸結合剤の存在において
、カルゲン酸、炭酸の半エステル、場合によっては置換
されるカルバミン酸またはチオカルバミン酸、スタホン
酸またはアミドスルホ/酸のアシル残基金導入する化合
物、例えばこれらの酸の頃化物や臭化物のような酸ノ・
ロダン化物と反応させることにより、R6がアシルであ
るような式(I)の化合物に転移させることができる。
造塩基(塩形成性基)t−含む式(I)の化合物の塩は
それ自体公知の態様で調製することができる。
即チ、遊離のカル?キシル−またはフルホ基金有する式
(I)の化合物の塩は金属化合物、例えばα−エチルカ
プロン酸のナトリウム塩のような適当な有機カルゲン酸
のアルカリ金属塩で、または炭酸水素ナトリウムのよう
な無機アルカリ金属塩ま几はアルカリ土金属塩で、また
はアンモニアで、または適当な有機アミンで処理するこ
とによって形成することができる。式(I)の化合物の
酸付加塩は例えば適当な酸または適当な陰イオン交換試
薬で処理することによって公知の態様で得られる。式(
I)の化合物の分子内塩は例えば酸付加塩のような”塩
を例えば弱塩基で等電点まで中和するか、またはイオン
交換体で処理することによって形成することができる。
金属塩及びアンモニウム塩なら例えば適当な酸で処理す
ることにより、酸付加塩なら例えば適当な塩基性剤で処
理することにより、それぞれ公知の態様で遊離化合物に
転移させることができる。
得られた異性化合物の混合物はそれ自体公知の方法で個
々の異性体に分離させることができる。
例えば、得られたラセミ化合物を光学活性助剤と反応さ
せ、生成した2つの立体異性化合物の混合物を適当な物
現・化学的方法(例えば分別結晶、吸収クロマトグラフ
ィー)で分離し、次いで個々の立体異性化合物を光学活
性化合物に分離させればよい。対掌体への分離に特に好
適なラセミ化合物ハR2がカルゲキシである式(1)の
化合物のラセミ化合物のように酸性基を有するラセミ化
合物である。このような酸性ラセミ化合物を光学活性塩
基、例えば光学活性アミノ酸のエステル、または←)−
プルシン、(イ)−キニジン、←)−キニン、(ト)−
シン       ゛コニン、(ト)−デヒドロアビエ
チルアミン、←)−及び(→−エフェドリン、(ト)−
及び←)−1−フェニルエチルアミンまたはそのN−モ
ノ−またはN、N −ジアルキル化誘導体と反応させる
ことにより、2つの立体異性塩から成る混合物を得るこ
とができる。
カル?キシル基を含有するラセミ化合物において、この
カルボキシル基を←)−メントール、(ト)−?ルネオ
ール、(ト)−または0−2−オクタ〕−ルのような光
学活性アルコールによってエステル化したのち、所要の
ノアステレオマ−を単離しても遊離させることができる
ラセミ化合物の分離のためには、ヒドロキシ基金光学活
性酸またはその反応性官能性誘導体でエステル化しても
よく、この際、ノアステレオマ−エステルが形成される
。この種の酸としては、(→−アビエチン酸、D(ト)
−及びL←)−りんご酸、N−アシル化光学活性アミノ
酸、(ト)−及び←)−カンファン酸、(ト)−及び(
→−ケトビン酸、L(ト)−アスコルビン酸、(ト)−
樟脳酸、(ト)−樟脳−10−スルホン酸(p)、(ト
)−または(→−α−ブロム樟脳−π−スルホン酸、D
(−)−キナ酸、D←)−イソアスコルビン酸、D←)
−及びL←)−マンデル酸、(+−)−1−メントキシ
酢酸、U←)−及びL(+)−酒石酸及びそのシー0−
ベンゾイル−及びシー0−p−トリル誘導体がある。
例えばe)または←)−1−フェニルエチルインシアネ
ートのような光学活性イソシアネートと反応させること
により、R2が被保護カル♂キシ、R1がヒドロキシ置
換低級アルキルである式(1)の化合物f:ノアステレ
オマーウレタン混合物に変換することができる。
残基R4ま念はR6がアミノで置換され、残基R5及び
R6の少なくとも一方が水素である式(I)の化合物の
ような塩基性ラセミ化合物は上記光学活性酸と共にノア
ステレオマ−塩を形成することができる。
分離したノアステレオマ−を式(1)の光学活性化合物
に開裂することは公知の方法に従って行うこともできる
。即ち、最初に使用したものよりも強い酸f7’hは塩
基で処理することによって塩から酸または塩基を遊離さ
せることができる。例えばアルカリ性加水分解または水
素化リチウムアルミニウムのような複合体水素化物で還
元することで、エステル及びウレタンから所望の光学活
性化合物が得られる。
ラセミ化合物を分離する他の方法として、例えば粗糖の
ような光学活性塩基度におけるクロマトグラフィーがあ
る。
第3の方法として、ラセミ化合物を光学活性溶媒に溶か
し、難溶性の光学対掌体を晶出させることもできる。
第4の方法では細菌や単離酵素のような生物学的材料に
対する光学対掌体の種々の反応性を利用する。
第5の方法では、ラセミ化合物を溶解し、上記方法で得
られた少量の光学活性生成物を接種することによって光
学対掌体を晶出させる。
ラセミ化合物を光学対掌体に分別する処理は任意の製法
段階で、即ち、式(n) 、 (V) 、 Mまたは補
の原料化合物の段階で、または後述する原料化合物製法
の任意の段階で行うことができる。
得られt式(I)の化合物に対する以後の処理において
は、弱アルカリ性または特に中性条件下に進行するよう
な反応が好ましい。
本発明の方法は、中間生成物として得られる化合物を原
料として使用し、残りの製法段階を行うか、またはいず
れかの段階で方法が中断されるような実施態様をも含む
。また、原料を誘導体の形で使用するか、または反応条
件によっては原料をその場で調製することもできる。
R2′ (■l) R2′ (IXb) で表わされるホスホランを方法(b)に述べたのと同じ
態様で閉環することによって調製できる。
式(■)、(IK&)及び(Xb )の原料化合物は公
知であるか、または公知の方法で調製できる。
式菌及び(ロ)の原料化合物は次の反応工程図■に示す
ようにして調製することができる。
以下余白 段階1 式CM)のチオアゼテソノンは式(イ)の化合物を、残
基 を導入する化合物と反応させることによって得られる。
弐頭の原料化合物において、Wは基 によって置換可能な疎核(nucleofugal )
残基で11・ ちる。このような残基Wはアシルオキシ残基、Roが有
機残基であるスルホニル残基R0−8o2−、アジドま
たはハロダンなどである。アシルオキシ残基Wにおいて
、アシルは例えば有機カルボン酸の残基であり、例えば
、アセチルやプロピオニルのような低級アルカノイル、
ベンゾイルやz、4−yニトロベンゾイルのような、場
合によってはニトロで置換されるベンゾイル、またはフ
ェニルアセチルのようなフェニル低級アルカノイルなど
を意味する。スルホニル残基R0−8o□−において、
Ro は場合によってはヒドロキシで置換されるメチル
、エチル、2−ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシゾロ
ビー2−ルまたは1−ヒドロキシ−2−メチル−プロピ
−2−ルのような低級アルキル、ベンゾイルま友は場合
によっては例えば低級アルキルまたはハロダンで置換さ
れるフェニル、例えばフェニル、4−ブロムフェニルま
たi4−メチルフェニルなどである。ノ・ロダン残基W
は例えば臭素、沃素または特に塩素である。Wはメチル
−または2−ヒドロキシ−エチルスルホニル、アセトキ
シまfcは塩素でちることが好ましい。
残基 を導入する化合物は例えば式 で表わされる酸、または特にその塩、例えばナトリウム
t7′?、はカリウム塩のようなアルカリ金属塩である
。置換は有機溶剤、例えば、メタノールやエタノールの
ような低級アルカノール、アセトンのような低級アルカ
ノン、ジメチルホルムアミドのような低級アルカンカル
♂ン酸アミド、テトラヒドロフランやジオキサンのよう
な環状エーテル、を九は同様の不活性溶剤中で行うこと
ができる。
反応は室温で行われるのが普通であるが、高いまたは低
い温度、例えば約00〜約40℃で行うこともできる。
沃素化水素酸またはチオシアン酸の塩、例えばナトリウ
ム塩のようなアルカリ金属塩を添加することによって反
応を促進することができる。
導入される基は残基R1からトランス位置へ向けられる
ことが好ましい。従って、弐■の原料化合物は(38,
4R)−配置でも(3S、4S)−配置でもよい。
形成されるのは主としてトランス異性体であるが、少量
のシス異性体も形成される場合がある。シス異性体の分
離は上述したように公知の方法、特にクロマトグラフィ
ー及び/または結晶によって行われる。
式ωで表わされる好適な原料化合物は例えばヨーロッパ
特許出願第82113号、ドイツ公開公報第32240
55号またはドイツ公開公報第3013997号から公
知であるか、ま念はこれらと同様に調製することができ
る。実験例に関連して後述する方法に従って調製するこ
ともできる。
段階2 式(資)の原料化合物は式(至)のアゼチジノンを弐u
2′−cooHで表わされる酸または特にその反応性誘
導体、例えばエステルまたは酸塩化物のような酸ハロゲ
ン化物で、20°〜80℃、好ましくは40’−60℃
の温度において、例えば式(6)の化合物から式(I)
の化合物への変換に関連して述べたような不活性溶媒中
で処理することによって得られる。酸ハロダン化物を使
用する場合、例えばトリエチルアミンのような第3脂肪
族アミン、ビリシンのような芳香族アミン、t+は特に
アルカリ金属またはアルカリ土金属の炭酸塩または炭酸
水素塩、例えば炭酸カリウムまたは炭酸カルシウムのよ
うな酸結合剤の存在において反応を進める。
段階3 X0力反応性エステル化ヒドロキシ基、特に例えば塩素
や臭素のようなハロゲノ、または有機スルホニルオキシ
、例えばメタンスルホニルオキシのような低級アルカン
スルホニルオキシ、またはぺ7ゼンー*たtd4−メチ
ル−ベンゼンスルホニルオキシのようなアレンスルホニ
ルオキシである式(X[1)+7)化合物は、式(XI
)(2)化合物ヲ、弐〇HC−R2で表わされるグリオ
キシル酸化合物またはその適1、、・ 当な誘導体、例えば水化物、半水化物または半アセタル
、例えばメタノールやエタノールのような低級アルカノ
ールを含む半アセタルと反応させ、Xoがヒドロキシを
表わす、得られた式(X[[)の化合物中のヒドロキシ
基を反応性のエステル化ヒドロキシ基に変換させること
によって得られる。
式(XI[)の化合物は[基−CH(R2)AAハX0
に関して]両異性体の混合物として得られるのが普通で
あるが、例えば、クロマトグラフィーによって純粋な異
性体を単離することもできる。
式(XI)の化合物におけるラクタム環窒素原子に対す
るグリオキシ酸エステル化合物の添加は室温で、または
必要に応じて約40’〜約100℃に加熱して、固有の
縮合剤を使用しないで行われる。
グリオキシ酸化合物の水化物を使用する場合、水が生成
するが、必要なら、共沸蒸留のような蒸留によって、ま
たは分子ふるいのような適当な脱水手段を用いて脱水す
る。好ましくはジオキサン、トルエンまたはジメチルホ
ルムアミドのような適当な溶剤、または溶剤混合物の存
在において、必要なら窒素のような不活性ガス雰囲気中
で反応を進める。
式(Xl[)の化合物におけるヒドロキシ基X0から反
応性エステル化ヒドロキシ基X。への転移は適当なエス
テル化剤、例えば塩化チオニルのようなハロrン化チオ
ニル、三臭化または二塩化トリフェニルホスホニウムの
ヨウナハロrン化ハロrンホスホニウム、または塩化ス
ルホン酸のような適当な有機ハロダン化スルホン酸で、
好ましくは塩基性の、特に有機塩基性剤、例えばトリエ
チルアミンまたはジインプロピルエチルアミンのような
脂肪族@3アミン、ま友はピリジンやコリシンのような
ヒIJジン・タイプの複素環式塩基の存在において処理
することによって達成される。好ましくはノオキサンや
テトラヒドロフランのような適当な溶剤または溶剤混合
物の存在において、室温で、または必要なら約−30°
〜約30℃に冷却して、場合によっては窒素のような不
活性ガス雰囲気中で反応を進める。
段階4 式(イ)で表わされる原料は式(Xll)の化合物を適
当なホスフィン化合物、例えばトリーn−ブチル−ホス
フィンのようなトリ低級アルキルホスフィンやトリフェ
ニルホスフィンのようなトリアリールホスフィンで、ま
たは適当な亜燐酸塩化合物、例えは亜燐酸トリエチルの
ような亜燐酸トリ低級アルキルやアルカリ金属のジ低級
アルキル亜燐酸塩、例えばジエチル亜燐酸塩で処理する
ことによって得られる。
式(XI)の化合物から弐Mの化合物への変換は適当な
不活性溶剤、例えばシクロヘキサンやベンゼンのような
炭化水素、またはノオキサンのようなエーテル、あるい
は溶剤混合物の存在において行われることが好ましい。
反応性に応じて、冷却ま几は加熱下に、はぼ−10’〜
+100℃、好ましくは約20°〜80℃の温度で、必
要なら、窒素のような不活性ブスの雰囲気中で反応させ
る。酸化プロセスを抑制するためには、ヒドロキノンの
ような酸化防止剤を触媒量だけ添加すればよい。
この場合、トリエチルアミン、ジインプロピルエチルア
ミンなどのアミン、ピリジン、ルチジンマ九ハ“ポリス
チレンヒーニッヒ(Hirntg)塩基”のような有機
塩基、または炭酸す) IJウムや炭酸カリウムなどの
アルカリ金属炭酸塩のような無機塩基から成る塩基性剤
の存在において反応を進めるのが普通であり、式 (式中、X′は、残基X0の内容に応じて例えば塩化物
陰イオンのような陰イオンと共にホスホノ基ま友はホス
ホニオ基を表わす) のホスホニウム塩″f!:まず生成し、これを式閏のイ
リド原料化合物に変換させる。ただし、塩基なしで反応
を進行させることもでき、式(Va)の化合物、特に対
応のホスホノ化合物を単離させ、これを、式(1)の最
終生成物を調製する際にその場で式1・ (7)の原料化合物に転移させることができる。
段階5 式(ト)の化合物はまた、Mが金属陽イオンである式(
XI)のメルカプチドを、残基 以下余白 を導入するアシル化剤で処理することによっても得られ
る。
式(XII[)の原料化合物において、金属陽イオン 
      □Mは例えば式虻またはM2+/2  で
表わされる陽イオンである。ただし、虻は特に銀陽イオ
ン、M2+は特に、例えば銅、鉛または水銀のような適
当表遷移金属の2価陽イオンを表わす。
残基 を導入するアシル化剤は例えば酸 R6/  上 または特にその、酸ハロゲン化物、例えば塩化物や臭化
物、またはアジドまたは無水物のような反応性官能性誘
導体である。
アシル化は式(XIV )の酸の反応性官能性誘導体、
例えば酸ハロゲン化物を使用する場合ならば、不活性溶
剤、例えば塩化メチレンのような塩素置換炭化水素か、
ジエチルエーテルやジオキサンのようなエーテル中で、
室温または加熱あるいは冷却下に約−50°〜約+60
℃、特に約−30°〜約+20℃の温度範囲において行
われる。
式(Xlll)の原料化合物は例えば式のアゼチジノン
をナトリウム塩のようなアルカリ金属頃、チオ酢酸のよ
うなチオ低級アルカンカルぎン酸、ま念はトリフェニル
メチルカシタンと反(式中、Vは例えばアセチルチオの
ようなトリフェニルメチルチオま之は低級アルカノイル
チオを表わす) の化合物に転移させ、これ全反応段階3及び4において
述べたのと同じ方法で式 の化合物に転移させ、これをピリノンまたはトリーn−
ブチルアミンのような塩基の存在において、ジエチルエ
ーテルまたはメタノールのような適当な溶剤中で式MA
で表わされる塩と反応させることによって調製すること
ができる。ただし、Mはすでに述べたのと同じ内容を、
ただし特に銀陽イオンを意味し、Aは所定の溶剤に対す
る塩風の可溶性を高める、例えば硝酸塩−1酢酸塩−ま
たは弗化物−陰イオンのような公知の陰イオンを意味す
る。
式■)のイリド化合物は式(1)の最終生成物ヲ調製す
るための環化反応にそのまま利用することかできる。友
だし、R1が例えば加水分解で容易に分離させることの
できる被保護ヒドロキシ基のような被保護ヒドロキシ基
、例えばトリ置換シリルオキシで置換された低級アルキ
ルである式Vの化合物において先ずヒドロキシ基を分離
させて得られる、R1がヒドロキシ置換低級アルキルで
ある式(イ)の化合物を環化反応に使用してもよい。
Xが基−8−である式(■)の原料化合物は例えばベル
ギー特許第898382号及びTetrahedron
覧□ Letters1983.1631−1634から)公
知であるか、あるいはこれらと同様の態様で調製するこ
とができる。Xがスルホニル基−802−である式(■
)0化合物4式            以下余白[R
4−Rs s R4* ”5及びR6が式(I)に関連
して示した意味含有し、R2′が被保護カル?キシルで
ある]の化合物を、不活性溶剤ま比は溶剤混合物、例え
ばクロロホルムのようなハロダン炭化水素、エーテルま
之はベンゼンのような芳香族炭化水素中で約00〜約6
0℃の温度において脂肪族または芳香族過カルゲン酸、
例えば過酢酸、m−クロル過安息香酸またはモノ過フタ
ル酸と反応させることによって得られる。
式(■)の原料化合物は公知であるか、i!友は公知の
方法で調製できる。
式(■a)及び式(■b )の原料化合物は弐頭の化合
物を式Q−CH2−C(−Z)−8HまたはR3−NH
−CH2−C(=Z)−8Hで表わされるチオ酸と反応
させ、生成した式 で表わされるアゼチジノン金反応工程図1、段階3及び
4に述べた方法に従って反応させることによって調製す
ることができる。
式(n) 、 (V) −(XM)の化合物において、
すでに存在する官能性基を被保護官能性基に、またはす
でに存在する被検膜官能性基金遊離の、または別の形で
保護された基に転移させることができる。また、式(V
)、Ci’D、 (■) 、 (XI) 及び(Xll
)o化合物にオいて、残基R4ヲ他の残基R4に変換さ
せることができる。この変換に際しては、分子中に含ま
れるその他の置換基を考慮して、式(1)の化合物にお
ける対応の変換に関連して述べたのと同様の方法を利用
することができる。  − 弐ω)、(V)−(XVI)の化合物の上記製法及び式
(1)の最終生成物の上記製法は光学不活性化合物と共
に実施することも可能でアリ、任意の製法段階において
、得られた立体異性体混合物またはラセミ化合物から本
発明の光学活性化合物を単離させることができる。
本発明は式(イ)−(■)、@及び(X[I)で表わさ
れるような新規の原料化合物及び新規の中間生成物、及
びその製法にも係わる。
これらの原料化合物を使用すると共に、特に好ましいと
して上述した化合物を生成させるように反応条件を設定
することが好ましい。
本発明の製薬上許容できる化合物は無機または有機の、
製薬上許容できる固形または液状の、経口または腸管外
、即ち、筋肉内、皮下または腹腔内投与に適した賦形剤
と共にまたは混合した状態で治療に有効な量の活性物質
を含有する薬剤の調製に利用できる。
経口投与には、乳糖、デキストローマ、サッカロース、
マンニトール、ンルピトール、セルロース及び/または
グリシンのような希釈剤、及び珪藻土、タルク、ステア
リン酸またはその塩、例えばステアリン酸マグネシウム
ま友はステアリン酸カルシウム、及び/ま友はポリエチ
レングリコールのような滑剤と共に作用物質を含む錠剤
またはゼラチンカプセルが使用される。錠剤はほかに結
合剤、例えば珪酸アルミニウムマグネシウムや、とうも
ろこしデンプン、小麦デンプン、米またはクズ粉デンプ
ンのようなデンプン、ゼラチン、トラがカント、メチル
セルロース、ナトリウムカルへ Mカシメチルセルロース及び/ま几はポリビニルピロリ
ドンを含み、必要に応じ、デンプン、寒天、アルギン酸
ま念はその塩、例えばアルギン酸ナトリウムのような破
裂剤、及び/または発泡剤、吸収剤、着色剤、調味料ま
たは甘味料をも含む。
腸管外投与には第1に注入液、特に等張水溶液または懸
濁液が好適であり、これらは使用に先立って、マンニッ
トのような賦形剤と共にまたは単独で作用物質を含む凍
結乾燥された薬剤から調製することができる。このよう
な薬剤はあらかじめ殺菌され、しかも/または保存剤、
安定化剤、湿潤剤及び/″′!たは乳化剤、溶解促進剤
、浸透圧制御塩及び/ま念は緩衝剤のような助剤金倉む
ことができる。
必要に応じ、他の薬学的に貴重な物質をも含有すること
ができる本発明の薬剤は公知の態様で、例えば公知の混
合、溶解、または凍結乾燥法によって調製することがで
き、約1.0%〜100%、特に約1チ〜約50係、凍
結乾燥物ではZooチまでの活性物質を含有することが
できる。
感染症の種類及び感染器管の状態に応じて、約iooダ
〜約llの1日の(経口または腸管外〕投与量で体重的
70に1Fの温血動物(人間または動物)の治療を行う
以下に述べる実験例は本発明の内容を明らかにするため
の実験例であり、温度?′i摂氏である。
実験例の説明に下記の略語を使用することがある。
DC:薄層クロマトグラム IR:赤外線スペクトル Uv:紫外線スペクトル THF : f ) 5 ?″ゝ°7′7      
以下余白実験の部 還流温度で、かつアルゴン雰囲気中で2.5時間攪拌し
ながら、1.521iの2−[:(3S、4R)−3−
第3ブチルジメチルシリルオキシメチル−4−(N−(
4−二トロベンジルオキシカ/I/ざニル)−グリシル
〕−アミノアセチルチオ〕−2−オキソ−アゼチジン−
1−イル)−2−)リフェニル燐アニリデン酢[−4−
二トロベンジルエステ#t−300JIL/の無水ドル
オールに溶かす。冷却してから溶剤を蒸留し、残留物を
シリカゲルでクロマトグラフィー処理する(展開液 ト
ルエン/エテルアセテ−)  4:1)。
DC(シリカブN/エチルアセテート)R1=0.5I
R(塩化メチレン)3430;1785;1715:1
695個 。
原料は次のように調製する。
13.2Nのグリシル−グリシン’122dの水及び4
5#!jの5N NaOHに溶かし、Ooに冷却し、z
3.rlioクロル蟻酸−p−ニトロベンジルエステル
金添加する。反応混合物をOQで30分間、さらに室温
で19時間攪拌する。次いで濾過し、濾液e20011
17の水で希釈し、塩化メチレンで2回洗滌する。反応
混合物を4N塩酸で酸性化し、エチルアセテートで3回
抽出する。回収された有機相を濃NaC2溶液(食塩水
)で洗滌し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濃縮する。
粗生成物を水から再結晶させる。mp:171℃。
IR(テトラヒドロフラン):  1730:16S5
m  。
11・ 22.35.9のN−(4−ニトロベンジルオキシカル
ゲニA/)−グリシル−グリシンを240−の無水テト
ラヒドロフランに溶かし、11.5IILlのトリエチ
ルアミンを添加し、−15°に冷却する。
7.531+1jのクロル蟻酸−エチルエステルを添加
したのち、白色懸濁液を20分間拉拌する。さらに11
.5−のトリエチルアミンを添加したのち、3時間に亘
って硫化水素を導入、温度金ゆっくり室温まで上昇させ
る。余剰H2S1、窒素を吹込むことによって除去する
。不可溶物質を濾別し、濾液を濃縮する。残留物を水に
移してから2N塩酸で酸性化し、エチレンアセテートで
複数回抽出する。
回収した有機抽出物を食塩水で洗滌し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥させ、濃縮する。
IR(テトラヒドロフラン):  2460 :172
5 :1690の 。
3.4Iの(38,4R)−3−第3プチルージメチル
シリルオキシメテル−4−メチルスルホニル−アゼチジ
ン−2−オン(ヨーロッノ母特許出願第82113号)
及び5.3yのN−(4−ニトロベンジルオキシカルボ
ニル)−グリシル−チオグリシンを85ゴの塩化メチレ
ンに溶かし、85IIIl・の水及び17.41dのI
N NaOHと共にはげしく攪拌する。2時間後、有機
相を分離し、水性相をさらに2回塩化メチレンで抽出す
る。回収された抽出物をNaHCO3水溶液及び包塩水
で洗滌し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発濃縮する
。シリカゲルによるクロマトグラフィー(展開液 エチ
ルアセテート)によって粗生成物を精製する。
DC(シリカゲル:エチルアセテート)Rf=0.36
IR(塩化メチレン)3420 : 1775 :17
25:16S5on  。
ジルエステル 1401114の無水ベンゼンに7.6Iの(3S、4
R)−3−第3ブチル−ジメチルシリルオキシメチル−
4−(N−(4−ニトロベンジルオキシカルざニル)−
グリシル−アミノアセチルチオ〕−アゼチジン−2−オ
ン及び7.17 #のダリオキシル酸−4−二トロベン
ジルエステルーエチルへミアセタルを溶かした溶液に2
711の分子ふるい(4X)を添加し、8時間に亘って
速流下に攪拌する。濾別及び減圧回転蒸発器による濃縮
ののち、シリカゲルによるクロマトグラフィー(展開液
 ドルオール/エチルアセテート 1:工ないしエチル
アセテート)によって粗生成物を精製する。
DC(シリカゲル/エテルアセテート)Rf−0,33
及び0.42 IR(塩化メチレン): 3430 : 1770 :
1745:1725:16S5c!r1 。
酸−4−ニトロベンジルエステル 5dのテトラヒドロフランに0.31Nの2−((38
,4R)−3−第31チル−ジメチルシリルオキシメチ
/L/−4−(N−(4−ニトロベンジルオキシカルボ
ニル)−グリシル−アミノアセチルチオ〕−2−オキソ
−アゼチジン−1−イル〕−2−ヒドロキシ酢酸−4−
二トロペンジルエステルを溶かした溶液に、0°で攪拌
しながら順次44μノの塩化チオニル及び50μl’l
rs分間以内に添加する。白色懸濁液をθ°で30分間
攪拌し、Hyfloで濾過する。残留物をドルオールで
洗滌したのち、回転蒸発器で濃縮する。残留物を3dの
ジオキサンに溶かし、151■のトリフェニルホスフィ
ン及び67μlの2,6−シメチルピリジンを添加し、
40°の浴温度で69時間攪拌する。
混合物t−Hyfloで濾過し、残留物をドルオールで
洗滌する。回収した濾液を蒸発濃縮する。シリカゲルで
残留物をクロマトグラフィー処理しく展開液 ドルオー
ル/エチルアセテート 1:1ないしエチルアセテート
)、粗生成物を精製する。
DC(シリカゲル/エチルアセテート)Rf=0.44
IR(塩化メチレン)3430:1750:1730:
1690:1620cm   。
例1と同様に、1.55JFの2−(:(38,4R)
−3−第3ブチルジメチルシリルオキシメチル−4−C
N−(4−二トロペンジルオキシカルざ二/I/) −
2−(2S )−アラニル−アミノアセ′fルチオ〕−
2−オキソ−アゼチジン−1−イル〕−2−トリフェニ
ル燐アニリデン酢酸−4−二トロペンジルエステルを標
記化合物に転移させる。
DC(シリカゲル/エチルアセテート )Rf−0,5
6IR(塩化メチレン)3420:1782:1715
:1695譚  。
原料化合物は下記のように調製することができる。
a)N−(4−ニトロヘンシルオキシカルボニル)例1
m)と同様に、10.1.Fの(2s)−アラニル−グ
リシンを標記化合物に転移させる。
fR(テトラヒドロフラン):  1730  ;  
16S7cym−’。
例1b)と同様に、7.31のN−(4−ニトロベンジ
ルオキシカルボニル)−(28)−アラニル−グリシン
を標記化合物に転移させる。
rR(塩化メチL’/):2570:1715;16S
5cm。
ルアミノアセチルチオ〕−アゼチジン−2−オン例1c
)と同様に、6.51のN −(4−ニドC1ヘンジル
オキシカルゲニル) −(2S ) −7ラニルーチオ
グリシンを標記化合物に転移させる。
DC(シリカゲル/エチルアセテート)Rf−0,43
TR(塩化メチレン):3420:1772:1720
;16S7G 。
例1d)と同様に、5.69の(38,4R)−3−第
3グチル−ジメチルシリルオキシメチル−4−(N−(
4−ニトロベンジルオキシカ/L/ゴニA/)−(ZS
)−アラニル−アミノアセチルチオ〕−アゼチジン−2
−オンを標記化合物に転移させる。
DC(シリカグル/トルオ−ルーエチルアセテート 2
:3):Rf譚0.16及び0.22: IR(塩化メチレン):3430;1775:1750
;1730;1690crn  。
ニルアミノアセチルチオ〕−2−オキソーアゼチ’)7
−1−イル〕−2−トIJフェニルホスホラア例1e)
と同様に、4.25Nの2−[:(38,4R)−3−
第3グチルジメチルシリルオキシメチル−4−[:N−
(4−ニトロベンジルオキシヵルゴニN)−(2S)−
アラニル−アミノアセチルチオ]−2−オキソアゼチ・
シン−1−イル〕−2−ヒドロキシE!I[−4−二ト
ロペンジルエステルヲ標記化合物に転移させる。
DC(シリカゲル/トリオ−ルーエチルアセテート2:
3)Rf セ0.27 IR(塩化メチL’/):3430:1750:173
0:1692:16253  。
16IrLlの無水THFK1.04N(7)(5R,
6S)−2−(N−(4−ニトロベンジルオキシカルブ
二ル)−グリシルアミノメチル〕−6−第3ツチルシメ
チルシリルオキシメチル−2−ペネム−3−カNゼン酸
−4−ニトロベンジルエステルヲ溶かした溶液に順次0
.58 julの酢酸及び25.lLA!の0、IM弗
弗化テラ2グチルアンモニウムTHF溶液ヲ添加る。室
温で2時間攪拌したのち、3001dの塩化メチレンで
希釈し、5QrnlのNaHCO3飽和水溶液及び食塩
水で順次洗滌する。有機抽出物を硫酸マグネシウムによ
って乾燥させ、次いで蒸発濃縮する。シリカゲルによる
クロマトグラフィーによって粗生成物を精製する(展開
液:エチルアセテート)。
DC(−/リカ’I’/I// エチルアセ7−−ト)
Rf=0.2IR(KBr ): 3460:3270
:1780;1730:1695:1670yy+  
0ステル 例3と同様に、0.95.9の(5R,6S)−2−(
N−(4−ニトロベンジルオキシカルゲニル)−(2S
)−アラニ〃アミノメチル〕−6−第3ブチルジメチル
シリルオキシメチ〃−2−ペネム−3−カルメン酸−4
−二トハペンジルエステルを標記化合物に転移させる。
DC(シリカゲル/エチルアセテート)Rfミ0.3I
R(KBr):3430:3270;1780;173
0:1700;1660α 。
がン酸 15mのエチルアセテート及び7dのテトラヒドロフラ
ンに0.13.9の(5R,6S)−2−(N−(4−
ニトロベンジルオキシカルがニル)−グリシ〃アミノメ
チル〕−6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−力/
L/ざン散−4−ニトロベンノルエステルを溶かした溶
液に14mの水及び0.1.917)101fラジウム
/木炭触媒を添加する。常圧、室温で1時間水素添加し
たのち、この混合物に2.16dの0.1NHCL及び
、さらに30〜の10チパラジウム/木炭を添加する。
触媒を濾別し・水/エチルアセテートで洗滌する。有機
相をもう一度水で抽出する。回収された水性抽出物を中
和させ、エチルアセテートで、次いで塩化メチレンで洗
滌し・回転蒸発器で濃縮したのち、粗生成物をXAD 
−2カラムで精製する。
DC(反転相0PTT UPC、水):R4=0.67
UV(水):λrnax −302nm 。
例5と同様に、0.44.9の(5R,6S)−2−(
N−(4−ニトロベンジルオキシカルがニル)−(28
)−アラニルアミノメチル〕−6−ヒドロキシメチル−
2−ペネム−3−カルビン酸−4−二トロベンジルエス
テルを標記化合物に転移させる。
DC(反転位相0PTI UPC12,水) : Rf
−0,61UV(燐酸塩緩衝液pH7,4)λnag 
= 304 nm 。
例1: 例1−6で述べたのと同じ態様で、下記化合物
を調製することができる。
(5R,6S)−2−((2R)−アラニルアミノメチ
ル〕−6−ヒドロキシメチ)v−2−ペネム−3−力A
/f7酸、UV(燐酸塩緩衝1PH7,4)=λmaz
−303nm。
(5R,6S)−2−グリシルアミノメチル−6−((
IR)−1−ヒト買キシエチル〕−2−ペネム−3−力
Nがン酸、DC(反転相0PTIUPC12e水):R
f−0,62;UV(水):λrna!嬬304nrn
(5R,6S)−2−((2g)−7?=#7ミノメチ
ル]−6−1:(IR)−1−ヒドロキシエチル〕−2
−ペネム−3−カルボン酸)、DC(反転相oPTT 
UPC,2,水):Rf=0.56:11、・ UV(水):λmhx ” 305 in 。
(5R,6S)−2−〔(2S)−チnシルアミノメチ
ル]−s−[IR)−x−ヒドロキシエチル]−2−ヘ
ネムー3−カルボン酸、DC(反転相0PTI UPC
12,水)Rf −0,27: UV(水):λmaz
−307nm。
(5R,6S)−2−((2R)−ゾロシルアミノメチ
ル)−6−((IR)−1−ヒドロキシエチル〕−2−
ペネム−3−力/I/N7酸) 、 U V(水):λ
max = 306 nm 。
(5R,6S)−2−[(28)−セリルアミノメチ〃
〕−6−ヒドロキシメチル−2−A!ネムー3−カルy
yy酸、UV(水):λmax −303nm0(5R
,6S)−2−[(2R)−セリルアミノメチル〕−6
−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−カルボン酸、U
V(水):λmax −302nm。
(SR,6S)−2−((28)−セリルアミノメチル
、l−6−((IR)−1−ヒドロキシエチル]−2−
−9ネムー3−力/I/ゴン酸、DC(反転相0PTI
 UPC,2,水)Rf−0,64:UV(水):λm
ax ” 304 nm。
(5R,6S)−2−((2R)−セリルアミノメチル
)−64(IR)−1−ヒドロキシエチルE−2−A!
ネムー3−力/I/lン酸、DC(反転相0PTI U
PC12,水)Rr=0.60;UV(水)λma! 
−303nm。
(5R,6S)−2−(:(28)−ヒスチジルアミノ
メチル〕−6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−カ
ルビン酸、UV(水)” −ax =O4nm0 C5B、6S)−2−CC2B)−ヒスチジルアミノメ
チル〕−6−ヒドロキシメチ/L/−2−−rネムー3
−カルビン酸、UV(水):λ□、工=303nm。
(5R,6S)−2−((28)−ヒスチジルアミノメ
チル)−6((1n)−1−ヒドロキシエチル)−2−
ペネム−3−カルぎン酸、UV(水):λrnax −
303,5nm0(5R,6S)−2−((2R)−ヒ
スチジルアミノメチル)−6−((IR)−1−ヒドロ
キシエチル)−2−ペネム−3−カルビン酸、UV(水
)=λmaz −304nm 。
(5R,6S)−2−((2S)−スレオニルアミノメ
チル)−6−〔(1R)−1−ヒドロキシエチルシー2
−ペネム−3−カルビン酸、DC(反転相 0PTT 
UPC12,水):Rf瓢0.29;UV(水):λm
ax −304nm 0(5R,6S)−2−C(2R
)−スレオニルアミノメチル)−6−C(IR)−ヒド
ロキシエチルシー2−ペネム−3−カルぎン酸、UV(
水):λmax −305nm 0 (5R,6S)−2−[(28)−アルギニルアミノメ
チル:l−6−((IR)−1−ヒドロキシエチルシー
2−ペネム−3−カルビン酸、UV(水):λ□az=
304nm。
(5R,6S)−2−[(28)−アスパラギルアミノ
メチル)−6−C(IR)−1−ヒドロキシエチルシー
2−ペネム−3−カルビン酸、UV(水):λmaz−
304nm0 (5R,6S)−2−C(2g)−グルタミルアミノメ
チル:l−6−((IR)−1−ヒドロキシエチル〕−
2−ペネム−3−カルボン[、UV(水):λmax 
” 306 nm 。
(5R,6g)−2−((28)−フェニルグリシルア
ミノメチル)−6−C(IR)−1−ヒドロキシエチル
シー2−ペネム−3−カルボン酸、UV(水):λwa
x = 305 nm 。
(5R,6S)−2−[(28)−4−ヒドロキシフェ
ニルダリシルアミノメチル] −6−[(IR)−1−
1−ヒドロキシエチル]−2−ペネム−3−カルボン酸
、UV(水):λrnax −3071m0(5R,6
S)−2−[(28)−グロリルアミノメチル]−6−
((IR)−1−ヒドロキシエチル:1−2−ぺ$ムー
3−カルボン酸、UV(水)=λm、工=304゜。。
15a/の硼酸ナトリウム緩衝液(pH10>に0.6
19の(5R,6S)−2−アミノメチル−1F 6−((IR)−1−ヒドロキシエチルシー2−ペネム
−3−カルメン酸を溶かし、Ooに冷却した溶液に、6
dの無水THFに0.36.Iijのグリシン−N−力
ルピン酸無水物を溶かした溶液(H。
Laucha 、 Chem* Bsr 、  39 
、857(1906) 〕を330秒で、激しく攪拌し
ながら添加する。必要に応じ50 % NaOHを添加
することによって混合物tpH9〜IOに維持し、Oo
で1時間強く攪拌する。次いで濃H2804で−5に調
整し、この−で5分間攪拌し、苛性ソーダ溶液で中和す
る。1/4容積に濃縮してから、0PTT UPC1□
シリカゲルで水を展開液としてクロマトグラフィー処理
することによって標記化合物を精製する。
DC(反転相0PTI UPC12,水) : Rf 
−0,62UV(水):λmax −304nm 。
例8と同様に、0.95IIの(5R,6S)−2−ア
ミノ−メチ、II/−6−1:(IR)−1−ヒトはキ
シエチル〕−2−ペネム−3−カルボン酸會、o、sl
Iの(2S)−アラニン−N−カルボン酸無水物を添加
して標記化合物に転移させる。
DC(反転相0PTI UPC,2,水) : Rf 
−0,56UV(水):λ@@x −305nm 例10:(5R,6S)−2−[:(28)−セリルア
ミノメチル)−s−((1g)−x−ヒドロ例8と同様
に、0.36.Fの(5R,6S)−2−アミノメチ/
I/−6−((IR)−1−ヒドロキシエチル)−2−
/J!ネムー3−カルボン酸を、0.359のO−)リ
メチルシリルー(2S)−七リンーN−カルビン酸無水
物(Re Hl rsehniann等、 J−Am、
 Chem、 Soc、 93 、2746(1971
) )を添加することによって標記化合物に転移させる
DC(反転相0PTT UPC,2,水) : Rf±
0.64UV(水):λrnax −304nm 0ル
アミノメチル)−6−[(IR)−1−ヒドロ例8と同
様に、0.7IIの(5R,6S)−2−アミノメチル
−6−((IR)−1−ヒドロキシエチル)−2−eネ
ムー3−カルボン酸を、0.71の0−トリメチルシリ
ル−(2R)−七すンーN−カル?ン酸無水物を添加す
ることによって標記化合物に転移させる。
DC(反転相0PTI UPC12,水):Rf雪0.
6UV(水)=λm@z = 303 nm 。
例8と同様に、0.715R,6S)−2−アミノメチ
ル−6−((IR)−1−ヒドロキシエチル:1−2−
ぺ$ムー3−カルビン酸’i、IJの0−トリメチルシ
リル−(2g)−チロシン−N−カルビン酸無水物(H
IIR,I Kr1cheldorf 。
Ch@m 、 Bar、 103 、3353 (19
70) ] f添加することによって標記化合物に転移
させる。
DC(反転相0PTI UPC,2,水) : Rf−
0,27UV(水):λr、ax−307nm0例8と
同様に、o、sIJの(SR,6S)−2−アミノメチ
/I/−6−C(IR)−ヒドロキシエチル〕−2−ペ
ネム−3−カルビン酸を、0.711のo−トリメチル
シリル−(2R)−チロシン−N−力ルIン酸無水物を
添加することによって標記化合物に転移させる。
UV(水):λmax−306nm0 例8と同様に、IIiの(5R,6S)−2−アミノメ
チル−6−((IR)−1−ヒドロキシエチル〕−2−
ペネム−3−カルビン酸を、1.25Iの0−トリメチ
ルシリル−(2S)−スレオニン−N−カルビン酸無水
物(R,Wi・S及びP。
Pfaender  、  Lieblgs   An
us   Chum、   1973   *tz69
)?添加することによって標記化合物に翫 転移させる。
DC(反転相0PTf UPC12,水):Rf=0.
29UV(水):λ!nax−304nm。
例15:例8〜14で述べたのと同様の態様で下記の化
合物を調製することができる。
(5R,6S)−2−[:(2R)−アラニルアミノメ
チルクー6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−カル
ビン酸、UV(燐酸塩緩衝液pH7,4):λm、ニー
303 nm 。
(5R,6S)−2−((2S)−セリルアミノメチル
〕−6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−カルビン
酸、UV(水):λmax=303nm0(SR,6S
)−2−((2R)−セリルアミノメチル〕−6−ヒド
ロキシメチル−2−ペネム−3−カルビン酸、UV(水
):λmaz−302nm。
(5R,6B)−2−[(2S)−ヒスチジルアミノメ
チル〕−6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−カル
2ン酸、UV(水): λm、ニー304nm。
(5R,6S)−2−((2R)−ヒスチジルアミノメ
チル〕−6−ヒドロキシメチ/l/ −2−”eネムー
3−カルビン酸、UV(水): λmax =303t
un。
(5R,6S)−2−((28)−ヒスチジルアミノメ
チル:l−6−((IR)−1−ヒドロキジエチル)−
2−ペネム−3−カルボン酸、UV(水):λ!nH=
 303.5 nmc+(5R,6S)−2−((2R
)−ヒスチジルアミノメチル)−6−(:(IR)−1
−ヒドロキシエチル]−2−ペネム−3−力/L/&ン
酸、UV(水):2mmm8−304n。
(sR,6s)−z−((2R)−スレオニ、ルアミノ
メチル)−6−C(IR)−1−ヒドロキシエチルシー
2−ペネム−3−カルボン酸、UV(水):λman−
305t+m0 (5R,6S)−2−((2S)−7#ギニ)vアミノ
メチル)−a−C1R)−z−ヒドロキシエチル)−2
−ペネム−3−カルボン酸、UV(水):λwax−3
04nm0 (5R,6S)−2−〔(2S)−7スノfラギルアミ
ノメチル)−6−((IR)−1−ヒドロキシエチル]
−2−−!ネムー3−カルボン酸、UV(水):λtn
ax=304n+n0(5R,6S)−2−[:(28
)−グルタミルアミノメチル、1−6−[(IR)−1
−ヒドロキシエチル)−z−eネムー3−カルダンm、
vv(水):λm□−306nm。
(5R,6S)−2−[(28)−7エニルグリシルア
ミノメチル)−6−[(IR)−1−ヒドロキシエチル
シー2−ペネム−3−カルボン酸、UV(水):λma
z −305nm 。
(5R#6S)−2−〔(2S)−4−ヒドロキシフェ
ニルグリシルアミノメチy) −6−〔(1R)−1−
ヒドロキシエチルシー2−ペネム−3−カルメン酸、U
V(水):λwax−307nm。
(5R,6g )−2−((2S )−ゾロリルアミノ
メチル)−6−[(IR)−1−ヒドロキシエチル)−
2−ペネム−3−カルメン酸、UV(水):λ。@1−
304 nfn。
例16:  0.5Fの(5R,6S)−2−グリシル
アミノメチル−6−((IR)−1−ヒドロキシエチル
)−2−″e、Iムー3−カル*カルt−活性物質とし
て含有するドライアングルまたはドライパイプ″を下記
の1うに調製する・   以下余白(1アンプ/I/ま
たはl /Jイアルの)組成:活性物質       
  0.59 マンニツト        0.05g活性物質及びマ
ンニットの殺菌水溶液全5IrL1人シアングルまたは
5d人シバイアルに充填し、無菌条件下で凍結乾燥処理
し、アンプルまたはバイアルを密栓し、検査する。
上記活性物質の代シに、上述の例で列記した他の活性物
質のいずれか、例えば、(5R,6S)−2−1:(2
8)−7ラニルアミノメチル〕−6−4(IR)−1−
ヒトpキシエチル〕−2−ペネム−3−カルボン酸を同
量使用してもよい。
例17:  0.250Jilの(5R,6S)−2−
グリシルアミノメチ/L/−6−((IR)−1−ヒド
ロキシエチル〕−2−ペネム−3−カルピン酸ヲ活性物
質として含有するカプセルを下記のように調製する。
(100,000カプセルに対する)組成:活性物質 
        25,00ON小yt7Jングン  
      2,50ONステアリン酸マグネシウム 
     1.000.9活性物質、小麦デンプン及び
ステアリン酸マグネシウムを充分に混合してカプセルに
充填する。
上記活性物質の代シに、上述の例で列記した他の作用物
質のいずれか、例えば(5R,6S)−2−[:(2S
)−アラニルアミノメチル〕−6−C(IR)−1−ヒ
ドロキシエチルシー2−ペネム−3−カルボン酸全同量
だけ使用することもできる。
本発明による代表的化合物、すなわち (5R,6S)−2−グリシルアミノメチル−6−ヒド
ロキシメチA/−2−ペネム−3−カルボン酸〔化合物
 A〕、 (5R,6S)−2−[(28)−アラニルアミノメチ
ル〕−6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−力/I
/?ン酸〔化合物 B〕、(5R,6S)−2−グリシ
ルアミノメチル−6−C(IR)−1−ヒドロキシエチ
ルシー2−ペネム−3−カルボン酸〔化合物 C〕、(
5R,6S)−2−[:(28)−アラニルアミツメチ
ル)−6−[(IR)−ヒドロキシエチル〕−2−ペネ
ム−3−カルゲン酸〔化合物 D〕、および(5R,6
S)−2−((28)−セリルアミノメチル)−6((
IR)−1−ヒドロキシエチル〕−2−ペネム−3−力
/L/?ン酸〔化合物 E〕に関し、各種の微生物に対
する生体外の抗生物質スクリーニングを実施した。
寒天希釈法によって以下の最小抑制濃度(MIC:ml
nlmam  1nhibitory  concen
tration   )経口投与した場合の前記各化合
物の吸収速度は以下のとおシである(マウス)。
化合物 A       35.5チ 化合物 B       36  % 化合物 CI3.5係

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1はヒドロキシまたは保護されたヒドロキ
    シで置換された低級アルキル、R_2はカルボキシルま
    たは官能的に変性されたカルボキシル、R_3は水素ま
    たは低級アルキル、R_4は水素、または炭素原子を介
    して結合した有機残基、R_5は水素または低級アルキ
    ル、またはR_4と共に場合によってはヒドロキシまた
    はオキソで置換された低級アルキレン、R_6は水素、
    低級アルキルまたはアシルである)の化合物、式( I
    )の化合物の光学異性体、これら光学異性体の混合物、
    及び造塩基を含む前記式( I )の化合物の塩。 2、R_1がヒドロキシまたは保護されたヒドロキシで
    置換された低級アルキル;R_2がカルボキシル、生理
    的条件下で分離可能なエステル化カルボキシルまたは保
    護されたカルボキシルR_2′;R_3が水素または低
    級アルキル;R_4が水素または低級アルキル、低級ア
    ルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロ
    アルカジエニル、フェニル、ナフチル、フェニル低級ア
    ルキル、環炭素原子を介して結合する単環5員または6
    員の、1−4個の環窒素原子及び場合によっては酸素及
    び硫黄から選択された補足的な環ヘテロ原子を含む場合
    によっては部分的に飽和したヘテロアリール残基、また
    は対応のジヒドロまたはテトラヒドロ残基、またはこの
    ような5員または6員残基の、場合によっては部分的に
    飽和したベンゾ−、ジベンゾ−、ピリド−またはピリミ
    ド−誘導体、または環炭素原子を介して結合し、場合に
    よっては部分的に飽和した上記ヘテロアリール残基の1
    つで、または環窒素原子を介して結合する単環5員また
    は6員の、1−4個の環窒素原子を含む、場合によって
    は部分的に飽和したヘテロシクリル残基で置換された低
    級アルキル残基であり、この残基R_4が置換されてい
    ないか、またはヒドロキシ、低級アルコキシ、フェニル
    低級アルコキシ、低級アルカノイルオキシ、ハロゲン、
    メルカプト、低級アルキルチオ、フェニルチオ、場合に
    よってはヒドロキシ、低級アルコキシ、カルボキシ、低
    級アルコキシカルボニル、カルバモイル、場合によって
    はN−低級アルキル化されたアミノ、低級アルキレンア
    ミノ、低級アルカノイルアミノ、場合によってはアミノ
    及び/またはカルボキシで置換された低級アルコキシカ
    ルボニルアミノ、メルカプト、低級アルキルチオまたは
    スルホで置換された低級アルキル、低級アルキレン、場
    合によっては低級アルキル化されたアザ低級アルキレン
    、オキサ低級アルキレン、ジオキサ低級アルキレン、チ
    ア低級アルキレン、アミノ、低級アルキルアミノ、ジ低
    級アルキルアミノ、低級アルキレンアミノ、グアニジノ
    、カルバモイルアミノ、低級アルカノイルアミノ、場合
    によってはアミノ及び/またはカルボキシで置換された
    低級アルコキシカルボニルアミノ、カルボキシル、低級
    アルコキシカルボニル、カルバモイル、N−モノ−また
    はN,N−ジ低級アルキル化されたカルバモイル、シア
    ノ、スルホ、スルファモイル、場合により低級アルキル
    、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、低級アルコキシ、カル
    ボキシ及び/またはハロゲンで置換されたフェニル、シ
    クロアルキル、ニトロ、オキソ及び/またはオキシドに
    よって置換されており;R_5が水素、低級アルキルま
    たはR_4と共に場合によってはヒドロキシまたはオキ
    ソで置換された低級アルキレン;R_6が水素、低級ア
    ルキル、低級アルカノイル、またはヒドロキシ、低級ア
    ルコキシ、アミノ、ハロゲン、カルボキシ及び/または
    シアンで置換された低級アルカノイル;低級アルケノイ
    ル、シクロアルカノイル、ベンゾイル、またはアミノ、
    低級アルキルアミノ、ジ低級アルキルアミノ、低級アル
    カノイルアミノ、カルボキシ、ハロゲン、ニトロ、シア
    ノ及び/または低級アルキルで置換されたベンゾイル、
    場合によってはアミノまたはヒドロキシで置換されたフ
    ェニル低級アルカノイル、またはヘテロシクリルカルボ
    ニルであり、ヘテロシクリルがR_4の定義に際して示
    した場合によっては部分的に飽和し、場合によっては置
    換された5員または6員単環ヘテロアリール残基または
    場合によってはオキソ、スルホ、低級アルコキシスルホ
    ニル、スルファモイル、低級アルキル及び/またはヒド
    ロキシで置換された飽和5員または6員ジアザシクロア
    ルカン残基の1つを意味し;低級アルコキシカルボニル
    、カルボキシ及びアミノ置換低級アルコキシカルボニル
    、ベンジルオキシカルボニル、カルバモイル、アニリノ
    カルボニル、N−モノ−またはN,N−ジ低級アルキル
    化カルバモイル、低級アルキル−チオカルバモイル、ス
    ルホ、低級アルカンスルホニル、ハロゲン置換低級アル
    カンスルホニル、ベンゼンスルホニル、アミノ、ハロゲ
    ン、低級アルキルまたはニトロ置換ベンゼンスルホニル
    、スルファモイルまたはアミノ保護基である式( I )
    の、特許請求の範囲第1項記載の化合物、特に残基R_
    1及び/またはメチン−炭素原子−CH(R_4)(N
    R_5R_6)にキラル中心を有する式( I )の化合
    物の光学異性体、これらの光学異性体の混合物、及び造
    塩基を含む前記式( I )の化合物の塩。 3、R_1がα−位置においてヒドロキシまたは保護さ
    れたヒドロキシで置換されている低級アルキル;R_2
    がカルボキシル、被保護カルボキシルまたは生理的条件
    下で分離可能なエステル化カルボキシル基;R_3が水
    素または低級アルキル;R_4が水素、低級アルキル、
    またはヒドロキシ、低級アルコキシ、ハロゲン、メルカ
    プト、低級アルキルチオ、アミノ、低級アルキルアミノ
    、ジ低級アルキルアミノ、低級アルカノイルアミノ、グ
    アニジノ、カルバモイルアミノ、カルボキシ、低級アル
    コキシカルボニル、カルバモイル、スルホ及び/または
    オキソで置換された低級アルキル、5個または6個の炭
    素原子を含むシクロアルケニル、6個の炭素原子を含む
    シクロアルカジエニル、フェニル、またはヒドロキシ、
    低級アルコキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、ジ低級
    アルキルアミノ、アミノ低級アルキル、またはアミノ及
    びカルボキシで置換された低級アルコキシカルボニルア
    ミノ、またはカルボキシ及びアミノ置換低級アルコキシ
    カルボニルアミノ低級アルキルで置換されたフェニル;
    場合によっては低級アルキル、ニトロ、アミノ、ヒドロ
    キシ、低級アルコキシ、カルボキシ及び/またはハロゲ
    ンで置換されたフェニル低級アルキル;環炭素原子を介
    して結合し、場合によっては低級アルキル、アミノ低級
    アルキルまたはアミノで置換されたイミダゾリル、ピラ
    ゾリル、場合によってはアミノで置換されたトリアゾリ
    ル、場合によっては低級アルキル、カルボキシ低級アル
    キル、スルホ低級アルキルまたはジ低級アルキルアミノ
    低級アルキルで置換されたテトラゾリル、場合によって
    は低級アルキルまたはアミノで置換されたチアゾリル、
    イソチアゾリル、場合によっては低級アルキル、ヒドロ
    キシ、アミノまたは低級アルキルアミノで置換されたチ
    アジアゾリル、場合によってはアミノまたは低級アルキ
    ルで置換されたオキサゾリル、場合によっては低級アル
    キルまたはアミノで置換されたオキサジアゾリル、場合
    によってはハロゲン、低級アルキルまたはアミノ低級ア
    ルキルで置換されたフリル、場合によってはハロゲン、
    低級アルキルまたはアミノ低級アルキルで置換されたチ
    エニル、場合によってはハロゲン、アミノ及び/または
    オキシドで置換されたピリジル;場合によっては低級ア
    ルキルで置換されたイミダゾール−4−イルメチル、場
    合によってはオキソ及び場合によってはハロゲンによっ
    ても置換されたピリジル−またはジヒドロピリジルメチ
    ル、フリルメチル、チエニルメチル、場合によってはア
    ミノで置換されたオキサゾリル−、チアゾリル−または
    チアジアゾリル−メチル、またはインドール−3−イル
    −メチルであり;R_5が水素、低級アルキルまたはR
    _4と共に場合によってはヒドロキシまたはオキソで置
    換された低級アルキレンであり;R_6が水素、低級ア
    ルキル、低級アルカノイルまたはヒドロキシ、カルボキ
    シ及び/またはアミノで置換された低級アルカノイル、
    またはフェニル低級アルカノイルであり、低級アルカノ
    イルがフェニル残基に対するα−位置においてヒドロキ
    シまたはアミノで置換されており、場合によってはヒド
    ロキシ及び/または低級アルキルで置換されたピリジル
    カルボニル、フロイル、テノイル、またはカルボキシで
    置換されたイミダゾリルカルボニル、またはオキソ、ス
    ルファモイル及び/または低級アルキルで置換されたテ
    トラヒドロイミダゾリルカルボニル、またはヒドロキシ
    及び/または低級アルキルで置換されたピペラジニルカ
    ルボニルまたはヒドロキシで置換されたチアジアゾリル
    カルボニル、低級アルコキシカルボニル、またはアミノ
    及びカルボキシで置換された低級アルコキシカルボニル
    、ベンジルオキシカルボニル、カルバモイル、低級アル
    キルカルバモイル、低級アルカンスルホニルまたはスル
    ファモイルである式( I )の特許請求の範囲第1項記
    載の化合物、特に残基R_1及び/またはメチン−炭素
    原子−CH(R_4)(NR_5R_6)にキラル中心
    を有する式( I )の化合物の光学異性体、これらの光
    学的異性体の混合物、及び造塩基を含む前記式( I )
    の化合物の塩。 4、R_1がヒドロキシメチルまたは1−ヒドロキシエ
    チル;R_2がカルボキシルまたは生理的条件下で分離
    するエステル化カルボキシル;R_3が水素;R_4が
    水素、低級アルキル、またはヒドロキシ、メルカプト、
    低級アルキルチオ、アミノ、グアニジノ、カルバモイル
    アミノ、カルボキシまたはカルバモイルで置換された低
    級アルキル、シクロヘキサジエニル、場合によってはヒ
    ドロキシまたはアミノで置換されたフェニル、場合によ
    ってはヒドロキシ置換されたフェニルメチル、炭素原子
    を介して結合したアミノオキサゾリル、アミノチオゾリ
    ル、アミノチアジアゾリル、ヒドロキシチアジアゾリル
    、ピリジル、アミノイミダゾリル、イミダゾール−4−
    イル−メチル、アミノチアゾール−4−イル−メチルま
    たはインドール−3−イル−メチル;R_5が水素また
    はR_4と共に1,3−プロピレンまたは2−ヒドロキ
    シ−1,3−プロピレンを表わし;R_6が水素、メチ
    ルまたは低級アルカノイルである式( I )の特許請求
    の範囲第1項記載の化合物、及びR_1が1−ヒドロキ
    シエチルであること及び/またはメチン−炭素原子−C
    H(R_4)(NR_5R_6)にキラル中心を有する
    ことを条件として、式( I )の化合物の光学異性体、
    これら光学異性体の混合物、及び造塩基を含む前記式(
    I )の化合物の塩。 5、R_1がヒドロキシメチルまたは1−ヒドロキシエ
    チル;R_2がカルボキシルまたは生理的条件下で分離
    するエステル化カルボキシル基;残基−C(=O)−(
    CH−R_4)−N(R_5、R_6)が遺伝コード化
    アミノ酸のアシル残基、またはα−アミノブチリル、フ
    ェニルグリシル、4−ヒドロキシフェニルグリシル、シ
    トルリル、オルニチル、3−ヒドロキシプロリル、ピロ
    リジン−5−オン−2−カルボニル、またはこのような
    アシル残基のN−低級アルキル誘導体である式( I )
    の特許請求の範囲第1項記載の化合物、及びR_1が1
    −ヒドロキシエチルであること及び/またはメチン−炭
    素原子−CH(R_4)(NR_5R_6)にキラル中
    心を有することを条件として、式( I )の化合物の光
    学異性体、このような光学異性体の混合物、及び造塩基
    を含む前記式( I )の化合物の塩。 6、R_1がヒドロキシメチルまたは1−ヒドロキシエ
    チル、R_2がカルボキシル、R_3、R_5及びR_
    6が水素、R_4が水素、メチル、ヒドロキシルメチル
    またはイミダゾール−4−イル−メチルである式( I
    )の特許請求の範囲第1項記載の化合物、及びR_1が
    1−ヒドロキシエチルであること及び/またはR_4が
    水素以外のものであることを条件として式( I )の化
    合物の光学異性体、これらの光学異性体の混合物、及び
    造塩基を含む前記式( I )の化合物の塩。 7、特許請求の範囲第1項記載の式( I )で表わされ
    る化合物の製薬上許容できる塩。 8、特許請求の範囲第1項記載の式( I )で表わされ
    る化合物の、生理的条件下で分離可能なエステル。 9、R_1が(1R)−1−ヒドロキシエチル、R_2
    、R_3、R_4、R_5及びR_6が特許請求の範囲
    第1項において示した意味を有する式( I )の特許請
    求の範囲第1項記載の化合物、及び前記式( I )の化
    合物の塩。 10、特許請求の範囲第1項に記載の(5R,6S)−
    2−グリシルアミノメチル−6−ヒドロキシメチル−2
    −ペネム−3−カルボン酸、その製薬上許容できる塩及
    び生理的条件下に分離可能なエステル。 11、特許請求の範囲第1項に記載の(5R,6S)−
    2−〔(2S)−アラニルアミノメチル〕−6−ヒドロ
    キシメチル−2−ペネム−3−カルボン酸、その製薬上
    許容できる塩、及び生理的条件下で分離可能なエステル
    。 12、特許請求の範囲第1項に記載の(5R,6S)−
    2−〔(2S)−セリルアミノメチル〕−6−ヒドロキ
    シメチル−2−ペネム−3−カルボン酸、その製薬上許
    容できる塩及び生理的条件下で分離可能なエステル。 13、特許請求の範囲第1項に記載の(5R,6S)−
    2−グリシルアミノメチル−6−〔(1R)−1−ヒド
    ロキシエチル〕−2−ペネム−3−カルボン酸、その製
    薬上許容できる塩及び生理的条件下で分離可能なエステ
    ル。 14、特許請求の範囲第1項に記載の(5R,6S)−
    2−〔(2S)−アラニルアミノメチル〕−6−〔(1
    R)−1−ヒドロキシエチル〕−2−ペネム−3−カル
    ボン酸、その製薬上許容できる塩及び生理的条件下で分
    離可能なエステル。 15、特許請求の範囲第1項に記載の(5R,6S)−
    2−〔(2S)−チロシルアミノメチル〕−6−〔(1
    R)−1−ヒドロキシエチル〕−2−ペネム−3−カル
    ボン酸、その製薬上許容できる塩及び生理的条件下で分
    離可能なエステル。 16、特許請求の範囲第1項に記載の(5R,6S)−
    2−〔(2S)−スレオニルアミノメチル〕−6−〔(
    1R)−1−ヒドロキシエチル〕−2−ペネム−3−カ
    ルボン酸、その製薬上許容できる塩及び生理的条件下で
    分離可能なエステル。 17、特許請求の範囲第1項に記載の(5R,6S)−
    2−〔(2S)−セリルアミノメチル〕−6−〔(1R
    )−1−ヒドロキシエチル〕−2−ペネム−3−カルボ
    ン酸、その製薬上許容できる塩及び生理的条件下で分離
    可能なエステル。 18、特許請求の範囲第1項に記載の(5R,6S)−
    2−〔(2R)−セリルアミノメチル〕−6−〔(1R
    )−1−ヒドロキシエチル〕−2−ペネム−3−カルボ
    ン酸、その製薬上許容できる塩及び生理的条件下で分離
    可能なエステル。 19、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1はヒドロキシまたは保護されたヒドロキ
    シで置換された低級アルキル、R_2はカルボキシルま
    たは官能的に変性されたカルボキシル、R_3は水素ま
    たは低級アルキル、R_4は水素、または炭素原子を介
    して結合した有機残基、R_5は水素または低級アルキ
    ル、またはR_4と共に場合によってはヒドロキシまた
    はオキソで置換された低級アルキレン、R_6は水素、
    低級アルキルまたはアシルである)の化合物、式( I
    )の化合物の製薬上許容できる塩及び生理条件下で分離
    可能なエステルを含有する医薬製剤。 20、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1はヒドロキシまたは保護されたヒドロキ
    シで置換された低級アルキル、R_2はカルボキシルま
    たは官能的に変性されたカルボキシル、R_3は水素ま
    たは低級アルキル、R_4は水素、または炭素原子を介
    して結合した有機残基、R_5は水素または低級アルキ
    ル、またはR_4と共に場合によってはヒドロキシまた
    はオキソで置換された低級アルキレン、R_6は水素、
    低級アルキルまたはアシルである)の化合物、式( I
    )の化合物の光学異性体、これら光学異性体の混合物、
    及び造塩基を含む式( I )の化合物の塩を製造するに
    あたり、 (a)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、R_1及びR_2は式( I )で与えた意味を
    もち、Qは式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R_3、R_4、R_5及びR_6は前記と同
    じ意味である) の基に変えることのできる基である〕 の化合物において基Qを式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) の基に変えるか、 (b)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) 〔式中、R_1、R_3、R_4、R_5及びR_6は
    式( I )で与えた意味をもち、R_2′は保護された
    カルボキシル基であり、Zは酸素または硫黄であり、そ
    してX^■は三置換ホスホニオ基または二エステル化ホ
    スホノ基と陽イオンとを示す〕 のイリド化合物を閉環するか、 (c)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 〔式中、R_1、R_3、R_4、R_5及びR_6は
    式( I )で与えた意味をもち、Zは酸素または硫黄で
    あり、R_2′は保護されたカルボキシル基である〕 の化合物を三価燐の有機化合物で処理するか、または (d)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) 〔式中、R_1、R_3、R_4、R_5及びR_6は
    式( I )で与えた意味をもち、R_2′は保護された
    カルボキシル基であり、Xは基−S−または基−SO_
    2−である〕の化合物において基Xを脱離し、 そして所望または必要により、得られた式( I )の化
    合物において保護された官能基を遊離官能基に変え、及
    び/または、所望により、得られた式( I )の化合物
    において遊離カルボキシル基R_2を生理的条件下で分
    離可能なエステル化カルボキシル基に変え、及び/また
    は、所望により得られた式( I )の化合物において残
    基R_3及び/またはR_4及び/またはR_5及び/
    またはR_6を他の残基R_3及び/またはR_4及び
    /またはR_5及び/またはR_6に変え、及び/また
    は、所望により得られた造塩基を含む化合物を塩にまた
    は得られた塩を遊離化合物もしくは他の塩に変え、及び
    /または、所望により得られた式( I )の異性体化合
    物の混合物を個々の異性体に分離することを特徴とする
    、前記式( I )の化合物、式( I )の化合物の光学異
    性体、これら光学異性体の混合物、及び造塩基を含む前
    記式( I )の化合物の塩の製法。
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