JPS61252388A - リフアイナ用叩解刃素子の製造方法 - Google Patents

リフアイナ用叩解刃素子の製造方法

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JPS61252388A
JPS61252388A JP9338185A JP9338185A JPS61252388A JP S61252388 A JPS61252388 A JP S61252388A JP 9338185 A JP9338185 A JP 9338185A JP 9338185 A JP9338185 A JP 9338185A JP S61252388 A JPS61252388 A JP S61252388A
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JP
Japan
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blade
fan
shaped
refiner
blade element
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JP9338185A
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English (en)
Inventor
藤田 得生
福留 博美
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は製紙機におけるダブルディスクリファイナ用デ
ィスク又はシングルディスクリファイナ用ディスクに適
用されるリファイナ用叩解刃素子の製造方法に関するも
のである。
(従来の技術) 第15図乃至第17図は従来のリファイナの構造及び叩
解刃素子の一部を示している。
リファイナは製紙用原料(紙料)を叩解し、所要の紙品
質を得る為に使われ、従来は第15図及び第16図に示
すような円板状をした2枚の回転刃素子と2枚の固定刃
素子を持つディスク形すファイナが多用されている。回
転円板5の表裏両面に固設された夫々の回転刃素子l、
3と本体21及び移動蓋22に固設された夫々の固定刃
素子2.4は各対向して配置され、各々は第3図に示す
形状をもち、複数個の刃7と溝8で構成されている。
回転刃素子!、3はその中心近くに複数個の穴10を持
った回転円板50両側面に複数個のボルト9で取付けら
れ、モータにより回転可能とされ、且つ軸方向に移動可
能である。固定刃素子2.4もボルト9によって本体2
1、移動蓋22に取付けられている。両刃素子の隙間は
加圧装置6により移動蓋22を移動させることによって
行われる。
紙料は入口11(又は1la)より流入し、両刃素子の
隙間で機械的圧力(叩解)を受けた後、出口12から出
て行く。
以上の装置に於て、刃素子は第16図及び第17図に示
すように刃と溝が交互に平行に並んだ10〜20個の扇
形区画13より構成され、各区画の刃7と溝8は半径方
向に対し、処理流量の大小により所定の角度θだけ傾い
て形成されている。θの大きさ及びその向きは、各刃素
子1.2.3.4によって全て異る場合が多い。また、
刃幅及び溝幅も紙料の種類によって変わるものである。
更に、刃素子の直径も処理量によって様々に変更される
。従って、数多くの形状をもつ刃素子が必要であった。
一般に、これらの刃及び溝は、円板素材に機械的な溝加
工を施すか、又は金型によって鋳造・成形するのが普通
である。
このうち、機械的な溝加工による場合は、種々の刃素子
形状に対応できる利点があるものの、加工溝の本数が多
く、しかも長さの異る溝があるため、同時に数多くを加
工できず、その加工に極めて多くの時間を要し、製作費
用が大きくなる欠点があった。
また、前記鋳造・成形による場合には、金型を使用する
ため、数多く使用される特定の刃素子形状のものは1個
当り少ない製作費で製造できるが、種々の紙品質に対応
できる刃素子が必要とされる場合、角度θ、刃幅、溝幅
、直径が変わる毎にその金型な作る必要があり、小ロッ
トでは製作費が大きくなって不経済であり、即座にはそ
の要求に応じられない欠点があった。また、刃幅、溝幅
には下限があり、余り狭いものは製作が不可能であった
(発明が解決しようとする問題点) このように、従来のリファイナ用の叩解刃素子は1枚の
円板に刃と溝が形成されており、この刃と溝の形状ある
いは叩解刃素子の径は紙料の種類によって様々なものが
要求されることから、その製作が煩雑で、かつ単価を高
くせざるを得ないという問題点を有するものであった。
本発明は、これらの問題点を解決して、叩解刃素子の製
作費を低減化し、且つその製造が容易で多様な要求に即
座に対応しうるものを得るために開発されたものである
(問題点を解決するための手段) このため、本発明は刃と溝が交互に並んで構成された母
材より回転円板の半径方向と所望の角度をもって形成さ
れた扇形又は台形片を型取り加工し、複数個の扇形又は
台形片を環状に並設一体化して円形又は多角形状のリフ
ァイナ用叩解刃素子を作製することを構成として、これ
を上記問題点の解決手段とするものである。
(作 用) 所望の形状の刃及び溝が形成された母材から、相対する
2辺が叩解刃素子の半径方向と所望の角度をもつ略扇形
又は台形に型取りして加工し刃片を得、得られた各刃片
から紙料の種類に応じた刃片を選び出して、これらを互
に並設固着して環状又は多角形状の叩解用素子を得る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
第1図、第2図及び第4図は、本発明の実施例のうち典
型例を示し、第1図は刃素子の部分拡大斜視図、第2図
は同月素子の全体平面図、第4図はリクイナの刃部断面
図である。
図中、1a及び3aは回転刃素子で回転フランジ5にボ
ルト9等によって固設されている。同じく、2a及び4
aは固定刃素子を示し、第15図に示した従来のものと
同様にリファイナ本体21及び移動蓋22にボルト9等
によって固設され、前記回転刃素子1m、3bと夫々対
応して配設される。
ところで、この回転及び固定の両刃素1a〜4aはドー
ナツ状の円板からなるものであるが、従来のものが前述
のとおり、これらを夫々1枚から構成されていたが本実
施例の場合には、第1図及び第2図に示す如く、複数枚
の扇形状の刃片(以下、扇形片という。)をもって1枚
の刃素子を形成するものである。
扇形片18mは、その形状が略扇形をなしており、円弧
部分以外の辺15は円板状の刃素子1a〜4息に組み合
わせたとき、その円板の中心と前記辺15とが所望の角
度θをなすように形成されるものである。更に、前記扇
形片の刃7゛と溝8は交互に平行して形成され、これら
の刃7及び溝8の形状も紙料の種類、叩解条件等により
所望の形状(巾、深さ、溝形状等)に形成されるもので
ある。たとえば、第1図に示す実施例では溝8の断面形
状を矩形としているが、第9図の如く溝8aを斜めに形
成しても良い。そして、これらの扇形片18&をもって
円板状の刃素子を形成するには、内周部に位置決め部を
空設したドーナツ状の円形座20上に扇形片18色の各
辺15の側面同志を隣接配列して、これらの扇形片tg
aをポル)9b等によって固着させる。
この例では、円形座20を一枚の円板で構成したが、第
3図に示す如く、回転刃のための円形座201Lを扇形
片18aが複数枚配設できる扇形片と同様に扇形状に形
成することもできる。なお、図中93はリファイナの回
転軸のフランジ5、本体1及び移動蓋22に前記円形座
20を固設するためのボルト孔であり、10は前記フラ
ンジ5の回転軸近傍に形成されている紙料等の流路とな
る穴である。
さて、これらの扇形片を製作するには、第5図に示す如
く、まず刃素子母材17mを準備する。
この刃素子母材17aは適当な大きさのもので従来から
使用されて−・る素材が使われ、その−面には図のよう
に刃7と溝8が所望の形状をもって交互に平行して形成
されている。各扇形片181はこの刃素子母材17&を
所望の寸法・形状をもって図中太線で示す部分を型取り
、加工して得るものである。これら母材17&及び扇形
片18の加工は従来一般的に行われている手段によれば
よく、そのうち、特に引き抜き加工、圧延加工等による
ことが好結果をもたらす。
このようにして製作された扇形片181は前述の如く、
円形座20.20a上に環状に隣接配設されて円板状の
刃素子が形成されることになる。
第6図及び第7図は第1乃至第3図で示した上記実施例
とは異なる例で、夫々回転刃用の扇形片及び固定刃用の
扇形片を示し、第6図ではボルト用孔9&を有しない回
転刃用の扇形片18&とボルト孔9aを有する回転刃用
の扇形片とを互に刃7が外側になるように平面部同志を
接着、ろう付は又は電子ビーム等による溶接等の固設手
段をもって一体化して環状の刃素子を形成している。こ
のとき、表裏扇形片18a、18a  1の配列は表裏
の各扇形片isa、18a−1が夫々円周方向にずらし
て配列している。また、第7図に示す固定刃用の扇形片
は外周側に刃7及び溝8が形成されない平面部を有し、
この平面部にボルト孔9aが穿設されており、その内周
側面部にはキー又はビンの嵌合溝19aが形成される。
これらの扇形片から構成される刃素子1b、2b、4b
をリファイナに取り付けるには、第8図に示すように回
転刃素子ibは従来のものより小径に形成された回転軸
のフランジ5aにボルト9をもって固設でき、また固定
刃素子2b、4bは夫々本体21及び移動蓋22にボル
ト9及びキー(又はビン)19をもって固設され−る。
第10図乃至第14図は、更に別の実施例を示し、刃素
子母材17の表裏両面に刃7と溝8を形成したもので、
上記実施例と同様にこの母材17から扇形片14を型取
り、加工を得る。第11図に示す扇形片14は溝8の断
面を矩形としているが、所望により、第10図に示す如
く溝8&を斜めに形成することも可能である。これらの
溝8.8mの形成は母材17に直接加工するものである
から任意の形状のものが得易いものである。さて、この
ように表裏両面に刃7と溝を形成した扇形片14から環
状の刃素子を製作するには、前述の実施例と同様にその
側面同志を環状に連接するわけであるが、その連接は各
扇形片14の外周面又は内周面に大径のリング63又小
径のリング16bを接着等の固設手段をもって行えばよ
く、第12図乃至第14図で示す例では、回転刃用扇形
片14aは内周部側にボルト用孔9aを穿設した平面部
を形成して、その外周面に大径のリング16&を固設し
、また固定刃用扇形片14bには外周側にボルト用孔9
aを穿設した平面部を形成して、その内周面に小径のリ
ング16bを固設一体化して各刃素子1a、  a、4
aを製作するものである。
そして、これらの各刃素子1m、   a、4aをリフ
ァイナに欧り付けるときは、第14図に示す如く、径を
小さく形成した回転軸のフランジ5aに前記回転刃素子
1&の平面部をボルト9によって固設し、本体21及び
移動蓋22には夫々前記固定刃素子2a、4aをその平
面部でポルト9をもって固設する。勿論、このとき本体
21及び移動蓋22の刃素子覗付は面には置方7を収容
できるだけの環状の凹部が形成される。
この実施例では扇形片をリングによって連接するように
しているが、その隣り合う側面15同志を接着等して一
体化することも可能である。
なお、以上の説明では扇形片が略扇形の場合を示したが
、これを略台形として形成することもできる。
(発明の効果) 以上、詳しく説明した如く本発明によると、扇形片は全
て平行に並んだ刃と溝で構成されているので処理流量に
より角度θを変える場合、母材から扇形素材を型取る時
に角θのみを変えることで対応できるものである。そし
て、この角度θの方向も自由に決められ、1つの母材で
、角度の異る刃素子を容易に製作することができる。ま
た、直径を変える必要が生じた場合には、たとえば母材
幅が狭いときは、母材を複数個並べて1つの扇形素材を
型取ることもでき、母材の大きさにかかわらず多寸法の
扇形素材の製作が可能となる。更に、刃と溝を持った1
つの母材をもって、角度θ、直径の異る数多くの刃素子
を製作できることから、従来のように刃と溝のための加
工の時間は不要となり、また金型(ダイス又はローラ型
)の種類も数多く必要としないので、種々の紙品質に即
座に対応することができる刃素子を低コストで製作でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第14図は本発明の実施例を示し、第1図は
刃素子の一部斜視図、第2図及び第3図は刃素子の平面
図、第4図はリファイナ叩解部の一部側断面図、第5図
は母材を示す斜視図、第6図は他の実施例を示す回転刃
素子の一部斜視図、第7図は同固定刃用扇形片の斜視図
、第8図は同月素子をリファイナに散り付けた状態を示
す一部側断面図、第9図及び第10図は他の溝断面をも
つ母材の一部断面図、第11図は両面に刃を形成した母
材の斜視図、第12図は同母材から製作した扇形片から
なる回転刃素子の一部斜視図、第13図は同固定刃素子
の一部斜視図、第14図は同月素子を取り付けたリファ
イナ叩解部の一部側断面図、第15図は従来のリファイ
ナの側断面図、第16図は第15図のA−A矢視断面図
、第17図は従来の刃素子の一部斜視図である。 図の主要部分の説明 7・・・刃  8・・・溝  18M・・・扇形片17
.17a・・・母材 第4図 第6図 篇7図 第14図 ■ 橡 1くて−。ユニ 回

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 刃と溝が交互に並んで構成された母材より回転円板の半
    径方向と所望の角度をもって形成された扇形又は台形片
    を型取り加工し、複数個の扇形又は台形片を環状に並設
    一体化して円形又は多角形状のリファイナ用叩解刃素子
    を作製することを特徴とするリファイナ用叩解素子の製
    造方法。
JP9338185A 1985-04-30 1985-04-30 リフアイナ用叩解刃素子の製造方法 Pending JPS61252388A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5249734A (en) * 1989-03-03 1993-10-05 Atlanta Import Export Corp. Rotor disc for a refiner and method of formation thereof
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