JPS61254338A - 複合板の製造方法 - Google Patents

複合板の製造方法

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JPS61254338A
JPS61254338A JP60097278A JP9727885A JPS61254338A JP S61254338 A JPS61254338 A JP S61254338A JP 60097278 A JP60097278 A JP 60097278A JP 9727885 A JP9727885 A JP 9727885A JP S61254338 A JPS61254338 A JP S61254338A
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奥山 専一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフェノールフオームの弱点である脆性、強度と
接着不良を繊維成形体を利用することによって改善した
芯材を表、裏面材でサンドイッチしたフェノールフオー
ムを連続して製造する複合板の方法に関するものである
〔従来の技術〕
一般に、フェノールフオーム(以下、単にフオームとい
う)は防火性にすぐれた発泡体である。
しかしながら、フオーム自体は脆性があり、強度が弱く
、その上、フオーム形成時に他部材との接着が反応時に
縮合水が生ずる関係で大きく阻害される欠点があった。
さらに、フオームは高熱に曝されるとクランクが入り、
形状が破壊する等の欠点もあった。これを改善する方法
としてはネット状のシート複数枚をフオーム間に介在さ
せること、あるいは長、短繊維をフィラーとして混在さ
せたフオームである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この種方法によって形成した発泡体はフ
ェノールフオームでなく、ポリウレタンフオーム、ポリ
イソシアヌレートフオームなどであり、これらはフェノ
ールフオームの性状、反応系、物性が全く異なるもので
、フオーム原料とフィラーの均一混合が装置的に困難で
不均一混在発泡体となり、本来の防火性が発揮できず大
きくクラックが入ったり形状が大きく変形して破壊した
りし、かつ、フオーム原料を有効に発泡させることがで
きず、コストアップとなり、しかも他部材との接着性も
改善できないものであった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこのような問題点を解決するために、所要厚さ
に近い形状の繊維成形体を補強材兼接着性改善材として
用い、これにフオーム原料を未発泡状態で吐出し、これ
らを表、裏面材でサンドイッチし、それをフオーム原料
が繊維成形体の空隙にほぼ含浸された状態まで圧縮後、
徐々に圧縮を解除してフオーム原料の発泡速度に応じて
繊維成形体を復元させると共に、表、裏面材との接着性
は繊維によってフオーム原料反応発泡時の縮合水の一部
を吸水して強化され、がっ、繊維成形体の空隙にフオー
ムを充填一体化し、短時間に硬化、養生して脆性を改善
し、さらに機械強度、耐クランク性のある防火性を有す
る複合板を連続して製造する複合板の製造方法を提供す
るものである。
〔実施例〕
以下に、図面を用いて本発明に係る複合板の製造方法の
一実施例について詳細に説明する。
本発明において繊維成形体とは、不燃性繊維を厚さ5〜
50鶴、密度4〜10kg/+y?位とした長方形、あ
るいは帯状に形成したものであり、不燃性繊維とはガラ
ス繊維、ロックウールを嵩高の連通組織状に、短繊維、
あるいは長繊維を単体、もしくはバインダーを介して形
成したものである。なお、厚さ、密度を前記のように設
定したのは下記する原料の含浸の可能性と有効発泡を補
強材としての必要度から選択したものである。また、フ
オームとはフェノールフオームで、レゾール型、あるい
はベンジリックエーテル型のいずれか1種からなるもの
であり、液状で吐出後に反応−発泡−硬化しうるもので
ある。さらに、本発明において表、裏面材とはクラフト
紙、アスベスト紙、石こう紙、ガラス繊維不織布、金属
箔(八Il 、Pbs Cus Fe)、金属薄板(A
 l −、Pbs Fes Cu)の1種以上からなる
ものである。
次に本発明の実施に供する装置について説明すると、第
1図はその構成略図であり、1はアンコイラ、2はピン
チローラ、3は搬送部、4はフオーム原料吐出部、5は
リール、工はニップロール、7は押圧ローラ、1はキュ
アオープン、21はサイドカッタ、22は走行カッタで
ある。さらに説明すると、アンコイラ1は表面材Aを装
着するものであり、搬送部3は原動軸3aと従動輪3b
とバックアップローラ3cとからなり、繊維成形体Bを
定速度で送給するためのものである。また、フオーム原
料吐出部4はフェノール樹脂、発泡剤、硬化剤からなる
フオーム原料Cを一挙に混合し、ノズルから扇伏パター
ンでフィルムのような厚さで吐出するものである。ニッ
プロールエは上ローラ6aと下ローラ6bとからなり、
表面材Aと裏面材り間に繊維成形体Bとフオーム原料C
とをサンドイッチした状態で、かつ、フオーム原料Cが
繊維成形体Bの空隙に含浸するように圧縮すると共に、
送給するものである。好ましくはニップロールエの外表
面を平坦面より凹凸に形成し、くい込みをよくするのに
役立つものである。また、押圧ローラ7はフオーム原料
Cの反応、発泡に対応して傾斜状に配列し、繊維成形体
Bの復元とフオーム原料Cの発泡とをマツチするように
し、フオーム内にストリーク等が発生しないように、か
つ、均質発泡組織となるように機能するものである。前
記キュアオープン主は上、下の型材となるスチールベル
ト9.10と、原動軸11.12と、従動輪13.14
と、バックアップローラ15.16と、ヒータ17.1
8と、カバー19と型20とからなり、フオーム原料C
を型20内で所定形状に成形すると共に、硬化、キュア
して連続した複合帯としてその出口8aから送出するも
のである。なお、キュア温度は80〜110℃位であり
、型入口8bから出口8aまで約1〜5分間の短時間で
送出するためのものである。
次に本発明に係る複合板の製造方法について説明する。
まず、表面材Aをアンコイラ1からピンチローラ2を介
して搬送部3に送給する。そして、表面材Aが搬送部3
に到達した際に、厚さ2511m、密度7.7kg/n
?で幅300鶴、長さ1800flの繊維成形体Bを第
2図(alに示すように連結し、次工程に送給する。上
記成形体Bがフオーム原料吐出部4の直下に到達すると
、第3図に示すようにノズルから未発泡のフオーム原料
Cが吐出され、第2図(b)に示すように繊維成形体B
の表面に未発泡のフオーム原料Cが積層される。その直
ぐ後に、裏面材りがフオーム原料C上に案内、積層され
ると共に、第2図(C)に示すようにニップロールエで
全構成材を圧縮する。この際のギャップΔGは1〜3龍
程度である。なお、ギャップΔGはフオーム原料Cの吐
出量によって異なるものであり、好ましくは繊維成形体
の全空隙を充填するに必要な量である。次に、そのサン
ドイッチ構造体は押圧ローラ7に送給され、押圧ローラ
では第2図(d)に示すようにフオーム原料Cの発泡に
対応して規制する。
その後にキュアオープン主に送給する。キュアオープン
主は第4図に示すような複合板Eの厚さHに対応する間
隔で配した上、下型材9.10で、かつ、型温か90℃
に加温されているため、反応、発泡、硬化が早く、養生
もほぼ完了してその出口8aから連続帯として送出され
る。なお、型20における横断面は第2図(e)に示す
。これをサイドカッタ21で両側縁を切断し、次に走行
カッタ22で定尺に切断し、複合板Eとするものである
。このように製造した複合板Eは密度が43.1kg、
圧縮強度が0.67kg / ca!であった。また、
表、裏面材A、DとフオームC′との接着性は90°、
ピーリング試験で1.53kgf /10cmであり、
準不燃試験(J I 5−A−1321)のボックス試
験に合格し、かつ、有害な亀裂も認められなかった。な
お、比較例としては長さ5Dのガラス繊維を実施例と同
重量だけフオーム原料Cとミキサーで混合し、型材に吐
出し、実施例と同じ厚さ、密度に形成した複合板を製造
した。その結果は、圧縮強度が平均して0.56であっ
て多数のサンプルでのバラツキが多かった。また、接着
性は0.6 (kgf /10cm)であり、準不燃試
験は総発熱量が52000KJで、燃焼中に爆裂して防
火上の有害な燃焼を呈したため、不合格となった。しか
も本発明では生産速度が15〜20m/minであるの
に対し、比較例では9〜l1m/minが限度であった
以上説明したのは本発明に係る複合板の一実施例にすぎ
ず、第1図において2点鎖線で示す位置に吸水樹脂粉末
を散布し、フオーム原料Cが反応する際に生ずる縮合水
を吸水し、接着性を向上したり、1点鎖線で示す位置に
界面活性剤を塗布し、よりフオーム原料Cの繊維成形体
Bへの浸透をよくすることもできる。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係る複合板の製造方法によれば
、■フオーム原料を繊維成形体の空隙に充填できると共
に、均質な発泡組織の中に繊維を補強材として存在させ
ることができるため、防火性、強度にすぐれ、フオーム
の脆性も改善できる。
■フオームと表、裏面材の接着性が繊維成形体の繊維に
よる吸水機能によって大きく向上する。0表、裏面材間
に繊維成形体入りフオームの芯材を介在した複合板を連
続して高速で生産できる。等の特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る複合板の製造方法の実施に供する
装置を示す説明図、第2図(a)〜(Q)は本発明に係
る製造工程を示す説明図、第3図はフェノールフオーム
原料の吐出状況を示す斜視図、第4図は本発明に係る複
合板の製造方法により製造した複合板を示す斜視図であ
る。 1・・・アンコイラ、 3・・・搬送部、 4・・・フェノールフオーム原料吐出部、工・・・ニッ
プロール、 8・−・キュアオープン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)不燃性繊維を厚さ5〜50mm、密度4〜10k
    g/m^3のマット状に形成した切板、もしくはコイル
    状の繊維成形体を表面材の裏面に積層し、該繊維成形体
    の上にフェノールフォーム原料を未発泡状態で吐出し、
    その上に不織布からなるシート状の裏面材を載せた後、
    直ちに表、裏面材間に前記原料と繊維成形体をサンドイ
    ッチし、これをニップロールでフォーム原料を繊維成形
    体のほぼ全空隙を充填するように圧縮し、次にフェノー
    ルフォーム原料の発泡パターンにほぼ対応して押圧ロー
    ラを複数個配設し、これを80〜110℃に加温された
    型材も兼ねるキュアオープンに送給して前記原料の反応
    、発泡を完了させ、かつ、硬化養生したことを特徴とす
    る複合板の製造方法。
JP60097278A 1985-05-07 1985-05-07 複合板の製造方法 Granted JPS61254338A (ja)

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JPS63172616A (ja) * 1987-01-12 1988-07-16 Kubota Ltd 積層発泡板の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63172616A (ja) * 1987-01-12 1988-07-16 Kubota Ltd 積層発泡板の製造方法
JPH074821B2 (ja) * 1987-01-12 1995-01-25 株式会社クボタ 積層発泡板の製造方法

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