JPS61253902A - Frpレド−ム - Google Patents
Frpレド−ムInfo
- Publication number
- JPS61253902A JPS61253902A JP9483485A JP9483485A JPS61253902A JP S61253902 A JPS61253902 A JP S61253902A JP 9483485 A JP9483485 A JP 9483485A JP 9483485 A JP9483485 A JP 9483485A JP S61253902 A JPS61253902 A JP S61253902A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radome
- frp
- seramic
- dielectric constant
- low dielectric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はFRrレドームのセラミックコーティングに
関するものである。
関するものである。
第3図は航空機の斜視図、第4図は従来のFRPレドー
ムの一部を切欠いた斜視図、第5図はその一部の断面図
である1図において、(1)はジェット機等の航空機、
(2)はその先端部に設けられたレドームである。レド
ーム(2)の本体は一般に強度と軽量化の目的からサン
ドイッチ構造が多く採用されている。(3)はそのスキ
ン材で、FRPからなり、樹脂含浸したアラミツド繊維
からなるハニカムコア(4)を両側からはさむように設
けられている。スキン材(3)とハニカムコア(4)は
図示しない接着剤で強固に接着されている。(5)はレ
ドーム(2)の本体の外面にコーティングされたウレタ
ンコーティング層で、スキン材(3)の外面を荒らし直
接塗布されている。
ムの一部を切欠いた斜視図、第5図はその一部の断面図
である1図において、(1)はジェット機等の航空機、
(2)はその先端部に設けられたレドームである。レド
ーム(2)の本体は一般に強度と軽量化の目的からサン
ドイッチ構造が多く採用されている。(3)はそのスキ
ン材で、FRPからなり、樹脂含浸したアラミツド繊維
からなるハニカムコア(4)を両側からはさむように設
けられている。スキン材(3)とハニカムコア(4)は
図示しない接着剤で強固に接着されている。(5)はレ
ドーム(2)の本体の外面にコーティングされたウレタ
ンコーティング層で、スキン材(3)の外面を荒らし直
接塗布されている。
上記の構成において、航空機(1)は飛行する際。
レドーム(2)の内部に設けられたレーダアンテナ(図
示せず)により、航空機(1)の前方の雷雲等の障害を
察知すると、飛行コースを変えるなどして安全な航行を
行うようになっている。その際、レドーム(2)は、ア
ンテナの電波損失を最小限に抑さえて透過させる必要が
あり、一般にFRPが用いられている。しかしFRPは
過酷な飛行条件に対する耐久性が乏しく、それを補うた
めにウレタン塗料が塗布され、過酷な環境に耐えるよう
に配慮されている。
示せず)により、航空機(1)の前方の雷雲等の障害を
察知すると、飛行コースを変えるなどして安全な航行を
行うようになっている。その際、レドーム(2)は、ア
ンテナの電波損失を最小限に抑さえて透過させる必要が
あり、一般にFRPが用いられている。しかしFRPは
過酷な飛行条件に対する耐久性が乏しく、それを補うた
めにウレタン塗料が塗布され、過酷な環境に耐えるよう
に配慮されている。
しかるに従来のFRPレドームは以上のように塗料とし
てウレタン樹脂を用いているため、航空機の離着陸の際
の砂塵により、または高速で雨中の飛行をする際に塗装
が損耗する。また材料が高分子材料であることから長期
間の使用により劣化し、使用に耐えなくなる場合は再塗
装をしなければならず、再塗装費用がかかるとともに、
その際は航空機の運行を止めなければならないなどの問
題点があった。
てウレタン樹脂を用いているため、航空機の離着陸の際
の砂塵により、または高速で雨中の飛行をする際に塗装
が損耗する。また材料が高分子材料であることから長期
間の使用により劣化し、使用に耐えなくなる場合は再塗
装をしなければならず、再塗装費用がかかるとともに、
その際は航空機の運行を止めなければならないなどの問
題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、極めて耐久性の高い塗膜を有するFRPレド
ームを安価に提供しようとするものである。
たもので、極めて耐久性の高い塗膜を有するFRPレド
ームを安価に提供しようとするものである。
この発明はFRPからなるレドーム本体の外表面に低誘
電率のセラミックコーティング層を設けたFRPレドー
ムである。
電率のセラミックコーティング層を設けたFRPレドー
ムである。
この発明のFRPレドームは従来のものと同様に使用さ
れ、レドーム外表面のセラミックコーティング層は、極
めて高い耐摩耗性と耐候性を有するので、再塗装が不要
で、高い耐久性を有するレドームを得ることができる。
れ、レドーム外表面のセラミックコーティング層は、極
めて高い耐摩耗性と耐候性を有するので、再塗装が不要
で、高い耐久性を有するレドームを得ることができる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図はこの発明の一実施例によるFRPレドームの一
部を切欠いた斜視図、第2図はその一部の断面図である
0図において、レドーム(2)の本体は従来と同様のF
RPからなるスキン材(3)により、樹脂含浸したアラ
ミツド繊維からなるハニカムコア(4)をはさんだ構造
となっている。(6)はレドーム(2)の本体の外表面
にコーティングされた誘電率の低いセラミックコーティ
ング層で、実施例ではセラミックとしてシリカ(Sin
、)が使用されている。
部を切欠いた斜視図、第2図はその一部の断面図である
0図において、レドーム(2)の本体は従来と同様のF
RPからなるスキン材(3)により、樹脂含浸したアラ
ミツド繊維からなるハニカムコア(4)をはさんだ構造
となっている。(6)はレドーム(2)の本体の外表面
にコーティングされた誘電率の低いセラミックコーティ
ング層で、実施例ではセラミックとしてシリカ(Sin
、)が使用されている。
上記のように構成されたFRPレドームは従来のものと
同様に使用される。セラミックコーティング層(6)に
シリカ(Sins)を用いると、第1表に示すように、
従来のウレタンコーティング層(5)の材料より誘電率
が大幅に低いため、従来よりはるかに鮮明な画像が得ら
れ、レーダーによる障害の正確な探査が可能となる。ま
たセラミック材料はウレタン材料より硬く、耐摩耗性に
優れているので、航空機の離着陸の際の砂塵による損耗
、または高速で雨中を飛行する際の損耗に耐え、かつ材
料が無機材料であることから、長期間の屋外使用に際し
ても劣化しないので、従来のような定期的な補修を必要
としない。さらにシリカ(SiO□)は従来のウレタン
塗料に比べ、天然材料であることからはるかに安価であ
る。
同様に使用される。セラミックコーティング層(6)に
シリカ(Sins)を用いると、第1表に示すように、
従来のウレタンコーティング層(5)の材料より誘電率
が大幅に低いため、従来よりはるかに鮮明な画像が得ら
れ、レーダーによる障害の正確な探査が可能となる。ま
たセラミック材料はウレタン材料より硬く、耐摩耗性に
優れているので、航空機の離着陸の際の砂塵による損耗
、または高速で雨中を飛行する際の損耗に耐え、かつ材
料が無機材料であることから、長期間の屋外使用に際し
ても劣化しないので、従来のような定期的な補修を必要
としない。さらにシリカ(SiO□)は従来のウレタン
塗料に比べ、天然材料であることからはるかに安価であ
る。
第1表
上記実施例では、セラミックコーティング材料としてシ
リカ(SiO□)を用いたが、゛電気的な性能を若干犠
牲にしてよい場合はアルミナ(AM、 03)をコーテ
ィングしてもよい、また他のセラミック材料またはそれ
らと混合して使用してもよい。
リカ(SiO□)を用いたが、゛電気的な性能を若干犠
牲にしてよい場合はアルミナ(AM、 03)をコーテ
ィングしてもよい、また他のセラミック材料またはそれ
らと混合して使用してもよい。
以上のように、この発明によれば、コーティング材料と
してセラミックを用いたので、電気的性能が優れるとと
もに耐摩耗性にも優れ、かつ劣化による補修の必要のな
いFRPレドームを安価に製造することができる。
してセラミックを用いたので、電気的性能が優れるとと
もに耐摩耗性にも優れ、かつ劣化による補修の必要のな
いFRPレドームを安価に製造することができる。
第1図はこの発明の一実施例によるFRPレドームの一
部を切欠いた斜視図、第2図はその一部の断面図、第3
図は航空機の斜視図、第4図は従来のFRPレドームの
一部を切欠いた斜視図、第5図はその一部の断面図であ
る。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、(2)
はレドーム、(3)はスキン材、(4)はハニカムコア
、(6)はセラミックコーティング層である。
部を切欠いた斜視図、第2図はその一部の断面図、第3
図は航空機の斜視図、第4図は従来のFRPレドームの
一部を切欠いた斜視図、第5図はその一部の断面図であ
る。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、(2)
はレドーム、(3)はスキン材、(4)はハニカムコア
、(6)はセラミックコーティング層である。
Claims (2)
- (1)FRPからなるレドーム本体の外表面に低誘電率
のセラミックコーティング層を設けたことを特徴とする
FRPレドーム。 - (2)セラミックがシリカまたはアルミナであることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載のFRPレドーム
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9483485A JPS61253902A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | Frpレド−ム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9483485A JPS61253902A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | Frpレド−ム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61253902A true JPS61253902A (ja) | 1986-11-11 |
JPH0362321B2 JPH0362321B2 (ja) | 1991-09-25 |
Family
ID=14121070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9483485A Granted JPS61253902A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | Frpレド−ム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61253902A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01119103A (ja) * | 1987-10-31 | 1989-05-11 | Nec Corp | 電波透過性帯電防止膜 |
JPH01319306A (ja) * | 1988-06-21 | 1989-12-25 | Mitsubishi Electric Corp | 繊維強化プラスチック製レーダードーム |
JPH0284330A (ja) * | 1988-09-20 | 1990-03-26 | Shima Boeki Kk | セラミックスコーティング繊維強化プラスチックス及びその製造法 |
JPH03119807A (ja) * | 1989-09-26 | 1991-05-22 | Hughes Aircraft Co | 広い入射角度のためのラドームおよびレンズ用2層整合誘電体 |
JP2005055329A (ja) * | 2003-08-06 | 2005-03-03 | Toyota Motor Corp | レーダ装置のビーム経路内にある成形品及びその製造方法 |
-
1985
- 1985-05-02 JP JP9483485A patent/JPS61253902A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01119103A (ja) * | 1987-10-31 | 1989-05-11 | Nec Corp | 電波透過性帯電防止膜 |
JPH01319306A (ja) * | 1988-06-21 | 1989-12-25 | Mitsubishi Electric Corp | 繊維強化プラスチック製レーダードーム |
JPH0284330A (ja) * | 1988-09-20 | 1990-03-26 | Shima Boeki Kk | セラミックスコーティング繊維強化プラスチックス及びその製造法 |
JPH03119807A (ja) * | 1989-09-26 | 1991-05-22 | Hughes Aircraft Co | 広い入射角度のためのラドームおよびレンズ用2層整合誘電体 |
JP2005055329A (ja) * | 2003-08-06 | 2005-03-03 | Toyota Motor Corp | レーダ装置のビーム経路内にある成形品及びその製造方法 |
US7824782B2 (en) | 2003-08-06 | 2010-11-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Molded article located in the beam path of radar device, and method of manufacturing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0362321B2 (ja) | 1991-09-25 |
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